JP2001222058A - フィルムバック交換式カメラ - Google Patents

フィルムバック交換式カメラ

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JP2001222058A
JP2001222058A JP2000033735A JP2000033735A JP2001222058A JP 2001222058 A JP2001222058 A JP 2001222058A JP 2000033735 A JP2000033735 A JP 2000033735A JP 2000033735 A JP2000033735 A JP 2000033735A JP 2001222058 A JP2001222058 A JP 2001222058A
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film
camera
film back
light
camera body
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JP2000033735A
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Masakatsu Hori
真克 堀
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Pentax Corp
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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    • GPHYSICS
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    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
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    • G03B19/02Still-picture cameras
    • G03B19/12Reflex cameras with single objective and a movable reflector or a partly-transmitting mirror

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遮光部材の外し忘れによる撮影ミスの可能性
を軽減するフィルムバック交換式カメラを提供する。 【構成】 カメラ本体と;該カメラ本体に着脱可能な交
換式フィルムバックと;該フィルムバックに着脱可能
で、装着されたときフィルムバック内のフィルムを露光
させず、取り外したときフィルム露光を可能にする遮光
部材と;を有するフィルムバック交換式カメラにおい
て、カメラ本体へのフィルムバックの着脱を検知するフ
ィルムバック装着検知手段と;フィルムバックへの遮光
部材の着脱を検知する遮光部材装着検知手段と;シャッ
タを動作可能状態と動作不能状態に切り換えるレリーズ
ロック手段と;ファインダを観察可能状態と観察不能状
態に切り換えるファインダロック手段と;を備え、フィ
ルムバック装着検知手段によってカメラ本体にフィルム
バックが装着されたことが検出され、かつ遮光部材装着
検知手段によってフィルムバックに遮光部材が装着され
ていることが検知されたときに、レリーズロック手段を
介してシャッタ動作を不能とし、かつファインダロック
手段によってファインダを観察不能状態にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、交換式のフィルムバックをカメ
ラ本体に着脱させるカメラに関し、特にフィルムバック
に遮光機能を備えたフィルムバック交換式カメラに関す
る。
【0002】
【従来技術及びその問題点】カメラ本体に対してフィル
ムバックを着脱可能なフィルムバック交換式のカメラで
は、カメラ本体への非装着時においてフィルムバック内
のフィルムが露光されないように遮光手段が用いられ
る。遮光手段は一般に、カメラ本体へのフィルムバック
の装着後に遮光板等の遮光部材を撮影者が取り外す構成
であるため、遮光部材を取り外すのを忘れたままで撮影
動作を実行してしまうおそれがある。従来のフィルムバ
ック交換式カメラでは、遮光部材を取り外していない場
合には、レリーズロックによりシャッタ動作を不能にす
るように対応したものがあるが、レリーズロックのみで
は、実際にシャッタレリーズ操作を行うまで遮光部材の
外し忘れに気付かないので、シャッタチャンスを逃して
しまうことが多かった。
【0003】
【発明の目的】本発明は、以上の問題点に鑑みてなされ
たものであり、遮光部材の外し忘れによる撮影ミスの可
能性を軽減するフィルムバック交換式カメラを提供する
ことを目的とする。
【0004】
【発明の概要】本発明は、カメラ本体と;該カメラ本体
に着脱可能な交換式フィルムバックと;該フィルムバッ
クに着脱可能で、装着されたときフィルムバック内のフ
ィルムを露光させず、取り外したときフィルム露光を可
能にする遮光部材と;を有するカメラにおいて、カメラ
本体へのフィルムバックの着脱を検知するフィルムバッ
ク装着検知手段と;フィルムバックへの遮光部材の着脱
を検知する遮光部材装着検知手段と;シャッタを動作可
能状態と動作不能状態に切り換えるレリーズロック手段
と;ファインダを観察可能状態と観察不能状態に切り換
えるファインダロック手段と;を備え、フィルムバック
装着検知手段によってカメラ本体にフィルムバックが装
着されたことが検出され、かつ遮光部材装着検知手段に
よってフィルムバックに遮光部材が装着されていること
が検知されたときに、レリーズロック手段を介してシャ
ッタ動作を不能とし、かつファインダロック手段によっ
てファインダを観察不能状態にすることを特徴としてい
る。この構成によれば、遮光部材を外し忘れている場合
に、シャッタレリーズ操作を行うよりも前に、撮影者が
ファインダを覗いた時点で撮影不能を感覚的に認識でき
るので、シャッタチャンスを逃すなどといった撮影ミス
の可能性が軽減される。
【0005】また本発明は、上記のレリーズロック手段
に加えて、測光スイッチのオンにより測光を行う測光手
段を備えたタイプのフィルムバック交換式カメラに関し
て、フィルムバック装着検知手段によってカメラ本体に
フィルムバックが装着されたことが検出され、かつ遮光
部材装着検知手段によってフィルムバックに遮光部材が
装着されていることが検知されたときに、レリーズロッ
ク手段を介してシャッタ動作を不能とし、かつ測光スイ
ッチがオンされても該測光手段による測光を実行しない
ことを特徴としている。このように、測光スイッチのオ
ンによって本来実行されるべき動作が実行されなけれ
ば、シャッタレリーズ操作をするよりも前の段階で、撮
影者が遮光部材の外し忘れに気付く可能性が高くなり、
撮影ミスの軽減を図ることができる。
【0006】さらに本発明は、上記のレリーズロック手
段に加えて、カメラ本体の外面に外部表示手段を備えた
