JPH1046858A - 駐車装置のターンテーブル旋回駆動装置 - Google Patents

駐車装置のターンテーブル旋回駆動装置

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JPH1046858A
JPH1046858A JP20581696A JP20581696A JPH1046858A JP H1046858 A JPH1046858 A JP H1046858A JP 20581696 A JP20581696 A JP 20581696A JP 20581696 A JP20581696 A JP 20581696A JP H1046858 A JPH1046858 A JP H1046858A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出庫時間の短縮を図り、また据付現場での作
業性に優れたターンテーブル旋回駆動装置を提供する。 【解決手段】 自動車の乗り込み部1の凹部11に配設
したターンテーブル64用のレール61に間欠部61n
を設け、このレール61上でターンテーブル64を複数
のフリクションローラ62と2台の駆動モータ65とに
より自走回転するように構成して、昇降装置4が自動車
の乗り込み部1の床面まで上昇できる構造にする一方、
ターンテーブル64の下面側にその開口部63に向けて
進退可能な一対のトレー支持アーム66を備え、モート
ルシリンダ67により進退駆動するようにして、一対の
昇降部材42F,42Rにより上昇された自動車搭載の
トレー5を、ターンテーブル64の開口部63で支持
し、そのまま旋回する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駐車装置の自動車
の乗り込み部において、自動車を搭載したトレーを旋回
して自動車の向きを変えるターンテーブル旋回駆動装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に特開平1−17975号公報に開
示された機械式駐車設備の一部を示している。この駐車
設備では、多層円形循環式の駐車装置が用いられ、地下
の駐車空間3に車両搭載用のパレット4が循環移動され
るようになっている。駐車装置の左側反転部から地上に
向かって昇降路18が形成され、地上の車両乗入室20
にその地上床19に削設された矩形穴19aを介して連
通されている。昇降路18には片持ち構造の昇降リフト
24が配設され、駐車空間3と車両乗入室20との間で
パレット4を昇降搬送するようになっている。
【0003】ここで、昇降リフト24においては、その
水平部材24b中央部に車両乗入室20の矩形穴19a
の中心を通る垂直軸線M回りに回転自在に支承された回
転円筒軸30と、回転円筒軸30上に固定された矩形水
平状の旋回フレーム31と、回転円筒軸30を回転駆動
することにより旋回フレーム31を旋回する駆動装置と
を備えている。
【0004】この駐車設備において、車両を出庫する場
合は、駐車空間3から車両を搭載したパレット4が昇降
リフト24に移載されて上昇され、その旋回フレーム3
1並びに旋回フレーム31上に載せたパレット4および
パレット4上の車両が昇降路18と車両乗入室20との
境界固定床に形成された矩形穴19aから上方に突出さ
れた状態で一体に回転され、自動車の前部を出庫口に向
けるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の機械式駐車設備では、車両の出庫に際し、昇降リフ
トの旋回フレームを車両乗入室の矩形穴から上方に突出
して旋回し、出庫車を出庫口に向けた後、旋回フレーム
を床面レベルに降下させる行程を取るため、この旋回フ
レームの降下に要する時間分だけ出庫時間を長くすると
いう問題があった。また、このようなパレットの旋回構
造では、駐車設備の据え付け現場において、多くの調整
作業を必要とするなど、据え付け作業が容易ではないと
いう問題があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、自動車の乗り込み部上で、出庫車を載せ
たトレーを上げたり下げたりすることなしに旋回できる
ようにして出庫時間の短縮を図り、また据付現場での作
業性に優れたターンテーブル旋回駆動装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の駐車装置のター
ンテーブル旋回駆動装置においては、昇降装置の昇降に
干渉しない構造で、昇降装置により上昇または下降され
た自動車搭載のトレーを自動車の乗り込み部のターンテ
ーブル上に支持し、旋回する手段を備え、出庫時間の短
縮を図る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の駐車装
