JPH08244136A - 長尺材料の測長装置 - Google Patents
長尺材料の測長装置Info
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- JPH08244136A JPH08244136A JP7049696A JP4969695A JPH08244136A JP H08244136 A JPH08244136 A JP H08244136A JP 7049696 A JP7049696 A JP 7049696A JP 4969695 A JP4969695 A JP 4969695A JP H08244136 A JPH08244136 A JP H08244136A
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- Japan
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- conveyor
- tire
- tire material
- length
- length measuring
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Links
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 109
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Landscapes
- Tyre Moulding (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 長尺材料を正確に測長でき、長尺材料に生じ
ていた変形を防止でき、測長長さが変わった場合、容易
に対応でき、測長開始位置を合わせるための材料戻し、
長尺材料先端部の切断抜き取り等の作業を不要にでき
る。 【構成】 マイクロコンピューター20を起動させた
後、クラッチ8を入れて、モータ7の起動により、引出
しコンベア4と送出しコンベア5とを駆動し、タイヤ材
料の先端部を引出しコンベア4から送出しコンベア5へ
移動させて、タイヤ材料の先端部をセンサー11により
検出する。エンコーダ9は、同センサー11からの検出
信号を受けて送出しコンベア5の移動量を計測し始め
る。エンコーダ9によるタイヤ材料送出し量がL2 にな
ったとき、切断装置6を作動して、タイヤ材料3を切断
する。タイヤ材料を切断後、送出しコンベア5のみによ
り切断したタイヤ材料を次のステージへ移動させる。
ていた変形を防止でき、測長長さが変わった場合、容易
に対応でき、測長開始位置を合わせるための材料戻し、
長尺材料先端部の切断抜き取り等の作業を不要にでき
る。 【構成】 マイクロコンピューター20を起動させた
後、クラッチ8を入れて、モータ7の起動により、引出
しコンベア4と送出しコンベア5とを駆動し、タイヤ材
料の先端部を引出しコンベア4から送出しコンベア5へ
移動させて、タイヤ材料の先端部をセンサー11により
検出する。エンコーダ9は、同センサー11からの検出
信号を受けて送出しコンベア5の移動量を計測し始め
る。エンコーダ9によるタイヤ材料送出し量がL2 にな
ったとき、切断装置6を作動して、タイヤ材料3を切断
する。タイヤ材料を切断後、送出しコンベア5のみによ
り切断したタイヤ材料を次のステージへ移動させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば予めタイヤ1本
分に切断したタイヤ材料(長尺材料)をタイヤ成形機の
ドラムへ送り出すときなどに使用する長尺材料の測長装
置に関するものである。
分に切断したタイヤ材料(長尺材料)をタイヤ成形機の
ドラムへ送り出すときなどに使用する長尺材料の測長装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のタイヤ材料(長尺材料)の測長装
置を図5(a)(b)に示した。図5(a)は、タイヤ
材料を送り出す送りコンベアの送り量によりタイヤ材料
