JP6216650B2 - 遊技場用システム - Google Patents
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Description
前記実績情報の集計対象となる遊技情報であり、少なくとも複数類種の遊技情報により構成される基礎情報と、予め設定される遊技機のスペックを示すスペック情報とにより得られる理論上の遊技情報である理論情報を特定する理論情報特定手段と、
前記理論情報が予め想定される想定値となるように前記基礎情報を構成する遊技情報と、前記基礎情報として推奨される遊技情報との内、少なくとも一方である基準値を設定する設定手段と、
前記基礎情報を前記基準値にて構成することにより得られる前記理論情報である基準理論情報または前記基礎情報を前記実績情報にて構成することにより得られる前記理論情報である実績理論情報または想定値と、前記基礎情報の内の一部の種類の遊技情報を前記実績情報とし他の種類の遊技情報を前記基準値とした場合に前記理論情報特定手段により特定される理論情報である分析理論情報と、の差分を示す理論情報、あるいは前記分析理論情報である要素理論情報を管理する要素情報管理手段と、を備えた遊技場用システムにある(請求項1)。
本発明における要素理論情報は、基礎情報の内、前記一部の種類の遊技情報を前記実績情報としたことによる理論情報の影響度合いを表している。
前記要素情報管理手段は、前記実績情報を前記特定店情報とした前記要素理論情報である特定店要素理論情報と、前記実績情報を前記複数店情報とした前記要素理論情報である複数店要素理論情報と、を前記要素理論情報として管理し、前記特定店要素理論情報と前記複数店要素理論情報とを比較可能に出力する(請求項2)。
このように複数の要素理論情報を管理する場合であれば、調整候補に応じた遊技情報が複数種類ある場合に、どの調整候補を重視して理論情報を構成しているのかを把握可能となる。
前記要素情報管理手段は、前記基礎情報の内、前記アウトを示す理論値が変動する種類の遊技情報を、前記基準値とする前記他の種類の遊技情報とせずに特定される要素理論情報を管理する(請求項4)。
上記と同様、演算結果の不整合が生じるおそれを抑制できると共に、複数の要素理論情報を演算する場合に、最後の要素理論情報に対応した分析理論情報の演算を省略することも可能になる。
前記基礎情報は、遊技機が通常状態である場合に対応した遊技情報である通常情報、遊技機が大当り状態である場合に対応した遊技情報である大当り情報、及び遊技機が特別状態である場合に対応した遊技情報である特別情報を含んで構成され、
前記実績情報特定手段は、前記通常情報、大当り情報、及び特別情報を前記実績情報として特定可能であり、
前記スペック情報は、少なくとも大当り抽選確率を示す情報を含んでおり、
前記理論情報は、少なくともスペック情報により特定される大当り抽選確率通りの発生確率で大当りが発生した場合の理論上の遊技情報である(請求項6)。
遊技機が発生する遊技状態として3種類の遊技状態がある場合に、適切に要素理論情報を特定できるようになる。
(実施例1)
本例は、遊技機2が設置された遊技場向けの遊技場用システム1に関する。この内容について、図1〜図14を参照して説明する。
図1及び図2に例示する遊技機2は、図柄表示部(役物)21や始動口22等が配置された遊技領域23に玉を打ち込んで遊技するパチンコ遊技機である。この遊技機2では、遊技媒体である玉が遊技価値として利用される。遊技領域23の下側には、図示しない発射装置に玉を供給する上皿27と、上皿27から溢れた玉を貯える下皿28と、が設けられている。下皿28の手前側の縁には、スライドレバー285が設けられ、このスライドレバー285の操作に応じて下皿28の底が抜けるようになっている。
