JP2020084733A - 機械式駐車装置 - Google Patents

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【課題】機械式駐車装置全体の設置面積を大きくすることなく、広い乗込エリアを形成することができるようにした機械式駐車装置を提供する。【解決手段】一対の開口部6,7の間を通る仮想垂直面を想定したときその仮想垂直面で開閉可能な仕切り扉4を設けて乗込室2と機械室3間を仕切り、仕切り扉4はターンテーブル5の旋回軸14よりも機械室3側に偏寄させて構成した。【選択図】図1

Description

本発明は、ターンテーブルを備えた機械式駐車装置に関する。
従来の機械式駐車装置として、特開平11−172949号公報(特許文献1)が知られている。この特許文献1には、自動車を載置する複数のトレーを複数列平行に配置し、その一方の対角線上の端部をトレーの無い空きスペースとして、各トレー列間でトレーを縦横方向に循環する自動車の格納階層と、自動車の入出庫を行う自動車の乗入部と、これら格納階層と乗入部との間に形成された昇降路に配置され、自動車をトレーに載せて昇降移送する昇降装置とを備えた水平循環式駐車装置において、自動車の乗入部に、トレーが通過可能な複数の開口部および各開口部上でトレーを支持するためのトレー支持手段を有し、複数のトレーを配置可能なターンテーブルと、ターンテーブルを旋回させる旋回駆動装置とを設けると共に、ターンテーブルは、その複数の開口部の一つが昇降路に一致する位置に来るように旋回されてトレーを昇降装置との間で受け渡しするように設置され、複数のトレーを支持して同時旋回することを特徴とする水平循環式駐車装置が記載されている。
特開平11−172949号公報
しかしながら、従来の機械式駐車装置は、乗込室と、昇降装置側となる機械室の間に仕切り扉を設け、ターンテーブルの旋回軸を仕切り扉の真下に配置していた。このため、近年のバリアフリー化や乗込み部分の通路幅の規定が安全面への配慮からより広い寸法が求められているが、これに対応させた乗込エリアを形成しようとすると、機械式駐車装置全体の設置面積を大きくしてしまう。
本発明の目的は、機械式駐車装置全体の設置面積を大きくすることなく、広い乗込エリアを形成することができるようにした機械式駐車装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、乗込室と機械室を有し、前記乗込室の床側および前記機械室の床側に跨がって配置されると共に、旋回軸を中心にして旋回可能に配置された共通のターンテーブルを設け、前記ターンテーブルには、初期待機状態で前記乗込室および前記機械室に位置する部分にほぼ平行な関係でそれぞれ形成された一対の開口部と、前記一対の開口部にトレー受装置によって釈放可能に保持されると共に、釈放時に前記各開口部をそれぞれ通過可能に配置したトレーを有した機械式駐車装置において、前記一対の開口部の間を通る仮想垂直面を想定したとき前記仮想垂直面で開閉可能な仕切り扉を設けて前記乗込室と前記機械室間を仕切り、また前記仕切り扉は、前記ターンテーブルの前記旋回軸よりも前記機械室側に偏寄させて構成したことを特徴とする。
このような構成によれば、ターンテーブルの旋回軸を配置した乗込室側に、乗込室の床側とターンテーブルの上面によって、容易にバリアフリー化や新しい規定に対応させてほぼ平坦で安全に歩行可能な広い通路幅の乗込室エリアを形成することができ、乗込室に出入りする駐車場利用者が安全に移動できるようになる。しかも、機械式駐車装置全体の設置面積を大きくしないで乗込室に広い通路幅の乗込室エリアを形成することができる。
また本発明は上述の構成に加えて、前記乗込室内で前記トレーまたは前記トレー上に搭載された状態の駐車車両における両側に、900mm以上のほぼ同じ幅の移動時使用通路をそれぞれ形成したことを特徴とする。
このような構成によれば、ターンテーブルの旋回軸と仕切り扉の特徴的な位置関係を利用して十分な幅寸法を有する移動時使用通路を容易に効率的に形成することができ、しかも、駐車車両が左ハンドルタイプでも右ハンドルタイプでも運転手の移動時使用通路を使用した移動時における安全性を高めることができる。
