JP2882027B2 - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JP2882027B2 JP28677590A JP28677590A JP2882027B2 JP 2882027 B2 JP2882027 B2 JP 2882027B2 JP 28677590 A JP28677590 A JP 28677590A JP 28677590 A JP28677590 A JP 28677590A JP 2882027 B2 JP2882027 B2 JP 2882027B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、回路の閉成を行なうスイッチ装置に係り、
特に、電子鍵盤楽器、パソコン等に適用するのに好適
で、キーの押動操作により回路を閉成するためのスイッ
チ装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、電子鍵盤楽器等においては、キーの押圧操作
により所定の信号を出力するためのスイッチ装置が用い
られており、このスイッチ装置からの出力信号に基づい
て楽音発生装置により所定の楽音を出力するようになっ
ている。
第9図はこのような従来のスイッチ装置を示すもので
あり、平板状のフレーム1にはキー用開口2が形成され
ており、このキー用開口2の外周近傍となるフレーム1
の下面には、円環状の保持溝3が形成されている。ま
た、前記フレーム1の前記保持溝3の外側には、それぞ
れ可撓性とされた断面ほぼL字状の係合片および断面ほ
ぼU字状の保持片5がそれぞれ一体に突出形成されてい
る。
前記フレーム1の下方にはフレーム1に接する基板6
が前記係合片4,5に支持されるようにして配設されてお
り、この基板6の上面には、前記キー用開口2内に対向
する位置に固定接点7が形成されている。また、前記基
板6の上面には、前記開口2を挿通して上方に突出する
ラバースイッチ8が配設されている。このラバースイッ
チ8の下端縁には、外周方向に延在し、外周縁部に、前
記保持溝3に係合される円環状の係合突起9が形成され
た固定片10が一体に突出形成されている。
そして、このラバースイッチ8の組立て方法として
は、前記基板6の上面の所定位置に前記ラバースイッチ
8を載置した状態において、この基板6の一側縁を前記
係合片4に係合した後、他側縁を前記保持片5に係合さ
せることにより、前記基板6がフレーム1の下方の所定
位置に保持されるとともに、前記ラバースイッチ8の固
定片10が前記フレーム1と基板6との間に挟持されてそ
の係合突起9が前記フレーム1の保持溝3に係合され、
これにより、前記ラバースイッチ8を固定することがで
きる。
前記ラバースイッチ8の下部は、内部に空間が形成さ
れほぼ円筒形の周壁と上壁とからなるドーム部11とされ
ており、このドーム部11の上壁の下面には、前記基板6
の固定接点7に接触されるカーボンのような接点突起12
が突出形成されている。さらに、前記ラバースイッチ8
の上部には、上方に延在する円筒状の押圧部13が一体に
形成されている。
前記ラバースイッチ8の上方には、キー14が一端部を
中心として上下方向に揺動自在に配設されており、この
キー14の下面には、前記ラバースイッチ8の押圧部13に
当接される押動部材15が突出形成されている。
前述した従来のスイッチ装置においては、前記キー14
を下方に押動操作することにより、前記キー14の押動部
材15によりラバースイッチ8の押圧部13が下方に押動さ
れる。そして、前記押圧部13の押圧動作により、前記ラ
バースイッチ8のドーム部11が下方に撓められ、ドーム
部11の内部の接点突起12が基板6の固定接点7に接触さ
れ、これにより図示しない回路が閉成され、図示しない
楽音発生装置により所定の楽音を出力することができ
る。
また、第10図は従来の他のスイッチ装置を示すもので
あり、ラバースイッチ8の下端縁には、外周方向に延在
する固定片10が一体に形成されており、この固定片10の
先端部の下面には、先端部を膨出させた1対の固定用突
起16が突出形成されている。一方、前記フレーム1にね
じ17により締付け固定された基板6には、前記ラバース
