JPH11169543A - 遊技機の稼働率算出装置及び遊技機の稼働率算出方法 - Google Patents

遊技機の稼働率算出装置及び遊技機の稼働率算出方法

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JPH11169543A
JPH11169543A JP34156797A JP34156797A JPH11169543A JP H11169543 A JPH11169543 A JP H11169543A JP 34156797 A JP34156797 A JP 34156797A JP 34156797 A JP34156797 A JP 34156797A JP H11169543 A JPH11169543 A JP H11169543A
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憲一 正田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実発射玉数が異なるような複数の遊技状態を
有する遊技機において、遊技状態を区別して正確な稼働
率を算出するのに好適な遊技機の稼働率算出装置および
遊技機の稼働率算出方法を提供する。 【解決手段】 特賞中および特賞外のそれぞれと、特賞
中および特賞外ごとに設定した発射可能玉数と、を対応
付けて登録しておいたテーブルから、特賞中での発射可
能玉数および特賞外での発射可能玉数を取得し、これら
の値に基づき所定の演算式にしたがって稼働率を算出す
るようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、遊技機の稼働率
を算出する装置および方法に係り、特に、遊技機の動作
状態に応じて稼働率を正確に算出する装置および方法に
関する。さらに詳しくは、パチンコ機の特賞期間中と特
賞期間外とを区別して正確な稼働率を算出する遊技機の
稼働率算出装置および遊技機の稼働率算出方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近では、パチンコホールにおいて、パ
チンコ機の稼働率を各パチンコ機ごとに収集し、これに
基づいて各パチンコ機の釘調整を行うことによって、パ
チンコホールの経営の効率化を図ろうとしている。
【0003】そこで、従来、遊技機の稼働率を算出する
装置としては、実公平2−29981号公報に開示され
たものがある。これは、遊技機のアウト玉数(打ち込み
玉数)を所定時間内に発射可能な玉数である発射可能玉
数で除算し、その除算結果を稼働率として出力するもの
である。具体的には、次式(1)により算出される。
【0004】 稼働率〔%〕 = アウト玉数積算値 / (営業分時間〔分〕×分間の発射 可能玉数) × 100 (1) なお、式(1)中の分間の発射可能玉数は、定数値であ
って、例えば、遊技機の最大発射可能玉数が100個に
設定されている場合、遊技者の小休止等を考慮して84
個程度に設定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
稼働率を算出する装置にあっては、発射可能玉数が遊技
機の遊技状態にかかわらず常に一定値に設定されてお
り、これに基づいて稼働率を算出するようになっていた
ため、遊技状態によって、遊技者により実際に発射され
る実発射玉数と設定した発射可能玉数とに大差が生じた
ときは、稼働率を正確に算出することができなかった。
【0006】例えば、特賞期間中では、遊技者の小休止
がほとんどなく、この状態での実発射玉数は、特賞期間
外での実発射玉数よりも多くなる。このため、特賞期間
外での実発射玉数を基準として発射可能玉数を設定した
場合には、特賞期間中において、実発射玉数と発射可能
玉数とに大差が生じてしまい、また、特賞期間中および
特賞期間外でのそれぞれの実発射玉数の平均値を基準と
して発射可能玉数を設定した場合であっても、それぞれ
の実発射玉数と発射可能玉数とにある程度の差が生じて
しまう。
【0007】そこで、本発明は、このような従来の問題
を解決することを課題としており、実発射玉数が異なる
ような複数の遊技状態を有する遊技機において、遊技状
態を区別して正確な稼働率を算出するのに好適な遊技機
の稼働率算出装置および遊技機の稼働率算出方法を提供
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る請求項1記載の遊技機の稼働率算出装
置は、遊技機の稼働率を算出する装置であって、前記遊
技機の複数の遊技状態のそれぞれと、所定時間内に発射
可能な遊技玉数である発射可能遊技玉数と、を対応付け
て登録しておいたテーブルを格納する記憶手段と、稼働
率を算出する稼働率算出手段と、を備え、前記稼働率算
出手段は、前記遊技機が取りうる1以上の遊技状態のそ
れぞれに対応する発射可能遊技玉数を前記テーブルから
索出し、索出した各発射可能遊技玉数に基づき所定の演
算式にしたがって稼働率を算出する。
【0009】このような構成であれば、遊技機の稼働率
は、次のように算出される。まず、複数の遊技状態のそ
れぞれと、発射可能遊技玉数と、を対応付けて登録した
テーブルをあらかじめ記憶手段に格納しておく。そうす
ると、稼働率算出手段では、遊技状態に対応して設定さ
れた発射可能遊技玉数が記憶手段のテーブルから索出さ
れ、索出された各発射可能遊技玉数に基づき、所定の演
算式にしたがって稼働率が算出される。
【0010】すなわち、各遊技状態での発射可能遊技玉
数を考慮して稼働率が算出されるので、実発射遊技玉数
が異なるような複数の遊技状態を有する遊技機におい
て、遊技機がさまざまな遊技状態をとったとしても、そ
の稼働率が正確に算出される。
【0011】この請求項1記載の発明において、「発射
可能遊技玉数」とは、遊技機において、所定時間内に遊
技者により発射される平均的な遊技玉数であるとみこま
れる遊技玉数のことをいう。また、「実発射遊技玉数」
とは、遊技機において、所定時間内に遊技者により実際
に発射される遊技玉数である。例えば、遊技機が1分間
に発射することができる最大の遊技玉数が100個だと
したときに、遊技者の小休止等を考慮すると、その発射
される平均的な遊技玉数は、特賞期間外で84個程度で
あるとみこまれる。したがって、発射可能遊技玉数は、
実発射遊技玉数に近似して設定されるほど好ましい。
【0012】また、本発明に係る請求項2記載の遊技機
の稼働率算出装置は、請求項1記載の遊技機の稼働率算
出装置において、前記所定の演算式は、「アウト玉数積
算値/(営業時間×発射可能遊技玉数)」であり、前記
稼働率算出手段は、遊技者にとって最も有利な遊技状態
