JPS5812230Y2 - 電子楽器用鍵盤装置 - Google Patents
電子楽器用鍵盤装置Info
- Publication number
- JPS5812230Y2 JPS5812230Y2 JP1976064931U JP6493176U JPS5812230Y2 JP S5812230 Y2 JPS5812230 Y2 JP S5812230Y2 JP 1976064931 U JP1976064931 U JP 1976064931U JP 6493176 U JP6493176 U JP 6493176U JP S5812230 Y2 JPS5812230 Y2 JP S5812230Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit board
- actuator
- printed circuit
- keyboard device
- key
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は音源回路を構成するプリント基板を鍵のアクチ
ュエータの下部に配置し、このプリント基板にそれぞれ
の鍵に対応する個別接点を印刷により設け、このプリン
ト基板とアクチュエータ間に配置した線状の共通導体を
上記アクチュエータの動作によりプリント基板の個別接
点に接触させて、スイッチング作用をさせるようにした
電子楽器用鍵盤装置に関するものである。
ュエータの下部に配置し、このプリント基板にそれぞれ
の鍵に対応する個別接点を印刷により設け、このプリン
ト基板とアクチュエータ間に配置した線状の共通導体を
上記アクチュエータの動作によりプリント基板の個別接
点に接触させて、スイッチング作用をさせるようにした
電子楽器用鍵盤装置に関するものである。
一般に電子楽器用鍵盤装置としては、鍵によって制御さ
れるスイッチと、音源回路とは完全に分離して構成され
、この両者をリード線によってそれぞれ配線して電気的
に接続して構成されている。
れるスイッチと、音源回路とは完全に分離して構成され
、この両者をリード線によってそれぞれ配線して電気的
に接続して構成されている。
これは多くの配線作業を必要とする上で、組立てにかな
りの手間を要するものであった。
りの手間を要するものであった。
このようなことから、最近では、第１図に示すような電
子楽器用鍵盤装置が開発されている。
子楽器用鍵盤装置が開発されている。
すなわち、シャーシ１の一端に一端部を枢支され、操作
端が常に上方にスプリング２によって付勢された鍵３に
アクチュエータ４をシャーシ１の下方に突出するように
設け、このシャーシ１の下部に取付具５によって一定の
間隔をもって、電子部品６を組込んで音源回路を構成す
るプリント基板７を取付け、このプリント基板１のアク
チュエータ４に対応する位置に印刷によるスイッチ用接
点８を設けるとともに、このスイッチ用接点８を被うよ
うにゴムなどからなるキャップ状弾性部材９を設け、こ
の弾性部材９の内面上部にスポンジなどの緩衝材１０を
介して鋼板などの導電性部材１１を取付け、鍵３の下動
によってアクチュエータ４で属性部材９を下方に変形さ
せ、この弾性部材９内の導電性部材１１をスイッチ用接
点８間に当接させて、スイッチング作用を行なわせ、音
源回路に信号を与えるように構成されていた。
端が常に上方にスプリング２によって付勢された鍵３に
アクチュエータ４をシャーシ１の下方に突出するように
設け、このシャーシ１の下部に取付具５によって一定の
間隔をもって、電子部品６を組込んで音源回路を構成す
るプリント基板７を取付け、このプリント基板１のアク
チュエータ４に対応する位置に印刷によるスイッチ用接
点８を設けるとともに、このスイッチ用接点８を被うよ
うにゴムなどからなるキャップ状弾性部材９を設け、こ
の弾性部材９の内面上部にスポンジなどの緩衝材１０を
介して鋼板などの導電性部材１１を取付け、鍵３の下動
によってアクチュエータ４で属性部材９を下方に変形さ
せ、この弾性部材９内の導電性部材１１をスイッチ用接
点８間に当接させて、スイッチング作用を行なわせ、音
源回路に信号を与えるように構成されていた。
この構成は導電性部材１１を復元させる弾性部材９が必
要であることや、鍵３にそれぞれ対応した弾性部材９．
導電性部材１１が必要であるなど構成部品が多くなり組
立てに著しく手間を要するなど、コストの面や生産性の
面で不利になるものであった。
要であることや、鍵３にそれぞれ対応した弾性部材９．
導電性部材１１が必要であるなど構成部品が多くなり組
立てに著しく手間を要するなど、コストの面や生産性の
