JPS61175086A - 像形成方法 - Google Patents

像形成方法

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JPS61175086A
JPS61175086A JP60017043A JP1704385A JPS61175086A JP S61175086 A JPS61175086 A JP S61175086A JP 60017043 A JP60017043 A JP 60017043A JP 1704385 A JP1704385 A JP 1704385A JP S61175086 A JPS61175086 A JP S61175086A
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JP
Japan
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film
image forming
light
image
organic compound
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Application number
JP60017043A
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English (en)
Inventor
Takashi Nakagiri
孝志 中桐
Yukio Nishimura
征生 西村
Kunihiro Sakai
酒井 邦裕
Yoshinori Tomita
佳紀 富田
Takeshi Eguchi
健 江口
Kenji Saito
謙治 斉藤
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPS61175086A publication Critical patent/JPS61175086A/ja
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/32Constructional details
    • G10H1/34Switch arrangements, e.g. keyboards or mechanical switches specially adapted for electrophonic musical instruments

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は相転移性有機化合物分子と機能性分子の化学変
化及び物理変化を利用して像形成を行う像形成方法に関
する。
〔従来の技術〕
波長入1の光により色が変化し、暗所、熱又は波長入2
の光により元に戻る機能性分子のことをフォトクロミッ
ク分子といい古くから知られている(例えば、繊維高分
子材料研究所研究報告No、141 1984−3) 
しかしながら、このように可逆的に色が変化する機能性
分子でありながら、従来、ごく一部の限られた範囲を除
いて、表示素子、記録素子や記憶素子等の光学素子に利
用されていないのは固体状態では光応答性が生じないか
又は不十分であるためであった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
そこで、本発明の目的は、かかる技術分野における従来
技術の解決しえなかった課題を解決することである。
つまり、本発明の目的は、コントラストの高い、簡易な
カラー表示装置、カラー記録装置、記憶装置等に利用す
る像形成素子の像形成方法を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的は以下の本発明により解決される。
すなわち本発明は、ある温度で柔軟な状態に相転移する
有機化合物分子と光照射により化学゛変化を起こす機能
性分子よりなる像形成層に対して、像信号に応じた熱信
号及び光信号を同時に付与することにより像形成を行う
ことを特徴とする像形成方法である。
〔作用〕
本発明でいう相転移とは、物質が熱によって不動の固体
状態から動的な状態に変わる場合をいう、従って、堅固
な状態から流動的、乃至は柔軟な状態、静的な状態から
動的な状態、結晶相から液晶相、固体から液体、ある種
の液晶相から別種の液晶相等に変化することは全て相転
移である。
機能性分子とは、像形成機能(表示機能、記録機能、記
