JP2008228926A - 遊技場用管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技場に設置した遊技台の稼動状況の正確な把握を支援し得る遊技場用管理装置を提供すること。
【解決手段】遊技場用管理装置1は、遊技度数を単位時間毎に算出する遊技度数算出手段13と、時間帯の代表遊技度数として時間帯に属する各単位時間の遊技度数のいずれかを設定する代表遊技度数設定手段14と、各時間帯の代表遊技度数が属する遊技度数区分を特定すると共に、遊技度数区分に設定された出力パターンを時間帯毎に選択する出力パターン選択手段15と、を備えている。稼動状況出力手段16は、高い遊技度数を優先して出力する第1出力と、低い遊技度数を優先して出力する第2出力とを出力可能である。代表遊技度数設定手段14は、第1出力では時間帯を構成する各単位時間の遊技度数のうち最高の遊技度数を、第2出力では時間帯を構成する各単位時間の遊技度数のうち最低の遊技度数を代表遊技度数として設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊技場に設置した遊技台を管理するための遊技場用管理装置に関する。
従来、遊技場に設置した遊技台を管理するための遊技場用管理装置として、各遊技台に使用された遊技媒体数(アウト)を稼動データとして集計するものがある(例えば、特許文献1参照。)。使用遊技媒体数(アウト)は、各遊技台の稼動の程度を表す有用な稼動データである。遊技場の多くは、使用遊技媒体数(アウト)に基づいて、遊技場に設置された遊技台の稼動状況を経験的に判断している。
しかしながら、上記従来の遊技場用管理装置では、次のような問題がある。すなわち、使用遊技媒体数(アウト)によって遊技台の稼動状況を精度高く把握するには経験が必要であり、判断する側の知識や経験等に応じて把握される稼動状況が相違するおそれがある。
特開2004−275224号公報
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、遊技場に設置した遊技台の稼動状況の正確な把握を支援し得る遊技場用管理装置を提供しようとするものである。
第1の発明は、管理対象である複数の遊技台側から各遊技台の稼動状況に応じて出力される稼動信号を取り込む稼動信号取込手段と、
単位時間内に稼動信号を取り込みしたか否かに基づいて遊技台が稼動していることを検知し、稼動していることを検知した遊技台の台数を稼動台数として上記単位時間毎に集計する稼動台数集計手段と、
上記複数の遊技台の台数に対して、上記稼動台数集計手段が集計した上記稼動台数の割合を表す遊技度数を上記単位時間毎に算出する遊技度数算出手段と、
複数の上記単位時間を包含するように遊技場の営業時間を区分した時間帯の代表遊技度数として、当該時間帯に属する各単位時間の上記遊技度数のうちのいずれかを設定する代表遊技度数設定手段と、
遊技度数の数値範囲を区分した少なくとも2以上の遊技度数区分、及び当該各遊技度数区分毎の出力パターンを設定する区分設定手段と、
上記各時間帯毎に、上記代表遊技度数が属する遊技度数区分を特定すると共に当該遊技度数区分に設定された出力パターンを選択する出力パターン選択手段と、
当該出力パターン選択手段が選択した上記出力パターンにより上記各時間帯を表示あるいは印字出力する稼動状況出力手段と、を備え、
該稼動状況出力手段は、高い遊技度数を優先して出力する第1出力と、低い遊技度数を優先して出力する第2出力とを出力可能に構成されており、
上記代表遊技度数設定手段は、上記稼動状況出力手段が上記第1出力にて上記各時間帯を表示あるいは印字出力する場合には、上記時間帯を構成する上記各単位時間の上記遊技度数のうち、最高の遊技度数を上記代表遊技度数として設定する一方、上記稼動状況出力手段が上記第2出力にて上記各時間帯を表示あるいは印字出力する場合には、上記時間帯を構成する上記各単位時間の上記遊技度数のうち、最低の遊技度数を上記代表遊技度数として設定するように構成されていることを特徴とする遊技場用管理装置にある(請求項1)。
第2の発明は、管理対象である複数の遊技台側から各遊技台の稼動状況に応じて出力される稼動信号を取り込む稼動信号取込手段と、
該稼動信号取込手段による上記稼動信号の取込回数に基づく稼動データを集計する稼動データ集計手段と、
上記複数の遊技台側から単位時間当たりに出力され得る上記稼動信号の最大出力数に応じた理論稼動データに対して、上記単位時間当たりに上記稼動データ集計手段が上記複数の遊技台について集計した上記稼動データの割合を表す遊技度数を算出する遊技度数算出手段と、
複数の上記単位時間を包含するように遊技場の営業時間を区分した時間帯の代表遊技度数として、当該時間帯に属する各単位時間の遊技度数のうちのいずれかを代表遊技度数として設定する代表遊技度数設定手段と、
遊技度数の数値範囲を区分した少なくとも2以上の遊技度数区分、及び当該各遊技度数区分毎の出力パターンを設定する区分設定手段と、
上記各時間帯毎に、上記代表遊技度数が属する遊技度数区分を特定すると共に当該遊技度数区分に設定された出力パターンを選択する出力パターン選択手段と、
当該出力パターン選択手段が選択した上記出力パターンにより上記各時間帯を表示あるいは印字出力する稼動状況出力手段と、を備え、
該稼動状況出力手段は、高い遊技度数を優先して出力する第1出力と、低い遊技度数を優先して出力する第2出力とを出力可能に構成されており、
