JPH11171124A - 梱包機におけるバンド二次引締の制御装置 - Google Patents

梱包機におけるバンド二次引締の制御装置

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JPH11171124A
JPH11171124A JP34809797A JP34809797A JPH11171124A JP H11171124 A JPH11171124 A JP H11171124A JP 34809797 A JP34809797 A JP 34809797A JP 34809797 A JP34809797 A JP 34809797A JP H11171124 A JPH11171124 A JP H11171124A
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roller
tension
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被梱包物の破損、テンションモータの過負荷
やバンドの破断を防ぎ、さらには、柔軟な被梱包物にあ
っても適正なバンド掛け位置を調整することを可能とす
る。 【解決手段】 バンド引戻しを、被梱包物へバンドが巻
回されない程度の設定時間内約6m/secで行い設定時間
満了により二次引締手段を作動し、入力側に設けたパウ
ダクラッチを介して駆動源に連動する減速機を備えるテ
ンションローラと当該テンションローラと摺接回転する
テンションタッチローラにより二次引締めを約0.2m/
secで行い、テンションローラの回転数を検知する検知
手段による、前記テンションローラの回転数の任意の設
定回転数を検知し、この二次引締手段を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、梱包機におけるバンド
二次引締の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】梱包機におけるバンドの引締工程は、梱
包機本体内のバンド供給機構により本体外へ繰り出し、
本体外のバンド案内アーチあるいは人手により被梱包物
周囲に配置されたバンドをこのバンド先端をプレス部材
で把持し、本体内のバンド引戻しを行う機構により被梱
包物に巻回し(引戻し)、ついで緊締するよう引締める
(二次引締)という細分化すれば二工程により行われ、
また、被梱包物へのバンド引締め量は、被梱包物の大き
さあるいは段ボール、木箱、布団など、被梱包物の種類
あるいは硬さにより調節し得る構成が採られている。例
えば、大型の被梱包物に対しては大きな引締め量が必要
であり、小型の被梱包物に対しては、微量の引締めで必
要充分な引締めが行える。また、布団など柔らかい物
は、引締め量としては大きくなるが、引締め力は弱くて
よい。そして、これらの引締め量あるいは強さの調整
は、梱包機に設けられた調整ダイヤル等を調整すること
により被梱包物毎に行われている。
【0003】そして、従来、一般的には、引締め強さを
考慮せずに、引締めの量を時間で捉え、ダイヤルで調整
された設定時間、バンドの引締めを行い二次引締工程を
終了する。
【0004】このような二次引締工程の引締めの制御手
段としては、タイマによる設定時間に対応するバンド引
締め量を制御の基準としたものとして、一例として特公
平3−9004号のようにバンド引戻し(引戻し工程)
を行う逆転駆動ローラと、この逆転駆動ローラにバンド
を介して摺接し、従動回転する逆転タッチローラを設
け、さらに前記逆転駆動ローラに比し、低速高トルクで
テンションモータにより回転駆動されるテンションロー
ラと、このテンションローラに圧接離自在のテンション
タツチローラとを設け、前記逆転タッチローラでバンド
を被梱包物に巻回するまで引戻して(引戻し工程)、被
梱包物に巻回したことを検知する検知手段により、前記
テンションタッチローラをテンションローラに、タイマ
による設定時間、バンドを介して圧接して被梱包物を緊
締し(二次引締工程)、このタイマの設定時間満了後、
テンションローラヘのタッチローラの圧接を解除するよ
うにしたものが開示されている。
【0005】さらに他の二次引締工程の制御手段として
は、前記逆転タッチローラでバンドを被梱包物に巻回す
るまで引戻して(引戻し工程)バンド引締時におけるバ
ンドにかかるトルクを検知するものとして、特開昭59
−199408号のように、引締ローラの駆動軸と同期
回転するマグネットの回転数を検出する回転検出部を設
け、バンドの引締め完了で前記ローラの回転数が設定値
まで減少したこと又は停止を検出して駆動源との間に介
設された乾式単板電磁クラッチヘの通電を断つようにし
たものが提案されている。この場合のバンド引締力は乾
式単板電磁クラッチの印加引締設定電圧による設定引締
トルクによって得られ、この設定引締トルクまで被梱包
物に対してバンドが引締められるとテンションモータの
回転力を引締ローラの駆動軸に伝動するアーマチュアが
乾式単板電磁クラッチのロータの磁力に抗して滑り始
