JPS5812234Y2 - 電子楽器の鍵盤装置 - Google Patents

電子楽器の鍵盤装置

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JPS5812234Y2
JPS5812234Y2 JP1978013214U JP1321478U JPS5812234Y2 JP S5812234 Y2 JPS5812234 Y2 JP S5812234Y2 JP 1978013214 U JP1978013214 U JP 1978013214U JP 1321478 U JP1321478 U JP 1321478U JP S5812234 Y2 JPS5812234 Y2 JP S5812234Y2
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JP
Japan
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movable
fixed
electronic musical
movable contact
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JP1978013214U
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JPS546937U (ja
Inventor
飯島正勝
Original Assignee
ヤマハ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は鍵スィッチの可動接点部材を複数の鍵に対し
て共通の連設一体構造とすることにより、部品点数を削
減し、組立工程の簡略化を図るようにした電子楽器の鍵
盤装置に関し、特に各錘の作動・不作動状態を時分割的
に検知するようにした電子楽器に適用して好適なもので
ある。
従来の電子楽器の鍵盤装置においては、鍵スィッチを各
鍵毎に別個独立して設けていたので部品点数が多く、組
立てに多くの工程を必要とし、装置が複雑・大型・高価
となる欠点を有していた。
ことに金属接点を用いたメカニカル形の鍵スィッチは\
部品点数が非常に多く、小型化が困難であると共に、接
点の劣化が生じ易くこの劣化を防ぐために金・銀等の貴
金属を使用していたためコスト高となり、また接触時に
チャタリングを生じ易い等の欠点を有していた。
この考案は上述した従来の欠点を除去すると共に、後述
するディジタル技術を用いた電子楽器の鍵スィッチ回路
に適用して好適な鍵スィッチを有する鍵盤装置を提供し
ようとするものである。
以下、この考案を添付図面の一実施例を参照して詳細に
説明する。
第1図は、近年種々提案されているディジタル技術を用
いた電子楽器(例えば特公昭5〇−33407号明細δ
)の鍵スィッチ回路を原理的構成図で示したもので、4
4鍵(C6〜F2)の電子楽器の場合を一例として示し
である。
この鍵スィッチ回路1はノートカウンタ3及びオクター
ブカウンタ4による走査によって各錘の押鍵状態の検出
が行われる。
ノートカウンタ3は例えハエ2進のリングカウンタから
なり、クロックパルス源2からのクロックパルスにて歩
進駆動され〜出力端子M1〜M1゜からクロックパルス
のタイミングで順次信号tt lnが出力される。
オクターブカウンタ4はノートカウンタ3の最終ビット
の出力端子M12からの出力信号によって歩進駆動され
・出力端子N1〜N4から順次信号゛1′″が出力され
る。
キースイッチs1〜S44は各錘C6〜F2に対応する
ものである。
このキースイッチ81〜S44の可動接点P1〜P44
は夫々ダイオードD1〜D44を介して各音名毎に共通
接続ライン10〜t22によって共通接続され、この共
通接続ラインt1〜t12にはノートカウンタ3の出力
が夫々加えられる。
またキースイッチs1〜S44の固定接点Q1〜Q44
はノートC6〜C?:C5〜ClO3〜F2毎に夫々共
通接続ラインL1〜L4によって共通接続され、この共
通接続ラインLl−L4の信号は前述したオクターブカ
ウンタ4の各出力が加わる二人力アンド回路A1〜A4
の他の入力端子に加えられる。
そしてこのアンド回路A1〜A4の出力はオア回路5を
介して取出される。
このような構成の鍵スィッチ回路1によれば、詳細説明
は省略するが、全ての鍵スィッチ81〜S44がノート
カウンタ3及びオクターブカウンタ4によって順次周期