上記代表遊技度数設定手段は、上記稼動状況出力手段が上記第1出力にて上記各時間帯を表示あるいは印字出力する場合には、上記時間帯を構成する上記各単位時間の上記遊技度数のうち、最高の遊技度数を上記代表遊技度数として設定する一方、上記稼動状況出力手段が上記第2出力にて上記各時間帯を表示あるいは印字出力する場合には、上記時間帯を構成する上記各単位時間の上記遊技度数のうち、最低の遊技度数を上記代表遊技度数として設定するように構成されていることを特徴とする遊技場用管理装置にある(請求項2)。
上記第1及び第2の発明の遊技場用管理装置では、上記遊技度数算出手段が遊技度数を算出する単位である上記単位時間と、上記稼動状況出力手段が表示あるいは印字出力する際の単位である上記時間帯との2種類の時間区分を設定してある。上記時間帯は、上記単位時間を複数、包含する時間区分である。この遊技場用管理装置によれば、上記単位時間毎に遊技度数を出力等する場合に生じ得る次のような問題を解消し得る。すなわち、上記単位時間の区分が細かすぎると稼動状況の把握が難しくなり、上記単位時間の区分を粗くすると遊技度数が平均化され、遊技度数の変動をきめ細かく把握できなくなるといった問題を解消し得る。
上記遊技場用管理装置によれば、上記単位時間毎に遊技度数を算出する一方、上記各時間帯毎の上記第1出力及び上記第2出力を出力可能である。上記第1出力では、上記代表遊技度数設定手段が、上記時間帯に属する各単位時間の遊技度数のうちの最高の遊技度数を上記代表遊技度数として設定する。また、上記第2出力では、上記代表遊技度数設定手段が、上記時間帯に属する各単位時間の遊技度数のうちの最低の遊技度数を上記代表遊技度数として設定する。
第3の発明は、管理対象である複数の遊技台側から各遊技台の稼動状況に応じて出力される稼動信号を取り込む稼動信号取込手段と、
単位時間内に稼動信号を取り込みしたか否かに基づいて遊技台が稼動していることを検知し、稼動していることを検知した遊技台の台数を稼動台数として上記単位時間毎に集計する稼動台数集計手段と、
上記複数の遊技台の台数に対して、上記稼動台数集計手段が集計した上記稼動台数の割合を表す遊技度数を上記単位時間毎に算出する遊技度数算出手段と、
複数の上記単位時間を包含するように遊技場の営業時間を区分した時間帯の代表遊技度数として、当該時間帯に属する各単位時間の上記遊技度数のうちのいずれかを設定する代表遊技度数設定手段と、
遊技度数の数値範囲を区分した少なくとも2以上の遊技度数区分、及び当該各遊技度数区分毎の出力パターンを設定する区分設定手段と、
上記各時間帯毎に、上記代表遊技度数が属する遊技度数区分を特定すると共に当該遊技度数区分に設定された出力パターンを選択する出力パターン選択手段と、
当該出力パターン選択手段が選択した上記出力パターンにより上記各時間帯を表示あるいは印字出力する稼動状況出力手段と、
複数の上記単位時間を包含するように上記時間帯を区分した中間時間帯について、当該中間時間帯を構成する上記各単位時間の上記遊技度数のうちの最高の遊技度数を中間遊技度数として設定する中間遊技度数設定手段と、を備え、
上記稼動状況出力手段は、高い遊技度数を優先して出力する第1出力と、低い遊技度数を優先して出力する第2出力とを出力可能に構成されており、
上記代表遊技度数設定手段は、上記稼動状況出力手段が上記第1出力にて上記各時間帯を表示あるいは印字出力する場合には、上記時間帯を構成する上記各中間時間帯の上記中間遊技度数のうち、最高の中間遊技度数を上記代表遊技度数として設定する一方、上記稼動状況出力手段が上記第2出力にて上記各時間帯を表示あるいは印字出力する場合には、上記時間帯を構成する上記各中間時間帯の上記中間遊技度数のうち、最低の中間遊技度数を上記代表遊技度数として設定するように構成されていることを特徴とする遊技場用管理装置にある(請求項3)。
上記第3の発明の遊技場用管理装置では、上記遊技度数を算出する単位である上記単位時間と、上記稼動状況出力手段が表示あるいは印字出力する際の単位である上記時間帯との中間をなす時間区分として上記中間時間帯を設定してある。そして、上記遊技場用管理装置は、上記中間時間帯に対して上記中間遊技度数を設定する上記中間遊技度数設定手段と、上記各時間帯を構成する各中間時間帯の上記中間遊技度数のうちのいずれかを設定する上記代表遊技度数設定手段とを備えている。
上記中間遊技度数設定手段が設定する上記中間遊技度数は、上記中間時間帯に属する上記単位時間の遊技度数のうちで最高の遊技度数である。上記中間遊技度数決定手段によれば、上記単位時間の遊技度数のうち、稼動信号の取り込み漏れ等、何らかの原因により異常に低く算出された遊技度数の排除が可能である。特に、上記単位時間を細かく区分したような場合には、上記稼動信号の取り込み漏れが生じ易くなるため、上記中間時間帯を設けた効果が一層、有効となる。
上記遊技場用管理装置では、上記第1及び上記第2の発明と同様、上記各時間帯毎の上記第1出力及び上記第2出力を出力可能である。上記第1出力では、上記代表遊技度数設定手段が、上記時間帯に属する各中間時間帯の中間遊技度数のうちの最高の中間遊技度数を上記代表遊技度数として設定する。上記第2出力では、上記代表遊技度数設定手段が、上記時間帯に属する各中間時間帯の中間遊技度数のうちの最低の中間遊技度数を上記代表遊技度数として設定する。
以上のように、上記第1〜上記第3の発明の遊技場用管理装置は、管理対象とする複数の遊技台の稼動状況をわかりやすく、かつ、詳細に出力できるという優れた特性を備えている。
遊技場を稼動状況に応じて大きく分類すれば、稼動状況が良好で常に満席状態となる遊技場と、稼動状況が良好ではない遊技場とに分類できる。稼動状況が良好な遊技場では、満席状態にならなかった時間帯や、満席状態にならなかった遊技台の機種が遊技場を管理する上でのポイントとなり、管理者等が把握したい対象となり得る。一方、稼動状況が良好ではない遊技場では、満席状態に近い稼動状態が得られた時間帯や、満席状態に近い稼動状態となった遊技台の機種が遊技場を管理する上でのポイントとなり、管理者等が把握したい対象となり得る。
