JP2011142666A - 撮影装置及び露出制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 マニュアル露出制御モード時に、特定の被写体に合わせた露出制御を行うことができる撮影装置及び露出制御方法を提供する。
【解決手段】 顔検出モードがオンで(ステップS10)、撮影モードがマニュアルモードでない場合において(ステップS16)、撮影画像から顔領域が検出された場合には(ステップS18)、検出された顔領域に顔枠が設定され(ステップS20)、この顔領域を考慮した露出演算が行われて露出制御が行われて(ステップS22)、画像が撮影されて液晶モニタ30にスルー画が表示される(ステップS14)。一方、撮影モードがマニュアルモードの場合において(ステップS16)、撮影画像から顔領域が検出された場合には(ステップS24)、この顔領域を考慮した露出演算が行われて、この露出演算の結果に基づく露出制御が行われて(ステップS26)、液晶モニタ30にスルー画が表示される(ステップS14)。
【選択図】 図3

Description

本発明は撮影装置及び露出制御方法に係り、特に露出を制御する技術に関する。
特許文献1には、マニュアル露出制御モードが設定されている状態であっても、撮影開始操作部材が操作されるまでは、自動露出制御とマニュアル露出制御のどちらを行うかを選択可能な撮像装置について開示されている。
特開2003−57713号公報
上記特許文献1では、マニュアル露出制御モード時に自動露出制御を選択可能であるが、マニュアル露出制御モード時に特定の被写体に合わせた露出制御を行うことはできなかった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、マニュアル露出制御モード時に、特定の被写体に合わせた露出制御を行うことができる撮影装置及び露出制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様に係る撮影装置は、被写体の画像を撮影する撮影手段と、前記撮影手段により撮影された撮影画像を表示する表示手段と、前記撮影画像から前記被写体の人物の顔を検出する顔検出手段と、ユーザが手動により露出を制御するマニュアルモードと、露出を自動的に制御する他のモードとの間で撮影モードを切り替える撮影モード切替手段と、前記撮影モードがマニュアルモードに設定されているときに、前記撮影画像から顔が検出された場合に、前記検出された顔の情報に基づいて露出演算を行って露出を制御する露出制御手段と、前記露出演算の結果に基づいて前記表示手段の表示を制御する表示制御手段とを備えることを特徴とする。
上記第1の態様によれば、マニュアルモード時に、顔領域にあわせた露出制御を行って表示手段の表示を制御することができる。
本発明の第2の態様に係る撮影装置は、上記第1の態様において、前記露出制御手段は、前記露出演算の結果に基づいてスルー画撮影時の露出を制御することを特徴とする。
上記第2の態様によれば、マニュアルモード時に、顔領域にあわせた露出制御を行ってスルー画表示を行うことにより、顔領域を適正な露出制御の下で確認しながらフレーミングを行うことができる。
本発明の第3の態様に係る撮影装置は、上記第1又は第2の態様において、前記表示制御手段は、手動による露出制御操作の目安とするための露出インジケータを前記表示手段に表示させ、前記露出インジケータは、前記露出演算の結果を反映していることを特徴とする。
上記第3の態様によれば、マニュアルモード時に、マニュアルで設定されたシャッター速度と絞り値から得られる露出と、被写体の顔に合わせた適正露出との差を示す露出インジケータを使用することにより、マニュアルモード時であっても被写体の顔に合わせた露出を行うことができる。
本発明の第4の態様に係る撮影装置は、上記第1から第3の態様において、前記表示制御手段は、前記撮影モードが他のモードに設定されているときに、前記顔検出手段により検出された顔を強調する表示、または、表示画面における顔の位置を明確にする表示を行い、前記撮影モードがマニュアルモードに設定されているときに、前記顔検出手段により検出された顔を強調する表示、または、表示画面における顔の位置を明確にする表示を行わないことを特徴とする。
即ち、マニュアルモードを使用するユーザは、電子カメラの操作に熟達した上級者の場合が多いため、マニュアルモード時には顔枠を表示しないことで、ユーザにわずらわしさを与えないようにしている。
本発明の第5の態様に係る撮影装置は、上記第1から第4の態様において、前記顔検出手段による顔検出処理のオン/オフを設定する顔検出制御手段を更に備えることを特徴とする。
上記第5の態様によれば、顔検出のオン/オフを制御して、マニュアルモード時に顔検出に基づく露出制御を行うかどうかを選択できる。
