JPH0750798Y2 - 電子楽器のタツチレスポンススイツチ装置 - Google Patents
電子楽器のタツチレスポンススイツチ装置Info
- Publication number
- JPH0750798Y2 JPH0750798Y2 JP1987055389U JP5538987U JPH0750798Y2 JP H0750798 Y2 JPH0750798 Y2 JP H0750798Y2 JP 1987055389 U JP1987055389 U JP 1987055389U JP 5538987 U JP5538987 U JP 5538987U JP H0750798 Y2 JPH0750798 Y2 JP H0750798Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 本考案は、電子楽器特に電子ピアノのタツチレスポンス
スイツチ装置に関する。
スイツチ装置に関する。
（従来の技術） 従来、電子ピアノのタツチレスポンススイツチとして、
第７図に示すように、第１ドーム状体ａとその頂部に連
なる第２ドーム状体ｂとその頂部に連なる筒体ｃが一体
に形成され、第１ドーム状体ａの頂部に環状の第１可動
接点ｄ、第２ドーム状体ｂの頂部に第２可動接点ｅをそ
れぞれ備える絶縁弾性体ｆと、第１固定接点ｇ及び第２
固定接点ｈを備えた基板ｉとで構成されるものが知られ
ている。このタツチレスポンススイツチｊは、第８図示
のように、鍵ｋの下方の棚板ｌ上にレツトオフ素子ｍと
共に配設される。
第７図に示すように、第１ドーム状体ａとその頂部に連
なる第２ドーム状体ｂとその頂部に連なる筒体ｃが一体
に形成され、第１ドーム状体ａの頂部に環状の第１可動
接点ｄ、第２ドーム状体ｂの頂部に第２可動接点ｅをそ
れぞれ備える絶縁弾性体ｆと、第１固定接点ｇ及び第２
固定接点ｈを備えた基板ｉとで構成されるものが知られ
ている。このタツチレスポンススイツチｊは、第８図示
のように、鍵ｋの下方の棚板ｌ上にレツトオフ素子ｍと
共に配設される。
グランドピアノは、鍵の押下げによりジヤツクが上動
し、ジヤツクはハンマーシヤンクローラを押してハンマ
を弦の打撃のために回動した後ハンマーシヤンクローラ
から外れる（これを一般にレツトオフという）というア
クシヨン機構の作動のために、第６図のＤ′で示すよう
に、鍵ストロークのレツトオフ点で荷重がピークになる
鍵タツチを有する。前記レツトオフ素子ｍは、このよう
な荷重がピークになる鍵タツチを得るためのものであ
る。
し、ジヤツクはハンマーシヤンクローラを押してハンマ
を弦の打撃のために回動した後ハンマーシヤンクローラ
から外れる（これを一般にレツトオフという）というア
クシヨン機構の作動のために、第６図のＤ′で示すよう
に、鍵ストロークのレツトオフ点で荷重がピークになる
鍵タツチを有する。前記レツトオフ素子ｍは、このよう
な荷重がピークになる鍵タツチを得るためのものであ
る。
かくて、第８図示の鍵ｋを押下げると、レツトオフ素子
ｍの変形によりピアノのような鍵タツチが得られ、タツ
チレスポンススイツチｊの第１及び第２可動接点d,eが
第１及び第２固定接点g,hに順次接触するその時間差に
より打鍵速度に応じた音量が得られる。
ｍの変形によりピアノのような鍵タツチが得られ、タツ
チレスポンススイツチｊの第１及び第２可動接点d,eが
第１及び第２固定接点g,hに順次接触するその時間差に
より打鍵速度に応じた音量が得られる。
（考案が解決しようとする問題点） 従来の上記した電子ピアノは、タツチレスポンススイツ
チｊとレツトオフ素子ｍが別体に形成されているので、
その製作誤差により、タツチレスポンススイツチｊの第
１可動接点ｄ及び第２可動接点ｅと第１固定接点ｇ及び
第２固定接点ｈが閉成する鍵ストローク上の位置がばら
つくと共に、前記第２接点が閉成する位置又は前記第１
接点および前記第２接点が閉成する位置の両者ともレッ
トオフ点より手前になることがあり、そのため、鍵の押
下げをレツトオフ点の手前で一瞬止める位の弱打の演奏
では、鍵を完全に押下げないうちに音を発してしまう不
都合を生ずる。
チｊとレツトオフ素子ｍが別体に形成されているので、
その製作誤差により、タツチレスポンススイツチｊの第
１可動接点ｄ及び第２可動接点ｅと第１固定接点ｇ及び
第２固定接点ｈが閉成する鍵ストローク上の位置がばら
つくと共に、前記第２接点が閉成する位置又は前記第１
接点および前記第２接点が閉成する位置の両者ともレッ
トオフ点より手前になることがあり、そのため、鍵の押
下げをレツトオフ点の手前で一瞬止める位の弱打の演奏
では、鍵を完全に押下げないうちに音を発してしまう不
都合を生ずる。