にある特賞期間の開始とともに出力される信号である大
当たり信号が前記遊技機から供給されたときは、前記遊
技機から出力されるアウト玉情報に基づいて特賞状態に
おけるアウト玉数の積算処理を開始し、前記大当たり信
号の供給が停止された時点から所定時間が経過するまで
に前記遊技機への遊技玉の補給を示す補給信号が検出さ
れないときは、前記特賞状態におけるアウト玉数の積算
処理を終了し、前記所定時間が経過するまでに前記補給
信号が検出されたときは、前記補給信号を検出するため
の時間をさらに、前記補給信号が検出された時点を基準
として前記所定時間だけ延長し、このような特賞状態に
おけるアウト玉数の積算処理結果に基づき、前記所定の
演算式にしたがって稼働率を算出する。
【0013】このような構成であれば、遊技機の稼働率
は、次のように算出される。まず、稼働率算出手段で
は、大当たり信号が供給されたときは、特賞状態におけ
るアウト玉数の積算処理が開始される。その後、大当た
り信号の供給が停止されたときは、その時点から所定時
間が経過するまでに補給信号が検出されるか否かが判定
される。このとき、補給信号が検出されなかったとき
は、特賞状態におけるアウト玉数の積算処理が終了され
る。
【0014】ところが、所定時間が経過するまでに補給
信号が検出されたときは、その検出された時点を基準と
して補給信号の検出を判定するための時間が所定時間だ
け延長される。すなわち、大当たり信号の供給が停止さ
れたのち、所定時間内に補給信号が検出されたときは、
その検出された時点からさらに所定時間が経過するま
で、次の補給信号が検出されるか否が判定される。また
その間に次の補給信号が検出されたときは、その検出さ
れた時点からさらに所定時間が経過するまで、その次の
補給信号が検出されるか否が判定される。これを繰り返
していき、所定時間内に補給信号が検出されなくなった
ときは、その時点で特賞状態におけるアウト玉数の積算
処理が終了される。
【0015】そして、このような特賞状態におけるアウ
ト玉数の積算処理結果に基づいて、「特賞状態でのアウ
ト玉数積算値/(営業時間×特賞状態での発射可能遊技
玉数)」なる式にしたがって稼働率が算出される。
【0016】このようにアウト玉数の積算処理を実行す
るようにしたのは、特賞状態での正確なアウト玉数積算
値を得るためである。遊技機としてパチンコ機を例にと
って説明すると、パチンコ機では、特賞期間中に大量の
入賞玉を遊技者に供給する必要が生じる場合があるが、
一方で、受皿等に遊技玉を供給するための排出装置の供
給能力には限界がある。このため、特賞期間が終了した
後においても、すべての入賞玉の供給処理が完了しない
場合が多い。そこで、特賞状態でのアウト玉数の積算処
理を、特賞期間が終了しても入賞玉の供給処理が終了す
るであろう時間だけ延長して終了するようにすれば、特
賞状態でのアウト玉数積算値を比較的正確に算出するこ
とができる。
【0017】この請求項2記載の発明において、「発射
可能遊技玉数」とは、請求項1記載におけるものと同義
である。また、「営業時間」とは、各遊技状態における
アウト玉数の積算処理を実行した総時間をさす。例え
ば、営業開始とともに各遊技状態におけるアウト玉数の
積算処理を開始したとすると、稼働率を算出する場合に
おける営業時間は、営業開始時点から稼働率を算出する
時点までの時間である。また、営業終了とともに各遊技
状態におけるアウト玉数の積算処理を終了したとする
と、その後、稼働率を算出する場合における営業時間
は、営業開始時点から営業終了時点までの時間である。
【0018】さらに、本発明に係る請求項3記載の遊技
機の稼働率算出装置は、請求項2記載の遊技機の稼働率
算出装置において、前記稼働率算出手段は、前記特賞状
態におけるアウト玉数の積算処理を実行していない場合
であって、確率変動状態にあることを示す確率変動信号
が前記遊技機から供給されるときは、前記アウト玉情報
に基づいて確率変動状態におけるアウト玉数の積算処理
を開始し、前記確率変動信号の供給が停止されたとき
は、前記確率変動状態におけるアウト玉数の積算処理を
終了し、このような確率変動状態におけるアウト玉数の
積算処理結果に基づき前記所定の演算式にしたがって稼
働率を算出する。
【0019】このような構成であれば、遊技機の稼働率
は、次のように算出される。まず、稼働率算出手段で
は、特賞状態におけるアウト玉数の積算処理が実行され
ていない場合において、確率変動信号が供給されたとき
は、確率変動状態におけるアウト玉数の積算処理が開始
される。その後、確率変動信号の供給が停止されたとき
は、確率変動状態におけるアウト玉数の積算処理が終了
される。そして、このような確率変動状態におけるアウ
ト玉数の積算処理結果に基づいて、「確率変動状態での
アウト玉数積算値/(営業時間×確率変動状態での発射
可能遊技玉数)」なる式にしたがって稼働率が算出され
る。
【0020】一方、本発明に係る請求項4記載の遊技機
の稼働率算出方法は、特賞状態、確率変動状態、および
これら以外の状態である通常状態のそれぞれに対応す
る、所定時間内に発射可能な遊技玉数である発射可能遊
技玉数を、特賞状態での発射可能遊技玉数、確率変動状
態での発射可能遊技玉数、および通常状態での発射可能
遊技玉数として対応付けてテーブルに記憶するステップ
と、特賞状態、確率変動状態、および通常状態のそれぞ
れに対応する発射可能遊技玉数を前記テーブルから索出
し、特賞状態での発射可能遊技玉数、確率変動状態での
発射可能遊技玉数、および通常状態での発射可能遊技玉
数を取得するステップと、特賞状態、確率変動状態、お
よび通常状態のそれぞれの状態でのアウト玉数を積算す
るステップと、「(特賞状態でのアウト玉数積算値/
(営業時間×特賞状態での発射可能遊技玉数))+(確
率変動状態でのアウト玉数積算値/(営業時間×確率変
動状態での発射可能遊技玉数))+(通常状態でのアウ
ト玉数積算値/(営業時間×通常状態での発射可能遊技
玉数))」なる式にしたがって稼働率を算出するステッ
プと、を有する。
【0021】このような方法であれば、遊技機の稼働率
は、次のように算出される。まず、特賞状態、確率変動
状態、および通常状態のそれぞれに対応する発射可能遊
技玉数が、特賞状態での発射可能遊技玉数、確率変動状
態での発射可能遊技玉数、および通常状態での発射可能
遊技玉数として対応付けられ、これらの値がテーブルに
記憶される。
【0022】そうすると、稼働率を算出するときは、ま
ず、特賞状態での発射可能遊技玉数、確率変動状態での
発射可能遊技玉数、および通常状態での発射可能遊技玉
数がテーブルから索出される一方、特賞状態、確率変動
