JPH11172949A - 水平循環式駐車装置 - Google Patents

水平循環式駐車装置

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JPH11172949A
JPH11172949A JP33851697A JP33851697A JPH11172949A JP H11172949 A JPH11172949 A JP H11172949A JP 33851697 A JP33851697 A JP 33851697A JP 33851697 A JP33851697 A JP 33851697A JP H11172949 A JPH11172949 A JP H11172949A
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JP
Japan
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tray
turntable
car
entrance
vehicle
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JP33851697A
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Inventor
Ryozo Mori
良三 森
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Nissei Ltd
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Nissei Ltd
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水平循環式駐車装置において、自動車の乗入
部での自動車の入出庫を効率的に、円滑かつ迅速に行
う。 【解決手段】 自動車の乗入部100に備えるターンテ
ーブル105に、2台の自動車を平行に並べて搭載可能
なターンテーブルを用い、このターンテーブル105
に、トレー5が通過可能な2つの開口部111、112
を回転中心を対称中心として対称的に形成するととも
に、各開口部111、112の両側にトグルリンク機構
により開口部111、112に向けて進退可能な一対の
トレー支持アーム115、116およびその進退駆動装
置118を配設する。ターンテーブル105を、その旋
回により2つの開口部111、112の一つがリフトの
昇降路に一致し、トレー5をリフトとの間で受け渡しで
きるように設置して、一台のターンテーブル105上に
2台の自動車を支持し、同時旋回するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、設置空間の平面効
率を最大限に活用する水平循環式駐車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図14に従来の地下式の多層水平循環式
駐車装置の構成を示している。図14において、150
は自動車の乗入階層である地上1階に設置された自動車
の乗入部であり、その正面に入出庫口151を備え、自
動ドアにより開閉可能になっている。この自動車の乗入
部150には、図15に示すように、その床面に円形の
凹部152が設けられ、その円形の凹部152内にター
ンテーブル153が回転可能に設置されている。ここ
で、円形の凹部152の中央部に矩形状の開口154が
形成され、その下方がリフトの昇降路146になってい
る。円形の凹部152において、その内周に沿って図示
されないレールが敷設され、ターンテーブル153はそ
の外周に沿って配設された複数のローラ(不図示)によ
り、レール上を走行可能に配置されている。ここでは、
円形の凹部152の外周にターンテーブル駆動部155
を備え、ターンテーブル153を回転駆動するようにな
っている。
【0003】一方、ターンテーブル153の中央部に、
自動車載置用のトレー142を通過させるため、トレー
142よりも少し大きい矩形状の開口部156が設けら
れている。地下、格納階層の昇降路146上をリフト1
47により昇降移送されたトレー142が開口部156
に嵌合されるようになっている。
【0004】図14において、140は地下2階層構造
の自動車の格納階層であり、各階層の水平面上に2列平
行に配列された第1、第2のレール(ここでは第1のレ
ール141のみ図示。)を備え、これらのレール上に複
数の自動車載置用のトレー142を配置されて第1、第
2のトレー列(ここでは第1のトレー列142Lのみ図
示。)が形成されている。これらトレー列において一方
の対角線上の端部にはそれぞれトレー1台分の空きスペ
ースが設けられている。また各トレー列毎にトレー14
2を横送りする公知の第1、第2のトレー横送り装置
(ここでは第1のトレー横送り装置143のみ図示。)
を備え、これらトレー列の端部に各トレー列間でトレー
142を縦送りする公知の第1、第2のトレー縦送り装
置144、145を備える。
【0005】図14において、146は地上1階の自動
車の乗入部150の床面開口154の直下、地下2階層
の各第1のトレー列142Lの一端に沿って形成された
リフトの昇降路であり、そこにリフト147が設置され
ている。このリフト147は昇降路146に2本の柱状
のガイドレール147Gを立設され、これらのガイドレ
ール147Gに沿って昇降フォーク147Fを昇降させ
る片持ち構造になっている。昇降フォーク147F上に
は、トレー142を搭載可能なトレー支持フレーム14
7Rが中心をセンターポスト147Pを介して軸支され
るとともに、その周辺に配置された図示されないローラ
フレームを介して旋回可能に取り付けられている。な
お、特に図示しないが、トレー支持フレーム147Rの