タイプのフィルムバック交換式カメラに関して、フィル
ムバック装着検知手段によってカメラ本体にフィルムバ
ックが装着されたことが検出され、かつ遮光部材装着検
知手段によってフィルムバックに遮光部材が装着されて
いることが検知されたときに、レリーズロック手段を介
してシャッタ動作を不能とし、かつ外部表示手段により
撮影不可表示が表示されることを特徴としている。この
ような外部表示による警告によっても、レリーズロック
のみの場合よりも早く遮光部材の外し忘れを撮影者に認
識させることができる。
【0007】すなわち、カメラ本体にフィルムバックを
装着しているが遮光部材を外していない状態では、レリ
ーズロックに加えて、ファインダを観察不能にする、測
光スイッチの入力を受け付けない、外部に撮影不可マー
クを表示するという3つの対応によって、シャッタレリ
ーズ操作よりも前に撮影者に撮影不能であることを認識
させることができる。この3つの対応は、任意に組み合
わせることが可能であり、いずれか一つのみを実行して
もよいし、2つあるいは3つを合わせて実行してもよ
い。
【0008】ファインダロック手段によってファインダ
を観察不能にする場合、カメラ本体内に、撮影光路上に
位置して撮影レンズを通過した光束をファインダ光学系
に導く観察位置と、撮影光路上から退避して上記光束を
フィルムバック側へ到達させる撮影位置とに移動可能な
ミラーを備え、カメラ本体にフィルムバックが装着さ
れ、かつフィルムバックに遮光部材が装着されていると
きには、このミラーを撮影位置に移動させるように構成
することが好ましい。また、ファインダ光学系内に開閉
可能なアイピースシャッタを備え、カメラ本体にフィル
ムバックが装着され、かつフィルムバックに遮光部材が
装着されているときには、このアイピースシャッタを閉
じるように構成してもよい。さらに、ファインダ光学系
内に、透明状態と、入射光を散乱させる光散乱状態とに
変化可能な光透過調整媒体を備え、カメラ本体にフィル
ムバックが装着され、かつフィルムバックに遮光部材が
装着されているときには、この光透過調整媒体によって
ファインダ視野領域の少なくとも一部を光散乱状態に変
化させるように構成してもよい。光透過調整媒体は、例
えば光透過型液晶により構成できる。
【0009】また、カメラが測光スイッチを有する場合
には、さらに該測光スイッチのオンに応じて合焦動作を
行う自動合焦手段を備え、カメラ本体にフィルムバック
が装着され、かつフィルムバックに遮光部材が装着され
ているときには、測光スイッチがオンされても該自動合
焦手段による合焦動作を実行しないように構成すること
が可能である。また、測光スイッチのオンにより点灯す
るファインダ内表示器を備え、カメラ本体にフィルムバ
ックが装着され、かつフィルムバックに遮光部材が装着
されているときには、測光スイッチがオンされても該フ
ァインダ内表示器を点灯させないように構成することが
好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、カメラ本体11に対して
別体のフィルムバック50を着脱可能な、一眼レフタイ
プのフィルムバック交換式カメラ10の外観を表し、図
2は、同フィルムバック交換式カメラ10の光学系及び
回路構成の概略を示している。カメラ本体11内には、
フィルムバック交換式カメラ10を全般的に制御するた
めの制御回路20が設けられている。
【0011】カメラ本体11の前部には撮影レンズ12
が設けられている。本実施形態の撮影レンズ12は、カ
メラ本体11に対して着脱可能な交換式レンズ鏡筒であ
るが、交換不能なレンズであってもよい。撮影レンズ1
2をカメラ本体11に装着すると、カメラ本体11と撮
影レンズ12にそれぞれ設けたコネクタ21が接触し、
レンズROM22に格納された情報が制御回路20に入
力される。レンズROM22に格納されている情報は、
例えば撮影レンズ12の開放F値などであり、この情報
を制御回路20が露出制御などに利用する。
【0012】撮影レンズ12後方のミラーボックス13
内には、図2に示す撮影光路上の下降位置と撮影光路か
ら退避した上昇位置に回動可能なメインミラー14が設
けられている。メインミラー14は、制御回路20に制
御されたミラー駆動機構23によって回動される。
【0013】図2のようにメインミラー14が撮影光路
上に位置するときには、撮影レンズの撮影光軸Oに沿っ
てミラーボックス13に入射する光束は、その大半がメ
インミラー14で上方に反射されて焦点板15に結像
し、ペンタプリズム16及び接眼レンズ17を介して正
立像として観察される。このペンタプリズム16と接眼
レンズ17は、カメラ本体11の上部のファインダブロ
ック18内に支持されている。なお、ファインダの正立
光学系の構成は、ペンタプリズムを用いた図2の構成に
限定されるものではない。
【0014】メインミラー14が撮影光路外の上昇位置
に回動されたときには、該メインミラー14の背後に設
けたフォーカルプレーンシャッタ25へ、撮影レンズ1
2の撮影光束が達する。フォーカルプレーンシャッタ2
5は、先幕と後幕を備え、レリーズスイッチ26のオン
に応じて、シャッタ駆動機構27によって先幕と後幕が
所定の時間差で走行される。図1に示すように、フォー
カルプレーンシャッタ25は、カメラ本体11後方のフ
ィルムバック装着面28に臨んでおり、フィルムバック
50側へ通過される光量は、先幕と後幕の走行時間差、
すなわちシャッタスピードに応じて変化する。カメラ本
体11の上面には、シャッタ速度設定ダイヤル29が設
けられており、シャッタスピードを手動設定することが
できる。また、シャッタ速度設定ダイヤル29をオート
位置に合わせると、シャッタスピードが自動設定され
る。なお、レリーズスイッチ26のオンでは同時に、ミ
ラー駆動機構23によってメインミラー14が前述の上
昇位置に回動される。
【0015】撮影レンズ12には絞羽根30が設けられ
ている。絞羽根30は、絞操作リング31の回転操作に
より、絞機構32を介して開閉される。また、絞操作リ
ング31をオート位置に保持することで、絞り値の自動
設定も選択できる。絞羽根30を駆動するため、カメラ
本体11は駆動源を内蔵した絞駆動機構33を備えてい
る。絞駆動機構33は、絞羽根30を開閉駆動させるこ
とができるように、絞機構32と接続される。
【0016】ファインダブロック18内のペンタプリズ
ム16近傍には、測光ユニット35が配されている。制
御回路20は、測光スイッチ36の入力に応じて、測光
ユニット35を用いて測光を実行する。前述のように、
本実施形態のフィルムバック交換式カメラ10では、絞
り値とシャッタスピードはそれぞれ手動または自動で設
定可能であり、両方とも自動で設定、いずれか一方を手
動設定で他方を自動設定、両方とも手動で設定、という
4種類の露出制御が選択可能である。このいずれの露出
制御においても、測光ユニット35を用いて得た測光デ
ータが利用される。例えば、絞り値とシャッタスピード
のいずれか一方、または両方が自動設定される自動露出
モードでは、制御回路20は、測光値に基づいて絞り値
やシャッタスピードを設定する。両方とも手動設定の場
合にも測光は行われ、撮影者により選択された絞り値と