遊技機装置3は、図1及び図2に示すごとく、各遊技機2に個別に対応するよう、隣り合う遊技機2との台間スペースに設置されている。遊技機装置3は、遊技媒体である玉の払出(貸出、払戻)機能と、獲得された玉の計数機能と、遊技カードを発行する記録媒体発行機能と、を備えている。
(2)セーフ信号:入賞付与価値(セーフ)を特定可能な信号。遊技機2から出力される。払出10玉に対して1パルスが出力されるので、「セーフ信号数×10」をセーフとして特定できる。なお、遊技機2に玉を補給する補給装置(図示略)から出力される補給信号をセーフ信号として利用することも良い。
(3)スタート信号:始動入賞を契機とした図柄表示部21によるスタート処理(図柄変動、役物作動、単位遊技)を特定可能な信号。遊技機2から出力される。図柄変動確定時に出力されるので、受信側では信号入力に応じてスタート処理を特定でき、「スタート信号×1」をスタート(スタート処理回数)として特定できる。なお、始動口22に入賞したことを示す信号をスタート信号として利用することもできる。
(4)大当り信号:大当り期間を特定可能な信号。遊技機2から出力される。大当り中にレベル出力される状態信号なので、受信側では大当り信号入力中を大当り中として特定できる。
(5)特別状態信号:特別状態(甘中)を特定可能な信号。遊技機2から出力される。第2始動口22Bの入賞率が向上する特別状態(確変状態、時短状態)中にレベル出力される状態信号なので、特別状態信号入力中を特別状態中として特定できる。大当り信号及び特別状態信号のいずれも入力していない期間を通常状態として特定できる。
(6)売上信号:売上額や売上玉を特定可能な信号。遊技機装置3から出力される。遊技者から受付けた貨幣などの有価価値を対価として貸出した売上玉25玉(100円)に対して1パルスが出力される。(売上信号の受信回数)×100円が売上額として特定され、(売上信号の受信回数)×25玉が売上玉として特定される。
管理装置10(図1)は、遊技機2、遊技機装置3、POS端末5、精算装置4の稼動状況を管理する装置である。
管理装置10は、液晶ディスプレイ等のPCモニタや図示しないプリンタ等を含む出力部と、各種の演算処理を実行する装置本体と、キーボード及び図示しないマウスを含む入力部と、を備えている。装置本体は、演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)を中心とした制御機能、ハードディスクドライブ、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を利用する記憶機能、及び各種信号あるいは情報を送受信する通信機能等を有している。
(1)実績情報特定手段:遊技機2側から出力される遊技信号の受信回数の集計等により実際の遊技情報である実績データ(実績情報)を特定する手段。本例の実績情報特定手段は、遊技場A(特定の遊技場)を対象店舗とした特定店情報と、他の遊技場(複数の遊技場)を対象とした統計値である複数店情報と、を実績データとして特定可能である。
(2)理論情報特定手段:実績データの集計対象となる遊技情報であり、少なくとも複数類種の遊技情報により構成される基礎データ(実績情報である基礎情報。図6を参照して後述。)と、予め設定される遊技機のスペック(設定値)を示すスペック情報と、により得られる理論上の遊技情報である理論情報を特定する手段。なお、スペック情報は、遊技情報サーバ100から供給される。
(3)設定手段:理論情報が予め想定される想定値となるように基礎データ(基礎情報)を構成する遊技情報である基準値を設定する手段。
(4)要素情報管理手段:以下の基準理論情報、要素理論情報等を管理する手段。基準理論情報は、基準値にて基礎データを構成することにより得られる理論情報である。要素理論情報は、基礎データのうち一部の種類の遊技情報を前記実績情報とし他の種類の遊技情報を基準値として得られる理論情報である分析理論情報、あるいはこの分析理論情報と前記想定値との差分を示す理論情報である。なお、基準値は、遊技情報サーバ100において設定され、管理装置10からの要求に応じて供給され、詳細は後述するが、まず、基準値の一部が各スペックに基づいて特定され、更に、特定項目が想定値(図6では玉粗利ゼロ円)となる理論情報が得られるような値が残りの基準値として特定される。