状態、および通常状態のそれぞれの状態でのアウト玉数
が積算される。次いで、索出および積算されたこれらの
値に基づいて、「(特賞状態でのアウト玉数積算値/
(営業時間×特賞状態での発射可能遊技玉数))+(確
率変動状態でのアウト玉数積算値/(営業時間×確率変
動状態での発射可能遊技玉数))+(通常状態でのアウ
ト玉数積算値/(営業時間×通常状態での発射可能遊技
玉数))」なる式にしたがって稼働率が算出される。
【0023】この請求項4記載の発明において、「発射
可能遊技玉数」とは、請求項1記載におけるものと同義
である。また、「営業時間」とは、請求項2記載におけ
るものと同義である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る
遊技機の稼働率算出装置および遊技機の稼働率算出方法
の第1の実施の形態を示す図である。
【0025】この第1の実施の形態は、本発明に係る遊
技機の稼働率算出装置および遊技機の稼働率算出方法
を、図1に示すように、遊技機100の遊技状態である
特賞中と特賞外とに区別して、遊技機100から出力さ
れる補給玉信号、アウト玉信号、および大当たり信号に
基づき、管理コンピュータ200で遊技機100の稼働
率を算出するのに適用したものである。
【0026】図中、遊技機100と管理コンピュータ2
00とは、データを伝送するための信号線である通信ケ
ーブル300で相互にかつデータ送受信可能に接続され
ている。なお、発明の理解を容易にするため、遊技機を
1台しか図示していないが、実際には、複数台の遊技機
が管理コンピュータ200に接続されている。
【0027】遊技機100は、補給玉検出センサ110
と、アウト玉検出センサ120と、大当たり信号生成部
130と、これらから出力される信号を通信ケーブル3
00上に送信するためのI/F(インターフェース)部
150と、で構成されている。
【0028】補給玉検出センサ110は、遊技機100
の背面上部に設けられた、入賞ごとに供給される入賞玉
を貯留する入賞玉貯留用タンク(図示せず)へ補給され
る補給玉を計数するもので、一定数(例えば10個)の
補給玉を計数するごとに、補給玉信号をパルス信号とし
て出力するようになっている。
【0029】アウト玉検出センサ120は、遊技機10
0から排出されるアウト玉数を計数するもので、一定数
(例えば10個)のアウト玉数を計数するごとに、アウ
ト玉信号をパルス信号として出力するようになってい
る。
【0030】大当たり信号生成部130は、遊技者にと
って最も有利な遊技状態である特賞期間の開始ととも
に、遊技機100の遊技状態が特賞状態であることを示
すための大当たり信号を出力するもので、特賞期間中で
は、この大当たり信号をハイレベルに維持するようにな
っている。すなわち、大当たり信号は、特賞期間が開始
されたときは、ローレベルからハイレベルに遷移し(立
上がり)、特賞期間が終了されたときは、ハイレベルか
らローレベルに遷移する(立下がり)。
【0031】I/F部150は、補給玉検出センサ11
0からの補給玉信号、アウト玉検出センサ120からの
アウト玉信号、および大当たり信号生成部130からの
大当たり信号をそれぞれ管理コンピュータ200に向け
て通信ケーブル300に送信するようになっている。
【0032】一方、管理コンピュータ200は、制御プ
ログラムに基づいて演算およびシステム全体を制御する
CPU210と、所定領域にあらかじめCPU210の
制御プログラム等を格納しているROM220と、RO
M220等から読み出したデータやCPU210の演算
過程で必要な演算結果を格納するためのRAM230
と、通信ケーブル300とRAM230とのデータの入
出力を行うI/Oポート240と、処理結果等を記憶す
るための記憶装置250と、ヒューマンインターフェー
スとしてデータの入力が可能な入力装置260と、処理
結果等を表示するための表示装置270と、設定した時
刻を基準として経過時間を計数するクロックタイマ装置
280と、で構成されており、これらは、データを転送
するための信号線であるバス285で相互にかつデータ
授受可能に接続されている。
【0033】CPU210には、第1タイマ214およ
び第2タイマ216が設けられている。第1タイマ21
4は、補給玉信号の供給の有無により特賞期間を所定時
間延長するためのカウントを計数するものであり、リセ
ット状態から設定された補給カウント時間tD が経過し
たときは、タイムアウトするようになっている。第2タ
イマ216は、所定時間ごとに稼働率を算出するための
タイミングをCPU210に与えるものであり、リセッ
ト状態から設定された算出カウント時間tC が経過した
ときは、タイムアウトするようになっている。
【0034】ROM220には、図2に示すように、特
賞中および特賞外ごとに設定した、遊技者により一分間
に遊技機100に向けて発射される平均的な玉数である
発射可能玉数を、特賞中での発射可能玉数および特賞外
での発射可能玉数として対応付けて登録したテーブルが
格納されている。ここで、特賞中での発射可能玉数は、
“95”個に設定され、特賞外での発射可能玉数は、
“80”個に設定されている。なお、これらの値は一例
である。
【0035】CPU210は、マイクロプロセッシング
ユニットMPU等からなり、特賞中および特賞外でのア
ウト玉数を計数するときは、ROM220の所定領域に
格納されている所定のプログラムを起動させ、図3のフ
ローチャートに示すアウト玉数計数処理を実行する一
方、遊技機100の稼働率を算出するときは、図4のフ
ローチャートに示す稼働率算出処理を実行するようにな
っている。なお、入力装置260を介してあらかじめR
AM230に、第1タイマ214の補給カウント時間t
D に設定する値として“5”を入力しておくとともに、
第2タイマ216の算出カウント時間tC に設定する値
として“1”を入力しておくものとする。
【0036】ここで、CPU210において、特賞中お
よび特賞外でのアウト玉数を計数するときに実行される
アウト玉数計数処理は、次のように構成されている。ま
ず、図3中、ステップS200では、I/Oポート24
0を介してアウト玉信号が供給されたか否かを判定する
ようになっている。判定の結果、アウト玉信号が供給さ
れないと判定されたとき(No)は、待機状態としてステッ
プS200を繰り返し、一方、アウト玉信号が供給され
たと判定されたとき(Yes) は、ステップS202に移行
するようになっている。
【0037】ステップS202では、I/Oポート24
0を介して大当たり信号が供給されたか否かを判定する
ようになっている。判定の結果、大当たり信号が供給さ
れたと判定されたとき(Yes) は、ステップS204に移
