JP2012090853A - 遊技場用装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】獲得遊技媒体数の異なる複数種類の当り状態のうちの所定の小当り状態のときに特賞信号を出力しない遊技機からの遊技信号に基づき遊技データを集計・管理する遊技場用装置であって、特賞信号と特定の遊技状態を示す特定遊技信号とを受信する通信手段41と、特定遊技信号の立ち上がりのときに特賞信号が検出されない場合、又は、特定遊技信号の立ち上がりのときから所定時間遡ったときまでの間に特賞信号が検出されない場合に、特定遊技信号の立ち上がりから立ち下がりまでの期間を所定の小当り状態であると判定する遊技状態判定部431と、小当り状態と判定した場合に、特定遊技信号を特賞信号とみなして所定の処理を実行するみなし処理部432とを備えた構成としてある。
【選択図】図3
Description
例えば、パチンコ機では、遊技状態を示す遊技信号として、当り状態を示す特賞信号、大当り確率が通常遊技状態よりも高く変動する確率変動遊技状態(以下、確変遊技状態)を示す確変信号、大当り図柄を停止図柄の組合せに含む図柄可変表示器の変動時間が短縮された変動時間短縮遊技状態(以下、時短遊技状態)を示す時短信号等が出力され、パチンコ機の各遊技状態を区分することができる。
「確変小当り」は、突然確変当りとよばれる変則的な当りであり、この確変小当りが発生したときには、遊技媒体の入賞が容易になる大入賞口が短期間(例えば、0.5秒間)の開放を2回繰り返し、大入賞口の閉鎖後は、当りに当選する確率が規定の値に変動する確変遊技状態に移行する。そのため、遊技者に対して突然に確変遊技状態に移行したような印象を与える。
また、このような通常小当りを設けた遊技機において、図9に示すように、通常小当りの場合に、特賞信号を出力せず、確変信号のみを出力するものがある。
画面の項目のうち、例えば、「確変回数」は、本来は、確変大当りや確変小当り時の特賞信号の受信回数であって、「大当り回数」以下となるが、図9に示すように、通常小当りになったとき、確変遊技状態と認識されるため、通常小当りの回数が「確変回数」に加算されて、「大当り回数」より「確変回数」が多くなってしまうような誤ったデータとなり、正確な遊技データを算出することができなかった。そして、この遊技データが、遊技履歴を表示するデータ表示機に表示される場合には、遊技者に正確な情報を提供することができなかった。
これは、上記した管理装置においては、通常小当りのときに出力される確変信号によって、確変遊技状態と誤って認識されるため、通常小当りのときに確変中ベースが算出されることになる。すなわち、確変中ベース平均は、確変遊技状態と誤って認識された通常小当り中のベース(確変中ベースa:200玉,確変中ベースb:100玉,確変中ベースc:200玉)と、本当の確変遊技状態中の確変中ベース(確変中ベースd:77.77玉,確変中ベースe:78.12玉)との合計値が上記の「確変回数」で除算されて算出されることになる。
具体的には、確変中ベース平均は、
(200+100+200+77.77+78.12)/5=131.18
と算出されることになる。
このように、確変中ベース平均が、通常小当り中の遊技データを含んで算出されてしまい、通常小当り中の遊技データを除いた、確変中のみの正確な値を算出することができなかった。
図1に示すように、遊技場システム1は、遊技機10と、遊技媒体貸出機20と、呼出ランプ30と、これらに接続される台コンピュータ40と、島コンピュータ50と、ホールコンピュータ60とで構成されている。そして、これらの各装置が、所定のネットワーク(例えば、ローカル・エリア・ネットワーク)を介して、遊技機10から出力される所定の遊技信号や、遊技信号から各装置で算出される遊技データ等を送受可能に接続されている。
通常大当りは、内部抽選により当選し、遊技機10に配設された図柄可変表示器に確変図柄以外の図柄が停止表示された場合に発生する。そして、最大15回大入賞口が開放する大当り遊技が行われ、大当り遊技終了後は通常遊技状態となる。
確変大当りは、内部抽選により当選し、図柄可変表示器に確変図柄が停止表示された場合に発生する。そして、最大15回大入賞口が開放する大当り遊技が行われ、大当り遊技終了後は確変遊技状態となる。