一部に、自動車の乗入部150に備えたターンテーブル
153に係合する係合手段が設けられている。
【0006】次に上記従来の水平循環式駐車装置におけ
る入出庫動作について図14、図15を参照しながら説
明する。自動車を入庫する場合、地上1階の自動車の乗
入部150にその入出庫口151を通じて前進入庫する
ことにより、ターンテーブル153中央の開口156上
にリフト147の昇降フォーク147Fに支持されて待
機中のトレー142上に乗り入れられる。次いで、リフ
ト147の下降により、そのトレー142が地下の第1
のトレー列142Lレベルまで移送され、第1のトレー
列142Lに図示されないカップリング手段を介して連
結される。
【0007】次いで、第1のトレー横送り装置143に
より、このトレー列142Lが横送りされて自動車を載
せたトレー142が第1のトレー縦送り装置144上に
移動される。続いて、第1のトレー縦送り装置144に
より自動車を載せたトレー142が図示されない第2の
トレー列の空きスペースに縦送りされると同時に、第2
のトレー縦送り装置145によりその上に乗せられたト
レー142が第1のトレー列142Lの空きスペースに
縦送りされる。続いて第1のトレー横送り装置143に
より第1のトレー列142Lの各トレー142が乗入部
150側(図14中、左方向)に横送りされると同時
に、第2のトレー横送り装置により第2のトレー列が奥
側(図14中、右方向)に横送りされる。このようなト
レー142の縦送りと横送りとによる2工程によりトレ
ー142を水平循環させて、入庫した自動車を載せたト
レー142を所定の場所に格納する。
【0008】自動車を出庫する場合、自動車を載せたト
レー142を上述したような第1、第2のトレー列間の
縦送りと各トレー列毎の横送りとによる2工程方式の水
平循環運転により、所定のトレー142をリフト147
まで移動させ、リフト147により地上1階の自動車の
乗入部150に移送する。
【0009】自動車の乗入部150において、自動車を
載せたトレー142がターンテーブル153の開口部1
56まで移送され、ここでトレー142を支持している
トレー支持フレーム147Rがターンテーブル153に
係合される。そして、ターンテーブル153の回転によ
り、トレー142が旋回されて、自動車の前部が入出庫
口151に向けられる。これにより自動車を前進で出庫
することができる。
【0010】このように上記従来の水平循環式駐車装置
では、入庫した自動車を自動車の乗入部150を通じて
入庫し、格納階層140に移送し、水平循環させて格納
するようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の水平循環式駐車装置では、自動車の乗入部にターンテ
ーブルを設置することにより自動車の前進入庫、前進出
庫を行えるようにしているものの、自動車の入庫または
出庫に際して、一台の自動車毎にターンテーブルを旋回
させなければならないため、その分だけ入出庫に多くの
時間がかかっていた。
【0012】また、自動車の乗入部に、ターンテーブル
に代えてローラコンベアやスラットコンベアなどのコン
ベア装置を設置し、自動車を幅方向に移動させてリフト
に載せるようにしているものがあるが、コンベア装置自
体が高価であり、全体としてコスト高になっているとい
う問題があった。
【0013】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、水平循環式駐車装置において、自動車の
乗入部での自動車の入出庫を効率的に、円滑かつ迅速に
行えること、安価なターンテーブルに高価なコンベア装
置と同様な機能性を持たせ、コストダウンを図ることを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の水平循環式駐車装置においては、自動車の
乗入部に、トレーが通過可能な複数の開口部および各開
口部上でトレーを支持するためのトレー支持手段を有す
るターンテーブルと、その旋回駆動装置とを備え、ター
ンテーブルを、その旋回により複数の開口部の一つが昇
降路に一致し、トレーを昇降装置との間で受け渡しでき
るように設置したものであり、一台のターンテーブル上
に複数のトレーを支持して、同時旋回するようにしてい
る。
【0015】これにより、自動車の乗入部で自動車の出
庫と同時に入庫を行ったり、出庫または入庫を連続して
行ったりすることができるなど、自動車の入出庫を効率
的に、円滑かつ迅速に行うことができる。また、自動車
をターンテーブル上に載せてターンテーブルの円周方向
に180°旋回することにより、自動車をその幅方向に
移動できるなど、高価なコンベア装置と同様に機能させ
ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の水平循
環式駐車装置は、自動車の乗入部に、トレーが通過可能
な複数の開口部および各開口部上でトレーを支持するた
めのトレー支持手段を有し、複数のトレーを配置可能な
ターンテーブルと、ターンテーブルを旋回させる旋回駆
動装置とを設けると共に、ターンテーブルは、その複数
の開口部の一つが昇降路に一致する位置に来るように旋
回されてトレーを昇降装置との間で受け渡しするように
設置され、複数のトレーを支持して同時旋回するように
したものである。
【0017】本発明の請求項2に記載の水平循環式駐車
装置は、請求項1の構成において、トレー支持手段が、
ターンテーブルの開口部に進退可能に設置された支持部
材と、支持部材を進退させる駆動手段とを備えたもので
ある。
【0018】本発明の請求項3に記載の水平循環式駐車
装置は、請求項1または2の構成において、ターンテー
ブルの開口部を、ターンテーブルの回転中心に対し2個
対称に設けたものである。
【0019】上記各構成から、ターンテーブルの回転に