上記のごとく、稼動状況が良好である故、満席状態とならなかった時間帯等を把握したい遊技場では、低い遊技度数を優先して出力する上記第2出力が有効となり得る。一方、稼動状況が良好でない故、満席状態に近い稼動状況が得られた時間帯等を把握したい遊技場では、高い遊技度数を優先して出力する上記第1出力が有効となり得る。
このように、上記第1〜上記第3の発明の遊技場用管理装置によれば、稼動状況が様々な遊技場毎に適切な出力等を行うことが可能である。
上記第1〜上記第3の発明における遊技台としては、パチンコ機やパチスロ機などがある。そして、遊技場としては、パチンコ機のみ、あるいは、パチスロ機のみを設置した遊技場のほか、パチンコ機とパチスロ機とを設置した遊技場など、様々な営業形態のものが考えられる。
また、上記稼動信号取込手段が取り込む稼動信号としては、一定数量のパチンコ玉が使用されたことを表す打込信号(アウト信号、使用遊技媒体信号)、一定数量のパチンコ玉を払い出したことを表す払出信号(セーフ信号、払出遊技媒体信号)、大当たりが発生したことを表す大当たり信号(特別遊技状態信号)、いわゆるセブン機等において大当たり抽選の開始を表すスタート信号(役物作動信号)、いわゆる確変状態が発生したことを表す確変信号(特定遊技状態信号)等がある。
一方、スロットマシンである遊技台側から取り込む上記稼動信号としては、メダル等が使用されたことを表す投入信号(アウト信号、使用遊技媒体信号)、メダル等を払い出したことを表す払出信号(セーフ信号、払出遊技媒体信号)、ゲームの開始を表すスタート信号(変動開始信号)、ボーナスゲーム等の特別遊技状態の発生を表すボーナス信号(特別遊技状態信号)、リプレイタイムに対応するRT信号やチャレンジタイムに対応するCT信号等の特定遊技状態信号等がある。
上記第1及び上記第3の発明において、上記単位時間内に被検知時間を設定し、当該被検知時間内に稼動信号を検知できたか否かに応じて遊技台の稼動を検知することもできる。例えば、上記単位時間に属する任意の1分間等の時間区間や、単位時間内の0〜59秒、1分〜1分59秒、2分〜2分59秒・・・等、1分毎に区分された時間区間や、単位時間中の所定のタイミングで設定した1分間等の時間区間を、上記被検知時間として設定できる。
また、上記第1及び上記第3の稼動信号としては、上記のほか、遊技台が占有されている旨を確認した従業員等によるリモコンやタッチパネル等の操作に対応して出力される信号を採用することもできる。この場合には、占有されているものの遊技者の離席によって非稼動の遊技台を含めて上記遊技度数を算出可能である。
上記第1及び上記第3の発明における遊技度数としては、上記稼動台数そのものであっても良い。稼動台数は、上記複数の遊技台の台数に対する割合を表現し得るからである。
また、上記第2の発明における稼動データとしては、稼動信号の取込数そのものであっても良い。さらに、上記第2の発明における遊技度数としては、上記稼動信号の取込数そのものであっても良い。稼動信号の取込数は、上記最大出力数に対する割合を表現し得るからである。
上記第1〜上記第3の発明において、上記時間帯は、営業日が異なる2以上の単位時間を含むものであっても良い(請求項4)。
この場合には、上記稼動状況出力手段による出力に基づいて、複数の営業日に渡る稼動状況を把握できるようになる。
また、上記時間的に連続する3つの上記単位時間のうちの両端の単位時間の遊技度数が略一致しており、かつ、中間の単位時間の遊技度数が上記両端の単位時間の遊技度数よりも所定のしきい値以上低い場合に、上記両端の単位時間の遊技度数に略一致するよう、上記中間の単位時間の遊技度数を補正するための遊技度数補正手段を備えていることが好ましい(請求項5)。
上記時間的に連続する3つの上記単位時間のうち、時間的に両端の単位時間の上記遊技度数が略一致しており、かつ、時間的に中間の単位時間の上記遊技度数が上記時間的に両端の単位時間の上記遊技度数よりも低い場合、上記時間的に中間の単位時間において何らかの異常が発生している可能性がある。そこで、上記のごとく時間的に両端の単位時間の遊技度数により、時間的に中間の単位時間の遊技度数を補正する場合には、異常な遊技度数を予め排除できる。
本発明の実施の形態につき、以下の実施例を用いて具体的に説明する。
(実施例1)
本例は、遊技台2が設置された遊技場を管理する遊技場用管理装置1に関する例である。この内容について、図1〜図7を用いて説明する。
本例の遊技場用管理装置1は、管理対象である複数の遊技台2側から各遊技台の稼動状況に応じて出力される稼動信号を取り込む稼動信号取込手段11と、単位時間内に稼動信号を取り込みしたか否かに基づいて遊技台2が稼動していることを検知し、稼動していることを検知した遊技台2の台数を稼動台数として単位時間毎に集計する稼動台数集計手段12と、上記複数の遊技台2の台数に対して、稼動台数集計手段12が集計した稼動台数の割合を表す遊技度数を単位時間毎に算出する遊技度数算出手段13と、複数の単位時間を包含するように遊技場の営業時間を区分した時間帯の代表遊技度数として、当該時間帯に属する各単位時間の遊技度数のうちのいずれかを設定する代表遊技度数設定手段14と、遊技度数の数値範囲を区分した少なくとも2以上の遊技度数区分、及び当該各遊技度数区分毎の出力パターンを設定する区分設定手段17と、各時間帯毎に、代表遊技度数が属する遊技度数区分を特定すると共に当該遊技度数区分に設定された出力パターンを選択する出力パターン選択手段15と、この出力パターン選択手段15が選択した出力パターンにより各時間帯を表示あるいは印字出力する稼動状況出力手段16と、を備えている。