確変小当りは、一般に、突確当りとよばれ、図柄可変表示器に突確図柄が停止表示された場合に発生する。そして、大入賞口が短期間(例えば、0.5秒間)の開放を2回繰り返し、大入賞口の閉鎖後は確変遊技状態となる。そのため、遊技者に対して大当り状態であることを認識させ難くして、突然に確変遊技状態になったような印象を与える。
また、通常遊技状態又は確変遊技状態では、大当り遊技終了後に、特定回数(例えば、100回)発生する時短遊技状態に移行する場合がある。この時短遊技状態は、図柄可変表示器における所定の図柄の変動時間が短縮され、この時短遊技状態中に遊技が特定回数まで実行された時点、あるいはそれ以前に新たに大当りが発生した時点で終了する。
例えば、遊技状態を示す遊技信号として、一遊技毎に出力されるスタート信号、当り状態を示す特賞信号、特定の遊技状態を示す特定遊技信号等が出力される。
特賞信号は、大入賞口の開閉が行われるときに出力され、通常大当り、確変大当り、確変小当り等のときに出力される。例えば、特賞信号は、確変大当り,通常大当り,確変小当りの発生に伴ってオフからオンに変化し、大当り遊技の終了によりオンからオフに変化する大当り遊技中に出力される。なお、本実施形態における遊技機10の通常小当りのときは出力されないことになっている。
「特定の遊技状態」は、確変遊技状態や時短遊技状態を示し、「特定遊技信号」は、これら確変遊技状態を示す確変信号や時短遊技状態を示す時短信号をいう。
確変信号は、確変大当りや確変小当りの発生に伴ってオンとなり、特賞信号と同時、又は、特賞信号の終了時に出力され、例えば、次の大当り(通常大当り)が発生した場合に確変遊技状態が終了し、確変信号はオフとなる。なお、確変信号の出力形態の詳細は後述する。
時短信号は、時短遊技状態の発生時にオンとなり、時短遊技状態中に出力され、例えば、遊技が特定回数まで実行された時点、あるいはそれ以前に新たに大当りが発生した発生した場合に時短遊技状態は終了し、時短信号はオフとなる。
このように遊技機10から出力された各種遊技信号は、図2に示すように、呼出ランプ30を介して、台コンピュータ40へ送られ、さらに島コンピュータ50を介してホールコンピュータ60へ送信される。
通信手段41は、本発明に係る受信手段として動作し、呼出ランプ30や島コンピュータ50に接続されており、これら呼出ランプ30や島コンピュータ50との間で遊技データを送受信する。例えば、通信手段41は、遊技機10から出力される遊技信号を受信する。そして、通信手段41は、これら遊技信号にもとづいて算出された遊技データを、呼出ランプ30とホールコンピュータ60に送信する。また、後述する選択情報をホールコンピュータ60から受信する。なお、通信手段41は、遊技機10から出力された遊技信号を、呼出ランプ30を介さず、遊技機10から直接受信することもできる。
遊技データは、通信手段41が受信した遊技信号に基づき集計されたものであり、例えば、遊技開始・終了時間、特賞回数、確変回数、小当り回数、遊技機10の電源投入時からのスタート回数を示す総スタート回数、前回の大当り遊技終了からのスタート回数を示す大当り間スタート回数、出玉数(アウト玉数,セーフ玉数)、ベース等を項目として、遊技毎に記録したデータベースとなっている。
「ベース」は、遊技機10に投入された遊技媒体数(アウト玉数)に占める遊技機10から払い出された遊技媒体数(セーフ玉数)の割合を示し、確変遊技状態又は時短遊技状態における確変中ベースと、確変当り状態以外の当り状態(例えば、通常当り状態)後や、小当り状態後の通常遊技状態における通常中ベース等からなる。
また、各々の確変中ベースから平均として算出される「確変中ベース平均」、各々の通常中ベースから平均として算出される「通常中ベース平均」がある。
これらベースが高ければ遊技者にとって遊びやすい遊技機と判断することができる。また、ベースが、所定範囲外となる場合には、不正な行為によって出玉が操作されたと判断することもできる。
制御手段43は、図3に示すように、遊技状態判定部431と、みなし処理部432とを備えている。
なお、上記のように、本実施形態における遊技機10は、通常小当りのときに特賞信号を出力せず、確変信号のみを出力するものとする。
