JP2005266152A - デジタルカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影機能に影響を及ぼすことなく、撮像素子やフィルターにごみが付着することを防止できるレンズ交換可能なデジタルカメラを提供する。
【解決手段】撮像素子13やフィルター12よりもマウント14側に、開閉可能な保護シャッター30を備え、撮影レンズ15を取り外す前に、保護シャッター操作レバー40を回転させ、保護シャッター30を閉じることにより、撮像素子13やフィルター12をマウント14側の空間から遮断し、ごみが付着することを防ぐ。また、保護シャッター30の開閉に連動してファインダ接眼窓24を遮るアイピースシャッター50を備えることにより、保護シャッター30を閉じたまま誤って撮影することを防ぐ。
【選択図】図1

Description

本発明は、レンズ交換可能なデジタルカメラに関するものである。
従来、この種のデジタルカメラは、画像情報を検知する撮像素子を備えており、この撮像素子の撮像面にごみや汚れ、傷等(以下総称して“ごみ”と呼ぶ)が付着すると、その画素部位に光が正しく入射しない。そのため、付着したごみが排除されない限り、以後の画像データに悪影響が生じたままとなるという問題があった。また、撮像素子の撮像面がフィルムと比較して大幅に小さいデジタルカメラの場合には、撮像面に付着したごみの影響は、相対的に大きくなるという問題があった。
デジタルカメラは、レンズを装着している限り、その内部は簡易的な密封状態にあるので、ごみは、撮像素子に付着しにくい。しかし、撮像素子は、レンズ交換のたびに、カメラ外部の環境と直接触れることとなり、撮像面にごみが付着する恐れがあった。そのため、レンズ交換可能な一眼レフ式デジタルカメラ等では、レンズ交換時に撮像素子の撮像面にごみが付着しないように、細心の注意を払うことが必要とされたが、ごみの付着を完全に阻止することはできないという問題があった。
従来のデジタルカメラは、撮像素子をごみの付着から保護し、撮影する画像の赤外域の成分を調整するフィルターを、撮像素子の被写体側に備えていた。このフィルターは、撮像素子をごみの付着から保護することについて一定の効果がある。しかし、従来のデジタルカメラは、フィルターと撮像素子の撮像面とが近接しているため、フィルターにごみが付着すると、撮影された画像データに悪影響が生じるという問題があった。
この問題を解決するために、特許文献1は、メインミラーを蓋とし、ミラーボックスを密閉構造とすることにより、撮像素子を防塵する手法を開示している。
しかし、特許文献1に記載された手法では、メインミラーを蓋とし、ミラーボックスを完全に密閉するために非常にコストがかかってしまう。また、この手法は、メインミラーの裏面側に撮像素子及び撮像素子への画像導入部を配置するため、メインミラーの可動部の質量が増大し、可動部の移動速度の低下が懸念されるという問題があった。
特開2000−241873号公報
本発明の課題は、撮影機能に影響を及ぼすことなく、撮像素子やフィルターにごみが付着することを防止できるレンズ交換可能なデジタルカメラを、安価で提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施例に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1の発明は、被写体の画像情報を検知する撮像素子(13)と、光学系(15)が着脱可能に装着される開口部(14)と、前記撮像素子(13)よりも前記開口部(14)側に配置され、前記撮像素子(13)を前記開口部(14)側の空間から遮断する開閉可能な保護部(30)と、を備えるデジタルカメラである。
請求項2の発明は、請求項1に記載のデジタルカメラにおいて、前記撮像素子(13)よりも前記開口部(14)側に、透明又は半透明なフィルター(12)を備え、前記保護部(30)は、前記フィルター(12)よりも前記開口部(14)側に配置されること、を特徴とするデジタルカメラである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のデジタルカメラにおいて、前記保護部(30)は、前記光学系(15)を取り外す動作に連動して閉じること、を特徴とするデジタルカメラである。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のデジタルカメラにおいて、前記保護部(30)が閉じるとき及び/又は閉じているときに、撮影者が誤って撮影することを防ぐ誤撮影防止手段(50、61)を有すること、を特徴とするデジタルカメラである。