この稼動状況出力手段16は、高い遊技度数を優先して出力する第1出力と、低い遊技度数を優先して出力する第2出力とを出力可能に構成されている。
上記代表遊技度数設定手段14は、稼動状況出力手段16が第1出力にて各時間帯を表示あるいは印字出力する場合には、時間帯を構成する各単位時間の遊技度数のうち、最高の遊技度数を代表遊技度数として設定する一方、稼動状況出力手段16が第2出力にて各時間帯を表示あるいは印字出力する場合には、時間帯を構成する各単位時間の遊技度数のうち、最低の遊技度数を代表遊技度数として設定する。
以下、この内容について詳しく説明する。
本例の遊技場用管理装置1(以下、単に管理装置1という。)は、図1及び図2に示すごとく、遊技場に設置された遊技台2を管理するための装置である。管理装置1は、遊技台2及び台ランプ21等が接続された通信ネットワーク20に接続されている。各遊技台2は、個別に設置された台ランプ21と共に中継器22を介して通信ネットワーク20に接続されている。本例では、図1及び図2に示すごとく、通信ネットワーク20としてCAN(Controller Area Network)を採用している。なお、通信ネットワーク20としては、本例のCANに代えて、MOSTやイーサネット(R)などのLAN規格等、様々な仕様のものを採用することができる。なお、図1では、台ランプ21及び中継器22を省略してある。
管理装置1の構成を説明する前に、まず、通信ネットワーク20に接続された遊技台2、台ランプ21及び中継器22等について説明する。
本例の遊技台2は、図1及び図2に示すごとく、大当たり抽選の結果に応じて大当たりを発生させる、いわゆるセブン機と呼ばれるパチンコ機である。遊技台2は、払出玉10玉ごとのセーフ信号(払出信号)、役物動作(本例のごとく特定の入賞口への入賞に応じて大当たり抽選を実施し、その大当たり抽選に基づいて図柄変動を行うセブン機が管理対象であれば、特定の入賞口への入賞に伴う大当たり抽選、あるいは図柄変動等。)を行ったことを表すスタート信号(役物動作信号)、大当たり状態(本例のセブン機では、大当たり図柄が表示されると共に特定の入賞口を開放し、出玉率が高くなる遊技状態。)であることを表す大当たり信号、高確率で大当たり抽選に当選し得る確変状態であることを表す確変信号等を出力する。さらに、遊技台2に対応して設置した玉回収装置(図示略。)がアウト信号(打込信号)を出力する。玉回収装置は、遊技に使用されて回収された回収玉10玉毎にアウト信号(打込信号)を1回ずつ出力する。本例では、遊技台2に投入された10玉毎のアウト信号を、上記稼動信号として採用している。
なお、本例の遊技台2に代えて、遊技者が打ち込んだ玉数を表すアウト信号を直接出力する遊技台を採用することもできる。この場合には、上記玉回収装置を省略することができる。さらになお、上記遊技台2としては、本例のパチンコ機に限定されるものではなく、スロットマシン等の遊技台であっても良い。さらに、セーフ信号を出力しない遊技台2については、遊技台2に遊技媒体を補給する補給装置が出力する補給信号をセーフ信号として取り込むことが可能である。
台ランプ21は、図1及び図2に示すごとく、各遊技台2の鉛直方向上側に配設した表示装置である。本例の台ランプ21は、各種情報を表示するデータ表示部(図示略)を中央に配設してなる。
中継器22は、遊技台2側から取り込むアウト信号やセーフ信号等の稼動信号を通信ネットワーク20上の通信データに変換する装置である。この中継器22は、各遊技台2のマシンIDを関連付けした状態で、アウト信号等を通信ネットワーク20に向けて送出する。
次に、管理装置1は、図1及び図2に示すごとく、液晶ディスプレイを含む出力手段103と、各種の計算処理を実行する装置本体101と、キーボード及びマウスを含む入力手段102とを備えている。装置本体101は、演算処理を実行するCPUのほか、記憶手段であるハードディスクドライブ106を備えている。そして、装置本体101は、内蔵する通信ポートを介して通信ネットワーク20に接続されている。装置本体101は、通信ポートを介して各遊技台2のアウト信号等を受信する。
管理装置1(装置本体101)は、ソフトウェアプログラムの実行により、図1〜図3を用いて上記したごとく、アウト信号を取り込む稼動信号取込手段11と、稼動台数を集計する稼動台数集計手段12と、単位時間毎の遊技度数を算出する遊技度数算出手段13と、時間帯の代表遊技度数を設定する代表遊技度数設定手段14と、遊技度数区分及び出力パターンを設定する区分設定手段17と、時間帯毎の出力パターンを選択する出力パターン選択手段15と、出力パターンにより各時間帯を表示する稼動状況出力手段16としての各機能を実現する。以下、各手段の機能的な構成について説明する。
稼動信号取込手段11は、図1及び図2に示すごとく、遊技台2側からアウト信号を取り込む手段である。上記のごとく、このアウト信号は、遊技台2が回収した10玉の打込玉(アウト玉)に対応している。
稼動台数集計手段12は、単位時間内に稼動を検知した遊技台の台数を表す稼動台数を集計する手段である。稼動台数集計手段12は、単位時間である10分間内にアウト信号を取り込みしたか否かに応じて遊技台の稼動を検知し、単位時間内に稼動を検知した台数を稼動台数として集計する。