このような遊技機10であって、さらに、確変大当りとなったとき、特賞信号と確変信号を同時に出力する遊技機10の場合は、図4(a)に示すように、遊技機10から出力される確変信号は、本来、特賞信号と同時に出力される。ところが、該遊技機10では、通常小当りのときにも確変信号のみが出力されることによって、遊技状態判定部431は、図5(a)に示すように、確変信号がオフからオンに変化するタイミングで特賞信号が検出されない場合には、通常小当りによる確変信号が出力されたと判断することができる。そして、確変信号の立ち上がりから立ち下がりまでの期間を「小当り状態」と判定する。
これは、遊技機10で遊技がされていない状態(総スタート回数がゼロ)で、確変信号がオフからオンに変化するとき、特賞信号が検出されない場合は、前日の閉店時の確変遊技状態を引き継いで、朝一確変状態と判断するものである。すなわち、遊技機10が前日に確変遊技状態のまま閉店し、翌日営業開始時に記憶部(RAM)がリセットされずに遊技機10の電源が投入された場合には、前日の遊技状態(確変遊技状態)を継続することを意味している。
また、確変信号がオフからオンに立ち上がるとき、特賞信号が検出された場合には、遊技状態判定部431は、確変当り状態であると判定し、朝一確変状態と区別することができる。
また、該遊技機10の場合も同様に、確変信号がオフからオンに立ち上がるときから所定時間遡ったときまでの間に特賞信号が検出されない場合に、さらに、スタート信号の有無を判定することによって、朝一確変状態を判断することができる。
そして、みなし処理部432による所定の処理とは、例えば、小当り状態と判定された期間内に受信する各種遊技信号を、小当り状態中の遊技データとして集計する。これによって、確変遊技状態の遊技データと区別して、小当り状態の遊技データを収集することができる。
なお、みなし処理部432によって集計され、出力された遊技データの詳細については後述する(図8)。
上記したように、みなし処理部432によって、小当り状態の期間内に受信する遊技信号は、通常、通常小当り期間内の遊技データとして処理されるが、ホールコンピュータ60の所定の入力手段や他の装置からの選択操作に基づき、この選択情報を台コンピュータ40へ送信することで、みなし処理部432は、この選択された遊技状態に対する遊技データとして集計する。
例えば、従来のように、通常小当りを確変小当りとする場合には、遊技場の管理者などが「確変遊技状態」を選択することで、みなし処理部432は、通常小当りの期間内に受信する遊技信号を、確変小当りの遊技データとして集計し処理する。また、通常小当りを通常遊技状態とする場合には、「通常遊技状態」を選択することによって、みなし処理部432は、通常小当りになっても、通常遊技として処理する。
そして、遊技機10と、遊技媒体貸出機20と、台コンピュータ40とが複数配列されて一つの遊技機島を構成し、この遊技機島毎に島コンピュータ50が備えられている。
具体的には、ホールコンピュータ60は、台コンピュータ40で集計された各遊技機10の遊技データを受信して、遊技機10毎、遊技機10の機種毎、遊技機島毎、遊技場全体などの単位で遊技データを集計する。
また、ホールコンピュータ60は、上記したように所定の選択操作が可能な入力手段(例えば、キーボード,テンキー,選択操作画面等)を備えている。この入力手段が選択操作されることによって、ホールコンピュータ60から所定の選択情報が通信手段41を介して台コンピュータ40に送信され、みなし処理部432がこの選択情報に基づき、小当り状態と判定された期間内に受信する遊技信号を、小当り状態、確変遊技状態、又は、通常遊技状態のうちいずれかの遊技状態中の遊技データとして集計処理するようになっている。
図6に示すように、まず、遊技状態判定部431は、確変信号を受信したとき(S10−YES)、特賞信号が同時に検出されるか否かを判定する(S11)。
判定の結果、特賞信号が同時に検出されない場合(オフ)は(S11−NO)、小遊技状態判定部431は、遊技機10が通常小当りであると判断し、確変信号の立ち上がりから立ち下がりまでの期間を「小当り状態」と判定する(S12)。このとき、みなし処理部432は、受信した確変信号を特賞信号とみなすことで、仮想的に特賞が発生したとみなして、小当り状態であると処理する。そして、みなし処理部432は、この小当り状態と判定された期間内に受信した各種遊技信号を、小当り状態中の遊技データとして集計する。