より、各開口部を順次昇降装置の昇降路上に停止させ、
その開口部のトレー支持手段によりトレーに載せた自動
車をターンテーブルから昇降装置へ、または昇降装置か
らターンテーブルへ受け渡しすることができる。これを
利用して自動車の乗入部に複数の入出庫口を併設するこ
とにより、自動車を連続的に入庫したり、出庫したり、
さらに入庫と出庫とを同時に行ったりすることができ
る。
【0020】また、自動車をターンテーブル上に載せ
て、その180°の回転により、ターンテーブルの円周
方向に旋回することにより、自動車の位置を車幅方向に
変移することができる。
【0021】(実施例1)図1に本発明の第1の実施例
の構成が示されている。なお、この実施例においても、
地下式の多層水平循環式駐車装置として例示してある。
図1において、100は自動車の乗入階層として地上1
階に設置された自動車の乗入部であり、1は地下2階層
に亘って形成された自動車の格納階層であり、7は自動
車の乗入部100と格納階層1とを連絡する昇降路6に
設置されて、自動車を移送するリフトである。
【0022】この第1の実施例の自動車の乗入部100
では、図2、図3に示すように、その正面に入庫口10
1と出庫口102とを別々に備えている。入庫口10
1、出庫口102にはそれぞれ自動開閉ドア101D、
102Dが設けられている。図1から図3に示すよう
に、その床面に円形の凹部103が設けられ、その一部
に昇降路6に連通する開口104が形成されている。こ
の凹部103にターンテーブル105が設置されてい
る。ここで、凹部103はターンテーブル105を収容
可能に、ターンテーブル105よりも僅かに大きな円形
に形成されている。
【0023】また、開口104は、地下の格納階層1や
リフトの昇降路6などとの関係で、出庫口102の延長
上に設定され、凹部103において片側に、出庫口10
2方向に向けて矩形状に形成されているが、建物のレイ
アウトによっては入庫口101の延長上に設定されても
良い。なお、この開口104の下方がリフトの昇降路6
である。
【0024】ターンテーブル105は、図2から図4に
示すように、円形の本体部106と、その下面側で本体
部106の外周縁に対して少し内側に形成されたローラ
取付部材107とを備えている。ローラ取付部材107
には、その外側に所定の間隔で複数のローラ108が軸
支されている。本体部106は、全体が2台の自動車を
平行に並べて搭載可能に大きく形成され、その一部に昇
降路6を昇降するトレー5を通過させるための2つの開
口部111、112が穿たれている。これらの開口部1
11、112はそれぞれ、トレー5よりも少し大きい矩
形状に形成され、本体部106においてその中心(回転
中心)を対称中心として対称的に設けられている。ま
た、その上面側で各開口部111、112間の直径上に
仕切板109が立設されている。この仕切板109はそ
の長さがターンテーブル105の本体部106の直径と
略等しく、その高さが自動車の車高よりも高く設定され
た、略矩形状の板材からなり、ターンテーブル105上
に固定されて、ターンテーブル105上が一方の開口部
111側と他方の開口部112側とに2分されるととも
に、自動車の乗入部100が入庫口101側と出庫口1
02側とに仕切られるようになっている。また、下面側
にはその中心にセンターポスト110を固定されてい
る。自動車の乗入部100の凹部103においてその中
心にセンターポスト110用の軸受け113が固定され
るとともに、その周囲に沿って円形のレール114が敷
設され、ターンテーブル105はそのセンターポスト1
10を軸受け113に軸支され、各ローラ108が円形
のレール114上に配置されて回転可能に設置されてい
る。
【0025】なお、円形のレール114にスライドレー
ルを用い、ターンテーブル105のローラ108に代え
て、スライドレール上にベアリングを介して跨り配置さ
れ、スライドレール上を滑動可能なスライダーなどを用
いてもよい。
【0026】ターンテーブル105にはさらに、下面側
に各開口部111、112の両側から各開口部111、
112に向けて進退可能に取り付けられ、トレー5を支
持可能な一対のトレー支持アーム115、116と、各
トレー支持アーム115、116を進退駆動する一対の
進退駆動装置118とを備えている。
【0027】一対のトレー支持アーム115、116は
各開口部111、112の両側部に対にして配置され、
図5に示すように、各側部毎に前部支持アーム115
F、116Fと、後部支持アーム115R、116Rと
からなり、この前部、後部両者がトグルリンク機構11
7により連結されている。また、これらのトレー支持ア
ーム115F、115R、116F、116Rの先端に
は、図4に示すように、トレー5保持用のロックピン1
15P、116Pが上方に向けて突設されている(図
8、図9を参照。)。
【0028】これらトレー支持アーム115F、115
R、116F、116Rの進退駆動装置118には、図
5に示すように、合計4本のモートルシリンダ118C
が用いられている。ここで各モートルシリンダ118C
はターンテーブル105の下面側で各開口部111、1
12の両側に固定され、その作動部118Pがトグルリ
ンク機構117に作動連結されている。したがって、各
作動部118Pの伸長により、各トグルリンク機構11
7が外側に向けて伸展され、各リンク部の水平方向の回
動により、各トレー支持アーム115F、115R、1
16F、116Rが開口部111、112から後退され
る。反対に各作動部118Pの収縮により、各トグルリ
ンク機構117が伸展した分だけ引き戻しされ、各リン
ク部の水平方向の回動により、各トレー支持アーム11
5F、115R、116F、116Rが開口部111ま
たは112に向けて前進し、開口部111または112