本例では、単位時間として10分間を設定してあり、開店時刻である9:00から閉店時刻である22:00までの遊技場の営業時間を単位時間毎に区分している。単位時間としては、本例の10分間に代えて、1秒間、1分間、5分間等、異なる時間を設定することもできる。単位時間が短時間であるほど管理装置1の負担が増える一方、集計する稼動台数の精度を高くできる。なお、単位時間を細分化するほど、単位時間を単位とした表示が難しくなる。それ故、遊技度数の算出単位である単位時間とは別に、遊技度数の表示単位である時間帯を設定した本発明の作用効果が特に有効となる。
遊技度数算出手段13は、図1及び図2に示すごとく、上記複数の遊技台2の遊技度数を単位時間毎に算出する手段である。遊技度数は、上記複数の遊技台2の台数に対する上記稼動台数の割合である。遊技度数算出手段13は、各単位時間について算出した遊技度数を順次、ハードディスクドライブ106に保存する。
代表遊技度数設定手段14は、図1及び図2に示すごとく、複数の単位時間を含む時間帯毎の代表遊技度数を設定する手段である。本例では、上記のごとく単位時間として10分間を設定してある。時間帯としては、6コマの単位時間を包含する1時間を設定してある。代表遊技度数設定手段14は、時間帯に属する6コマの単位時間の遊技度数のうちのいずれかを、当該時間帯の代表遊技度数として設定する。なお、単位時間、時間帯としては、それぞれ、10分、1時間に代えて、単位時間1分、時間帯10分等の他の設定を採用することもできる。
特に、本例の代表遊技度数設定手段14は、図1及び図2に示すごとく、上記第1出力(設定1)では、時間帯を構成する各単位時間の遊技度数のうちの最高の遊技度数を代表遊技度数として設定する。上記第2出力(設定2)では、時間帯を構成する各単位時間の遊技度数のうちの最低の遊技度数を代表遊技度数として設定する。
区分設定手段17は、図1〜図3に示すごとく、入力手段102を介して入力された遊技度数区分及び出力パターンを設定する手段である。本例では、図3に示すごとく、遊技度数区分毎の出力パターンを設定している。遊技度数区分としては、遊技度数0%の区分、0%を超えて20%以下の区分、20%を超えて40%以下の区分、40%を超えて60%以下の区分、60%を超えて80%以下の区分、80%を超えて99%以下の区分、100%の区分を設定してある。そして、出力パターンは、各区分を区別可能に表示するためのパターンである。
なお、出力パターンとしては、図3のようなテクスチャア(模様)による区別に代えて、色による区別を採用することが好ましい。さらに、色による区別を採用する場合には、遊技度数が高い区分ほど、赤等の暖色を設定し、遊技度数が低くなるに従って青等の寒色に近づくように設定することも良い。
またなお、図3における「設定1」、「設定2」の項目の1〜7の数字は、代表遊技度数として設定される際の優先順位を示している。最高の遊技度数を代表遊技度数とする設定1(第1出力)では、遊技度数が高い遊技度数区分が優先される。一方、最低の遊技度数を代表遊技度数とする設定2(第2出力)では、遊技度数が低い遊技度数区分が優先されている。なお、区分設定手段17が設定する遊技度数区分としては、本例に代えて、例えば、非満席状態に対応する0%以上80%以下、準満席状態に対応する80%を超えて90%以下、満席状態に対応する90%を超えて100%以下というように設定することも良い。
出力パターン選択手段15は、図1〜図3に示すごとく、各時間帯の出力パターンを選択する手段である。出力パターン選択手段15は、各時間帯の代表遊技度数が属する遊技度数区分を特定し、その遊技度数区分に対応する出力パターンを選択する。
稼動状況出力手段16は、図1〜図3に示すごとく、第1出力及び第2出力により各時間帯を出力可能な手段である。本例の稼動状況出力手段16は、出力手段103である液晶ディスプレイの画面上の各時間帯を、上記出力パターン選択手段15が選択した出力パターンにより表示する。本例の稼動状況出力手段16は、各時間帯を第1出力(設定1)あるいは第2出力(設定2)により出力可能である(図4及び図5参照。)。本例の稼動状況出力手段16は、第1出力及び第2出力のうち、管理装置1のオペレータが入力手段102を利用して指定したものを選択的に表示する(図8〜図11参照。)。
上記のように構成された管理装置1によれば、図4及び図5に例示するごとく、管理対象とする12台の遊技台2について、営業日毎の遊技度数分布を得ることができる。図4は、1日目の遊技度数分布を示し、図5は、2日目の遊技度数分布を示している。同図中の項目「稼動台数」は、単位時間内に稼動が検知された遊技台2の台数であり、項目「遊技度数」は、遊技度数算出手段13が単位時間毎に算出した遊技度数を示している。同図は、第1出力及び第2出力を両方、示す図であり、同図中の項目「設定1」及び「設定2」は、代表遊技度数設定手段14が時間帯毎に設定した代表遊技度数を示している。「設定1」は、各単位時間中で最高の遊技度数を設定する第1出力である。「設定2」は、各単位時間中で最低の遊技度数を設定する第2出力である。さらに、同図では、各遊技度数の属する遊技度数区分に対して設定された出力パターンにより、各単位時間、各時間帯の表示欄を塗り分けてある。
例えば、図4に示すごとく、1日目の9時台の時間帯については、第1出力(設定1)では、遊技度数が最高となった9:20〜9:30分の単位時間の遊技度数(92%)が設定され得る。一方、第2出力(設定2)では、遊技度数が最低となった9:00〜9:10の単位時間の遊技度数(33%)が設定され得る。