イッチ8の各固定用突起16を圧入させる1対の固定用孔
18が穿設されている。そして、前記ラバースイッチ8の
各固定用突起16を前記基板6の固定用孔18に圧入させる
ことにより、前記ラバースイッチ8を前記基板6上の所
定位置に固定することができる。
その他の構成は前述した第9図のものと同様なので、
その説明は省略する。
さらに、第11図は従来のさらに他のスイッチ装置を示
すものであり、基板6の上面のラバースイッチ8取付位
置に、ポリエステル等の樹脂からなるフィルム19を貼着
し、このフィルム19上に前記ラバースイッチ8を溶着さ
せることにより、前記ラバースイッチ8を基板6上に固
定するものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前述した第9図に示す従来のスイッチ
装置においては、ラバースイッチ8に固定片10および係
合突起9を形成する必要があり、しかも、フレーム1に
前記係合突起9を係合させる保持溝3を形成する必要が
あるので、ラバースイッチ8およびフレーム1の形状の
複雑化を招来するという問題点がある。
また、第10図に示す従来のスイッチ装置においては、
ラバースイッチ8に固定片10および固定用突起16を形成
するとともに、基板6に固定用孔18を形成する必要があ
るので、前記いずれのスイッチ装置においても、製造が
難かしく、部品単価の上昇を招来し、製造コストが増大
してしまうという問題点がある。
また、第11図に示すスイッチ装置においては、ラバー
スイッチ8および基板6自体の加工は不要であるが、フ
ィルム19が必要であり、部品点数の増加を招来し、しか
も、別工程でフィルム19の貼着作業を行なう必要がある
ため、やはり、製造が難かしく、製造コストが高くなっ
てしまうという問題点がある。
本発明は、前述した従来のものにおける問題点に鑑み
てなされたもので、ラバースイッチや基板等に特殊な加
工を施すことなく、容易にラバースイッチの取付けを行
なうことができ、容易かつ安価に製造することのできる
スイッチ装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するため本発明に係るスイッチ装置
は、キーの押動操作により弾性変形されるドーム部およ
びこのドーム部の弾性変形により所定の回路基板に形成
された固定接点に接触される接点突起をそれぞれ有する
ラバースイッチを設け、前記接点突起と固定接点との接
触により、回路を閉成するスイッチ装置において、前記
ラバースイッチを前記キーに取付けるとともに、前記キ
ーの押動操作による前記ドーム部の弾性変形終了後に前
記接点突起に接触してこの接点突起を押圧し接点突起を
前記固定接点に接触させる押動部材を前記キーに取付け
たことを特徴とするものである。
〔作 用〕
前述した構成からなる本発明によれば、キーを押動操
作したときにラバースイッチのドーム部の弾性抵抗によ
り、良好なタッチ感覚を得ることができ、しかも、ラバ
ースイッチのドーム部の弾性変形が終了して接点突起が
押動部材により初めて押圧されることにより、接点突起
が回路基板の固定接点に接触されることになり、ドーム
部の弾性変形動作と各接点の接触動作とを別個に行なう
ようにしているので、キーの押動操作を開始してから、
ラバースイッチの接点突起が基板の固定接点に接触して
回路が閉成されるまでの時間のばらつきを除去すること
ができ、キーの操作により安定した回路の閉成動作を行
なうことができる。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示す実施例により説明する。
第1図は本発明に係るスイッチ装置の実施例を示した
もので、図示しない平板状のフレームに固定された基板
6には、固定接点7が装着されており、前記基板6の上
方にはラバースイッチ8が配設されている。前記ラバー
スイッチ8の下部には、上壁11aの下面に前記基板6の
固定接点7に接触される接点突起12が突出形成されたほ
ぼ円筒形のドーム部11が形成されており、また、前記ラ
バースイッチ8のドーム部11の上方には、ドーム部11よ
り小径の円筒形からなる押圧部13が同心的に一体に形成
されている。
