JPH11174566A - カメラ - Google Patents
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- JPH11174566A JPH11174566A JP9340980A JP34098097A JPH11174566A JP H11174566 A JPH11174566 A JP H11174566A JP 9340980 A JP9340980 A JP 9340980A JP 34098097 A JP34098097 A JP 34098097A JP H11174566 A JPH11174566 A JP H11174566A
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- JP
- Japan
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- liquid crystal
- crystal panel
- camera
- backlight
- holder
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- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 液晶パネルのバックライトを効果的に利用し
たカメラを提供する。 【解決手段】 液晶パネルの表示内容が変更される操
作、例えば撮影ユニットのトータルショット数の表示を
行う際にバックライトを点灯する。また、予めバックラ
イトが点灯されている際に、液晶パネルの表示内容が変
更される場合には、バックライトの点灯時間を決定する
点灯カウンタをセットしなおして、バックライトの点灯
を継続させる。
たカメラを提供する。 【解決手段】 液晶パネルの表示内容が変更される操
作、例えば撮影ユニットのトータルショット数の表示を
行う際にバックライトを点灯する。また、予めバックラ
イトが点灯されている際に、液晶パネルの表示内容が変
更される場合には、バックライトの点灯時間を決定する
点灯カウンタをセットしなおして、バックライトの点灯
を継続させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカメラに関し、更に
詳しくは、各種情報が表示される液晶パネルを備えたカ
メラに関するものである。
詳しくは、各種情報が表示される液晶パネルを備えたカ
メラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンパクトカメラや一眼レフカメラ、ブ
ローニーフイルムを使用する中判カメラの中には、液晶
パネルを備えているものがある。この液晶パネルには、
測光値や絞り値,シャッタ速度,撮影コマ数等の撮影情
報や、撮影モード等の制御情報が表示され、ユーザーが
カメラの状態を適宜にモニタできるようになっている。
また、液晶パネルを備えているカメラの中には、液晶パ
ネルを照明する照明手段、例えば面発光するバックライ
ト等が組み込まれているものがある。このバックライト
によれば、暗い場所でも液晶パネルの表示内容を視認す
ることができる。
ローニーフイルムを使用する中判カメラの中には、液晶
パネルを備えているものがある。この液晶パネルには、
測光値や絞り値,シャッタ速度,撮影コマ数等の撮影情
報や、撮影モード等の制御情報が表示され、ユーザーが
カメラの状態を適宜にモニタできるようになっている。
また、液晶パネルを備えているカメラの中には、液晶パ
ネルを照明する照明手段、例えば面発光するバックライ
ト等が組み込まれているものがある。このバックライト
によれば、暗い場所でも液晶パネルの表示内容を視認す
ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記バックライトを備
えたカメラでは、電池の消耗を防止するために、通常時
にはバックライトを消灯しておき、バックライトの点灯
スイッチがオンされたときにのみ、一定時間だけバック
ライトを点灯するようにしている。そのため、バックラ
イトを点灯させるための操作が面倒なユーザーには、バ
ックライトはあまり利用されておらず、液晶パネルに表
示されている情報がユーザーに伝達されないという問題
があった。また、カメラ操作の知識に乏しいユーザーで
はバックライトを点灯させるための操作が分からず、暗
い場所で液晶パネルから情報を得ることができなかっ
た。
えたカメラでは、電池の消耗を防止するために、通常時
にはバックライトを消灯しておき、バックライトの点灯
スイッチがオンされたときにのみ、一定時間だけバック
ライトを点灯するようにしている。そのため、バックラ
イトを点灯させるための操作が面倒なユーザーには、バ
ックライトはあまり利用されておらず、液晶パネルに表
示されている情報がユーザーに伝達されないという問題
があった。また、カメラ操作の知識に乏しいユーザーで
はバックライトを点灯させるための操作が分からず、暗
い場所で液晶パネルから情報を得ることができなかっ
た。
【0004】更に、液晶パネルにはカメラのエラーや警
告状態等の制御情報も表示されるが、中には液晶パネル
の表示を全く見ないユーザーもおり、液晶パネルへの注
目を促す手段が必要とされていた。
告状態等の制御情報も表示されるが、中には液晶パネル
の表示を全く見ないユーザーもおり、液晶パネルへの注
目を促す手段が必要とされていた。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためのも
ので、液晶パネルのバックライトを効果的に利用したカ
メラを提供することを目的とする。
ので、液晶パネルのバックライトを効果的に利用したカ
メラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明のカメラは、液晶パネルの表示内容の変更
を伴う操作がなされた際に、液晶パネルを照明する照明
手段を点灯させるようにする。また、照明手段の点灯中
に液晶パネルの表示内容の変更を伴う操作がなされた際
には、照明手段の点灯を継続して行う。これらの液晶パ
ネルの表示内容の変更に伴う照明手段の点灯は、外界輝
度が高い場合に行わないこともできる。
めに、本発明のカメラは、液晶パネルの表示内容の変更
を伴う操作がなされた際に、液晶パネルを照明する照明
手段を点灯させるようにする。また、照明手段の点灯中
に液晶パネルの表示内容の変更を伴う操作がなされた際
には、照明手段の点灯を継続して行う。これらの液晶パ
ネルの表示内容の変更に伴う照明手段の点灯は、外界輝
度が高い場合に行わないこともできる。
【0007】
【発明の実施の形態】図2は、本発明を実施したレンズ
シャッタ式一眼レフカメラの外観を示すものである。カ
メラ2は、カメラボディ3と、このカメラボディ3の背
面側に取り付けられるフイルムホルダ4と、カメラボデ
ィ3の前面側に取り付けられるレンズユニット5と、カ
メラボディ3の上部に取り付けられるAEファインダ6
等の各種撮影ユニットの組み合わせによって構成される
システムカメラとなっている。
シャッタ式一眼レフカメラの外観を示すものである。カ
メラ2は、カメラボディ3と、このカメラボディ3の背
面側に取り付けられるフイルムホルダ4と、カメラボデ
ィ3の前面側に取り付けられるレンズユニット5と、カ
メラボディ3の上部に取り付けられるAEファインダ6
等の各種撮影ユニットの組み合わせによって構成される
システムカメラとなっている。
【0008】カメラボディ3は、内部にミラー機構や制
御回路等が組み込まれた箱形状の本体部8と、この本体
部8の下部に設けられたピント調節機構9とからなる。
カメラ2の側面図及び要部断面図である図3に示すよう
に、本体部8の前面側と背面側とにはそれぞれ開口1
0,11が形成されており、前面側の開口10とピント
調節機構9を構成するレンズボード12との間には、撮
影光路を遮光するベローズ13が取り付けられている。
また、本体部8の背面側に形成された開口11には、フ
イルムホルダ4が対面して取り付けられる。
御回路等が組み込まれた箱形状の本体部8と、この本体
部8の下部に設けられたピント調節機構9とからなる。
カメラ2の側面図及び要部断面図である図3に示すよう