遊技場外に設置される遊技情報サーバ100は、記憶機能が大規模化されているが、管理装置10とほぼ同様のハードウェア的な構成を有している。遊技情報サーバ100は、例えばハードディスクから読み出したソフトウェアプログラムをCPUが実行等することにより、以下の手段としての機能を実現する。
(5)スペック情報記憶手段:機種毎のスペック情報(図5を参照して後述。)を記憶する手段。
(6)送信手段:遊技場に設置された管理装置10からの要求に応じて、要求された機種のスペック情報や基準値等を送信する手段。
(1)アウト:遊技機2にて消費された遊技玉数(消費価値)であり、アウト信号により特定される。
(2)セーフ:遊技機2への入賞に応じて付与された遊技玉数(入賞付与価値)であり、セーフ信号により特定される。
(3)スタート:遊技機2における役物の作動回数(図柄変動回数)であり、スタート信号により特定される。なお、図3中の「甘中」は、時短状態や確変状態などの特別状態期間に対応した遊技情報(特別情報)を示し、例えば「スタート」欄の「甘中」は、特別状態中のスタートを示している。
(4)売上玉:対応する遊技機装置3にて貨幣価値を対価として付与された遊技玉数(貸出玉数、対価付与価値)であり、売上信号により特定される。
(5)大当り数:大当り信号により特定される大当り数。「通常」は通常時に発生した大当り数で所謂「初当り」数。「特定」はT1Y(後述する)に対して設定される基準範囲(例えば1000〜2000)内のT1Yとなった大当りである特定大当りの発生回数。
(6)Tアウト/Tセーフ:大当り中、及び甘中のアウト/セーフ。
(7)T1アウト/T1セーフ:大当り中のアウト/セーフ。
(8)特T1アウト/特T1セーフ:特定大当りのみを対象とした大当り中のアウト/セーフ。
(1)ベース:状態(通常時、甘中)別の出率(遊技価値付与率)。通常状態であるベース「通常」は(Bセーフ÷BO)、特別情報であるベース「甘中」は(BセーフA÷BOA)である。なお、以下も含め通常中のアウトであるBOを(アウト−Tアウト)、通常中のセーフであるBセーフは(セーフ−Tセーフ)、甘中のアウトであるBOAを(Tアウト−T1アウト)、甘中のセーフであるBセーフAを(Tセーフ−T1セーフ)の各演算式により特定している。これに代えて、BO、Bセーフ、BOA、BセーフAを図3のように実績データとして求めても良い。なお、以下では通常中のベースを単にベース、甘中のベースをBAとも言う。
(2)平均S:遊技状態別のアウトに対する図柄変動数の割合。平均S「通常」は(通常スタート÷BO)、平均S「甘中」は(甘中スタート÷BOA)である。なお、以下では通常中の平均Sを単にS、甘中の平均SをSAとも言う。また、(通常中の)ベースやSが通常情報、(甘中の)BAやSAが特別情報となる。
(3)T1Y:平均大当り中出玉数。(T1セーフ−T1アウト)÷合計大当り数。なお、合計大当り数は(通常大当り数+甘中大当り数)である。T1Y等が大当り情報となる。
(4)T1O:平均大当り中アウト。T1アウト÷合計大当り数。
(5)特T1Y:特定大当りを対象としたT1Y。(特T1セーフ−特T1アウト)÷特定大当り数。
(6)特T1O:特定大当りを対象としたT1O。特T1アウト÷特定大当り数。
(7)出率:アウトに対するセーフの割合(払出率)。セーフ÷アウト。
(8)Bサ:通常時の差玉数。BO−Bセーフ。
(9)客滞率:売上玉に対するBサの割合。Bサ÷売上玉。
(10)玉単価:アウト1当りの売上額。売上玉×貸単価÷アウト。
(11)粗利:実際の売上(売上玉)に対して、遊技に応じた遊技場側の営業利益。売上額−獲得玉×貸単価×原価率。本例では、獲得玉(獲得価値)=売上玉+セーフ−アウト、売上額=売上玉×貸単価、貸単価=4円、原価率=75%にて演算している。