上に突出される。
【0029】なお、トレー支持アーム115F、115
R、または116F、116Rをトグルリンク機構11
7により連結するのに代えて、各トレー支持アーム11
5F、115R、116F、116Rをそれぞれ各モー
トルシリンダ118Cの作動部118Pに直接連結し、
これらのモートルシリンダ118Cを各開口部111、
112両側の前部および後部にそれぞれ、各トレー支持
アーム115F、115R、116F、116Rを開口
部111、112の方向に向けて取り付けて、各トレー
支持アーム115F、115R、116F、116Rを
モートルシリンダ118Cにより直接、進退駆動させる
ようにしてもよい。
【0030】また、ここでは一対のトレー支持アーム1
15F、115R、116F、116Rの進退駆動装置
118がターンテーブル105に一体的に組み込まれて
いるが、これらの進退駆動装置118をターンテーブル
105から切り離して、自動車の乗入部100の凹部1
03上に固定してもよい。この場合、2本のモートルシ
リンダ118Cを凹部103の開口104両側に設置し
ておく。一方、各トレー支持アーム115F、115
R、116F、116Rを図示されないばね手段によ
り、常態として開口部111、112上に突出させてお
き、モートルシリンダ118Cの作動部118Pの伸長
により各トグルリンク機構117を押圧伸展し、各リン
ク部の水平方向の回動により、各トレー支持アーム11
5F、115R、116F、116Rを開口部111、
112から後退させる。反対に作動部118Pの収縮に
より各トグルリンク機構117の押圧を解除して、各ト
レー支持アーム115、116をばね手段により各開口
部111または112に向けて前進させ、突出させる。
ここでは、一対のトレー支持アーム115、116が開
口部111、112に対して進退運動を行う機能を果た
すことができれば他のどのような手段に代えてもよい。
【0031】このターンテーブル105においては、そ
の旋回駆動装置119にチェーン駆動方式を用いてい
る。すなわち、図6に示すように、ターンテーブル10
5下面のセンターポスト110に固定された大径のスプ
ロケット120と、ターンテーブル105下面にセンタ
ーポスト110から離間された位置に固定された駆動モ
ータ121およびその出力軸に固定された小径のスプロ
ケット122と、両スプロケット120、122間に巻
き掛けられた駆動チェーン123とを備える。
【0032】なお、ターンテーブル105の駆動方式を
次のような種々の方式に変更することができる。第1に
ベルト駆動方式であり、上記チェーン駆動方式の構成に
おいて、各スプロケットに替えてベルトプーリーを用
い、駆動チェーンに替えてVベルトまたは歯付ベルトを
用い、モータ駆動のベルトによりターンテーブルを回転
駆動する。
【0033】第2にフリクション駆動方式であり、ター
ンテーブルの周囲にモータ駆動の複数のフリクションロ
ーラを配置して、これらのフリクションローラでターン
テーブルを回転駆動する。
【0034】第3にラック駆動方式であり、ターンテー
ブルの周面にラックを設け、ターンテーブルの周囲に設
置されたモータ駆動のピニオンにより、ターンテーブル
を回転駆動する。
【0035】第4に外周部チェーン方式であり、ターン
テーブルの周囲にチェーンを配設し、ターンテーブルの
周囲に設置されたモータ駆動のスプロケットにより、タ
ーンテーブルを回転駆動する。
【0036】第5に自走式駆動であり、ターンテーブル
に軸支された複数のローラのうち、1個または2個のロ
ーラに駆動モータを連結し、ターンテーブルを自走回転
する。この方式では給電方法がトロリー給電になるた
め、ターンテーブルにトレー支持アームの進退駆動装置
を一体的に固定する場合に、その進退駆動装置に併せて
給電することができ、これらを併用することが効率的で
ある。
【0037】なお、この実施例では、ターンテーブル1
05は1作動毎に180°回転され、常に各開口部11
1、112の長手方向が入庫口101または出庫口10
2に向けられる。また、自動車の入庫および出庫を確実
に行うために、入庫口101から入った自動車をその前
方の開口部111または112に待機中のトレー5上に
案内する光電管などのセンサーがトレー5の待機停止位
置に対して前後左右にそれぞれ配置されている。さら
に、リフトの昇降路6上の開口部112または111上
に支持されたトレー5上の規制範囲内に自動車が停止し
ているか否かを検知するセンサーがトレー5の停止位置
に対して前後左右にそれぞれ配置されている。
【0038】図1において、地下、格納階層1の各階層
の水平面上にそれぞれ、図7に示すように、2列平行に
配列された第1、第2のレール201、202を備え、
これらのレール201、202上に複数の自動車載置用
のトレー5が配置されて、第1、第2のトレー列50
1、502が形成されている。なお、これらトレー列5
01、502において、一方の対角線上の端部にはそれ
ぞれトレー1台分の空きスペース503を設けられてい
る。ここで、各トレー5には、トレー列501、502
として各トレー5同士を連結するために、左側部の前後
部にU字形の雌連結金具5Uが取り付けられ、右側部の
前後部に逆L字形の雄連結金具5Lが取り付けられ、こ
れらの連結金具5U、5Lによりカップラ5Cを構成さ
れている。また、図8、図9に示すように、トレー5の
下面側において両側の前後部にそれぞれ、トレー支持ア
ーム115、116先端のロックピン115P、116
Pが係合可能なロック穴5Hが設けられている。
【0039】第1、第2のレール201、202に、各
トレー列501、502毎にトレー5を横送りする公知
の第1、第2のトレー横送り装置301、302が設置
され、第1、第2のレール201、202の端部に両ト
レー列501、502間でトレー5を縦送りする公知の