に、本体部8の前面側と背面側とにはそれぞれ開口1
0,11が形成されており、前面側の開口10とピント
調節機構9を構成するレンズボード12との間には、撮
影光路を遮光するベローズ13が取り付けられている。
また、本体部8の背面側に形成された開口11には、フ
イルムホルダ4が対面して取り付けられる。
【0009】上記レンズボード12の前面には、レンズ
ユニット5が取り付けられ、レンズボード12の上部に
設けられたロックレバー15によってロックされる。レ
ンズユニット5は、撮影レンズ16と、内部に組み込ま
れた絞り兼用のシャッタ装置17と、このシャッタ装置
17の動作回数を記憶するシャッタ用のEEPROM1
8(図4参照)とからなる。シャッタ装置17は、非撮
影時には開放されているため、撮影レンズ16を通過し
た被写体光はレンズボード12とベローズ13と開口1
0とを通過して本体部8内に入射する。
ユニット5が取り付けられ、レンズボード12の上部に
設けられたロックレバー15によってロックされる。レ
ンズユニット5は、撮影レンズ16と、内部に組み込ま
れた絞り兼用のシャッタ装置17と、このシャッタ装置
17の動作回数を記憶するシャッタ用のEEPROM1
8(図4参照)とからなる。シャッタ装置17は、非撮
影時には開放されているため、撮影レンズ16を通過し
た被写体光はレンズボード12とベローズ13と開口1
0とを通過して本体部8内に入射する。
【0010】また、レンズユニット5の背面側とレンズ
ボード12の前面側とには、レンズユニット5のシャッ
タ装置17及びEEPROM18と、カメラボディ3内
に組み込まれた制御回路とを電気的に接続するための接
点部19,20が設けられている。レンズボード12と
カメラボディ3との間は、ベローズ13内に収められた
配線コードによって電気的に接続されている。
ボード12の前面側とには、レンズユニット5のシャッ
タ装置17及びEEPROM18と、カメラボディ3内
に組み込まれた制御回路とを電気的に接続するための接
点部19,20が設けられている。レンズボード12と
カメラボディ3との間は、ベローズ13内に収められた
配線コードによって電気的に接続されている。
【0011】本体部8内の背面側の開口11の前方に
は、開口11を光密に塞ぐ遮光板22と、被写体光の光
路を変更するミラー23とを含むミラー機構24が配置
されている。この遮光板22とミラー23とは、軸着部
25を回動中心として開口11を閉鎖するとともに被写
体光を本体部8の上方に向けて反射する閉鎖位置と、図
中矢印X方向に回動して開口11を開放する開放位置と
の間で移動自在とされている。非撮影時の遮光板22と
ミラー23は、閉鎖位置にあってフイルムホルダ4内を
遮光している。
は、開口11を光密に塞ぐ遮光板22と、被写体光の光
路を変更するミラー23とを含むミラー機構24が配置
されている。この遮光板22とミラー23とは、軸着部
25を回動中心として開口11を閉鎖するとともに被写
体光を本体部8の上方に向けて反射する閉鎖位置と、図
中矢印X方向に回動して開口11を開放する開放位置と
の間で移動自在とされている。非撮影時の遮光板22と
ミラー23は、閉鎖位置にあってフイルムホルダ4内を
遮光している。
【0012】本体部8の上面にはピントグラス26が嵌
め込まれており、ミラー23によって反射された被写体
光はピントグラス26に結像される。本体部8の上面に
は、ピントグラス26を上方から見やすくする折り畳み
式のウェストレベルファインダや、ピントグラス26に
結像された画像をアイレベルに変換するアングルファイ
ンダや、図示するように、自動露出機能を備えたAEフ
ァインダ6等が撮影条件や用途に合わせて取り付けられ
る。
め込まれており、ミラー23によって反射された被写体
光はピントグラス26に結像される。本体部8の上面に
は、ピントグラス26を上方から見やすくする折り畳み
式のウェストレベルファインダや、ピントグラス26に
結像された画像をアイレベルに変換するアングルファイ
ンダや、図示するように、自動露出機能を備えたAEフ
ァインダ6等が撮影条件や用途に合わせて取り付けられ
る。
【0013】AEファインダ6は、ピントグラス26上
に結像された被写体光を屈曲させて正立正像で見られる
ようにするアングルファインダと同等のファインダ光学
系と、ピントグラス26上に結像された被写体光の輝度
を測定する受光素子27(図4参照)と、この受光素子
27を制御するとともに、受光素子27の測光値とレン
ズユニット5で設定された絞り値とに基づいてシャッタ
速度を決定し、カメラボディ3の制御回路に入力するA
Eファインダ制御回路28(図4参照)等からなる。
に結像された被写体光を屈曲させて正立正像で見られる
ようにするアングルファインダと同等のファインダ光学
系と、ピントグラス26上に結像された被写体光の輝度
を測定する受光素子27(図4参照)と、この受光素子
27を制御するとともに、受光素子27の測光値とレン
ズユニット5で設定された絞り値とに基づいてシャッタ
速度を決定し、カメラボディ3の制御回路に入力するA
Eファインダ制御回路28(図4参照)等からなる。
【0014】AEファインダ6のファインダ光学系に
は、絞り値やシャッタ速度を表示する表示メータが組み
込まれており、AEファインダ6を覗いたまま絞り値や
シャッタ速度を確認することができる。また、AEファ
インダ6の下部とカメラボディ3の上面とには、AEフ
ァインダ6の制御回路をカメラボディ3内の制御回路に
電気的に接続するための接点部29,30がそれぞれに
設けられている。
は、絞り値やシャッタ速度を表示する表示メータが組み
込まれており、AEファインダ6を覗いたまま絞り値や
シャッタ速度を確認することができる。また、AEファ
インダ6の下部とカメラボディ3の上面とには、AEフ
ァインダ6の制御回路をカメラボディ3内の制御回路に
電気的に接続するための接点部29,30がそれぞれに
設けられている。
【0015】本体部8の一方の側面には、シャッタ速度
の切り換えとAEモードの切り換えとを行うシャッタ速
度調節ダイヤル32,カメラ2の電源のオン・オフとフ
イルム巻上げのモード切り換えとを行うモード切換ダイ
ヤル33,本体部8内のミラー23を強制的に開放位置
に揺動させるミラーアップスイッチ34,レリーズスイ
ッチ35等が取り付けられた操作パネル36が設けられ
ている。また、本体部8の上面でピントグラス26の側
方には、撮影可能か否か等のカメラの状態と、電池残
量,異常露出等の警告やエラー表示を行う液晶パネル3
7が設けられている。この液晶パネル37には、暗い場
所でも表示内容を確認できるように、液晶パネル37を
背後から照明する照明手段であるバックライト38(図
4参照)が組み込まれている。
の切り換えとAEモードの切り換えとを行うシャッタ速
度調節ダイヤル32,カメラ2の電源のオン・オフとフ
イルム巻上げのモード切り換えとを行うモード切換ダイ
ヤル33,本体部8内のミラー23を強制的に開放位置
に揺動させるミラーアップスイッチ34,レリーズスイ
ッチ35等が取り付けられた操作パネル36が設けられ
ている。また、本体部8の上面でピントグラス26の側
方には、撮影可能か否か等のカメラの状態と、電池残
量,異常露出等の警告やエラー表示を行う液晶パネル3
7が設けられている。この液晶パネル37には、暗い場
所でも表示内容を確認できるように、液晶パネル37を
背後から照明する照明手段であるバックライト38(図
4参照)が組み込まれている。
【0016】ピント調節機構9は、本体部8の下面に取
り付けられたベース部40と、このベース部40から前
方に向かって突出された一対のフォーカシングレール4
1,42と、このフォーカシングレール41,42に沿
って移動自在とされ、上部に前述のレンズボード12が
取り付けられたスライド部43とからなる。スライド部
43の側方には、スライド部43をフォーカシングレー
ル41,42に沿って移動させる際に操作する操作ノブ
44が回転自在に取り付けられている。この操作ノブ4
4には、図示しないピニオンギヤが同軸で取り付けられ
ており、このピニオンギヤは、フォーカシングレール4
1,42の上面に形成されたラックギヤ45に噛合して
いる。これにより、操作ノブ44を回転操作するとスラ
イド部43がフォーカシングレール41,42に沿って