(12)玉粗利:アウト1当りの粗利。粗利÷アウト。
(13)営業割数:実際の売上額(売上玉)に対する遊技場側の損益額(損失玉)の割合。獲得玉÷売上玉。
(1)TS:通常状態から大当りとなるまでのスペック上の平均スタート(通常状態における大当り発生確率の逆数)。
(2)TSA:甘中(確変状態及び時短状態)に大当りとなるまでのスペック上の平均スタート(甘中における大当り発生確率の逆数)。甘中には時短状態も含まれるため、確変状態の大当り確率の逆数よりも大きな値がTSAとなる。
(3)平均継続数:大当りが発生してから通常状態となるまでに発生するスペック上の平均大当り回数。
(4)ラウンド係数(R係数):特T1Yに対する平均的な出玉の大当りのT1Yの割合。このラウンド係数は、特T1Yを平均的な出玉の大当りのT1Y(後述する単独T1Y(特T1Yを得た調整状況で期待される大当り1回当りのT1Y))やT1O(後述する単独T1O)へと補正するための補正係数として機能する。
(5)アタッカ係数(A係数):大当りとなった際に該当大入賞口が開放する割合。遊技機2の場合、大入賞口25が一箇所のみであるので、このアタッカ係数が100%となる。複数の大入賞口を備える遊技機の場合は、大入賞口毎に、特T1Yや特T1Oとラウンド係数とアタッカ係数とを特定し、それらを掛け合わせた上で合計した値(加重平均値)を単独T1Yや単独T1Oとして特定すると良い。このアタッカ係数は、特T1Yを平均的な出玉の大当りのT1Yへと補正するための補正係数として機能する。
(6)貸単価:遊技価値1単位当りの貸出対価。遊技機2では、玉1個が遊技価値1単位となっている。
(7)原価率:貸単価に対する遊技価値1単位当りの交換景品の原価の割合。
ここで、遊技情報サーバ100における基準値の特定方法について説明する。まず、特T1Y、特T1O、BA及びSAの基準値は、該当機種の大入賞口賞球数、1ラウンドの上限入賞数や始動賞球等により遊技機メーカーにより推奨されるメーカー推奨値が採用され、客滞率については複数店(他店)等の過去の平均値等が採用されるが、客滞率は、店舗実績等の実績データを採用してもよく、これらのメーカー推奨値等を固定値とし、玉粗利や出率等の特定項目が0あるいは100%等の基準値となるベース及びSを特定して基準値とする。この場合、ベース=S×S賞球+BYとなるので、S賞球をスペック情報より特定し、BY(図柄変動した始動入賞以外の入賞による出率)を過去データの平均値により特定することも良い。なお、BYは有効率(S÷S入賞)により変動することから(保留満タン時の図柄変動が無効となる始動入賞のため)、同一機種や近似機種等の過去のデータより有効率に応じたBYの変動率を特定した上でベースとSとの関係を特定することも良い。
(1)BO:TS÷S
(2)Bセーフ:BO×ベース
(3)Bサ:BO−Bセーフ
(4)BOA:TSA÷SA×(平均継続数−1)
(5)BセーフA:BOA×BA
(6)単独T1Y:特T1Y×ラウンド係数×アタッカ係数
(7)単独T1O:特T1O×ラウンド係数×アタッカ係数
(8)単独T1セーフ:単独特T1Y+単独特T1O
(9)総T1O:単独T1O×平均継続数
(10)総T1セーフ:単独T1セーフ×平均継続数
(11)総TO:BOA+総T1O
(12)総Tセーフ:BセーフA+総T1セーフ
(13)総アウト:BO+総TO
(14)総セーフ:Bセーフ+総Tセーフ
(15)出率:総セーフ÷総アウト
(16)売上玉:Bサ÷客滞率
(17)玉単価:売上玉×貸単価÷総アウト
(18)獲得玉:売上玉−総アウト+総セーフ
(19)営業割数:獲得玉÷売上玉
(20)玉粗利:玉単価−獲得玉×貸単価×原価率÷総アウト
玉粗分析の各分析値は、出率を玉粗利に置き換えれば上記出率分析と同様に演算できる。例えば、玉粗差は、(S分析の玉粗利−基準情報の玉粗利)なる演算式により演算できる。