シャッタスピードの組み合わせが、測光値と比較され
る。
【0017】本実施形態のフィルムバック交換式カメラ
10はまた、自動合焦機能を備えている。メインミラー
14が光路上に位置するときに、撮影レンズ12を通っ
た光束の一部は、該メインミラー14を透過してサブミ
ラー19によって下方に反射され、ミラーボックス13
外に出る。この下方位置にはAFセンサ37が設置され
ており、被写体のデフォーカス量を検出することができ
る。カメラ本体11内にはAFモータ38が設けられ、
ギヤ列39を介して凸型のAFカプラー40を回転駆動
させることができる。撮影レンズ12側には、カメラ本
体11へ装着したときにAFカプラー40に係合する凹
型のAFカプラー41が設けられ、該係合状態でAFモ
ータ38を駆動すると、AFカプラー40を介してAF
カプラー41が回転される。AFカプラー41にはギヤ
列42が接続しており、このギヤ列42が回転駆動され
ると、撮影レンズ12を構成するフォーカスレンズ群が
撮影光軸Oに沿って進退移動され、焦点位置を変化させ
ることができる。つまり、AFモータ38を適宜駆動す
れば合焦動作を行うことができる。上記の測光スイッチ
36がオンされると、制御回路20は、前述のAFセン
サ37から入力されるデフォーカスデータに基づいて、
デフォーカス量をゼロにするために必要なAFモータ3
8の駆動量を演算し、AFモータ38を駆動制御する。
これによりフォーカスレンズが移動されて合焦動作が行
われる。
【0018】合焦は、手動操作によって行うことも可能
である。撮影レンズ12に設けたフォーカス操作リング
43を回転させると、フォーカスレンズ群が光軸Oに沿
って移動される。この場合、撮影者は、ファインダで観
察される被写体画像によって合焦状態を確認する。
【0019】カメラ本体11の上面には、レリーズボタ
ン44が設けられている。レリーズボタン44は2段押
しボタンとして構成されており、半押しで測光スイッチ
36をオンさせ、全押しでレリーズスイッチ26をオン
させる。
【0020】ファインダブロック18内には、ファイン
ダ内表示器45が設けられている。ファインダ内表示器
45は、ファインダ光学系の光路外に設置したLEDな
どの発光体と、該発光体から発した光を光路内に導く反
射部材などから構成されている。図4に示すように、フ
ァインダ内では、ファインダ内表示器45によって、被
写体画像観察領域47の下方に位置するデータ表示部4
6に各種情報が表示される。詳細には、符号46aで示
す箇所は絞り値表示部であり、46bはシャッタスピー
ド表示部、46cは合焦マーク、46dはバーグラフ、
46eは露出補正マークである。
【0021】測光スイッチ36をオンすると、絞り値表
示部46aとシャッタスピード表示部46bには、自動
または手動設定された絞り値とシャッタスピードが表示
される。絞り値とシャッタスピードが両方とも手動設定
である場合は、さらに、測光ユニット35による測光値
を参照して、設定露出値との比較がバーグラフ46dを
用いて表示される。合焦マーク46cは、オートフォー
カス選択時に合焦完了すると点灯する。また、マニュア
ルフォーカス時にも、測光スイッチ36のオンに応じ
て、デフォーカス量ゼロと検出された時点で合焦マーク
46cが点灯するように制御できる。また、図示しない
露出補正用の操作部材を操作したときには、露出補正マ
ーク46eが点灯すると共に、バーグラフ46dに露出
補正値が表示される。
【0022】カメラ本体11の上面には、外部液晶表示
器(外部表示手段)48が設けられている。外部液晶表
示器48は、制御回路20の制御の下でフィルム感度や
撮影駒数、電池残量などを表示することができる。図5
は外部液晶表示器48による表示要素を全て表示させた
状態を示している。同図に符号48aで示す箇所はフィ
ルムカウンタであり、以下同様に、48bはフィルム感
度表示部、48cは電池残量表示部、48dは撮影デー
タ記録モード表示部、48eは撮影不可マークである。
外部液晶表示器48は、カメラ本体11に設けた図示し
ないメインスイッチのオンにより点灯する。なお、本実
施形態のカメラ10は、撮影データをフィルムの撮影画
面外に記録することが可能であり、データ記録モードが
選択されているときに撮影データ記録モード表示部48
dが点灯される。
【0023】フィルムバック50は、以上の構成のカメ
ラ本体11の後部に着脱可能であり、フォーカルプレー
ンシャッタ25に対向する位置に、略矩形のアパーチャ
51が形成されている。フィルムバック50内には、ア
パーチャ51の背後でフィルム(不図示)を移動させる
フィルム給送機構(不図示)が設けられている。フィル
ムバック50の一側面には、このフィルム走行面の前方
位置に遮光板(遮光部材)52を挿脱させるためのスリ
ット53が形成されている。スリット53に遮光板52
を挿入すると、アパーチャ51から内方へ入る光束が遮
断され、フィルムが露光されなくなる。なお、スリット
53からフィルムバック50内には漏光しないように構
成されている。
【0024】図3には、カメラ本体11にフィルムバッ
ク50を装着して固定させるためのロック機構が表わさ
れている。なお、図3は、フィルムバック交換式カメラ
10の底面方向から見た状態であるため、図1とは左右
が逆になっている。つまり、図1では遮光板52は図中
右方へ向けてスリット53に挿入されるが、図3では左
方に向けて挿入される。
【0025】カメラ本体11のフィルムバック装着面2
8には、一対の係止フック54が設けられている。係止
フック54は、図1では図示が省略されている。各係止
フック54は、カメラ本体11の後方に延出されてから
カメラ側方へ曲折された跛状をなしている。一方、フィ
ルムバック50内には、この係止フック54に係合可能
な一対の突出係合部56を備えた移動ロック部材55が
設けられている。一対の突出係合部56は、移動ロック
部材55の長手方向に位置を異ならせてその一端部と中
間部に形成されており、中間の突出係合部56には、係
止フック54を挿通させることが可能なフック挿脱孔5
7が形成されている。移動ロック部材55の長手方向に
おいて突出係合部56とは反対側の端部には、カメラ後
方に向けて曲折された被操作腕58が設けられている。
また、移動ロック部材55の長手方向の略中央には、ス
イッチ操作腕59が設けられている。
【0026】移動ロック部材55は、遮光板52の挿脱
方向と略平行(図3の左右方向)に移動可能に支持され
ており、ロック部材付勢ばね60によって、係止フック
54と係合すべきロック位置(図3の左方)に向けて移
動付勢されている。フィルムバック50には、このロッ
ク部材付勢ばね60の付勢力に抗して移動ロック部材5
5をアンロック位置(図3の右方)に移動させるための
アンロック操作部61が軸支されている。アンロック操
作部61は、その一端部が移動ロック部材55の被操作
腕58に当接しており、外力を加えない非操作状態で
は、ロック方向に移動付勢された移動ロック部材55を
介して、ストッパ62に当接する回転位置に保持され
る。ロック部材付勢ばね60の付勢力に抗してアンロッ
ク操作部61を図3の時計方向に回転させると、被操作
腕58を押圧して移動ロック部材55をアンロック位置
