JP3604552B2 - 梱包機におけるバンド二次引締の制御装置 - Google Patents

梱包機におけるバンド二次引締の制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、梱包機におけるバンド二次引締の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
梱包機におけるバンドの引締工程は、梱包機本体内のバンド供給機構により本体外へ繰り出し、本体外のバンド案内アーチあるいは人手により被梱包物周囲に配置されたバンドをこのバンド先端をプレス部材で把持し、本体内のバンド引戻しを行う機構により被梱包物に巻回し(引戻し)、ついで緊締するよう引締める(二次引締)という細分化すれば二工程により行われ、また、被梱包物へのバンド引締め量は、被梱包物の大きさあるいは段ボール、木箱、布団など、被梱包物の種類あるいは硬さにより調節し得る構成が採られている。例えば、大型の被梱包物に対しては大きな引締め量が必要であり、小型の被梱包物に対しては、微量の引締めで必要充分な引締めが行える。また、布団など柔らかい物は、引締め量としては大きくなるが、引締め力は弱くてよい。そして、これらの引締め量あるいは強さの調整は、梱包機に設けられた調整ダイヤル等を調整することにより被梱包物毎に行われている。
【0003】
そして、従来、一般的には、引締め強さを考慮せずに、引締めの量を時間で捉え、ダイヤルで調整された設定時間、バンドの引締めを行い二次引締工程を終了する。
【0004】
このような二次引締工程の引締めの制御手段としては、タイマによる設定時間に対応するバンド引締め量を制御の基準としたものとして、一例として特公平3−9004号のようにバンド引戻し(引戻し工程)を行う逆転駆動ローラと、この逆転駆動ローラにバンドを介して摺接し、従動回転する逆転タッチローラを設け、さらに前記逆転駆動ローラに比し、低速高トルクでテンションモータにより回転駆動されるテンションローラと、このテンションローラに圧接離自在のテンションタツチローラとを設け、前記逆転タッチローラでバンドを被梱包物に巻回するまで引戻して(引戻し工程)、被梱包物に巻回したことを検知する検知手段により、前記テンションタッチローラをテンションローラに、タイマによる設定時間、バンドを介して圧接して被梱包物を緊締し(二次引締工程)、このタイマの設定時間満了後、テンションローラヘのタッチローラの圧接を解除するようにしたものが開示されている。
【0005】
さらに他の二次引締工程の制御手段としては、前記逆転タッチローラでバンドを被梱包物に巻回するまで引戻して(引戻し工程)バンド引締時におけるバンドにかかるトルクを検知するものとして、特開昭59−199408号のように、引締ローラの駆動軸と同期回転するマグネットの回転数を検出する回転検出部を設け、バンドの引締め完了で前記ローラの回転数が設定値まで減少したこと又は停止を検出して駆動源との間に介設された乾式単板電磁クラッチヘの通電を断つようにしたものが提案されている。この場合のバンド引締力は乾式単板電磁クラッチの印加引締設定電圧による設定引締トルクによって得られ、この設定引締トルクまで被梱包物に対してバンドが引締められるとテンションモータの回転力を引締ローラの駆動軸に伝動するアーマチュアが乾式単板電磁クラッチのロータの磁力に抗して滑り始め、テンションモータの回転力が引締ローラの駆動軸に伝動しなくなり、前記駆動軸と同期回転するマグネットの回転速度が低下するので、前記検出部の検知信号により乾式単板電磁クラツチヘの通電を断ち、駆動軸への動力伝達を停止する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記逆転タッチローラでバンドを引戻して(引戻し)被梱包物に巻回したことを検知する検知手段により前記テンションタッチローラをテンションローラにタイマによる設定時間バンドを介して圧接して被梱包物を緊締(二次引締)する手段にあっては、前記引戻し工程で被梱包物に巻回されたバンドの弛みは、被梱包物の大きさ(外周)とくに、その高さ及びバンド引き締めにより引き締められる部位の柔らかさにより異なる。すなわち、被梱包物が小型(低いもの)で固いものの場合には、巻回されたバンドの弛みは少なく、また被梱包物が大型の場合には、巻回されたバンドの弛みは小型の被梱包物の場合に比べ大きいものとなる。そのため、小型あるいは固い被梱包物に対しては、二次引締工程におけるバンド引締め量は少量で良く、それ以上の引締めは被梱包物の破損、バンドの破断、テンションモータに対する過剰の負荷となる。 ところが、ふとんなど嵩比重の高い柔らかいものの場合には、前記引戻しによりすでにバンドが被梱包物に食い込んでいるため、二次引締により被梱包物が損傷することがあった。一方、大型の被梱包物に対して二次引締工程におけるバンド引締め量が不足すると、バンドの弛みや荷解けの原因となる。そのため、梱包に際しては、被梱包物の大きさあるいは柔らかさに応じて二次引締を調整する必要がある。