BA分析の出率差は、BA分析の出率とS分析の出率との差、換言すると、S分析の基礎データと比較してBA(特別対象項目)を基準値へと置換したBA分析における分析理論情報と、S分析における分析理論情報との差、を示しており、S分析を基にしてBAを店舗実績(他店平均)へと置換したときに、出率の理論値にどの程度の差が生じるのかを示している。つまり、BA分析の出率差は、特別対象項目による出率の理論値に対する影響度を示している。
T1Y分析の出率差は、T1Y分析の出率とS分析の出率との差、換言すると、S分析の基礎データと比較して特T1Y(大当り対象項目)を基準値へと置換したT1Y分析における分析理論情報と、S分析における分析理論情報との差、を示しており、S分析を基にして特T1Yを店舗実績(他店平均)へと置換したときに、出率の理論値にどの程度の差が生じるのかを示している。つまり、T1Y分析の出率差は、大当り対象項目による出率の理論値に対する影響を示している。
出率差割合は、この出率差合計に占める各出率差の割合を示し、出率差の増減分がいずれの項目に偏っているのかを示している。
また、本例では、玉粗利0、即ち、損益分岐点となる営業割数となる値を想定値に設定しているが、損益分岐は交換率により変動し遊技場単位で異なることから、例えば10割〜18割等、遊技場にてとり得る範囲の損益分岐となる1割刻みの営業割数に対して各々、想定値を設けて基準値を設定することが望ましい。
この場合、T1Y分析にて特T1Yと特T1Oとを大当り対象項目として店舗実績とし、残りを基準値としてT1Y分析の理論値を求め、更にBA分析にてT1Y分析の基礎データからBAとSAとを特別対象項目として店舗実績とし、BA分析の理論値を求め、T1Y分析の出率差等をT1Y分析−基準値、BA分析をBA分析−T1Y分析、S分析を店舗実績−BA分析として求める等、演算式の組み合わせは無数に考えられる。
また、店舗実績あるいは他店平均の理論値を参照して出率差等を求めれば演算上の不整合は起こらないので、図6、図7、図8にてSAや特T1Oを基準値として分析値を演算しても良い。この様に、各分析においていずれの項目が影響するかは任意に選択すれば良く、どの様な組み合わせを採用しても良い。
機種名の最後に「*」のある機種は大入賞口が複数ある旨を示し、特T1Yはアタッカ係数の高い方が出力対象となっている。
なお、図10と同様、入力エリア611の入力項目を変更すれば、その入力値に対応した出力に切り換え可能である。
(1)複数種類(複数項目)の基礎データ(基礎情報)のうちの一部の種類の基礎データを所定の基準値とする一方、他の種類の基礎データを実績情報とした場合の第1の理論値。
(2)複数種類の基礎データの全部を基準値とした場合の第2の理論値。
(3)第1の理論値と第2の理論値との差分の理論値。
本例では、基準値として入力値を採用することを例示したが、客滞率にて例示した様に、特定項目が想定値となる基礎データの組合わせであれば、例えばSAと特T1Oと客滞率とを店舗実績として、特T1YとBAを推奨値とし、更にベースやSを本例と同様に特定する等、一部を実績値としても良い。勿論、推奨値として過去の遊技情報の集計値を採用しても良いし、ベースやSを推奨値として、特T1YやBA等により特定項目が想定値となるように調整しても良いし、推奨値を考慮せずに想定値となる基礎データの組合せをシミュレートして基準値を設定しても良い。また、想定値として他店平均を採用すれば、基準値は他店平均となり、本例と同様の処理を行うことで他店平均と比較した要素理論情報を特定できる。
10 管理装置
100 遊技情報サーバ
2 遊技機
3 遊技機装置
4 残高精算装置
5 POS端末
Claims (6)
- 遊技機側から出力される遊技情報を特定可能な遊技信号により特定される実際の遊技情報である実績情報を特定する実績情報特定手段と、