行して、特賞中でのアウト玉数を積算する特賞中アウト
玉数積算処理を開始し、ステップS206に移行するよ
うになっている。
【0038】ここで、特賞中アウト玉数積算処理は、割
り込み処理により本アウト玉数計数処理と並列に実行さ
れ、供給されたアウト玉信号に基づいてアウト玉数を積
算するようになっている。この積算は、最も新しい特賞
中でのアウト玉数積算値に、アウト玉信号の供給回数を
10倍した値を加算し、特賞中でのアウト玉数積算値を
更新していく。このような処理によって、特賞中でのア
ウト玉数を算出する。
【0039】次いで、ステップS206では、大当たり
信号の供給が停止されたか否かを判定するようになって
いる。判定の結果、大当たり信号の供給が停止されない
と判定されたとき(No)は、待機状態としてステップS2
06を繰り返し、一方、大当たり信号の供給が停止され
たと判定されたとき(Yes) は、ステップS208に移行
して、第1タイマ214の補給カウント時間tD
“5”に設定し、ステップS210に移行するようにな
っている。なお、補給カウント時間tD に設定する
“5”は、一例である。
【0040】ステップS210では、I/Oポート24
0を介して補給玉信号が供給されたか否かを判定するよ
うになっている。判定の結果、補給玉信号が供給された
と判定されたとき(Yes) は、ステップS208に戻り、
一方、補給玉信号が供給されないと判定されたとき(No)
は、ステップS212に移行するようになっている。
【0041】ステップS212では、補給カウント時間
D が“0”であるか否か、すなわち第1タイマ214
がタイムアウトしたか否かを判定するようになってい
る。判定の結果、補給カウント時間tD が“0”でない
と判定されたとき(No)は、ステップS210に戻り、一
方、補給カウント時間tD が“0”であると判定された
とき(Yes) は、ステップS214に移行するようになっ
ている。
【0042】ステップS214では、特賞中アウト玉数
積算処理を終了し、ステップS216に移行して、特賞
中アウト玉数積算処理の算出結果である特賞中でのアウ
ト玉数積算値を記憶装置250に格納し、本アウト玉数
計数処理を再び始めから実行するようになっている。
【0043】一方、ステップS202で、大当たり信号
が供給されないと判定されたとき(No)は、ステップS2
18に移行して、特賞外でのアウト玉数を積算し、その
積算値を記憶装置250に格納し、本アウト玉数計数処
理を再び始めから実行するようになっている。
【0044】また、CPU210において、遊技機10
0の稼働率を算出するときに実行される稼働率算出処理
は、次のように構成されている。なお、本稼働率算出処
理は、割り込み処理によりアウト玉数計数処理と並列に
実行され、アウト玉数計数処理により算出された特賞中
および特賞外でのアウト玉数積算値に基づいて稼働率を
算出するようになっている。
【0045】まず、図4中、ステップS300では、ホ
ールの営業を開始し、ステップS302に移行して、第
2タイマ216の算出カウント時間tC を“1”に設定
し、ステップS304に移行するようになっている。な
お、算出カウント時間tC に設定する“1”は、一例で
ある。
【0046】ステップS304では、算出カウント時間
C が“0”であるか否か、すなわち第2タイマ216
がタイムアウトしたか否かを判定するようになってい
る。判定の結果、算出カウント時間tC が“0”でない
と判定されたとき(No)は、待機状態としてステップS3
04を繰り返し、一方、算出カウント時間tC が“0”
であると判定されたとき(Yes) は、ステップS306に
移行するようになっている。
【0047】ステップS306では、あらかじめ設定し
た営業開始時刻(例えば10:00)から、クロックタ
イマ装置280より取得した現在時刻に至るまでに経過
した分数を営業分時間として算出し、ステップS308
に移行して、アウト玉数計数処理により算出された特賞
中でのアウト玉数積算値を記憶装置250から取得し、
ステップS310に移行して、アウト玉数計数処理によ
り算出された特賞外でのアウト玉数積算値を記憶装置2
50から取得し、ステップS312に移行するようにな
っている。
【0048】ステップS312では、特賞中での発射可
能玉数(=95) および特賞外での発射可能玉数(=80) をR
OM220のテーブルから取得し、ステップS314に
移行して、算出した営業分時間、取得した特賞中および
特賞外でのアウト玉数積算値、並びに取得した特賞中お
よび特賞外での発射可能玉数に基づき、次式(2)に示
す演算式にしたがって稼働率を算出し、ステップS31
5に移行するようになっている。
【0049】 稼働率〔%〕 = ((特賞中でのアウト玉数積算値/(営業分時間×特賞中 での発射可能玉数)) + (特賞外でのアウト玉数積算値/(営業分時間×特 賞外での発射可能玉数))) ×100 (2) 次いで、ステップS315では、算出した稼働率を記憶
装置250に格納し、ステップS316に移行して、ク
ロックタイマ装置280より取得した現在時刻があらか
じめ設定した営業終了時刻(例えば22:00)である
か否かを判定するようになっている。判定の結果、営業
終了時刻でないと判定されたとき(No)は、ステップS3
02に戻り、一方、営業終了時刻であると判定されたと
き(Yes)は、一連の処理を終了するようになっている。
【0050】なお、CPU210は、図示しないが、入
力装置260を介して特定のコマンドが入力されたとき
は、記憶装置250の特賞中および特賞外でのアウト玉
数積算値等の記憶内容を表示装置270に表示させる処
理を実行するようになっている。このようであれば、遊
技機100の状態が一層把握容易になる。
【0051】次に、上記第1の実施の形態の動作を図面
を参照しながら説明する。図5は、遊技機100から出
力される各信号を示すタイムチャートである。上記のよ
うな構成であれば、特賞中と特賞外とを区別して遊技機
100の稼働率が算出される。以下、稼働率が算出され
る過程を説明する。なお、図5中、時刻t0 において、
営業が開始されたものとする。したがって、この時点で
は、特賞中および特賞外でのアウト玉数積算値は、いず
れも“0”個である。
【0052】まず、図5に示すように、時刻t0 からt
1 までの間において、遊技機100の遊技状態が特賞外
であるときは、特賞外でのアウト玉数が積算され、その
積算結果が記憶装置250に格納される。この場合は、
アウト玉信号が5回供給されたので、特賞外でのアウト
玉数積算値は、“50”個になる。
【0053】次いで、時刻t1 において、遊技機100