請求項5の発明は、請求項4に記載のデジタルカメラにおいて、前記誤撮影防止手段(50、61)は、前記保護部(30)の閉じる動作に連動し、光学式ファインダ(24)の被写体像の少なくとも一部を遮る遮光部(50、61)を有すること、を特徴とするデジタルカメラである。
請求項6の発明は、請求項5に記載のデジタルカメラにおいて、前記遮光部(50)は、前記保護部(30)の閉じる動作に連動して、前記光学式ファインダ(24)の被写体像の少なくとも一部を遮るアイピースシャッター(50)であること、を特徴とするデジタルカメラである。
請求項7の発明は、請求項5に記載のデジタルカメラにおいて、
前記撮像素子(13)よりも前記開口部(14)側に前記光学式ファインダ(24)へ被写体像を導くミラー(61)を有し、前記ミラー(61)は、前記保護部(30)の閉じる動作に連動してミラーアップ状態となって、前記遮光部(61)として機能すること、を特徴とするデジタルカメラである。
請求項8の発明は、請求項4に記載のデジタルカメラにおいて、前記誤撮影防止手段は、前記保護部(30)が閉じるとき及び/又は閉じているときに、警告を出力する出力部を有すること、を特徴とするデジタルカメラである。
請求項9の発明は、請求項4に記載のデジタルカメラにおいて、前記誤撮影防止手段は、前記保護部(30)が閉じるとき及び/又は閉じているときに、撮影機能を制限する制限部を有すること、を特徴とするデジタルカメラである。
請求項10の発明は、請求項9に記載のデジタルカメラにおいて、前記制限部により撮影機能が制限されているときに、レリーズ操作に連動して警告を出力する出力部を有すること、を特徴とするデジタルカメラである。
本発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)撮像素子よりも開口部側に、撮像素子を開口部側の空間から遮断する開閉可能な保護部を配置することにより、撮像素子にごみが付着することを防止できる。保護部は、撮影動作とは独立して動作する部材であるので、撮影機能に影響を及ぼすことはなく、また、簡易な部材を用いているので、安価で実施できる。
(2)保護部は、撮像素子よりも開口部側に透明又は半透明なフィルターを備え、そのフィルターよりも開口部側に保護部を配置することにより、フィルターにごみが付着することを防止できる。
(3)保護部は、光学系を取り外す動作に連動して閉じるので、撮影者が保護部を閉じ忘れたまま光学系を取り外すことを防止できる。
(4)誤撮影防止手段は、保護部が閉じるとき及び/又は閉じているときに、撮影者が誤って撮影することを防止できる。
(5)誤撮影防止手段は、保護部が閉じる動作に連動して、光学式ファインダの被写体像の少なくとも一部を遮ることにより、保護部が閉じていることを撮影者に知らせる遮光部を有するので、撮影者が保護部を閉じたまま誤って撮影することを防止できる。
(6)遮光部は、保護部が閉じる動作に連動して、光学式ファインダの被写体像の少なくとも一部を遮るアイピースシャッターであるので、保護部が閉じていることを撮影者に知らせることができ、撮影者が保護部を閉じたまま誤って撮影することを防止できる。また、アイピースシャッターを備えているデジタルカメラの場合には、そのアイピースシャッターを利用することができるので、安価で実施できる。
(7)ミラーは、保護部が閉じる動作に連動して、ミラーアップ状態となり、遮光部として機能するので、保護部が閉じていることを撮影者に知らせることができ、撮影者が保護部を閉じたまま誤って撮影することを防止できる。また、ミラーは、通常カメラに備えられている部材であるので、安価で実施できる。
(8)出力部は、保護部が閉じるとき及び/又は閉じているときに、警告を出力することにより、保護部が閉じること及び/又は閉じていることを撮影者に知らせるので、撮影者が保護部を閉じたまま誤って撮影することを防止できる。
(9)制限部は、保護部が閉じるとき及び/又は閉じているときに、撮影機能を制限するので、撮影者が保護部を閉じたまま誤って撮影することを防止できる。
(10)出力部は、撮影機能が制限されているときに、レリーズ操作に連動して、警告を出力するので、撮影機能が制限されていることを撮影者に知らせることができる。
本発明は、レンズ交換可能であるデジタルカメラの撮像素子やフィルターにごみが付着することを防ぐという目的を、撮像素子やフィルターよりも開口部側に、開閉可能な保護部を配置することにより実現した。
図1は、本発明の実施例1のデジタルカメラを示す断面図である。
図2は、実施例1のデジタルカメラにおいて、保護シャッター30が開いている状態を示す透視図であり、図3は、実施例1のデジタルカメラにおいて、保護シャッター30が閉じている状態を示す透視図である。