本考案は、従来のこのような不都合を無くすと共にピア
ノに似た鍵タツチを得ることができる、構造の簡単な電
子楽器のタツチレスポンススイツチ装置を提供すること
をその目的とするものである。
ノに似た鍵タツチを得ることができる、構造の簡単な電
子楽器のタツチレスポンススイツチ装置を提供すること
をその目的とするものである。
（問題点を解決するための手段） 本考案は、上述の目的を達成するために、打鍵により第
１可動接点及び第２可動接点がそれぞれ順次第１固定接
点及び第２固定接点に接触するタツチレスポンススイツ
チを備え、その接触の時間差から打鍵速度に応じた音量
を得るようにした電子楽器のタツチレスポンススイツチ
装置において、前記タツチレスポンススイツチは、第１
ドーム状体とその頂部に連なる第２ドーム状体とその頂
部にそれから下方に突出するように連なる、クリツク作
用をするすりばち状体と、第２ドーム状体の頂部に連な
る筒体が一体に形成され、 第１ドーム状体の頂部から下方に突出するように前記第
１可動接点を、すりばち状体の底部に前記第２可動接点
を備えると共に第２ドーム状体の頂部から下方に突出す
るように第３可動接点を備える絶縁弾性体と、前記可動
接点に対向した第１及び第２固定接点を備えると共に第
３固定接点を備える基板とから成り、前記第１、第２及
び第３可動接点は押鍵による第１ドーム状体、第２ドー
ム状体並びにすりばち状体の順次の変形で第１、第２及
び第３固定接点に順次接触するように構成されて、鍵の
下方に間隙を介して配設され、打鍵速度に応じた音量
は、第３可動接点と第３固定接点の閉成時に発するよう
にしたことを特徴とする。
１可動接点及び第２可動接点がそれぞれ順次第１固定接
点及び第２固定接点に接触するタツチレスポンススイツ
チを備え、その接触の時間差から打鍵速度に応じた音量
を得るようにした電子楽器のタツチレスポンススイツチ
装置において、前記タツチレスポンススイツチは、第１
ドーム状体とその頂部に連なる第２ドーム状体とその頂
部にそれから下方に突出するように連なる、クリツク作
用をするすりばち状体と、第２ドーム状体の頂部に連な
る筒体が一体に形成され、 第１ドーム状体の頂部から下方に突出するように前記第
１可動接点を、すりばち状体の底部に前記第２可動接点
を備えると共に第２ドーム状体の頂部から下方に突出す
るように第３可動接点を備える絶縁弾性体と、前記可動
接点に対向した第１及び第２固定接点を備えると共に第
３固定接点を備える基板とから成り、前記第１、第２及
び第３可動接点は押鍵による第１ドーム状体、第２ドー
ム状体並びにすりばち状体の順次の変形で第１、第２及
び第３固定接点に順次接触するように構成されて、鍵の
下方に間隙を介して配設され、打鍵速度に応じた音量
は、第３可動接点と第３固定接点の閉成時に発するよう
にしたことを特徴とする。
（作用） 鍵を押下すると、鍵が絶縁弾性体に接触するまで、第５
図のＡに示す鍵自体の鍵ストローク−荷重特性に応じた
鍵タツチが得られ、絶縁弾性体の筒体に接触後は第１ド
ーム状体が変形し、その変形による第５図のＢに示す特
性に応じた鍵タツチが得られ、次いで、第２ドーム状体
が変形し、その変形による第５図のＣに示す特性に応じ
た鍵タツチが得られ、すりばち状体が基板に接触後は該
すりばち状体の急激な変形作用（これをクリツク作用と
いう）による第５図のＤに示す特性に応じた鍵タツチが
得られる。かくて下限位置に達するまでの鍵タツチA,B,
C,Dは第６図に示すグランドピアノの鍵タツチＡ′,B′,
C′,D′と似たものになる。
図のＡに示す鍵自体の鍵ストローク−荷重特性に応じた
鍵タツチが得られ、絶縁弾性体の筒体に接触後は第１ド
ーム状体が変形し、その変形による第５図のＢに示す特
性に応じた鍵タツチが得られ、次いで、第２ドーム状体
が変形し、その変形による第５図のＣに示す特性に応じ
た鍵タツチが得られ、すりばち状体が基板に接触後は該
すりばち状体の急激な変形作用（これをクリツク作用と
いう）による第５図のＤに示す特性に応じた鍵タツチが
得られる。かくて下限位置に達するまでの鍵タツチA,B,
C,Dは第６図に示すグランドピアノの鍵タツチＡ′,B′,
C′,D′と似たものになる。
上述の絶縁弾性体の変形の過程において、第１ドーム状
体の変形で先ず第１可動接点が第１固定接点に接触し、
次いで第２可動接点が第２固定接点に接触し、すりばち
状体の変形後に第３可動接点が第３固定接点に接触す
る。第３可動接点と第３固定接点の接触した時点で第１
可動接点と第１固定接点の接触と、第２可動接点と第２
固定接点の接触の時間差に応じた最弱音が発せられる。
体の変形で先ず第１可動接点が第１固定接点に接触し、