め、テンションモータの回転力が引締ローラの駆動軸に
伝動しなくなり、前記駆動軸と同期回転するマグネット
の回転速度が低下するので、前記検出部の検知信号によ
り乾式単板電磁クラツチヘの通電を断ち、駆動軸への動
力伝達を停止する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記逆転タッチローラ
でバンドを引戻して(引戻し)被梱包物に巻回したこと
を検知する検知手段により前記テンションタッチローラ
をテンションローラにタイマによる設定時間バンドを介
して圧接して被梱包物を緊締(二次引締)する手段にあ
っては、前記引戻し工程で被梱包物に巻回されたバンド
の弛みは、被梱包物の大きさ(外周)とくに、その高さ
及びバンド引き締めにより引き締められる部位の柔らか
さにより異なる。すなわち、被梱包物が小型(低いも
の)で固いものの場合には、巻回されたバンドの弛みは
少なく、また被梱包物が大型の場合には、巻回されたバ
ンドの弛みは小型の被梱包物の場合に比べ大きいものと
なる。そのため、小型あるいは固い被梱包物に対して
は、二次引締工程におけるバンド引締め量は少量で良
く、それ以上の引締めは被梱包物の破損、バンドの破
断、テンションモータに対する過剰の負荷となる。 と
ころが、ふとんなど嵩比重の高い柔らかいものの場合に
は、前記引戻しによりすでにバンドが被梱包物に食い込
んでいるため、二次引締により被梱包物が損傷すること
があった。一方、大型の被梱包物に対して二次引締工程
におけるバンド引締め量が不足すると、バンドの弛みや
荷解けの原因となる。そのため、梱包に際しては、被梱
包物の大きさあるいは柔らかさに応じて二次引締を調整
する必要がある。
【0007】また、柔軟な被梱包物や外形形状が不定形
ないしは複雑なものについては、バンド案内アーチから
脱出したバンドが被梱包物上で引締め力により被梱包物
中央の適正なバンド掛け位置からずれて梱包されること
になり、商品としての見場の悪いものともなる。
【0008】しかし、前記逆転タッチローラでバンドを
引戻して(引戻し)被梱包物に巻回したことを検知する
検知手段により前記テンションタッチローラをテンショ
ンローラにタイマによる設定時間バンドを介して圧接し
て被梱包物を緊締(二次引締)する従来の梱包機におけ
る二次引締の制御手段においては、予め設定された時間
又は設定引締トルクに応じて引戻しないし二次引締が行
われるものであり、そのため被梱包物が小さい場合には
前記引戻しによりバンドは、被梱包物に充分巻回されて
いるにも拘らず、被梱包物に対して必要以上の量(スト
ローク)引締めが行われることになり、この場合バンド
の破断や、摩擦抵抗を大きくするためウレタンなどの樹
脂成形されたテンションローラが、このテンションロー
ラに圧接離自在のテンションタツチローラにより、この
テンションタッチローラの幅で、極めて短時間で摩耗し
てしまうと共に、テンションモータの過負荷によるモー
タの損傷などの不具合が生じる原因となる。また、被梱
包物に対する必要以上の引締めは、被梱包物に対するバ
ンドの食い込み、ついには、バンドの破断、被梱包物の
破損などを生じる原因となる。とくに柔軟な被梱包物に
あっては、容易に破損する。
【0009】一方これとは反対に、当初の設定に比べ被
梱包物が大きい場合又柔軟な場合においても、バンドの
二次引締が不充分となり、バンドの弛みや荷解けの原因
となるという問題が生じていた。
【0010】例えばタイマによる設定時間バンドを引締
める(二次引締)装置においては、前記タイマに接続さ
れ、通常梱包機上面に他のスイツチ(起動スイツチ、バ
ンド正・逆転スイツチ)等と共に配置されるテンション
調整ダイヤルを任意に調整して行うが、例えばテンショ
ンダイヤルの目盛りを「10」に合わせた場合、バンド
を150mm引締めるように設定され、「4」にしたと
きは、60mmのストロークバントが引締められる。小
型の被梱包物に対する引締めは短い引締め量(ストロー
ク)に対応して短時問に終了させ、大型の被梱包物の引
締めは、小型の被梱包物に比べて長時間の引締めが必要
であるが、小型の被梱包物に対して必要以上の時間(ス
トローク)バンドを引締めると、バンドの引締時間経過
以後の引締めはテンションモータに過負荷となり急激に
過大電流か流れ、さらにバンドの破断強度以上に引締め
られるとバンドが破断し、PPバンドではその破断部が
たんざくのように細かい縦割れ状態に破断するので、そ
の破断部をカッターなどで切捨て、バンドを梱包機に再
度装填しなければならないという煩わしさがあった。
【0011】また、引締ローラの駆動軸と同期回転する
マグネットの回転数減少を検知する回転検出部の検知信
号により電磁クラツチヘの通電を遮断する装置において
は、小型の被梱包物に対して必要以上バンドを引締める
と前者の装置と同様に、柔軟な被梱包物にあっては、す
でにバンドが被梱包物に食い込んでおり、つづく二次引
締めによりテンションモータに急激に過大電流が流れ、
さらにバンドの破断強度以上に引締められるとバンドが
破断する。すなわち、バンドを被梱包物に必要以上の引