実施例1のデジタルカメラは、シャッター11と、フィルター12と、撮像素子13と、マウント14と、撮影レンズ15と、ミラー16と、ファインダ接眼窓24と、保護シャッター30と、保護シャッター操作レバー40と、アイピースシャッター50とを備えた一眼レフ式デジタルカメラである。
撮像素子13は、被写体の画像情報を検知する素子である。
フィルター12は、撮像素子13よりマウント14側に設けられ、撮像素子13にごみが付着することを防ぎ、撮影する被写体の画像情報の赤外域の成分を調節する。
マウント14は、カメラボディ10に撮影レンズ15を着脱可能に装着することができ、開口部を有する部材である。
撮影レンズ15は、カメラボディ10内部に被写体像を形成する光束を導く光学系である。なお、本明細書及び特許請求の範囲において、被写体像を形成する光束を含めて被写体像と呼ぶ。
撮影レンズ15によりカメラボディ10内部に導かれた被写体像は、少なくとも一部がハーフミラーであるミラー16によりスクリーン19へ導かれ、像を結ぶ。スクリーン19で結ばれた被写体像は、ペンタミラー21へ導かれ、ペンタミラー21内で反射し、眼絞り22及び接眼レンズ23を通り、ファインダ接眼窓24から観察される。また、被写体像の一部は、ミラー16を通過し、ミラー16の裏面側に配置されたサブミラー17により、カメラボディ10底部に配置されたAF装置18へ導かれる。
撮影するときには、レリーズ操作に連動して、不図示の制御部が、不図示の駆動部によりミラー16及びサブミラー17をミラーアップ状態へと駆動した後に、シャッター11が所定時間開かれる。被写体像は、フィルター12を通り、撮像素子13の撮像面で撮影される。
次に、保護シャッター30、保護シャッター操作レバー40、アイピースシャッター50について説明する。なお、説明する便宜上、カメラのペンタミラー21側を上方向、カメラボディ10底部側を下方向とし、カメラ背面側から見て右を右方向、左を左方向とする。また、回転方向に関しては、カメラ背面側から見た方向を規準とする。
(保護部の構成に関する説明)
保護シャッター30は、シャッター11よりもマウント14側かつミラー16よりも撮像素子13側に設けられた、開閉可能な保護部であり、略矩形の金属板である羽根部材31、32、34、35と、腕部33とを有する。また、保護シャッター30は、後述する動作により閉じたときに、シャッター11の開口領域全体を完全に覆う。
羽根部材31は、上辺の右側に設けられた孔311と、左辺側に設けられた孔312とを有する略矩形の金属板である。孔312は、略矩形であり、上側に端部312aと、下側に端部312bとを有する。端部312a、312bは、後述する動作時に、後述するボス321に当接するように形成されている。
羽根部材32は、左辺側に、羽根部材31に設けられた孔312と係合するボス321を有する略矩形の金属板であり、不図示の付勢部材により、シャッター11の開口領域上方に付勢されている。
腕部33は、L字型の金属板であり、その一端は後述する羽根部材34の右辺と固定されており、もう一端に孔331を設けている。羽根部材34は、左辺側に孔341を有する略矩形の金属板である。孔341は、略矩形であり、上側に端部341aと、下側に端部341bとを有する。端部341a、341bは、後述する動作時に、後述のボス351に当接するように形成されている。
羽根部材35は、左辺側に、羽根部材34に設けられた孔341と係合するボス351を有する略矩形の金属板である。羽根部材35は、不図示の付勢部材により、シャッター11の開口領域下方に付勢されている。
保護シャッター操作レバー40は、カメラボディ10外部の背面右上側に設けられ、棒状の腕部41、42、43を備えた、左右に回転可能な円盤状のレバーである。腕部41、42、43は、保護シャッター操作レバー40を中心として、その回転方向にそれぞれ所定量回転するように設けられている。なお、腕部41、42、43は、それぞれの腕部がなす角度を保ったまま、保護シャッター操作レバー40と一体となって回転するように設けてもよい。
腕部41は、先端部分に、羽根部材31に設けられた孔311と係合するボス411を有する。腕部42は、先端部分に、腕部33に設けられた孔331と係合するボス421を有する。腕部43は、先端部分に、後述する羽根部材51に設けられた孔511と嵌合するボス431を有する。
(誤撮影防止手段に関する説明)
アイピースシャッター50は、接眼絞り22と接眼レンズ23との間に設けられた遮光部であり、略矩形の板状の羽根部材51、52を有する。また、アイピースシャッター50は、後述する動作により、ファインダ接眼窓24の被写体像全体を覆う。