本発明の第6の態様に係る露出制御方法は、被写体の画像を撮影する撮影工程と、前記撮影された撮影画像を表示手段に表示する表示工程と、前記撮影画像から前記被写体の人物の顔を検出する顔検出工程と、ユーザが手動により露出を制御するマニュアルモードと、露出を自動的に制御する他のモードとの間で撮影モードを切り替える撮影モード切替工程と、前記撮影モードがマニュアルモードに設定されているときに、前記撮影画像から顔が検出された場合に、前記検出された顔の情報に基づいて露出演算を行って露出を制御する露出制御工程と、前記露出演算の結果に基づいて前記表示手段の表示を制御する表示制御工程とを備えることを特徴とする。
本発明の第7の態様に係る露出制御方法は、上記第6の態様において、前記露出制御工程は、前記露出演算の結果に基づいてスルー画撮影時の露出を制御することを特徴とする。
本発明の第8の態様に係る露出制御方法は、上記第6又は第7の態様において、前記表示制御工程は、手動による露出制御操作の目安とするための露出インジケータを前記表示手段に表示させ、前記露出インジケータは、前記露出演算の結果を反映していることを特徴とする。
本発明の第9の態様に係る露出制御方法は、上記第6から第8の態様において、前記表示制御工程では、前記撮影モードが他のモードに設定されているときに、前記顔検出手段により検出された顔を強調する表示、または、表示画面における顔の位置を明確にする表示を行い、前記撮影モードがマニュアルモードに設定されているときに、前記顔検出手段により検出された顔を強調する表示、または、表示画面における顔の位置を明確にする表示を行わないことを特徴とする。
本発明の第10の態様に係る露出制御方法は、上記第6から第9の態様において、前記顔検出工程における顔検出処理のオン/オフを設定する顔検出制御工程を更に備えることを特徴とする。
本発明によれば、マニュアルモード時に、顔領域にあわせた露出制御を行って表示手段の表示を制御することができる。
本発明の一実施形態に係る撮影装置の外観を示す図 撮影装置10の電気的構成を示すブロック図 本発明の第1の実施形態に係る露出制御の処理の流れを示すフローチャート 本発明の第2の実施形態に係る露出制御の処理の流れを示すフローチャート スルー画表示の例を示す図
以下、添付図面に従って本発明に係る撮影装置及び露出制御方法の好ましい実施の形態について説明する。
[第1の実施形態]
図1(a)は本発明の一実施形態に係る撮影装置の正面の外観を示す図であり、図1(b)はその背面の外観を示す図である。撮影装置10は、静止画や動画の記録及び再生機能を備えた電子カメラである。撮影装置10のカメラボディ12は、扁平状の四角い箱型に形成されている。図1(a)に示すように、カメラボディ12の正面には、撮影レンズ14、ストロボ16、AF補助光ランプ18、セルフタイマーランプ20及びスピーカ22が設けられており、上面には、レリーズボタン24、モードダイアル26及び電源ボタン28が設けられている。図1(b)に示すように、カメラボディ12の背面には、液晶モニタ30、ズームレバー32、インジケータランプ34、再生ボタン36、ファンクションボタン38、OK/MENUボタン40、十字ボタン42、DISP/BACKボタン44及び顔検出制御ボタン46が設けられている。
電源ボタン28は、撮影装置10の電源をオン/オフするためのボタンとして機能する。
撮影レンズ14は、沈胴式のズームレンズで構成されており、撮影装置10の電源をオンにすることにより、カメラボディ12の正面から繰り出される。そして、撮影装置10の電源をオフにすることにより、カメラボディ12内に沈胴する。
レリーズボタン24は、いわゆる「半押し」と「全押し」とからなる2段ストロークタイプのボタンで構成されており、「半押し」でAF(Auto Focus:自動焦点合わせ)、AE(Auto Exposure:自動露出)が機能し、「全押し」で撮影が実行される。
カメラボディ12の背面に設けられた液晶モニタ30は、撮影した画像の再生用モニタとして使用されるとともに、撮影時には電子ビューファインダとして使用される。DISP/BACKボタン44は、この電子ビューファインダのオン/オフを切り替えるボタンとして機能する。また、液晶モニタ30は、ユーザインターフェース用表示画面としても利用され、必要に応じてメニュー情報や選択項目、設定内容等の情報が表示される。なお、液晶モニタ30に代えて、有機EL(electro-luminescence)等の他の方式の表示装置を用いることも可能である。
撮影装置10は、画像を撮影するための撮影モードと、画像を再生するための再生モードの2つの動作モードを有している。再生ボタン36は、撮影モードから再生モードに切り替えるためのボタンとして機能し、撮影モード時に再生ボタン36を押圧操作することにより、動作モードが撮影モードから再生モードに切り替わる。なお、再生モードから撮影モードへの切替は、再生モード時にレリーズボタン24を半押しすることにより行われる。
インジケータランプ34は、カメラの動作状態(例えば、AFロック中、画像記録中、充電中)を表示するためのランプとして機能する。
モードダイアル26は、撮影装置10の撮影モードを切り替えるスイッチとして機能し、その設定位置によってシーンポジション(例えば、ナチュラルフォト、人物、風景、スポーツ、夜景、水中撮影、接写(花等)又はテキスト文章撮影)に応じてフォーカスや露出を最適化して撮影するためのシーンポジションモード、フォーカスや露出を自動的に設定するオートモード、フォーカスや露出をマニュアルで設定可能なマニュアルモード又は動画撮影モードに切り替えられる。