移動し、カメラボディ3とレンズユニット5との距離を
変化させることによりピント調節が行われる。
り付けられたベース部40と、このベース部40から前
方に向かって突出された一対のフォーカシングレール4
1,42と、このフォーカシングレール41,42に沿
って移動自在とされ、上部に前述のレンズボード12が
取り付けられたスライド部43とからなる。スライド部
43の側方には、スライド部43をフォーカシングレー
ル41,42に沿って移動させる際に操作する操作ノブ
44が回転自在に取り付けられている。この操作ノブ4
4には、図示しないピニオンギヤが同軸で取り付けられ
ており、このピニオンギヤは、フォーカシングレール4
1,42の上面に形成されたラックギヤ45に噛合して
いる。これにより、操作ノブ44を回転操作するとスラ
イド部43がフォーカシングレール41,42に沿って
移動し、カメラボディ3とレンズユニット5との距離を
変化させることによりピント調節が行われる。
【0017】レンズボード12は、スライド部43の上
部に取り付けられたフレーム部47に取り付けられてい
る。このフレーム部47は、スライド部43のスライド
方向と直交する左右方向でスライド自在であるとともに
回動自在とされている。また、レンズボード12は、フ
レーム部47の回動方向に対して直交する上下方向で回
動自在となるように、フレーム部47に取り付けられて
いる。これにより、カメラ2は特別な装置を用いずにア
オリ撮影を行うことができる。
部に取り付けられたフレーム部47に取り付けられてい
る。このフレーム部47は、スライド部43のスライド
方向と直交する左右方向でスライド自在であるとともに
回動自在とされている。また、レンズボード12は、フ
レーム部47の回動方向に対して直交する上下方向で回
動自在となるように、フレーム部47に取り付けられて
いる。これにより、カメラ2は特別な装置を用いずにア
オリ撮影を行うことができる。
【0018】フイルムホルダ4内には、ブローニーサイ
ズの写真フイルム49が装填されるフイルム装填室50
と、写真フイルム49への露光範囲を規定するアパーチ
ャー51とが設けられている。このアパーチャー51に
は、様々なサイズのマスクが取り付けられるようになっ
ており、撮影サイズが適宜変更できる。アパーチャー5
1の前方には、カメラボディ3からフイルムホルダ4を
取り外す際に、カメラボディ3の開口11とアパチャー
51との間を遮光する遮光蓋52が挿入される。この遮
光蓋52は、撮影時にはフイルムホルダ4から抜き取ら
れる。
ズの写真フイルム49が装填されるフイルム装填室50
と、写真フイルム49への露光範囲を規定するアパーチ
ャー51とが設けられている。このアパーチャー51に
は、様々なサイズのマスクが取り付けられるようになっ
ており、撮影サイズが適宜変更できる。アパーチャー5
1の前方には、カメラボディ3からフイルムホルダ4を
取り外す際に、カメラボディ3の開口11とアパチャー
51との間を遮光する遮光蓋52が挿入される。この遮
光蓋52は、撮影時にはフイルムホルダ4から抜き取ら
れる。
【0019】また、フイルムホルダ4は、カメラボディ
3に対して回動自在とされており、カメラ2の位置を変
えずにフイルムホルダ4を回転させることで、撮影画面
の縦横を切り換えることができる。また、このフイルム
ホルダ4の回動に連動して、ピントグラス26の表示範
囲も縦横が切り換えられる。
3に対して回動自在とされており、カメラ2の位置を変
えずにフイルムホルダ4を回転させることで、撮影画面
の縦横を切り換えることができる。また、このフイルム
ホルダ4の回動に連動して、ピントグラス26の表示範
囲も縦横が切り換えられる。
【0020】更に、フイルムホルダ4内には、写真フイ
ルム49の1コマ目をアパーチャーにセットするととも
に、撮影ごとに写真フイルム49を1コマ分巻き上げ、
更に、全てのコマへ撮影終了後には写真フイルム49を
全て巻き上げる巻上げ機構53とが組み込まれている。
また、カメラボディ3内の制御回路とフイルムホルダ4
内の制御回路とを電気的に接続できるように、カメラボ
ディ3の背面側とフイルムホルダ4の前面側とには接点
部71,72がそれぞれ設けられている。
ルム49の1コマ目をアパーチャーにセットするととも
に、撮影ごとに写真フイルム49を1コマ分巻き上げ、
更に、全てのコマへ撮影終了後には写真フイルム49を
全て巻き上げる巻上げ機構53とが組み込まれている。
また、カメラボディ3内の制御回路とフイルムホルダ4
内の制御回路とを電気的に接続できるように、カメラボ
ディ3の背面側とフイルムホルダ4の前面側とには接点
部71,72がそれぞれ設けられている。
【0021】図5に示すように、フイルムホルダ4の上
面には、装填されている写真フイルム49の各種情報
や、カメラ2自体の情報を表示する液晶パネル54と、
この液晶パネル54に各ユニットの総動作回数であるト
ータルショット数を表示させるトータルショットスイッ
チ55等が組み込まれた操作パネル58が設けられてい
る。また,液晶パネル54の背後には、面発光して液晶
パネル54を照明する照明手段であるバックライト56
(図4参照)が組み込まれている。前述の操作パネル5
8には、バックライト56を作動させる押しボタン式の
バックライトスイッチ57も設けられている。
面には、装填されている写真フイルム49の各種情報
や、カメラ2自体の情報を表示する液晶パネル54と、
この液晶パネル54に各ユニットの総動作回数であるト
ータルショット数を表示させるトータルショットスイッ
チ55等が組み込まれた操作パネル58が設けられてい
る。また,液晶パネル54の背後には、面発光して液晶
パネル54を照明する照明手段であるバックライト56
(図4参照)が組み込まれている。前述の操作パネル5
8には、バックライト56を作動させる押しボタン式の
バックライトスイッチ57も設けられている。
【0022】液晶パネル54には、フイルムホルダ4の
アパーチャー51に取り付けられているマスクのサイズ
を表すマスクサイズ60(例えば6cm×8cm),装
填されている写真フイルム49の種類(120タイプあ
るいは220タイプ)を表すフイルム種61,写真フイ
ルム49の感度や、日付,時間,各ユニットのトータル
ショット数等を表示する汎用表示部62,撮影枚数を表
示する枚数表示63と、カメラ2の状態を表すカメラモ
ニタ64とが表示される。前記汎用表示部62の表示の
切り換えは、操作パネル58に設けられた図示しない表
示切換えスイッチや、押しボタン式のトータルショット
スイッチ55によって行われる。
アパーチャー51に取り付けられているマスクのサイズ
を表すマスクサイズ60(例えば6cm×8cm),装
填されている写真フイルム49の種類(120タイプあ
るいは220タイプ)を表すフイルム種61,写真フイ
ルム49の感度や、日付,時間,各ユニットのトータル
ショット数等を表示する汎用表示部62,撮影枚数を表
示する枚数表示63と、カメラ2の状態を表すカメラモ
ニタ64とが表示される。前記汎用表示部62の表示の
切り換えは、操作パネル58に設けられた図示しない表
示切換えスイッチや、押しボタン式のトータルショット
スイッチ55によって行われる。
【0023】カメラモニタ64は、カメラボディ3を表
すマーク66と、フイルムホルダ4を表すマーク67
と、レンズユニット5を表すマーク68と、AEファイ
ンダ6を表すマーク69とからなる。フイルムホルダ4
がカメラボディ3に取り付けられずに単体である際に
は、マーク67のみが液晶パネル54に表示される。ま
た、フイルムホルダ4にカメラボディ3,レンズユニッ
ト5,液晶ユニット6が取り付けられ、それぞれの接点
部19,20,29,30,71,72によって各ユニ
ットが電気的に接続されると、液晶パネル54にマーク
66,68,69が表示される。これにより、カメラボ
ディ3にユニットが取り付けられているにも係わらず液
晶ユニット54にマークが表示されていない場合には、
接点部に接触不良が発生していることが分かる。
すマーク66と、フイルムホルダ4を表すマーク67
と、レンズユニット5を表すマーク68と、AEファイ
ンダ6を表すマーク69とからなる。フイルムホルダ4
がカメラボディ3に取り付けられずに単体である際に
は、マーク67のみが液晶パネル54に表示される。ま