へ移動させることができる。アンロック操作部61は、
フィルムバック50の外部から操作可能である。
【0027】フィルムバック50の前面には、移動ロッ
ク部材55との係合位置まで一対の係止フック54を進
入させるための一対の孔(不図示)が設けられている。
フィルムバック50をカメラ本体11に装着する際は、
この一対の孔と係止フック54の位置を対応させつつフ
ィルムバック装着面28にフィルムバック50を近付け
る。このとき、移動ロック部材55はロック部材付勢ば
ね60の付勢力によってロック位置で保持されているた
め、カメラ本体11側の一対の係止フック54がフィル
ムバック50内に進入すると、一対の突出係合部56に
当接する。係止フック54と突出係合部56の当接箇所
には、装着方向へのフィルムバック50の移動によって
移動ロック部材55をアンロック方向に移動させる分力
が発生するような傾斜形状が設定されている。そのた
め、フィルムバック50の装着方向への移動を継続する
と、移動ロック部材55がアンロック方向に移動され
て、一対の係止フック54が対応する突出係合部56を
乗り越える。このとき一方の係止フック54は、フック
挿脱孔57内に進入する。各係止フック54の傾斜当接
部が突出係合部56を完全に乗り越えると、アンロック
方向に押し込まれていた移動ロック部材55がロック部
材付勢ばね60の作用によってロック位置に復帰し、図
3に示すような一対の係止フック54と一対の突出係合
部56の係合状態となる。該係合により、フィルムバッ
ク50はフィルムバック装着面28に密着した状態でロ
ックされる。
【0028】カメラ本体11からフィルムバック50を
取り外す際は、前述したようにアンロック操作部61を
時計方向に回転させる。すると、移動ロック部材55が
アンロック位置に移動し、係止フック54と突出係合部
56の係合が解除される。この係合解除により、フィル
ムバック50を装着時とは反対方向に移動させてカメラ
本体11から取り外すことが可能になる。
【0029】フィルムバック50内には、遮光板検知ス
イッチ(遮光部材装着検知手段)64と、移動ロック部
材位置検知スイッチ(フィルムバック装着検知手段)6
5と、係止フック進入検知スイッチ(フィルムバック装
着検知手段)66が設けられている。各スイッチ64、
65及び66は、いずれも一対のスイッチ接片から構成
されており、該一対のスイッチ接片の少なくとも一方
は、弾性変形可能な弾性スイッチ接片64a、65a及
び66aとなっている。
【0030】カメラ本体11内には、遮光板連動レバー
67が軸支されている。遮光板連動レバー67は、その
一端部が遮光板検知スイッチ64の弾性スイッチ接片6
4aに当接しており、他端部がスリット53の最奥部付
近に延出されている。遮光板連動レバー67は、外力を
与えない状態では、弾性スイッチ接片64aによってス
トッパ68に当接する回転位置に保持されており、遮光
板検知スイッチ64は導通している。図3に示すように
遮光板52をスリット53に挿入すると、遮光板52の
先端部が遮光板連動レバー67を押し込み、該遮光板連
動レバー67は、同図中の反時計方向に回動される。遮
光板連動レバー67の該回動によって、弾性スイッチ接
片64aが押し込まれて遮光板検知スイッチ64の導通
が解除される。
【0031】移動ロック部材位置検知スイッチ65は、
移動ロック部材55がロック位置にあるときに導通して
いる。移動ロック部材55が上記のロック位置からアン
ロック位置に移動するとき、スイッチ操作腕59が弾性
スイッチ接片65aを押し込んで弾性変形させ、移動ロ
ック部材位置検知スイッチ65の導通を解除させる。移
動ロック部材55がロック位置に戻ると、移動ロック部
材位置検知スイッチ65は導通状態に復帰する。
【0032】係止フック進入検知スイッチ66の弾性ス
イッチ接片66aには、中継レバー69の一端部が当接
している。中継レバー69はL字状をなし、その屈曲部
分においてフィルムバック50内に枢着されている。中
継レバー69に外力を加えない状態では、弾性スイッチ
接片66aによって、中継レバー69がストッパ70に
当接する回動位置に保持され、係止フック進入検知スイ
ッチ66が導通される。フィルムバック50をカメラ本
体11に装着すると、移動ロック部材55との係合位置
まで挿入された係止フック54の一方によって、中継レ
バー69の一端部が押し込まれ、中継レバー69は図3
中の反時計方向に回動される。中継レバー69の該回動
により弾性スイッチ接片66aが押し込まれ、係止フッ
ク進入検知スイッチ66の導通が解除される。
【0033】フィルムバック50をカメラ本体11に装
着すると、コネクタ71を介して、各スイッチ64、6
5及び66がそれぞれカメラ本体11内の制御回路20
に接続される。制御回路20は、スイッチ64、65及
び66の検出状態に応じて以下のようにカメラを制御す
る。
【0034】カメラ本体11にフィルムバック50を装
着する前で、遮光板52がスリット53に挿入されてい
るときには、遮光板検知スイッチ64の一対のスイッチ
接片は離間している。また、移動ロック部材55はロッ
ク位置にあるために移動ロック部材位置検知スイッチ6
5の一対のスイッチ接片は接触し、係止フック54はフ
ィルムバック50内に挿入されていないので、係止フッ
ク進入検知スイッチ66の一対のスイッチ接片は接触し
ている。
【0035】フィルムバック50をカメラ本体11に装
着すると、一対の係止フック54がフィルムバック50
内に挿入され、移動ロック部材55の突出係合部56と
係合する。このとき、一方の係止フック54が中継レバ
ー69を押し込み、係止フック進入検知スイッチ66の
導通を解除させる。また、移動ロック部材55は、係止
フック54の挿入に伴って一度アンロック方向に移動さ
れてからロック位置に戻っており、移動ロック部材位置
検知スイッチ65は導通した状態にある。つまり、移動
ロック部材位置検知スイッチ65が導通し、係止フック
進入検知スイッチ66が導通解除したときに、カメラ本
体11へのフィルムバック50の装着が検知される。
【0036】ここで、遮光板52をスリット53から引
き抜くと遮光板検知スイッチ64が導通する。制御回路
20は、このときの各スイッチの導通状態の組み合わ
せ、すなわち遮光板検知スイッチ64及び移動ロック部
材位置検知スイッチ65が導通し、係止フック進入検知
スイッチ66が導通解除されている状態を検出すると、
撮影可能と判断する。別言すれば、カメラ本体11へフ
ィルムバック50が装着され、かつフィルムバック50
から遮光板52が外されていることが検出されたときに
撮影可能となる。
【0037】この撮影可能状態でレリーズボタン44を
半押しすると、測光スイッチ36がオンになり、測光を
実行して露出制御される。すなわち、すなわち絞り値と
シャッタスピードの少なくとも一方を自動設定にした場
合には、測光値に基づいて制御回路20が絞り値やシャ
ッタスピードを決定し、該決定値がファインダ内表示器
45によってファインダ内に表示される。手動で設定さ
れた値についても、測光スイッチ36のオンに応じてフ
ァインダ内に表示される。さらに、絞り値とシャッタス
ピードのいずれも手動設定である場合には、前述の通