ズームレバー32は、左右方向に揺動自在なシーソーボタンで構成されており、ズーム操作時の操作ボタンとして機能する。即ち、撮影モードの下、このズームレバー32を右方向に操作することにより、ズームがテレ方向に操作され、左方向に操作することにより、ズームがワイド方向に操作される。また、ズームレバー32は、再生モードの下、ズームレバー32を右方向に操作することにより、再生画像が拡大表示され、左方向に操作することにより、再生画像が縮小表示される。
OK/MENUボタン40は、メニュー画面の表示を指示するボタンとして機能し、このOK/MENUボタン40が押されることにより、液晶モニタ30にメニュー画面が表示される。また、このOK/MENUボタン40は、メニュー画面から選択した項目の確定や動作の実行を指示するボタンとして機能し、DISP/BACKボタン44は、メニュー画面で選んだ項目の取消や1つ前の状態に戻すことを指示するボタンとして機能する。
十字ボタン42は、図1(b)に示すように、上下左右に揺動可能なシーソーボタンであり、OK/MENUボタン40を囲むように形成されている。十字ボタン42は、上ボタン42U、下ボタン42B、左ボタン42L及び右ボタン42Rにより構成され、再生モード時に再生スルー画像を選択したり、メニュー画面において項目の選択状態を示すカーソルを移動するカーソルシフトキーとして機能する。即ち、再生モードの下、左ボタン42Lは、コマ戻しボタン(1コマ前の画像が表示されるように指示するボタン)として機能し、右ボタン42Rは、コマ送りボタン(1コマ後の画像が表示されるように指示するボタン)として機能する。
また、左ボタン42Lは、静止画又は動画撮影モードの下、マクロ機能(接写機能)のオン/オフを切り替えるマクロモードボタンとして機能し、左ボタン42Lを押圧操作することにより、マクロ機能がオン又はオフされる。
また、右ボタン42Rは、静止画又は動画撮影モードの下、フラッシュモードを切り替えるボタンとして機能し、右ボタン42Rを押圧操作することにより、フラッシュモードがフラッシュ発光/発光禁止の各モードに設定される。
また、上ボタン42Uは、再生モードの下、画像を1コマ消去するための1コマ消去ボタンとして機能する。
また、下ボタン42Bは、撮影モードの下、セルフタイマー撮影の条件を設定するためのボタンとして機能し、撮影モード時に下ボタン42Bが押下されるごとに、セルフタイマーのオン/オフが切り替えられる。
ファンクションボタン38は、撮影モード時には記録画素数や撮影感度、色調を設定するためのボタンとして機能し、再生モード時にはプリント予約を設定するためのボタンとして機能する。
顔検出制御ボタン46は、撮影モード時には顔検出のオン/オフを設定するためのボタンとして機能する。なお、撮影モード時には、顔検出のオン/オフを示すアイコン等を液晶モニタ30に表示するようにしてもよい。
[撮影装置10の電気的構成]
図2は、撮影装置10の電気的構成を示すブロック図である。撮影装置10は、撮影装置10全体の動作は中央処理装置(CPU)50によって統括制御される。CPU50は、所定のプログラムに従って本カメラシステムを制御する制御手段として機能するとともに、自動露出(AE)演算、自動焦点調節(AF)演算、ホワイトバランス(WB)調整演算等、各種演算を実施する演算手段として機能する。電源回路52は、本カメラシステムの各ブロックに電源を供給する。
CPU50には、バス54を介してROM(Read Only Memory)56及びEEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)58が接続されている。ROM56には、CPU50が実行するプログラム及び制御に必要な各種データ等が格納され、EEPROM58には、CCD画素欠陥情報、カメラ動作に関する各種定数/情報等が格納されている。
また、メモリ(SDRAM、Synchronous Dynamic Random Access Memory)60は、プログラムの展開領域及びCPU50の演算作業用領域として利用されるとともに、画像データや音声データの一時記憶領域として利用される。VRAM(Video Random Access Memory)62は、画像データ専用の一時記憶メモリであり、A領域62AとB領域62Bを含んでいる。なお、メモリ60とVRAM62は共用することが可能である。
撮影装置10には、レリーズボタン24、モードダイアル26、電源ボタン28、ズームレバー32、再生ボタン36、ファンクションボタン38、OK/MENUボタン40、十字ボタン42、DISP/BACKボタン44及び顔検出制御ボタン46等の操作部材を含む操作部64が設けられている。これら各種の操作部材からの信号はCPU50に入力され、CPU50は入力信号に基づいて撮影装置10の各回路を制御し、例えば、レンズ駆動制御、撮影動作制御、画像処理制御、画像データの記録/再生制御、液晶モニタ30の表示制御等を行う。