た、フイルムホルダ4にカメラボディ3,レンズユニッ
ト5,液晶ユニット6が取り付けられ、それぞれの接点
部19,20,29,30,71,72によって各ユニ
ットが電気的に接続されると、液晶パネル54にマーク
66,68,69が表示される。これにより、カメラボ
ディ3にユニットが取り付けられているにも係わらず液
晶ユニット54にマークが表示されていない場合には、
接点部に接触不良が発生していることが分かる。
【0024】また、カメラ2では、モード切換えスイッ
チ33によって電源がオンされた時及び撮影シーケンス
中と、一定時間ごとのタイマ割り込みとによって、各ユ
ニットに警告やエラー状態が発生していないかを監視す
る監視プログラムが作動する。この監視プログラムで
は、いずれかのユニットにエラーあるいは警告状態が発
見された場合に、カメラモニタ64の該当するマークを
点滅表示してユーザーに知らせる。このカメラモニタ6
4により、警告やエラー状態になっているユニットを簡
単,確実に知ることができ、速やかに警告やエラーの原
因を解決して撮影を行うことができるようになる。な
お、警告時とエラー時とではマークの点滅周期が異な
り、警告時のマークの点滅はエラー時のマークの点滅の
およそ半分の速さで行われるため、マークの点滅だけで
異常の程度を把握することができる。
チ33によって電源がオンされた時及び撮影シーケンス
中と、一定時間ごとのタイマ割り込みとによって、各ユ
ニットに警告やエラー状態が発生していないかを監視す
る監視プログラムが作動する。この監視プログラムで
は、いずれかのユニットにエラーあるいは警告状態が発
見された場合に、カメラモニタ64の該当するマークを
点滅表示してユーザーに知らせる。このカメラモニタ6
4により、警告やエラー状態になっているユニットを簡
単,確実に知ることができ、速やかに警告やエラーの原
因を解決して撮影を行うことができるようになる。な
お、警告時とエラー時とではマークの点滅周期が異な
り、警告時のマークの点滅はエラー時のマークの点滅の
およそ半分の速さで行われるため、マークの点滅だけで
異常の程度を把握することができる。
【0025】また、監視プログラムによって異常が見つ
からなかったユニットに、再度作動した監視プログラム
によって警告やエラーが発見された場合には、液晶パネ
ル54を照明するバックライト56がマークに同期して
点滅発光するようになっている。これによれば、撮影途
中や、暗い場所でも警告やエラーが発生していることを
確実にユーザーに知らせることができる。
からなかったユニットに、再度作動した監視プログラム
によって警告やエラーが発見された場合には、液晶パネ
ル54を照明するバックライト56がマークに同期して
点滅発光するようになっている。これによれば、撮影途
中や、暗い場所でも警告やエラーが発生していることを
確実にユーザーに知らせることができる。
【0026】なお、本実施形態では、エラーとは、シャ
ッタ装置17を構成するシャッタ羽根の開閉,遮光板2
2及びミラー23のアップ・ダウン,AEモード時にお
ける受光素子27による測光,巻上げ機構54によるフ
イルム巻上げ等の、写真撮影において基本的に必要な動
作が行われなかった場合、あるいはこれらの作動を示す
信号が制御回路に入力されなかった場合を表し、警告と
は、前述のエラー以外の軽微な異常状態を表す。
ッタ装置17を構成するシャッタ羽根の開閉,遮光板2
2及びミラー23のアップ・ダウン,AEモード時にお
ける受光素子27による測光,巻上げ機構54によるフ
イルム巻上げ等の、写真撮影において基本的に必要な動
作が行われなかった場合、あるいはこれらの作動を示す
信号が制御回路に入力されなかった場合を表し、警告と
は、前述のエラー以外の軽微な異常状態を表す。
【0027】フイルムホルダ4の操作パネル58に設け
られたトータルショットスイッチ55を押圧操作する
と、まず最初にバックライト56が点灯し、液晶パネル
54を見やすくする。このバックライト56の点灯は、
バッテリーの消耗を防止するために、カメラ2の外界輝
度の程度によって実行あるいは不実行となる。カメラ2
の外界輝度は、AEファインダ6によって測定する。そ
のため、AEファインダ6がカメラ2に取り付けられて
いない場合には、外界輝度の測定を行わずにバックライ
ト56を点灯する。また、トータルショットスイッチ5
5が操作された際に、予めバックライト56が点灯され
ている場合には、このバックライト56の点灯を継続さ
せる。
られたトータルショットスイッチ55を押圧操作する
と、まず最初にバックライト56が点灯し、液晶パネル
54を見やすくする。このバックライト56の点灯は、
バッテリーの消耗を防止するために、カメラ2の外界輝
度の程度によって実行あるいは不実行となる。カメラ2
の外界輝度は、AEファインダ6によって測定する。そ
のため、AEファインダ6がカメラ2に取り付けられて
いない場合には、外界輝度の測定を行わずにバックライ
ト56を点灯する。また、トータルショットスイッチ5
5が操作された際に、予めバックライト56が点灯され
ている場合には、このバックライト56の点灯を継続さ
せる。
【0028】バックライト56が点灯すると、図6に示
すように、カメラモニタ64のマーク68,66,67
が順番に一定時間ずつ点滅表示を行い、これらのマーク
の点滅表示に合わせて汎用表示部62の表示が切り換え
られ、レンズユニット5に組み込まれたシャッタ装置の
トータル動作回数,カメラボディ3に組み込まれたミラ
ー機構24のトータル動作回数,フイルムホルダ4のフ
イルム巻上げ機構53のトータル動作回数を順次表示す
る。なお、各ユニットのトータル動作回数は、最小単位
が100となっている。
すように、カメラモニタ64のマーク68,66,67
が順番に一定時間ずつ点滅表示を行い、これらのマーク
の点滅表示に合わせて汎用表示部62の表示が切り換え
られ、レンズユニット5に組み込まれたシャッタ装置の
トータル動作回数,カメラボディ3に組み込まれたミラ
ー機構24のトータル動作回数,フイルムホルダ4のフ
イルム巻上げ機構53のトータル動作回数を順次表示す
る。なお、各ユニットのトータル動作回数は、最小単位
が100となっている。
【0029】図4は、カメラ2の各ユニットの回路構成
を示すブロック図である、カメラボディ3内には、前述
した液晶パネル37,バックライト38,ミラー機構2
4,操作パネル36の他に、ミラー機構24を駆動する
モータ75を含むミラー駆動回路76,ミラー機構24
を構成するギヤ等の回転を検出して遮光板22及びミラ
ー23の位置や、遮光板22及びミラー23の動作状態
を検出するミラーポジション検出回路77,ミラー機構
24の作動回数を記憶するEEPROM78,レンズユ
ニット5内に組み込まれたシャッタ装置17を制御し駆
動させるシャッタ駆動回路79,シャッタ装置17のシ
ャッタ羽根の位置及び作動を検出するシャッタポジショ
ン検出回路80,写真フイルム49に露光された被写体
光を測光して露出がオーバーあるいはアンダーかを検出
する露出モニタ回路81が設けられている。
を示すブロック図である、カメラボディ3内には、前述
した液晶パネル37,バックライト38,ミラー機構2
4,操作パネル36の他に、ミラー機構24を駆動する
モータ75を含むミラー駆動回路76,ミラー機構24
を構成するギヤ等の回転を検出して遮光板22及びミラ
ー23の位置や、遮光板22及びミラー23の動作状態
を検出するミラーポジション検出回路77,ミラー機構
24の作動回数を記憶するEEPROM78,レンズユ
ニット5内に組み込まれたシャッタ装置17を制御し駆
動させるシャッタ駆動回路79,シャッタ装置17のシ
ャッタ羽根の位置及び作動を検出するシャッタポジショ
ン検出回路80,写真フイルム49に露光された被写体
光を測光して露出がオーバーあるいはアンダーかを検出
する露出モニタ回路81が設けられている。
【0030】また、カメラボディ3には、制御回路であ
るボディMPU82等が組み込まれている。ボディMP
U82は、カメラ本体3の各部を制御するとともに、接
続されたレンズユニット5,フイルムホルダ4,AEフ
ァインダ6を制御する。このボディMPU82は、CP
U,RAM,ROM,シャッタの駆動・制御を行う回
路,フィルムホルダ4及びAEファインダ6との間で信