を測長する測長装置、(b)は、タイヤ材料に回転可能
な測長用ローラを接触させ、その回転量を同測長用ロー
ラの回転軸に取付けたエンコーダ等により、同測長用ロ
ーラの周長に換算して、タイヤ材料を測長する測長装置
である。
置を図5(a)(b)に示した。図5(a)は、タイヤ
材料を送り出す送りコンベアの送り量によりタイヤ材料
を測長する測長装置、(b)は、タイヤ材料に回転可能
な測長用ローラを接触させ、その回転量を同測長用ロー
ラの回転軸に取付けたエンコーダ等により、同測長用ロ
ーラの周長に換算して、タイヤ材料を測長する測長装置
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記図5(a)に示す
測長装置には、次の問題があった。即ち、タイヤ材料
は、ゴムのみで構成されたシート、細い線をよって作ら
れたコード(テキスタイルまたはスチール有)をこれを
挟み込むように構成されたシート等であり、タイヤ材料
の全体がシート状で、測長のために、送りコンベアによ
り送り出すときに、滑りを生じたり、タイヤ材料自身が
収縮したりして、実際に送り出されるタイヤ材料の送り
量が送りコンベアの送り量と異なることが多くて、測長
誤差が生じる。
測長装置には、次の問題があった。即ち、タイヤ材料
は、ゴムのみで構成されたシート、細い線をよって作ら
れたコード(テキスタイルまたはスチール有)をこれを
挟み込むように構成されたシート等であり、タイヤ材料
の全体がシート状で、測長のために、送りコンベアによ
り送り出すときに、滑りを生じたり、タイヤ材料自身が
収縮したりして、実際に送り出されるタイヤ材料の送り
量が送りコンベアの送り量と異なることが多くて、測長
誤差が生じる。
【0004】前記図5(b)に示す測長装置には、次の
問題があった。即ち、この測長装置では、測長用ローラ
の回転量によりタイヤ材料を測長しており、前記図5
(a)に示す測長装置のように送りコンベアの送り量に
よりタイヤ材料を測長するものでなく、送りコンベア上
でのタイヤ材料の滑り、収縮等に基づく誤差を解消でき
るが、その反面、測長用ローラがタイヤ材料に接触する
ので、変形し易いタイヤ材料に外力が加わって、タイヤ
材料に変形しわが生じる。またこの不都合を軽減するた
めに、測長用ローラの重量を軽くすると、タイヤ材料と
の間に滑りが生じて、測長誤差が生じる。
問題があった。即ち、この測長装置では、測長用ローラ
の回転量によりタイヤ材料を測長しており、前記図5
(a)に示す測長装置のように送りコンベアの送り量に
よりタイヤ材料を測長するものでなく、送りコンベア上
でのタイヤ材料の滑り、収縮等に基づく誤差を解消でき
るが、その反面、測長用ローラがタイヤ材料に接触する
ので、変形し易いタイヤ材料に外力が加わって、タイヤ
材料に変形しわが生じる。またこの不都合を軽減するた
めに、測長用ローラの重量を軽くすると、タイヤ材料と
の間に滑りが生じて、測長誤差が生じる。
【0005】さらに測長装置の構造が複雑化する上に、
タイヤ材料との間に干渉が生じて、タイヤ材料の流れが
阻害されることがある。 (3)また上記何れの場合にも、測長開始位置に誤差が
生じたら、その後、補正するチヤンスがなく、測長開始
位置にタイヤ材料の先端部を戻したり、その部分を切
断、除去したりして、再度、測長をやり直す必要があっ
た。
タイヤ材料との間に干渉が生じて、タイヤ材料の流れが
阻害されることがある。 (3)また上記何れの場合にも、測長開始位置に誤差が
生じたら、その後、補正するチヤンスがなく、測長開始
位置にタイヤ材料の先端部を戻したり、その部分を切
断、除去したりして、再度、測長をやり直す必要があっ
た。
【0006】本発明は前記の問題点に鑑み提案するもの
であり、その目的とする処は、長尺材料を正確に測長
でき、長尺材料に生じていた変形を防止でき、測長
長さが変わった場合、容易に対応でき、測長開始位置
を合わせるための材料戻し、長尺材料先端部の切断及び
抜き取り等の作業を不要にできる長尺材料の測長装置を
提供しようとする点にある。
であり、その目的とする処は、長尺材料を正確に測長
でき、長尺材料に生じていた変形を防止でき、測長