撮影装置10は、メディアソケット(メディア装着部)68を有し、メディアソケット68には記録メディア70を装着することができる。記録メディア70の形態は特に限定されず、xDピクチャカード(登録商標)、スマートメディア(登録商標)に代表される半導体メモリカード、可搬型小型ハードディスク、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等の種々の媒体を用いることができる。メディアコントローラ76は、メディアソケット68に装着される記録メディア70に適した入出力信号の受渡しを行うために所要の信号変換を行う。
また、撮影装置10は、パーソナルコンピュータ等の外部機器と接続するための通信手段として外部接続インターフェース部(外部接続I/F)74を備えている。撮影装置10は、図示せぬUSBケーブル等を用いて撮影装置10と外部機器を接続することにより、外部機器との間でデータの受渡しが可能となる。もちろん、通信方式はUSBに限らず、IEEE1394やBluetooth(登録商標)等の他の通信方式を適用してもよい。
[撮影モード]
まず、撮影モードについて説明する。撮影モード時には、カラーCCD固体撮像素子76(以下の説明では、CCD76と記載する)を含む撮像部に電源が供給され、撮影可能な状態になる。
レンズユニット78は、フォーカスレンズ80及びズームレンズ82を含む撮影レンズ84と、絞り兼用メカシャッタ86とを含む光学ユニットである。撮影レンズ84のフォーカシングは、フォーカスレンズ80をフォーカスモータ80Aによって移動させることにより行われ、ズーミングは、ズームレンズ82をズームモータ82Aで移動させることにより行われる。フォーカスモータ80Aとズームモータ82Aは、それぞれフォーカスモータドライバ80Bとズームモータドライバ82Bにより駆動制御される。CPU10は、このフォーカスモータドライバ80Bとズームモータドライバ82Bに制御信号を出力して制御する。
絞り86は、いわゆるターレット型絞りで構成されており、F2.8からF8の絞り孔が穿孔されたターレット板を回転させて絞り値(F値)を変化させる。この絞り86の駆動はアイリスモータ86Aによって行われる。アイリスモータ86Aはアイリスモータドライバ86Bにより駆動制御される。CPU50は、このアイリスモータドライバ86Bに制御信号を出力して制御する。
レンズユニット78を通過した光は、CCD76の受光面に結像される。CCD76の受光面には多数のフォトダイオード(受光素子)が2次元的に配列されており、各フォトダイオードに対応して赤(R)、緑(G)、青(B)の原色カラーフィルタが所定の配列構造で配置されている。CCD76は、各フォトダイオードの電荷蓄積時間(シャッタースピード)を制御する電子シャッター機能を有している。CPU50は、タイミングジェネレータ(TG)88を介してCCD76での電荷蓄積時間を制御する。また、CPU50は、CCD76に対して、OFD(Overflow Drain)の電位を制御して、CCD76を構成するフォトダイオードに蓄積される信号電荷の上限値を調整する。
CCD76の受光面に結像された被写体像は、各フォトダイオードによって入射光量に応じた量の信号電荷に変換される。各フォトダイオードに蓄積された信号電荷は、CPU50の指令に従いTG88から与えられる駆動パルス(読み出しパルス、垂直転送クロック、水平転送クロック)に基づいて信号電荷に応じた電圧信号(画像信号)として順次読み出される。
CCD76から出力された信号はアナログ処理部(CDS/AMP)90に送られ、ここで画素ごとのR、G、B信号がサンプリングホールド(相関2重サンプリング処理)され、増幅された後、A/D変換器92に加えられる。A/D変換器92によってデジタル信号に変換された点順次のR、G、B信号は、画像入力コントローラ94を介してメモリ60に記憶される。
画像信号処理回路96は、メモリ60に記憶されたR、G、B信号をCPU50の指令に従って処理する。即ち、画像信号処理回路96は、同時化回路(単板CCDのカラーフィルタ配列に伴う色信号の空間的なズレを補間して色信号を同時式に変換する処理回路)、ホワイトバランス調整回路、ガンマ補正回路、輪郭補正回路、輝度・色差信号生成回路等を含む画像処理手段として機能し、CPU50からのコマンドに従ってメモリ60を活用しながら所定の信号処理を行う。
画像信号処理回路96に入力されたRGBの画像データは、画像信号処理回路96において輝度信号(Y信号)及び色差信号(Cr、Cb信号)に変換されるとともに、ガンマ補正等の所定の処理が施される。画像信号処理回路96で処理された画像データはVRAM62に格納される。
撮影画像を液晶モニタ30にモニタ出力する場合、VRAM62から画像データが読み出され、バス54を介して表示回路98に送られる。表示回路98は、入力された画像データを表示用の所定方式のビデオ信号(例えば、NTSC方式のカラー複合画像信号)に変換して液晶モニタ30に出力する。