置のターンテーブル旋回駆動装置は、自動車の乗り込み
部に配設され、トレーの通過する開口部を有する円形状
のターンテーブルと、ターンテーブルの下側に設けられ
たレールと、そのレールにはトレーを支持して昇降する
昇降装置の部材との干渉を避けるための間欠部が設けら
れ、ターンテーブルの下側に設けられ、前記レール上を
走行する複数のローラと、複数のローラのうち、少なく
とも2個を回転駆動させる駆動モータと、ターンテーブ
ルの下側に固定され、トレーの通過開口部に進退可能な
一対のトレー支持アームと、トレー支持アームを進退駆
動させる駆動装置とを備え、自動車を搭載したトレーを
トレー支持アームで支持したままターンテーブルと共に
旋回するようにしたものである。
【0009】上記構成から、自動車を入庫する場合、タ
ーンテーブルの開口部に昇降装置に支持されて待機中の
トレー上に乗り込み、昇降装置の上昇または下降により
駐車階層に移送される。自動車を出庫する場合は、ま
ず、昇降装置により出庫車を搭載したトレーを自動車の
乗り込み部に、ターンテーブルの開口部まで下降または
上昇され、次いで、ターンテーブルの下面側で、一対の
トレー支持アームが開口部に向けて前進し、トレーの下
面側に差し込まれる。ここで昇降装置は上昇または下降
し、ターンテーブルが回転されてトレー上の自動車をそ
の前部を出庫口に向けて旋回する。
【0010】したがって、昇降装置により上昇または下
降された自動車を搭載するトレーを、ターンテーブルの
開口部で支持し、そのまま旋回するようにしているの
で、自動車の出庫を迅速に行うことができる。
【0011】本発明の請求項2に記載の駐車装置のター
ンテーブル旋回駆動装置は、請求項1の構成において、
回転駆動する複数のローラの1つがレールの間欠部を通
過中、他のローラがレール上を走行可能に相互の取付位
置を設定している。
【0012】本発明の請求項3に記載の駐車装置のター
ンテーブル旋回駆動装置は、請求項1、2の各構成にお
いて、各トレー支持アームの先端にローラを備えてい
る。
【0013】本発明の請求項4に記載の駐車装置のター
ンテーブル旋回駆動装置は、請求項1、2、3の各構成
において、ターンテーブルの周囲に配設され、レールの
側面に沿って摺動し、ターンテーブルの回転を案内する
複数のガイドローラを備えている。
【0014】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成を示してい
る。図1において、1は地上1階に設定された自動車の
乗り込み部、2は地下駐車階層、3は自動車の乗り込み
部1と地下駐車階層2とを連絡する昇降路である。4は
昇降路3に設置されて自動車載置用のトレー5を昇降移
送する昇降装置であり、6は自動車の乗り込み部1の床
面に設けられた円形の凹部11上に設置されたターンテ
ーブル旋回駆動装置であり、その下方に矩形状の昇降路
3が形成されている。
【0015】昇降装置4は、図2に示すように、昇降路
3の前後両側に立設された4本のガイドレール41F,
41Rと、前側の各ガイドレール41F間および後側の
各ガイドレール41R間にそれぞれ配置された一対の昇
降部材42F,42Rと、各ガイドレール41F,41
Rの上部に構成された駆動機構43とを備える。
【0016】図2において、各ガイドレール41F,4
1Rは断面四角形状の柱状部材、または断面コ字形のア
ングルを向かい合わせにして略四角形状とした柱状部材
からなり、その一側面に昇降部材42F,42Rの挿通
部が長手方向に沿って形成されている。これらガイドレ
ール41F,41Rは昇降路3上に、昇降装置4がトレ
ー5を自動車の乗り込み部1まで上昇可能に、その上端
がターンテーブル旋回駆動装置6に近接した所定の高さ
に設定されて立ち上げられている。これらのガイドレー
ル41F,41Rには、図1に示すように、上部駆動機
構43に連結された昇降杆411が昇降可能に配設され
ている。
【0017】図2において、一対の昇降部材42F,4
2Rは共にその左右方向両側に、図3に示すように、昇
降路3に向けてL字状に突出する爪部421を有し、一
方の昇降部材42Fは前側の各ガイドレール41F間
に、他方の昇降部材42Rは後側の各ガイドレール41
R間にそれぞれ掛け渡されて昇降杆411に連結されて
いる。昇降路3においてトレー5をその前後両側から4
点で支持する構造になっている。
【0018】図2において、駆動機構43は、前側の各
ガイドレール41F上部に1個ずつ配設された一対の前
側スプロケット431Fと、後側の各ガイドレール41
R上部に2個ずつ並列に配設され、減速機付きの駆動モ
ータ432に連結シャフト433を介して作動連結され
た一対の後側スプロケット431Rおよびアイドラーと