【0007】
また、柔軟な被梱包物や外形形状が不定形ないしは複雑なものについては、バンド案内アーチから脱出したバンドが被梱包物上で引締め力により被梱包物中央の適正なバンド掛け位置からずれて梱包されることになり、商品としての見場の悪いものともなる。
【0008】
しかし、前記逆転タッチローラでバンドを引戻して(引戻し)被梱包物に巻回したことを検知する検知手段により前記テンションタッチローラをテンションローラにタイマによる設定時間バンドを介して圧接して被梱包物を緊締(二次引締)する従来の梱包機における二次引締の制御手段においては、予め設定された時間又は設定引締トルクに応じて引戻しないし二次引締が行われるものであり、そのため被梱包物が小さい場合には前記引戻しによりバンドは、被梱包物に充分巻回されているにも拘らず、被梱包物に対して必要以上の量(ストローク)引締めが行われることになり、この場合バンドの破断や、摩擦抵抗を大きくするためウレタンなどの樹脂成形されたテンションローラが、このテンションローラに圧接離自在のテンションタツチローラにより、このテンションタッチローラの幅で、極めて短時間で摩耗してしまうと共に、テンションモータの過負荷によるモータの損傷などの不具合が生じる原因となる。また、被梱包物に対する必要以上の引締めは、被梱包物に対するバンドの食い込み、ついには、バンドの破断、被梱包物の破損などを生じる原因となる。とくに柔軟な被梱包物にあっては、容易に破損する。
【0009】
一方これとは反対に、当初の設定に比べ被梱包物が大きい場合又柔軟な場合においても、バンドの二次引締が不充分となり、バンドの弛みや荷解けの原因となるという問題が生じていた。
【0010】
例えばタイマによる設定時間バンドを引締める(二次引締)装置においては、前記タイマに接続され、通常梱包機上面に他のスイツチ(起動スイツチ、バンド正・逆転スイツチ)等と共に配置されるテンション調整ダイヤルを任意に調整して行うが、例えばテンションダイヤルの目盛りを「10」に合わせた場合、バンドを150mm引締めるように設定され、「4」にしたときは、60mmのストロークバントが引締められる。小型の被梱包物に対する引締めは短い引締め量(ストローク)に対応して短時問に終了させ、大型の被梱包物の引締めは、小型の被梱包物に比べて長時間の引締めが必要であるが、小型の被梱包物に対して必要以上の時間(ストローク)バンドを引締めると、バンドの引締時間経過以後の引締めはテンションモータに過負荷となり急激に過大電流か流れ、さらにバンドの破断強度以上に引締められるとバンドが破断し、PPバンドではその破断部がたんざくのように細かい縦割れ状態に破断するので、その破断部をカッターなどで切捨て、バンドを梱包機に再度装填しなければならないという煩わしさがあった。
【0011】
また、引締ローラの駆動軸と同期回転するマグネットの回転数減少を検知する回転検出部の検知信号により電磁クラツチヘの通電を遮断する装置においては、小型の被梱包物に対して必要以上バンドを引締めると前者の装置と同様に、柔軟な被梱包物にあっては、すでにバンドが被梱包物に食い込んでおり、つづく二次引締めによりテンションモータに急激に過大電流が流れ、さらにバンドの破断強度以上に引締められるとバンドが破断する。すなわち、バンドを被梱包物に必要以上の引締力で緊締するとバンドにかかる引張力により引締ローラの回転が低速になり前記検出部の検知信号により電磁クラツチヘの通電は遮断されるが、引締ローラの回転が低速になってから電磁クラツチヘの通電が遮断するまでの僅かな時間の間のテンションモータの回転慣性力によりバンドが破断する。例えば、通常70〜80kgf の引締力を設定して梱包するが、硬い被梱包物ではテンションモータの回転慣性力で急激に130kgf の引締力に達してしまう。この電磁クラッチへの通電が遮断されるまでに要する時間は、被梱包物の大きさにより異なるものでなく、同一時間高トルクの負荷がかかった場合には大型の被梱包物に対する場合に比べ小型の被梱包物、柔らかい被梱包物を梱包している場合の方が被梱包物、バンド、テンションローラ、テンションモータにかかる負荷は過大なものとなる。
【0012】