次いで第２可動接点が第２固定接点に接触し、すりばち
状体の変形後に第３可動接点が第３固定接点に接触す
る。第３可動接点と第３固定接点の接触した時点で第１
可動接点と第１固定接点の接触と、第２可動接点と第２
固定接点の接触の時間差に応じた最弱音が発せられる。
かくてレツトオフ点の手前で一瞬押鍵が止まる位の弱打
鍵の場合にもレツトオフ点を通過してから、最弱音が発
せられ、グランドピアノのように演奏上の楽音制御の幅
が広くなる。
鍵の場合にもレツトオフ点を通過してから、最弱音が発
せられ、グランドピアノのように演奏上の楽音制御の幅
が広くなる。
（実施例） 以下本考案の実施例を図面につき説明する。
第１図乃至第３図において、１はタツチレスポンススイ
ツチ、２は電子ピアノの鍵で、該タツチレスポンススイ
ツチ１は、棚板３上で鍵２の下部に微小間隙Ｇを介して
配設されている。
ツチ、２は電子ピアノの鍵で、該タツチレスポンススイ
ツチ１は、棚板３上で鍵２の下部に微小間隙Ｇを介して
配設されている。
タツチレスポンススイツチ１は、可動接点を有する例え
ばシリコンゴムから成る絶縁弾性体11と固定接点を有す
る基板12で構成されている。これを更に詳細に説明する
と、絶縁弾性体11は第１ドーム状体４とその頂部に連な
る第２ドーム状体５と、その頂部にそれから下方に突出
するように連なるすりばち状体６と第２ドーム状体５の
頂部に連なる筒体７が一体に形成されたもので、第１ド
ーム状体４には、下面に取付用突起８を有する座片９が
一体に形成されており、第１ドーム状体４の頂部から下
方に突出するように形成された環状の第１可動接点10
が、すりばち状体６の底部には第２可動接点11が、第２
ドーム状体５の頂部から下方に突出するように形成され
た環状の第３可動接点12がそれぞれ例えば一体成型によ
り設けられている。
ばシリコンゴムから成る絶縁弾性体11と固定接点を有す
る基板12で構成されている。これを更に詳細に説明する
と、絶縁弾性体11は第１ドーム状体４とその頂部に連な
る第２ドーム状体５と、その頂部にそれから下方に突出
するように連なるすりばち状体６と第２ドーム状体５の
頂部に連なる筒体７が一体に形成されたもので、第１ド
ーム状体４には、下面に取付用突起８を有する座片９が
一体に形成されており、第１ドーム状体４の頂部から下
方に突出するように形成された環状の第１可動接点10
が、すりばち状体６の底部には第２可動接点11が、第２
ドーム状体５の頂部から下方に突出するように形成され
た環状の第３可動接点12がそれぞれ例えば一体成型によ
り設けられている。
前記基板12に設けられた固定接点は、例えば印刷により
形成された４角形状の第１固定接点131132及び第３固定
接点151,152と、半円形状の第２固定接点141,142とから
成り、該基板12の孔16に前記取付用突起８を嵌入し該基
板12に対し絶縁弾性体11を固着することにより第１固定
接点131と132、第２固定接点141,142及び第３固定接点1
51,152はそれぞれ第１可動接点10、第２可動接点11及び
第３可動接点12に対向し、鍵２の押下げにより先ず第１
ドーム状体４が変形して第１可動接点10が第１固定接点
131と132に接触し、次いで第２ドーム状体５が変形して
第２可動接点11が第２固定接点141と142に接触し、すり
ばち状体６の基板12との接触後の変形で第３可動接点12
が第３固定接点151と152に接触するようになつている。
形成された４角形状の第１固定接点131132及び第３固定
接点151,152と、半円形状の第２固定接点141,142とから
成り、該基板12の孔16に前記取付用突起８を嵌入し該基
板12に対し絶縁弾性体11を固着することにより第１固定
接点131と132、第２固定接点141,142及び第３固定接点1
51,152はそれぞれ第１可動接点10、第２可動接点11及び
第３可動接点12に対向し、鍵２の押下げにより先ず第１
ドーム状体４が変形して第１可動接点10が第１固定接点
131と132に接触し、次いで第２ドーム状体５が変形して
第２可動接点11が第２固定接点141と142に接触し、すり
ばち状体６の基板12との接触後の変形で第３可動接点12
が第３固定接点151と152に接触するようになつている。
尚、第３図において、22は絶縁被覆である。
第４図はタツチレスポンススイツチ１に接続された発音
回路の１例を示す。
回路の１例を示す。
同図において、17は第１可動接点10と協動する第１固定
接点131,132と第２可動接点11と協動する第２固定接点1
41,142にそれぞれ接続され、それぞれの閉成の時間差か
ら鍵速度信号を出力する鍵速度検出手段、18は、該検出
手段17に接続され鍵速度信号を音量信号に変換する鍵速
