JPH026478Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH026478Y2 JPH026478Y2 JP1981186292U JP18629281U JPH026478Y2 JP H026478 Y2 JPH026478 Y2 JP H026478Y2 JP 1981186292 U JP1981186292 U JP 1981186292U JP 18629281 U JP18629281 U JP 18629281U JP H026478 Y2 JPH026478 Y2 JP H026478Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable contact
- switch
- contact
- movable
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、電子楽器の時間差を有する鍵盤スイ
ツチに関するものであり、簡単な構造で実現でき
るようにしたものである。
ツチに関するものであり、簡単な構造で実現でき
るようにしたものである。
従来より鍵盤スイツチにおける時間差は、リー
フスイツチの可動接点と固定接点との空間距離を
変えておき、それらが接触しスイツチがONにな
るまでの時間の差をつくりだすといつたものであ
つた。第１図において、白鍵１および黒鍵２（以
下単に鍵と呼ぶ）は音高順に配列され、バネ４に
より上方に付勢されている。鍵の下部にはアクチ
ユエータ３が一体に形成されている。演奏時に鍵
を押下げるとアクチユエータ３でスイツチユニツ
トの可動接点を有する可動接片５を押下げ、固定
接点６と接触しスイツチオンの状態となる。この
際スイツチを２組用意し、それぞれの可動接片５
と固定接点６との距離をａ，ｂとし、その量を変
えておくことによりスイツチオンのタイミングが
ずれ、時間差を作ることができるというものであ
つた。この方法ではスイツチユニツトの構成部品
点数が多く、作業工数が増えて作業も複雑になる
ことからコストも高くなるという欠点を有してい
た。
フスイツチの可動接点と固定接点との空間距離を
変えておき、それらが接触しスイツチがONにな
るまでの時間の差をつくりだすといつたものであ
つた。第１図において、白鍵１および黒鍵２（以
下単に鍵と呼ぶ）は音高順に配列され、バネ４に
より上方に付勢されている。鍵の下部にはアクチ
ユエータ３が一体に形成されている。演奏時に鍵
を押下げるとアクチユエータ３でスイツチユニツ
トの可動接点を有する可動接片５を押下げ、固定
接点６と接触しスイツチオンの状態となる。この
際スイツチを２組用意し、それぞれの可動接片５
と固定接点６との距離をａ，ｂとし、その量を変
えておくことによりスイツチオンのタイミングが
ずれ、時間差を作ることができるというものであ
つた。この方法ではスイツチユニツトの構成部品
点数が多く、作業工数が増えて作業も複雑になる
ことからコストも高くなるという欠点を有してい
た。
本考案は、以上のような欠点を改善するために
なされたもので、以下第２図ないし第４図に基づ
いて、本考案を詳細に説明する。
なされたもので、以下第２図ないし第４図に基づ
いて、本考案を詳細に説明する。
第２図において、７はゴムスイツチで、プリン
ト基板８によつて支持され、アクチユエータ３の
上下動作によつてゴムスイツチ７が開閉するよう
になつている。
ト基板８によつて支持され、アクチユエータ３の
上下動作によつてゴムスイツチ７が開閉するよう
になつている。
ゴムスイツチ７の内部は、第３図および第４図
からわかるように、ゴムスイツチ７側には中央に
第１可動接点１１と、この第１可動接点をほぼ中
心として取り囲む環状の第２可動接点１０とが設
けられ、プリント基板８上には、第１、第２可動
接点の形状および位置に対応して配設された第
１、第２の固定接点対９，９′が設けられている。
そして、第１可動接点１１と第１固定接点対９と
の間の距離ａと、第２可動接点１０と第２固定接
点対９′との間の距離ｂとは互いに違つていて、
アクチユエータ３でゴムスイツチ７を押圧したと
きに、第１可動接点１１と第１固定接点対９の接
触時点と、第２可動接点１０と第２固定接点対
９′の接触時点との間に時間差を生ずる。
からわかるように、ゴムスイツチ７側には中央に
第１可動接点１１と、この第１可動接点をほぼ中
心として取り囲む環状の第２可動接点１０とが設
けられ、プリント基板８上には、第１、第２可動
接点の形状および位置に対応して配設された第
１、第２の固定接点対９，９′が設けられている。
そして、第１可動接点１１と第１固定接点対９と
の間の距離ａと、第２可動接点１０と第２固定接
点対９′との間の距離ｂとは互いに違つていて、
アクチユエータ３でゴムスイツチ７を押圧したと
きに、第１可動接点１１と第１固定接点対９の接
触時点と、第２可動接点１０と第２固定接点対
９′の接触時点との間に時間差を生ずる。
第２可動接点１０は第１可動接点１１を中心と
して環状に形成されている（従つて、第２可動接
点１０はゴムスイツチに環状部分によつて支持さ
れる）から、ゴムスイツチ７をアクチユエータ３
によつて押圧したときに、第２可動接点が全体対
称的に同様に下るので、傾くことがない。従つ
て、設定された時間差が正確に生ずるように接点
間を調整するのが容易である。
して環状に形成されている（従つて、第２可動接
点１０はゴムスイツチに環状部分によつて支持さ
れる）から、ゴムスイツチ７をアクチユエータ３
によつて押圧したときに、第２可動接点が全体対
称的に同様に下るので、傾くことがない。従つ
て、設定された時間差が正確に生ずるように接点
間を調整するのが容易である。
以上の通りであるから、本考案は次のように優
れた効果を奏するものである。
れた効果を奏するものである。
(イ) 第２可動接点が第１可動接点を中心として環
状に形成されているので、アクチユエータによ
つて押圧されたときに傾くことがないから、時
間差の調整が確実かつ容易となる。
状に形成されているので、アクチユエータによ