羽根部材51は、孔511、512を有する略矩形の板である。孔511は、腕部43の先端部分に設けられたボス431と嵌合する。孔511は、ボス431との関係により、羽根部材51の位置を決め、羽根部材51が腕部43と一体となって移動するように固定する機能を果たす。孔512は、略矩形であり、保護シャッター操作レバー40を中心とした回転方向の右側に端部512aを有し、左側に端部512bを有する。
羽根部材52は、羽根部材51に設けられた孔512と係合するボス521を有する略矩形の板であり、不図示の付勢部材により、ファインダ光路上方に付勢されている。
(動作に関する説明)
次に、動作について説明する。
撮影者は、レンズ交換等により、撮影レンズ15をカメラボディ10から取り外す前に、保護シャッター操作レバー40を反時計回りに所定量回転させる。
腕部41、42、43は、保護シャッター操作レバー40を中心として同じく反時計回りにそれぞれ所定量移動するので、ボス411、431は、下方向へ移動し、ボス421は、上方向へ移動する。
羽根部材31は、ボス411の下方向への移動により、下方向へ所定量移動する。このときに、孔312は、ボス321を端部312aで下方向へ押すので、羽根部材32は、不図示の付勢部材の付勢力に抗して、下方向へ所定量移動する。よって、羽根部材31、32は、シャッター11の開口領域の上半分を覆う。
腕部33及び羽根部材34は、ボス421の上方向への移動により、上方向へ所定量移動する。このときに、孔341は、ボス351を端部341bで上方向へ押すので、羽根部材35は、不図示の付勢部材の付勢力に抗して、上方向へ所定量移動する。よって、羽根部材34、35は、シャッター11の開口領域の下半分を覆う。
以上の動作により、保護シャッター30は、シャッター11の開口領域全体を覆うように閉じることができる(なお、図3では、簡潔に図示するためにシャッター11の開口領域は図示していない)。
また、保護シャッター操作レバー40が反時計回りに所定量回転することにより、ボス431が下方向へ移動するので、羽根部材51は、腕部43と一体となって、下方向へ所定量移動して、ファインダ接眼窓24の被写体像を遮る。羽根部材51の下方向への移動により、孔512は、ボス521を端部512aで下方向に押す。よって、羽根部材52は、不図示の付勢部材の付勢力に抗して、下方向へ所定量移動し、ファインダ接眼窓24の被写体像を遮る。
以上の動作により、アイピースシャッター50は、ファインダ接眼窓24の被写体像全体を遮ることができる。
撮影者は、撮影レンズ15をカメラボディ10に装着した後に、保護シャッター操作レバー40を時計回りに所定量回転させる。
腕部41、42、43は、保護シャッター操作レバー40を中心として、同じく時計回りにそれぞれ所定量移動するので、ボス411、431は上方向へ移動し、ボス421は下方向へ移動する。
羽根部材31は、ボス411の上方向への移動により、上方向へ所定量移動する。このときに、羽根部材32は、不図示の付勢部材の付勢力により、羽根部材31に追従して、上方向へ所定量移動する。よって、羽根部材31、32は、シャッター11の開口領域の上方に退避される。
腕部33及び羽根部材34は、ボス421の下方向への移動により、下方向へ所定量移動する。このときに、羽根部材35は、不図示の付勢部材の付勢力により、羽根部材34に追従して、下方向へ所定量移動する。よって、羽根部材34、35は、シャッター11の開口領域の下方に退避される。
以上の動作により、保護シャッター30は、シャッター11の開口領域から退避し、開くことができる。
また、保護シャッター操作レバー40が時計回りに所定量回転することにより、ボス431が上方向へ移動するので、羽根部材51は、腕部43と一体となって、上方向へ所定量移動して、ファインダ光路上方に退避する。
羽根部材52は、不図示の付勢部材の付勢力により、羽根部材51に追従して、上方向へ所定量移動し、ファインダ光路上方に退避する。
以上の動作により、アイピースシャッター50は、ファインダ光路上方に退避する。
本実施例によれば、レンズ交換等により撮影レンズ15をカメラボディ10から取り外す前に、保護シャッター操作レバー40を反時計回りに所定量回転させて、保護シャッター30を閉じることにより、撮像素子13及びフィルター12は、マウント14側の空間から遮断される。よって、撮影レンズ15を外したときに、撮像素子13及びフィルター12は、カメラボディ10外部の環境に直接触れることはない。従って、撮像素子13及びフィルター12へのごみの付着を防止でき、ごみの付着によって生じる画像データへの悪影響を防止できる。