また、前記ラバースイッチ8の上方には、キー14が、
一端部を中心として上下方向に揺動自在に配設されてお
り、このキー14の下面には、前記ラバースイッチ8の押
圧部13の外径とほぼ同様の内径を有する環状突起20が形
成されている。そして、前記環状突起20の内側に前記ラ
バースイッチ8の押圧部13を嵌合させることにより、前
記ラバースイッチ8をキー14の下面に固定するようにな
っている。
なお、第2図に示すように、前記環状突起20の外径を
ラバースイッチ8の押圧部13の内径とほぼ同様に形成
し、この環状突起20の外側に押圧部13を嵌合させること
により、前記ラバースイッチ8を固定するようにしても
よい。
つぎに、前述した構成からなる本実施例の作用につい
て説明する。
本実施例においては、前記キー14を下方に押動操作す
ることにより、ラバースイッチ8の押圧部13が下方に押
圧される。そして、前記押圧部13の押圧動作により、前
記ラバースイッチ8のドーム部11が下方に撓められ、ド
ーム部11の内部の接点突起12が基板6の固定接点7に接
触され、これにより回路が閉成され、図示しない楽音発
生装置により所定の楽音を出力することができる。
このように本実施例によれば、前記キー14に環状突起
20を形成し、この環状突起20にラバースイッチ8の押圧
部13を嵌合させることにより、前記ラバースイッチ8を
キー14に固定するようにしているので、容易にラバース
イッチ8の取付けを行なうことができる。また、ラバー
スイッチ8に円筒形の押圧部13を形成すれば足りるため
ラバースイッチ8を特殊な形状に形成する必要がなく、
しかも、基板6あるいはフレームに特殊な固定用の加工
を行なう必要がないので、容易に製造することができ、
部品単価が低減され、安価に製造することができる。
第3図は本発明に係るスイッチ装置を適用した鍵盤装
置の実施例を示すものであり、楽音本体のフレーム1に
は、キー用開口2が形成されており、このキー用開口2
の外周近傍となるフレーム1の下面には、それぞれ可撓
性とされた断面ほぼL字状の係合片4および断面ほぼU
字状の保持片5がそれぞれ一体に突出形成されている。
また、前記係合片4および保持片5には、基板6が保持
されており、この基板6に形成された図示しない固定接
点が前記キー用開口2を介して露出するようになってい
る。さらに、前記フレーム1の先端部には、上下方向に
延在する複数のガイドロッド21がフレーム1の幅方向に
所定間隔を有するように取付けられている。
また、前記フレーム1の上面後端側には、前記フレー
ム1の幅方向に延在する接続板22がピン23により取付け
られており、この接続板22の前部には、フレーム1の前
方に延在しそれぞれの音程に対応している複数のキー14
が板ばねヒンジ部24および筒状補強部25をそれぞれ介し
て一体に固着されている。各キー14の前部下面には、前
記各ガイドロッド21の間に配置されるほぼL字状のガイ
ド部材26が一体に固着されており、前記キー14は、前記
ガイド部材26を介してガイドロッド21に案内されなが
ら、前記板ばねヒンジ部24と接続板22との連結部分を中
心として上下方向に揺動自在とされている。
また、前記キー14の下面側であって前記基板6の上方
に対応する位置には、環状突起20が形成されており、こ
の環状突起20には、前述した第2図に示したものと同様
の構成を有するラバースイッチ8の押圧部が嵌合されて
いる。
このような構成の本実施例によれば、前記キー14を下
方に押動操作することにより、ラバースイッチ8の押圧
部13が下方に押圧され、これにより、前記ラバースイッ
チ8の図示しない接点突起が基板6の固定接点に接触さ
れ、これにより所定の楽音を出力することができる。
したがって、本実施例においても前述した第1実施例
と同様に、容易にラバースイッチ8の取付けを行なうこ
とができ、さらに、ラバースイッチ8や基板6等を特殊
な形状に形成する必要がなく、容易かつ安価に製造する
ことができる。
第4図ないし第6図は本発明に係るスイッチ装置の他
の実施例を示すものであり、固定接点7が形成された基
板6の上方にはラバースイッチ8が配設されている。前
記ラバースイッチ8の下部は、前記基板6の上面に当接
する円筒状の当接部27とされており、この当接部27の上
