JPH11161558A - メモリ管理装置及び情報処理装置 - Google Patents
メモリ管理装置及び情報処理装置Info
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- JPH11161558A JPH11161558A JP9329204A JP32920497A JPH11161558A JP H11161558 A JPH11161558 A JP H11161558A JP 9329204 A JP9329204 A JP 9329204A JP 32920497 A JP32920497 A JP 32920497A JP H11161558 A JPH11161558 A JP H11161558A
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Abstract
タの書き込み及び読み出しが不能となる半導体メモリの
品質を補償し、より信頼性の高いシステムを実現し得る
メモリ管理装置を提供する。 【解決手段】不良ブロックに対してアドレス単位でデー
タの書き込み及び読み出し不能となるメモリ111 と、こ
のメモリ111 のアドレス情報を格納し、該メモリ111 に
対してアドレス変換を実行するアドレス変換テーブル11
2 とを具備し、メモリ111 のチップ内に含まれる不良ブ
ロック及びそのアドレスを検出する不良ブロック検出手
段14を用いた場合、この不良ブロック検出手段14により
検出された不良ブロックのアドレス情報をアドレス変換
テーブル112 に記憶させるようにし、メモリアクセス時
に、アドレス変換テーブル112 の内容に基づいて、メモ
リ111 の不良ブロック以外のブロックへのアクセスを行
なわせるようにしている。
Description
ックに対してアドレス単位でデータの書き込み及び読み
出しが不能となる一括電気的消去型の半導体メモリを記
録媒体として用い、この半導体メモリの品質を管理する
ためのメモリ管理装置及び情報処理装置に関する。
体メモリを記録媒体として使用する装置には、信号の記
録または再生を行なう記録再生装置がある。この記録再
生装置は、該メモリを使用することによって、例えば複
数チャンネル同時マルチアクセスや高速ランダムアクセ
スが可能となる。
的消去型の半導体メモリには、初期状態からBAD・B
LOCK(不良ブロック)が含まれた製品もあり、ま
た、経年劣化でBAD・BLOCKが発生するものもあ
る。このBAD・BLOCKに対しデータの書き込みを
行なうと、データを正常に記憶できないだけでなく、他
のブロックを破損させる可能性がある。
チップをパラレルに配列し、これらチップに対して同一
アドレスを割り当てて使用する場合に、1つのアドレス
内にBAD・BLOCKを含むチップが1つでも含まれ
ていると、他のチップが正常であってもそのアドレス自
体が使用できなくなり、さらに、BAD・BLOCKが
アドレス毎にランダムに存在すると、メモリを有効に使
用できなくなる等の問題が生じている。
気的消去型の半導体メモリを使用した装置において、こ
の半導体メモリにBAD・BLOCKが含まれている場
合に、データの書き込みを行なうと、データが正常に記
憶できないだけでなく、他のブロックを破損させるとい
う問題を有している。さらに、初期状態からBAD・B
LOCKが含まれた半導体メモリを複数チップパラレル
に使用した場合、1つのアドレス内にBAD・BLOC
Kを含むチップが1つでも含まれていると、他のチップ
が正常であってもそのアドレス自体が使用できなくな
り、さらに、BAD・BLOCKがアドレス毎にランダ
ムに存在すると、半導体メモリを有効に使用できなくな
る等の不都合を有している。
対しアドレス単位でデータの書き込み及び読み出しが不
能となる半導体メモリの品質を補償し、より信頼性の高
いシステムを実現し得るメモリ管理装置及び情報処理装
置を提供することにある。
理装置は、不良ブロックに対してアドレス単位でデータ
の書き込み及び読み出し不能となるメモリと、このメモ