さらに、前記電磁クラッチをテンションローラ側の2次側(出力側)に組み込んだものは、トルク制御上では、有効だが、大きい容量の電磁クラッチを必要とし、部品コストが高いものと成る。又、前記電磁クラッチをテンション1次側(入力側)に組み込んだものは、電磁クラッチの容量は、小さくて済むが、トルク制御には不向きであった。
【0013】
また、上記二次引締が低速であるといっても、約7m/secの高速で行われるバンド逆転により、すでにバンドは、被梱包物に巻き付いており、引締め工程が連続して行われるためバンド掛け位置を調整することはできない。逆転時、手をバンドに掛ければプラスチック製バンドの端縁で負傷する。また、バンドの二次引締めは大きなトルクでやはりある程度の速度、例えば、0.5m/secで行われるため二次引締め時ないし一端被梱包物に巻き付いたバンドをつかみ、通常の人力で、バンドを移動ないし保持することはできない。かように、前述した柔軟な被梱包物や外形形状の複雑な被梱包物について、バンド案内アーチから脱出したバンドが被梱包物上で引締め力により被梱包物中央の適正なバンド掛け位置からずれて梱包されることになることを梱包しながら位置調整することができればよいが、かような要求には対応できない。
【0014】
本発明は、叙上の問題点を解決するために開発されたもので、被梱包物の破損、テンションモータの過負荷やバンドの破断を防ぎ、さらには、柔軟な被梱包物や外形形状が不定形ないしは複雑なものにあっても適正なバンド掛け位置を調整することを可能とする梱包機におけるバンド二次引締の制御装置を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、本体外へ供給されたバンド先端を把持し、このバンドを引戻す引戻し手段と、この引戻されたバンドを被梱包物に引締めて、緊締する二次引締手段と、この引締められたバンドの供給端を把持してバンド重合部を接着するバンド接着手段とからなる梱包機において、
前記引戻し手段によるバンド引戻しを、被梱包物へバンドが巻回されない程度の設定時間内行い、前記設定時間満了信号により前記二次引締手段を作動するバンド引戻し時間設定手段とから成り、前記二次引締引戻し手段は、入力側に設けたパウダクラッチを介して駆動源に連動する減速機を備えるテンションローラと当該テンションローラと摺接回転するテンションタッチローラとからなり、
前記二次引締め手段におけるバンド引締め量を検知する検知手段は、前記テンションローラの回転数を検知する検知手段による、前記テンションローラの回転数の任意の設定回転数を検知し、この二次引締手段を停止する手段とから成る。
【0016】
前記テンションローラの回転数を検知する検知手段は前記減速機の出力軸に同期回転するパルス発生部たる被検知部と、この被検知部の回転軌跡に臨み設けたパルス発生器たる回転数検知手段により構成することができる。
【0017】
また、前記バンド引戻しを、少なくともバンド案内アーチからバンドが脱出し、被梱包物へバンドが巻回されない程度の設定短時間内、例えばバンド走行速度6 m/secで行い、前記設定時間満了信号により例えば、0.2 m/secで前記二次引締手段を作動すれば、バンド掛け位置の調整が危険なく行える。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照して説明すると、図1において、バンド通過路をなすバンドシュータは、リターンシュータ1, テンションシュータ59およびフィードシュータ30から成り、このリターンシュータ1 内のバンド通過路41aに臨みバンド引戻し作用方向へ回転するリターンローラを成す逆転ローラ10と、この逆転ローラ10に摺接し従動回転するタッチローラたる逆転タッチローラ13を圧接離自在に設ける。
【0019】
逆転ローラ10の駆動軸11はその軸端が基板5の裏面に突出し、図2に示すように駆動軸11の軸端に平ベルト用のプーリ12aを楔着し、このプーリ12aと、既知のバンドグリッパー、図示せざるヒータおよび、センタープレス等を作動せしめるカム軸4を駆動するカム軸用減速機44の入力軸に設けたプーリ12bに平ベルト14を巻回し、逆転ローラ10は常時回転している。前記入力軸はベルト43を介して図2右方の図示せざるモータに連結され、前記カム軸4は、前記人力軸に設けたカム軸用電磁クラッチにより回転が制御される。
【0020】
前記逆転タッチローラ13は、偏心軸86に軸承され該軸86の後端には作動杆90の一端をボルトで固定し、作動杆90の他端を連結片95に設けたU字状溝部92に遊嵌し、この連結片95を割ピン96で前記作動杆90に連結する。そして連結片95の下端に連動粁91の上端を螺着し、連動杆91の下端に腕粁98の一端を連結し、該腕杆98の暗中央を基板5の下方のブラケット99に支点97で回動自在に設け、腕杆98の他端を前記ブラケット99に設けたソレノイド87のロッド88先端に連結する。なお、前記連動杆91の下端はスプリング94を介して逆転タッチローラ13を逆転ローラ10から常時離反する方向に付勢されている。尚、連結片95内に圧縮バネを内蔵し、あるいは作動杆90と連動杆91を引張りバネで連結しても良い。