の遊技状態が特賞状態となったときは、特賞中でのアウ
ト玉数の積算が開始され、時刻t2 において、大当たり
信号の供給が停止されることにより特賞状態が終了した
ときは、その時点から所定時間“5”が経過するまでに
補給玉信号が供給されるか否かが判定される(供給判定
処理)。この場合に、所定時間内にある時刻t3 におい
て、補給玉信号が供給されたときは、供給判定処理の判
定時間が初期値“5”に再設定される。このため、補給
玉信号の供給が停止された時刻t4 から所定時間“5”
が経過するまで、供給判定処理が実行される。
【0054】しかしその後、所定時間“5”が経過する
までに次の補給玉信号が供給されないので、所定時間
“5”が経過した時刻t5 において、特賞中でのアウト
玉数の積算が終了され、その積算結果が記憶装置250
に格納される。この場合は、時刻t1 から時刻t5 まで
の間にアウト玉信号が7回供給されたので、特賞中での
アウト玉数積算値は、“70”個になる。
【0055】一方、時刻t5 において、算出カウント時
間tC が“0”になったものとすると、営業開始時刻か
ら時刻t5 までの営業分時間(例えば2分)が算出さ
れ、特賞中での発射可能玉数“95”および特賞外での
発射可能玉数“80”がROM220のテーブルから取
得されるとともに、特賞中でのアウト玉数積算値“7
0”および特賞外でのアウト玉数積算値“50”が記憶
装置250から取得され、これらの値に基づき上式
(2)にしたがって稼働率が算出される。この場合に稼
働率は、これらの値から68〔%〕と算出される。
【0056】以上、このような処理が営業終了時刻にな
るまで繰り返し実行される。このようにして、特賞中お
よび特賞外のそれぞれと、特賞中および特賞外ごとに設
定した発射可能玉数と、を対応付けて登録しておいたテ
ーブルから、特賞中での発射可能玉数および特賞外での
発射可能玉数を取得し、これらの値に基づき演算式
(2)にしたがって稼働率を算出するようにしたから、
特賞中と特賞外とを区別して比較的正確な稼働率を算出
することができる。
【0057】特に、大当たり信号が供給されたときは、
アウト玉信号に基づいて特賞中でのアウト玉数の積算を
開始し、大当たり信号の供給が停止された時点から所定
時間が経過するまでに補給玉信号が検出されないとき
は、特賞中でのアウト玉数の積算を終了し、一方、所定
時間が経過するまでに補給玉信号が検出されたときは、
補給玉信号を検出するための時間をさらに、補給玉信号
が検出された時点を基準として同所定時間だけ延長し、
このような特賞中でのアウト玉数積算値に基づき演算式
(2)にしたがって稼働率を算出するようにしたから、
特賞中でのアウト玉数積算値および特賞外でのアウト玉
数積算値を比較的正確に算出することができ、もってよ
り正確な稼働率を算出することができる。
【0058】次に、本発明の第2の実施の形態を図面を
参照しながら説明する。図6は、本発明に係る遊技機の
稼働率算出装置および遊技機の稼働率算出方法の第2の
実施の形態を示す図である。
【0059】この第2の実施の形態は、本発明に係る遊
技機の稼働率算出装置および遊技機の稼働率算出方法
を、遊技機100の遊技状態である特賞中と、確率変動
中と、それ以外の状態の特賞確率変動外とに区別して、
遊技機100から出力される補給玉信号、アウト玉信
号、大当たり信号および確率変動信号に基づき、管理コ
ンピュータ200で遊技機100の稼働率を算出するの
に適用したものである。
【0060】図中、遊技機100は、上記第1の実施の
形態における構成に加えて、確率変動信号生成部140
を有している。確率変動信号生成部140は、遊技機1
00の遊技状態が確率変動状態となったときに、確率変
動状態であることを示すための確率変動信号を出力する
もので、確率変動中では、この確率変動信号をハイレベ
ルに維持するようになっている。I/F部150は、確
率変動信号生成部140からの確率変動信号を、管理コ
ンピュータ200に向けて通信ケーブル300に送信す
るようになっている。
【0061】一方、管理コンピュータ200は、上記第
1の実施の形態における構成と比較して、次のような変
更点がある。ROM220には、上記第1の実施の形態
におけるテーブルに代えて、図7に示すように、特賞
中、確率変動中および特賞確率変動外ごとに設定した発
射可能玉数を、特賞中での発射可能玉数、確率変動中で
の発射可能玉数および特賞確率変動外での発射可能玉数
として対応付けて登録したテーブルが格納されている。
ここで、特賞中での発射可能玉数は、“95”個に設定
され、確率変動中での発射可能玉数は、“90”個に設
定され、特賞確率変動外での発射可能玉数は、“80”
個に設定されている。なお、これらの値は一例である。
【0062】CPU210は、上記第1の実施の形態に
おける処理に代えて、特賞中、確率変動中および特賞確
率変動外でのアウト玉数を計数するときは、ROM22
0の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動
させ、図8のフローチャートに示すアウト玉数計数処理
を実行する一方、遊技機100の稼働率を算出するとき
は、図9のフローチャートに示す稼働率算出処理を実行
するようになっている。なお、入力装置260を介して
あらかじめRAM230に、補給カウント時間tD に設
定する値として“5”を入力しておくとともに、算出カ
ウント時間tCに設定する値として“1”を入力してお
くものとする。
【0063】ここで、CPU210において、特賞中、
確率変動中および特賞確率変動外でのアウト玉数を計数
するときに実行されるアウト玉数計数処理は、次のよう
に構成されている。
【0064】まず、図8中、ステップS400では、ア
ウト玉信号が供給されたか否かを判定し、供給されない
と判定されたとき(No)は、待機状態としてステップS4
00を繰り返し、一方、アウト玉信号が供給されたと判
定されたとき(Yes) は、ステップS402に移行するよ
うになっている。
【0065】ステップS402では、大当たり信号が供
給されたか否かを判定し、供給されたと判定されたとき
(Yes) は、ステップS404に移行して、特賞中アウト
玉数積算処理を開始し、ステップS406に移行して、
大当たり信号の供給が停止されたか否かを判定し、供給
が停止されないと判定されたとき(No)は、待機状態とし
てステップS406を繰り返し、一方、大当たり信号の
供給が停止されたと判定されたとき(Yes) は、ステップ
S408に移行するようになっている。
【0066】ステップS408では、確率変動信号が供
給されたか否かを判定し、供給されたと判定されたとき