顔検出回路110は、顔検出がオンの場合に、画像信号処理回路96で処理された画像データに対して顔検出処理を施す。顔検出処理の方式としては、例えば、原画像から肌色に指定した色と近い色を持つ画素を取り出し、取り出した領域を顔領域として検出するものがある。この顔検出処理は、例えば、肌色を他の色と区別するための色空間上で、あらかじめサンプリングした肌色の情報から色空間上の肌色の範囲を定め、各画素の色が定めた範囲に入っているか否かを判定することにより行われる。即ち、顔検出回路110は、画像中から検出された肌色領域ごとに、顔らしさの評価値(顔らしさスコア)を算出して、この顔らしさスコアをCPU50に出力する。ここで、顔らしさスコアは、顔検出回路92により検出された領域が顔領域であるかどうかを示すパラメータであり、例えば、肌色の度合等により算出される。CPU50は、この顔らしさスコアが所定値以上の肌色領域を顔領域と判断し、液晶モニタ30を制御して画像の顔領域の表示を行う。また、顔検出回路110は、上記顔検出処理により検出した肌色領域の位置及び大きさの情報をCPU50に出力する。CPU50は、表示回路98を制御して、液晶モニタ30に所要の表示を行う。
CCD76から出力される画像信号によって、1コマ分の画像を表す画像データがVRAM62のA領域62AとB領域62Bとで交互に書き換えられる。VRAM62のA領域62A及びB領域62Bのうち、画像データが書き換えられている方の領域以外の領域から、書き込まれている画像データが読み出される。このようにしてVRAM62内の画像データが定期的に書き換えられ、その画像データから生成される画像信号が液晶モニタ30に供給されることにより、撮影中の映像がリアルタイムに液晶モニタ30に表示される。撮影者は、液晶モニタ30に表示される映像(プレビュー画像)によって撮影画角を確認できる。
レリーズボタン24が半押しされ、S1がオンすると、撮影装置10はAE及びAF処理を開始する。即ち、CCD76から出力された画像信号はA/D変換後に画像入力コントローラ94を介してAF検出回路100並びにAE/AWB検出回路102に入力される。
AE/AWB検出回路102は、1画面を複数の分割エリア(例えば、8×8又は16×16)に分割し、この分割エリアごとにRGB信号を積算する回路を含み、その積算値をCPU50に提供する。CPU50は、AE/AWB検出回路102から得た積算値に基づいて被写体の明るさ(被写体輝度)を検出し、撮影に適した露出値(撮影EV値)を算出する。CPU50は、求めた露出値と所定のプログラム線図に従って、絞り値とシャッタースピードを決定し、これに従いCCD76の電子シャッター及びアイリスを制御して適正な露光量を得る。
また、AE/AWB検出回路102は、顔検出がオンの場合に、顔領域の検出結果を加味した露出制御を行う。なお、露出制御の詳細については後述する。
また、AE/AWB検出回路102は、自動ホワイトバランス調整時に、分割エリアごとにRGB信号の色別の平均積算値を算出し、その算出結果をCPU50に提供する。CPU50は、Rの積算値、Bの積算値、Gの積算値を得て、分割エリアごとにR/G及びB/Gの比を求め、これらR/G、B/Gの値のR/G、B/G軸座標の色空間における分布等に基づいて光源種の判別を行い、判別された光源種に応じてホワイトバランス調整回路のR、G、B信号に対するゲイン値(ホワイトバランスゲイン)を制御し、各色チャンネルの信号に補正をかける。
撮影装置10におけるAF制御は、例えば、画像信号のG信号の高周波成分が極大になるようにフォーカスレンズ80を移動させるコントラストAFが適用される。即ち、AF検出回路100は、G信号の高周波成分のみを通過させるハイパスフィルタ、絶対値化処理部、画面内(例えば、画面中央部)にあらかじめ設定されているフォーカス対象エリア内の信号を切り出すAFエリア抽出部及びAFエリア内の絶対値データを積算する積算部から構成される。
AF検出回路100により求められた積算値のデータはCPU50に出力される。CPU50は、フォーカスモータドライバ80Bを制御してフォーカスレンズ80を移動させながら、複数のAF検出ポイントで焦点評価値(AF評価値)を演算し、焦点評価値が極大となるレンズ位置を合焦位置として決定する。そして、CPU50は、求めた合焦位置にフォーカスレンズ80を移動させるようにフォーカスモータドライバ80Bを制御する。なお、AF評価値の演算はG信号を利用する態様に限らず、輝度信号(Y信号)を利用してもよい。
レリーズボタン24が半押しされ、S1オンによってAE/AF処理が行われ、レリーズボタン24が全押しされ、S2オンによって記録用の撮影動作がスタートする。S2オンに応動して取得された画像データは画像信号処理回路96において輝度/色差信号(Y/C信号)に変換され、ガンマ補正等の所定の処理が施された後、メモリ60に格納される。
メモリ60に格納されたY/C信号は、圧縮伸張回路104によって所定のフォーマットに従って圧縮された後、メディアコントローラ72を介して記録メディア70に記録される。例えば、静止画についてはJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式、動画についてはAVI(Audio Video Interleaving)形式、Motion-JPEGの画像ファイルとして記録される。