また、アイピースシャッター50は、保護シャッター操作レバー40の回転動作に連動しており、保護シャッター30が閉じるときは、ファインダ接眼窓24の被写体像全体を遮り、保護シャッター30が開くときは、ファインダ光路上方に退避する。よって、アイピースシャッター50が、ファインダ接眼窓24の被写体像全体を遮ることにより、保護シャッター30が閉じていることを撮影者に知らせることができ、保護シャッター30を閉じたまま、誤って撮影してしまうことを防止できる。
図4は、本発明の実施例2のデジタルカメラの断面図である。
実施例2のデジタルカメラは、実施例1におけるミラー16及びサブミラー17の保護シャッター操作レバー40操作時の動作が異なること、アイピースシャッター50及び腕部43を設けていないこと、不図示の検知部を有することの他は、実施例1と同様である。よって、前述した実施例1と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
ミラー61は、実施例1におけるミラー16と同様に、少なくとも一部がハーフミラーである可動ミラーであり、撮影レンズ15によりカメラボディ10内部に導かれた被写体像をスクリーン19へ導く。
サブミラー62は、実施例1におけるサブミラー17と同様に、ミラー61を通過した被写体像の一部を、カメラボディ10底部のAF装置18に導く可動ミラーである。
撮影者は、レンズ交換等により、撮影レンズ15をカメラボディ10から取り外す前に、保護シャッター操作レバー40を反時計回りに所定量回転させる。このときに、不図示の検知部は、保護シャッター操作レバー40の動作を電気的に検知して、不図示の制御部に伝える。不図示の制御部は、不図示の駆動部によりミラー61及びサブミラー62を、ミラーアップ状態へ駆動する。
よって、ミラー61及びサブミラー62は、ミラーアップ状態となり、被写体像がスクリーン19へ入射することを遮る。
撮影レンズ15を装着した後に、保護シャッター操作レバー40を時計回りに所定量回転させる。このときに、不図示の検知部は、保護シャッター操作レバー40の動作を電気的に検知し、不図示の制御部に伝える。不図示の制御部は、不図示の駆動部によりミラー61及びサブミラー62をミラーアップ状態から復帰させる。
本実施例によれば、ミラー61及びサブミラー62は、保護シャッター30が閉じるときに、ミラーアップ状態となって、スクリーン19へ入射する被写体像を遮り、遮光部として機能する。また、ミラー61及びサブミラー62は、保護シャッター30が開くときに、ミラーアップ状態から復帰するので、撮影者は、被写体像をファインダ接眼窓24から観察することができる。
よって、保護シャッター30が閉じているときは、ファインダ接眼窓24から被写体像は観察されないので、保護シャッター30が閉じていることを撮影者に知らせることができ、保護シャッター30を閉じたまま誤って撮影することを防止できる。
(変形例)
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)各実施例において、保護シャッター30は、保護シャッター操作レバー40を手動で操作して閉じる例を示したが、これに限らず、例えば、撮影レンズ15の取り外し動作に連動して閉じるようにしてもよい。
(2)各実施例において、撮影者が保護シャッター30を閉じた後に、撮影レンズ15を取り外す例を示したが、これに限らず、例えば、保護シャッター30を閉じない限り、撮影レンズ15が取り外せないようにしてもよい。
(3)実施例1において、アイピースシャッター50によりファインダ接眼窓24の被写体像の全体を遮る例を示したが、これに限らず、例えば、被写体像の一部を遮るようにしてもよい。
(4)実施例1において、保護シャッター30及びアイピースシャッター50を保護シャッター操作レバー40により手動で動作させる例を示したが、これに限らず、例えば、保護シャッター30及びアイピースシャッター50のいずれか一方、または、両方を電動で動作させてもよい。
(5)実施例2において、不図示の検知部は、保護シャッター操作レバー40の動作を電気的に検知して、不図示の制御部に伝え、不図示の駆動部によりミラー61及びサブミラー62をミラーアップ状態へ駆動する例を示したが、これに限らず、例えば、不図示の検知部は、保護シャッター30の開閉動作を検知してもよいし、撮影レンズ15の取り外し動作を検知してもよい。
(6)実施例1において、保護シャッター30を閉じたまま誤って撮影することを防止する誤撮影防止手段として、アイピースシャッター50によりファインダ接眼窓24の被写体像を遮る例を、また、実施例2において、ミラー61及びサブミラー62をミラーアップ状態とする例を示したが、これに限らず、例えば、誤撮影防止手段として、ファインダ視野内に記号等による警告の表示、音による警告の出力、カメラ外部に設けられたランプの点灯による警告の出力等、以上の少なくともいずれか一つを出力する出力部を設けてもよい。