また本発明は上述の構成に加えて、前記トレー受装置は、前記ターンテーブルの上面から突出することなく動作するように前記ターンテーブルの下面側に構成し、前記乗込室の前記床面および前記機械室の前記床面と、前記ターンテーブルの前記上面と、前記各トレーの各上面をほぼ平坦に形成したことを特徴とする。
このような構成によれば、乗込室および機械室の各床面と、ターンテーブルの上面と、各トレーの各上面をほぼ平坦にすることによって、バリアフリー化や新しい規定に対応させてほぼ平坦で安全に歩行可能な広い通路幅を簡単に得ることができる。
本発明による機械式駐車装置によれば、ターンテーブルの旋回軸を配置した乗込室側に、乗込室の床側とターンテーブルの上面によって、容易にバリアフリーや新しい規定に対応させてほぼ平坦で安全に歩行可能な広い通路幅の乗込エリアを簡単に形成することができ、乗込室に出入りする駐車場利用者が安全に移動できるようになる。しかも、機械式駐車装置全体の設置面積を大きくしないで乗込室に広い通路幅の乗込エリアを形成することができる。
本発明の一実施例による多階式駐車装置における乗込エリアを示す平面図である。 図1に示した機械式駐車装置の乗込面を示す断面図である。 図1に示した機械式駐車装置における駐車車両の格納時初期状態を示す平面図である。 図1に示した機械式駐車装置における駐車車両の格納時初期状態を示す断面図である。 図1に示した機械式駐車装置における駐車車両の格納時中期状態を示す断面図である。 図1に示した機械式駐車装置における駐車車両の格納時終期状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施例による機械式駐車装置における乗込面を示す平面図である。
駐車車両1の乗込面には、駐車車両1の入庫時または出庫時に使用される乗込室2と、乗込室2から受け取った駐車車両1を格納階へと移動したり格納階から駐車車両1を乗込室2へと移動したりするために使用される機械室3が形成され、乗込室2と機械室3の間は開閉可能な仕切り扉4によって仕切られている。また、乗込室2の床側2Aと機械室3の床側3Aには、一体的な円形状の収納凹部が形成されており、この収納凹部に共通の円形のターンテーブル5が旋回可能に配置されている。
ターンテーブル5には、一方が乗込室2側に位置するとき他方が機械室3側に位置するように一対の開口部6および開口部7が形成されており、両開口部6,7は大きさと形状がほぼ同一である。開口部6および開口部7には、定常状態でそれぞれトレー8およびトレー9が配置されているため、開口部6および開口部7はほぼ封じられた状態となっている。開口部6および開口部7の周部には後述するトレー受装置がそれぞれ構成されており、各トレー8,9は各開口部6,7内の所定の位置に各トレー受装置によって釈放可能に保持されている。
乗込室2には、駐車車両1の入庫時に使用される入庫口10と、駐車車両1の出庫時に使用される出庫口11と、入庫口10および出庫口11にそれぞれ開閉可能に設けられた入庫側扉12および出庫側扉13が設けられている。
仕切り扉4は、乗込室2に配置されたトレー8または開口部6と、機械室3に配置されたトレー9または開口部7の長手方向間で同長手方向に延びた仮想垂直面に構成されており、また同じ仮想垂直面上で開閉動作するように構成されている。本実施例では同じ仮想垂直面上で上下方向に開閉動作する構成を示しているが、同じ仮想垂直面上で左右方向に片開きまたは両開きする構成でもよい。
上述した仕切り扉4は、ターンテーブル5の旋回軸14の真上に位置する仮想垂直面に配置されているのではなく、旋回軸14よりも機械室3側に偏寄させた仮想垂直面に配置されている。この偏寄させた仕切り扉4の構成を利用して、乗込室2に位置しているトレー8または駐車車両1の長手方向における左右には、駐車車両1の運転手が乗降時またはその前後の移動時に使用することになる移動時使用通路がそれぞれ形成されている。両移動時使用通路の幅は、それぞれ900mm以上で、ほぼ等しい。