【0021】
テンションローラ51は金属製ローラの外周にウレタン等の摩擦抵抗の大きい弾性体53を貼設した大径のローラで、このテンションローラ51に摺動し従動回転するタッチローラたるテンションタッチローラ54を圧接離自在に設ける。
【0022】
なお、図3において、6は切欠孔で、基板5に設けられ、テンションローラ51を基板5の裏面から挿入できるように形成し、テンション用減速機52を基板5の裏面に装着できるようにしたものである。
【0023】
テンションタツチローラ54は、図1に示すように、基板5に一端を軸66により回動自在に連結した腕杆57の軸58に取り付けられ、該腕杆57の他端はソレノイド55のロッド56先端に連結し、ロッド56の伸縮により、テンションタツチローラ54の外周をテンションローラ51の外周に圧接離自在に構成されている。
【0024】
テンションシュータ59は、テンションローラ51の外周の一部をバンド通過許容間隙を形成するバンド通過路41bを設けて形成され、その一端をリターンシュータ1の後端部に、他端を前記テンションタッチローラ54の外周の一部に臨ませ、テンションシュータ59の下端は前記腕杆57にピン60,60で係合しており、腕杆57の擺動動作に連動して上下動可能に設けている。
【0025】
さらにテンションシュータ59には上下方向に長いガイド溝たる長孔61を設け、該長孔61内にそれぞれ基板5の表面に貼設した補強プレート63に突設したガイドピン62を嵌挿する。前記テンションシュータ59はガイドピン62により案内されて前記ソレノイド55のロッド56の伸縮による腕杆57の揺動動作に連動して上下方向に移動する。すなわち腕杆57は通常、図1の実線で示すようにブラケット65に設けたストッパ64の先端に当接して図1紙面下方に位置しておりテンションタツチローラ54はテンションローラ51から離反している。
【0026】
腕杆57の揺動動作に連動するテンションシュータ59は図1紙面の実線の位置にあり、テンションシュータ59とテンションローラ51問のバンド通過路41bのバンド出口の上端縁はリターンシュータ1のバンド通過路41aのバンド人口(バンド供給方向後方の開口:以下回じ)の上端縁より下方に位置し、供給バンドの先端がバンド通過路41bのバンド出口(バンド供給方向前方の開口:以下同じ)よリバンド通過路41aのバンド入口内に円滑にかつ確実に送給されるように形成されている。
【0027】
また、ソレノイド55が励磁されてロッド56が腕杆57を図1紙面上方へ擺動してテンションタツチローラ54がテンションローラ51に圧接してバンドを引戻すとき、テンションシュータ59は腕杆57により上方に移動し、テンションシュータ59のバンド通過路41bの一端は図1 の二点鎖線に示すようにリターンシュータ1のバンド通過路41aの後端のバンド入口より上方に移動し、バンド通過路41bのバンド出口の大きさはリターンシュータ1のバンド通過路41aのバンド入口より大きくなるように形成している。
【0028】
図2においてテンションローラ51のテンション用減速機52への入力軸に設けたプーリ67aの側面には120°分割位置に薄肉部を形成したパルス発生部たる被検知部29を形成し、この被検知部29の回転軌跡に臨みパルス発生器たる回転数検知手段73が取付けられている。この回転数検知手段73は、フォトセンサ、磁気センサなど適宜選択可能であるか、実施例では近接センサーの一種で、前記薄肉部たる被検知部29が回転数検知手段73の高周波発信部及び受信部問を通過するとONで1パルスを発生し、これにそれぞれ接続したコンデンサから放電され、被検知部29の薄肉部以外の部分が前記発信部及び受信部間を通過するとOFFで1パルスを発生し前記各コンデンサに充電される。
【0029】
前記回転数検知手段73の各パルスの発生間隔が長くなると、回転数検知手段73のOFFによりコンデンサの充電量が容量を超過し、信号を発生するように電子回路が構成され、前記回転数検知手段73の信号により、テンションローラ51にタッチローラを接離させるソレノイド55をOFFとする。そして、上記信号の発生時期はコンデンサの容量を変化させ任意に調整される。
【0030】