長さが変わった場合、容易に対応でき、測長開始位置
を合わせるための材料戻し、長尺材料先端部の切断及び
抜き取り等の作業を不要にできる長尺材料の測長装置を
提供しようとする点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、長尺材料の長さを計測する長尺材料の
測長装置において、前記長尺材料を移動させる移動手段
と、同移動手段により移動される長尺材料の先端部の通
過を検出する検出手段と、同検出手段から検出信号を受
けて前記移動手段を所定量移動させて停止させる制御手
段とを具えている(請求項1)。
めに、本発明は、長尺材料の長さを計測する長尺材料の
測長装置において、前記長尺材料を移動させる移動手段
と、同移動手段により移動される長尺材料の先端部の通
過を検出する検出手段と、同検出手段から検出信号を受
けて前記移動手段を所定量移動させて停止させる制御手
段とを具えている(請求項1)。
【0008】前記長尺材料の測長装置において、制御手
段から切断信号を受けたときに長尺材料の所定位置を切
断する切断手段を具えていてもよい(請求項2)。
段から切断信号を受けたときに長尺材料の所定位置を切
断する切断手段を具えていてもよい(請求項2)。
【0009】
【作用】本発明の長尺材料の測長装置は前記のように構
成されており、移動手段が長尺材料を移動させ、検出手
段が長尺材料の先端部の通過を検出する。そして同検出
手段からの検出信号を制御手段が受けたときから上記移
動手段を所定量移動させた後停止させて、長尺材料を測
長する。またこのとき、上記制御手段からの切断信号を
切断装置が受け、同切断装置が作動して、長尺材料の所
定の位置が切断される。
成されており、移動手段が長尺材料を移動させ、検出手
段が長尺材料の先端部の通過を検出する。そして同検出
手段からの検出信号を制御手段が受けたときから上記移
動手段を所定量移動させた後停止させて、長尺材料を測
長する。またこのとき、上記制御手段からの切断信号を
切断装置が受け、同切断装置が作動して、長尺材料の所
定の位置が切断される。
【0010】
【実施例】次に本発明の長尺材料の測長装置をタイヤ成
形機に適用した図1に示す一実施例により説明すると、
1がタイヤ成形機のドラム、2がタイヤ材料(長尺材
料)を巻き出すための巻出し装置、3がタイヤ材料の間
歇的な送り出しを弛みにより吸収するとともにタイヤ材
料のセンタリングを行うためのフエスツーン、4がタイ
ヤ材料を引き出すための引出しコンベア(移動手段)、
5がタイヤ材料を上記タイヤ成形機のドラム1へ送り出
すための送出しコンベア(移動手段)、6が測長後のタ
イヤ材料を所定位置にて切断するための切断装置で、同
切断装置6が引出しコンベア4と送出しコンベア5との
間の切断位置10に配設されている。
形機に適用した図1に示す一実施例により説明すると、
1がタイヤ成形機のドラム、2がタイヤ材料(長尺材
料)を巻き出すための巻出し装置、3がタイヤ材料の間
歇的な送り出しを弛みにより吸収するとともにタイヤ材
料のセンタリングを行うためのフエスツーン、4がタイ
ヤ材料を引き出すための引出しコンベア(移動手段)、
5がタイヤ材料を上記タイヤ成形機のドラム1へ送り出
すための送出しコンベア(移動手段)、6が測長後のタ
イヤ材料を所定位置にて切断するための切断装置で、同
切断装置6が引出しコンベア4と送出しコンベア5との
間の切断位置10に配設されている。
【0011】7が上記引出しコンベア4及び上記送出し
コンベア5を駆動するためのモータ(サーボモータ等の
モータ)、8が上記引出しコンベア4の駆動系に介装し
たクラッチで、モータ7は、クラッチ8を入れたとき、
引出しコンベア4及び送出しコンベア5とを同一速度で
同方向に駆動する。9がモータ7の回転量を計測するた
めにモータ7の軸端に連結したエンコーダ(制御手段)
で、同エンコーダ9は、モータ7の回転量、即ち、引出
しコンベア4及び送出しコンベア5の移動量を計測す
る。なおエンコーダ9は、例えば送出しコンベア5の駆
動軸に連結してもよい。
コンベア5を駆動するためのモータ(サーボモータ等の