号の入出力を制御する回路,液晶パネル37を駆動する
回路,A/D変換器等から構成されている。
るボディMPU82等が組み込まれている。ボディMP
U82は、カメラ本体3の各部を制御するとともに、接
続されたレンズユニット5,フイルムホルダ4,AEフ
ァインダ6を制御する。このボディMPU82は、CP
U,RAM,ROM,シャッタの駆動・制御を行う回
路,フィルムホルダ4及びAEファインダ6との間で信
号の入出力を制御する回路,液晶パネル37を駆動する
回路,A/D変換器等から構成されている。
【0031】フイルムホルダ4には、前述した液晶パネ
ル54,バックライト56,操作パネル58,巻上げ機
構53の他に、巻上げ機構53を駆動するモータ84を
含む巻上げ駆動回路85,巻上げ機構53を構成するギ
ヤ等の回転を検出する巻上げ検出回路86,巻上げ機構
53の作動回数を記憶するホルダ用EEPROM87,
ホルダMPU88とが組み込まれている。このホルダM
PU88は、CPU,RAM,ROM,各種回路を駆動
・制御する回路等から構成されている。
ル54,バックライト56,操作パネル58,巻上げ機
構53の他に、巻上げ機構53を駆動するモータ84を
含む巻上げ駆動回路85,巻上げ機構53を構成するギ
ヤ等の回転を検出する巻上げ検出回路86,巻上げ機構
53の作動回数を記憶するホルダ用EEPROM87,
ホルダMPU88とが組み込まれている。このホルダM
PU88は、CPU,RAM,ROM,各種回路を駆動
・制御する回路等から構成されている。
【0032】また、詳しくは図示しないが、ホルダMP
U88には、液晶パネル54にトータルショット数を表
示する際に使用される加算カウンタである表示カウン
タ,各ユニットのトータルショット数が使用限度数に達
したときに警告フラグがセットされる警告用フラグメモ
リ,バックライト56の点灯制御に使用される減算カウ
ンタである点灯カウンタ,点灯フラグ用メモリ等を備え
ている。
U88には、液晶パネル54にトータルショット数を表
示する際に使用される加算カウンタである表示カウン
タ,各ユニットのトータルショット数が使用限度数に達
したときに警告フラグがセットされる警告用フラグメモ
リ,バックライト56の点灯制御に使用される減算カウ
ンタである点灯カウンタ,点灯フラグ用メモリ等を備え
ている。
【0033】次に、上記実施形態の作用について説明す
る。カメラボディ3に写真フイルム49が装填されたフ
イルムホルダ4,レンズユニット5,AEファインダ6
を取り付け、モード切換えスイッチ33を操作してカメ
ラ2の電源をオンすると、カメラボディ3内に組み込ま
れたボディMPU82が接点部19,20,29,3
0,71,72を介してカメラボディ3に接続されてい
るユニットを検出する。ボディMPU82は、検出した
ユニットのデータをフイルムホルダ4内に組み込まれた
ホルダMPU88に入力する。
る。カメラボディ3に写真フイルム49が装填されたフ
イルムホルダ4,レンズユニット5,AEファインダ6
を取り付け、モード切換えスイッチ33を操作してカメ
ラ2の電源をオンすると、カメラボディ3内に組み込ま
れたボディMPU82が接点部19,20,29,3
0,71,72を介してカメラボディ3に接続されてい
るユニットを検出する。ボディMPU82は、検出した
ユニットのデータをフイルムホルダ4内に組み込まれた
ホルダMPU88に入力する。
【0034】ホルダMPU88は、入力された接続ユニ
ットのデータに基づいて、液晶パネル54のカメラモニ
タ64の部分にマーク66〜69を表示させる。カメラ
ボディ3に取り付けられているにも係わらず、液晶パネ
ル54にマークが表示されない場合には、カメラボディ
3の接点部あるいは各ユニットの接点部に接触不良が発
生している状態を表すため、ユーザーは接触不良を起こ
しているユニットを簡単,確実に識別することができ
る。
ットのデータに基づいて、液晶パネル54のカメラモニ
タ64の部分にマーク66〜69を表示させる。カメラ
ボディ3に取り付けられているにも係わらず、液晶パネ
ル54にマークが表示されない場合には、カメラボディ
3の接点部あるいは各ユニットの接点部に接触不良が発
生している状態を表すため、ユーザーは接触不良を起こ
しているユニットを簡単,確実に識別することができ
る。
【0035】カメラ2の電源投入時及び撮影シーケンス
中、並びに定期的なタイマ割り込みよって、各ユニット
の警告状態及びエラー状態とを検出する監視プログラム
が作動する。ボディMPU82は、シャッタポジション
検出回路80によってシャッタ装置17の開閉状態を検
出し、露出モニタ回路81によって設定値に対する異常
露出を検出することにより、シャッタ装置17及びシャ
ッタ駆動回路79の警告及びエラー状態を検出する。ま
た、ボディMPU82は、ミラーポジション検出回路7
7によってミラー機構24の開閉状態を検出し、ミラー
機構24及びミラー駆動回路76の警告及びエラー状態
を検出する。更に、ボディMPU82は、受光素子27
によってピントグラス26上の測光が適正に行われてい
るか否かをAEファインダ制御回路28を介して確認
し、AEファインダ6の警告及びエラー状態を検出す
る。
中、並びに定期的なタイマ割り込みよって、各ユニット
の警告状態及びエラー状態とを検出する監視プログラム
が作動する。ボディMPU82は、シャッタポジション
検出回路80によってシャッタ装置17の開閉状態を検
出し、露出モニタ回路81によって設定値に対する異常
露出を検出することにより、シャッタ装置17及びシャ
ッタ駆動回路79の警告及びエラー状態を検出する。ま
た、ボディMPU82は、ミラーポジション検出回路7
7によってミラー機構24の開閉状態を検出し、ミラー
機構24及びミラー駆動回路76の警告及びエラー状態
を検出する。更に、ボディMPU82は、受光素子27
によってピントグラス26上の測光が適正に行われてい
るか否かをAEファインダ制御回路28を介して確認
し、AEファインダ6の警告及びエラー状態を検出す
る。
【0036】ホルダMPU88は、巻上げ検出回路86
によって写真フイルム49の1コマ目のセットや、撮影
後の1コマ巻上げ,撮影終了後のフイルム巻上げを検出
し、巻上げ機構53及び巻上げ駆動回路85の警告及び
エラー状態を検出する。
によって写真フイルム49の1コマ目のセットや、撮影
後の1コマ巻上げ,撮影終了後のフイルム巻上げを検出
し、巻上げ機構53及び巻上げ駆動回路85の警告及び
エラー状態を検出する。
【0037】ボディMPU82及びホルダMPU88
は、シャッタ装置17を構成するシャッタ羽根の開閉,
遮光板22及びミラー23のアップ・ダウン,AEモー
ド時における受光素子27による測光,巻上げ機構54
によるフイルム巻上げ等の、写真撮影において基本的に
必要な動作が行われなかった場合、あるいはこれらの作
動を示す信号が入力されなかった場合にエラー状態であ
ると判別し、このエラー状態以外の軽微な異常状態を警
告状態として判別する。
は、シャッタ装置17を構成するシャッタ羽根の開閉,
遮光板22及びミラー23のアップ・ダウン,AEモー
ド時における受光素子27による測光,巻上げ機構54
によるフイルム巻上げ等の、写真撮影において基本的に
必要な動作が行われなかった場合、あるいはこれらの作
動を示す信号が入力されなかった場合にエラー状態であ
ると判別し、このエラー状態以外の軽微な異常状態を警
告状態として判別する。
【0038】また、カメラの電源投入時には、各ユニッ
トのトータルショット数の確認が行われる。まず、ボデ
ィMPU82においてレジスタ初期設定が行われ、つづ
いてボディMPU82によって各EEPROM18,7
8,87に記憶されているシャッタ装置17,ミラー機
構24,巻上げ機構53の動作回数が読み込まれる。ま
た、この各動作回数の読み込みに連動して、液晶パネル
54の全パターンが表示して、現在各ユニットの動作回
数をチェック中であることをユーザーに知らせる。
トのトータルショット数の確認が行われる。まず、ボデ
ィMPU82においてレジスタ初期設定が行われ、つづ
いてボディMPU82によって各EEPROM18,7
8,87に記憶されているシャッタ装置17,ミラー機
構24,巻上げ機構53の動作回数が読み込まれる。ま
た、この各動作回数の読み込みに連動して、液晶パネル