[再生モード]
再生モード時には、記録メディア70に記録されている最終の画像ファイル(最後に記録された画像ファイル)の圧縮データが読み出される。最後の記録に係る画像ファイルが静止画ファイルの場合、この読み出された画像圧縮データは、圧縮伸張回路104を介して非圧縮のYC信号に伸張され、画像信号処理回路96及び表示回路98を介して表示用の信号に変換された後、液晶モニタ30に出力される。これにより、当該画像ファイルの画像内容が液晶モニタ30の画面上に表示される。
静止画の1コマ再生中(動画の先頭フレーム再生中も含む)に、十字ボタン42の右ボタン又は左ボタンを操作することによって、再生対象の画像ファイルを切り換えること(順コマ送り/逆コマ送り)ができる。コマ送りされた位置の画像ファイルは記録メディア70から読み出され、上記と同様にして静止画像や動画が液晶モニタ30に再生表示される。
また、再生モード時に、パーソナルコンピュータやテレビ等の外部ディスプレイが外部接続インターフェース部を介して撮影装置10に接続されている場合には、記録メディア70に記録されている画像ファイルは表示回路98により処理されて、この外部ディスプレイに再生表示される。
[露出制御処理]
次に、本実施形態に係る露出制御の処理について、図3のフローチャートを参照して説明する。まず、撮影装置10の電源がオンになり、動作モードが撮影モードに設定されると、CPU50において、顔検出制御ボタン46の状態が検出され、顔検出モードのオン/オフが判断される(ステップS10)。顔検出モードがオフの場合には(ステップS10のNo)、通常の露出演算が行われて、通常の露出演算の結果に基づく露出制御が行われる(ステップS12)。そして、この露出制御の下、画像が撮影されて所定の処理が施されて、液晶モニタ30にスルー画が表示される(ステップS14)。
ステップS10において、顔検出モードがオンの場合には(ステップS10のYes)、次に、モードダイアル26の設定位置が検出され、撮影モードがマニュアルモードに設定されているかどうかが判断される(ステップS16)。
ステップS16において、撮影モードがマニュアルモードに設定されていない場合には(ステップS16のNo)、次に、画像がスルー画撮影されて所定の処理が施される。そして、画像信号処理回路96から出力された画像データに対して顔検出処理が施され、顔領域が検出されたかどうかが判断される(ステップS18)。
ステップS18において、顔領域が検出されなかった場合には(ステップS18のNo)、通常の露出演算が行われて、通常の露出演算の結果に基づく露出制御が行われる(ステップS12)。そして、この露出制御の下、画像が撮影されて、液晶モニタ30にスルー画が表示される(ステップS14)。
一方、顔領域が検出された場合には(ステップS18のYes)、検出された顔領域に顔枠が設定される(ステップS20)。そして、検出された顔領域の露出が最適になるように、露出演算が行われて、この露出演算の結果に基づく露出制御が行われる(ステップS22)。そして、この露出制御の下、画像が撮影されて所定の処理が施されて、液晶モニタ30にスルー画が表示される(ステップS14)。なお、ステップS18において、顔領域が複数検出された場合には、例えば、サイズが最大の顔領域、画像の中心からの距離が最小の顔領域、顔らしさ度が最高値の顔領域に顔枠を付して、顔枠が付された顔領域に合わせた露出演算を行うようにすればよい。
ステップS16において、撮影モードがマニュアルモードに設定されている場合には(ステップS16のYes)、次に、画像がスルー画撮影されて所定の処理が施される。そして、画像信号処理回路96から出力された画像データに対して顔検出処理が施され、顔領域が検出されたかどうかが判断される(ステップS24)。
ステップS24において、顔領域が検出されなかった場合には(ステップS24のNo)、通常の露出演算が行われて、通常の露出演算の結果に基づく露出制御が行われる(ステップS12)。そして、この露出制御の下、画像が撮影されて、液晶モニタ30にスルー画が表示される(ステップS14)。
一方、顔領域が検出された場合には(ステップS24のYes)、検出された顔領域の露出が最適になるように、露出演算が行われて、この露出演算の結果に基づく露出制御が行われる(ステップS26)。そして、この露出制御の下、画像が撮影されて所定の処理が施されて、液晶モニタ30にスルー画が表示される(ステップS14)。なお、ステップS24において、顔領域が複数検出された場合には、例えば、サイズが最大の顔領域、画像の中心からの距離が最小の顔領域、顔らしさ度が最高値の顔領域に合わせた露出演算を行うようにすればよい。
本実施形態によれば、マニュアルモード時に、顔領域にあわせた露出制御を行ってスルー画表示を行うことにより、顔領域を適正な露出制御の下で確認しながらフレーミングを行うことができる。また、必要に応じて、顔検出モードをオフにすることでスルー画で露出制御の具合を確認しながらフレーミングを行うことができる。