面で不利になるものであった。
しかも、プリント基板７上にスイッチとしての両回定接
点８が形成されてかり、両接点８間の距離はかなり短か
いため、絶縁性の点で問題があり、浮遊容量も発生し、
音源回路に悪影響を及ぼすといった欠点をもつものであ
った。
点８が形成されてかり、両接点８間の距離はかなり短か
いため、絶縁性の点で問題があり、浮遊容量も発生し、
音源回路に悪影響を及ぼすといった欠点をもつものであ
った。
本考案は以上のような従来の欠点を除去するものである
。
。
以下、本考案を一実施例の図面第２図、第３図により説
明する。
明する。
１２は金属板などによって構成されたシャーシで、この
シャーシ１２の一端の折曲による立上部１３には鍵１４
の一端部が枢支されている。
シャーシ１２の一端の折曲による立上部１３には鍵１４
の一端部が枢支されている。
このシャーシ１２と鍵１４との間には、鍵１４の操作端
を常に上方に付勢するスプリング１５が配置されている
。
を常に上方に付勢するスプリング１５が配置されている
。
オた、鍵１４の中間部の下面には、アクチュエータ１６
が設けられ、操作端側の下面には上動規制片１Ｔが設け
られ、このアクチュエータ１６、上動規制片１７はンヤ
ーシ１２を貫通して下方に突出している。
が設けられ、操作端側の下面には上動規制片１Ｔが設け
られ、このアクチュエータ１６、上動規制片１７はンヤ
ーシ１２を貫通して下方に突出している。
そして１、上動規制片１７と対応するシャーシ１２の上
下面にはフェルトなどの緩衝材１８が貼付けられている
。
下面にはフェルトなどの緩衝材１８が貼付けられている
。
さらに、シャーシ１２の両側面には絶縁板１９が固着さ
へ両端のみがこの絶縁板１９に保持された共通導体２０
が上記アクチュエータ１６の下部に位置している。
へ両端のみがこの絶縁板１９に保持された共通導体２０
が上記アクチュエータ１６の下部に位置している。
この共通導体２０は導電性ゴムなどによって構成されて
、自己弾性をもち、伸縮が可能であり、変形もできるパ
イプ状のものが用いられる。
、自己弾性をもち、伸縮が可能であり、変形もできるパ
イプ状のものが用いられる。
この共通導体２０の下面には、電子部品２１を組込んで
音源回路を構成するプリント基板２２が取付具２３によ
ってシャーシ１２に一定の間隔をもって固着配置されて
いる。
音源回路を構成するプリント基板２２が取付具２３によ
ってシャーシ１２に一定の間隔をもって固着配置されて
いる。
このプリント基板ｎのそれぞれの鍵１４のアクチュエー
タ１６に対応する位置には個別接点２４が印刷により形
成されており、この個別接点２４は音源回路と導電パタ
ーンによって接続されている。
タ１６に対応する位置には個別接点２４が印刷により形
成されており、この個別接点２４は音源回路と導電パタ
ーンによって接続されている。
さらに、このプリント基板２２の少なくとも個別接点２
４を形成した部分上には絶縁スペーサ２５が配置され、
この個別接点２４と対応する位置には窓孔２６が形成さ
れている。
４を形成した部分上には絶縁スペーサ２５が配置され、
この個別接点２４と対応する位置には窓孔２６が形成さ
れている。
また、共通導体２００両端はリード線２７によって音源
回路と接続されている。
回路と接続されている。
このような構成で、鍵１４を押圧してアクチュエータ１
６を下動させると、まずアクチュエータ１６は共通導体
２０に当接し、さらに下動することによって共通導体２
０を下方にたわ１せ、絶縁スペーサ２５に当接させ、さ
らには、この絶縁スペーサ２５の窓孔２６にたわみこま
せて第３図に示すようにプリント基板２２０個別接点２
４と接触して、スイッチＯＮの状態になる。
６を下動させると、まずアクチュエータ１６は共通導体
２０に当接し、さらに下動することによって共通導体２
０を下方にたわ１せ、絶縁スペーサ２５に当接させ、さ
らには、この絶縁スペーサ２５の窓孔２６にたわみこま
せて第３図に示すようにプリント基板２２０個別接点２
４と接触して、スイッチＯＮの状態になる。
その後、鍵１４の押圧を解除すれば、鍵１４はスプリン
グ１５によって上動し、共通導体２０も自己の弾性によ
り上動復帰してスイッチＯＦＦの状態に戻る。
グ１５によって上動し、共通導体２０も自己の弾性によ
り上動復帰してスイッチＯＦＦの状態に戻る。
以上のように本考案の電子楽器用鍵盤装置は構成される
ため、構成部品が少なく、組立てが容易でコスト面、生
産性の面で有利となる。
ため、構成部品が少なく、組立てが容易でコスト面、生
産性の面で有利となる。
さらに、プリント基板に印刷した個別端子と共通導体と