締力で緊締するとバンドにかかる引張力により引締ロー
ラの回転が低速になり前記検出部の検知信号により電磁
クラツチヘの通電は遮断されるが、引締ローラの回転が
低速になってから電磁クラツチヘの通電が遮断するまで
の僅かな時間の間のテンションモータの回転慣性力によ
りバンドが破断する。例えば、通常70〜80kgf の引
締力を設定して梱包するが、硬い被梱包物ではテンショ
ンモータの回転慣性力で急激に130kgf の引締力に達
してしまう。この電磁クラッチへの通電が遮断されるま
でに要する時間は、被梱包物の大きさにより異なるもの
でなく、同一時間高トルクの負荷がかかった場合には大
型の被梱包物に対する場合に比べ小型の被梱包物、柔ら
かい被梱包物を梱包している場合の方が被梱包物、バン
ド、テンションローラ、テンションモータにかかる負荷
は過大なものとなる。
【0012】さらに、前記電磁クラッチをテンションロ
ーラ側の2次側(出力側)に組み込んだものは、トルク
制御上では、有効だが、大きい容量の電磁クラッチを必
要とし、部品コストが高いものと成る。又、前記電磁ク
ラッチをテンション1次側(入力側)に組み込んだもの
は、電磁クラッチの容量は、小さくて済むが、トルク制
御には不向きであった。
【0013】また、上記二次引締が低速であるといって
も、約7m/secの高速で行われるバンド逆転により、す
でにバンドは、被梱包物に巻き付いており、引締め工程
が連続して行われるためバンド掛け位置を調整すること
はできない。逆転時、手をバンドに掛ければプラスチッ
ク製バンドの端縁で負傷する。また、バンドの二次引締
めは大きなトルクでやはりある程度の速度、例えば、
0.5m/secで行われるため二次引締め時ないし一端被
梱包物に巻き付いたバンドをつかみ、通常の人力で、バ
ンドを移動ないし保持することはできない。かように、
前述した柔軟な被梱包物や外形形状の複雑な被梱包物に
ついて、バンド案内アーチから脱出したバンドが被梱包
物上で引締め力により被梱包物中央の適正なバンド掛け
位置からずれて梱包されることになることを梱包しなが
ら位置調整することができればよいが、かような要求に
は対応できない。
【0014】本発明は、叙上の問題点を解決するために
開発されたもので、被梱包物の破損、テンションモータ
の過負荷やバンドの破断を防ぎ、さらには、柔軟な被梱
包物や外形形状が不定形ないしは複雑なものにあっても
適正なバンド掛け位置を調整することを可能とする梱包
機におけるバンド二次引締の制御装置を提供することを
目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、本体外へ供給されたバンド先端を把持
し、このバンドを引戻す引戻し手段と、この引戻された
バンドを被梱包物に引締めて、緊締する二次引締手段
と、この引締められたバンドの供給端を把持してバンド
重合部を接着するバンド接着手段とからなる梱包機にお
いて、前記引戻し手段によるバンド引戻しを、被梱包物
へバンドが巻回されない程度の設定時間内行い、前記設
定時間満了信号により前記二次引締手段を作動するバン
ド引戻し時間設定手段とから成り、前記二次引締引戻し
手段は、入力側に設けたパウダクラッチを介して駆動源
に連動する減速機を備えるテンションローラと当該テン
ションローラと摺接回転するテンションタッチローラと
からなり、前記二次引締め手段におけるバンド引締め量
を検知する検知手段は、前記テンションローラの回転数
を検知する検知手段による、前記テンションローラの回
転数の任意の設定回転数を検知し、この二次引締手段を
停止する手段とから成る。
【0016】前記テンションローラの回転数を検知する
検知手段は前記減速機の出力軸に同期回転するパルス発
生部たる被検知部と、この被検知部の回転軌跡に臨み設
けたパルス発生器たる回転数検知手段により構成するこ
とができる。
【0017】また、前記バンド引戻しを、少なくともバ
ンド案内アーチからバンドが脱出し、被梱包物へバンド
が巻回されない程度の設定短時間内、例えばバンド走行
速度約6m/sec で行い、前記設定時間満了信号により例
えば、約0.2m/secで前記二次引締手段を作動すれ
ば、バンド掛け位置の調整が危険なく行える。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明すると、図1において、バンド通過路を
なすバンドシュータは、リターンシュータ1, テンショ
ンシュータ59およびフィードシュータ30から成り、
このリターンシュータ1 内のバンド通過路41aに臨
みバンド引戻し作用方向へ回転するリターンローラを成
す逆転ローラ10と、この逆転ローラ10に摺接し従動
回転するタッチローラたる逆転タッチローラ13を圧接
離自在に設ける。
【0019】逆転ローラ10の駆動軸11はその軸端が
基板5の裏面に突出し、図2に示すように駆動軸11の
軸端に平ベルト用のプーリ12aを楔着し、このプーリ
12aと、既知のバンドグリッパー、図示せざるヒータ
および、センタープレス等を作動せしめるカム軸4を駆
