JPS5813919B2 - 電子楽器用鍵盤装置 - Google Patents
電子楽器用鍵盤装置Info
- Publication number
- JPS5813919B2 JPS5813919B2 JP52071297A JP7129777A JPS5813919B2 JP S5813919 B2 JPS5813919 B2 JP S5813919B2 JP 52071297 A JP52071297 A JP 52071297A JP 7129777 A JP7129777 A JP 7129777A JP S5813919 B2 JPS5813919 B2 JP S5813919B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- keyboard
- leaf springs
- key
- printed circuit
- circuit board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は少ない部品点数で容易に組み立てが行なえ、し
かもスイッチのオンタイミング等も均一にすることので
きる電子楽器用鍵盤装置に関するものである。
かもスイッチのオンタイミング等も均一にすることので
きる電子楽器用鍵盤装置に関するものである。
第１図は従来の電子楽器に使用されている鍵盤装置を示
すものであり、１は白鍵、２ぱ黒鍵、３はこれらの鍵１
，２の下面に突設された突起、４は突起３により駆動さ
れるアクチュエータ、５はアクチュエータ４に一体的に
取り付けられた可動接片、６は常閉固定接点、７は常開
固定接点、８は可動接片５と内部の所定の電気回路とを
接続するリード線、９は白鍵１および黒鍵２を上方へ付
勢するコイルばねである。
すものであり、１は白鍵、２ぱ黒鍵、３はこれらの鍵１
，２の下面に突設された突起、４は突起３により駆動さ
れるアクチュエータ、５はアクチュエータ４に一体的に
取り付けられた可動接片、６は常閉固定接点、７は常開
固定接点、８は可動接片５と内部の所定の電気回路とを
接続するリード線、９は白鍵１および黒鍵２を上方へ付
勢するコイルばねである。
このように構成した場合には、部品点数が非常に多くな
り、スイッチユニットの組み立てや鍵盤のシャーシへの
組み込みに工数がかかるとともにスイッチも個々に取り
付けるため、そのオンタイミングにばらつきが生じる等
の問題がある。
り、スイッチユニットの組み立てや鍵盤のシャーシへの
組み込みに工数がかかるとともにスイッチも個々に取り
付けるため、そのオンタイミングにばらつきが生じる等
の問題がある。
本発明はこのような従来の問題点に鑑み、複数の鍵やス
イッチをそれぞれ一体に構成することにより、部品点数
と組立工数の削減を図り、スイッチのオンタイミングを
均一化し、寸だスイッチ開閉時の異音等も有効に防止で
きるようにした電子楽器用鍵盤装置を提供するものであ
る。
イッチをそれぞれ一体に構成することにより、部品点数
と組立工数の削減を図り、スイッチのオンタイミングを
均一化し、寸だスイッチ開閉時の異音等も有効に防止で
きるようにした電子楽器用鍵盤装置を提供するものであ
る。
以下本発明の一実施例について第２図、第３図とともに
説明する。
説明する。
図において１０は鍵盤装置を構成する基台、ＩＬ１１２
はそれぞれ白鍵および黒鍵、１３は白鍵１１および黒鍵
１２の後端部にそれぞれ設けられたヒンジ用薄肉部、１
４はヒンジ用薄肉部１３を介して複数の鍵１１．１２を
一体化する共通散付部であり、これらの鍵１１，１２と
ヒンジ用薄肉部１３と共通取付部１４とは樹脂で一体に
成形されて鍵盤１５を構成している。
はそれぞれ白鍵および黒鍵、１３は白鍵１１および黒鍵
１２の後端部にそれぞれ設けられたヒンジ用薄肉部、１
４はヒンジ用薄肉部１３を介して複数の鍵１１．１２を
一体化する共通散付部であり、これらの鍵１１，１２と
ヒンジ用薄肉部１３と共通取付部１４とは樹脂で一体に
成形されて鍵盤１５を構成している。
１６は導電性金属板を櫛型に成形加工したスイッチ板で
あり、山型に形成された複数の板ばね１７と、これらの
板ばね１７の後端部を固定する共通取付部１８とを有し
ている。
あり、山型に形成された複数の板ばね１７と、これらの
板ばね１７の後端部を固定する共通取付部１８とを有し
ている。
１９は基台１０上に装着されたプリント基板であり、こ
のプリント基板１９上には、常閉固定接点となる銅箔２