つて押圧されたときに傾くことがないから、時
間差の調整が確実かつ容易となる。
(ロ) 各接点がゴムスイツチの中に定位置で一体に
構成されているから、組立時の部品点数が少な
くなり、組立作業が容易になるばかりでなく、
製品の質のばらつきも少なくなる。
構成されているから、組立時の部品点数が少な
くなり、組立作業が容易になるばかりでなく、
製品の質のばらつきも少なくなる。
(ハ) 可動接点がゴムスイツチの同一面上に設けら
れているので、第１接点群と第２接点群の可動
接点と固定接点との間の距離の違いを正確に設
定しやすいから、時間差の調整が容易かつ正確
にできる。
れているので、第１接点群と第２接点群の可動
接点と固定接点との間の距離の違いを正確に設
定しやすいから、時間差の調整が容易かつ正確
にできる。
(ニ) さらに、中央の第１の固定接点対の周りに第
２の固定接点対を環状に配設したので、ゴムス
イツチが押圧され、各接点対が閉じる際、可動
接点が傾くことなくその姿勢にバランスがと
れ、スイツチのON，OFFの時点が狂うことな
く動作が極めて安定するとともに、長期間使用
しても故障が少ない利点がある。また、スイツ
チ全体が円形になるので製造にも便利である。
２の固定接点対を環状に配設したので、ゴムス
イツチが押圧され、各接点対が閉じる際、可動
接点が傾くことなくその姿勢にバランスがと
れ、スイツチのON，OFFの時点が狂うことな
く動作が極めて安定するとともに、長期間使用
しても故障が少ない利点がある。また、スイツ
チ全体が円形になるので製造にも便利である。
なおこの時間差は第２回路の誤動作防止、鍵の
押下げ速度により時間差が変化することによる音
量のコントロール等幅広く使用できるものであ
る。
押下げ速度により時間差が変化することによる音
量のコントロール等幅広く使用できるものであ
る。
第１図は従来例を示す側面図、第２図は本考案
を示す側面図、第３図、第４図は第２図の部分断
面図と部分平面図である。 １……白鍵、２……黒鍵、３……アクチユエー
タ、４……バネ、５……可動接片、６……固定接
点、７……ゴムスイツチ、８……プリント基板、
９，９′……固定接点、１０，１１……可動接点。
を示す側面図、第３図、第４図は第２図の部分断
面図と部分平面図である。 １……白鍵、２……黒鍵、３……アクチユエー
タ、４……バネ、５……可動接片、６……固定接
点、７……ゴムスイツチ、８……プリント基板、
９，９′……固定接点、１０，１１……可動接点。
Claims (1)
- 電子楽器の時間差を有する鍵盤スイツチにおい
て、鍵に設けたアクチユエータによつて作動せし
められるゴムスイツチとこのゴムスイツチに対向
して設けたプリント基板とを備え、前記ゴムスイ
ツチは中央の第１可動接点と、この第１可動接点
をほぼ中心として取り囲む環状の第２可動接点と
を有し、前記プリント基板は前記第１、第２可動
接点の形状および位置に対応して配設された第
１、第２固定接点対とを有し、前記第１可動接点
と第１固定接点対との間の距離と前記第２可動接
点と第２固定接点対との間の距離とは互いに異な
り、アクチユエータでゴムスイツチが押圧された
ときに、第１、第２固定接点対の各々は時間差を
もつてそれぞれ閉じられることを特徴とする電子
楽器の鍵盤スイツチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18629281U JPS5891793U (ja) | 1981-12-16 | 1981-12-16 | 電子楽器の鍵盤スイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18629281U JPS5891793U (ja) | 1981-12-16 | 1981-12-16 | 電子楽器の鍵盤スイツチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5891793U JPS5891793U (ja) | 1983-06-21 |
| JPH026478Y2 true JPH026478Y2 (ja) | 1990-02-16 |
Family
ID=29988109
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18629281U Granted JPS5891793U (ja) | 1981-12-16 | 1981-12-16 | 電子楽器の鍵盤スイツチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5891793U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7108952B2 (ja) * | 2018-01-23 | 2022-07-29 | 株式会社ユードー | ユーザインタフェース装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57104995A (en) * | 1980-12-22 | 1982-06-30 | Casio Computer Co Ltd | Keyboard circuit for adding touch response |
-
1981
- 1981-12-16 JP JP18629281U patent/JPS5891793U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57104995A (en) * | 1980-12-22 | 1982-06-30 | Casio Computer Co Ltd | Keyboard circuit for adding touch response |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5891793U (ja) | 1983-06-21 |
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