動するカム軸用減速機44の入力軸に設けたプーリ12
bに平ベルト14を巻回し、逆転ローラ10は常時回転
している。前記入力軸はベルト43を介して図2右方の
図示せざるモータに連結され、前記カム軸4は、前記人
力軸に設けたカム軸用電磁クラッチにより回転が制御さ
れる。
【0020】前記逆転タッチローラ13は、偏心軸86
に軸承され該軸86の後端には作動杆90の一端をボル
トで固定し、作動杆90の他端を連結片95に設けたU
字状溝部92に遊嵌し、この連結片95を割ピン96で
前記作動杆90に連結する。そして連結片95の下端に
連動粁91の上端を螺着し、連動杆91の下端に腕粁9
8の一端を連結し、該腕杆98の暗中央を基板5の下方
のブラケット99に支点97で回動自在に設け、腕杆9
8の他端を前記ブラケット99に設けたソレノイド87
のロッド88先端に連結する。なお、前記連動杆91の
下端はスプリング94を介して逆転タッチローラ13を
逆転ローラ10から常時離反する方向に付勢されてい
る。尚、連結片95内に圧縮バネを内蔵し、あるいは作
動杆90と連動杆91を引張りバネで連結しても良い。
【0021】テンションローラ51は金属製ローラの外
周にウレタン等の摩擦抵抗の大きい弾性体53を貼設し
た大径のローラで、このテンションローラ51に摺動し
従動回転するタッチローラたるテンションタッチローラ
54を圧接離自在に設ける。
【0022】なお、図3において、6は切欠孔で、基板
5に設けられ、テンションローラ51を基板5の裏面か
ら挿入できるように形成し、テンション用減速機52を
基板5の裏面に装着できるようにしたものである。
【0023】テンションタツチローラ54は、図1に示
すように、基板5に一端を軸66により回動自在に連結
した腕杆57の軸58に取り付けられ、該腕杆57の他
端はソレノイド55のロッド56先端に連結し、ロッド
56の伸縮により、テンションタツチローラ54の外周
をテンションローラ51の外周に圧接離自在に構成され
ている。
【0024】テンションシュータ59は、テンションロ
ーラ51の外周の一部をバンド通過許容間隙を形成する
バンド通過路41bを設けて形成され、その一端をリタ
ーンシュータ1の後端部に、他端を前記テンションタッ
チローラ54の外周の一部に臨ませ、テンションシュー
タ59の下端は前記腕杆57にピン60,60で係合し
ており、腕杆57の擺動動作に連動して上下動可能に設
けている。
【0025】さらにテンションシュータ59には上下方
向に長いガイド溝たる長孔61を設け、該長孔61内に
それぞれ基板5の表面に貼設した補強プレート63に突
設したガイドピン62を嵌挿する。前記テンションシュ
ータ59はガイドピン62により案内されて前記ソレノ
イド55のロッド56の伸縮による腕杆57の揺動動作
に連動して上下方向に移動する。すなわち腕杆57は通
常、図1の実線で示すようにブラケット65に設けたス
トッパ64の先端に当接して図1紙面下方に位置してお
りテンションタツチローラ54はテンションローラ51
から離反している。
【0026】腕杆57の揺動動作に連動するテンション
シュータ59は図1紙面の実線の位置にあり、テンショ
ンシュータ59とテンションローラ51問のバンド通過
路41bのバンド出口の上端縁はリターンシュータ1の
バンド通過路41aのバンド人口(バンド供給方向後方
の開口:以下回じ)の上端縁より下方に位置し、供給バ
ンドの先端がバンド通過路41bのバンド出口(バンド
供給方向前方の開口:以下同じ)よリバンド通過路41
aのバンド入口内に円滑にかつ確実に送給されるように
形成されている。
【0027】また、ソレノイド55が励磁されてロッド
56が腕杆57を図1紙面上方へ擺動してテンションタ
ツチローラ54がテンションローラ51に圧接してバン
ドを引戻すとき、テンションシュータ59は腕杆57に
より上方に移動し、テンションシュータ59のバンド通
過路41bの一端は図1 の二点鎖線に示すようにリタ
ーンシュータ1のバンド通過路41aの後端のバンド入
口より上方に移動し、バンド通過路41bのバンド出口
の大きさはリターンシュータ1のバンド通過路41aの
バンド入口より大きくなるように形成している。
【0028】図2においてテンションローラ51のテン
ション用減速機52への入力軸に設けたプーリ67aの
側面には120°分割位置に薄肉部を形成したパルス発
生部たる被検知部29を形成し、この被検知部29の回
転軌跡に臨みパルス発生器たる回転数検知手段73が取
付けられている。この回転数検知手段73は、フォトセ
ンサ、磁気センサなど適宜選択可能であるか、実施例で
は近接センサーの一種で、前記薄肉部たる被検知部29
が回転数検知手段73の高周波発信部及び受信部問を通
過するとONで1パルスを発生し、これにそれぞれ接続
したコンデンサから放電され、被検知部29の薄肉部以
外の部分が前記発信部及び受信部間を通過するとOFF
で1パルスを発生し前記各コンデンサに充電される。
【0029】前記回転数検知手段73の各パルスの発生
間隔が長くなると、回転数検知手段73のOFFにより
コンデンサの充電量が容量を超過し、信号を発生するよ