モータ)、8が上記引出しコンベア4の駆動系に介装し
たクラッチで、モータ7は、クラッチ8を入れたとき、
引出しコンベア4及び送出しコンベア5とを同一速度で
同方向に駆動する。9がモータ7の回転量を計測するた
めにモータ7の軸端に連結したエンコーダ(制御手段)
で、同エンコーダ9は、モータ7の回転量、即ち、引出
しコンベア4及び送出しコンベア5の移動量を計測す
る。なおエンコーダ9は、例えば送出しコンベア5の駆
動軸に連結してもよい。
【0012】11が上記送出しコンベア5上のタイヤ材
料の先端部を検出するセンサー(制御手段)で、同セン
サー11は、上記切断位置10からL 1だけ隔たった位
置(送出しコンベア5の上方位置)に設置されている。
なお同センサー11は、送出しコンベア5が一枚物の無
端ベルトにより構成されている場合には、反射タイプの
センサーを使用する。また無端ベルトが長手方向に2分
割されていて、長手方向の中央部に隙間がある場合に
は、透過型のセンサーを使用する。
料の先端部を検出するセンサー(制御手段)で、同セン
サー11は、上記切断位置10からL 1だけ隔たった位
置(送出しコンベア5の上方位置)に設置されている。
なお同センサー11は、送出しコンベア5が一枚物の無
端ベルトにより構成されている場合には、反射タイプの
センサーを使用する。また無端ベルトが長手方向に2分
割されていて、長手方向の中央部に隙間がある場合に
は、透過型のセンサーを使用する。
【0013】図2(a)〜(e)は、前記図1に示す長
尺材料の測長装置の作用を示している。(a)は、タイ
ヤ材料のタイヤ成形機ドラム1への巻き付けが完了し、
次のタイヤ材料の先端部が切断位置10にあり、測長が
開始される状態を示している。(b)は、何等かの理由
により、タイヤ材料の先端部が切断位置10とセンサー
11位置との間にある状態を示している。
尺材料の測長装置の作用を示している。(a)は、タイ
ヤ材料のタイヤ成形機ドラム1への巻き付けが完了し、
次のタイヤ材料の先端部が切断位置10にあり、測長が
開始される状態を示している。(b)は、何等かの理由
により、タイヤ材料の先端部が切断位置10とセンサー
11位置との間にある状態を示している。
【0014】この状態にあっても、後記のようにセンサ
ー11により、タイヤ材料の先端部を検出してから、測
長を開始するため、測長可能である。(c)は、クラッ
チ8を入れ、引出しコンベア4と送出しコンベア5とを
同一速度で同方向に駆動して、タイヤ材料の先端部をセ
ンサー11位置まで送り出した状態を示している(L1
参照)。
ー11により、タイヤ材料の先端部を検出してから、測
長を開始するため、測長可能である。(c)は、クラッ
チ8を入れ、引出しコンベア4と送出しコンベア5とを
同一速度で同方向に駆動して、タイヤ材料の先端部をセ
ンサー11位置まで送り出した状態を示している(L1
参照)。
【0015】この間、タイヤ材料と送出しコンベア5と
の間に滑りがあっても、またタイヤ材料が収縮していて
も、タイヤ材料の先端部をセンサー11により検出する
ので、タイヤ材料は正確に移動量L1 だけ送り出され
る。エンコーダ9は、同センサー11からの検出信号を
受けて送出しコンベア5の移動量を計測し始める。
(d)は、エンコーダ9によりモータ7の回転量、即
ち、引出しコンベア4及び送出しコンベア5の移動量を
計測し、その結果得られた計測信号を後記マイクロコン
ピューターを介してモータ7へフィードバックして、引
出しコンベア4及び送出しコンベア5とその上のタイヤ
材料とをセンサー11位置からさらにL2 だけ前方へ送
り出した状態を示している。
の間に滑りがあっても、またタイヤ材料が収縮していて
も、タイヤ材料の先端部をセンサー11により検出する
ので、タイヤ材料は正確に移動量L1 だけ送り出され
る。エンコーダ9は、同センサー11からの検出信号を
受けて送出しコンベア5の移動量を計測し始める。
(d)は、エンコーダ9によりモータ7の回転量、即
ち、引出しコンベア4及び送出しコンベア5の移動量を
計測し、その結果得られた計測信号を後記マイクロコン
ピューターを介してモータ7へフィードバックして、引
