JPH0341386Y2 - - Google Patents

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JPH0341386Y2
JPH0341386Y2 JP1985004554U JP455485U JPH0341386Y2 JP H0341386 Y2 JPH0341386 Y2 JP H0341386Y2 JP 1985004554 U JP1985004554 U JP 1985004554U JP 455485 U JP455485 U JP 455485U JP H0341386 Y2 JPH0341386 Y2 JP H0341386Y2
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contact
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movable contact
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movable
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JP1985004554U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は電子楽器に用いる鍵盤スイツチに関す
るものである。
従来の技術 従来の鍵盤スイツチは、第7図に示すような構
造であつた。すなわち、第7図に示すように、フ
レーム1の下面に取り付けられた固定接点と、そ
の固定接点との間隔が異なる第1の可動接点11
と第2の可動接点12を有するスイツチユニツト
13を、フレーム1の上面に揺動自在に取付けら
れた鍵2のアクチエーター部14で第8図に示す
ように鍵2の下動により第1の可動接点11を押
下げON制御しさらに第9図に示すように鍵2を
下動させることにより、第2の可動接点12を押
下げON制御させていた。
考案が解決しようとする問題点 しかし、このような構造のものでは必要とされ
る回路の構成が非常に困難であり、構造上第1と
第2の接点のONするタイミング精度等も確保す
ることがむずかしいという問題があつた。
本考案は、2回路用のスイツチを基板上に設け
ることにより、回路の構成が容易にできセツト側
の回路を組込むことができる等鍵盤スイツチの機
能の多様化に対応することのできる鍵盤スイツチ
を提供するものである。
問題点を解決するための手段 そして上記問題点を解決するために本考案は、
基板と、この基板上に設けられた分割された第1
の対向接点と、上記基板上の第1の対向接点の周
囲を囲んで設けられた第2の対向接点と、この第
2の対向接点の空隙部から外部に導出された上記
分割された第1の対向接点のそれぞれの引き出し
線と、上記第1および第2の対向接点上に位置す
るわん状の弾性体内面中央に上記第1の対向接点
に対向して設けられた第1の可動接点と、上記弾
性体内面周辺に上記第2の対向接点に対向して設
けられた第2の可動接点と、上記空隙部に設けら
れ、上記引き出し線と上記第2の可動接点間を絶
縁する印刷された絶縁部により構成したものであ
る。
作 用 上述のように基板上に第1の接点と第2の接点
を設けることにより、2回路の構成を容易に行う
ことができる。また、2つの可動接点を同一金型
で形成するので第1と第2のスイツチのONする
タイミング精度も容易に確保することができる。
実施例 以下本考案の一実施例を第1図〜第6図にもと
づいて説明する。
同図において1はフレーム、2は上記フレーム
1の一端に先端部を枢着された鍵、3は鍵2の自
由端を常に上方に付勢するバネ、4は2つに分割
された第1の対向接点5と第2の対向接点6を有
するプリント基板、7は内面中央の第1の可動接
点8と内面周辺の第2の可動接点9を有するわん
状のゴム接点、10は鍵2の操作により上記プリ
ント基板4とゴム接点7からなるスイツチを
ON,OFF制御するアクチエーター部である。
第3図、第4図に示すように、鍵2を押下げこ
の鍵2の下動によりアクチエーター10でゴム接
点7が押下げられ、プリント基板4の対向接点6
とゴム接点7の可動接点9がONする。さらに鍵
2を押下げることによりプリント基板4の対向接
点5とゴム接点7の可動接点8がONし、押圧力
を解除するとバネ3により鍵2は上動復帰する。
対向接点の形状は第5図(引き出し線は省略)、
可動接点の形状は第6図に示されているが鍵盤ス
イツチが第2図の状態である時、第1の対向接点
5の引き出し線5cと第2の可動接点9を第1図
a,bに示すようにシルク印刷によつて空隙部6
cに絶縁部15を設けて引き出し線5cと第2の
可動接点9を絶縁し、2回路用の配線としてい
る。なお、第5図において、第1の対向接点5は
カーボン印刷部5aと銅箔部5bよりなり、第2
の対向接点6もカーボン印刷部6aと銅箔部6b
とより構成されている。
考案の効果 以上のように本考案は、プリント基板上に第1
の対向接点と第2の対向接点を設け、その上面に
それぞれに対して位置する第1の可動接点と第2
の可動接点を設けることにより、従来セツト側に
あつた回路を組込むことができるなど回路の構成
を容易に行うことができる。また、接点の面積を
大きくすることにより接触面積が大きくなり、接
触抵抗が低く安定したON,OFF制御を行うこと
ができる。さらに第1の対向接点の引き出し線は
絶縁部によつて第2の可動接点と絶縁されている
ので第1、第2の可動接点はわん状の弾性体に形
成することができ、極めて安定的な2回路スイツ
チを有する鍵盤スイツチとすることのできるとと
もに、第1と第2のスイツチのオンするタイミン
グ精度も容易に確保できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案の鍵盤スイツチの一実施例の
第1、第2の対向接点の要部拡大上面図であり、
第1図bは同対向接点と可動接点の関係を説明す
る要部拡大側面図であり、第2図は同全体を示す
側面図であり、第3図、第4図は同動作を示す要
部断面図であり、第5図は対向接点の形状の一実
施例を示す上面図、第6図は可動接点の一実施例
を示す裏面図、第7図は従来の鍵盤スイツチを示
す側面図、第8図、第9図は同動作を示す断面図
である。 4……プリント基板、5……第1の対向接点、
5c……引き出し線、6……第2の対向接点、6
c……空隙部、7……ゴム接点、8……第1の可
動接点、9……第2の可動接点、15……絶縁
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくとも基板と、この基板上に設けられた分
    割された第1の対向接点と、上記基板上の第1の
    対向接点の周囲を囲んで設けられた第2の対向接
    点と、この第2の対向接点の空隙部から外部に導
    出された上記分割された第1の対向接点のそれぞ
    れの引き出し線と、上記第1および第2の対向接
    点上に位置するわん状の弾性体内面中央に上記第
    1の対向接点に対向して設けられた第1の可動接
    点と、上記弾性体内面周辺に上記第2の対向接点
    に対向して設けられた第2の可動接点と、上記空
    隙部に設けられた上記引き出し線と上記第2の可
    動接点間を絶縁する絶縁部により構成される電子
    楽器の鍵盤スイツチ。
JP1985004554U 1985-01-17 1985-01-17 Expired JPH0341386Y2 (ja)

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JPS61120141U JPS61120141U (ja) 1986-07-29
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Families Citing this family (4)

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JPH0750798Y2 (ja) * 1987-04-14 1995-11-15 株式会社河合楽器製作所 電子楽器のタツチレスポンススイツチ装置
JP2817408B2 (ja) * 1991-01-14 1998-10-30 ヤマハ株式会社 タッチレスポンス・スイッチ装置
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JPH09106281A (ja) * 1995-10-11 1997-04-22 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 電子楽器の鍵盤装置および電子ピアノ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH036996Y2 (ja) * 1984-11-08 1991-02-21

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JPS61120141U (ja) 1986-07-29

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