54の全パターンが表示して、現在各ユニットの動作回
数をチェック中であることをユーザーに知らせる。
【0039】EEPROM18,78,87から読み込
まれたシャッタ装置17,ミラー機構24,巻上げ機構
53の動作回数は、ボディMPU82において各機構の
使用限度回数と比較される。各ユニットのトータルショ
ット数が使用限度数以下の場合には、ボディMPU82
によってカメラの撮影準備が開始される。
まれたシャッタ装置17,ミラー機構24,巻上げ機構
53の動作回数は、ボディMPU82において各機構の
使用限度回数と比較される。各ユニットのトータルショ
ット数が使用限度数以下の場合には、ボディMPU82
によってカメラの撮影準備が開始される。
【0040】また、いずれかのユニットのトータルショ
ット数が使用限度数と同じ、あるいは越えている場合に
は、ホルダMPU82に設けられたフラグメモリに警告
フラグがセットされる。このフラグメモリに警告フラグ
がセットされると、ホルダMPU88は液晶パネル54
のカメラモニタ64の該当するマークを点滅表示させる
とともに、汎用表示部62にその動作回数を表示し、ユ
ーザーにオーバーホールが必要なことを知らせる。
ット数が使用限度数と同じ、あるいは越えている場合に
は、ホルダMPU82に設けられたフラグメモリに警告
フラグがセットされる。このフラグメモリに警告フラグ
がセットされると、ホルダMPU88は液晶パネル54
のカメラモニタ64の該当するマークを点滅表示させる
とともに、汎用表示部62にその動作回数を表示し、ユ
ーザーにオーバーホールが必要なことを知らせる。
【0041】上記監視プログラムによって警告やエラー
が検出されなかった場合には、カメラボディ3の上面に
設けられた液晶パネル38に撮影準備が完了しているこ
とが表示される。AEファインダ6を使用する場合に
は、カメラボディ3の側面に設けられた操作パネル36
のシャッタ速度調節ダイヤル32を操作して、AEモー
ドに設定する。
が検出されなかった場合には、カメラボディ3の上面に
設けられた液晶パネル38に撮影準備が完了しているこ
とが表示される。AEファインダ6を使用する場合に
は、カメラボディ3の側面に設けられた操作パネル36
のシャッタ速度調節ダイヤル32を操作して、AEモー
ドに設定する。
【0042】AEファインダ6を覗いてフレーミングを
行うとともに、内部に表示されているシャッタ速度及び
絞り値を確認し、レリーズスイッチ35を操作する。す
ると、その操作信号がボディMPU82に入力され、ま
た、AEファインダ6の受光素子27によってピントグ
ラス26に結像された被写体光が測光され、この測光値
とレンズユニット5で設定されている絞り値とに基づい
てAEファインダ制御回路28はシャッタ速度を決定
し、ボディMPU82に入力する。
行うとともに、内部に表示されているシャッタ速度及び
絞り値を確認し、レリーズスイッチ35を操作する。す
ると、その操作信号がボディMPU82に入力され、ま
た、AEファインダ6の受光素子27によってピントグ
ラス26に結像された被写体光が測光され、この測光値
とレンズユニット5で設定されている絞り値とに基づい
てAEファインダ制御回路28はシャッタ速度を決定
し、ボディMPU82に入力する。
【0043】ボディMPU82は、この信号に基づいて
シャッタ駆動回路79を制御し、レンズユニット5のシ
ャッタ装置17のシャッタ羽根を閉じる。また、ボディ
MPU82は、ミラー駆動回路76を制御してミラー機
構24を駆動し、遮光板22及びミラー23を開放位置
に回動させ、本体部8背面側の開口11を開放する。
シャッタ駆動回路79を制御し、レンズユニット5のシ
ャッタ装置17のシャッタ羽根を閉じる。また、ボディ
MPU82は、ミラー駆動回路76を制御してミラー機
構24を駆動し、遮光板22及びミラー23を開放位置
に回動させ、本体部8背面側の開口11を開放する。
【0044】次に、シャッタ装置17のシャッタ羽根
が、レンズユニット5で設定された絞り値と、AEファ
インダ6によって決定されたシャッタ速度にしたがって
開閉される。撮影レンズ16を透過した被写体光は、シ
ャッタ装置17,レンズボード12,ベローズ13,本
体部8を通過してフイルムホルダ4に入射し、フイルム
ホルダ4のアパーチャー51にセットされた写真フイル
ム49を露光する。シャッタ装置17が閉じられるとす
ぐにミラー機構24が閉鎖位置に回動して開口11を遮
光し、またシャッタ装置17が開放される。
が、レンズユニット5で設定された絞り値と、AEファ
インダ6によって決定されたシャッタ速度にしたがって
開閉される。撮影レンズ16を透過した被写体光は、シ
ャッタ装置17,レンズボード12,ベローズ13,本
体部8を通過してフイルムホルダ4に入射し、フイルム
ホルダ4のアパーチャー51にセットされた写真フイル
ム49を露光する。シャッタ装置17が閉じられるとす
ぐにミラー機構24が閉鎖位置に回動して開口11を遮
光し、またシャッタ装置17が開放される。
【0045】フイルムホルダ4では、ホルダMPU88
が巻上げ駆動回路85を制御して巻上げ機構53を駆動
させ、写真フイルム49を1コマ分巻き上げ、液晶パネ
ル54の枚数表示63の表示を更新する。
が巻上げ駆動回路85を制御して巻上げ機構53を駆動
させ、写真フイルム49を1コマ分巻き上げ、液晶パネ
ル54の枚数表示63の表示を更新する。
【0046】ボディMPU82は、この撮影シーケンス
中にも監視プログラムを作動させ、受光素子27によっ
てピントグラス26上の測光が適正に行われているか否
かをAEファインダ制御回路28を介して確認し、AE
ファインダ6の警告及びエラー状態を検出する。
中にも監視プログラムを作動させ、受光素子27によっ
てピントグラス26上の測光が適正に行われているか否
かをAEファインダ制御回路28を介して確認し、AE
ファインダ6の警告及びエラー状態を検出する。
【0047】また、ボディMPU82は、シャッタポジ
ション検出回路80によってシャッタ装置17の開閉状
態を検出し、露出モニタ回路81によって設定値に対す
る異常露出を検出することにより、シャッタ装置17及
びシャッタ駆動回路79の警告及びエラー状態を検出す
る。更に、ミラーポジション検出回路77によってミラ
ー機構24の開閉状態を検出し、ミラー機構24及びミ
ラー駆動回路76の警告及びエラー状態を検出する。
ション検出回路80によってシャッタ装置17の開閉状
態を検出し、露出モニタ回路81によって設定値に対す
る異常露出を検出することにより、シャッタ装置17及
びシャッタ駆動回路79の警告及びエラー状態を検出す
る。更に、ミラーポジション検出回路77によってミラ
ー機構24の開閉状態を検出し、ミラー機構24及びミ
ラー駆動回路76の警告及びエラー状態を検出する。
【0048】ホルダMPU88は、巻上げ検出回路86
によって撮影後の1コマ巻上げを検出し、巻上げ機構5
3及び巻上げ駆動回路85の警告及びエラー状態を検出
する。
によって撮影後の1コマ巻上げを検出し、巻上げ機構5
3及び巻上げ駆動回路85の警告及びエラー状態を検出
する。
【0049】更に、ボディMPU82及びホルダMPU
88は、シャッタ装置17,ミラー機構24,巻上げ機
構53の動作回数をカウントし、レンズニット5,カメ
ラボディ3,フイルムホルダ4に組み込まれた各EEP
ROM18,78,87に記憶する。
88は、シャッタ装置17,ミラー機構24,巻上げ機
構53の動作回数をカウントし、レンズニット5,カメ
ラボディ3,フイルムホルダ4に組み込まれた各EEP
ROM18,78,87に記憶する。
【0050】上記のように撮影操作が行われている途中
で、トータルショットスイッチ55が操作されると、図
1に示すフローチャートにしたがって、各ユニットのト
ータルショット数の表示が行われる。
で、トータルショットスイッチ55が操作されると、図
1に示すフローチャートにしたがって、各ユニットのト
ータルショット数の表示が行われる。
【0051】トータルショットスイッチ55が操作され
ると、ホルダMPU88は、バックライト56の点灯・
不点灯の確認を行う。バックライト56が点灯されてい
ない場合には、ホルダMPU88はバックライト56を
点灯させるバックライト点灯処理を行うとともに、トー
タルショットスイッチ55の入力信号をボディMPU8