出しコンベア4及び送出しコンベア5とその上のタイヤ
材料とをセンサー11位置からさらにL2 だけ前方へ送
り出した状態を示している。
【0016】この状態では、タイヤ材料の先端部が切断
位置10から切断長さLだけ前進している。この間、タ
イヤ材料は、コンベア4、5に充分の長さをもって接触
しており、コンベア4、5の間で滑ることなく、又タイ
ヤ材料を収縮させることなく、タイヤ材料をセンサー1
1位置から移動量L2 だけ前方へ正確に送り出す。
(e)は、上記(d)の状態から、切断装置6を作動し
て、タイヤ材料を切断した後、クラッチ8を切り、モー
タ7により送出しコンベア5のみを駆動して、切断長さ
Lのタイヤ材料をタイヤ成形機のドラム1方向へ送り出
す状態を示している。
位置10から切断長さLだけ前進している。この間、タ
イヤ材料は、コンベア4、5に充分の長さをもって接触
しており、コンベア4、5の間で滑ることなく、又タイ
ヤ材料を収縮させることなく、タイヤ材料をセンサー1
1位置から移動量L2 だけ前方へ正確に送り出す。
(e)は、上記(d)の状態から、切断装置6を作動し
て、タイヤ材料を切断した後、クラッチ8を切り、モー
タ7により送出しコンベア5のみを駆動して、切断長さ
Lのタイヤ材料をタイヤ成形機のドラム1方向へ送り出
す状態を示している。
【0017】なお切断長さLが変わったときは、エンコ
ーダ9のパルス数により、L2 を変えて、切断長さLの
変更に対処する。図3は、上記長尺材料の測長装置のフ
ローチャート、図4は、同測長装置のブロック図であ
る。図4の20がマイクロコンピューター(制御手段)
で、同マイクロコンピューター20には、図2に示す
L、L1 、L2 の値が入力、記憶されている。マイクロ
コンピューター20を起動させた後、クラッチ8を入れ
て、モータ7を起動し、引出しコンベア4と送出しコン
ベア5とを駆動して、タイヤ材料の先端部を引出しコン
ベア4から送出しコンベア5へ移動させて、タイヤ材料
の先端部をセンサー11により検出する。
ーダ9のパルス数により、L2 を変えて、切断長さLの
変更に対処する。図3は、上記長尺材料の測長装置のフ
ローチャート、図4は、同測長装置のブロック図であ
る。図4の20がマイクロコンピューター(制御手段)
で、同マイクロコンピューター20には、図2に示す
L、L1 、L2 の値が入力、記憶されている。マイクロ
コンピューター20を起動させた後、クラッチ8を入れ
て、モータ7を起動し、引出しコンベア4と送出しコン
ベア5とを駆動して、タイヤ材料の先端部を引出しコン
ベア4から送出しコンベア5へ移動させて、タイヤ材料
の先端部をセンサー11により検出する。
【0018】エンコーダ9は、同センサー11からの検
出信号を受けて送出しコンベア5の移動量を計測し始め
る。エンコーダ9によるタイヤ材料送出し量がL2 にな
ったとき、同エンコーダ9からの信号を受けてマイクロ
コンピューター20が切断装置6を作動して、タイヤ材
料3を切断する。タイヤ材料を切断後、クラッチ8を切
って、送出しコンベア5のみにより切断したタイヤ材料
を次のステージへ移動させる。
出信号を受けて送出しコンベア5の移動量を計測し始め
る。エンコーダ9によるタイヤ材料送出し量がL2 にな
ったとき、同エンコーダ9からの信号を受けてマイクロ
コンピューター20が切断装置6を作動して、タイヤ材
料3を切断する。タイヤ材料を切断後、クラッチ8を切
って、送出しコンベア5のみにより切断したタイヤ材料
を次のステージへ移動させる。
【0019】この切断したタイヤ材料を次のステージへ
移動させたら、クラッチ8を再び入れて、コンベア4、
5を駆動する。それからも以上の操作を繰り返し行っ
て、タイヤ材料を測長、切断する。なお図4の21〜2
5は信号線である。乗用車用タイヤ成形機へタイヤ1本
分のタイヤ材料を切断して、送り出す場合の具体例を次
に説明する。 (1)タイヤ1本分のタイヤ材料長さの概算 最小 13インチ×25.4mm/インチ×π=103
7.4mm 最大 16インチ×25.4mm/インチ×π=127
6.7mm (2)固定されたセンサー11の設置位置の決定 1037.4mmよりも短い、例えば1000mmに設