０と常開固定接点となる銅箔２１とが形成され、それら
の銅箔に音源部等の所定の回路を構成する電気部品２２
が取り付けられている。
のプリント基板１９上には、常閉固定接点となる銅箔２
０と常開固定接点となる銅箔２１とが形成され、それら
の銅箔に音源部等の所定の回路を構成する電気部品２２
が取り付けられている。
そして上記鍵盤１５の共通取付部１４はビス２３で基台
１０の一部に固着され、一方スイッチ板１６の共通取付
部１８は固定片２４とビス２５で基台１０の一部に固着
され、その結果、鍵ＩＬ１１２の下端は板はね１７の略
中央部に当接し、板ばね１７の先端はプリント基板１９
の銅箔２０に接するように組み立てられる。
１０の一部に固着され、一方スイッチ板１６の共通取付
部１８は固定片２４とビス２５で基台１０の一部に固着
され、その結果、鍵ＩＬ１１２の下端は板はね１７の略
中央部に当接し、板ばね１７の先端はプリント基板１９
の銅箔２０に接するように組み立てられる。
上記構成において、白鍵１１１たは黒鍵１２を押圧する
と、各謎ｉｉ，ｉ２はヒンジ用薄肉部１３を介して下方
に撓み、その下端部で対応する山型の板はね１７を押圧
する。
と、各謎ｉｉ，ｉ２はヒンジ用薄肉部１３を介して下方
に撓み、その下端部で対応する山型の板はね１７を押圧
する。
このため押圧された板はね１７の先端はプリント基板１
９上に接触したまま第２図右方へ移動し、銅箔２０を離
れて銅箔２１に接触し、スイッチが閉じる。
９上に接触したまま第２図右方へ移動し、銅箔２０を離
れて銅箔２１に接触し、スイッチが閉じる。
このように、本発明によれば、
（１）複数個の鍵をヒンジ用薄肉部を介して共通取付部
に結合することにより、これらを樹脂で一体に成形する
ことができるから、鍵盤の加工もその組み立てもきわめ
て容易になり、しかも鍵間の寸法精度等を高くすること
ができる。
に結合することにより、これらを樹脂で一体に成形する
ことができるから、鍵盤の加工もその組み立てもきわめ
て容易になり、しかも鍵間の寸法精度等を高くすること
ができる。
（２）導電性金属板を成形加工することにより複数の鍵
スイッチを一挙に構成することができるから、その加工
も組み立ても容易に行なえ、この場合も各板ばねや各板
ばね間の寸法精度を高くすることかできる。
スイッチを一挙に構成することができるから、その加工
も組み立ても容易に行なえ、この場合も各板ばねや各板
ばね間の寸法精度を高くすることかできる。
（３）鍵スイッチの接点となる銅箔も容易に形成するこ
とができ、かつそれらの直線性も比較的出し易いから、
この場合も各銅箔や各銅箔間の寸法精度を高くすること
ができる。
とができ、かつそれらの直線性も比較的出し易いから、
この場合も各銅箔や各銅箔間の寸法精度を高くすること
ができる。
（４）このように鍵盤、スイッチ板、プリント基板の各
寸法精度を高くすることができるから、組み立てた状態
の寸法精度も高くでき、その結果スイッチのオンタイミ
ングを均一にすることができる。
寸法精度を高くすることができるから、組み立てた状態
の寸法精度も高くでき、その結果スイッチのオンタイミ
ングを均一にすることができる。
（５）板ばねの先端は、押鍵時に銅箔を叩くのでなく、
スライドしながら接触するのであるから、スイッチの開
閉時に異音が生じることはない。
スライドしながら接触するのであるから、スイッチの開
閉時に異音が生じることはない。
（６）山型の板ばねが、鍵を復帰する方向に付勢するか
ら、第１図の従来例のようにコイルばねを設ける必要は
なく、６１鍵の鍵盤装置の場合には６１個のコイルばね
を省略することができるから、大幅な部品点数の削減が
図れる。
ら、第１図の従来例のようにコイルばねを設ける必要は
なく、６１鍵の鍵盤装置の場合には６１個のコイルばね
を省略することができるから、大幅な部品点数の削減が
図れる。
等の優れた効果か得られ、高性能の鍵盤装置を低価格で
実現することができる。
実現することができる。
第１図は従来の鍵盤装置を示す側面図、第２図は本発明
の一実施例を示す側面図、第３図はその要部を示す斜視
図である。 １１・・・白鍵、１２・・・黒鍵、１３限ヒンジ用薄肉
部、１４・・・共通取付部、１５・・・鍵盤、１６・・
・スイッチ板、１７・・・板ばね、１８・・・共通取伺
部、１９・・・プリント基板、２０，２１・・・銅箔。
の一実施例を示す側面図、第３図はその要部を示す斜視
図である。 １１・・・白鍵、１２・・・黒鍵、１３限ヒンジ用薄肉
