JPH1116452A - 開閉器 - Google Patents

開閉器

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Publication number
JPH1116452A
JPH1116452A JP16997897A JP16997897A JPH1116452A JP H1116452 A JPH1116452 A JP H1116452A JP 16997897 A JP16997897 A JP 16997897A JP 16997897 A JP16997897 A JP 16997897A JP H1116452 A JPH1116452 A JP H1116452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductor
terminal
switch
porcelain tube
terminal plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16997897A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Shiraishi
暁 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takaoka Toko Co Ltd
Original Assignee
Toko Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toko Electric Corp filed Critical Toko Electric Corp
Priority to JP16997897A priority Critical patent/JPH1116452A/ja
Publication of JPH1116452A publication Critical patent/JPH1116452A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の端子板型高圧気中開閉器のブッシング
の端子取付機構では、1本のブッシングの取付作業にお
いて、2個のナットの締め付け作業を必要とし、取付作
業が煩雑であった。 【解決手段】 本発明の開閉器は、開閉器箱と充電部と
を絶縁する碍管52と、主接点とのコネクタとして碍管
52の内部に挿通される導体1と、外部接続線を前記導
体1に電気的に接続するための端子3とを備え、導体1
と端子3は、導体1の一端に設けられた雄ねじに、端子
3の一端の円筒部分に設けられた雌ねじを螺合すること
により、碍管52内部の段付き部を挟み込み、さらに、
端子3の円筒部分と碍管52内壁との隙間に固定樹脂7
を充填することにより固定されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高圧気中開閉器用
ブッシングの端子板取付機構に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、端子板型高圧気中開閉器の外観
図であり、50は開閉器本体、51は端子板である。図
4(a)は従来の端子板型高圧気中開閉器のブッシング
の端子板取付機構の縦断面図、図4(b)は左側面図、
図4(c)は右側面図である。以下、図4に基づいて、
端子板51の取付機構を説明する。
【0003】開閉器箱と充電部を絶縁する碍管52の内
部に、一端にコネクタ53a、他端に雄ねじ53bを有
する導体53を挿入する。そして、導体53を挿入した
方向とは反対側から、パッキン54を介して、導体固定
ナット55を、導体53の雄ねじ53bにねじ込み、コ
ネクタ53aが碍管52に対して適正位置になるよう
に、調整し、固定する。次に、碍管52端面にパッキン
56を封止し、さらに端子板固定ナット57を導体53
の雄ねじ53bにねじ込む。そして、端子板51の雌ね
じ部51aを導体53の雄ねじ53bにねじ込み、先に
ねじ込んでおいた端子板固定ナット57を用いて、端子
板51を導体53に固定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の端子板取付機構では、1本のブッシングの取付
作業において、導体固定ナット55、端子板固定ナット
57の2つのナットの締め付け作業を必要とし、しかも
開閉器には合計6個のブッシングがあるため、取付作業
が煩雑であった。
【0005】また、端子板51を端子板固定ナット57
により固定していたが、端子板固定ナット57は緩みや
すく、端子板51が緩んで回転してしまうという不都合
を有していた。
【0006】さらに、導体53の接合部の寸法Lが長い
ため、安価な製造方法(例えば鋳造)により製造するこ
とができず、製造コストが高かった。
【0007】そこで本発明は、ブッシングの端子板の取
付作業が容易かつ簡便であり、端子板の固定が確実であ
り、しかも製造コストを低減することができる開閉器を
提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、開閉器箱と充電部とを絶縁
する碍管と、主接点とのコネクタとして前記碍管の内部
に挿通される導体と、外部接続線を前記導体に電気的に
接続するための端子とを備え、導体と端子は、前記導体
の一端に設けられた雄ねじに、前記端子の一端の円筒部
分に設けられた雌ねじを螺合することにより、前記碍管
内部の段付き部を挟み込み、さらに、前記端子の円筒部
分と前記碍管内壁との隙間に固定樹脂を充填することに
より固定されることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施形
態を説明する。図1は、本発明の実施形態の部品構成図
である。碍管52内部の段付き部52aの穴に、先端に
雄ねじ1aを切った導体1を、碍管保護用パッキン2を
介して、挿入する。そして、碍管52の上記導体1を挿
入した方向とは反対側より、先端の円筒部に雌ねじ3a
を切った端子3を、導体位置決め用パッキン4、ワッシ
ャー5、スプリングワッシャー6、パッキン8を介して
挿入し、前記導体1の雄ねじ1aに螺合する。導体1と
端子3は、碍管52の段付き部52aを挟み込んで、固
定される。なお、導体位置決め用パッキン4は、導体1
が傾かないように位置決めするためのものであり、この
ためフランジの付いた高硬度な材料で構成される。
【0010】さらに、端子2の円筒部分と碍管52の内
壁との間に固定樹脂7を流し込み、硬化させる(図2
(a)参照)。図2(a)は実施形態の縦断面図、図2
(b)はA−A断面図である。固定樹脂7は、端子3の
緩みを防止し(回り止め)、端子3を碍管52に強固に
固定するためのものである。このため、予め固定樹脂7
を流し込む碍管52の内壁に、碍子の粒子を接着剤で貼
り付ける加工(サンディング加工52b)を施し、固定
樹脂7の碍管52への接着強度を強固なものにしている
(図2(b)参照)。さらに、端子3の固定樹脂7に埋
もれる円筒部外径の一部を水平に加工(面カット3b)
し、摩擦を増やして、固定樹脂7の剥離を防止している
(図2(b)参照)。
【0011】最後に、パッキン8を碍管52の端面に固
定し、1本のブッシングが完成する。
【0012】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、従来必要とされた2個の固定ナットを不要とし、端
子を導体に螺合することにより碍管の段付き部を直接挟
み込む構造としたため、端子の取付作業を容易かつ簡便
に行うことができる。
【0013】また、固定樹脂の作用により、端子が緩ん
で回転してしまうという不都合がなくなり、ブッシング
ひいては開閉器の信頼性を向上することができる。
【0014】さらに、導体の接合部の寸法L1(図2
(a)参照)を従来のものと比較して短くすることがで
きため、鋳造により製造することができ、製造コストを
低減することができる。
【0015】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の部品構成図である。
【図2】図2(a)は実施形態の縦断面図、図2(b)
はA−A断面図である。
【図3】端子板型高圧気中開閉器の外観図である。
【図4】図4(a)は従来の端子板型高圧気中開閉器の
ブッシングへの端子板取付機構の縦断面図、図4(b)
は左側面図、図4(c)は右側面図である。
【符号の説明】 1 導体 1a 雄ねじ 2 碍管保護用パッキン 3 端子 3a 雌ねじ 3b 面カット 4 導体位置決め用パッキン 5 ワッシャー 6 スプリングワッシャー 7 固定樹脂 8 パッキン 52 碍管 52a 段付き部 52b サンディング加工