置する。 (3)先ずタイヤ材料の先端部が固定されたセンサー1
1の手前にあることを確認して、タイヤ材料の先端部を
固定されたセンサー11により検出するまでタイヤ材料
を送出しコンベア5により送り出す。 (4)残った長さが例えば14インチの場合を例にとれ
ば、残り=14インチ×25.4mm/インチ×π−1
000mm=117.2mmを計算し、これを送出しコ
ンベア5及び引出しコンベア4の移動量L1 として送り
出す。 (5)本例の場合、引出しコンベア4、送出しコンベア
5の送りによりL2 を測長するとき、材料は、1000
mm/(14インチ×25.4mm/インチ×π)×1
00=89.5%送出しコンベア5に乗っており、安定
して送り出されることは明らかである。
移動させたら、クラッチ8を再び入れて、コンベア4、
5を駆動する。それからも以上の操作を繰り返し行っ
て、タイヤ材料を測長、切断する。なお図4の21〜2
5は信号線である。乗用車用タイヤ成形機へタイヤ1本
分のタイヤ材料を切断して、送り出す場合の具体例を次
に説明する。 (1)タイヤ1本分のタイヤ材料長さの概算 最小 13インチ×25.4mm/インチ×π=103
7.4mm 最大 16インチ×25.4mm/インチ×π=127
6.7mm (2)固定されたセンサー11の設置位置の決定 1037.4mmよりも短い、例えば1000mmに設
置する。 (3)先ずタイヤ材料の先端部が固定されたセンサー1
1の手前にあることを確認して、タイヤ材料の先端部を
固定されたセンサー11により検出するまでタイヤ材料
を送出しコンベア5により送り出す。 (4)残った長さが例えば14インチの場合を例にとれ
ば、残り=14インチ×25.4mm/インチ×π−1
000mm=117.2mmを計算し、これを送出しコ
ンベア5及び引出しコンベア4の移動量L1 として送り
出す。 (5)本例の場合、引出しコンベア4、送出しコンベア
5の送りによりL2 を測長するとき、材料は、1000
mm/(14インチ×25.4mm/インチ×π)×1
00=89.5%送出しコンベア5に乗っており、安定
して送り出されることは明らかである。
【0020】
【発明の効果】本発明の長尺材料の測長装置は前記のよ
うに移動手段が長尺材料を移動させ、検出手段が長尺材
料の先端部の通過を検出する。そして同検出手段からの
検出信号を制御手段が受けたときに、上記移動手段を所
定距離移動させた後、停止させて、長尺材料を測長する
ので、長尺材料と移動手段との滑り、長尺材料の収縮の
影響を最小限にできて、長尺材料を正確に測長できる。
うに移動手段が長尺材料を移動させ、検出手段が長尺材
料の先端部の通過を検出する。そして同検出手段からの
検出信号を制御手段が受けたときに、上記移動手段を所
定距離移動させた後、停止させて、長尺材料を測長する
ので、長尺材料と移動手段との滑り、長尺材料の収縮の
影響を最小限にできて、長尺材料を正確に測長できる。
【0021】また長尺材料に外力が作用しないので、長
尺材料に生じていた変形を防止できる。また制御手段、
例えばエンコーダとセンサーとマイクロコンピューター
とを使用しているので、測長長さが変わった場合、容易
に対応できる。また何等かの理由で測長動作が中断した
場合や新しい長尺材料を導入する場合、測長開始位置を
合わせるための材料戻し、長尺材料先端部の切断抜き取
り等の作業を不要にできる。
尺材料に生じていた変形を防止できる。また制御手段、
例えばエンコーダとセンサーとマイクロコンピューター
とを使用しているので、測長長さが変わった場合、容易
に対応できる。また何等かの理由で測長動作が中断した
場合や新しい長尺材料を導入する場合、測長開始位置を
合わせるための材料戻し、長尺材料先端部の切断抜き取
り等の作業を不要にできる。
【図1】本発明の長尺材料の測長装置の一実施例を示す
側面図である。
側面図である。
【図2】(a)〜(e)は同測長装置の作用説明図であ
る。
る。
【図3】同測長装置のフローチャートである。
【図4】同測長装置のブロック図である。
【図5】(a)(b)は従来の長尺材料の測長装置の各