また、前記電子回路は、前述のコンデンサによる回転数減少(停止を含む)検知信号発生回路を構成する。すなわち、設定パルス数を検出した場合に、二次引締工程におけるバンド引締めを停止させ、ソレノイド55をOFFして引締工程を解除する解除信号を発生するように設定する。前記解除信号は、同時にカム軸4を回転せしめて次工程のバンド供給端側の把持及びバンド供給端の切断、そしてバンド先端及び供給端の重合部の溶着に移行せしめるものである。
【0031】
詳細には、バンド引締力は電磁クラッチの引締設定電圧による設定引締トルクによって得られ、この設定引締トルクまで被梱包物に対してバンドが引締められるとテンションモータの回転力を引締ローラの駆動軸に伝動するアーマチュアが電磁クラッチのロータの磁力に抗して滑り始め、テンションモータの回転力が引締ローラの駆動軸に伝動しなくなり、前記駆動軸と同期回転するマグネットの回転速度が低下するので、前記検出部の検知信号により電磁クラツチヘの通電を断ち、駆動軸への動力伝達を停止する。
【0032】
テンションローラの駆動機構について以下説明すると、前記プーリ12bと同軸にカム軸用減速機44の入力軸に併設したパウダクラッチを介してプーリ67bを設ける。テンションローラ51はテンション用減速機52の駆動軸22の後端に楔着したプーリ67aとVベルト68を介して前記プーリ67bを連結して回転駆動される( 図2)。
【0033】
前記パウダクラッチは、励磁コイルに通電すると、ロータ、出力リングの内・外周にあるパウダ(磁性粉体)が鎖状につながり、ロータと出力リングが固着されてクラッチが連結し、電流を切ると磁束は消滅し、遠心力の作用で、パウダが分離し、クラッチは瞬時に開放する構成の(マイクロ)パウダクラッチを用いている。
【0034】
そして、前記パウダクラッチの設定電圧の調整により、最小値 10〜20kgf、最大値 100kgf の引締め力を得ることが可能である。
【0035】
又、前記テンション用減速機52は、テンションローラ51の回転数を0.2m/secとし、二次引締め時、充分人手によりバンドを保持してバンド掛け位置を調整可能としている。
【0036】
さらに、テンションローラ51のテンション用減速機52の駆動軸22の後端に楔着したプーリ67aの側面に120°分割位置に薄肉部を形成したパルス発生部たる被検知部29を設け、この被検知部29の回転軌跡に臨みパルス発生器たる回転数検知手段73が取付けられている。この回転数検知手段73は、フォトセンサ、磁気センサなど適宜選択可能であるか、実施例では近接センサーの一種で、前記被検知部29が回転数検知手段73の高周波発信部及び受信部問を通過するとONで1パルスを発生し、これにそれぞれ接続したコンデンサから放電され、被検知部29の薄肉部以外の部分が前記発信部及び受信部間を通過するとOFFで1パルスを発生し前記各コンデンサに充電される。
【0037】
前記回転数検知手段73の各パルスの発生間隔が長くなると、回転数検知手段73のOFFによりコンデンサの充電量が容量を超過し、信号を発生する。
【0038】
図1において、20はフィードローラで駆動軸23で基板5に軸承され、このフィードローラ20の外周の一部にブールボックスのバンド出口が臨んでいる。そしてフィードローラ20に摺接し従動回転するタッチローラたるフィードタッチローラ21を圧接離自在に設ける。
【0039】
フィードローラ20の駆動軸23はその軸端が基板5の裏面に突出し、図2に示すように、駆動軸23の軸端に平ベルト用のプーリ12cを楔着し、このプーリ12cには前述した逆転ローラ10のプーリ12aに巻回する平ベルト14を巻回しておりプーリ12aと同方向すなわちバンド供給作用方向に回転駆動される。
【0040】
フィードタツチローラ21は偏心軸24の先端に軸承され、該軸24の後端にはL字状の作動杆25中央の屈曲部付近をボルトで固定し、該作動杆25の一端をスプリング26でフィードタツチローラ21がフィードローラ20に圧接する方向に回動するように付勢すると共に、作動杆25の他端をソレノイド27の口ッド28先端に連結する。ソレノイド27を励磁している状態でスプリング26に抗してフィードタツチローラ21がフィードローラ20から離反しており、励磁を解除するとロッド28は作動杆25を前記スプリング26の付勢力によって、偏心軸24をフィードタツチローラ21がフィードローラ20に圧接する方向に回動する。
【0041】
また、41cはバンド通過路で、フィードローラ20とフィードタッチローラ21の間隙およびテンションローラ51とテンションタツチローラ54の間隙との間を連通するフィードシュータ30で構成されている。
【0042】