壁27aの下面には、前記基板6の固定接点7に接触され
る環状の接点突起12が形成されている。また、本実施例
においては、前記ラバースイッチ8の当接部27の上方
に、内部に空間が形成されたドーム部11が当接部27の上
壁27aとともに形成されており、このドーム部11の下面
をなす上壁27aの上面には、押圧突起28が形成されてい
る。さらに、前記ラバースイッチ8のドーム部11の上端
縁には、厚肉の嵌合フランジ29が形成されている。
前記ラバースイッチ8の上方には、キー14が一端部を
中心として上下方向に揺動自在に配設されており、第7
図に示すように、このキー14の下面側には、前記ラバー
スイッチ8の押圧突起28に当接され先端面が傾斜された
押動部材15が突出形成されている。さらに、前記押動部
材15の外周の前記キー14の下面には、2つの環状突起2
0,20が形成されており、これらの各環状突起20により、
嵌合溝30が形成されるようになっている。
そして、前記嵌合溝30の内側に前記ラバースイッチ8
の嵌合フランジ29を嵌合させることにより、前記ラバー
スイッチ8をキー14の下面に固定することができる。
つぎに、前述した構成からなる本実施例の作用につい
て説明する。
本実施例によれば、第4図に示す状態から、前記キー
14を下方に押動操作することにより、まず、前記ラバー
スイッチ8のドーム部11が下方に撓められ、このラバー
スイッチ8のドーム部11の弾性抵抗により、実際のピア
ノにおいてキーを押動操作したときにおけるキータッチ
と同様の良好なタッチ感覚を得るようになっている。す
なわち、キー14の押動操作の初期においては、ドーム部
11の弾性抵抗により重量感が得られ、またある程度キー
14を押し込むと軽くなるという良好なタッチ感覚を得る
ことができる。
そして、第5図に示すように、前記ドーム部11の弾性
変形が終了した状態において、キー14の押動部材15がド
ーム部11の内部の押圧突起28に当接される。この状態か
らさらにキー14を押動操作すると、第6図に示すよう
に、前記キー14の押動部材15によりラバースイッチ8の
押圧突起28が下方に押圧され、当接部27の内部の接点突
起12が基板6の固定接点7に接触され、これにより、所
定の信号が出力され、この信号に基づいて図示しない楽
音発生装置により所定の楽音を出力するようになってい
る。
このように本実施例によっても、前記実施例と同様
に、容易にラバースイッチ8の取付けを行なうことがで
きるし、また、ラバースイッチ8や基板6等を特殊な形
状に形成する必要がないので、容易かつ安価に製造する
ことができる。
さらに、本実施例においては、前記ラバースイッチ8
のドーム部11の弾性抵抗により、キー14を押動操作した
ときに、良好なタッチ感覚を得ることができる。しか
も、前記ラバースイッチ8のドーム部11の弾性変形が終
了して、前記押圧突起28が押動部材15により押圧される
ことにより、接点突起12が近接配置された基板6の固定
接点7に接触されることになり、前記ドーム部11の弾性
変形動作と各接点の接触動作とを別個に行なうようにし
ているので、キー14の押動操作を開始してから、ラバー
スイッチ8の接点突起12が基板6の固定接点7に接触し
て回路が閉成されるまでの時間のばらつきを除去するこ
とができ、キー14の操作により安定した回路の閉成動作
を行なうことができる。
第8図は本発明のさらに他の実施例を示すものであり
本実施例においては、ラバースイッチ8の下方に形成さ
れた当接部27の上壁27aの下面には、前記基板6の固定
接点7に接触される環状の第1接点突起12aが形成され
ており、この第1接点突起12aの内側には、前記第1接
点突起12aより長さ寸法が短く形成された第2接点突起1
2bが突出形成されている。また、前記ラバースイッチ8
の当接部27の上方には、ドーム部11の下面をなす当接部
27の上壁27aに押圧突起28が形成されたほぼ円筒形のド
ーム部11が形成されており、前記ラバースイッチ8は、
ドーム部11の上端縁に形成された嵌合フランジ29を図示
しないキーの係合溝に係合させることにより、キーの下
面に固定するようになっている。
このような本実施例によれば、キーを下方に押動操作