構成例を示す側面図である。
構成例を示す側面図である。
4 タイヤ材料の引出しコンベア(移動手段) 5 タイヤ材料の送出しコンベア(移動手段) 6 切断装置 7 モータ 8 クラッチ 9 エンコーダ(制御手段) 11 センサー(制御手段) 20 マイクロコンピューター(制御手段) 21〜25 信号線
Claims (2)
- 【請求項1】 長尺材料の長さを計測する長尺材料の測
長装置において、前記長尺材料を移動させる移動手段
と、同移動手段により移動される長尺材料の先端部の通
過を検出する検出手段と、同検出手段から検出信号を受
けたときに前記移動手段を所定量移動させて停止させる
制御手段とを具えていることを特徴とした長尺材料の測
長装置。 - 【請求項2】 前記制御手段から切断信号を受けたとき
に長尺材料の所定位置を切断する切断手段を具えている
請求項1記載の長尺材料の測長装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7049696A JPH08244136A (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | 長尺材料の測長装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7049696A JPH08244136A (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | 長尺材料の測長装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08244136A true JPH08244136A (ja) | 1996-09-24 |
Family
ID=12838350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7049696A Withdrawn JPH08244136A (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | 長尺材料の測長装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08244136A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000141510A (ja) * | 1998-11-04 | 2000-05-23 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | プライ形成装置及びそれを用いたタイヤ形成装置 |
KR100460390B1 (ko) * | 2002-03-18 | 2004-12-08 | 금호타이어 주식회사 | 조인트 분산이 용이한 타이어 반제품 절단장치 |
JP2006511359A (ja) * | 2002-12-23 | 2006-04-06 | ヴェーエムイー エペ ホーランド ベー.ヴェー. | ブレーカプライを製造する装置および方法 |
JP2014218065A (ja) * | 2013-05-10 | 2014-11-20 | 株式会社ブリヂストン | 一定長さにカットされた部材の巻付体への巻付方法及び巻付体への部材の巻付装置 |
JP2018108702A (ja) * | 2017-01-05 | 2018-07-12 | 住友ゴム工業株式会社 | ストリップ巻回体形成装置 |
JP2019119101A (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-22 | Toyo Tire株式会社 | シート状ベルトの製造方法及び製造装置 |
-
1995
- 1995-03-09 JP JP7049696A patent/JPH08244136A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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