(Yes) は、ステップS410に移行して、補給カウント
時間tD を“5”に設定し、ステップS412に移行し
て、補給玉信号が供給されたか否かを判定し、供給され
たと判定されたとき(Yes) は、ステップS410に戻
り、一方、補給玉信号が供給されないと判定されたとき
(No)は、ステップS414に移行するようになってい
る。
【0067】ステップS412では、補給カウント時間
D が“0”であるか否かを判定し、“0”でないと判
定されたとき(No)は、ステップS412に戻り、一方、
補給カウント時間tD が“0”であると判定されたとき
(Yes) は、ステップS416に移行するようになってい
る。ステップS416では、特賞中アウト玉数積算処理
を終了し、ステップS418に移行して、特賞中アウト
玉数積算処理の算出結果である特賞中でのアウト玉数積
算値を記憶装置250に格納し、ステップS420に移
行して、確率中でのアウト玉数を積算する確率変動中ア
ウト玉数積算処理を開始し、ステップS422に移行す
るようになっている。なお、確率変動中アウト玉数積算
処理は、特賞中アウト玉数積算処理と同様に、割り込み
処理により本アウト玉数計数処理と並列に実行される。
【0068】ステップS422では、確率変動信号の供
給が停止されたか否かを判定し、停止されないと判定さ
れたとき(No)は、待機状態としてステップS422を繰
り返し、一方、確率変動信号の供給が停止されたと判定
されたとき(Yes) は、ステップS424に移行して、確
率変動中アウト玉数積算処理を終了し、ステップS42
6に移行して、確率変動中アウト玉数積算処理の算出結
果である確率変動中でのアウト玉数積算値を記憶装置2
50に格納し、本アウト玉数計数処理を再び始めから実
行するようになっている。
【0069】一方、ステップS408で、確率変動信号
が供給されないと判定されたとき(No)は、ステップS4
28に移行して、補給カウント時間tD を“5”に設定
し、ステップS430に移行して、補給玉信号が供給さ
れたか否かを判定し、供給されたと判定されたとき(Ye
s) は、ステップS428に戻り、一方、補給玉信号が
供給されないと判定されたとき(No)は、ステップS43
2に移行するようになっている。
【0070】ステップS432では、補給カウント時間
D が“0”であるか否かを判定し、“0”でないと判
定されたとき(No)は、ステップS430に戻り、一方、
補給カウント時間tD が“0”であると判定されたとき
(Yes) は、ステップS434に移行して、特賞中アウト
玉数積算処理を終了し、ステップS436に移行して、
特賞中アウト玉数積算処理の算出結果である特賞中での
アウト玉数積算値を記憶装置250に格納し、本アウト
玉数計数処理を再び始めから実行するようになってい
る。
【0071】一方、ステップS402で、大当たり信号
が供給されないと判定されたとき(No)は、ステップS4
38に移行して、特賞外でのアウト玉数を積算して記憶
装置250に格納し、本アウト玉数計数処理を再び始め
から実行するようになっている。
【0072】また、CPU210において、遊技機10
0の稼働率を算出するときに実行される稼働率算出処理
は、次のように構成されている。まず、図9中、ステッ
プS500では、ホールの営業を開始し、ステップS5
02に移行して、算出カウント時間tC を“1”に設定
し、ステップS504に移行して、算出カウント時間t
C が“0”であるか否かを判定し、“0”でないと判定
されたとき(No)は、待機状態としてステップS504を
繰り返し、一方、算出カウント時間tC が“0”である
と判定されたとき(Yes) は、ステップS506に移行す
るようになっている。
【0073】ステップS506では、あらかじめ設定し
た営業開始時刻(例えば10:00)から、クロックタ
イマ装置280より取得した現在時刻に至るまでに経過
した分数を営業分時間として算出し、ステップS508
に移行して、アウト玉数計数処理により算出された特賞
中でのアウト玉数積算値を記憶装置250から取得し、
ステップS510に移行して、アウト玉数計数処理によ
り算出された確率変動中でのアウト玉数積算値を記憶装
置250から取得し、ステップS512に移行して、ア
ウト玉数計数処理により算出された特賞確率変動外での
アウト玉数積算値を記憶装置250から取得し、ステッ
プS514に移行するようになっている。
【0074】ステップS514では、特賞中での発射可
能玉数(=95) 、確率変動中での発射可能玉数(=90) およ
び特賞確率変動外での発射可能玉数(=80) をテーブルか
ら取得し、ステップS516に移行して、算出した営業
分時間、取得した特賞中、確率変動中および特賞確率変
動外でのアウト玉数積算値、および取得した特賞中、確
率変動中および特賞確率変動外での発射可能玉数に基づ
き、次式(3)に示す演算式にしたがって稼働率を算出
し、ステップS517に移行するようになっている。
【0075】 稼働率〔%〕 = ((特賞中でのアウト玉数積算値/(営業分時間×特賞中 での発射可能玉数)) + (確率変動中でのアウト玉数積算値/(営業分時間 ×確率変動中での発射可能玉数)) + (特賞確率変動外でのアウト玉数積算 値/(営業分時間×特賞確率変動外での発射可能玉数))) ×100 (3) 次いで、ステップS517では、算出した稼働率を記憶
装置250に格納し、ステップS518に移行して、ク
ロックタイマ装置280より取得した現在時刻があらか
じめ設定した営業終了時刻(例えば、22:00)であ
るか否かを判定し、営業終了時刻でないと判定されたと
き(No)は、ステップS502に戻り、一方、営業終了時
刻であると判定されたとき(Yes) は、一連の処理を終了
するようになっている。
【0076】次に、上記第2の実施の形態の動作を図面
を参照しながら説明する。図10は、遊技機100から
出力される各信号を示すタイムチャートである。上記の
ような構成であれば、特賞中と、確率変動中と、特賞確
率変動外とを区別して遊技機100の稼働率が算出され
る。以下、稼働率が算出される過程を説明する。なお、
図10中、時刻t0 において、営業が開始されたものと
する。したがって、この時点では、特賞中、確率変動
中、および特賞確率変動外でのアウト玉数積算値は、い
ずれも“0”個である。
【0077】まず、図10に示すように、時刻t0 から
1 までの間において、遊技機100の遊技状態が特賞
確率変動外であるときは、特賞確率変動外でのアウト玉
数が積算され、その積算結果が記憶装置250に格納さ
れる。この場合は、アウト玉信号が5回供給されたの
で、特賞確率変動外でのアウト玉数積算値は、“50”