うに電子回路が構成され、前記回転数検知手段73の信
号により、テンションローラ51にタッチローラを接離
させるソレノイド55をOFFとする。そして、上記信
号の発生時期はコンデンサの容量を変化させ任意に調整
される。
【0030】また、前記電子回路は、前述のコンデンサ
による回転数減少(停止を含む)検知信号発生回路を構
成する。すなわち、設定パルス数を検出した場合に、二
次引締工程におけるバンド引締めを停止させ、ソレノイ
ド55をOFFして引締工程を解除する解除信号を発生
するように設定する。前記解除信号は、同時にカム軸4
を回転せしめて次工程のバンド供給端側の把持及びバン
ド供給端の切断、そしてバンド先端及び供給端の重合部
の溶着に移行せしめるものである。
【0031】詳細には、バンド引締力は電磁クラッチの
引締設定電圧による設定引締トルクによって得られ、こ
の設定引締トルクまで被梱包物に対してバンドが引締め
られるとテンションモータの回転力を引締ローラの駆動
軸に伝動するアーマチュアが電磁クラッチのロータの磁
力に抗して滑り始め、テンションモータの回転力が引締
ローラの駆動軸に伝動しなくなり、前記駆動軸と同期回
転するマグネットの回転速度が低下するので、前記検出
部の検知信号により電磁クラツチヘの通電を断ち、駆動
軸への動力伝達を停止する。
【0032】テンションローラの駆動機構について以下
説明すると、前記プーリ12bと同軸にカム軸用減速機
44の入力軸に併設したパウダクラッチを介してプーリ
67bを設ける。テンションローラ51はテンション用
減速機52の駆動軸22の後端に楔着したプーリ67a
とVベルト68を介して前記プーリ67bを連結して回
転駆動される( 図2)。
【0033】前記パウダクラッチは、励磁コイルに通電
すると、ロータ、出力リングの内・外周にあるパウダ
(磁性粉体)が鎖状につながり、ロータと出力リングが
固着されてクラッチが連結し、電流を切ると磁束は消滅
し、遠心力の作用で、パウダが分離し、クラッチは瞬時
に開放する構成の(マイクロ)パウダクラッチを用いて
いる。
【0034】そして、前記パウダクラッチの設定電圧の
調整により、最小値 10〜20kgf、最大値 100k
gf の引締め力を得ることが可能である。
【0035】又、前記テンション用減速機52は、テンシ
ョンローラ51の回転数を0.2m/secとし、二次引締め
時、充分人手によりバンドを保持してバンド掛け位置を
調整可能としている。
【0036】さらに、テンションローラ51のテンショ
ン用減速機52の駆動軸22の後端に楔着したプーリ6
7aの側面に120°分割位置に薄肉部を形成したパル
ス発生部たる被検知部29を設け、この被検知部29の
回転軌跡に臨みパルス発生器たる回転数検知手段73が
取付けられている。この回転数検知手段73は、フォト
センサ、磁気センサなど適宜選択可能であるか、実施例
では近接センサーの一種で、前記被検知部29が回転数
検知手段73の高周波発信部及び受信部問を通過すると
ONで1パルスを発生し、これにそれぞれ接続したコン
デンサから放電され、被検知部29の薄肉部以外の部分
が前記発信部及び受信部間を通過するとOFFで1パル
スを発生し前記各コンデンサに充電される。
【0037】前記回転数検知手段73の各パルスの発生
間隔が長くなると、回転数検知手段73のOFFにより
コンデンサの充電量が容量を超過し、信号を発生する。
【0038】図1において、20はフィードローラで駆
動軸23で基板5に軸承され、このフィードローラ20
の外周の一部にブールボックスのバンド出口が臨んでい
る。そしてフィードローラ20に摺接し従動回転するタ
ッチローラたるフィードタッチローラ21を圧接離自在
に設ける。
【0039】フィードローラ20の駆動軸23はその軸
端が基板5の裏面に突出し、図2に示すように、駆動軸
23の軸端に平ベルト用のプーリ12cを楔着し、この
プーリ12cには前述した逆転ローラ10のプーリ12
aに巻回する平ベルト14を巻回しておりプーリ12a
と同方向すなわちバンド供給作用方向に回転駆動され
る。
【0040】フィードタツチローラ21は偏心軸24の
先端に軸承され、該軸24の後端にはL字状の作動杆2
5中央の屈曲部付近をボルトで固定し、該作動杆25の
一端をスプリング26でフィードタツチローラ21がフ
ィードローラ20に圧接する方向に回動するように付勢
すると共に、作動杆25の他端をソレノイド27の口ッ
ド28先端に連結する。ソレノイド27を励磁している
状態でスプリング26に抗してフィードタツチローラ2
1がフィードローラ20から離反しており、励磁を解除
するとロッド28は作動杆25を前記スプリング26の
付勢力によって、偏心軸24をフィードタツチローラ2
1がフィードローラ20に圧接する方向に回動する。
【0041】また、41cはバンド通過路で、フィード
ローラ20とフィードタッチローラ21の間隙およびテ
ンションローラ51とテンションタツチローラ54の間
隙との間を連通するフィードシュータ30で構成されて
いる。
【0042】このフィードシュータ30は、図4および