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉器箱と充電部とを絶縁する碍管と、
    主接点とのコネクタとして前記碍管の内部に挿通される
    導体と、外部接続線を前記導体に電気的に接続するため
    の端子とを備え、 導体と端子は、前記導体の一端に設けられた雄ねじに、
    前記端子の一端の円筒部分に設けられた雌ねじを螺合す
    ることにより、前記碍管内部の段付き部を挟み込み、さ
    らに、前記端子の円筒部分と前記碍管内壁との隙間に固
    定樹脂を充填することにより固定されることを特徴とす
    る開閉器。
JP16997897A 1997-06-26 1997-06-26 開閉器 Pending JPH1116452A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16997897A JPH1116452A (ja) 1997-06-26 1997-06-26 開閉器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16997897A JPH1116452A (ja) 1997-06-26 1997-06-26 開閉器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1116452A true JPH1116452A (ja) 1999-01-22

Family

ID=15896338

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16997897A Pending JPH1116452A (ja) 1997-06-26 1997-06-26 開閉器

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JP (1) JPH1116452A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4700820B2 (ja) * 2001-02-21 2011-06-15 日本高圧電気株式会社 開閉器等におけるリードレス型ブッシング
CN103646817A (zh) * 2013-11-18 2014-03-19 益和电气集团股份有限公司 一种断路器绝缘拉杆

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4700820B2 (ja) * 2001-02-21 2011-06-15 日本高圧電気株式会社 開閉器等におけるリードレス型ブッシング
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Legal Events

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A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20031210

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A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040209

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040309