リのアドレス情報を格納し、該メモリに対してアドレス
変換を実行するアドレス変換テーブルとを具備し、メモ
リのチップ内に含まれる不良ブロック及びそのアドレス
を検出する不良ブロック検出手段を用いた場合、この不
良ブロック検出手段により検出された不良ブロックのア
ドレス情報をアドレス変換テーブルに記憶させるように
し、メモリアクセス時に、アドレス変換テーブルの内容
に基づいて、メモリの不良ブロック以外のブロックへの
アクセスを行なわせるようにしたことを特徴とする。
まれる不良ブロック及びそのアドレスが検出され、この
検出された不良ブロックのアドレス情報がアドレス変換
テーブルに格納される。この結果、メモリに対してデー
タの書き込み及び読み出しを行なう装置に設置された際
に、不良ブロックのアドレス情報を含むアドレス変換テ
ーブルの内容に基づいて、メモリへのアクセスを行なわ
せることで、不良ブロックへデータの書き込みを行なう
ことによる他のブロックへの破損を防ぎ、メモリの品質
を補償し、より信頼性の高いシステムを実現することが
可能になる。
良ブロックに対してアドレス単位でデータの書き込み及
び読み出し不能となるメモリと、このメモリのアドレス
情報を格納し、該メモリに対してアドレス変換を実行す
るアドレス変換テーブルと、メモリのチップ内に含まれ
る不良ブロック及びそのアドレスを検出する不良ブロッ
ク検出手段とを具備し、不良ブロック検出手段により検
出された不良ブロックのアドレス情報をアドレス変換テ
ーブルに記憶させるようにし、メモリアクセス時に、ア
ドレス変換テーブルの内容に基づいて、メモリの不良ブ
ロック以外のブロックへのアクセスを行なわせるように
したことを特徴とする。
まれる不良ブロック及びそのアドレスが検出され、この
検出された不良ブロックのアドレス情報がアドレス変換
テーブルに格納される。この結果、不良ブロックのアド
レス情報を含むアドレス変換テーブルの内容に基づい
て、メモリへのアクセスを行なわせることで、不良ブロ
ックへデータの書き込みを行なうことによる他のブロッ
クへの破損を防ぎ、メモリの品質を補償し、より信頼性
の高いシステムを実現することが可能になる。
いて、図面を参照して詳細に説明する。図1は、この発
明の一実施の形態を示している。図1において、図中符
号11はこの発明に係るメモリ管理装置で、例えば不良
ブロックに対しアドレス単位でデータの書き込み及び読
み出しが不能となる一括電気的消去型の半導体メモリか
らなるメモリ部111と、このメモリ部111のアドレ
ス情報を格納し、メモリ部111に対してアドレス変換
を実行する書き込み可能なROMからなるアドレス変換
テーブル112とから構成されている。そして、このメ
モリ管理装置11は、例えば入力インタフェース回路1
2,出力インタフェース回路13及びCPU(Central P
rocessing Unit) 14により構成される装置に設置さ
れ、情報処理装置を構成する。また、これらメモリ管理
装置11,入力インタフェース回路12,出力インタフ
ェース回路13及びCPU14は、それぞれ制御バスを
介して接続されている。
内のチップに対して消去実行後、データの読み出し処理
を行ない、該データが1になっているか否かを判別す
る。ここで、データが1になっていると判定された場
合、そのブロックは、正常であると判定される。
た場合、CPU115は、該データに対応するアドレス
情報をメモリ管理装置11内のアドレス変換テーブル1
12に与える。すると、アドレス変換テーブル112
は、メモリ部111のBAD・BLOCKであるアドレ
スにアクセス禁止を示すフラグを立てる。そして、この
フラグの立ったアドレスは、以後アクセスが行なわれな
いようにアドレス変換テーブル112により管理され
る。
のアドレス情報を含むアドレス変換テーブル112の内
容に基づいて、入力インタフェース回路12を介して入
力されたデータをメモリ部111へ書き込み、また、メ
モリ部111に記憶されたデータを読み出して出力イン
タフェース13を介して出力する。