して機能する補助スプロケット431Sと、前後各スプ
ロケット431F,431S,431R間に巻き掛けら
れ、図1に示すように、一端が前側の昇降杆411に連
結される一方、他端にカウンタウェイト434を吊り下
げた第1の駆動チェーン435および後側の各スプロケ
ット431R上に巻き掛けられ、一端が後側の昇降杆4
11に連結される一方、他端がカウンタウェイト434
に連結された第2の駆動チェーン436とにより構成さ
れている。ここで、前後各スプロケット431F,43
1S,431Rは各ガイドレール41F,41R上にお
いて自動車の乗り込み部1の凹部11に配設する後述の
円形のレール61に近接して配置され、その回転駆動に
より一対の昇降部材42F,42Rが凹部11の直下ま
で上昇され、L字形に突出する各爪部421によりトレ
ー5を自動車の乗り込み部1の床面またはそれよりも少
し高いレベルまで移送可能になっている。
【0019】このような構成の昇降装置4に対して、タ
ーンテーブル旋回駆動装置6は、図2に示すように、自
動車の乗り込み部1の床面に形成された凹部11の内周
に沿って円形のレール61と、凹部11上において、レ
ール61上を複数のフリクションローラ62を介して回
転可能に配置され、昇降路3を昇降するトレー5を通過
させるための開口部63を有するターンテーブル64
と、ターンテーブル64のフリクションローラ62を回
転駆動する2個の駆動モータ65とを備え、さらにター
ンテーブル64の下面側において開口部63に向けて進
退可能に取り付けられ、トレー5を支持可能な一対のト
レー支持アーム66およびその駆動装置67とを備え
る。
【0020】凹部11のレール61は、図4に示すよう
に、断面エ字形の鋼材からなり、また図2に示すよう
に、一対の昇降部材42F,42Rの各爪部421が凹
部11上に上昇可能に、凹部11に近接して位置設定し
た昇降装置4の各スプロケット431F,431Sに対
して干渉しないように各スプロケット431F,431
Sに対応する各箇所に間欠部61nが形成され、全体と
して4分割されたレール部611,612により構成さ
れている。
【0021】図2において、ターンテーブル64は、円
形の本体部641と、その下面側で本体部641の外周
縁に対して少し内側に形成された周面部642とを備
え、本体部641の中央に開口部63がトレー5よりも
少し大きい矩形状に形成されている。
【0022】複数のフリクションローラ62はターンテ
ーブル64の周面部642の外側に所定の間隔をおいて
配置され、軸支されている。これらフリクションローラ
62をレール61上においてその間欠部61nに落下す
ることなく走行させるために、走行中、各間欠部61n
上に移動してくるフリクションローラ62に対して常に
その進行方向前後の各フリクションローラ62が各間欠
部61n両側の各レール部611、612上に位置する
ように、構造上必要な数のフリクションローラ62をそ
れぞれ適宜の間隔で取り付けてある。
【0023】これらフリクションローラ62のうち、2
個のフリクションローラ62を駆動ローラ62Dとして
設定され、そのローラ軸がターンテーブル64の下面側
に備えた小型の駆動モータ65に作動連結されている。
これらの駆動ローラ62Dには、複数のフリクションロ
ーラ62のうち、ターンテーブル64の中心に対して対
称の位置になく、またその間隔がレール61上の各間欠
部61n間の距離に一致しない関係に該当する2個のロ
ーラが任意に選定されている。このようにして、一方の
駆動ローラ62Dがレール61の間欠部61nを通過
中、他方の駆動ローラ62Dがレール61上を走行可能
に相互の取付位置が設定されている。なお、駆動モータ
62Dは、ターンテーブル64の下面側において、ター
ンテーブル64の回転動作上、他の各種部品、部材に干
渉しない任意の位置が選定されて図示されないブラケッ
トなどを介して固定されている。
【0024】また、ターンテーブル64の周面部642
下端には、図2、図4に示すように、所定の間隔毎に、
レール61の内側の側面に沿って摺動し、ターンテーブ
ル64の回転を案内する複数のガイドローラ68が取り
付けられている。
【0025】一対のトレー支持アーム66はそれぞれ、
所定の長さを有する棒材からなり、その先端にローラ6
6Rを備えている。このようなトレー支持アーム66を
全体として4本用い、ターンテーブル64の開口部63
の左右両側にそれぞれ2箇所ずつ、ターンテーブル64
の下面側に固定されたガイド部材66Gに配設され、そ
の先端側の所定寸法分が開口部63上に対して前進また
は後退可能に取り付けられている。このようにして開口
部63の片側毎に2本、両側に対にして合計4本のトレ
ー支持アーム66を備え、トレー5の下面に対して4点
で支持する構成になっている。これらトレー支持アーム