的に走査され、17回路5の出力端子より各錘の作動・
不作動状態を表わす2値信号が直列形式で連続的に出力
される。
従って各錘に対応するタイムスロットに信号*t 1
jjが生じているか否かにより各錘の押鍵状態を判別す
ることができる。
第2図はこの考案に係る鍵盤装置の一実施例を側断面図
で示したものである。
鍵11の後端上面にはその幅方向に支点溝12が削成さ
れ、この支点溝12には鍵盤フレーム13の後端立上り
部13aに穿設された孔14の上縁部14aが嵌合され
、鍵110回動の支点を形成する。
鍵フレーム13の後端立上り部13aの前方に設けられ
たスプリング受は台15と鍵11の内面との間にはスプ
リング16が嵌挿され、このスプリング16は鍵11の
支点溝12を支点として鍵11に上方に回動する力を与
える。
鍵11の前部にはL字状の鉤部17が下方に向けて突出
され、その水平部17aが鍵盤フレーム13の前端部下
面に配設された上限ストッパとしての緩衝材18に当接
するようになっており、この緩衝材18によって前記ス
プリング16による鍵11の上動は規制される。
鍵盤フレーム13の下向には支持具21a及び21bに
よって前端部及び後端部が各々保持されたプリント基板
22が配設される。
このプ1ノント基板22上に鍵スィッチ23が形成され
ており、鍵11が下動すると鍵11に配設されたアクチ
ュエータ19は鍵盤フレーム13に穿設された孔20を
通り、鍵スィッチ23を駆動するようになっている。
このとき、鍵11はその内面に接触する鍵ガイド24に
よって案内され、鍵110下動は下限ストッパとしての
緩衝材25によって規制される。
第3図は鍵スィッチ23の設けられたプリント基板22
の要部を刹視図で示したものである。
鍵スィッチ23は基板22の上面に形成された固定接点
30と1この固定接点30上に配設され、鍵06〜F2
の配列方向の全幅にわたって連設された可動接点部材2
9からなる。
可動接点部材29は可動部29aと\この可動部29a
に平行にし両側に配された固定部29b129cと、可
動部29a及び固定部29b129cを接続するフレキ
シブルな支持部29d129eとを具え、鍵C6〜F2
の配列方向の全幅にわたって連設されている。
また可動部29aの底面には例えば導電ゴムからなる可
動接点部26がオクターブ毎に分割して貼着されている
このような可動接点部材29は前述した鍵11のアクチ
ュエータ190下動により可動部29aが押圧される位
置に非押圧時には可動部29aの底面の可動接点がプリ
ント基板22の上面から若干離隔するように配設される
プリント基板22の上面にはC6〜F2の各錘11のア
クチュエータ19と対向する位置に固定接点30が形成
されている。
この固定接点30は互に近接して配置された櫛状の電極
30a及び30bより成り、一方の電極30aはオクタ
ーブ毎に夫々共通接続され、他方の電極30bはダイオ
ード28を介して各ノート毎に夫々共通接続されている
以上がこの考案による電子楽器の鍵盤装置の一例構成で
あるが、このような構成によれば、鍵11を押下しない
第2図の状態においては、鍵11はスプリング16、鉤
部17及び緩衝材1Bにより水平状態になっており、ア
クチュエータ19は可動接点部材29の可動部29aと
離隔した状態になっている。
従って、可動接点部26と固定接点30とは離隔してお
り鍵スィッチ23は開放状態となっている。
鍵11を押下すると、該鍵11は支点溝12の底部を支
点として反時計方向に回動し、アクチュエータ19が該
鍵11の回動に応じて可動接点部材29の可動部29a
を押圧する。
この押圧力により支持部29d及び29eが彎曲し、可
動部29aが下動されて下動部29aの底部の可動接点
部26が固定接点30に当接して該接点30の電極3Q
a及び30b間を閉成する。
そして鍵11を更に押下すると可動部29aは中空構造
とf、cっテいるので押圧力に応じてつぶれ、鍵11の
押圧力を吸収緩和する。
従って、この可動部29aの作用により鍵スィッチ11
に加えられる過大な押圧力が緩衝されると共に、鍵に演
奏上必要な僅かな余分なストローク、すなわち「あがき
」を持たせることができる。
従って、演奏時における鍵操作を円滑、且つ柔らかなも
のとすることができる。
鍵11の押下刃を解除すると、該鍵 1はスプリング1
6の弾撥力により時計方向に回動して第2図に示す水平
位置まで復帰する。
同時にアクチュエータ19が上動し、これにつれて可動
接点部材29の可動部29a1支持部29d及び29e