部、１４・・・共通取付部、１５・・・鍵盤、１６・・
・スイッチ板、１７・・・板ばね、１８・・・共通取伺
部、１９・・・プリント基板、２０，２１・・・銅箔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 互に並設された複数の鍵と、それらの後端部をヒン
ジ用薄肉部を介して結合する共通取付部を樹脂で一体に
成形した鍵盤と、 この鍵盤の下方に一定の間隔をあけて配置され、かつ上
記鍵盤の各鍵に対応する位置を設けたプリント基板と、 互に並設された複数の山型の板ばねと、それらの後端部
を結合する共通取付部とが導電性金属板で一体に成形加
工され、かつ上記各板ばねの頂点付近が上記鍵盤の各鍵
の下面に当接され、上記共通取付部が基台に固定され、
上記各板ばねの先端部が上記プリント基板の各銅箔の近
くにおけるプリント基板上に移動自在に載置され、二記
鍵盤の各鍵の押圧に応じて上記各板ばねの頂点付近か押
下げられたとき、上記各板ばねの先端が上記プリント基
板上を移動して対応する銅箔に接触するように構成され
たスイッチ板とを備えだ電子楽器用鍵盤装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52071297A JPS5813919B2 (ja) | 1977-06-15 | 1977-06-15 | 電子楽器用鍵盤装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52071297A JPS5813919B2 (ja) | 1977-06-15 | 1977-06-15 | 電子楽器用鍵盤装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS545714A JPS545714A (en) | 1979-01-17 |
| JPS5813919B2 true JPS5813919B2 (ja) | 1983-03-16 |
Family
ID=13456582
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52071297A Expired JPS5813919B2 (ja) | 1977-06-15 | 1977-06-15 | 電子楽器用鍵盤装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5813919B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06114623A (ja) * | 1992-10-09 | 1994-04-26 | Kawasaki Steel Corp | 金属ストリップのサイドトリミング方法ならびにその装置 |
| JPH06230770A (ja) * | 1993-01-29 | 1994-08-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子楽器用鍵盤装置 |
| JPH07271346A (ja) * | 1994-03-28 | 1995-10-20 | Yamaha Corp | 電子楽器用鍵盤装置 |
-
1977
- 1977-06-15 JP JP52071297A patent/JPS5813919B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06114623A (ja) * | 1992-10-09 | 1994-04-26 | Kawasaki Steel Corp | 金属ストリップのサイドトリミング方法ならびにその装置 |
| JPH06230770A (ja) * | 1993-01-29 | 1994-08-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子楽器用鍵盤装置 |
| JPH07271346A (ja) * | 1994-03-28 | 1995-10-20 | Yamaha Corp | 電子楽器用鍵盤装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS545714A (en) | 1979-01-17 |
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