個になる。
【0078】次いで、時刻t1 において、遊技機100
の遊技状態が特賞状態となったときは、特賞中でのアウ
ト玉数の積算が開始され、時刻t2 において、大当たり
信号の供給が停止されることにより特賞状態が終了した
ときは、所定時間“5”内に補給玉信号が供給されるか
否かが判定される(供給判定処理)。この場合に、所定
時間内にある時刻t3 において、補給玉信号が供給され
たときは、供給判定処理の判定時間が初期値“5”に再
設定される。このため、補給玉信号の供給が停止された
時刻t4 から所定時間“5”が経過するまで、供給判定
処理が実行される。
【0079】しかしその後、所定時間“5”が経過する
までに次の補給玉信号が供給されないので、所定時間
“5”が経過した時刻t5 において、特賞中でのアウト
玉数の積算が終了され、その積算結果が記憶装置250
に格納される。この場合は、時刻t1 から時刻t5 まで
の間にアウト玉信号が7回供給されたので、特賞中での
アウト玉数積算値は、“70”個になる。
【0080】次いで、特賞中アウト玉数積算処理が終了
された時刻t5 において、確率変動信号が供給されてい
るので、確率変動状態である時刻t5 からt6 までの間
において、確率変動中でのアウト玉数が積算され、その
積算結果が記憶装置250に格納される。この場合は、
アウト玉信号が5回供給されたので、確率変動中でのア
ウト玉数積算値は、“50”個になる。なお、確率変動
信号は、時刻t2 からt6 までの間供給されているが、
時刻t2 からt5 までの間は、特賞中アウト玉数積算処
理中であるので、確率変動中でのアウト玉数を積算する
期間の対象とはされない。すなわち、確率変動中でのア
ウト玉数を積算する期間の対象となるのは、確率変動信
号が供給されている間であって、特賞中アウト玉数積算
処理中でないときである。
【0081】一方、時刻t6 において、算出カウント時
間tC が“0”になったものとすると、営業開始時刻か
ら時刻t6 までの営業分時間(例えば3分)が算出さ
れ、特賞中での発射可能玉数“95”、確率変動中での
発射可能玉数“90”および特賞確率変動外での発射可
能玉数“80”がROM220のテーブルから取得され
るとともに、特賞中でのアウト玉数積算値“70”、確
率変動中でのアウト玉数積算値“50”および特賞確率
変動外でのアウト玉数積算値“50”が記憶装置250
から取得され、これらの値に基づき上式(3)にしたが
って稼働率が算出される。この場合に稼働率は、これら
の値から64〔%〕と算出される。
【0082】以上、このような処理が営業終了時刻にな
るまで繰り返し実行される。このようにして、上記第1
の実施の形態の構成に加えて、特賞中アウト玉数積算処
理が実行されていない場合であって、確率変動信号が供
給されるときは、アウト玉信号に基づいて確率変動中で
のアウト玉数の積算を開始し、確率変動信号の供給が停
止されたときは、確率変動中でのアウト玉数の積算を終
了し、このような確率変動中でのアウト玉数積算値に基
づき演算式(3)にしたがって稼働率を算出するように
したから、特賞中でのアウト玉数積算値、確率変動中で
のアウト玉数積算値および特賞確率変動外でのアウト玉
数積算値を比較的正確に算出することができ、もってよ
り正確な稼働率を算出することができる。
【0083】なお、上記第1実施の形態において、特賞
中での発射可能玉数および特賞外での発射可能玉数は、
ROM220のテーブルに登録された固定の値を用いる
ようにしたが、これに限らず、所望する特賞中での発射
可能玉数および特賞外での発射可能玉数を、入力装置2
60を介してRAM230に入力し、これらを用いるよ
うにしてもよい。
【0084】また、上記第2実施の形態において、特賞
中での発射可能玉数、確率変動中での発射可能玉数、お
よび特賞確率変動外での発射可能玉数は、ROM220
のテーブルに登録された固定の値を用いるようにした
が、これに限らず、所望する特賞中での発射可能玉数、
確率変動中での発射可能玉数、および特賞確率変動外で
の発射可能玉数を、入力装置260を介してRAM23
0に入力し、これらを用いるようにしてもよい。
【0085】さらに、上記第1および第2の実施の形態
において、第1タイマ214がタイムアウトする前に補
給玉信号が供給された場合は、補給カウント時間tD
“5”に再設定するようにしたが、これに限らず、第1
タイマ214がタイムアウトする前に補給玉信号が供給
された場合は、第1タイマ214がタイムアウトするの
を待って、補給カウント時間tD を“5”に再設定する
ようにしてもよい。
【0086】さらに、上記第1および第2の実施の形態
において、図3、図4、図8および図9のフローチャー
トに示す処理を実行するにあたってはいずれも、ROM
220にあらかじめ格納されているプログラムを実行す
る場合について説明したが、これに限らず、これらの手
順を示したプログラムが記録された記録媒体から、その
プログラムをRAM230に読み込んで実行するように
してもよい。
【0087】このような構成であれば、第1の実施の形
態においては、特賞中でのアウト玉数積算値および特賞
外でのアウト玉数積算値を比較的正確に算出することが
でき、また、第2の実施の形態においては、特賞中での
アウト玉数積算値、確率変動中でのアウト玉数積算値お
よび特賞確率変動外でのアウト玉数積算値を比較的正確
に算出することができる。
【0088】ここで、記録媒体とは、RAM、ROM等
の半導体記憶媒体、FD、HD等の磁気記憶型記憶媒
体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記
憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体
であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法の
いかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記
録媒体であれば、あらゆる記録媒体を含むものである。
【0089】上記第1の実施の形態において、ROM2
20は、請求項1記載の記憶手段に対応し、CPU21
0およびステップS306からS314までは、請求項
1記載の稼働率算出手段に対応し、CPU210、並び
にステップS202からS216まで、およびステップ
S306からS314までは、請求項2記載の稼働率算
出手段に対応し、式(2)は、請求項1または2記載の
所定の演算式に対応している。
【0090】また、上記第2の実施の形態において、C
PU210、並びにステップS414、ステップS42