(7)保護シャッター30が閉じるとき及び/又は閉じているときに、撮影機能を制限する制限部により、レリーズ操作を行っても撮影ができないようにしてもよいし、これに加えて音や光による警告を出力する出力部を設けてもよい。
本発明の実施例1のデジタルカメラの断面図である。 本発明の実施例1のデジタルカメラにおいて、保護シャッター30が開いている状態を示す透視図である。 本発明の実施例1のデジタルカメラにおいて、保護シャッター30が閉じている状態を示す透視図である。 本発明の実施例2のデジタルカメラの断面図である。
符号の説明
10 カメラボディ
11 シャッター
12 フィルター
13 撮像素子
14 マウント
15 撮影レンズ
16 ミラー
17 サブミラー
18 AF装置
19 スクリーン
21 ペンタミラー
22 接眼絞り
23 接眼レンズ
24 ファインダ接眼窓
30 保護シャッター
31、32、34、35 羽根部材
33 腕部
40 保護シャッター操作レバー
41、42、43 腕部
50 アイピースシャッター
51、52 羽根部材
61 ミラー
62 サブミラー

Claims (10)

  1. 被写体の画像情報を検知する撮像素子と、
    光学系が着脱可能に装着される開口部と、
    前記撮像素子よりも前記開口部側に配置され、前記撮像素子を前記開口部側の空間から遮断する開閉可能な保護部と、
    を備えるデジタルカメラ。
  2. 請求項1に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記撮像素子よりも前記開口部側に、透明又は半透明なフィルターを備え、
    前記保護部は、前記フィルターよりも前記開口部側に配置されること、
    を特徴とするデジタルカメラ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記保護部は、前記光学系を取り外す動作に連動して閉じること、
    を特徴とするデジタルカメラ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記保護部が閉じるとき及び/又は閉じているときに、撮影者が誤って撮影することを防ぐ誤撮影防止手段を有すること、
    を特徴とするデジタルカメラ。
  5. 請求項4に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記誤撮影防止手段は、前記保護部の閉じる動作に連動し、光学式ファインダの被写体像の少なくとも一部を遮る遮光部を有すること、
    を特徴とするデジタルカメラ。
  6. 請求項5に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記遮光部は、前記保護部の閉じる動作に連動して、前記光学式ファインダの被写体像の少なくとも一部を遮るアイピースシャッターであること、
    を特徴とするデジタルカメラ。
  7. 請求項5に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記撮像素子よりも前記開口部側に前記光学式ファインダへ被写体像を導くミラーを有し、
    前記ミラーは、前記保護部の閉じる動作に連動してミラーアップ状態となって、前記遮光部として機能すること、
    を特徴とするデジタルカメラ。
  8. 請求項4に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記誤撮影防止手段は、前記保護部が閉じるとき及び/又は閉じているときに、警告を出力する出力部を有すること、
    を特徴とするデジタルカメラ。
  9. 請求項4に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記誤撮影防止手段は、前記保護部が閉じるとき及び/又は閉じているときに、撮影機能を制限する制限部を有すること、
    を特徴とするデジタルカメラ。
  10. 請求項9に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記制限部により撮影機能が制限されているときに、レリーズ操作に連動して警告を出力する出力部を有すること、
    を特徴とするデジタルカメラ。

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