第1、第2のトレー縦送り装置401、402が設置さ
れている。
【0040】この駐車装置において、自動車の乗入部1
00の床面開口104の直下、第1のトレー列501の
一方端(図中、左端)に、リフトの昇降路6が設定さ
れ、そこにL字形の昇降部材71を昇降する片持ち構造
のリフト7が設置されている。
【0041】リフトの昇降路6においてトレー列501
側とは反対の一方の側(図中、左側)、前後に2本のガ
イドレール72が立設されている。図1に示すように、
これらガイドレール72の上下部にそれぞれ、スプロケ
ット73が軸支され、これらのスプロケット73間に駆
動チェーン74が巻き掛けられている。また、昇降路6
下部に形成されたピット上に各スプロケット73および
駆動チェーン74を回転駆動する駆動用モータを含む昇
降駆動装置75が設置されている。
【0042】L字形の昇降部材71は、図8、図9に示
すように、垂直部711と水平部713とを有し、その
垂直部711にガイドローラ712を備え、その水平部
713に格納階層1の第1のトレー列501の第1のレ
ール201の延長上に一致する一対のレールフレーム7
14を備える。ガイドレール72と垂直部711のガイ
ドローラ712との係合によりガイドレール72上を昇
降可能に組み付けられ、駆動チェーン74に連結されて
その回転により昇降駆動されるようになっている。
【0043】なお、図7において、第2のトレー列50
2の一方端(図中、左端)で、リフト7の前方のスペー
スにトレー5の引出乃至引込装置8が設置されて、リフ
ト7からのトレー5の引き出し、またはリフト7へのト
レー5の引き込みを行うことができるようになってい
る。
【0044】次に、この水平循環式駐車装置において自
動車の入出庫運転上の動作について説明する。 (入庫運転)図1において、自動車の乗入部100で
は、ターンテーブル105の各開口部111、112に
空のトレー5が、各開口部111、112上に突出する
各一対のトレー支持アーム115、116に支持され
て、待機されている。なお、自動車の乗入部100は、
ターンテーブル105上の仕切板109により、入庫口
101側と出庫口102側とに仕切られている。入庫口
101の自動開閉ドア101Dが開き、入庫車は自走に
より、入庫口101を通って、その前方のターンテーブ
ル105の一方の開口部111または112上に待機す
るトレー5上に乗り込んでいく。なお、この乗入部10
0では柱などがないので、自動車の乗り入れが容易であ
り、さらにトレー5への乗り込みに際し、自動車が各セ
ンサーにより検知され、各センサーからの信号に基づい
て出力される案内パネルまたは案内音声により案内され
るので、自動車がトレー5の適正な搭載位置に確実に乗
り入れされる。
【0045】自動車がトレー5上に乗り込み、乗員が庫
外に出ると、入庫口101はその自動開閉ドア101D
により閉じられて、ターンテーブル105の作動が開始
される。図6においてターンテーブル105の駆動モー
タ121の作動により、その出力軸の小径のスプロケッ
ト122が回転されると同時に、駆動チェーン123が
回転され、大径のスプロケット120とともにセンター
ポスト110が回転駆動されて、ターンテーブル105
が回転される。ターンテーブル105が180°回転し
たところで停止され、トレー5上に搭載された入庫車の
前部が出庫口102に向けて反転される。なお、ここで
もまた、自動車が各センサーにより検知され、自動車が
トレー5上の適正な搭載位置に載せられていることが確
認される。ここで、自動車が適正な搭載位置にない場
合、この入庫運転が中断される。
【0046】続いて、リフト7が作動を開始する。すな
わち、昇降駆動装置75の作動により、図9(b)に示
すように、各スプロケット73が回転され、駆動チェー
ン74の回転とともに昇降部材71が上昇されて、図9
(a)に示すように、トレー5が昇降部材71に支持さ
れると同時に、開口部111または112上に持ち上げ
られる。所定の高さまで持ち上げられたところでリフト
7が停止される。
【0047】続いて、図9(a)に示すように、一対の
トレー支持アーム115または116がその進退駆動装
置118により作動される。すなわち、図5に示すよう
に、モートルシリンダ118Cの駆動により、その作動
部118Pが伸長して各トグルリンク機構117が伸展
され、各トレー支持アーム115または116が水平方
向の回動により開口部111または112から後退され
る。図8(b)に示すように、このトレー支持アーム1
15または116が後退された状態で、リフト4の作動
が再開され、図8(a)に示すように、入庫車搭載のト
レー5を載せた昇降部材71がガイドレール72の案内
により下降されていく。
【0048】図1において、地下の第1のトレー列50
1レベルまで移送され、このトレー5が第1のトレー列
501にカップラ5Cを介して連結される。次いで、第
1のトレー横送り装置301により、このトレー列50
1は横送りされて自動車を載置したトレー5が第1のト
レー縦送り装置401上に移動される。ここで、図7に
示すように、第1のトレー縦送り装置401により自動
車を載せたトレー5が第2のトレー列502の空きスペ
ース503に縦送りされると同時に、第2のトレー縦送
り装置402によりその上に乗せられたトレー5が第1
のトレー列501の空きスペース503に縦送りされ、
続いて第1のトレー横送り装置301により第1のトレ
ー列501の各トレー5が乗入部100側(図7中、左
方向)に横送りされると同時に、第2のトレー横送り装
置302により第2のトレー列502が奥側(図7中、
右方向)に横送りされる。このようなトレー5の縦送り
と横送りとによる2工程によりトレー5を水平循環させ
て、入庫した自動車を載せたトレー5を所定の場所に停
止する。