憶機能)及び像変換以外の情報変換機能(演算機能)を
有する分子をいい、更に物質又はエネルギーの輸送機能
を有する分子を含む。さらに、光や電気エネルギーの付
与によって機能を発現する場合に限らず、熱、磁気、圧
力、物質等の付与による機能発現を含むものである。前
記発熱要素は、赤外線吸収層および/または発熱抵抗層
であることが好ましい。
次に、本発明に係る素子の基本的な駆動原理を説明する
ある種の機能性分子はエネルギーの付与により、液2体
乃至は流動体中では高速に化学変化するが、堅固な固体
中では化学変化しないか或いはその変化が極めて遅い。
相転移する有機化合物分子と混合膜を構成する機能性分
子は、前述の如き分子、即ち堅固な状態では化学変化し
ないか又は、しにくいために機能の発現をしないか又は
、しにくいが、柔軟な状態では化学変化しやすいため機
能を発現しうるような材料が選択される。
このように構成された前記混合膜を前記発熱要素を用い
て相転移温度以上に加温することにより前記有機化合物
を柔軟性に富む状態に維持させる。かかる状態の中に存
在する前記機能性分子は化学変化しやすい状態におかれ
るから、入力エネルギーの付与に対して高速に応答(機
能発現)する0以上に述べた構成によって本発明の目的
は達成されるものである。
要するに本発明は。
■ 液体の媒体では用途が限定され、不安定であるので
固体媒体が望まれること、 2、しかし、固体の媒体では機能が充分発現できないこ
と、 の2点を相転移性有機化合物を混合することによって解
決したものである。
更に、本発明に係る像形成素子の例を図面に従って説明
する。
第1図は本発明の像形成方法に使用する像形成素子の断
面図であり、第1図(A)は透過型の像形成素子を、ま
た第1図(B)は反射型の像形成素子をそれぞれ示して
いる。1は基板。
2は発熱要素、3は熱相転移性有機化合物と光によって
機能を発現する機能性分子との混合膜から構成される像
形成層、4は保護用基板である。第1図(A)の透過型
の像形成素子の作像原理は、次のとおりである。
作像のために、像形成層3の所望の位置、例安l→’/
1シ署へL−にり4rう°4まシLダ☆→e+−−泰h
ノミト↓シシ゛囁^を芒14ミ16を同時に付与する。
その結果、熱照射部位5の相転移性有機化合物が相転移
変化を起こし、また光信号6(赤外線、可視光線、紫外
線又はX線など)により像形成層3の構成成分である機
能性分子に後述の光化学変化を生ぜしめる。
かくして、この光化学変化をしたパターン乃至は情報(
光化学変化領域5)を素子の裏面側から照明光7を照ら
しつつ、直接・間接にとらえて表示乃至は読みとる。
第1図(B)の反射型の像形成素子においては、照明光
7を透過型とは逆に保護用基板4側から入射し、前記混
合膜3より基板l側に設けである反射膜11によって反
射せしめ、光化学変化領域5と光化学変化領域以外の領
域において反射される反射光8の強弱等をとらえて表示
乃至は読みとる0本発明の像形成素子の前記像形を層3
を構成する相転移性有機化合物としては、以下のものが
例示される。
(1)  不飽和高級脂肪酸 CH2=CH(CH2)8COOH CH2= CH(CH2)、5COOHCH,、= C
H(CH,)2oCOOHCH3(CH2)、7CC0
OH I CH2 CH3(CH2)8C=C−C=C(CH2)8COO
HCH3(CH2)3CH=CHCH=CHCH=CH
(CH2)7COOHCH3(CH2)、 CH=CH
(CH2)7COOHCH3(CH2)7CH=CHC
OOHCH3= CH(CH2)8COOH CH3(CH2)、C=C−C=C(CH2)8COO
HCH3(CH2)、、C=C−C=C(CH2)8C
OOHCH3(CH2)、3C=C−C=C(CH2)
8COOHCH3(CH2)、2COOH CH3(CH2)、4COOH CH3(CH2)、 6COOH CH3(CH,、)、8COOH CH3(CH2)18COOH (2)  長鎖ジアルキル塩 0長鎖ジアルキルアンモニウム塩 (mはlO〜30の整数) 0長鎖ジアルキルスルクオン酸塩 0長鎖ジアルキルリン酸塩 (3)リン脂質 レシチン グファリン スフィンゴミエリン プラスマロゲン (4)  シアニン色素 シアニン色素の具体例を以下に例示する。
(5)アノ′色素 (R2はC10,30のアルキル基である。)次に、光
応答する機能性分子としては、光によって色が変化する
化合物、すなわちフォトクロミック化合物があげられる