一方、判定の結果、特賞信号が検出された場合(オン)は(S11−YES)、確変大当りであると判断し、特賞信号の立ち上がりから立ち下がりまでの期間をその期間終了後に確変遊技状態となる「確変当り状態」と判定する(S13)。
このように、遊技機10から受信する遊技信号を検出し、この検出のタイミングを判定することによって、通常小当りのときに遊技機10から確変信号しか出力されていなくても、通常小当りと判断することができる。
S11において、確変信号を受信したときに特賞信号が検出されないと判定された場合(オフ)(S11−NO)、遊技状態判定部431は、スタート信号が検出されているか否かを判定する(S20)。例えば、記憶手段42に記憶されている遊技データの「総スタート回数」がゼロか否かを判定する。
判定の結果、スタート信号が検出されていない場合(総スタート回数がゼロ)(S20−NO)、遊技状態判定部431は、遊技機10が「朝一確変状態」であると判定する(S21)。
一方、判定の結果、特賞信号が検出された場合(オン)(S20−YES)は、通常小当りであると判断し、小当り状態と判定する(S12)。
このように、遊技機10から出力される遊技信号に基づき、朝一確変状態か否かの判定を行うことができ、遊技機10の遊技状態を適切に判断することができる。
図8は、通常小当りを設ける遊技機10の各遊技状態における遊技信号のタイミングチャートと、これに対応してホールコンピュータ60に備える表示手段に表示される特賞履歴画面を示している。
図8に示すように、特賞履歴画面には、例えば、遊技台番号、機種名、遊技状態、遊技種類、遊技終了時間、特賞回数、確変回数、アウト玉数、セーフ玉数、確変アウト玉数、確変セーフ玉数、大当り間スタート回数、通常中ベース、確変中ベース、通常中ベース平均、確変中ベース平均等が表示される。
そして、これらの情報は、特賞信号と、特賞信号とみなした確変信号の受信順に履歴で作成される。すなわち、特賞信号を出力する確変大当り,確変小当り,通常大当りと、出力した確変信号が特賞信号とみなされる通常小当りが発生したときに当り状態に対応する特賞履歴が作成される。
これによって、図8に示すように、「特賞回数」は、特賞信号の受信回数と、特賞信号とみなした確変信号の受信回数とを合わせて集計される。すなわち、確変大当り,確変小当り,通常大当り、通常小当りのときに特賞回数がカウントされることになる。
「確変回数」は、確変当り状態と判定されたときの特賞信号の受信回数から集計される。すなわち、確変大当り、確変小当りのときに確変回数がカウントされることになる。
また、図示しないが、確変当り状態と判定されたときを除く特賞信号の受信回数と、特賞信号とみなした確変信号の受信回数の合計から所定の通常当り状態の回数を示す「通常当り回数」がカウントされる。
「確変中ベース」は、確変当り状態後の確変遊技状態におけるアウト玉数に占めるセーフ玉数の割合である(確変中ベースa:77.77玉,確変中ベースb:78.12玉)。
すなわち、「確変中ベース平均」は、確変大当りにおける確変中ベースと、確変小当りにおける確変中ベースの合計値を確変回数で除算されて算出されることになる。
具体的には、確変中ベース平均は、
(77.77+78.12)/2=77.95
と算出される。
このように、確変中ベース平均は、通常小当り中のベースを含まない値で集計されるため、通常小当り中のベースを除いた、確変中のみの正確な遊技データを算出することができる。
具体的には、通常中ベース平均は、
(21.61+16.37+19.75+19.41)/4=19.29
と算出される。
このように、各遊技状態の平均ベースを正確に算出することができる。さらには、ベースが所定範囲内か否かを判定することで、不正な行為により出玉が操作されたか否かを判断することが可能となる(ベース異常判定)。
また、これらの「特賞回数」や「確変回数」等の遊技データが、呼出ランプ30に表示される場合では、遊技者に信頼性の高い情報を提供することができる。