【0049】このようにして、入庫された自動車はトレ
ー5とともに格納階層1に移送され、入庫したときとは
反対の向きで格納される。
【0050】なお、入庫が終了すると、格納階層1から
他の空トレー5がリフト7に受け渡しされ、リフト7に
より上昇移送されて、同様にターンテーブル105の一
方の開口部111または112上まで持ち上げられる。
ここでまた同様にして、開口部111または112両側
のモートルシリンダ118Cの作動により、作動部11
8Pが収縮され、トグルリンク機構117を伸展した分
だけ戻されて、各トレー支持アーム115または116
が開口部111または112に前進され、突出される。
そして、リフト7が下降されて、空のトレー5が開口部
111または112上で一対のトレー支持アーム115
または116により支持されて待機される。
【0051】(出庫運転)図1において、自動車の出庫
に際して、自動車の乗入部100では、リフトの昇降路
6上のターンテーブル105の一方の開口部111また
は112において、トレー5が退避され、一対のトレー
支持アーム115または116が後退されたままになっ
ている。なお、自動車の乗入部100内はターンテーブ
ル105上の仕切板109により入庫口101側と出庫
口102側とに仕切られている。
【0052】一方、格納階層1では、自動車を載せたト
レー5が上述した各トレー列501、502間の縦送り
と各トレー列501、502毎の横送りとによる2工程
方式の水平循環運転により、リフト7に向けて移動され
る。出庫車を載せたトレー5がリフト7の昇降部材71
上に受け渡しされると、図8(a)に示すように、リフ
ト7の上昇により地上1階の自動車の乗入部100に移
送される。そして、図8(b)に示すように、ターンテ
ーブル105の一方の開口部111または112よりも
少し高い位置に停止される。
【0053】続いて、図9(a)または図5に示すよう
に、開口部111または112両側の各モートルシリン
ダ118Cの駆動によりその作動部118Pが収縮さ
れ、トグルリンク機構117により一対のトレー支持ア
ーム115または116が水平方向に回動して開口部1
11または112に向けて前進される。すなわち、各ト
レー支持アーム115または116が開口部111また
は112上に停止中のトレー5の下面側に差し込まれ
る。
【0054】続いて、リフト7の作動により、図9
(b)に示すように、昇降部材71が下降されていく。
トレー5が下降され、その両側の各ロック穴5Hに各ト
レー支持アーム115または116の各ロックピン11
5Pまたは116Pが挿入されてロックされ、トレー支
持アーム115または116により4点支持される。同
時にトレー5下面からリフト7の各昇降部材71が離れ
ていく。このようにしてトレー5がリフト7からターン
テーブル105に受け渡しされ、出庫車は、その前部が
入庫の時点で既に出庫口102に向けられているので、
そのまま前進により出庫する。なお、出庫が連続する場
合、同様な動作が行われて出庫車を載せたトレー5がリ
フト7からターンテーブル105に受け渡しされ、既に
各出庫車が出庫口102に向けられているので、連続す
る出庫動作でも迅速に行うことができる。
【0055】このように上記第1の実施例においては、
大きな円形のターンテーブル105に、トレー5が通過
可能な2つの開口部111、112をターンテーブル1
05の回転中心を対称中心として対称的に設け、各開口
部111、112の両側に一対のトレー支持アーム11
5、116をトグルリンク機構117およびモートルシ
リンダ118Cを介して開口部111、112に向けて
進退可能に配設しているので、ターンテーブル105の
回転により、一方の開口部111または112を出庫口
102前方に当たるリフトの昇降路6上に停止すること
により、一方の開口部111または112を通じ、トレ
ー5を介して自動車をターンテーブル105からリフト
7へ、またはリフト7からターンテーブル105へ受け
渡しすることができ、同時に他方の開口部112または
111を入庫口101側に変移して入庫口101に向け
ることができる。
【0056】したがって、一方の開口部111または1
12上で自動車の入庫または出庫を行うと同時に、他方
の開口部112または111上にトレー5を介して入庫
する自動車を乗り入れすることができる。さらに、引き
続き同様な処理を繰り返し行うことができる。
【0057】(実施例2)図10、図11は本発明の第
2の実施例の構成を示している。この第2の実施例で
も、上記第1の実施例と同様に、自動車の乗入部100
において、その床面に円形に形成された凹部103に円
形のターンテーブル105が設置されている。円形の凹
部103の片側に、リフトの昇降路6に連通する開口1
04が穿設されており、ターンテーブル105の各開口
部111、112が順次開口104上、すなわちリフト
の昇降路6上に停止され、その開口部111または11
2のトレー支持アーム115または116の進退動作に
よりトレー5を介して自動車をターンテーブル105か
らリフト7へ、またはリフト7からターンテーブル10
5へ受け渡しするようになっている。
【0058】この実施例で第1の実施例と異なる点は、
自動車の乗入部100の入庫口101と出庫口102
が、リフトの昇降路6とは反対側のターンテーブル10
5の片側一方で対向して形成されているところにある。
なお、入庫口101、出庫口102は大きく開放されて
おり、それぞれに常態開放のシャッター101S、10
2Sが設けられている。なお、シャッター101S、1
02Sは自動開閉ドアに代えることができる。このよう
にして、自動車の乗入部100において一方の片側がタ
ーンテーブル105とリフト7との間の自動車の受け渡
しサイド100Aになり、他方の片側が自動車のトレー
5に対する乗降サイド100Bになっている。