66の駆動装置67にモートルシリンダが用いられ、4
個のモートルシリンダ67がそれぞれ、ターンテーブル
64の下面側に各ガイド部材66Gに近接して固定さ
れ、その作動部67aがトレー支持アーム66に連結さ
れている。
【0026】次に、上記駐車装置のターンテーブル旋回
駆動装置6の動作について、駐車装置全体の自動車の入
出庫運転とともに説明する。 (入庫運転)図1、図2において、自動車の乗り込み部
1では、ターンテーブル64の開口部63に空のトレー
5が昇降装置4の一対の昇降部材42F,42Rの各爪
部421により4点支持されて、待機されている。入庫
車は自走により、図示されない入出庫口を通って、まず
ターンテーブル64中央のトレー5上に乗り込む。続い
て、昇降装置4の駆動機構43が作動を開始する。前後
各スプロケット431F,431Rの回転により第1、
第2の駆動チェーン435,436に連結された各昇降
杆411がガイドレール41F,41Rを下降し、これ
に案内されて一対の昇降部材42F,42Rが降下して
いく。すなわち、一対の昇降部材42F,42Rに4点
支持された入庫車搭載のトレー5が昇降路3上を地下駐
車階層2に向けて下降される。そして、入庫車はトレー
5とともに予め指定された駐車階層の駐車区画に受け渡
しされ、入庫したときと同じ向きのまま格納される。
【0027】(出庫運転)図1、図2において、まず、
地下駐車階層2から出庫車搭載のトレー5が昇降装置4
に受け渡しされ、一対の昇降部材42F,42Rの各爪
部421に支持されて、昇降路3上を上昇される。一対
の昇降部材42F,42Rは上部駆動機構43の作動に
より引き上げられ、その最上位置、自動車の乗り込み部
1の凹部11近傍まで上昇されて停止される。ここで、
トレー5は4本の爪部421に支持されてターンテーブ
ル64の開口部63またはそれよりも少し高いレベルに
停止される。続いて、一対のトレー支持アーム66が各
モートルシリンダ67の駆動によりガイド部材66G上
を開口部63に向けて前進され、各トレー支持アーム6
6が開口部63に停止中のトレー5の下面側に先端のロ
ーラ66Rを摺動させながら差し込まれ、トレー5を4
点で支持する。続いて、昇降装置4の駆動機構43の作
動により、一対の昇降部材42F,42Rが下降され、
これにより、トレー5が昇降装置4からターンテーブル
64に受け渡しされる。次いで、ターンテーブル64の
2個の駆動モータ65が作動を開始して、2個の駆動ロ
ーラ62Dが回転駆動され、これに従動して他の複数の
フリクションローラ62がレール61上を走行すること
により、ターンテーブル64が凹部11上で回転され
る。ターンテーブル64が180°回転したところで停
止され、トレー61上に搭載された出庫車の前部が図示
されない入出庫口に向けて反転される。これにより出庫
車は前進により出庫する。
【0028】このように上記実施例においては、自動車
の乗り込み部1の凹部11に配設したターンテーブル6
4用のレール61に間欠部61nを設け、このレール6
1上でターンテーブル64を複数のフリクションローラ
62と駆動モータ65とにより自走回転するように構成
して、昇降装置4の爪部421がターンテーブル64の
開口部63まで上昇できる構造にする一方、ターンテー
ブル64の下面側にその開口部63に向けて進退可能な
一対のトレー支持アーム66を備え、モートルシリンダ
67により進退駆動するようにしているので、一対の昇
降部材42F,42Rにより上昇された自動車搭載のト
レー5を、ターンテーブル64の開口部63で支持し、
そのまま旋回することができる。したがって、従来のよ
うに、トレー5を自動車の乗り込み部1の床面上で上げ
たり下げたりすることがなく、出庫を迅速に行うことが
できる。
【0029】装置各部の構成上、ターンテーブル64の
駆動ローラ62Dとして、複数のフリクションローラ6
2のうちから2個、一方の駆動ローラ62Dがレール6
1の間欠部61nを通過中、他方の駆動ローラ62Dが
レール61上を走行可能な位置関係により設定し、これ
らの駆動ローラ62Dを小型の駆動モータ65により駆
動するようにしているので、少ない部品構成で、ターン
テーブル64を分割されたレール61上で360°回転
駆動することができる。
【0030】さらに、ターンテーブル64の周面部64
2下部に、レール61の側面に沿って摺動する複数のガ
イドローラ68を備えているので、これらガイドローラ
68によりターンテーブル64の回転を案内して、円滑
性の向上を図ることができる。
【0031】また、ターンテーブル64の下面側におい
て、一対のトレー支持アーム66を開口部63の左右両
側にそれぞれ2本ずつ、合計4本のトレー支持アーム6
6により構成し、モートルシリンダ67により開口部6
3に対して左右方向から進退駆動するようにして、昇降