り、設定露出値と測光値の比較が表示される。また、オ
ートフォーカスモードが選択されている場合には、測光
スイッチ36のオンで合焦動作が実行され、合焦完了時
に合焦マーク46cが点灯する。
【0038】さらに、レリーズボタン44を全押しする
と、レリーズスイッチ26がオンになり、メインミラー
14が撮影光路上から上方に退避する。サブミラー19
はメインミラー14と平行になりつつ、撮影光路上から
退避する。ミラー上昇後、フォーカルプレーンシャッタ
25が、設定されたシャッタスピードで動作されてフィ
ルムが露光される。さらに、レリーズスイッチ26のオ
ンに応じて絞駆動機構33が駆動され、絞羽根30が設
定絞り値まで絞り込まれる。
【0039】フィルム露光後には、メインミラー14が
撮影光路上の下降位置に戻る。また、図示しないフィル
ム巻上機構によってフィルムが巻き上げられる。
【0040】一方、フィルムバック50をカメラ本体1
1に装着し、遮光板52を取り外していないときには、
図3に示すように、遮光板検知スイッチ64及び係止フ
ック進入検知スイッチ66は導通解除され、移動ロック
部材位置検知スイッチ65のみが導通した状態になる。
制御回路20は、この状態を検知したときには、レリー
ズスイッチ26がオンされてもフォーカルプレーンシャ
ッタ25が走行しないようにレリーズロック制御を行
い、さらに次のように制御して、遮光板52が外されて
いないために撮影不能であることを、シャッタレリーズ
操作よりも前に撮影者が認識できるようにする。
【0041】まず、ミラー駆動機構23によってメイン
ミラー14を撮影時の退避位置まで回動させて、ファイ
ンダ内で被写体画像を観察不能にする。通常、撮影の前
には、構図を決めたりピントを合わせたりするためにフ
ァインダ内の被写体画像を観察するので、ファインダが
観察不能状態にあれば、撮影者はファインダを覗いた時
点で、撮影不能であることを直感的に知ることができ
る。このとき同時に、外部液晶表示器48によって撮影
不可マーク48eが表示され、外部液晶表示器48を見
ることによっても撮影不能を認識できる。なお、撮影不
可マーク48eの表示態様は、連続点灯や点滅など任意
のものとすることができる。
【0042】また、測光スイッチ36がオンされても測
光を実行せず、絞り値やシャッタスピードがファインダ
内に表示されないように制御する。測光動作はシャッタ
レリーズの前に行われるので、測光が実行されず、さら
にファインダ内表示が出されなければ、少なくともシャ
ッタレリーズ操作を行うよりも前に、撮影不可であるこ
とを撮影者が認識できる可能性が高くなる。また、本実
施形態のフィルムバック交換式カメラ10は自動合焦機
能を備えているが、遮光板52が挿入されているとき
は、測光スイッチ36のオンに応じた自動合焦動作も行
わないように制御される。つまり、遮光板52が挿入さ
れたままの状態では、露出制御や合焦動作といった撮影
準備は一切実行されない。
【0043】このように、本実施形態のフィルムバック
交換式カメラでは、カメラ本体11へ装着後のフィルム
バック50から遮光板52が抜き取られていない場合
に、単にレリーズロック手段を介してシャッタを動作不
能状態にさせるのみならず、ファインダをブラックアウ
トさせて被写体画像を観察不能とし、また測光などの撮
影準備動作とファインダ内での情報表示を行わない。さ
らに、外部液晶表示器48には撮影不可マーク48eが
表示される。そのため、シャッタレリーズ操作を行う前
に、遮光板52が挿入されたままで撮影不能であること
を、撮影者に確実に知らせることができる。
【0044】図6は、本発明の異なる実施形態を示す。
図6のフィルムバック交換式カメラ80は、接眼レンズ
17の後方に開閉可能なアイピースシャッタ81が設け
られている点を除いては図1及び図2のフィルムバック
交換式カメラ10と共通の要素で構成されており、共通
する構成部材については同符号で示している。同カメラ
80では、アイピースシャッタ81を閉じることによ
り、接眼レンズ側からファインダ内への逆入光を防止
し、逆入光による測光時の悪影響を防ぐことができる。
アイピースシャッタ81の開閉は、図示しない操作部材
によって撮影者が選択することができる。また、制御回
路20の制御の下、駆動源を備えたアイピースシャッタ
駆動機構82によってアイピースシャッタ81を開閉す
ることもできる。
【0045】前述したように制御回路20は、各スイッ
チ64、65及び66の導通状態から、フィルムバック
50がカメラ本体11に装着されているが遮光板(5
2)は取り外されていない、という状態を検知すること
ができる。該状態を検知したとき、制御回路20は、レ
リーズスイッチ26がオンされてもフォーカルプレーン
シャッタ25が駆動しないようにレリーズロック制御す
るとともに、アイピースシャッタ駆動機構82を介して
アイピースシャッタ81を閉じる。アイピースシャッタ
81が閉じられることにより、撮影者がファインダ内を
観察することができなくなり、先の実施形態でのミラー
アップと同様の効果が得られる。つまり、ファインダ内
で被写体画像を観察不能にして警告することによって、
シャッタレリーズ操作よりも前に遮光板の抜き忘れを知
らせることができる。また、先の実施形態と同様に、外
部液晶表示器48には撮影不可マークが表示され、外部
表示によっても遮光板の抜き忘れによる撮影不能を認識
させる。
【0046】なお、本実施形態のように、アイピースシ
ャッタ81を閉じて警告する場合には、メインミラー1
4の位置に関わらず被写体画像は観察不能となるので、
メインミラー14の上昇位置への回動は実行しなくても
よい。また、アイピースシャッタ81が閉じた状態で
は、ファインダ内表示器45によるデータ表示部46も
観察不能となるので、ファインダ内表示器45は点灯し
ていてもよい。但し、無駄な電力消費を避けるため、ア
イピースシャッタ81が閉じられるときには、先の実施
形態と同様に、測光スイッチ36がオンになっても測光
や合焦動作やファインダ内表示を実行しないことが望ま
しい。
【0047】図7及び図8は、本発明のさらに異なる実
施形態であり、前述の各実施形態と共通する構成要素は
同じ符号で表している。同図に示すフィルムバック交換
式カメラ100は、撮影レンズ112とは独立したファ
インダ光学系90を備え、撮影レンズ112内にシャッ
タ羽根125を配したレンズシャッタカメラである。撮
影レンズ112はカメラ本体111に固定されており、
撮影レンズ112の撮影光軸O1と、ファインダ光学系
90のファインダ光軸O2は、略平行である。
【0048】先の実施形態と同様に、本実施形態のカメ
ラ100でも、カメラ本体111に設けたシャッタ速度
設定ダイヤル29と絞設定ダイヤル131を操作するこ
とによって、絞り値とシャッタスピードの両方を自動設
定する、いずれか一方を自動設定で他方を手動設定す
る、両方を手動設定する、という露出制御が可能であ
る。この露出制御の詳細については前述したので、重複
を避けるために説明は省略する。測光スイッチ36がオ
ンされると測光ユニット35を用いて測光が行われ、レ
リーズスイッチ26がオンされると、絞羽根30が設定
まで絞り込まれるとともに、シャッタ羽根125が設定