さらに、管理装置1によれば、図6に示すごとく、1日目と2日目の遊技度数分布をまとめて表示することも可能である。同図中の項目「設定1」の各時間帯は、同じ時間帯に属する複数の営業日に渡る単位時間、すなわち6単位×2日分の単位時間のうち、最高の遊技度数である代表遊技度数に対応する出力パターンにより表示される。また、同図中の項目「設定2」の各時間帯は、同じ時間帯に属する複数の営業日に渡る単位時間のうち、最低の遊技度数である代表遊技度数に対応する出力パターンにより表示される。
以上のように、本例の遊技場用管理装置1によれば、10分毎の単位時間毎に遊技度数を細かく算出する一方、1時間毎の時間帯について代表遊技度数を表示可能である。第1出力で設定される代表遊技度数は、時間帯に属する各単位時間の遊技度数のうちの最高の遊技度数である。第2出力で設定される代表遊技度数は、時間帯に属する各単位時間の遊技度数のうちの最低の遊技度数である。遊技場用管理装置1によれば、時間帯に属する単位時間の遊技度数の最高あるいは最低のピーク値をとりこぼすことなく確実性高く表示可能である。時間帯毎の表示によれば、細かい時間区分である単位時間毎の表示等と比べて稼動状況の傾向を把握し易くなる。
なお、図7に示すごとく、単位時間の時間区分と、時間帯の時間区分とを一致させると共に、複数の営業日に渡る複数の単位時間を含む時間帯について、代表遊技度数を設定することも良い。
さらに、本例では、図4及び図5に示すごとく、単位時間あるいは時間帯毎に遊技度数範囲の遊技度数の数値を表示したが、これに代えて、遊技度数の数値を別途、表示したり、遊技度数の数値の表示を省略することもできる。
なお、本例では、アウト信号の取り込みに応じて遊技台2の稼動を検知している。これに代えて、各遊技台の占有状態を確認した従業員等がリモコンやタッチパネル等を操作して出力される操作信号に基づいて遊技台2の稼動を検知することもできる。さらに、スタート信号、大当たり信号、確変信号等の稼動信号を利用して遊技台2の稼動を検知することもできる。さらには、アウト信号、大当たり信号及び確変信号のいずれかを取り込みできた場合に、遊技台2の稼動を検知するようにしても良い。
また、本例の稼動台数集計手段12に代えて、アウト信号の取込数に応じたアウト(使用遊技媒体数)を集計する稼動データ集計手段を採用することもできる。この場合には、遊技度数算出手段13は、単位時間に出力され得るアウト信号の最大出力数に応じた理論アウト(理論稼動データ)により、稼動データ集計手段が実際に集計したアウトを除算することで遊技度数を算出することができる。なお、例えば、パチンコ遊技台であれば、1分間連続稼動した場合に発射される玉(回収玉)であるアウトは約100玉である。それ故、単位時間である10分間の理論アウトは1000玉となる。パチスロ機(スロットマシン)では、1分間の理論上の消費メダルが約40枚である。それ故、単位時間である10分間の理論アウトは400枚である。理論アウトは、最大アウトあるいは理論値と呼ばれることもある。
さらに、時間的に隣接する前後の単位時間の遊技度数範囲が同じであって、かつ、中間にに位置する単位時間の遊技度数区分が1ランク低い場合に、中間に位置する単位時間の遊技度数区分を1ランク繰り上げるように補正する遊技度数補正手段を、本例の管理装置1に追加しても良い。この遊技度数補正手段によれば、例えば、図4における13:50〜14:00の遊技度数100%の単位時間、及び14:10〜14:20の遊技度数100%の単位時間に挟まれて位置する遊技度数92%の14:00〜14:10の単位時間について、その遊技度数区分を100%に繰り上げることができる。この場合、14:00〜14:10の単位時間については、アウト信号等の稼動信号の取り込み漏れ等のおそれも考えられるが、上記のごとく1ランク繰り上げすることで取り込み漏れ等による悪影響を未然に抑制できる。
(実施例2)
本例は、実施例1の管理装置を利用して遊技場A及び遊技場Bを管理した例である。この内容について、図8〜図11を利用して説明する。
本例は、図8〜図11に示すごとく、1週間に渡る機種毎の遊技度数分布を、遊技場毎に表示させた例である。図8及び図9は遊技場Aの遊技度数分布を示し、図10及び図11は遊技場Bにおける遊技度数分布を示している。また、図8及び図10は、第1出力(設定1)で設定された代表遊技度数の属する遊技度数区分の分布を示している。図9及び図11は、第2出力(設定2)で設定された代表遊技度数の属する遊技度数区分の分布を示している。
ここで、図8及び図9に遊技度数分布を例示する遊技場Aは、遊技度数が高い遊技場である。一方、図10及び図11に遊技度数分布を例示する遊技場Bは、遊技度数が低い遊技場である。遊技場Aについて、図8に示すごとく、第1出力(設定1)を採用すると、ほぼ全機種が満席状態(遊技度数が100%に近い状態)となっており、機種間の違いの把握が難しい。そこで、図9に示すごとく、第2出力(設定2)を採用すれば、機種間の違いを把握し易くなる。すなわち、機種Bや機種Dは80%以上99%以下の準満席状態の占有割合が高いのに対して、機種Cは、遊技度数60%以下の非満席状態の時間帯の占有割合が高くなっている。図9の遊技度数分布に基づけば、減台候補の機種Cを的確に判断できる。
一方、遊技場Bの場合、図11に示すごとく、第2出力(設定2)を採用すると、全機種について稼動が同程度に低調となっており、機種間の違いの把握が難しい。そこで、図10に示すごとく、第1出力(設定1)を採用すれば、機種A、機種Eについては満席状態となった時間帯が存在していたことを把握できる一方、機種Fについては他の機種に比べて満席状態が少ないことが把握できる。それ故、遊技場Bについては、減台候補の機種Fを的確に判断できる。
なお、その他の構成及び作用効果については、実施例1と同様である。
