JPS627522Y2 - - Google Patents

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JPS627522Y2
JPS627522Y2 JP2515280U JP2515280U JPS627522Y2 JP S627522 Y2 JPS627522 Y2 JP S627522Y2 JP 2515280 U JP2515280 U JP 2515280U JP 2515280 U JP2515280 U JP 2515280U JP S627522 Y2 JPS627522 Y2 JP S627522Y2
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JP
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tape
feed roll
signal
supply amount
leading edge
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JP2515280U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、プラスチツク製のテープを使用す
る自動梱包機におけるテープ供給装置に関し、特
に低品質のテープを使用する梱包機に必要な装置
を提供するものである。
(考案の技術的背景) 自動梱包機が連続して円滑に作業を遂行するに
は、テープの供給が支障なく行われなければなら
ない。このためにはテープの供給過程の各サイク
ルにおいてテープ先端が所定位置で精確に停止す
ることが必要であり、更にテープ先端が推力によ
つて変形屈曲しないようにすることが必要であ
る。
(従来の技術とその問題点) 従来の自動梱包機におけるテープ供給装置は、
例えば実開昭53−90589号(実公昭57−46242号)
のようにテープ先端の所定停止位置にストツパー
を配設し、テープ先端がこのストツパーに当接す
るとストツパーに連設したリミツトスイツチが作
動し、その信号によりフイードロールの駆動力を
遮断し、フイードロールの制動機構を作動させて
テープの供給を停止させるか、又は前記リミツト
スイツチの信号によりフイードロールから従動ロ
ールを離間させる等をしてテープの供給を停止さ
せていた。
しかし、上記のいずれの方法であつてもテープ
先端がストツパーに当接した後にテープの供給停
止を行うため、駆動系の大きな慣性や作動の時間
遅れの影響を受けるのは避けられず、どうしても
テープ先端部が折れ曲つたり、又はテープに波打
ち状の変形が発生し、テープ引き戻しや接着の際
のトラブルの原因となつていた。特にこの問題は
低品質のテープ、所謂腰の弱い低価格のテープを
使用し且つ機械を高速化する場合には避けて通れ
ない大きな障害であつた。
また、一般にフイードロールの制動機構はその
摩耗等により次第に制動時間の遅れが大きくなり
テープ先端の停止位置にくるいが生じてくるこ
と、また制動機構の品質により作動のタイムラグ
のバラツキが有ること等の事情により、フイード
ロールの制動機構を作動させるタイミングをある
程度調節できるようにすることがどうしても必要
になる。この場合、テープ供給の開始時からテー
プの全供給量の制御を開始し、テープ先端が所定
停止位置に到達したとき信号を発し、フイードロ
ールの制動を行う方法が考えられる。しかし、こ
の方法によると、テープガイドの大きさが被梱包
物の大きさにより定められるから梱包機ごとのテ
ープガイドの大きさは一定ではなく、その都度テ
ープガイドの大きさに合わせてテープ供給量を調
節しなければならず、またテープガイド内のテー
プの走行抵抗やその空間の影響を受け、同じ供給
量の設定であつても、1サイクルごとにテープの
先端停止位置が異なり、テープを精確に供給でき
ない。
(考案の目的) 本考案は、高速機で、しかも低品質テープを使
用しても前述の障害を解決し得る新たなテープ供
給装置を提供するものである。
(考案の構成) 本考案の構成は、テープを供給するフイードロ
ールを急制動させる制動機構と、テープ先端が該
テープ先端の所定停止位置より所定距離手前側の
位置まで供給されたことを検知するテープ先端通
過検知手段と、該テープ先端通過検知手段の検知
信号によつて前記フイードロールの駆動力を遮断
する手段と、前記テープ先端通過検知手段の検知
信号によつて計測を開始し、所定のテープ供給量
を計測すると信号が得られるテープ供給量制御手
段とを有し、前記駆動力遮断手段で駆動力を遮断
されたフイードロールを、前記テープ供給量制御
手段の信号により前記制動機構を作動させること
によつて急速停止させて、テープ停止時にテープ
に折れ曲りや波打ち変形を発生させないで精確に
停止できるようにしたものである。
(考案の実施例) 本考案装置の構成を図面に示す一実施例につい
て説明すると、1は機体、2はテープガイド、3
はテープガイドにより案内供給されるテープ、
3′はテープ先端、4はリール、5,6は正逆転
可能な一対のフイードロールである。M1は、シ
ーラーユニツト20を作動させるためのモーター
であつて、カム軸21を駆動しテープ3の挟持、
切断及び接着等所定の動作を行わしめるもので、
22はテープ押えである。M2は、テープ3の供
給及び引締めを行うフイードロールの駆動機構と