することにより、まず、前記ラバースイッチ8の押圧突
起28が下方に押圧され、当接部27の内部の第1接点突起
12aが図示しない基板6の固定接点に接触され、これに
より対応する回路が閉成され、続いて、わずかな時間差
をもって第2接点突起12bが固定接点に接触され、これ
により対応する回路が閉成される。そして、これらの2
つの回路が時間差をもって閉成されることにより図示し
ない楽音発生装置により所定の楽音を出力することがで
きる。
このように本実施例においても前述した各実施例と同
様に、容易にラバースイッチ8の取付けを行なうことが
でき、さらに、ラバースイッチ8や基板6等を特殊な形
状に形成する必要がなく、容易かつ安価に製造すること
ができる。
また、良好なタッチ感覚を得ることができ、しかも、
ラバースイッチ8による回路閉成時間のばらつきを除去
することできる。さらに、本実施例においては、ラバー
スイッチ8に2つの接点突起12a,12bを形成しているの
で、1つのラバースイッチ8により、2つの信号を出力
することができる。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではな
く、必要に応じて種々変更することができるものであ
る。例えば、本発明は、電子楽器以外にもパソコンその
他の種々の機器に適用することが可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係るスイッチ装置は、ラ
バースイッチをキーに固定するようにしているので、ラ
バースイッチや基板等に特殊な固定用の加工を行なうこ
となく、極めて容易にラバースイッチの取付けを行なう
ことができ、しかも、極めて容易に、かつ、安価に製造
することができる等の効果を奏する。また、本発明に係
るスイッチ装置においては、特に、キーを押動操作した
ときにラバースイッチ8のドーム部の弾性抵抗により、
良好なタッチ感覚を得ることができ、しかも、ラバース
イッチのドーム部の弾性変形が終了して接点突起が押動
部材により初めて押圧されることにより、接点突起が回
路基板の固定接点に接触されることになり、ドーム部の
弾性変形動作と各接点の接触動作とを別個に行なうよう
にしているので、キーの押動操作を開始してから、ラバ
ースイッチの接点突起が基板の固定接点に接触して回路
が閉成されるまでの時間のばらつくを除去することがで
き、キーの操作により安定した回路の閉成動作を行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るスイッチ装置の第1実施例を示す
縦断面図、第2図は本発明の第2実施例を示す縦断面
図、第3図は第2図のスイッチ装置を鍵盤楽器に適用し
た実施例を示す縦断面図、第4図は本発明の第3実施例
を示す縦断面図、第5図は第4図のドーム部の変形状態
を示す縦断面図、第6図は第4図の接点突起押圧状態を
示す縦断面図、第7図は第4図のキーの要部の底面図、
第8図は本発明の第4実施例を示す縦断面図、第9図、
第10図、第11図はそれぞれ従来のスイッチ装置を示す縦
断面図である。 1……フレーム、6……基板、7……固定接点、8……
ラバースイッチ、11……ドーム部、12……接点突起、14
……キー、15……押動部材、20……環状突起、29……嵌
合フランジ、30……嵌合溝。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キーの押動操作により弾性変形されるドー
    ム部およびこのドーム部の弾性変形により所定の回路基
    板に形成された固定接点に接触される接点突起をそれぞ
    れ有するラバースイッチを設け、前記接点突起と固定接
    点との接触により、回路を閉成するスイッチ装置におい
    て、前記ラバースイッチを前記キーに取付けるととも
    に、前記キーの押動操作による前記ドーム部の弾性変形
    終了後に前記接点突起に接触してこの接点突起を押圧し
    接点突起を前記固定接点に接触させる押動部材を前記キ
    ーに取付けたことを特徴とするスイッチ装置。
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