例えば、上述した実施形態では、遊技場用装置を台コンピュータ40を例にし、1台備えた構成として説明したが、これに限らず、複数台備えてもよい。また、遊技場管理装置が備える各機能を、島コンピュータ50、ホールコンピュータ60等のいずれかが備える構成としてもよい。
また、上述した実施形態においては、遊技機10が通常小当りのときに確変信号のみを出力する場合で説明したが、これに限らず、例えば時短信号のみを出力する場合や、確変信号及び時短信号の両方を出力する場合においても、同様に通常小当りとして判断することができる。
また、上述した実施形態においては、通常小当りの判定を「確変大当り」と比較して説明したが、これに限らず、確変大当りと信号の出力形態が同様の「確変小当り」と比較した場合においても、通常小当りの判定をすることができる。
また、上述した実施形態においては、通常小当りの判定を、各遊技信号の検出タイミングに基づき判定する場合で説明したが、これに限らず、確変信号のオンからオフまでの時間、アウト玉数、セーフ玉数等によって通常小当りか否かを判定してもよい。
30 呼出ランプ
40 台コンピュータ
43 制御手段
431 遊技状態判定部
432 みなし処理部
60 ホールコンピュータ
Claims (4)
- 所定の当り状態を示す特賞信号を外部に出力するとともに、獲得遊技媒体数の異なる複数種類の前記当り状態を有し、前記複数種類の当り状態のうちの所定の小当り状態のときに特賞信号を出力しない遊技機からの遊技信号に基づき遊技データを集計・管理する遊技場用装置であって、
前記特賞信号と、所定の通常遊技状態より遊技者に有利な特定の遊技状態を示す特定遊技信号とを受信する受信手段と、
前記特定遊技信号の立ち上がりのときに前記特賞信号が検出されない場合、又は、前記特定遊技信号の立ち上がりのときから所定時間遡ったときまでの間に前記特賞信号が検出されない場合に、前記特定遊技信号の立ち上がりから立ち下がりまでの期間を所定の小当り状態であると判定するとともに、
前記特定遊技信号の立ち上がりのときに前記特賞信号が検出された場合、又は、前記特定遊技信号の立ち上がりのときから所定時間遡ったときまでの間に前記特賞信号が検出された場合に、この特賞信号の立ち上がりから立ち下がりまでの期間を、その期間終了後に所定の確率変動遊技状態となる確率変動当り状態であると判定する遊技状態判定手段と、
前記小当り状態と判定した場合に、前記特定遊技信号を前記特賞信号とみなして所定の処理を実行するみなし処理手段と、を備える
ことを特徴とする遊技場用装置。 - 前記みなし処理手段は、
前記小当り状態と判定された前記期間内に受信する前記遊技信号を、小当り状態中の遊技データとして集計することを特徴とする請求項1記載の遊技場用装置。 - 前記みなし処理手段は、
前記特賞信号の受信回数と、前記特賞信号とみなした前記特定遊技信号の受信回数とを合わせて前記当り状態の発生回数を集計し、
前記特賞信号と、前記特賞信号とみなした前記特定遊技信号の受信順に前記当り状態の発生履歴を作成し、
前記当り状態の発生履歴における各当り状態の間において、遊技機に投入された遊技媒体数に占める遊技機から払い出された遊技媒体数の割合を示すベースを算出し、
前記各当り状態の間のベースを、前記確率変動当り状態後における確率変動ベースと、前記確率変動当り状態以外の当り状態であって前記小当り状態を含む当り状態後における通常遊技ベースとに分けて管理するとともに、各々の平均ベースを算出し、
前記当り状態の発生履歴とともに前記各当り状態の間のベースを所定の出力手段に視認可能に出力させることを特徴とする請求項1又は2記載の遊技場用装置。 - 前記みなし処理手段は、
前記確率変動当り状態と判定されたときの特賞信号の受信回数から前記確率変動当り状態の発生回数を集計するとともに、
前記確率変動当り状態と判定されたときを除く特賞信号の受信回数と、前記特賞信号とみなした前記特定遊技信号の受信回数の合計から所定の通常当り状態の発生回数を集計し、
前記確率変動当り状態の発生回数と前記通常当り状態の発生回数とを所定の出力手段に出力させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の遊技場用装置。
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