。そのようなものとしては、以下のものが例示される。
(6)スピロピラン及び類似体(イオン解fa)波長入
1の光によりイオン解離し、右側の構造に変化し、これ
が暗所で熱的に、又は別の波長λ2の光により左側の構
造に戻る。
(7)シス−トランス異性化 C=C,C=N、N=Nなどの不悠和二重結合の異性化
に基づ〈例 ―チ1インジゴ ・アゾベンゼン (8)水素移動を伴う互変異性化 ・ケト−エノール異性化 ・aci−ニトロ異性化 Ph2CM83N=CI−18 ゜/e%P、 (9)光閉環反応 ・シス−スチルベン 会フルギド (10)へテロ環を含む原子価異性化反応ニトロン−オ
キサシリンシン系 (11)  1−フェノキシアントラキノン類(12)
光二量化反応 (13)芳香族多環化合物への光二量化反応(14)光
レドックス反応 チアジン色素系 ビオロゲン 前記相転移性有機化合物分子と前記機能性分子を混合し
て混合膜を作成する方法としては、スピンナー回転塗布
法、ローラー塗布法、引」二げ塗布法、スパッタリング
法、プラズマ重合法。
二分子膜作製法、ラングミュアeプロジェット法(LB
法)′3がある。そのいずれを用いても本発明の目的は
達成されるが、とりわけLB法によれば、像形成におけ
る品質、効率等に優れるだけではなく、高解像或は超高
解像が得られる利点があり、更に液体の相転移性有機化
合物分子を固体上にIO&膜できるなど、材料の選択範
囲が著しく広がるなどの特徴も有する。
以下、LB法を用いて成膜する場合を説明する。
LB法は、分子内に親木基と疎水基を有する構造の分子
において、両者のバランス(両親媒性のバランス)が適
度に保たれているとき、分子は水面上で親木基を下に向
けて単分子膜または巾分子層の累積膜を作成する方法で
ある。水面上の単分子層は二次元系の特徴をもつ。分子
がまばらに散開しているときは、一分子当りの面積Aと
表面積nとの間に二次元理想気体の式、IT A  =
  k、 T が成り立ち、°゛気体膜゛′となる。ここに、kはポル
ツマソ定数、Tは絶対温度である。Aを充分小さくすれ
ば分子間相互作用が強まり二次元固体の゛凝縮膜(また
は固体膜)”°になる。
凝縮膜はガラス等の基板の表面に発熱要素3が成膜され
ているときはその表面反射膜9が成膜されているときは
その表面へ一層づつ移すことができる。この方法を用い
て単分子膜又は単分子層累積膜は例えば次のようにして
製造する。
まず有機化合物(混合系を含む)を溶剤に溶解し、これ
を水面上に展開し、有機化合物を膜状に析出させる0次
にこの析出物が水面上を自由に拡散して拡がりすぎない
ように仕切板(または浮子)を設けて展開面積を制限し
て膜物質の集合状態を制御し、その集合状態に比例した
表面圧■を得る。この仕切板を動かし、展開面積を縮小
して膜物質の集合状態を制御し、表面圧を徐々に上昇さ
せ、累積膜の製造に適する表面圧nを設定することがで
きる。この表面圧を維持しながら静かに清浄な基板を垂
直に上下させることにより単分子膜又は二種以上の分子
が混合した混合単分子膜が基板上に移しとられる。単分
子膜は以上で製造されるが、単分子層累積膜は、前記の
操作を繰り返すことにより所望の累積度の単分子層累積
膜が形成される。
成膜分子は、前記の有機化合物から1種または2種以上
選択される。
単分子膜又は単分子層累積膜の厚さは30人〜300p
mが適しており、特に3000人〜30ルmが適してい
る。
単分子層を基板上に移すには、上述した垂直浸漬法の他
、水平付着法、回転円筒法などの方法による。水平付着
法は基板を水平に接触させて移しとる方法で、回転円筒
法は、円筒型の基体を水面上に回転させて単分子層を基
体表面に移しとる方法である。前述した垂直浸漬法では
、水面を横切る方向に基板を上げると一層めは親木基が
基板側に向いた単分子層が基板上に形成される。前述の
ように基板を上下させると、各工程ごとの1枚づつ単分
子層が重なっていく。成膜分子の向きが引上げ工程と浸
漬工程で逆になるので、この方法によると各層間は親木
基と親木基、疎水基と疎水基が向かい合うY型膜が形成
される。この様にして作成された単分子層累積膜の模式
図を第2図に示す0図中、10−1は親木基、10−2
は疎水基、11は相転移性有機分子、12は機能性分子
である。
それに対し、水平付着法は、基板を水面に水平に接触さ
せて移しとる方法で、疎水基が基板側に向いた単分子層
が基板上に形成される。