2に入力する。
ると、ホルダMPU88は、バックライト56の点灯・
不点灯の確認を行う。バックライト56が点灯されてい
ない場合には、ホルダMPU88はバックライト56を
点灯させるバックライト点灯処理を行うとともに、トー
タルショットスイッチ55の入力信号をボディMPU8
2に入力する。
【0052】バックライト56の点灯処理は、図7に示
すフローチャートに沿って行われる。ボディMPU82
は、AEファインダ6の電源を投入してAEファインダ
制御回路28を作動させ、受光素子27でカメラ2の外
界輝度を測定させる。また、ボディMPU82は、AE
ファインダ制御回路28から入力された測光値をホルダ
MPU88に入力する。ホルダMPU88は、入力され
た測光値と予め設定されROMやRAM等に記憶されて
いる基準値とを比較し、測光値の値が基準値よりも低い
場合には、液晶パネル54を見やすくするためにバック
ライト56を点灯させる。
すフローチャートに沿って行われる。ボディMPU82
は、AEファインダ6の電源を投入してAEファインダ
制御回路28を作動させ、受光素子27でカメラ2の外
界輝度を測定させる。また、ボディMPU82は、AE
ファインダ制御回路28から入力された測光値をホルダ
MPU88に入力する。ホルダMPU88は、入力され
た測光値と予め設定されROMやRAM等に記憶されて
いる基準値とを比較し、測光値の値が基準値よりも低い
場合には、液晶パネル54を見やすくするためにバック
ライト56を点灯させる。
【0053】上述したように、液晶パネル54の表示内
容が変更される操作が行われた際に、自動的にバックラ
イト56を点灯することで、液晶パネル54に表示され
るトータルショット数等の各種情報を見やすくすること
ができ、ユーザーに液晶パネル54に注目するように示
唆することができる。さらに、外界輝度が高いときには
バックライト56は点灯しないので、バッテリーの消耗
を防止することができる。なお、AEファインダ6が取
り付けられていない際には、外界輝度の測定を行わずに
バックライト56の点灯処理を行う。
容が変更される操作が行われた際に、自動的にバックラ
イト56を点灯することで、液晶パネル54に表示され
るトータルショット数等の各種情報を見やすくすること
ができ、ユーザーに液晶パネル54に注目するように示
唆することができる。さらに、外界輝度が高いときには
バックライト56は点灯しないので、バッテリーの消耗
を防止することができる。なお、AEファインダ6が取
り付けられていない際には、外界輝度の測定を行わずに
バックライト56の点灯処理を行う。
【0054】バックライト56の点灯処理においてバッ
クライト56が点灯されると、ホルダMPU88内のバ
ックライトフラグに「1」が立てられ、減算カウンタで
ある点灯カウンタがセットされる。この時にバックライ
トスイッチ57がオンされていないと、点灯カウンタの
確認後にバックライトフラグが「0」にリセットされ
て、バックライトの点灯処理が終了する。
クライト56が点灯されると、ホルダMPU88内のバ
ックライトフラグに「1」が立てられ、減算カウンタで
ある点灯カウンタがセットされる。この時にバックライ
トスイッチ57がオンされていないと、点灯カウンタの
確認後にバックライトフラグが「0」にリセットされ
て、バックライトの点灯処理が終了する。
【0055】また、カメラ2の電源がオンされている期
間中には、図8に示すフローチャートに従って、バック
ライト56の消灯処理シーケンスが一定時間ごとにタイ
マ割り込みによって作動する。この消灯処理では、バッ
クライト56が点灯している場合に、点灯カウンタを減
算していき、点灯カウンタとバックライトフラグとが
「0」になったときに、バックライト56を消灯する。
間中には、図8に示すフローチャートに従って、バック
ライト56の消灯処理シーケンスが一定時間ごとにタイ
マ割り込みによって作動する。この消灯処理では、バッ
クライト56が点灯している場合に、点灯カウンタを減
算していき、点灯カウンタとバックライトフラグとが
「0」になったときに、バックライト56を消灯する。
【0056】ホルダMPU88は、バックライト56を
点灯させた後に、液晶パネル54において、エラーある
いは警告状態にあるとして点滅されているマークを点灯
させる。これにより、トータルショット数の表示とエラ
ー表示とが紛らわしくなるのを防止する。
点灯させた後に、液晶パネル54において、エラーある
いは警告状態にあるとして点滅されているマークを点灯
させる。これにより、トータルショット数の表示とエラ
ー表示とが紛らわしくなるのを防止する。
【0057】また、ホルダMPU88は、表示カウンタ
をリセットするとともに、レンズユニット5に組み込ま
れたEEPROM18からシャッタ装置17のトータル
ショット数を読み込み、液晶パネル54においてカメラ
モニタ64のマーク68を点滅表示させながら、汎用表
示部62にそのトータルショット数を表示する。その直
後に、動作回数の表示時間を制御するタイマーがスター
トする。タイマーがタイムオーバーすると、液晶パネル
54の表示が図5に示すような通常表示に戻り、トータ
ルショット表示処理はスタートに戻る。
をリセットするとともに、レンズユニット5に組み込ま
れたEEPROM18からシャッタ装置17のトータル
ショット数を読み込み、液晶パネル54においてカメラ
モニタ64のマーク68を点滅表示させながら、汎用表
示部62にそのトータルショット数を表示する。その直
後に、動作回数の表示時間を制御するタイマーがスター
トする。タイマーがタイムオーバーすると、液晶パネル
54の表示が図5に示すような通常表示に戻り、トータ
ルショット表示処理はスタートに戻る。
【0058】トータルショット表示処理が2度目のルー
プとなるときにバックライト56は点灯が継続されてい
るため、ホルダMPU88は再度点灯カウンタをセット
して、バックライト56の点灯が継続して行われるよう
にする。バックライト点灯中に点灯カウンタにセットさ
れる値は、バックライト56が余裕をもって発光するよ
うに、前述の点灯処理の際に点灯カウンタにセットされ
る値よりも大きくされている。
プとなるときにバックライト56は点灯が継続されてい
るため、ホルダMPU88は再度点灯カウンタをセット
して、バックライト56の点灯が継続して行われるよう
にする。バックライト点灯中に点灯カウンタにセットさ
れる値は、バックライト56が余裕をもって発光するよ
うに、前述の点灯処理の際に点灯カウンタにセットされ
る値よりも大きくされている。
【0059】また、ホルダMPU88は、トータルショ
ットの表示中であるため、表示カウンタにカウントを行
う。この時点での表示カウンタのカウント値は1となる
ため、ホルダMPU88は、カメラボディ3のEEPR
OM38からミラー機構24のトータルショット数を読
み込み、液晶パネル54のカメラモニタ64のマーク6
6を点滅表示させながら、汎用表示部62にミラー機構
24のトータルショット数を表示する。
ットの表示中であるため、表示カウンタにカウントを行
う。この時点での表示カウンタのカウント値は1となる
ため、ホルダMPU88は、カメラボディ3のEEPR
OM38からミラー機構24のトータルショット数を読
み込み、液晶パネル54のカメラモニタ64のマーク6
6を点滅表示させながら、汎用表示部62にミラー機構
24のトータルショット数を表示する。
【0060】ミラー機構24のトータルショット数の表
示が開始されると、再度タイマーがスタートする。一定
時間後にタイマーがタイムオーバーすると、ホルダMP
U88は、再び点灯カウンタと表示カウンタとにカウン
トを行う。これにより、バックライト56が継続して点
灯される。また、この時点での表示カウンタのカウンタ
値は2となるため、ホルダMPU88はフイルムホルダ
4に組み込まれているEEPROM87に記憶されてい
る内容を参照して、液晶パネル54のカメラモニタ64
のマーク67を点滅表示させながら、汎用表示部62に
巻上げ機構53のトータルショット数を表示する。
示が開始されると、再度タイマーがスタートする。一定
時間後にタイマーがタイムオーバーすると、ホルダMP
U88は、再び点灯カウンタと表示カウンタとにカウン
トを行う。これにより、バックライト56が継続して点