前記実績情報の集計対象となる遊技情報であり、少なくとも複数類種の遊技情報により構成される基礎情報と、予め設定される遊技機のスペックを示すスペック情報とにより得られる理論上の遊技情報である理論情報を特定する理論情報特定手段と、
前記理論情報が予め想定される想定値となるように前記基礎情報を構成する遊技情報と、前記基礎情報として推奨される遊技情報との内、少なくとも一方である基準値を設定する設定手段と、
前記基礎情報を前記基準値にて構成することにより得られる前記理論情報である基準理論情報または前記基礎情報を前記実績情報にて構成することにより得られる前記理論情報である実績理論情報または想定値と、前記基礎情報の内の一部の種類の遊技情報を前記実績情報とし他の種類の遊技情報を前記基準値とした場合に前記理論情報特定手段により特定される理論情報である分析理論情報と、の差分を示す理論情報、あるいは前記分析理論情報である要素理論情報を管理する要素情報管理手段と、を備えた遊技場用システム。 - 前記実績情報特定手段は、特定の遊技場を対象とした前記実績情報である特定店情報と、複数の遊技場を対象とした前記実績情報の統計値を示す複数店情報と、を特定可能であり、
前記要素情報管理手段は、前記実績情報を前記特定店情報とした前記要素理論情報である特定店要素理論情報と、前記実績情報を前記複数店情報とした前記要素理論情報である複数店要素理論情報と、を前記要素理論情報として管理し、前記特定店要素理論情報と前記複数店要素理論情報とを比較可能に出力する請求項1に記載の遊技場用システム。 - 前記要素情報管理手段は、前記要素理論情報である第1要素理論情報と、該第1要素理論情報を特定する場合に基準値とした前記他の種類の遊技情報の内のいずれかの種類の遊技情報を前記実績情報とした場合に前記理論情報特定手段により特定される理論情報である第2の分析理論情報と、の差分を示す理論情報である第2要素理論情報を管理する請求項1又は2に記載の遊技場用システム。
- 前記理論情報は、遊技者が遊技により消費した遊技価値を示すアウトに対する他の遊技情報の割合を示す遊技情報の理論値であり、
前記要素情報管理手段は、前記基礎情報の内、前記アウトを示す理論値が変動する種類の遊技情報を、前記基準値とする前記他の種類の遊技情報とせずに特定される要素理論情報を管理する請求項1〜3のいずれか1項に記載の遊技場用システム。 - 前記要素情報管理手段は、前記実績理論情報から前記分析理論情報を差し引いた値を示す理論情報、前記実績理論情報から前記要素理論情報を差し引いた値を示す理論情報、前記想定値と前記要素理論情報とを前記実績理論情報から差し引いた値を示す理論情報、及び前記基準理論情報と前記要素理論情報とを前記実績理論情報から差し引いた値を示す理論情報のうちの少なくともいずれかの理論情報である残要素理論情報を管理する請求項1〜4のいずれか1項に記載の遊技場用システム。
- 遊技機は、遊技価値を消費して始動条件を満たすことにより大当り抽選を行い、当選した場合に通常状態から大当り状態となり、更に通常状態よりも大当り抽選確率、若しくは遊技価値付与率が高いことで遊技者にとって有利となる特別状態を発生可能な遊技機であり、
前記基礎情報は、遊技機が通常状態である場合に対応した遊技情報である通常情報、遊技機が大当り状態である場合に対応した遊技情報である大当り情報、及び遊技機が特別状態である場合に対応した遊技情報である特別情報を含んで構成され、
前記実績情報特定手段は、前記通常情報、大当り情報、及び特別情報を前記実績情報として特定可能であり、
前記スペック情報は、少なくとも大当り抽選確率を示す情報を含んでおり、
前記理論情報は、少なくともスペック情報により特定される大当り抽選確率通りの発生確率で大当りが発生した場合の理論上の遊技情報である請求項1〜5のいずれか1項に記載の遊技場用システム。
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