このフィードシュータ30は、図4および図5に示すように、基板5の表面に貼設した取付プレート151の表面に、断面L字状に一体に形成した湾曲形状の固定ガイドプレート15と、該固定ガイドプレート15にバンド通過許容間隙を介して対峙する湾曲形状の可動ガイドフレート16とで構成されている。
【0043】
前記固定ガイドプレート15は、その一端がフィードローラ20の外周の一部に臨み、他端がテンションタツチローラ54の外周の一部に臨んで、基板5に固定されている。
【0044】
前記可動ガイドプレート16は、図6に示すように、断面L字状を成すプレートに折曲片162を設けたガイドプレート支持金具161に、前記所曲片162を介してスポツト溶接で一体に形成したもので、ガイドプレート支持金具161の断面L字の一片にフィードタツチローラ21の偏心軸24の先端を挿通する挿孔163を設け、さらに案内溝を成す長穴164を設ける。この長穴164の幅は固定ガイドプレート15の取付プレート151の表面に突設したガイドピン152の先端の投付部153が挿入可能に設けている。梱包機本体に装着したバンドリールのバンドコイルから引き出したバンドの先端をプールボックスのバンド通過路の出口よりフィードローラ20とフィードタツチローラ21間に差し込む。ここで正転スイツチを導通すると、常時回転している平ベルト14を介して逆転ローラ10のプーリ12aおよびフィードローラ20のプーリ12cが同方向へ回転する。このときソレノイド87の励磁が解除されており、逆転タッチローラ13はスプリング94の付勢力により連動杆91、連結片95、作動杆90を介して偏心軸86を回動して逆転ローラ10から離反している。
【0045】
一方、フィードタツチローラ21は前記正転スイッチのONでソレノイド27の励磁が解除されスプリング26の付勢力により作動杆25を介して偏心軸24が回動されてフィードローラ20に圧接する。
【0046】
したがって、バンド先端は、図1において、フィードローラ20とフィードタツチローラ21間で圧接駆動されて固定ガイドプレート15と可動ガイドプレート16間のバンド通過路41cを成すフィードシュータ30へ給送される。このとき、可動ガイドプレート16はガイドプレート支持金具161がフィードタッチローラ21の偏心軸24により図4および図5紙面右方の実線で示す位置に移動しかつガイドプレート支持金具161の長穴164がガイドピン152先端の段付部153で案内され、固定ガイドプレート15と可動ガイドプレート16問で形成するバンド通過路41cの内壁空間は略平行にバンド通過許容間隙に可及的に近い間隙に狭く形成されている。
【0047】
そして、図1および図3においてソレノイド55は未だ励磁されていないので腕杆57は下方のストッパ64に当接し、テンションタッチローラ54はテンションローラ51から離反しており、テンションシュータ59は図1紙面下方の実線の位置にある。したがってフィードローラ20とフィードタッチローラ21間で給送されるバンド先端は、固定ガイドフレート15と可動ガイドフレート16間のバンド通過路41cを成すフィードシュータ30を通過してテンションローラ51とテンションタツチローラ54の間隙を経てテンションシュータら9のバンド通過路41bの入口を通過し、バンド通過路41bの出口よりリターンシュータ1のバンド通過路41a内へ円滑にかつ確実に給送され逆転ローラ10と逆転タッチローラ13間に到達する。
【0048】
そしてバンド先端は逆転ローラ10と逆転タッチローラ13問を通過して図示せざる梱包機本体外へ、あるいは、本体上のバンド案内アーチ内ヘタイマにより所定長さのバンドが送給され、被梱包物周囲に配置され、バンド先端がバンド溶着機構50に到達し、前記タイマの設定時間満了信号でソレノイド27が励磁されフィードタツチローラ21がフィードローラ20から離反する(図2)。以上のようにしてバンドの装填が終了する。
【0049】
次いで、起動スイツチを0Nにすると、カム軸4の入力軸に設けたカム軸用電磁クラッチが作動し、カム軸4が回転し、バンド溶着機構50のバンド先端把持機構によりバンド先端が把持される。同時に図示せざるバンドの先端の把持を検知する検知手段の検知信号により、ソレノイド87が励磁されソレノイド87のロッド88がスプリング94の付勢力に抗して腕杆98を擺動し連動杆91、割ピン96、作動杆90を介して偏心軸86を回動し、逆転タッチローラ13は逆転ローラ10に圧接する。
【0050】
前記バンドの先端の把持を検知する検知手段の検知信号と同時に、図示せざるタイマーがONで、リターンシュータ1のバンド通過路41a内のバンド供給端側は回転駆動する一対のローラ10,13によって設定時間高速で引戻される(引戻し)。
【0051】