0からS426まで、ステップS508からS516ま
では、請求項3記載の稼働率算出手段に対応し、式
(3)は、請求項3記載の所定の演算式に対応してい
る。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る遊技
機の稼働率算出装置および遊技機の稼働率算出方法によ
れば、実発射玉数が異なるような複数の遊技状態を有す
る遊技機において、従来に比して、遊技状態を区別して
比較的正確な稼働率を算出することができるという効果
が得られる。
【0092】また、本発明に係る請求項2記載の遊技機
の稼働率算出装置によれば、特賞状態でのアウト玉数積
算値、およびそれ以外の状態でのアウト玉数積算値を比
較的正確に算出することができるので、より正確な稼働
率を算出することができるという効果も得られる。
【0093】さらに、本発明に係る請求項3記載の遊技
機の稼働率算出装置によれば、特賞状態でのアウト玉数
積算値、確率変動状態でのアウト玉数積算値、およびそ
れ以外の状態でのアウト玉数積算値を比較的正確に算出
することができるので、より正確な稼働率を算出するこ
とができるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の構成を示す図である。
【図2】特賞中および特賞外での発射可能玉数が登録さ
れたテーブルの構成を示す図である。
【図3】特賞中および特賞外でのアウト玉数を計数する
ための処理を示すフローチャートである。
【図4】稼働率を算出するための処理を示すフローチャ
ートである。
【図5】遊技機から出力される各信号を示すタイムチャ
ートである。
【図6】第2の実施の形態の構成を示す図である。
【図7】特賞中、確率変動中および特賞確率変動外での
発射可能玉数が登録されたテーブルの構成を示す図であ
る。
【図8】特賞中、確率変動中および特賞確率変動外での
アウト玉数を計数するための処理を示すフローチャート
である。
【図9】稼働率を算出するための処理を示すフローチャ
ートである。
【図10】遊技機から出力される各信号を示すタイムチ
ャートである。
【符号の説明】
100 遊技機 110 補給玉検出センサ 120 アウト玉検出センサ 130 大当たり信号生成部 140 確率変動信号生成部 150 I/F部 200 管理コンピュータ 210 CPU 214 第1タイマ 216 第2タイマ 220 ROM 230 RAM 240 I/Oポート 250 記憶装置 260 入力装置 270 表示装置 280 クロックタイマ装置 285 バス 300 通信ケーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機の稼働率を算出する装置であっ
    て、 前記遊技機の複数の遊技状態の夫々と、所定時間内に発
    射可能な遊技玉数である発射可能遊技玉数と、を対応付
    けて登録しておいたテーブルを格納する記憶手段と、稼
    働率を算出する稼働率算出手段と、を備え、 前記稼働率算出手段は、前記遊技機が取りうる1以上の
    遊技状態の夫々に対応する発射可能遊技玉数を前記テー
    ブルから索出し、索出した各発射可能遊技玉数に基づき
    所定の演算式に従って稼働率を算出することを特徴とす
    る遊技機の稼働率算出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記所定の演算式は、「アウト玉数積算値/(営業時間
    ×発射可能遊技玉数)」であり、 前記稼働率算出手段は、遊技者にとって最も有利な遊技
    状態にある特賞期間の開始とともに出力される信号であ
    る大当たり信号が前記遊技機から供給されたときは、前
    記遊技機から出力されるアウト玉情報に基づいて特賞状
    態におけるアウト玉数の積算処理を開始し、前記大当た
    り信号の供給が停止された時点から所定時間が経過する
    までに前記遊技機への遊技玉の補給を示す補給信号が検
    出されないときは、前記特賞状態におけるアウト玉数の
    積算処理を終了し、 前記所定時間が経過するまでに前記補給信号が検出され
    たときは、前記補給信号を検出するための時間をさら
    に、前記補給信号が検出された時点を基準として前記所
    定時間だけ延長し、このような特賞状態におけるアウト
    玉数の積算処理結果に基づき前記所定の演算式に従って
    稼働率を算出することを特徴とする遊技機の稼働率算出
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記稼働率算出手段は、前記特賞状態におけるアウト玉
    数の積算処理を実行していない場合であって、確率変動
    状態にあることを示す確率変動信号が前記遊技機から供
    給されるときは、前記アウト玉情報に基づいて確率変動
    状態におけるアウト玉数の積算処理を開始し、前記確率
    変動信号の供給が停止されたときは、前記確率変動状態
    におけるアウト玉数の積算処理を終了し、このような確
    率変動状態におけるアウト玉数の積算処理結果に基づき
    前記所定の演算式に従って稼働率を算出することを特徴
    とする遊技機の稼働率算出装置。
  4. 【請求項4】 遊技機の稼働率を算出する方法であっ
    て、 特賞状態、確率変動状態、及びこれら以外の状態である
    通常状態の夫々に対応する、所定時間内に発射可能な遊
    技玉数である発射可能遊技玉数を、特賞状態での発射可
    能遊技玉数、確率変動状態での発射可能遊技玉数、及び
    通常状態での発射可能遊技玉数として対応付けてテーブ
    ルに記憶するステップと、 特賞状態、確率変動状態、及び通常状態の夫々に対応す
    る発射可能遊技玉数を前記テーブルから索出し、特賞状
    態での発射可能遊技玉数、確率変動状態での発射可能遊
    技玉数、及び通常状態での発射可能遊技玉数を取得する
    ステップと、特賞状態、確率変動状態、及び通常状態の
    夫々の状態でのアウト玉数を積算するステップと、 「(特賞状態でのアウト玉数積算値/(営業時間×特賞
    状態での発射可能遊技玉数))+(確率変動状態でのア
    ウト玉数積算値/(営業時間×確率変動状態での発射可
    能遊技玉数))+(通常状態でのアウト玉数積算値/
    (営業時間×通常状態での発射可能遊技玉数))」なる
    式に従って稼働率を算出するステップと、 を有することを特徴とする遊技機の稼働率算出方法。
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