この方法では、累積しても、成膜分子の向きの交代はな
く全ての層において、疎水基が基板側に向いたX型膜が
形成される0反対に全ての層において親木基が基板側に
向いた累積膜はX型膜と呼ばれる。
回転円筒法は、円筒型の基体を水面上に回転させて単分
子層を基体表面に移しとる方法である。単分子層を基板
上に移す方法は、これらに限定されるわけではなく、大
面積基板を用いる時には、基板ロールから水槽中に基板
を押し出していく方法などもとり得る。又、前述した親
木基、疎水基の基板への向きは原則であり、基板の表面
処理等によって変えることができる。
基板1として使用することのできるものとしては、ガラ
ス、アルミニウムなどの金属、プラスチック、セラミッ
ク、紙などが挙げられる。
第1図(A)に示した透過型の場合には、できる限り耐
圧性のある透光性のガラスやプラスチック、特に無色乃
至淡色のものが好ましい。
保護用基板4としては、できる限り耐圧性のある透光性
のガラスやプラスチックが適しており、特に無色乃至淡
色のものが好ましい、保護用基板4を設けることは、混
合膜の耐久性、安定性を向」―させるためには、好まし
いことであるが、成膜分子の選択によって保護用基板は
設けても設けなくてもよい。
発熱要素2としては、赤外線照射による加熱を利用する
もの(赤外線吸収層)や抵抗層8等のジュー ル熱を利
用するもの(発熱抵抗層)等が挙げられる。前者として
は各種の無機あるいは有機材料1例えばGd11TbI
IFe等の合金、カーボンブラック等の無機顔料等があ
り、有機材料としては、例えばニグロシン等の有機染料
がある。
かかる光吸収色素の一例を挙げれば、銅フタロシアニン
、バナジウムフタロシアニン等の金属フタロシアニン、
含金属アゾ染料、酸性アゾ染料、フルオレスセイン等の
キサンチン系色素等がある。但し、それ自身は所定の熱
に対して溶融しないものである。後者としては例えばホ
ウ化ハフニウムや窒化タンタル等の金属化合物やニクロ
ム等の合金が適している0発熱要素2の膜厚はエネルギ
ー伝達効率及び解像力に影響を及ぼす。これらの観点よ
り、発熱要素2の好適な膜厚が1000〜2000人で
ある。像形成素子が透過型の場合1発熱要素2は可視光
に対して透過性(例えば前者の場合S i O2膜、後
者の場合インジウム9チンeオ午サイド膜)であること
か要件となる。しかし、発熱要素2は特別に設けなくて
も、上記特性を具備した有機化合物分子、機能性分子又
は基板材料を選択することにより、像形成層3又は基板
lが発熱i5素を兼ねることもできる。
反射膜9としては、高融点の金属材料又は金属化合物材
料を用いて金属膜、誘電ミラーなどを基板1側にスパッ
タリング法、基若法などにより設ける。反射膜も発熱要
素2同様、基板lの材料を光を反射しうる材料を選択す
ることにより、基板lに兼ねさせることもできる。
前記相転移を起こす温度、即ち相転移温度(Tc)は物
質によって固有である。Tcは40〜100″Cのもの
が好適である0例えば、エライジン酸のTcは44〜4
5°C、ジアルキルアンモニウム塩のTcは、20〜6
0℃である。一般的にTcは、アルキル鎖長とともにト
イする。
第3図は機能性分子12と混合したジアルキルアンモニ
ウム塩の場合の相転移現象を模式的に示したものである
混合膜の混合比率、即ち相転移性有機化合物(A)に対
する機能性分子CB)の比はl/10〜10/1が望ま
しい。
混合膜の混合比率、即ち相転移性有機化合物(A)に対
する機能性分子(B)の比はl/工0〜10/1が望ま
しい。あらかじめ混合膜を加熱した状態において像形成
してもよいし、像形成と加熱を同時に行ってもよい。
赤外線加熱による場合(第4図)には、赤外線13と光
化学反応に必要な特定波長の光線(以下信号光線14と
いう)とを含む多色光源15を用いることにより、装置
の構成が簡単になり、製作費も安価となる。更に、入力
信号に対応した所定の箇所だけ加熱すればよいので、省
エネルギー化も図れる等の利点がある。
第4図(A)(B)は赤外線13と信号光線14を同時
に出す多色光源15を用いて像形成を行う場合の模式図
である。紫外光から赤外光まで出す多色光源としてはキ
セノンランプ、ハロゲンランプ等がある。ここで赤外光
線用光源と信号光線用光源を別個にしてもよいことはも
ちろんである。
前記像形成層上におけるビームのスポット径は必要に応
じて0.5〜100ルmが適ちである。しかしながら、
赤外線と信号光線(波長は各機能性分子によって異なる