しての正逆転モーターであつて、スイツチS3,
S4の信号により駆動される。10は、モーター
M2の回転軸にベルト13を介して連結されたプ
ーリーであつて、フイードロールの駆動力遮断手
段としての電磁クラツチ14を介して動力を伝動
軸11にする。伝動軸11の回転はカウンターギ
ヤ8,9を介してフイードロール軸7に伝達され
る。このフイードロール軸7には、駆動フイード
ロール5が嵌着固定され、このフイードロール5
の外周にはテープ3を挟んで従動フイードロール
6が圧接される。12は、伝動軸11に軸着した
電磁ブレーキであつて、フイードロール5,6を
急制動させる制動機構を構成している。S5は、
テープ先端の所定停止位置TSより所定距離(第
1図中にLで示される)手前側の位置において被
梱包物載置台下のテープガイド2aの下面に配設
されたテープ先端通過検知手段のスイツチであつ
て、テープ先端3′がスイツチS5の位置に到達
して該スイツチS5に当接しこれを作動させる
と、その検知信号により後述するテープ供給量制
御手段である計数機構が作動されると同時にモー
ターM2の電源が遮断され、電磁クラツチ14の
接続が解除され、それ以後はフイードロール5,
6のみの小さな慣性力によりテープ3を所定停止
位置TSまで供給することになる。30は、フイ
ードロール軸7に軸装され、同一円周上に等間隔
を保つて透孔30aを穿設したパルス発生円板、
31,32は、円板30の透孔30aを挟んで対
向する発光素子及び受光素子であつて、円板30
の透孔30aが到来する毎に得られる受光素子3
2のパルス出力はスイツチS5からの信号が一方
の入力側に供給されるアンド回路33の他方の入
力側に供給され、アンド回路33の出力は入力端
子35iを介してカウンタ34に供給されてカウ
ントされる。このカウンタ34において入力パル
スを所定数カウントする毎に得られるカウント出
力信号はブレーキ駆動回路36に供給される。こ
の場合カウンタ34の所定カウント数は、テープ
先端3′がスイツチS5に到達してから所定停止
位置TSに達する迄のテープ供給量に応じた数に
設定される。即ち、このカウンタ34は、テープ
供給量制御手段である計数機構を構成し、テープ
先端通過検知手段のスイツチS5の検知信号によ
つて計測(パルスカウント)を開始し、所定のテ
ープ供給量を計測する(所定カウント数に達す
る)と信号が得られるものであつて、このテープ
供給量制御手段の信号によりブレーキ駆動回路3
6を作動させて前記電磁ブレーキ12を励磁し、
前記フイードロール5,6を急速に停止させる。
なお、カウンタ34は、起動スイツチ信号その他
の作動信号がリセツト端子35rに供給されるこ
とによつてリセツトされる。
次に本考案装置の作動を説明すると、第1図の
如くテープ3が所定停止位置TSまで供給されて
いる状態において、起動スイツチ(図示せず)を
押すとモーターM1が起動し、カム軸21が回転
してテープ押え22によりテープの先端部を挟持
する。これが終るとスイツチS4が作動し、その
信号で、モーターM1が停止してカム軸21の回
転が停止され、同時にこの信号でモーターM2が
逆転(フイードロール5が第1図で時計方向に回
転)し、電磁クラツチ14が接続されて、フイー
ドロール5,6によりテープ3を引き戻す。引き
戻されるテープがスイツチS2を作動させると、
その信号によりタイマー(図示せず)が計時を開
始し、設定された時間分だけテープの引締めを行
う。このタイマーがタイムアツプすると、その信
号によりモータM2の電源が遮断され、電磁クラ
ツチ14の接続が解除されて、テープの引締めを
終了する。これと同時にそのタイムアツプの信号
により再びモーターM1が起動し、カム軸21が
回転してテープの切断、接着等が行われ、被梱包
物Pの梱包作業が終了する。これと同時にスイツ
チS3が作動し、その信号によりモーターM1が
停止してカム軸21の回転が停止され、同時にス
イツチS3の信号によりモーターM2が正転(フ
イードロール5が第1図で反時計方向に回転)
し、電磁クラツチ14が接続されてフイードロー
ル5,6によりテープ3をテープガイド2内に供
給する。テープ先端3′がスイツチS5に当接し
これを作動させると、その検知信号によりモータ
ーM2の電源が遮断され、電磁クラツチ14の接
続が解除され、それ以後はフイードロール5,6
のみの小さな慣性力によつてテープ3を供給す
る。一方、このスイツチS5の検知信号はアンド
回路33にも供給されるから、この回路33から
は受光素子32からのパルスに応じたパルス出力
が得られ、これがカウンタ34で計数され所定数
カウントすると、即ちテープ先端3′が所定停止
位置TSに到達するとカウンタ34のカウント出
力信号によりブレーキ駆動回路36が作動されて
電磁ブレーキ12が励磁され、フイードロール
5,6が急速停止されてテープ3の供給を終了す
る。
なお、テープ先端通過検知手段は、スイツチS
5のような接触スイツチに代え、光電変換素子そ
の他の非接触スイツチを適用し得る。
また、フイードロールの駆動力遮断手段として
は、上述した電磁クラツチ14に代え、モーター
M2の回転軸に装着したロールと伝動軸11に装
着したロールとの間に転接するアイドラーをソレ
ノイド等によつて圧接又は離間させるようにして
もよい。またスイツチS5の信号により電磁クラ
ツチ14の接続を解除する際にモーターM2の電
源を遮断しなくてもよい。
更に、計数機構のパルス発生部はフイードロー