なお、マニュアルモードを使用するユーザは、電子カメラの操作に熟達した上級者の場合が多く、顔枠の表示はかえってわずらわしいこともあるため、マニュアルモード時には顔枠を表示しないことが好ましい。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態に係る露出制御の処理について、図4のフローチャートを参照して説明する。まず、撮影装置10の電源がオンになり、動作モードが撮影モードに設定されると、CPU50において、顔検出制御ボタン46の状態が検出され、顔検出モードのオン/オフが判断される(ステップS30)。顔検出モードがオフの場合には(ステップS30のNo)、次に、モードダイアル26の設定位置が検出され、撮影モードがマニュアルモードに設定されているかどうかが判断される(ステップS32)。そして、ステップS32において、撮影モードがマニュアルモードに設定されていない場合には(ステップS32のNo)、通常の露出演算が行われて、通常の露出演算の結果に基づく露出制御が行われる(ステップS34)。
また、ステップS32において、撮影モードがマニュアルモードに設定されている場合には(ステップS32のYes)、通常の露出演算が行われる(ステップS36)。そして、マニュアルで設定されたシャッタースピード及び絞り値がスルー画表示画面に表示されるとともに、上記シャッター速度と絞り値から得られる露出と、顔領域に合わせた適正露出との差が算出されて、この差を表示するための露出インジケータが液晶モニタ30に表示される(ステップS38)。
ステップS30において、顔検出モードがオンの場合には(ステップS30のYes)、次に、撮影モードがマニュアルモードに設定されているかどうかが判断される(ステップS40)。撮影モードがマニュアルモードに設定されていない場合、例えば、オートモードの場合には(ステップS40のNo)、次に、画像がスルー画撮影されて所定の処理が施される。そして、画像信号処理回路96から出力された画像データに対して顔検出処理が施され、顔領域が検出されたかどうかが判断される(ステップS42)。
ステップS42において、顔領域が検出されなかった場合には(ステップS42のNo)、通常の露出演算が行われて、通常の露出演算の結果に基づく露出制御が行われる(ステップS34)。そして、この露出制御の下、画像が撮影されて、液晶モニタ30にスルー画が表示される。
一方、顔領域が検出された場合には(ステップS42のYes)、検出された顔領域に顔枠が設定される(ステップS44)。そして、検出された顔領域の露出が最適になるように、露出演算が行われて、この露出演算の結果に基づく露出制御が行われる(ステップS46)。そして、この露出制御の下、画像が撮影されて、図5(a)に示すように、検出された顔領域に顔枠Ffaceが付されてスルー画表示が行われる。なお、ステップS42において、顔領域が複数検出された場合には、例えば、サイズが最大の顔領域、画像の中心からの距離が最小の顔領域、顔らしさ度が最高値の顔領域に顔枠Ffaceを付して、顔枠Ffaceが付された顔領域に合わせて露出演算を行うようにすればよい。
ステップS40において、撮影モードがマニュアルモードに設定されている場合には(ステップS40のYes)、次に、画像がスルー画撮影されて所定の処理が施される。そして、画像信号処理回路96から出力された画像データに対して顔検出処理が施され、顔領域が検出されたかどうかが判断される(ステップS48)。
ステップS48において、顔領域が検出されなかった場合には(ステップS48のNo)、通常の露出演算が行われて(ステップS36)、スルー画、シャッタースピード、絞り値とともに、露出インジケータが液晶モニタ30に表示される(ステップS38)。そして、この露出制御の下、画像が撮影されて、液晶モニタ30にスルー画が表示される。
一方、顔領域が検出された場合には(ステップS48のYes)、検出された顔領域の露出が最適になるように、露出演算が行われて(ステップS50)、図5(b)に示すように、マニュアルで設定されたシャッタースピード及び絞り値がスルー画表示画面に表示されるとともに、上記シャッター速度と絞り値から得られる露出と、顔領域に合わせた適正露出との差が算出されて、この差を表示するための露出インジケータIndが液晶モニタ30に表示される(ステップS52)。図5(b)において、Ffocusは、焦点を合わせるときの基準となる被写体を示すフォーカス枠である。
なお、マニュアルモードを使用するユーザは、電子カメラの操作に熟達した上級者の場合が多く、顔枠の表示はかえってわずらわしいこともあるため、マニュアルモード時には顔枠を表示しないことが好ましい。
なお、ステップS48において、顔領域が複数検出された場合には、例えば、サイズが最大の顔領域、画像の中心からの距離が最小の顔領域、顔らしさ度が最高値の顔領域に合わせた露出演算を行うようにすればよい。
本実施形態によれば、マニュアルモード時に、マニュアルで設定されたシャッター速度と絞り値から得られる露出と、顔領域に合わせた適正露出との差を示す露出インジケータを使用することにより、マニュアルモード時であっても顔領域に合わせた露出を行うことができる。