装置4がトレー5をその前後方向から4点で支持するの
に対し、一対のトレー支持アーム66がトレー5を左右
方向から4点で支持するようにしているので、トレー5
の安定した受け渡しを行うことができる。
【0032】また、各トレー支持アーム66の先端にロ
ーラ66Rを備えているので、各ローラ66Rをトレー
5下面で滑らせることによりトレー支持アーム66をト
レー5下面に円滑に差し込むことができる。
【0033】また、このターンテーブル旋回駆動装置6
においては、工場の製造段階で予め、ターンテーブル6
4にフリクションローラ62用の駆動モータ65やトレ
ー支持アーム66およびその駆動装置67などを一体に
取り付けておけるので、据付先の乗り込み部においては
その凹部11のレール61上に乗せるだけですみ、据付
現場での作業性に優れているという利点を有している。
【0034】なお、このターンテーブル旋回駆動装置6
は、地下設置型、地上設置型に拘らず、エレベータ式、
平面往復式、水平循環式、多層循環式など各種駐車設備
に適用することができる。
【0035】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、昇降装置により上昇または下降された自動車搭載の
トレーを、ターンテーブルの開口部で支持し、そのまま
旋回するようにしているので、自動車の出庫に要する時
間を短縮することができる。また、ターンテーブルにそ
の駆動手段と、トレー支持手段とを一体的に備えている
ので、その据付現場において各部の調整作業を不要と
し、作業性に優れているという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における駐車装置のターンテ
ーブル旋回駆動装置を側面から見た断面図
【図2】同ターンテーブル旋回駆動装置の平面図
【図3】同ターンテーブル旋回駆動装置と昇降装置のト
レー上昇レベルを示す部分断面図
【図4】同ターンテーブル旋回駆動装置を端面から見た
断面図
【図5】従来の機械式駐車設備に備えた自動車の旋回構
造を示す断面図
【符号の説明】
1 自動車の乗り込み部 11 凹部 2 地下駐車階層 3 昇降路 4 昇降装置 41F,41R ガイドレール 411 昇降杆 42F,42R 一対の昇降部材 421 爪部 43 駆動機構 431F,431R,431S スプロケット 432 減速機付きの駆動モータ 433 連結シャフト 434 カウンタウェイト 435 第1の駆動チェーン 436 第2の駆動チェーン 5 自動車載置用のトレー 6 ターンテーブル旋回駆動装置 61 レール 61n 間欠部 611、612 レール部 62 フリクションローラ 62D 駆動ローラ 63 開口部 64 ターンテーブル 641 本体部 642 周面部 65 駆動モータ 66 トレー支持アーム 66R ローラ 66G ガイド部材 67 駆動装置(モートルシリンダ) 67a 作動部 68 ガイドローラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の乗り込み部に配設され、トレー
    の通過する開口部を有する円形状のターンテーブルと、 ターンテーブルの下側に設けられた円形のレールと、 そのレールにはトレーを支持して昇降する昇降装置の部
    材との干渉を避けるための間欠部が設けられ、 ターンテーブルの下側に設けられ、前記レール上を走行
    する複数のローラと、 複数のローラのうち、少なくとも2個を回転駆動させる
    駆動モータと、 ターンテーブルの下側に固定され、トレーの通過開口部
    に進退可能な一対のトレー支持アームと、 トレー支持アームを進退駆動させる駆動装置とを備え、 自動車を搭載したトレーをトレー支持アームで支持した
    ままターンテーブルと共に旋回することを特徴とする駐
    車装置のターンテーブル旋回駆動装置。
  2. 【請求項2】 回転駆動する複数のローラの1つがレー
    ルの間欠部を通過中、他のローラがレール上を走行可能
    に相互の取付位置を設定している請求項1記載の駐車装
    置のターンテーブル旋回駆動装置。
  3. 【請求項3】 各トレー支持アームの先端にローラを備
    えている請求項1または2に記載の駐車装置のターンテ
    ーブル旋回駆動装置。
  4. 【請求項4】 ターンテーブルの周囲に配設され、レー
    ルの側面に沿って摺動し、ターンテーブルの回転を案内
    する複数のガイドローラを備えている請求項1から3の
    いずれかに記載の駐車装置のターンテーブル旋回駆動装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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