された時間開放されて光を通過させ、フィルムバック5
0内のフィルムが露光される。
【0049】撮影レンズ112は、撮影光軸O1に沿っ
て移動可能なフォーカスレンズ群を備える。測光スイッ
チ36がオンされると、測距ユニット137によって被
写体距離が測定され、該被写体に合焦するようにAF駆
動機構138によってフォーカシングレンズ群が移動さ
れる。
【0050】ファインダ光学系90の光路上には、透過
型液晶表示器91が設置されている。透過型液晶表示器
91は、常態では透明状態にあり、通電することにより
濁化して入射した光を散乱させる光散乱状態に変化する
高分子液晶が封入されており、図8に示すように、通電
制御することによって、近接撮影時におけるパララック
ス補正用の第1補正枠93A及び第2補正枠93Bをフ
ァインダ視野内に表示することができる。表示されて光
散乱状態となった補正枠93A、93Bの部分は、被写
体側からの光が遮られて観察不能となる。透過型液晶表
示器91はさらに、補正枠93A及び93B以外の中央
視野領域93Cも光散乱状態に変化させることができ
る。つまり、透過型液晶表示器91を制御して、第1補
正枠93Aと第2補正枠93Bと中央視野領域93Cの
全てを光散乱状態にさせれば、ファインダで被写体画像
を観察不能にすることができ、該光散乱状態を解除すれ
ばファインダを観察可能状態に切り換えることができ
る。
【0051】ファインダ内ではさらに、フォーカスフレ
ーム94やデータ表示部95を観察可能である。データ
表示部95は、図4のデータ表示部46と同種の情報を
表示する。フォーカスフレーム94やデータ表示部95
は、透過型液晶表示器91とは別に設けたファインダ内
表示器145によって表示される。
【0052】以上のフィルムバック交換式カメラ100
では、各スイッチ64、65及び66の導通状態から、
フィルムバック50がカメラ本体111に装着されてい
るが遮光板は取り外されていない、という状態が検出さ
れると、制御回路20は、レリーズスイッチ26がオン
されてもシャッタ羽根125が動作しないようにレリー
ズロック制御するとともに、透過型液晶表示器91に対
して、第1補正枠93Aと第2補正枠93Bと中央視野
領域93Cが全て光散乱状態に変化するように通電制御
する。すると、ファインダ視野領域のほぼ全体が光散乱
状態となり、実質的には被写体画像を観察することがで
きなくなる。これによって、装着されたままの遮光板が
原因で撮影不能であることを、撮影者がファインダを覗
いた時点で認識できる。このとき同時に、外部液晶表示
器48には、撮影不可マークが表示され、外部表示によ
っても撮影不能を認識させる。
【0053】また先の実施形態と同様に、遮光板の装着
が検知されている場合には、測光スイッチ36がオンさ
れても測光や合焦動作を行わず、ファインダ内表示器1
45はフォーカスフレーム94やデータ表示部95を表
示しないように制御される。
【0054】以上のように、本実施形態では、ファイン
ダを観察可能状態と観察不能状態に切り換えるためのフ
ァインダロック手段として、ファインダ光学系内の透過
型液晶表示器91を用いたため、ミラーやアイピースシ
ャッタ以外の構成によっても、被写体画像を観察不能に
して撮影者に遮光板の抜き忘れを認識させることができ
る。なお、本実施形態では補正枠93A及び93B以外
の中央視野領域93Cが広いため、遮光板の外し忘れを
検知したときに、この中央視野領域93Cのみを濁化さ
せるように制御してもよい。
【0055】以上の各実施形態から明らかなように、フ
ィルムバックの装着後に遮光板を外し忘れている場合に
は、ファインダ内で被写体画像を観察不能にしたり、測
光スイッチのオンに応じた撮影準備動作を禁止したり、
外部液晶表示器により撮影不可表示を実行して、シャッ
タレリーズ操作を実行するよりも前に不具合を知らせる
ように構成した。そのため、レリーズロック手段のみで
対応していた従来のフィルムバック交換式カメラよりも
迅速かつ確実に、撮影不可であることを撮影者に認識さ
せることができ、撮影ミスの可能性が軽減される。
【0056】但し、本発明は図示実施形態に限定される
ものではない。実施形態では、フィルムバックをカメラ
本体に装着した後で遮光板を外していないときに、ファ
インダを観察不能にし、外部液晶表示器に撮影不可マー
クを表示し、さらに測光スイッチのオンによる諸動作実
行を禁止するようにしたが、このうちいずれか1つまた
は2つのみの対応を行うものとしてもよい。また、実施
形態では撮影不可表示を表示するための外部表示手段と
して液晶表示器を用いたが、異なるタイプの表示手段を
用いてもよい。例えば、外部表示手段としてLEDを用
いて、このLEDの点滅によって撮影不可表示を行うこ
とが可能である。
【0057】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明のフィ
ルムバック交換式カメラによれば、遮光部材の外し忘れ
を迅速かつ確実に認識することができるので、撮影ミス
の可能性が軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるフィルムバック交
換式カメラの外観斜視図である。
【図2】図1のフィルムバック交換式カメラの光学系と
回路構成の概略を示す図である。
【図3】フィルムバックのロック機構と検出スイッチ機
構を示す、図1の矢印III方向から見た図である。
【図4】図1及び図2のカメラのファインダ内の観察状
態を示す図である。
【図5】外部液晶表示器の表示例を示す図である。
【図6】本発明の異なる実施形態におけるフィルムバッ
ク交換式カメラの、光学系と回路構成の概略を示す図で
ある。
【図7】本発明のさらに異なる実施形態におけるフィル
ムバック交換式カメラの、光学系と回路構成の概略を示
す図である。
【図8】図7のカメラのファインダ内の観察状態を示す
図である。
【符号の説明】
10 80 100 フィルムバック交換式カメラ 11 111 カメラ本体 12 112 撮影レンズ 14 メインミラー 17 接眼レンズ 20 制御回路 25 フォーカルプレーンシャッタ 26 レリーズスイッチ 28 フィルムバック装着面 30 絞羽根 35 測光ユニット 36 測光スイッチ 37 AFセンサ 38 AFモータ 44 レリーズボタン 45 145 ファインダ内表示器 46 95 データ表示部 47 被写体画像観察領域 48 外部液晶表示器 48e 撮影不可マーク 50 フィルムバック 52 遮光板 53 スリット 54 係止フック 55 移動ロック部材 64 遮光板検知スイッチ 65 移動ロック部材位置検知スイッチ 66 係止フック進入検知スイッチ 64a 65a 66a 弾性スイッチ接片 81 アイピースシャッタ 82 アイピースシャッタ駆動機構 90 ファインダ光学系 91 透過型液晶表示器 93A 第1補正枠 93B 第2補正枠 93C 中央視野領域 125 シャッタ羽根 137 測距ユニット 138 AF駆動機構

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ本体と;該カメラ本体に着脱可能
    な交換式フィルムバックと;該フィルムバックに着脱可