も元の状態に復帰する。
可動部29aの上動に伴い可動接点部26が固定接点3
0から離隔し、該固定接点30の電極30a及び30b
が開放される。
従って上述したこの考案による鍵盤装置を第1図に示す
鍵スィッチ回路に適用すれば、同一オクターブ内で複数
の鍵が押下されても、あるいは同一ノート内で複数の鍵
が押下されても、各錘の作動・不作動状態は時分割的に
検知されるので、各錘の押鍵状態を識別するのに何ら不
都合を生じないばかりか\複数の鍵に共通の可動接点部
材を配するようにしたため、部品点数の削減及び組立工
程の簡素化を図ることができる。
また可動接点部材は一体構造となっているため押出成型
が可能であり)製造が容易である。
さらにこの考案によれば)鍵盤装置全体を簡易・小型な
ものとすることができ、また固定接点との接触時の密着
性が良く、チャタリングが防屯される等の犬なる効果を
有する。
なお1上述の実施例においては、可動接点部材29を絶
縁性弾性部材にて戊る可動部及び固定部にて形成し、該
可動部の底面に導電ゴムを貼着するようにしたが、第4
図に示す如く可動部29a′及び固定部29b′、29
c′及び支持部29d’。
29e全体を導電ゴムにて形成し、ダイオード28に接
続される固定接点30′の一方の電極30b′側の固定
部29Cの底面に絶縁部材33を配し、可動接点29′
をオクターブ毎に絶縁材34で絶縁するか、あるいはオ
クターブ毎に切断するようにしても良く、このようにし
ても上述せると全く同様の作用効果を得ることができる
こと明らかであろう。
なおこの場合には、固定接点30′のみを可動部29a
′の下面に配すればよいので固定接点30′の構成が更
に簡略化される。
すなわち第4図のように電極30ah、30b′を簡略
形状にできる。
また上述においては、固定接点の電極を導電パターンに
て形成したが、第5図に示す如くプリント基板22に穿
設したスルーオ、−ル31a−31b−31c及び31
d内に金属線32a及び32bを挿入するようにしても
よい。
更に上述においては、第1図に示す鍵スィッチ回路に適
用するために、可動接点部を構成する導電ゴムをオクタ
ーブ毎に分割するようにしたが、鍵スィッチ回路の構成
に応じて接続・分割するようにすれば良く、その他種々
の変形変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に使用する鍵スィッチ回路の原理的構
成図、第2図はこの考案の電子楽器の鍵盤装置の一実施
例を示す断面側面図、第3図は同実施例の要部を示す拡
大一部断面斜視図、第4図は他実施例の要部を示す拡大
一部断面剰視図、第5図はさらに他の実施例の固定接点
部を示す拡大展開斜視図である。 1・・・・・・鍵スィッチ回路、23・・・・・・鍵ス
ィッチ、29・・・・・・可動接点部材、30・・・・
・・固定接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数個の鍵が装着される鍵盤フレームに固着され、前記
    複数個の鍵に各々対応する固定接点の形成されたプリン
    ト基板と、このプリント基板の固定接点上に配され、各
    錘のアクチュエータによって抑圧駆動され、可動接点を
    有する可動部及び前記プリント基板に接する固定部及び
    この固定部から延材された前記可動部を両側から支持す
    る支持部とからなり、前記複数数個の鍵の配列方向の全
    幅にわたって各錘に対して連設一体構造の可動接点部材
    とを具えた電子楽器の鍵盤装置。
JP1978013214U 1978-02-03 1978-02-03 電子楽器の鍵盤装置 Expired JPS5812234Y2 (ja)

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JPS546937U JPS546937U (ja) 1979-01-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS5246823B2 (ja) * 1973-11-21 1977-11-28

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JPS5246823B2 (ja) * 1973-11-21 1977-11-28

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