乗込室2の床側2Aおよび機械室3の床側3Aと、ターンテーブル5の上面と、各トレー8,9の上面によって、ほぼ平坦で安全に歩行可能な床面が形成されている。特に、乗込室2においては、トレー8または駐車車両1の外周部には、斜線で示したように上述した両移動時使用通路を含んだ乗込室エリア15全体がほぼ平坦で安全に歩行可能な床面とされている。乗込室エリア15には、トレー8または駐車車両1の両側に形成されている両移動時使用通路が含まれているため、駐車車両1が右ハンドルタイプでも左ハンドルタイプでも運転手が平坦な床面を安全に移動することができる。
また床面構成においては、機械室3側も乗込室2と同様に機械室3の床側3Aと、ターンテーブル5の上面と、トレー9の上面によって、ほぼ平坦で安全に歩行可能な床面が形成されているため、仕切り扉4が開状態のときに乗込室2と機械室3の全体が、ほぼ平坦で安全に歩行可能な床面となっている。
しかも、乗込室2と機械室3を形成している建屋外周壁が従来と同一サイズであったとしても、仕切り扉4と旋回軸14の位置関係によって乗込室2の床面側を大きくすることができるので、通常時に駐車車両1の運転手が移動するときに使用される乗込室2側には、ほぼ平坦で安全に歩行可能な床面の乗込室エリア15を簡単に、かつ、十分な広さと幅で形成することができる。
図2は、図1に示した機械式駐車装置の乗込面を示す断面図である。
ターンテーブル5は、上述したように乗込室2の床側2Aと機械室3の床側3Aに一体的に形成された収納凹部16内に旋回可能に配置されている。ターンテーブル5の中心部の下面側には旋回軸14が構成されており、この旋回軸14が収納凹部16の下方に形成されている床側固定部17に固定された軸受装置18によって旋回可能に保持されている。床側固定部17には、図示を省略したターンテーブル駆動装置や、ターンテーブル5の旋回軸14を中心とする仮想円周上に分散配置された複数の支持ローラなどの案内装置19が配置されている。案内装置19は、ターンテーブル5の下面側外周付近に対応して配置されており、ターンテーブル5が旋回されるときその下面を支持しながら旋回方向に案内するものである。
ターンテーブル5に形成された開口部6の縁部には、トレー受装置20が構成され、このトレー受装置20によってトレー8の下面側が複数箇所で釈放可能に保持されている。トレー受装置20によって保持された状態のトレー8は、その上面がターンテーブル5の上面とほぼ連続的な平坦面を形成するように保持されている。開口部7側も同様であって、開口部7の縁部には、トレー受装置21が構成され、このトレー受装置21によってトレー9の下面側が複数箇所で釈放可能に保持されている。またトレー受装置21によって保持された状態のトレー9は、その上面がターンテーブル5の上面とほぼ連続的な平坦面を形成するように保持されている。
トレー9の下方側には、昇降装置22における昇降台23が複数本のガイドレール24に沿って上下の昇降方向に移動可能に構成されている。上述したトレー受装置21は、現時点ではトレー9の中心側に突出移動している係合部の上部にトレー9が搭載された状態を保持しており、ターンテーブル5の旋回に伴ってトレー9も一体的に旋回移動される。
しかし、詳細は後述するがトレー受装置21が釈放動作されると、ターンテーブル5の下面側において係合部がトレー9の反中心側に後退されて、ターンテーブル5からトレー9が分離されて、トレー9を昇降装置22側に受け渡すことができる。ターンテーブル5の旋回によって昇降装置22側にトレー8が配置された場合も同様で、トレー受装置20が釈放動作されると、ターンテーブル5の下面側において係合部がトレー8の反中心側に後退されて、ターンテーブル5からトレー8が分離されて、トレー8を昇降装置22側に受け渡すことができる。
次に、入庫時における各部の動作について説明する。
先ず、駐車場利用者は操作盤などを操作して入庫側扉12を開き、駐車車両1を運転して図1に示したように入庫口10から乗込室2内に乗り入れてトレー8上に停止させる。その後、駐車場利用者である運転手は、駐車車両1を降りて操作盤の操作のために移動するが、上述したように乗込室エリア15では乗込室2の床側2Aとターンテーブル5とトレー8の上面によって、ほぼ平坦な床面が形成されているため、安全に移動することができる。しかも、乗込室エリア15は従来構成に比べて十分に広く、また建屋側壁や仕切り扉4との間に十分な幅、つまり900mm以上の幅を有した両移動時使用通路を含んだ乗込室エリア15となっているために、利用者の走行移動が安全であり、また容易にバリアフリー化に対応させることができる。