ルの回転に応じたパルスが得られればよく、また
光学的検出に代え、磁気的検出等任意の回転検出
機構を適用し得る他、パルス計数によらずフイー
ドロールの外周部から直接距離を計測してテープ
の供給量を検出する方法も考えられ、要はテープ
先端通過検知手段の検知信号によつてテープ供給
量の計測を開始し、予め設定された所定のテープ
供給量を計測すると信号が得られるテープ供給量
制御手段であればよい。
更にまた、制動機構は、電磁ブレーキ12に代
え、伝動軸11に装着したブレーキドラムとこれ
にカウンタ34のカウント出力信号によつて圧接
するブレーキシユーとを有する制動機構等任意の
機構を適用し得、また伝動軸11に装着するに代
えてフイードロール軸7に装着することも可能で
ある。本考案における制動機構は、テープ先端通
過検知手段の検知信号により計測を開始するテー
プ供給量制御手段の信号によりフイードロールの
制動を行うものであればよく、その方法や構造等
に制限を受けるものではない。
(考案の効果) 本考案は以上説明したように、テープ先端がテ
ープ先端通過検知手段のスイツチS5を作動させ
た信号により電磁クラツチ14の接続を解除して
フイードロールの駆動力を遮断し、それ以降はモ
ーターやプーリー等の駆動系の大きな慣性力が遮
断されてフイードロール5,6のみの小さな慣性
力でテープが供給されるから、フイードロール
5,6を制動機構により瞬時に停止させることが
でき、腰の弱いテープを高速で供給する場合にお
いても、折れ曲りや波打ち状の変形を与えること
なくテープを所定停止位置に精確に停止させるこ
とができ、これによつてテープの引き戻しや装着
に際してのトラブルを防止できると共に、制動機
構を小型化し得る等の利点を有する。
更に本考案においては、テープ先端の所定停止
位置より所定距離手前側の位置にテープ先端通過
検知手段であるスイツチS5が設けられ、その信
号によりテープ供給量制御手段である計数機構の
計数を開始させ、テープ先端3′が所定停止位置
に到達する予め設定されたカウント数を計数する
とそのカウント出力信号によりフイードロールの
制動機構を作動させてフイードロールを急速停止
させることができるから、テープ先端の所定停止
位置とテープ先端通過検知手段との距離Lは、テ
ープガイドの大きさとテープの品質には無関係に
ある一定値に設定でき、またその距離Lを短く設
定できるので、テープの走行抵抗等の影響を極め
て少なくでき、これによつて計数機構の調節は、
制動機構の摩耗等による作動の時間遅れに対処す
るだけでよく、その調節頻度を非常に少なくでき
る上、低品質テープ等各種のテープを精確に供給
できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案装置の一実施例を示し、第1図は
正面図、第2図は動力伝達装置の平面図、第3図
はパルス発生円板の正面図である。 5,6……フイードロール、12……電磁ブレ
ーキ、14……電磁クラツチ、30……パルス発
生円板、31……発光素子、32……受光素子、
34……テープ供給量制御手段のカウンタ、S5
……テープ先端通過検知手段のスイツチ、TS…
…テープ先端の所定停止位置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) プラスチツク製のテープを包装材とする自動
    梱包機において、前記テープを供給するフイー
    ドロールと、該フイードロールを急制動させる
    制動機構と、テープ先端が該テープ先端の所定
    停止位置より所定距離手前側の位置まで供給さ
    れたことを検知するテープ先端通過検知手段
    と、該テープ先端通過検知手段の検知信号によ
    つて前記フイードロールの駆動力を遮断する手
    段と、前記テープ先端通過検知手段の検知信号
    によつて計測を開始し、所定のテープ供給量を
    計測すると信号が得られるテープ供給量制御手
    段とを有し、該テープ供給量制御手段の信号に
    より前記制動機構を作動させることによつて前
    記フイードロールを急速停止させるようにした
    ことを特徴とする自動梱包機におけるテープ供
    給装置。 (2) テープ供給量制御手段が、テープ先端通過検
    知手段の検知信号によりテープの供給量をパル
    スカウントし、所定カウント数に達するとカウ
    ント出力信号が得られる計数機構でなる実用新
    案登録請求の範囲第1項記載のテープ供給装
    置。 (3) フイードロールの駆動力を遮断する手段が電
    磁クラツチである実用新案登録請求の範囲第1
    項又は第2項記載のテープ供給装置。
JP2515280U 1980-02-28 1980-02-28 Expired JPS627522Y2 (ja)

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JPS56128806U JPS56128806U (ja) 1981-09-30
JPS627522Y2 true JPS627522Y2 (ja) 1987-02-21

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ID=29621208

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