    能で、装着されたときフィルムバック内のフィルムを露
    光させず、取り外したときフィルム露光を可能にする遮
    光部材と;を有するカメラにおいて、 カメラ本体へのフィルムバックの着脱を検知するフィル
    ムバック装着検知手段と;フィルムバックへの遮光部材
    の着脱を検知する遮光部材装着検知手段と;シャッタを
    動作可能状態と動作不能状態に切り換えるレリーズロッ
    ク手段と;ファインダを観察可能状態と観察不能状態に
    切り換えるファインダロック手段と;を備え、上記フィ
    ルムバック装着検知手段によってカメラ本体にフィルム
    バックが装着されたことが検出され、かつ上記遮光部材
    装着検知手段によってフィルムバックに遮光部材が装着
    されていることが検知されたときに、上記レリーズロッ
    ク手段を介してシャッタ動作を不能とし、かつ上記ファ
    インダロック手段によってファインダを観察不能状態に
    することを特徴とするフィルムバック交換式カメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のフィルムバック交換式カ
    メラにおいて、上記ファインダロック手段は、カメラ本
    体内に、撮影光路上に位置して撮影レンズを通過した光
    束をファインダ光学系に導く観察位置と、撮影光路上か
    ら退避して上記光束をフィルムバック側へ到達させる撮
    影位置とに移動可能なミラーを備え、 カメラ本体にフィルムバックが装着され、かつフィルム
    バックに遮光部材が装着されているときには、このミラ
    ーを撮影位置に移動させるフィルムバック交換式カメ
    ラ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のフィルムバック交換式カ
    メラにおいて、上記ファインダロック手段は、ファイン
    ダ光学系内に開閉可能なアイピースシャッタを備え、 カメラ本体にフィルムバックが装着され、かつフィルム
    バックに遮光部材が装着されているときには、このアイ
    ピースシャッタを閉じるフィルムバック交換式カメラ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のフィルムバック交換式カ
    メラにおいて、上記ファインダロック手段は、ファイン
    ダ光学系内に、透明状態と、入射光を散乱させる光散乱
    状態とに変化可能な光透過調整媒体を備え、 カメラ本体にフィルムバックが装着され、かつフィルム
    バックに遮光部材が装着されているときには、この光透
    過調整媒体によってファインダ視野領域の少なくとも一
    部を光散乱状態に変化させるフィルムバック交換式カメ
    ラ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のフィルムバック交換式カ
    メラにおいて、上記光透過調整媒体は、光透過型液晶で
    あるフィルムバック交換式カメラ。
  6. 【請求項6】 請求項1から5いずれか1項記載のフィ
    ルムバック交換式カメラにおいて、測光スイッチのオン
    により測光を行う測光手段を備え、 カメラ本体にフィルムバックが装着され、かつフィルム
    バックに遮光部材が装着されているときには、測光スイ
    ッチがオンされても該測光手段による測光を実行しない
    フィルムバック交換式カメラ。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のフィルムバック交換式カ
    メラにおいて、上記測光スイッチのオンに応じて合焦動
    作を行う自動合焦手段を備え、 カメラ本体にフィルムバックが装着され、かつフィルム
    バックに遮光部材が装着されているときには、測光スイ
    ッチがオンされても該自動合焦手段による合焦動作を実
    行しないフィルムバック交換式カメラ。
  8. 【請求項8】 請求項6または7記載のフィルムバック
    交換式カメラにおいて、上記測光スイッチのオンにより
    点灯するファインダ内表示器を備え、 カメラ本体にフィルムバックが装着され、かつフィルム
    バックに遮光部材が装着されているときには、測光スイ
    ッチがオンされても該ファインダ内表示器を点灯させな
    いフィルムバック交換式カメラ。
  9. 【請求項9】 請求項1から8いずれか1項記載のフィ
    ルムバック交換式カメラにおいて、さらに、カメラ本体
    の外面に外部表示手段を備え、 カメラ本体にフィルムバックが装着され、かつフィルム
    バックに遮光部材が装着されているときには、この外部
    表示手段により撮影不可表示が表示されるフィルムバッ
    ク交換式カメラ。
  10. 【請求項10】 カメラ本体と;該カメラ本体に着脱可
    能な交換式フィルムバックと;該フィルムバックに着脱
    可能で、装着されたときフィルムバック内のフィルムを
    露光させず、取り外したときフィルム露光を可能にする
    遮光部材と;を有するカメラにおいて、 カメラ本体へのフィルムバックの着脱を検知するフィル
    ムバック装着検知手段と;フィルムバックへの遮光部材
    の着脱を検知する遮光部材装着検知手段と;シャッタを
    動作可能状態と動作不能状態に切り換えるレリーズロッ
    ク手段と;測光スイッチのオンにより測光を行う測光手
    段と;を備え、 上記フィルムバック装着検知手段によってカメラ本体に
    フィルムバックが装着されたことが検出され、かつ上記
    遮光部材装着検知手段によってフィルムバックに遮光部
    材が装着されていることが検知されたときに、上記レリ
    ーズロック手段を介してシャッタ動作を不能とし、かつ
    測光スイッチがオンされても上記測光手段による測光を
    実行しないことを特徴とするフィルムバック交換式カメ
    ラ。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のフィルムバック交換
    式カメラにおいて、上記測光スイッチのオンに応じて合
    焦動作を行う自動合焦手段を備え、 カメラ本体にフィルムバックが装着され、かつフィルム
    バックに遮光部材が装着されているときには、測光スイ
    ッチがオンされても該自動合焦手段による合焦動作を実
    行しないフィルムバック交換式カメラ。
  12. 【請求項12】 請求項10または11記載のフィルム
    バック交換式カメラにおいて、上記測光スイッチのオン
    により点灯するファインダ内表示器を備え、 カメラ本体にフィルムバックが装着され、かつフィルム
    バックに遮光部材が装着されているときには、測光スイ
    ッチがオンされても該ファインダ内表示器を点灯させな
    いフィルムバック交換式カメラ。
  13. 【請求項13】 請求項10から12いずれか1項記載
    のフィルムバック交換式カメラにおいて、ファインダを
    観察可能状態と観察不能状態に切り換えるファインダロ
    ック手段を備え、 カメラ本体にフィルムバックが装着され、かつフィルム