上記タイマーの設定時間は、本体にバンド案内アーチが付設されている自動梱包機の場合には、バンド案内アーチの開口端縁から脱出する程度でよく被梱包物に巻きかけられる必要が無い。
【0052】
そして、引戻されるバンドはテンションシュータ59のバンド通過路41b内の外壁内局面を円滑に摺りながら走行する。
【0053】
前記タイマーの設定時間経過でバンドがアーチから脱出し、同時に、前記設定時間満了信号で、ソレノイド55が励磁され、腕杆57を図1紙面上反時計回り方向へ回動して偏心軸58上のテンションタッチローラ54がテンションローラ51へ圧接される。また、前記信号で図示せざるパウダクラッチが作動し、テンション用減速機52を介してテンションローラ51が低速高トルクで回転する。
【0054】
テンションモータ用減速機52の駆動軸22の後端に楔着したプーリ67aに巻回したVベルト68を介してプーリ12bと同軸に設けたプーリ67bが回転しており、このプーリ67bの回転は同軸に設けたパウダクラッチを介してプーリ67bを回転するので、テンションローラ51はVベルト68および、プーリ67a、減速機52を介して回転する(図2)。
【0055】
ソレノイド55の励磁に一瞬遅れてソレノイド87の励磁が解除され、逆転タッチローラ13は逆転ローラ10から離反し、バンドはテンションローラ51の摩擦抵抗の大きい弾性体53の周面に巻き付いて引締められる(二次引締)。
【0056】
ここで、バンドは、ゆっくりと引き締められるため、例えば布団などの柔軟な被梱包物の場合などには、作業者は、引き締められるバンドを手で持ちながら、被梱包物周面の任意の適正な位置へバンドを誘導巻きかけて引き締めることができる。
【0057】
さらに、このときソレノイド27は励磁されており、偏心軸24が図4紙面上反時計回り方向に回動してフィードタツチローラ21がフィードローラ20から離反しているため、テンションローラ51に圧接するテンションタッチローラ54により引戻されたバンドはバンド通過路41c内を通過し、プールボックス内に引戻される。
【0058】
このテンションタツチローラ54のテンションローラ51に対する圧接は、前述のように、パウダクラッチへの設定電圧に対応する引締めトルクにより行われ、そのため被梱包物に対して必要以上の引締めが行われることはなく、被被梱包物の破損、バンド、テンションローラ、テンションンモータに対して過剰の負荷がかかることを防止できる。
【0059】
上記二次引締が継続している間、被検知部29がテンションタツチローラ54の逆転回転に伴い回転し、前記被検知部と隣接する回転数検知手段73が、被検知部29に設けられた薄肉部の通過を検知し、パルス信号として電子回路に送信する。
【0060】
さらに、引締めが継続し、被梱包物に対してバンドが強く巻回されると、パウダクラッチへの設定電圧における引締めトルクを超え、前記パウダクラッチが滑り、テンションローラの回転が落ち、前記回転数検知手段73の各パルスの発生間隔が長くなると、回転数検知手段73のOFFによりコンデンサの充電量が容量を超過し、回転数検知手段73からの二次引締終了信号により、テンションローラ51にタッチローラを接離させるソレノイド87がOFFとなり、引締めが終了する。
【0061】
そして、前記信号により、同時に、プーリ67bのパウダクラッチが切れ、また、カム軸4のカム軸用電磁クラッチが再び作動してカム軸4が回転しバンド供給端側が把持され、前記バンドの二次引締め状態を維持したまま、ソレノイド55の励磁が解除され、前記腕杆57が原位置に復帰して、テンションタツチローラ54とテンションローラ51との圧接が解除され、さらに回転を続けるカム軸4によってバンド溶着機構50によるバンド重合部の溶着、供給端側の切断の既知の各工程が終了し旧位に復帰する。
【0062】
この工程終了の検知信号で前記カム軸4のカム軸用電磁クラッチが切られ、ソレノイド27の励磁が解除されてフィードローラ20にバンドを介してフィードタツチローラ21がスプリング26により圧接し、タイマにより所定長さのバンドを本体上面のバンド案内アーチヘと供給し、前記タイマの設定時間満了で再びソレノイド27が励磁されフィードタツチローラ21がフィードローラ20から離反し、梱包の一工程が終了する。以後は上記工程と同様に行われる。
【0063】
以上、本発明の好適な実施例に付いて述べたが、本発明は前記実施例に限定されるものでなく、前述従来技術において、逆転ローラの駆動軸と同期回転するマグネットの回転数減少を検知する回転検出部の検知信号により電磁クラッチへの通電を遮断する装置においては、前記設定パルス数に対応する信号を、電磁クラツチヘの動作時間を制御する信号とすればよい。