度−音量変換手段、19は、該変換手段18に接続された音
源と、該音源と増幅器20との間に介入接続されたゲート
回路とから成る発音手段19である。
接点131,132と第２可動接点11と協動する第２固定接点1
41,142にそれぞれ接続され、それぞれの閉成の時間差か
ら鍵速度信号を出力する鍵速度検出手段、18は、該検出
手段17に接続され鍵速度信号を音量信号に変換する鍵速
度−音量変換手段、19は、該変換手段18に接続された音
源と、該音源と増幅器20との間に介入接続されたゲート
回路とから成る発音手段19である。
該発音手段19の音源は、前記変換手段18から出力した音
量信号に応じた音量に設定され、前記ゲート回路は第３
可動接点12と協動する第３固定接点151,152の閉成に応
じて開くようになつており、かくて鍵２を打鍵すると、
鍵速度が鍵速度検出手段17によつて検出され、鍵速度−
音量変換手段18で鍵速度に応じた音量信号に変換され、
音源は音量信号に応じた音量の楽音信号が出力するよう
に設定される。そして鍵２により第３固定接点151と152
が第３可動接点12によつて閉成された時点でゲート回路
が開かれ、前記楽音信号は増幅器20を経てスピーカ21に
加わり、スピーカ21から鍵速度に応じた楽音が放出され
る。
量信号に応じた音量に設定され、前記ゲート回路は第３
可動接点12と協動する第３固定接点151,152の閉成に応
じて開くようになつており、かくて鍵２を打鍵すると、
鍵速度が鍵速度検出手段17によつて検出され、鍵速度−
音量変換手段18で鍵速度に応じた音量信号に変換され、
音源は音量信号に応じた音量の楽音信号が出力するよう
に設定される。そして鍵２により第３固定接点151と152
が第３可動接点12によつて閉成された時点でゲート回路
が開かれ、前記楽音信号は増幅器20を経てスピーカ21に
加わり、スピーカ21から鍵速度に応じた楽音が放出され
る。
尚、前記第１可動接点10が第１固定接点131,132に接触
してから、第２可動接点11が第２固定接点141,142に接
触するまでの時間t1と第２可動接点11が第２固定接点14
1,142に接触してから第３可動接点12が第３固定接点1
51,152に接触するまでの時間t2を検出することによつて
鍵に指を触れた状態から鍵を押し込む時のような打鍵速
度に変化がある場合にもt1とt2の時間差に応じた楽音を
出力すれば、鍵が加速度運動するときのタツチレスポン
スをも効かせることができる。
してから、第２可動接点11が第２固定接点141,142に接
触するまでの時間t1と第２可動接点11が第２固定接点14
1,142に接触してから第３可動接点12が第３固定接点1
51,152に接触するまでの時間t2を検出することによつて
鍵に指を触れた状態から鍵を押し込む時のような打鍵速
度に変化がある場合にもt1とt2の時間差に応じた楽音を
出力すれば、鍵が加速度運動するときのタツチレスポン
スをも効かせることができる。
（考案の効果） 以上説明したように、本考案によれば、ピアノに似た鍵
タツチを得ることができると共に、レツトオフ点の手前
で一瞬押鍵が止まる位の弱打鍵でも支障なく演奏するこ
とができ、しかも構造が簡単である等の効果を有する。
タツチを得ることができると共に、レツトオフ点の手前
で一瞬押鍵が止まる位の弱打鍵でも支障なく演奏するこ
とができ、しかも構造が簡単である等の効果を有する。
第１図は本考案の実施例の側面図、第２図はそのタツチ
レスポンススイツチの断面図、第３図はその固定接点が
配設された基板の平面図、第４図はそのブロツク図、第
５図はその鍵ストローク−荷重特性図、第６図はグラン
ドピアノの鍵ストローク−荷重特性図、第７図は従来の
タツチレスポンススイツチの断面図、第８図は従来の鍵
装置の側面図である。 １……タツチレスポンススイツチ 11……絶縁弾性体、12……基板 ３……棚板、４……第１ドーム状体 ５……第２ドーム状体、６……すりばち状体 ７……筒体、10……第１可動接点 11……第２可動接点、12……第３可動接点 131,132……第１固定接点、141,142……第２固定接点 151,152……第３固定接点
レスポンススイツチの断面図、第３図はその固定接点が
配設された基板の平面図、第４図はそのブロツク図、第
５図はその鍵ストローク−荷重特性図、第６図はグラン
ドピアノの鍵ストローク−荷重特性図、第７図は従来の
タツチレスポンススイツチの断面図、第８図は従来の鍵
装置の側面図である。 １……タツチレスポンススイツチ 11……絶縁弾性体、12……基板 ３……棚板、４……第１ドーム状体 ５……第２ドーム状体、６……すりばち状体 ７……筒体、10……第１可動接点 11……第２可動接点、12……第３可動接点 131,132……第１固定接点、141,142……第２固定接点 151,152……第３固定接点