【0059】このようにして、入庫する自動車は自動車
の乗入部100の入庫口101を通じて、自動車の乗降
サイド100Bに入り、ターンテーブル105の一方の
開口部111または112に支持されたトレー5上に乗
り入れられる。自動車がトレー5上に乗せられると、タ
ーンテーブル105がその旋回駆動装置119の作動に
より回転され、ターンテーブル105上に載せた自動車
がターンテーブル105の円周方向に旋回される。ター
ンテーブル105が180°回転したところで停止さ
れ、自動車を載せたトレー5が自動車の受け渡しサイド
100Aに変移され、リフトの昇降路6上に待機され
る。その後の入庫動作は前述したとおりである。また同
時に、他方の開口部112または111が自動車の乗降
サイド100Bに変移され、他方の開口部112または
111上に予め出庫車を載せていれば、出庫口102を
通じて前進でそのまま出庫させることができ、また、空
のトレー5を載せていれば、入庫口101を通じて次の
自動車を入庫させることができる。
【0060】(実施例3)図12、図13は本発明の第
3の実施例の構成を示している。第3の実施例では、タ
ーンテーブルをコンベア装置の代替装置として利用した
ものであり、ここではターンテーブル105が庫内と庫
外に跨って設置されて、自動車の乗入部100が庫外に
設定されている。なおここで、庫外は自動車が通り抜け
可能な通路になっている。
【0061】図12、図13において、ターンテーブル
105を設置する円形の凹部103が庫内と庫外とに跨
って形成されている。なお、この凹部103はその中心
を庫内と庫外との境界上、中央に設定されて形成され、
その庫内側にはリフトの昇降路6に連通する開口104
が穿設されている。
【0062】このようにして形成された凹部103に上
記第1、第2の実施例と同様な円形のターンテーブル1
05が設置され、ターンテーブル105の各開口部11
1、112が順次開口104上、すなわちリフトの昇降
路6上に停止され、その開口部111または112のト
レー支持アーム115または116の進退動作によりト
レー5を介して自動車をターンテーブル105からリフ
ト7へ、またはリフト7からターンテーブル105へ受
け渡しするようになっている。
【0063】なお、この場合、入出庫口13は1つで、
庫内と庫外との境界上に形成され、この入出庫口13に
上下駆動の自動開閉ドア13Dが設けられて、庫内と庫
外とが仕切られるようになっている。
【0064】また、庫外において、入出庫口13の前方
には、ターンテーブル105の外側に固定フェンス13
0が設置され、またトレー5の停止待機位置に対して前
方および後方で、ターンテーブル105の外側にそれぞ
れ、入庫車の進入を一時規制する入庫用の遮断機13
1、出庫車の退出を一時規制する出庫用の遮断機132
が上下動可能に設置されている。
【0065】このようにして、庫外において入庫用の遮
断機131の上昇により、入庫された自動車がまず、タ
ーンテーブル105の一方の開口部111または112
に支持されたトレー5上に乗り入れられる。自動車がト
レー5上に載せられると、ターンテーブル105がその
旋回駆動装置119の作動により回転され、ターンテー
ブル105上に載せた自動車がターンテーブル105の
円周方向に旋回される。ターンテーブル105が180
°回転したところで停止され、その結果、自動車の位置
が車幅方向に変移されて、庫内のリフトの昇降路6上に
案内される。その後の入庫動作は前述したとおりであ
る。また同時に、他方の開口部112または111が庫
内から庫外に変移され、他方の開口部112または11
1上に予め出庫車を載せていれば、出庫用の遮断機13
2の上昇を待ってそのまま出庫させることができ、ま
た、空のトレー5を載せていれば、入庫用の遮断機13
1の上昇を待って次の自動車を入庫させることができ
る。
【0066】なお、上記第1、第2、第3の実施例で
は、地下式の駐車場として例示しているが、地上設置型
の駐車装置にも同様に適用できることは勿論である。
【0067】
【発明の効果】本発明は、上記各実施例から明らかなよ
うに、水平循環式駐車装置において、自動車の乗入部
に、トレーが通過可能な複数の開口部および各開口部上
でトレーを支持するためのトレー支持手段を有するター
ンテーブルと、その旋回駆動装置とを備え、ターンテー
ブルを、その旋回により複数の開口部の一つが昇降路に
一致し、トレーを昇降装置との間で受け渡しできるよう
に設置したものであり、一台のターンテーブル上に複数
のトレーを支持して、同時旋回するようにしているの
で、複数の入出庫口を併せて設けることにより、自動車
を連続的に入庫したり、出庫したり、さらに入庫と出庫
とを同時に行ったりすることができるなど、自動車の入
出庫を効率的に、円滑かつ迅速に実行することができ
る。さらに、このターンテーブルを自動車の乗入部の内
外に跨って設置することにより、自動車の乗り込み口の
内外で自動車の案内移送に利用することができるなど、
従来の高価なコンベア装置と同様に機能させることがで
き、安価なターンテーブルを利用できることでコストダ
ウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における水平循環式駐車
装置全体の正面断面図
【図2】同駐車装置の自動車の乗入部に備えたターンテ
ーブルの正面断面図
【図3】同駐車装置の自動車の乗入部に備えたターンテ
ーブルの平面図
【図4】同駐車装置においてターンテーブルに用いたト
レー支持アームおよびその進退駆動装置の正面図
【図5】同駐車装置においてターンテーブルに用いたト
レー支持アームおよびその進退駆動装置の平面図
【図6】同駐車装置においてターンテーブルに用いた旋
回駆動装置の概略平面図
【図7】同駐車装置における自動車の格納階層の平面図
【図8】(a)同駐車装置の入出庫運転において、リフ