灯される。また、この時点での表示カウンタのカウンタ
値は2となるため、ホルダMPU88はフイルムホルダ
4に組み込まれているEEPROM87に記憶されてい
る内容を参照して、液晶パネル54のカメラモニタ64
のマーク67を点滅表示させながら、汎用表示部62に
巻上げ機構53のトータルショット数を表示する。
【0061】巻上げ機構53のトータルショット数の表
示が開始されると、再度タイマーがスタートする。一定
時間後にタイマーがタイムオーバーすると、ホルダMP
U88は、再び点灯カウンタと表示カウンタとにカウン
トを行う。この時点での表示カウンタのカウンタ値は3
となるため、バックライト56を消灯してトータルショ
ット表示処理が終了する。
示が開始されると、再度タイマーがスタートする。一定
時間後にタイマーがタイムオーバーすると、ホルダMP
U88は、再び点灯カウンタと表示カウンタとにカウン
トを行う。この時点での表示カウンタのカウンタ値は3
となるため、バックライト56を消灯してトータルショ
ット表示処理が終了する。
【0062】なお、最初にトータルショットスイッチ5
5を押した状態から継続して押し続けると、タイマーが
何度もリスタートされるため、液晶パネル54にはシャ
ッタ装置17のトータルショット数が表示され続ける。
また、いずれかのユニットのトータルショット数が表示
されている状態でトータルショットスイッチ55を押す
と、トータルショットスイッチ55が押されるごとに、
液晶パネル54に次のユニットのトータルショット数が
表示される。これによれば、タイマーの終了を待たずに
各ユニットのトータルショット数を素早く確認すること
ができる。
5を押した状態から継続して押し続けると、タイマーが
何度もリスタートされるため、液晶パネル54にはシャ
ッタ装置17のトータルショット数が表示され続ける。
また、いずれかのユニットのトータルショット数が表示
されている状態でトータルショットスイッチ55を押す
と、トータルショットスイッチ55が押されるごとに、
液晶パネル54に次のユニットのトータルショット数が
表示される。これによれば、タイマーの終了を待たずに
各ユニットのトータルショット数を素早く確認すること
ができる。
【0063】また、上記実施形態では、トータルショッ
ト数の表示をホルダの液晶パネルで行うようにしたが、
カメラボディの液晶パネルで行ったり、ファインダ内に
表示するようにし、これらのバックライトを点灯するよ
うにしてもよい。
ト数の表示をホルダの液晶パネルで行うようにしたが、
カメラボディの液晶パネルで行ったり、ファインダ内に
表示するようにし、これらのバックライトを点灯するよ
うにしてもよい。
【0064】更に、レンズシャッタ式の一眼レフカメラ
を例に説明したが、カメラボディにシャッタが組み込ま
れた一眼レフカメラにも用いることができる。また、こ
れらのようなシステムカメラ以外でも、内部で各機構が
ユニット化されたコンパクトカメラ等に用いることもで
きる。
を例に説明したが、カメラボディにシャッタが組み込ま
れた一眼レフカメラにも用いることができる。また、こ
れらのようなシステムカメラ以外でも、内部で各機構が
ユニット化されたコンパクトカメラ等に用いることもで
きる。
【0065】また、トータルショット数の表示の際に液
晶パネルのバックライトを点灯させるようにしたが、液
晶パネルの表示内容が変更されるその他の操作や、エラ
ー,警告時の表示の際等にバックパネルを点灯させても
よい。
晶パネルのバックライトを点灯させるようにしたが、液
晶パネルの表示内容が変更されるその他の操作や、エラ
ー,警告時の表示の際等にバックパネルを点灯させても
よい。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカメラに
よれば、液晶パネルの表示内容の変更を伴う操作がなさ
れた際に、液晶パネルを照明する照明手段を点灯させる
ようにしたので、カメラ操作の知識に乏しいユーザーで
も暗い場所で液晶パネルから情報を確実に得ることがで
きる。
よれば、液晶パネルの表示内容の変更を伴う操作がなさ
れた際に、液晶パネルを照明する照明手段を点灯させる
ようにしたので、カメラ操作の知識に乏しいユーザーで
も暗い場所で液晶パネルから情報を確実に得ることがで
きる。
【0067】また、照明手段の点灯中に液晶パネルの表
示内容の変更を伴う操作がなされた際には、照明手段の
点灯を継続して行うようにしたので、照明手段を点灯し
なおしたりせずに、液晶パネルから情報を得ることがで
きる。
示内容の変更を伴う操作がなされた際には、照明手段の
点灯を継続して行うようにしたので、照明手段を点灯し
なおしたりせずに、液晶パネルから情報を得ることがで
きる。
【0068】更に、液晶パネルの表示内容の変更に伴う
照明手段の点灯は、外界輝度が高い場合に行わないよう
にしたので、バッテリー等の消耗を防止することができ
る。
照明手段の点灯は、外界輝度が高い場合に行わないよう
にしたので、バッテリー等の消耗を防止することができ
る。
【図1】本発明のカメラのトータルショット数表示処理
のフローチャートである。
のフローチャートである。
【図2】カメラの外観を示す斜視図である。
【図3】カメラの側面及び要部断面図である。
【図4】カメラの電気的構成を示すブロック図である。
【図5】フイルム感度表示時のフイルムホルダの液晶パ
ネルの表示内容を示す説明図である。
ネルの表示内容を示す説明図である。
【図6】トータルショット数表示時のフイルムホルダの
液晶パネルの表示内容を示す説明図である。
液晶パネルの表示内容を示す説明図である。
【図7】バックライトの点灯処理のフローチャートであ
る。
る。
【図8】バックライト消灯処理のフローチャートであ
る。
る。
2 カメラ 3 カメラボディ 4 フイルムホルダ 5 レンズユニット 6 AEファインダ 17 シャッタ装置 18,78,87 EEPROM 24 ミラー機構 49 写真フイルム 53 フイルム巻上げ機構 54 液晶パネル 56 バックライト 82 ボディMPU 88 ホルダMPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 徳次 埼玉県朝霞市泉水3−13−45 富士写真フ イルム株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 各種情報を表示する液晶パネルと、この
液晶パネルを照明する照明手段とを備えたカメラにおい
て、 前記液晶パネルの表示内容の変更を伴う操作がなされた
際に、前記照明手段を点灯させることを特徴とするカメ
ラ。 - 【請求項2】 各種情報を表示する液晶パネルと、この
液晶パネルを照明する照明手段とを備えたカメラにおい
て、 前記照明手段の点灯中に液晶パネルの表示内容の変更を
伴う操作がなされた際に、照明手段の点灯を継続して行
うことを特徴とするカメラ。 - 【請求項3】 前記液晶パネルの表示内容の変更に伴う
照明手段の点灯は、外界輝度が高い場合に行われないこ
とを特徴とする請求項1または2記載のカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9340980A JPH11174566A (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9340980A JPH11174566A (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11174566A true JPH11174566A (ja) | 1999-07-02 |
Family
ID=18342097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9340980A Pending JPH11174566A (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11174566A (ja) |
-
1997
- 1997-12-11 JP JP9340980A patent/JPH11174566A/ja active Pending
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