    バックに遮光部材が装着されているときには、さらに、
    このファインダロック手段によってファインダを観察不
    能状態にするフィルムバック交換式カメラ。
  14. 【請求項14】 請求項13記載のフィルムバック交換
    式カメラにおいて、上記ファインダロック手段は、カメ
    ラ本体内に、撮影光路上に位置して撮影レンズを通過し
    た光束をファインダ光学系に導く観察位置と、撮影光路
    上から退避して上記光束をフィルムバック側へ到達させ
    る撮影位置とに移動可能なミラーを備え、 カメラ本体にフィルムバックが装着され、かつフィルム
    バックに遮光部材が装着されているときには、このミラ
    ーを撮影位置に移動させるフィルムバック交換式カメ
    ラ。
  15. 【請求項15】 請求項13記載のフィルムバック交換
    式カメラにおいて、上記ファインダロック手段は、ファ
    インダ光学系内に開閉可能なアイピースシャッタを備
    え、 カメラ本体にフィルムバックが装着され、かつフィルム
    バックに遮光部材が装着されているときには、このアイ
    ピースシャッタを閉じるフィルムバック交換式カメラ。
  16. 【請求項16】 請求項13記載のフィルムバック交換
    式カメラにおいて、上記ファインダロック手段は、ファ
    インダ光学系内に、透明状態と、入射光を散乱させる光
    散乱状態とに変化可能な光透過調整媒体を備え、 カメラ本体にフィルムバックが装着され、かつフィルム
    バックに遮光部材が装着されているときには、この光透
    過調整媒体によってファインダ視野領域の少なくとも一
    部を光散乱状態に変化させるフィルムバック交換式カメ
    ラ。
  17. 【請求項17】 請求項16記載のフィルムバック交換
    式カメラにおいて、上記光透過調整媒体は、光透過型液
    晶であるフィルムバック交換式カメラ。
  18. 【請求項18】 請求項10から17いずれか1項記載
    のフィルムバック交換式カメラにおいて、さらに、カメ
    ラ本体の外面に外部表示手段を備え、 カメラ本体にフィルムバックが装着され、かつフィルム
    バックに遮光部材が装着されているときには、この外部
    表示手段により撮影不可表示が表示されるフィルムバッ
    ク交換式カメラ。
  19. 【請求項19】 カメラ本体と;該カメラ本体に着脱可
    能な交換式フィルムバックと;該フィルムバックに着脱
    可能で、装着されたときフィルムバック内のフィルムを
    露光させず、取り外したときフィルム露光を可能にする
    遮光部材と;を有するカメラにおいて、 カメラ本体へのフィルムバックの着脱を検知するフィル
    ムバック装着検知手段と;フィルムバックへの遮光部材
    の着脱を検知する遮光部材装着検知手段と;シャッタを
    動作可能状態と動作不能状態に切り換えるレリーズロッ
    ク手段と;カメラ本体の外面に設けた外部表示手段と;
    を備え、 上記フィルムバック装着検知手段によってカメラ本体に
    フィルムバックが装着されたことが検出され、かつ上記
    遮光部材装着検知手段によってフィルムバックに遮光部
    材が装着されていることが検知されたときに、上記レリ
    ーズロック手段を介してシャッタ動作を不能とし、かつ
    上記外部表示手段により撮影不可表示が表示されること
    を特徴とするフィルムバック交換式カメラ。
  20. 【請求項20】 請求項19記載のフィルムバック交換
    式カメラにおいて、ファインダを観察可能状態と観察不
    能状態に切り換えるファインダロック手段を備え、 カメラ本体にフィルムバックが装着され、かつフィルム
    バックに遮光部材が装着されているときには、さらに、
    このファインダロック手段によってファインダを観察不
    能状態にするフィルムバック交換式カメラ。
  21. 【請求項21】 請求項20記載のフィルムバック交換
    式カメラにおいて、上記ファインダロック手段は、カメ
    ラ本体内に、撮影光路上に位置して撮影レンズを通過し
    た光束をファインダ光学系に導く観察位置と、撮影光路
    上から退避して上記光束をフィルムバック側へ到達させ
    る撮影位置とに移動可能なミラーを備え、 カメラ本体にフィルムバックが装着され、かつフィルム
    バックに遮光部材が装着されているときには、このミラ
    ーを撮影位置に移動させるフィルムバック交換式カメ
    ラ。
  22. 【請求項22】 請求項20記載のフィルムバック交換
    式カメラにおいて、上記ファインダロック手段は、ファ
    インダ光学系内に開閉可能なアイピースシャッタを備
    え、 カメラ本体にフィルムバックが装着され、かつフィルム
    バックに遮光部材が装着されているときには、このアイ
    ピースシャッタを閉じるフィルムバック交換式カメラ。
  23. 【請求項23】 請求項20記載のフィルムバック交換
    式カメラにおいて、上記ファインダロック手段は、ファ
    インダ光学系内に、透明状態と、入射光を散乱させる光
    散乱状態とに変化可能な光透過調整媒体を備え、 カメラ本体にフィルムバックが装着され、かつフィルム
    バックに遮光部材が装着されているときには、この光透
    過調整媒体によってファインダ視野領域の少なくとも一
    部を光散乱状態に変化させるフィルムバック交換式カメ
    ラ。
  24. 【請求項24】 請求項23記載のフィルムバック交換
    式カメラにおいて、上記光透過調整媒体は、光透過型液
    晶であるフィルムバック交換式カメラ。
  25. 【請求項25】 請求項19から24いずれか1項記載
    のフィルムバック交換式カメラにおいて、測光スイッチ
    のオンにより測光を行う測光手段を備え、 カメラ本体にフィルムバックが装着され、かつフィルム
    バックに遮光部材が装着されているときには、測光スイ
    ッチがオンされても該測光手段による測光を実行しない
    フィルムバック交換式カメラ。
  26. 【請求項26】 請求項25記載のフィルムバック交換
    式カメラにおいて、上記測光スイッチのオンに応じて合
    焦動作を行う自動合焦手段を備え、 カメラ本体にフィルムバックが装着され、かつフィルム
    バックに遮光部材が装着されているときには、測光スイ
    ッチがオンされても該自動合焦手段による合焦動作を実
    行しないフィルムバック交換式カメラ。
  27. 【請求項27】 請求項25または26記載のフィルム
    バック交換式カメラにおいて、上記測光スイッチのオン
    により点灯するファインダ内表示器を備え、 カメラ本体にフィルムバックが装着され、かつフィルム
    バックに遮光部材が装着されているときには、測光スイ
    ッチがオンされても該ファインダ内表示器を点灯させな
    いフィルムバック交換式カメラ。
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