はかなりの距離をもつため、絶縁性も充分に保って、両
者間に浮遊容量が発生して、音源回路に悪影響を与える
といったことも無くなり、信頼性の優れたものとするこ
とができるなどの利点をもち、実用的価値の犬なるもの
である。
はかなりの距離をもつため、絶縁性も充分に保って、両
者間に浮遊容量が発生して、音源回路に悪影響を与える
といったことも無くなり、信頼性の優れたものとするこ
とができるなどの利点をもち、実用的価値の犬なるもの
である。
第１図は従来の電子楽器用鍵盤装置を示す側面図、第２
図は本考案の電子楽器用鍵盤装置の一実施例を示す側面
図、第３図は同要部の正面図である。 １２・・・・・・シャーシ、１４・・・・・・鍵、１５
・−−−−−スプリング、１６・・・・・・アクチュエ
ータ、１９・・・・・・絶縁板、２０・・・・・・共通
導体、２１・・・・・・電子部品、２２・・・・・・プ
リント基板、２４・・・・・・個別接点、２５・・・・
・・絶縁スペーサ。
図は本考案の電子楽器用鍵盤装置の一実施例を示す側面
図、第３図は同要部の正面図である。 １２・・・・・・シャーシ、１４・・・・・・鍵、１５
・−−−−−スプリング、１６・・・・・・アクチュエ
ータ、１９・・・・・・絶縁板、２０・・・・・・共通
導体、２１・・・・・・電子部品、２２・・・・・・プ
リント基板、２４・・・・・・個別接点、２５・・・・
・・絶縁スペーサ。
Claims (1)
- シャーシに一端を枢支された鍵に設けたアクチュエータ
に対応して、電子部品を組込んで音源回路を構成するプ
リント基板を設け、このプリント基板のアクチュエータ
と対向する位置に個別接点を設けるとともに上記プリン
ト基板の個別接点の周囲上部に絶縁スペーサを配置し、
上記アクチュエータとプリント基板間に両端のみが固定
され、上記アクチュエータによって上記プリント基板側
に押圧され上記個別接点と接離する導電性ゴムよりなる
パイプ状の共通導体を設けてなる電子楽器用鍵盤装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976064931U JPS5812230Y2 (ja) | 1976-05-20 | 1976-05-20 | 電子楽器用鍵盤装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976064931U JPS5812230Y2 (ja) | 1976-05-20 | 1976-05-20 | 電子楽器用鍵盤装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52155532U JPS52155532U (ja) | 1977-11-25 |
| JPS5812230Y2 true JPS5812230Y2 (ja) | 1983-03-08 |
Family
ID=28529491
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1976064931U Expired JPS5812230Y2 (ja) | 1976-05-20 | 1976-05-20 | 電子楽器用鍵盤装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5812230Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5829514Y2 (ja) * | 1977-06-16 | 1983-06-28 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器の鍵盤装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5074783A (ja) * | 1973-11-07 | 1975-06-19 | Facit Ab |
-
1976
- 1976-05-20 JP JP1976064931U patent/JPS5812230Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5074783A (ja) * | 1973-11-07 | 1975-06-19 | Facit Ab |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52155532U (ja) | 1977-11-25 |
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