乗込室2を出た運転手は、再び操作盤などを操作すると入庫側扉12が閉じられ、その後は機械式駐車装置側によって自動的に格納処理が行われる。機械式駐車装置側では、入庫側扉12が閉じられた後、仕切り扉4を開き、その後、ターンテーブル駆動装置によってターンテーブル5を時計方向に180度だけ旋回する。
図3および図4は、駐車車両1の格納時初期状態を示す平面図および断面図である。
ターンテーブル5が時計方向に180度だけ旋回されると、図3および図4に示すようにトレー8は機械室3内に移動され、一方、トレー9は乗込室2内に移動される。このときターンテーブル5は、旋回軸14を中心に旋回され、その外周部が複数の支持ローラなどの案内装置19によって支持されながら案内される。この旋回が完了すると、図4から分かるように昇降装置22における昇降台23の真上に開口部6およびトレー8が位置される。
その後、昇降台23を僅かに上昇させて、駐車車両1を搭載した状態のトレー8を昇降台23上に保持させ、トレー受装置20の釈放動作を行う。すると、駐車車両1を搭載した状態のトレー8は昇降装置22によって下方の格納階へと移動することが可能な状態となる。
図5は、駐車車両1の格納時中期状態を示す断面図である。
トレー受装置20の釈放動作によって、駐車車両1を搭載した状態のトレー8は既に昇降装置22の昇降台23に受け渡されている。このため、昇降装置22を下降させると、駐車車両1およびトレー8は開口部6を通過して移動し、下方に形成されている格納部へと格納することができる。
図6は、駐車車両1の格納時終期状態を示す断面図である。
昇降装置22は新たなトレー25を搭載して上昇運転されて、トレー25が開口部6を僅かに通過した状態で一時停止されている。その後、釈放状態になっているトレー受装置20を作動させてトレー25の下面をトレー受装置20で受けることができる状態とする。次いで、昇降装置22における昇降台23を僅かに下降させると、トレー25はトレー受装置20によって昇降台23からターンテーブル5側に受け渡された状態となり、図1に示したように次の駐車車両を格納できる初期待機状態となる。
上述した図2,図4および図6から分かるように開口部6,7の周辺部に構成されたトレー受装置20,21は、乗込室2の床側2Aおよび機械室3の床側3Aと、ターンテーブル5の上面と、各トレー8,9の上面によって形成されたほぼ平坦な床面から上方に突出しない構成で、ターンテーブル5の下面側に構成されている。またトレー受装置20,21は、ターンテーブル5の下面側で係合のための動作や釈放のための動作を行うように構成され、これらの動作時にも、ターンテーブル5の上面側に突出することはない。従って、ほぼ平坦な床面が形成されているために運転手が安全に移動することができるという利点が、トレー受装置20,21によって損なわれることがない。
出庫時の動作については、詳細な説明を省略するが、入庫時とほぼ逆の手順で行うことができる。そして、図1に示したように機械式駐車装置側で出庫準備が完了した後に、運転手は乗込室2へと入って駐車車両1に乗り込むが、上述したように乗込室エリア15では乗込室2の床側2Aとターンテーブル5の上面によって、ほぼ平坦で安全に歩行可能な床面が形成されている。しかも、機械式駐車装置全体の設置面積を大きくしないで乗込室に広い通路幅の乗込室エリア15を形成することができる。
尚、本発明は図示の実施例に限らず、仕切り扉4によって仕切られた乗込室2と機械室3を有し、旋回軸14を中心にして共通のターンテーブル5を乗込室2の床側2Aおよび機械室3の床側3Aに跨がって旋回可能に配置し、このターンテーブル5には、初期待機状態で乗込室2および機械室3に位置する部分にそれぞれ開口部6,7と、各開口部6,7にターンテーブル5の上面より突出しない構成のトレー受装置20,21によって釈放可能に保持されると共に、釈放時に各開口部6,7をそれぞれ通過可能に配置したトレー8,9を有した機械式駐車装置に適用することができる。従って、トレー受装置20,21や昇降装置22の具体的な構成は、図示ものに限定することなく採用することができる。