図5に示すように、基板5の表面に貼設した取付プレー
ト151の表面に、断面L字状に一体に形成した湾曲形
状の固定ガイドプレート15と、該固定ガイドプレート
15にバンド通過許容間隙を介して対峙する湾曲形状の
可動ガイドフレート16とで構成されている。
【0043】前記固定ガイドプレート15は、その一端
がフィードローラ20の外周の一部に臨み、他端がテン
ションタツチローラ54の外周の一部に臨んで、基板5
に固定されている。
【0044】前記可動ガイドプレート16は、図6に示
すように、断面L字状を成すプレートに折曲片162を
設けたガイドプレート支持金具161に、前記所曲片1
62を介してスポツト溶接で一体に形成したもので、ガ
イドプレート支持金具161の断面L字の一片にフィー
ドタツチローラ21の偏心軸24の先端を挿通する挿孔
163を設け、さらに案内溝を成す長穴164を設け
る。この長穴164の幅は固定ガイドプレート15の取
付プレート151の表面に突設したガイドピン152の
先端の投付部153が挿入可能に設けている。梱包機本
体に装着したバンドリールのバンドコイルから引き出し
たバンドの先端をプールボックスのバンド通過路の出口
よりフィードローラ20とフィードタツチローラ21間
に差し込む。ここで正転スイツチを導通すると、常時回
転している平ベルト14を介して逆転ローラ10のプー
リ12aおよびフィードローラ20のプーリ12cが同
方向へ回転する。このときソレノイド87の励磁が解除
されており、逆転タッチローラ13はスプリング94の
付勢力により連動杆91、連結片95、作動杆90を介
して偏心軸86を回動して逆転ローラ10から離反して
いる。
【0045】一方、フィードタツチローラ21は前記正
転スイッチのONでソレノイド27の励磁が解除されス
プリング26の付勢力により作動杆25を介して偏心軸
24が回動されてフィードローラ20に圧接する。
【0046】したがって、バンド先端は、図1におい
て、フィードローラ20とフィードタツチローラ21間
で圧接駆動されて固定ガイドプレート15と可動ガイド
プレート16間のバンド通過路41cを成すフィードシ
ュータ30へ給送される。このとき、可動ガイドプレー
ト16はガイドプレート支持金具161がフィードタッ
チローラ21の偏心軸24により図4および図5紙面右
方の実線で示す位置に移動しかつガイドプレート支持金
具161の長穴164がガイドピン152先端の段付部
153で案内され、固定ガイドプレート15と可動ガイ
ドプレート16問で形成するバンド通過路41cの内壁
空間は略平行にバンド通過許容間隙に可及的に近い間隙
に狭く形成されている。
【0047】そして、図1および図3においてソレノイ
ド55は未だ励磁されていないので腕杆57は下方のス
トッパ64に当接し、テンションタッチローラ54はテ
ンションローラ51から離反しており、テンションシュ
ータ59は図1紙面下方の実線の位置にある。したがっ
てフィードローラ20とフィードタッチローラ21間で
給送されるバンド先端は、固定ガイドフレート15と可
動ガイドフレート16間のバンド通過路41cを成すフ
ィードシュータ30を通過してテンションローラ51と
テンションタツチローラ54の間隙を経てテンションシ
ュータら9のバンド通過路41bの入口を通過し、バン
ド通過路41bの出口よりリターンシュータ1のバンド
通過路41a内へ円滑にかつ確実に給送され逆転ローラ
10と逆転タッチローラ13間に到達する。
【0048】そしてバンド先端は逆転ローラ10と逆転
タッチローラ13問を通過して図示せざる梱包機本体外
へ、あるいは、本体上のバンド案内アーチ内ヘタイマに
より所定長さのバンドが送給され、被梱包物周囲に配置
され、バンド先端がバンド溶着機構50に到達し、前記
タイマの設定時間満了信号でソレノイド27が励磁され
フィードタツチローラ21がフィードローラ20から離
反する(図2)。以上のようにしてバンドの装填が終了
する。
【0049】次いで、起動スイツチを0Nにすると、カ
ム軸4の入力軸に設けたカム軸用電磁クラッチが作動
し、カム軸4が回転し、バンド溶着機構50のバンド先
端把持機構によりバンド先端が把持される。同時に図示
せざるバンドの先端の把持を検知する検知手段の検知信
号により、ソレノイド87が励磁されソレノイド87の
ロッド88がスプリング94の付勢力に抗して腕杆98
を擺動し連動杆91、割ピン96、作動杆90を介して
偏心軸86を回動し、逆転タッチローラ13は逆転ロー
ラ10に圧接する。
【0050】前記バンドの先端の把持を検知する検知手
段の検知信号と同時に、図示せざるタイマーがONで、
リターンシュータ1のバンド通過路41a内のバンド供
給端側は回転駆動する一対のローラ10,13によって
設定時間高速で引戻される(引戻し)。
【0051】上記タイマーの設定時間は、本体にバンド
案内アーチが付設されている自動梱包機の場合には、バ
ンド案内アーチの開口端縁から脱出する程度でよく被梱
包物に巻きかけられる必要が無い。
【0052】そして、引戻されるバンドはテンションシ