Claims (1)
- 【請求項１】打鍵により第１可動接点及び第２可動接点
がそれぞれ順次第１固定接点及び第２固定接点に接触す
るタッチレスポンススイッチを備え、その接触の時間差
から打鍵速度に応じた音量を得るようにした電子楽器の
タッチレスポンススイッチ装置において、前記タッチレ
スポンススイッチは、第１ドーム状体とその頂部に連な
る第２ドーム状体とその頂部にそれから下方に突出する
ように連なる、クリック作用をするすりばち状体と、第
２ドーム状体の頂部に連なる筒体が一体に形成され、第
１ドーム状体の頂部から下方に突出するように前記第１
可動接点を、すりばち状体の底部に前記第２可動接点を
備えると共に第２ドーム状体の頂部から下方に突出する
ように第３可動接点を備える絶縁弾性体と、前記第１、
第２及び第３可動接点にそれぞれ対向する前記第１、第
２及び第３固定接点を備える基板とから成り、前記第
１、第２及び第３可動接点が打鍵による第１ドーム状
体、第２ドーム状体及びすりばち状体の順次の変形で第
１、第２及び第３固定接点に順次接触するように構成さ
れて、鍵の下方に間隙を介して配設され、打鍵速度に応
じた音量は、第３可動接点と第３固定接点の閉成時に発
するようにしたことを特徴とする電子楽器のタッチレス
ポンススイッチ装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987055389U JPH0750798Y2 (ja) | 1987-04-14 | 1987-04-14 | 電子楽器のタツチレスポンススイツチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987055389U JPH0750798Y2 (ja) | 1987-04-14 | 1987-04-14 | 電子楽器のタツチレスポンススイツチ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63162399U JPS63162399U (ja) | 1988-10-24 |
| JPH0750798Y2 true JPH0750798Y2 (ja) | 1995-11-15 |
Family
ID=30883246
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987055389U Expired - Lifetime JPH0750798Y2 (ja) | 1987-04-14 | 1987-04-14 | 電子楽器のタツチレスポンススイツチ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0750798Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008008973A (ja) * | 2006-06-27 | 2008-01-17 | Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd | 鍵盤装置 |
| JP5724228B2 (ja) * | 2010-06-30 | 2015-05-27 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器のペダル装置 |
| JP2011064729A (ja) * | 2009-09-15 | 2011-03-31 | Yamaha Corp | 電子楽器のペダル装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5891794U (ja) * | 1981-12-15 | 1983-06-21 | 松下電器産業株式会社 | 電子楽器用鍵盤装置 |
| JPS6054193U (ja) * | 1983-08-31 | 1985-04-16 | カシオ計算機株式会社 | タツチレスポンス鍵盤 |
| JPH0341386Y2 (ja) * | 1985-01-17 | 1991-08-30 |
-
1987
- 1987-04-14 JP JP1987055389U patent/JPH0750798Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63162399U (ja) | 1988-10-24 |
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