)の各々のスポット径を前記混合膜上において必ずしも
完全に一致させる必要はない。赤外線13のスポット径
の方が信号光線14のそれよりやや大きく斗 ても構わないしく第2図(A))、反対にやや十 小さくてもさしつかえない(第@−図(B))。
何故なら、前述の理由により赤外線と信号光線の両方を
照射された箇所においてのみ像が形成されるからである
。従って、像点の大きさは、いずれか小さい方の光線の
スポット径により決定される(第4図(A)CB) )
。尚、像形成素子に対して赤外線13と信号光線14と
を同時に照射する場合、所定の画像に対応する様にパタ
ーン上に照射することもできるし、赤外線J3をビーム
として多数のビームをドツト上に一括して照射すること
もできるが、lビーム又はlラインビームを赤外線吸収
層16Lに走査させる方法をとることもできる。この場
合、赤外線ビームを信号光線ビームに先行させて走査し
てもよい。尚、以−トでは赤外線加熱によって検素を形
成する方法について説明したが、本発明では第4図の赤
外線吸収層16を後述のように不図示の金属等からなる
伝熱層に代え、これに不図示の発熱要素を近接もしくは
接触させて混合膜を伝導加熱するように変形することも
可能である。
本発明を更に具体的に説明するために、以下に実施例を
挙げる。
〔実施例1〕 (像形成素子の製造) 本発明の像形成素子を以下のようにLB法を用いて製造
した。
まず、(I)で表わされるイミダゾール化合物1部と(
II)で表わされるラウリン酸1部CH3(CH2)1
oCOOH (H) をりooホルムに各々2.5 X 10  mol/l
の濃度に溶かした溶液を、I X 10  mol/l
の濃度で塩化カドミウムを含む蒸留水を炭酸水素ナトリ
ウムでpH6,3に調整した20℃の水相の水面上に滴
下展開させた。
溶媒のクロロホルムが蒸発除去された後、仕切板を移動
させて水面上に残された混合単分子膜の展開領域を縮め
、その表面圧を2Q dyn /備まで高めた。次いで
、表面圧を一定に保ちつつ、59mm角のガラス基板1
を10 mm/minの速度で静かに上下させることに
より、単分子膜をガラス基板の表面(片面)に移し取り
、白色の像形成層3を得た。さらに、この上にガラス基
板4をのせた。
斯る方法により単分子膜の層数が各々21゜51.10
1,201,301の白色の像形成層3を有する5種類
の像形成素子を製造した。
(像形成方法の実施) 可視光線と赤外線を発するキセノンランプを光源として
用いた。また、必要に応じ光学フィルターを用いて可視
光線又は赤外線のみをとりだした。
まず、これらの像形成素子に画像情報に応じて可視光線
をスポット照射したが、いずれも像が得られなかった。
次に、画像情報に応じて、赤外線をスポット照射したが
、同様に儂が得られなかった。
次に、可視光線と赤外線とからなる多色光線によりスポ
ット照射したところ、今度はいずれも深紅色の像が得ら
れた。
〔実施例2〕 (像形成素子の製造) 本発明の像形成素子を以下のようKLB法を用いて製造
した。
赤外線吸収層2として膜厚2μの8i02膜が付いてい
る5Qmm角のシリコン基板1を用いたこと、及び機能
性分子として(III)で表わされるスピロピラン、熱
相転移性有機化合物分子として(IV)で表わされるエ
ライジン酸を用いたこと、以外は実施例1と同様の方法
・条件に従って、無色の像形成層3を有する5種類の像
形成素子を製造した。
CHa(CH2)tCH=CH(CHt)7 COCo
oH(I V)(形成方法の実施) キセノンランプを光源とし、光学フィルタを用いて、任
意に紫外線(355nm)、赤外線、又は紫外線と赤外
線からなる多色光線をとりだせるようにした。
まず、これらの像形成素子に画像情報に応じて紫外線を
スポット照射したが、いずれも儂が得られなかった。
次に、画像情報に応じて赤外線をスポット照射したが、
同様に像が得られなかった。
次に紫外線と赤外線とを含む多色光線によりスポット照
射したところ今度はいずれも深江色の像が得られた。
〔実施例3〕 (像形成素子の製造) 本発明の像形成素子を以下のようにLB法を用いて製造
した。
機能性分子として(v)で表わされるシス−トランス異
性化化合物、熱相転移性有機化合物分子として(W)で
表わされるステアリン酸を用いたこと、実施例1と同様
の方法・条件に従って黄色の僧形成層3を有する5種類
の像形成素子を製造した。
CH3(C’H,)t 、 C00H (■) (像形成方法の実施) これらの像形成素子に画像情報に応じて、出力3 mW