ュータ59のバンド通過路41b内の外壁内局面を円滑
に摺りながら走行する。
【0053】前記タイマーの設定時間経過でバンドがア
ーチから脱出し、同時に、前記設定時間満了信号で、ソ
レノイド55が励磁され、腕杆57を図1紙面上反時計
回り方向へ回動して偏心軸58上のテンションタッチロ
ーラ54がテンションローラ51へ圧接される。また、
前記信号で図示せざるパウダクラッチが作動し、テンシ
ョン用減速機52を介してテンションローラ51が低速
高トルクで回転する。
【0054】テンションモータ用減速機52の駆動軸2
2の後端に楔着したプーリ67aに巻回したVベルト6
8を介してプーリ12bと同軸に設けたプーリ67bが
回転しており、このプーリ67bの回転は同軸に設けた
パウダクラッチを介してプーリ67bを回転するので、
テンションローラ51はVベルト68および、プーリ6
7a、減速機52を介して回転する(図2)。
【0055】ソレノイド55の励磁に一瞬遅れてソレノ
イド87の励磁が解除され、逆転タッチローラ13は逆
転ローラ10から離反し、バンドはテンションローラ5
1の摩擦抵抗の大きい弾性体53の周面に巻き付いて引
締められる(二次引締)。
【0056】ここで、バンドは、ゆっくりと引き締めら
れるため、例えば布団などの柔軟な被梱包物の場合など
には、作業者は、引き締められるバンドを手で持ちなが
ら、被梱包物周面の任意の適正な位置へバンドを誘導巻
きかけて引き締めることができる。
【0057】さらに、このときソレノイド27は励磁さ
れており、偏心軸24が図4紙面上反時計回り方向に回
動してフィードタツチローラ21がフィードローラ20
から離反しているため、テンションローラ51に圧接す
るテンションタッチローラ54により引戻されたバンド
はバンド通過路41c内を通過し、プールボックス内に
引戻される。
【0058】このテンションタツチローラ54のテンシ
ョンローラ51に対する圧接は、前述のように、パウダ
クラッチへの設定電圧に対応する引締めトルクにより行
われ、そのため被梱包物に対して必要以上の引締めが行
われることはなく、被被梱包物の破損、バンド、テンシ
ョンローラ、テンションンモータに対して過剰の負荷が
かかることを防止できる。
【0059】上記二次引締が継続している間、被検知部
29がテンションタツチローラ54の逆転回転に伴い回
転し、前記被検知部と隣接する回転数検知手段73が、
被検知部29に設けられた薄肉部の通過を検知し、パル
ス信号として電子回路に送信する。
【0060】さらに、引締めが継続し、被梱包物に対し
てバンドが強く巻回されると、パウダクラッチへの設定
電圧における引締めトルクを超え、前記パウダクラッチ
が滑り、テンションローラの回転が落ち、前記回転数検
知手段73の各パルスの発生間隔が長くなると、回転数
検知手段73のOFFによりコンデンサの充電量が容量
を超過し、回転数検知手段73からの二次引締終了信号
により、テンションローラ51にタッチローラを接離さ
せるソレノイド87がOFFとなり、引締めが終了す
る。
【0061】そして、前記信号により、同時に、プーリ
67bのパウダクラッチが切れ、また、カム軸4のカム
軸用電磁クラッチが再び作動してカム軸4が回転しバン
ド供給端側が把持され、前記バンドの二次引締め状態を
維持したまま、ソレノイド55の励磁が解除され、前記
腕杆57が原位置に復帰して、テンションタツチローラ
54とテンションローラ51との圧接が解除され、さら
に回転を続けるカム軸4によってバンド溶着機構50に
よるバンド重合部の溶着、供給端側の切断の既知の各工
程が終了し旧位に復帰する。
【0062】この工程終了の検知信号で前記カム軸4の
カム軸用電磁クラッチが切られ、ソレノイド27の励磁
が解除されてフィードローラ20にバンドを介してフィ
ードタツチローラ21がスプリング26により圧接し、
タイマにより所定長さのバンドを本体上面のバンド案内
アーチヘと供給し、前記タイマの設定時間満了で再びソ
レノイド27が励磁されフィードタツチローラ21がフ
ィードローラ20から離反し、梱包の一工程が終了す
る。以後は上記工程と同様に行われる。
【0063】以上、本発明の好適な実施例に付いて述べ
たが、本発明は前記実施例に限定されるものでなく、前
述従来技術において、逆転ローラの駆動軸と同期回転す
るマグネットの回転数減少を検知する回転検出部の検知
信号により電磁クラッチへの通電を遮断する装置におい
ては、前記設定パルス数に対応する信号を、電磁クラツ
チヘの動作時間を制御する信号とすればよい。
【0064】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、タイマ
ーによる設定時間バンドを引き戻し、ついで、パウダク
ラッチへの設定電圧における引締めトルク内でバンドを
引き締めるためテンションローラ、テンションモータに
対して過剰な負荷がかかることなく、被梱包物に対して
も過剰な負荷がかかることを防止することができるの
で、テンションローラ、テンションモータの消耗を防止
でき、又、被梱包物に対するバンドの食い込みなどの不