トがターンテーブルに向けてトレーを移送中の正面図 (b)同駐車装置の入出庫運転において、リフトに載せ
たトレーをターンテーブルの開口部を通じ、その上方所
定の高さまで持ち上げて停止中の正面図
【図9】(a)同駐車装置の入出庫運転において、リフ
トに載せたトレーをターンテーブルの開口部を通じ、そ
の上方所定の高さまで持ち上げて停止中、ターンテーブ
ルの開口部両側のトレー支持アームを開口部に向けて前
進させてトレーの下面側に差し込んでいる正面図 (b)同駐車装置の入出庫運転において、リフトに載せ
たトレーをターンテーブルの開口部を通じ、その上方所
定の高さまで持ち上げて、ターンテーブルの開口部両側
のトレー支持アームを開口部に向けて前進させてトレー
の下面側に差し込んだ後、リフトの下降により、トレー
をターンテーブルに受け渡ししている正面図
【図10】本発明の第2の実施例における水平循環式駐
車装置に備えた自動車の乗入部の正面断面図
【図11】同駐車装置に備えた自動車の乗入部の平面図
【図12】本発明の第3の実施例における水平循環式駐
車装置に備えた自動車の乗入部の正面断面図
【図13】同駐車装置に備えた自動車の乗入部の平面図
【図14】従来の水平循環式駐車装置の正面断面図
【図15】同駐車装置において自動車の乗入部に備えた
ターンテーブルの平面図
【符号の説明】
100 自動車の乗入部 100A 自動車の受け渡しサイド 100B 自動車の乗降サイド 101 入庫口 101D 自動開閉ドア 101S 常態開放のシャッター 102 出庫口 102D 自動開閉ドア 102S 常態開放のシャッター 13 入出庫口 13D 自動開閉ドア 103 円形の凹部 104 開口 105 ターンテーブル 106 本体部 107 ローラ取付部材 108 ローラ 109 仕切板 110 センターポスト 111、112 開口部 113 軸受け 114 レール 115、116 一対のトレー支持アーム 115F、116F 前部支持アーム 115R、116R 後部支持アーム 115P、116P ロックピン 117 トグルリンク機構 118 進退駆動装置 118C モートルシリンダ 118P 作動部 119 旋回駆動装置 120 大径のスプロケット 121 駆動モータ 122 小径のスプロケット 123 駆動チェーン 130 固定フェンス 131 入庫用の遮断機 132 出庫用の遮断機 1 自動車の格納階層 201 第1のレール 202 第2のレール 301 第1のトレー横送り装置 302 第2のトレー横送り装置 401 第1のトレー縦送り装置 402 第2のトレー縦送り装置 5 自動車載置用のトレー 501 第1のトレー列 502 第2のトレー列 503 トレーの空きスペース 5C カップラ 5U 雌連結金具 5L 雄連結金具 5H ロック穴 6 リフトの昇降路 7 リフト(昇降装置) 71 昇降部材 711 垂直部 712 ガイドローラ 713 水平部 714 レールフレーム 72 ガイドレール 73 スプロケット 74 駆動チェーン 75 昇降駆動装置 8 引出乃至引込装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車を載置する複数のトレーを複数列
    平行に配置し、その一方の対角線上の端部をトレーの無
    い空きスペースとして、各トレー列間でトレーを縦横方
    向に循環する自動車の格納階層と、自動車の入出庫を行
    う自動車の乗入部と、これら格納階層と乗入部との間に
    形成された昇降路に配置され、自動車をトレーに載せて
    昇降移送する昇降装置とを備えた水平循環式駐車装置に
    おいて、 自動車の乗入部に、 トレーが通過可能な複数の開口部および各開口部上でト
    レーを支持するためのトレー支持手段を有し、複数のト
    レーを配置可能なターンテーブルと、 ターンテーブルを旋回させる旋回駆動装置とを設けると
    共に、 ターンテーブルは、その複数の開口部の一つが昇降路に
    一致する位置に来るように旋回されてトレーを昇降装置
    との間で受け渡しするように設置され、複数のトレーを
    支持して同時旋回することを特徴とする水平循環式駐車
    装置。
  2. 【請求項2】 トレー支持手段は、ターンテーブルの開
    口部に進退可能に設置された支持部材と、支持部材を進
    退させる駆動手段とからなる請求項1記載の水平循環式
    駐車装置。
  3. 【請求項3】 ターンテーブルの開口部は、ターンテー
    ブルの回転中心に対し2個対称に設けられている請求項
    1または2記載の水平循環式駐車装置。
JP33851697A 1997-12-09 1997-12-09 水平循環式駐車装置 Pending JPH11172949A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020084661A (ja) * 2018-11-29 2020-06-04 日精株式会社 機械式駐車装置用ターンテーブル装置
JP2020084733A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 日精株式会社 機械式駐車装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020084661A (ja) * 2018-11-29 2020-06-04 日精株式会社 機械式駐車装置用ターンテーブル装置
JP2020084733A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 日精株式会社 機械式駐車装置

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