またなお、本例のごとく1週間に代えて、10日間、2週間等の期間について、上記のような遊技度数分布を表示することも良い。
さらに、曜日毎、或いはイベント営業と通常営業に分けて、図8〜図11のようなデータを生成することも良い。また、本例では、機種毎(機種A、機種B)に時間帯毎の遊技度数分布を表示したが、これに代えて、パチンコ、パチスロ等の種別毎、タイプ(スペック等が同じ)毎のデータを出力することもできる。パチンコ、パチスロ等の種別毎、タイプ(スペック等が同じ)毎のデータに基づけば、遊技台を入替すべきかどうかを判断し得る。
(実施例3)
本例は、実施例1の管理装置を基にして、単位時間と時間帯との間に、複数の単位時間を含むと共に時間帯を区分してなる中間時間帯を設定した例である。この内容について、図12〜図14を用いて説明する。
本例の管理装置は、実施例1の構成(図1参照。)に基づいて、中間遊技度数決定手段(図示略。)を追加設定すると共に、代表遊技度数設定手段の構成を変更してある。
中間遊技度数決定手段は、中間時間帯を構成する単位時間の遊技度数のうちの最高値である中間遊技度数を決定する手段である。
本例の代表遊技度数設定手段は、第1出力(設定1)の代表遊技度数として各時間帯を構成する中間時間帯の中間遊技度数のうちの最高値を設定し、第2出力(設定2)の代表遊技度数として各時間帯を構成する中間時間帯の中間遊技度数のうちの最低値を設定する。
上記のように構成された管理装置による表示を図12〜図14に例示する。
図12では、2コマの単位時間よりなる中間時間帯を「組合せ」として示している。中間時間帯の遊技度数である中間遊技度数は、当該中間時間帯に属する2コマの単位時間の遊技度数のうち、高い方の遊技度数である。
図13では、5分毎の単位時間、10分毎の中間時間帯(「組合せとして図示。」)に細分化した例を示している。
図14は、図4及び図5に示すごとく2日間の遊技度数分布に基づいて、2日間をまとめた時間帯(6単位時間×2日分)を設定すると共に、1日毎の6コマの単位時間よりなる中間時間帯を設定した場合の例を示している。中間時間帯の中間遊技度数としては、各営業日の1時間毎の6単位時間のうち、最高の遊技度数が設定される。一方、2日間をまとめた時間帯の遊技度数としては、当該時間帯を構成する営業日毎の中間時間帯の中間遊技度数のうちのいずれかが設定される。第1出力(設定1)では、2日分の中間時間帯の中間遊技度数のうち、高い方が設定される。第2出力(設定2)では、2日分の中間時間帯の中間遊技度数のうち、低い方が設定される。
本例の管理装置によれば、例えば、アウト信号等の稼動信号の取り込み漏れ等に起因して低く算出された遊技度数が、代表遊技度数の異常として顕在化するおそれを抑制できる。中間時間帯の中間遊技度数を決定する段階で、上記のごとく実際よりも低く算出された遊技度数を排除可能であるからである。
なお、その他の構成及び作用効果については実施例1と同様である。
実施例1における、遊技場用管理装置のシステム構成を示すブロック図。 実施例1における、遊技場用管理装置の機器構成を示すシステム図。 実施例1における、遊技度数区分及び出力パターンを示す説明図。 実施例1における、1日目の遊技度数分布を示す説明図。 実施例1における、2日目の遊技度数分布を示す説明図。 実施例1における、2日間に渡る遊技度数分布を示す説明図。 実施例1における、他の遊技度数分布の表示方法を示す説明図。 実施例2における、遊技場Aの機種毎の第1出力(設定1)による遊技度数分布を示す説明図。 実施例2における、遊技場Aの機種毎の第2出力(設定2)による遊技度数分布を示す説明図。 実施例2における、遊技場Bの機種毎の第1出力(設定1)による遊技度数分布を示す説明図。 実施例2における、遊技場Bの機種毎の第2出力(設定2)による遊技度数分布を示す説明図。 実施例3における、第1の遊技度数分布を示す説明図。 実施例3における、第2の遊技度数分布を示す説明図。 実施例3における、第3の遊技度数分布を示す説明図。
符号の説明
1 遊技場用管理装置(管理装置)
11 稼動信号取込手段
12 稼動台数集計手段
13 遊技度数算出手段
14 代表遊技度数設定手段
15 出力パターン選択手段
16 稼動状況出力手段
17 区分設定手段
2 遊技台
20 通信ネットワーク
21 台ランプ
22 中継器

Claims (5)

  1. 管理対象である複数の遊技台側から各遊技台の稼動状況に応じて出力される稼動信号を取り込む稼動信号取込手段と、
    単位時間内に稼動信号を取り込みしたか否かに基づいて遊技台が稼動していることを検知し、稼動していることを検知した遊技台の台数を稼動台数として上記単位時間毎に集計する稼動台数集計手段と、
    上記複数の遊技台の台数に対して、上記稼動台数集計手段が集計した上記稼動台数の割合を表す遊技度数を上記単位時間毎に算出する遊技度数算出手段と、
    複数の上記単位時間を包含するように遊技場の営業時間を区分した時間帯の代表遊技度数として、当該時間帯に属する各単位時間の上記遊技度数のうちのいずれかを設定する代表遊技度数設定手段と、
    遊技度数の数値範囲を区分した少なくとも2以上の遊技度数区分、及び当該各遊技度数区分毎の出力パターンを設定する区分設定手段と、
    上記各時間帯毎に、上記代表遊技度数が属する遊技度数区分を特定すると共に当該遊技度数区分に設定された出力パターンを選択する出力パターン選択手段と、
    当該出力パターン選択手段が選択した上記出力パターンにより上記各時間帯を表示あるいは印字出力する稼動状況出力手段と、を備え、