良梱包の発生を防止することができる二次引締の制御装
置を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の実施例の正面図を示すものであ
る。
【図2】本発明の装置の実施例の背面図を示すものであ
る。
【図3】図1の要部拡大図を示すものである。
【図4】図1の要部拡大図を示すものである。
【図5】図4の矢視E−E線断面図を示すものである。
【図6】ガイドプレートの斜視図を示すものである。
【符号の説明】
1 リターンシュータ 4 カム軸 5 基板 10 逆転ローラ(リターンローラ) 11 駆動軸 12a,12b,12c プーリ 13 逆転タッチローラ 14 平ベルト 15 固定ガイドプレート 16 可動ガイドフレート 20 フィードローラ 21 フィードタツチローラ 22,23 駆動軸 24 偏心軸 25 作動杆 26 スプリング 27 ソレノイド 28 ロッド 29 被検知部 30 フィードシュータ 31 フィードローラ 32 フィードシャフト 33 リターンローラ 34 リターンシャフト 35a,35b タッチローラ 36 タッチローラ 37 テンションシュータ 38 フィードシュータ 39 リターンシュータ 41a, 41b, 41c バンド通過路 42 ガイドシュータ 43 ベルト 44 カム軸用減速機 50 バンド溶着機構 51 テンションローラ (リターンローラ) 52 テンションモータ用減速機 53 弾性体 54 テンションタツチローラ 55 ソレノイド 56 ロッド 57 腕杆 58 軸 59 テンションシュータ 60 ピン 61 長孔 62 ガイドピン 63 補強プレート 64 ストッパ 65 ブラケット 66 軸 67a, 67b プーリ 68 Vベルト 73 回転数検知手段 86 偏心軸 87 ソレノイド 88 ロッド 90 作動杆 91 連動杆 92 U字状溝部 94 スプリング 95 連結片 96 割ピン 97 支点 98 腕杆 99 ブラケット 151 取付プレート 152 ガイドピン 153 段付部 161 ガイドフレート支持金具 162 折曲片 163 挿孔 164 長穴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体外へ供給されたバンド先端を把持し、
    このバンドを引戻す引戻し手段と、この引戻されたバン
    ドを被梱包物に引締めて、緊締する二次引締手段と、こ
    の引締められたバンドの供給端を把持してバンド重合部
    を接着するバンド接着手段とからなる梱包機において、 前記バンド引戻しを、被梱包物へバンドが巻回されない
    程度の設定時間内行い、前記設定時間満了信号により前
    記二次引締手段を作動するバンド引戻し手段とから成
    り、 前記二次引締手段は、入力側に設けたパウダクラッチを
    介して駆動源に連動する減速機を備えるテンションロー
    ラと当該テンションローラと摺接回転するテンションタ
    ッチローラとからなり、前記二次引締め手段におけるバ
    ンド引締め量を検知する検知手段は、前記テンションロ
    ーラの回転数を検知する検知手段による、前記テンショ
    ンローラの回転数の任意の設定回転数を検知する検知信
    号によりこの二次引締手段を停止する手段とから成る梱
    包機におけるバンド二次引締の制御装置。
  2. 【請求項2】前記テンションローラの回転数を検知する
    検知手段は前記減速機の出力軸に同期回転するパルス発
    生部たる被検知部と、この被検知部の回転軌跡に臨み設
    けたパルス発生器たる回転数検知手段とからなる請求項
    1記載の梱包機におけるバンド二次引締の制御装置。
  3. 【請求項3】前記バンド引戻しを、少なくともバンド案
    内アーチからバンドが脱出し、被梱包物へバンドが巻回
    されない程度の設定短時間内行い、前記設定時間満了信
    号により前記二次引締手段を作動するバンド引戻し手段
    とから成る請求項1記載の梱包機におけるバンド二次引
    締の制御装置。
  4. 【請求項4】前記バンド引戻しを、バンド走行速度約6
    m/sec で行い、前記二次引締めを約0.2m/secで行う
    請求項1記載の梱包機におけるバンド二次引締の制御装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008302949A (ja) * 2007-06-06 2008-12-18 Yamada Kikai Kogyo Co Ltd 結束アームの原点位置設定機構
JP2016537272A (ja) * 2013-11-11 2016-12-01 ヘラーマンタイトン・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツングHellermannTyton GmbH ポータブル式のケーブル締結器具

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