10…撮影装置、12…カメラボディ、14…撮影レンズ、16…ストロボ、18…AF補助光ランプ、20…セルフタイマーランプ、22…スピーカ、24…レリーズボタン、26…モードダイアル、28…電源ボタン、30…液晶モニタ、32…ズームレバー、34…インジケータランプ、36…再生ボタン、38…ファンクションボタン、40…OK/MENUボタン、42…十字ボタン、44…DISP/BACKボタン、46…顔検出制御ボタン

Claims (10)

  1. 被写体の画像を撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段により撮影された撮影画像を表示する表示手段と、
    前記撮影画像から前記被写体の人物の顔を検出する顔検出手段と、
    ユーザが手動により露出を制御するマニュアルモードと、露出を自動的に制御する他のモードとの間で撮影モードを切り替える撮影モード切替手段と、
    前記撮影モードがマニュアルモードに設定されているときに、前記撮影画像から顔が検出された場合に、前記検出された顔の情報に基づいて露出演算を行って露出を制御する露出制御手段と、
    前記露出演算の結果に基づいて前記表示手段の表示を制御する表示制御手段であって、マニュアル設定から得られる露出と、前記顔に合わせた適正露出との差を表示するための露出インジケータを前記表示手段に表示する表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする撮影装置。
  2. 前記露出制御手段は、前記露出演算の結果に基づいてスルー画撮影時の露出を制御することを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記顔検出手段によって複数の顔が検出された場合に、前記露出演算に用いる顔を強調する表示を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の撮影装置。
  4. 前記露出制御手段は、前記顔検出手段によって複数の顔が検出された場合に、サイズが最大の顔、画像の中心からの距離が最小の顔、または顔らしさの評価値が最高値の顔に合わせて露出演算を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の撮影装置。
  5. 前記露出制御手段は、顔検出モードがオンの場合であって、前記撮影モードがマニュアルモードに設定されているときに、前記撮影画像から顔が検出された場合、前記検出された顔の情報に基づいて露出演算を行って露出を制御し、顔検出モードがオフの場合であって、前記撮影モードがマニュアルモードに設定されているときに、通常の露出演算を行って露出を制御することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の撮影装置。
  6. 前記表示制御手段は、前記撮影モードがマニュアルモードに設定されているときであって、前記撮影画像から顔が検出された場合に、前記露出インジケータを前記表示手段に表示し、前記撮影モードがマニュアルモード以外のモードに設定されている場合に、前記露出インジケータを前記表示手段に表示しないことを特徴とする請求項5記載の撮影装置。
  7. 被写体の画像を撮影する撮影工程と、
    前記撮影された撮影画像を表示手段に表示する表示工程と、
    前記撮影画像から前記被写体の人物の顔を検出する顔検出工程と、
    ユーザが手動により露出を制御するマニュアルモードと、露出を自動的に制御する他のモードとの間で撮影モードを切り替える撮影モード切替工程と、
    前記撮影モードがマニュアルモードに設定されているときに、前記撮影画像から顔が検出された場合に、前記検出された顔の情報に基づいて露出演算を行って露出を制御する露出制御工程と、
    前記露出演算の結果に基づいて前記表示手段の表示を制御するとともに、マニュアル設定から得られる露出と、前記顔に合わせた適正露出との差を表示するための露出インジケータを前記表示手段に表示する表示制御工程と、
    を備えることを特徴とする露出制御方法。
  8. 前記露出制御工程は、前記露出演算の結果に基づいてスルー画撮影時の露出を制御することを特徴とする請求項7記載の露出制御方法。
  9. 前記露出制御工程では、顔検出モードがオンの場合であって、前記撮影モードがマニュアルモードに設定されているときに、前記撮影画像から顔が検出された場合、前記検出された顔の情報に基づいて露出演算を行って露出を制御し、顔検出モードがオフの場合であって、前記撮影モードがマニュアルモードに設定されているときに、通常の露出演算を行って露出を制御することを特徴とする請求項7又は8記載の露出制御方法。
  10. 前記表示制御工程では、前記撮影モードがマニュアルモードに設定されているときであって、前記撮影画像から顔が検出された場合に、前記露出インジケータを前記表示手段に表示し、前記撮影モードがマニュアルモード以外のモードに設定されている場合に、前記露出インジケータを前記表示手段に表示しないことを特徴とする請求項9記載の露出制御方法。
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