    該稼動状況出力手段は、高い遊技度数を優先して出力する第1出力と、低い遊技度数を優先して出力する第2出力とを出力可能に構成されており、
    上記代表遊技度数設定手段は、上記稼動状況出力手段が上記第1出力にて上記各時間帯を表示あるいは印字出力する場合には、上記時間帯を構成する上記各単位時間の上記遊技度数のうち、最高の遊技度数を上記代表遊技度数として設定する一方、上記稼動状況出力手段が上記第2出力にて上記各時間帯を表示あるいは印字出力する場合には、上記時間帯を構成する上記各単位時間の上記遊技度数のうち、最低の遊技度数を上記代表遊技度数として設定するように構成されていることを特徴とする遊技場用管理装置。
  2. 管理対象である複数の遊技台側から各遊技台の稼動状況に応じて出力される稼動信号を取り込む稼動信号取込手段と、
    該稼動信号取込手段による上記稼動信号の取込回数に基づく稼動データを集計する稼動データ集計手段と、
    上記複数の遊技台側から単位時間当たりに出力され得る上記稼動信号の最大出力数に応じた理論稼動データに対して、上記単位時間当たりに上記稼動データ集計手段が上記複数の遊技台について集計した上記稼動データの割合を表す遊技度数を算出する遊技度数算出手段と、
    複数の上記単位時間を包含するように遊技場の営業時間を区分した時間帯の代表遊技度数として、当該時間帯に属する各単位時間の遊技度数のうちのいずれかを代表遊技度数として設定する代表遊技度数設定手段と、
    遊技度数の数値範囲を区分した少なくとも2以上の遊技度数区分、及び当該各遊技度数区分毎の出力パターンを設定する区分設定手段と、
    上記各時間帯毎に、上記代表遊技度数が属する遊技度数区分を特定すると共に当該遊技度数区分に設定された出力パターンを選択する出力パターン選択手段と、
    当該出力パターン選択手段が選択した上記出力パターンにより上記各時間帯を表示あるいは印字出力する稼動状況出力手段と、を備え、
    該稼動状況出力手段は、高い遊技度数を優先して出力する第1出力と、低い遊技度数を優先して出力する第2出力とを出力可能に構成されており、
    上記代表遊技度数設定手段は、上記稼動状況出力手段が上記第1出力にて上記各時間帯を表示あるいは印字出力する場合には、上記時間帯を構成する上記各単位時間の上記遊技度数のうち、最高の遊技度数を上記代表遊技度数として設定する一方、上記稼動状況出力手段が上記第2出力にて上記各時間帯を表示あるいは印字出力する場合には、上記時間帯を構成する上記各単位時間の上記遊技度数のうち、最低の遊技度数を上記代表遊技度数として設定するように構成されていることを特徴とする遊技場用管理装置。
  3. 管理対象である複数の遊技台側から各遊技台の稼動状況に応じて出力される稼動信号を取り込む稼動信号取込手段と、
    単位時間内に稼動信号を取り込みしたか否かに基づいて遊技台が稼動していることを検知し、稼動していることを検知した遊技台の台数を稼動台数として上記単位時間毎に集計する稼動台数集計手段と、
    上記複数の遊技台の台数に対して、上記稼動台数集計手段が集計した上記稼動台数の割合を表す遊技度数を上記単位時間毎に算出する遊技度数算出手段と、
    複数の上記単位時間を包含するように遊技場の営業時間を区分した時間帯の代表遊技度数として、当該時間帯に属する各単位時間の上記遊技度数のうちのいずれかを設定する代表遊技度数設定手段と、
    遊技度数の数値範囲を区分した少なくとも2以上の遊技度数区分、及び当該各遊技度数区分毎の出力パターンを設定する区分設定手段と、
    上記各時間帯毎に、上記代表遊技度数が属する遊技度数区分を特定すると共に当該遊技度数区分に設定された出力パターンを選択する出力パターン選択手段と、
    当該出力パターン選択手段が選択した上記出力パターンにより上記各時間帯を表示あるいは印字出力する稼動状況出力手段と、
    複数の上記単位時間を包含するように上記時間帯を区分した中間時間帯について、当該中間時間帯を構成する上記各単位時間の上記遊技度数のうちの最高の遊技度数を中間遊技度数として設定する中間遊技度数設定手段と、を備え、
    上記稼動状況出力手段は、高い遊技度数を優先して出力する第1出力と、低い遊技度数を優先して出力する第2出力とを出力可能に構成されており、
    上記代表遊技度数設定手段は、上記稼動状況出力手段が上記第1出力にて上記各時間帯を表示あるいは印字出力する場合には、上記時間帯を構成する上記各中間時間帯の上記中間遊技度数のうち、最高の中間遊技度数を上記代表遊技度数として設定する一方、上記稼動状況出力手段が上記第2出力にて上記各時間帯を表示あるいは印字出力する場合には、上記時間帯を構成する上記各中間時間帯の上記中間遊技度数のうち、最低の中間遊技度数を上記代表遊技度数として設定するように構成されていることを特徴とする遊技場用管理装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、上記時間帯は、営業日が異なる2以上の単位時間を含むことを特徴とする遊技場用管理装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項において、上記時間的に連続する3つの上記単位時間のうちの両端の単位時間の遊技度数が略一致しており、かつ、中間の単位時間の遊技度数が上記両端の単位時間の遊技度数よりも所定のしきい値以上低い場合に、上記両端の単位時間の遊技度数に略一致するよう、上記中間の単位時間の遊技度数を補正するための遊技度数補正手段を備えたことを特徴とする遊技場用管理装置。
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