 1波長533nm、スポット径40μmのHe−Ne
  レーザビームをスキャニング照射したが、いずれも
所定の儂が得られなかった。
次に、出力3mW、波長830nm、xポット径40μ
mの半導体レーザビームを用いて同様のことを行ったが
、結果けHe−Neレーザビームの場合と同様であった
次忙、光学系を用い、He−Neレーザビームと半導体
レーザビームを重ね、スポット照射したところ今度はい
ずれも明瞭な赤色像が得られた。
198.“′ 本発明の主要な効果をまとめると以下の通りである。
(1)微小な単分子膜又は単分子層累積膜の照射部又は
加熱部の1個を機素単位として高音度に配列することが
可能であるから、高解像度の像形成ができる。
(2)機能性分子の調整又は選択により静止画、又はス
ローモーションを含む動画の表示が容易にできる。
(3)m飽性分子の調整、選択によりカラー表示を容易
に実施することができる。
(4)素子の構造が比較的簡略であるから、その生産性
に優れているし、素子の耐久性が高く信頼性に優れてい
る。
(5)広範囲な駆動方式に適応できる。
(6)ラングミュア−プロジェット法を用いて単分子膜
又は単分子層累積膜を作成できるので、大面積化が極め
て容易に図れる。
(7)液晶のような液体を用いないので、製作が容易で
あり、かつ安全である。
(8)相転移温度はそれ程高くないので、像形1&素子
等に用いる電力が少なくて済み、それだけ電源部、即ち
、像形成装置を小型化できる。
(9)混合膜(単分子又は単分子層累積膜の)相転移を
利用する場合において混合膜(単分子B’J)構成分子
の構造によっては、相転移した状態を長く保持するもの
もある。このような場合には、本発明に係る像形成素子
は記録装置(材料)、記憶装置(材料)として利用する
こともできる。
(10)迅速に像形成を得ることができる。
(11)像消去・再生も可能である。
(12)生体脂質の機能に近似するので、分子デバイス
、バイオエレクトロニクス等との適合性がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に用いる像形成素子の断面図並びに本
発明の図であり、第2図は本発明に用いる素子を構成す
る単分子累積膜の模式図であり、第3図は相転移現象を
示す模式図であり。 第4図は本発明の一実施例を示す図である。 1・13 基板 2    発熱要素 3    像形成層 4    保護用基板 5    光化学変化領域 6    熱信号十光信号 7・8  照明光 10−1  親水性部位 1O−2疎水性部位 11    相転移性有機化合物分子 12    機能性分子 13    赤外線 14    信号光線 15    多色光源 16    赤外線吸収層 特許出願人   キャノン株式会社 図面の浄書(内容に変更なt+ ¥7111a (B〕 (△) (E3) /乙 5、補正命令の日付(発送日) 手続補正書彷式) %式% 特許庁長官  志 賀   学  殿       リ
豐、′− 1、事件の表示 昭和60年特許願第17043号 2、発明の名称 像形成方法 3、補正をする者 事件との関係     特許出願人 住所 東京都大田区下丸子3−30−2名称 (100
)キャノン株式会社 代表者 賀  来  龍 三 部 4゜代理人 居所 〒148東京都大田区下丸子3−30−2昭和6
0年5月28日 6、補正の対象 図    面 7、補正の内容 第1図を別紙の通り補正する。 (内容に変更なし)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ある温度で柔軟な状態に相転移する有機化合物分子と光
    照射により化学変化を起こす機能性分子よりなる像形成
    層に対し、像信号に応じた熱信号及び光信号を同時に付
    与することにより像形成を行うことを特徴とする像形成
    方法。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54112129U (ja) * 1978-01-26 1979-08-07
JPS58111095A (ja) * 1981-12-24 1983-07-01 ヤマハ株式会社 電子楽器の鍵盤用スイツチ

Patent Citations (2)

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