以上説明したように本発明は、乗込室2と機械室3を有し、乗込室2の床側2Aおよび機械室3の床側3Aに跨がって配置されると共に、旋回軸14を中心にして旋回可能に配置された共通のターンテーブル5を設け、ターンテーブル5には、初期待機状態で乗込室2および機械室3に位置する部分にほぼ平行な関係でそれぞれ形成された一対の開口部6,7と、一対の開口部6,7にトレー受装置20,21によって釈放可能に保持されると共に、釈放時に各開口部6,7をそれぞれ通過可能に配置したトレー8,9を有した機械式駐車装置において、一対の開口部6,7の間を通る仮想垂直面を想定したときその仮想垂直面で開閉可能な仕切り扉4を設けて乗込室2と機械室3間を仕切り、仕切り扉4をターンテーブル5の旋回軸14よりも機械室3側に偏寄させて構成したことを特徴とする。
このような構成によれば、ターンテーブル5の旋回軸14を配置した乗込室2側に、乗込室2の床側2Aとターンテーブル5の上面によって、容易にバリアフリー化や新しい規定に対応させてほぼ平坦で安全に歩行可能な広い通路幅の乗込室エリア15を形成することができ、乗込室2に出入りする駐車場利用者が安全に移動できるようになる。しかも、機械式駐車装置全体の設置面積を大きくしないで乗込室に広い通路幅の乗込室エリア15を形成することができる。
また本発明は上述の構成に加えて、乗込室2内でトレー8またはトレー8上に搭載された状態の駐車車両1における両側に、900mm以上のほぼ同じ幅の移動時使用通路をそれぞれ形成したことを特徴とする。
このような構成によれば、ターンテーブル5の旋回軸14と仕切り扉4の特徴的な位置関係を利用して十分な幅寸法を有する移動時使用通路を容易に効率的に形成することができ、しかも、駐車車両1が左ハンドルタイプでも右ハンドルタイプでも運転手の移動時使用通路を使用した移動時における安全性を高めることができる。
また本発明は上述の構成に加えて、各トレー受装置20,21をターンテーブル5の上面から突出することなく動作するようにターンテーブル5の下面側に構成し、乗込室2の床面2Aおよび機械室3の床面3Aと、ターンテーブル5の上面と、各トレー8,9の上面をほぼ平坦に形成したことを特徴とする。
このような構成によれば、乗込室2および機械室3の床面2A,3Aと、ターンテーブル5の上面と、各トレー8,9の上面をほぼ平坦にし、バリアフリー化や新しい規定に対応させてほぼ平坦で安全に歩行可能な広い通路幅を簡単に得ることができる。
2 乗込室
2A,3A 床側
3 機械室
4 仕切り扉
5 ターンテーブル
6,7 開口部
8,9 トレー
14 旋回軸
20,21 トレー受装置

Claims (3)

  1. 乗込室と機械室を有し、前記乗込室の床側および前記機械室の床側に跨がって配置されると共に、旋回軸を中心にして旋回可能に配置された共通のターンテーブルを設け、前記ターンテーブルには、初期待機状態で前記乗込室および前記機械室に位置する部分にほぼ平行な関係でそれぞれ形成された一対の開口部と、前記一対の開口部にトレー受装置によって釈放可能に保持されると共に、釈放時に前記各開口部をそれぞれ通過可能に配置したトレーを有した機械式駐車装置において、
    前記一対の開口部の間を通る仮想垂直面を想定したとき前記仮想垂直面で開閉可能な仕切り扉を設けて前記乗込室と前記機械室間を仕切り、また前記仕切り扉は、前記ターンテーブルの前記旋回軸よりも前記機械室側に偏寄させて構成したことを特徴とする機械式駐車装置。
  2. 前記乗込室内で前記トレーまたは前記トレー上に搭載された状態の駐車車両における両側に、900mm以上のほぼ同じ幅の移動時使用通路をそれぞれ形成したことを特徴とする請求項1に記載の機械式駐車装置。
  3. 前記トレー受装置は、前記ターンテーブルの上面から突出することなく動作するように前記ターンテーブルの下面側に構成し、前記乗込室の前記床面および前記機械室の前記床面と、前記ターンテーブルの前記上面と、前記各トレーの上面をほぼ平坦に形成したことを特徴とする請求項1に記載の機械式駐車装置。
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