【0064】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように、タイマーによる設定時間バンドを引き戻し、ついで、パウダクラッチへの設定電圧における引締めトルク内でバンドを引き締めるためテンションローラ、テンションモータに対して過剰な負荷がかかることなく、被梱包物に対しても過剰な負荷がかかることを防止することができるので、テンションローラ、テンションモータの消耗を防止でき、又、被梱包物に対するバンドの食い込みなどの不良梱包の発生を防止することができる二次引締の制御装置を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の実施例の正面図を示すものである。
【図2】本発明の装置の実施例の背面図を示すものである。
【図3】図1の要部拡大図を示すものである。
【図4】図1の要部拡大図を示すものである。
【図5】図4の矢視E−E線断面図を示すものである。
【図6】ガイドプレートの斜視図を示すものである。
【符号の説明】
1 リターンシュータ
4 カム軸
5 基板
10 逆転ローラ(リターンローラ)
11 駆動軸
12a,12b,12c プーリ
13 逆転タッチローラ
14 平ベルト
15 固定ガイドプレート
16 可動ガイドフレート
20 フィードローラ
21 フィードタツチローラ
22,23 駆動軸
24 偏心軸
25 作動杆
26 スプリング
27 ソレノイド
28 ロッド
29 被検知部
30 フィードシュータ
31 フィードローラ
32 フィードシャフト
33 リターンローラ
34 リターンシャフト
35a,35b タッチローラ
36 タッチローラ
37 テンションシュータ
38 フィードシュータ
39 リターンシュータ
41a, 41b, 41c バンド通過路
42 ガイドシュータ
43 ベルト
44 カム軸用減速機
50 バンド溶着機構
51 テンションローラ (リターンローラ)
52 テンションモータ用減速機
53 弾性体
54 テンションタツチローラ
55 ソレノイド
56 ロッド
57 腕杆
58 軸
59 テンションシュータ
60 ピン
61 長孔
62 ガイドピン
63 補強プレート
64 ストッパ
65 ブラケット
66 軸
67a, 67b プーリ
68 Vベルト
73 回転数検知手段
86 偏心軸
87 ソレノイド
88 ロッド
90 作動杆
91 連動杆
92 U字状溝部
94 スプリング
95 連結片
96 割ピン
97 支点
98 腕杆
99 ブラケット
151 取付プレート
152 ガイドピン
153 段付部
161 ガイドフレート支持金具
162 折曲片
163 挿孔
164 長穴

Claims (4)

  1. 本体外へ供給されたバンド先端を把持し、このバンドを引戻す引戻し手段と、この引戻されたバンドを被梱包物に引締めて、緊締する二次引締手段と、この引締められたバンドの供給端を把持してバンド重合部を接着するバンド接着手段とからなる梱包機において、
    前記バンド引戻しを、被梱包物へバンドが巻回されない程度の設定時間内行い、前記設定時間満了信号により前記二次引締手段を作動するバンド引戻し手段とから成り、
    前記二次引締手段は、入力側に設けたパウダクラッチを介して駆動源に連動する減速機を備えるテンションローラと当該テンションローラと摺接回転するテンションタッチローラとからなり、
    前記二次引締め手段におけるバンド引締め量を検知する検知手段は、前記テンションローラの回転数を検知する検知手段による、前記テンションローラの回転数の任意の設定回転数を検知する検知信号によりこの二次引締手段を停止する手段とから成る梱包機におけるバンド二次引締の制御装置。
  2. 前記テンションローラの回転数を検知する検知手段は前記減速機の出力軸に同期回転するパルス発生部たる被検知部と、この被検知部の回転軌跡に臨み設けたパルス発生器たる回転数検知手段とからなる請求項1記載の梱包機におけるバンド二次引締の制御装置。
  3. 前記バンド引戻しを、少なくともバンド案内アーチからバンドが脱出し、被梱包物へバンドが巻回されない程度の設定短時間内行い、前記設定時間満了信号により前記二次引締手段を作動するバンド引戻し手段とから成る請求項1記載の梱包機におけるバンド二次引締の制御装置。
  4. 前記バンド引戻しを、バンド走行速度6 m/sec で行い、前記二次引締めを0.2 m/secで行う請求項1記載の梱包機におけるバンド二次引締の制御装置。
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