プにより構成される場合の例を示している。ここでは、
メモリ部111は、バス幅を広げて複数のチップを並列
に配置し、これら複数のチップに同一のアドレスを割り
当てた構成である。すなわち、CPU14は、図2
(a)に示すように、メモリ部111に対してチップ毎
にBAD・BLOCK及びそのアドレスの検出を行なっ
ている。この場合、チップ番号0に対してアドレス1に
発生しているBAD・BLOCK(図中では×で示す)
を検出し、チップ番号2に対してアドレス2に発生して
いるBAD・BLOCKを検出する。
にBAD・BLOCKが発生すると、他のチップ(チッ
プ番号1〜4)が使用禁止(図中では斜線で示す)とな
ってしまうことになる。
Kが発生したアドレス情報をアドレス変換テーブル11
2へ与える。アドレス変換テーブル112は、CPU1
4にてチップ毎に検出された複数のBAD・BLOCK
のアドレスを、図2(b)に示すように、予め決められ
た特定アドレス(図中ではアドレス99)に変換し、複
数のBAD・BLOCKを同一の特定アドレスに集中さ
せるようにしている。以後、その特定アドレスにアクセ
ス禁止を示すフラグを立てることによって、メモリ部1
11を有効に活用することができる。なお、特定アドレ
スは、アドレス99以外であってもよい。
ように、例えば16チップ構成で、時間方向に例えば1
6個配置され、順次走査されることにより、映像の再生
に利用されることも可能となる。
モリ部111のチップ内に含まれる不良ブロック及びそ
のアドレスがCPU14にて検出され、この検出された
不良ブロックのアドレス情報がアドレス変換テーブル1
12に格納される。このため、不良ブロックのアドレス
情報を含むアドレス変換テーブル112の内容に基づい
て、メモリ部111へのアクセスを行なわせることで、
不良ブロックへデータの書き込みを行なうことによる他
のブロックへの破損を防ぎ、メモリの品質を補償し、よ
り信頼性の高いシステムを実現することが可能になる。
数のチップを並列に配置し、これら複数のチップに同一
のアドレスを割り当てた構成である場合、CPU14に
てメモリ部111の不良ブロック及びそのアドレスがチ
ップ毎に検出され、この検出された複数の不良ブロック
のアドレス情報がアドレス変換テーブル112に与えら
れることで、アドレス変換テーブル112にて不良ブロ
ックのアドレスが予め決められた特定アドレスに変換さ
れ、メモリ部111に対してチップ毎に発生された不良
ブロックを同一の特定アドレスに集中される。このた
め、メモリ部111を有効に活用することができる。
111のチップ内に含まれるBAD・BLOCK及びそ
のアドレスの検出をCPU14にて行なう例を示してい
るが、このBAD・BLOCK及びそのアドレスの検出
を行なうようなハードウェア装置を用いるようにしても
よい。
ーブル112により構成されるメモリ管理装置11は、
ハードウェア装置であっても、またはメモリカードのよ
うなものであってもよい。
も限定されるものではなく、この他その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変形して実施できることはもちろんのこと
である。
例えば不良ブロックに対しアドレス単位でデータの書き
込み及び読み出しが不能となる半導体メモリの品質を補
償し、より信頼性の高いシステムを実現し得るメモリ管
理装置及び情報処理装置を提供することができる。
置の一実施の形態を示すブロック構成図。
のチップを並列に配置し、これら複数のチップに同一の
アドレスを割り当てた構成とした場合のアドレス変換の
様子を説明するために示す図。
利用される様子を示す図。
Claims (6)
- 【請求項1】 不良ブロックに対してアドレス単位でデ
ータの書き込み及び読み出し不能となるメモリと、この
メモリのアドレス情報を格納し、該メモリに対してアド
レス変換を実行するアドレス変換テーブルとを具備し、 前記メモリのチップ内に含まれる不良ブロック及びその
アドレスを検出する不良ブロック検出手段を用いた場
合、この不良ブロック検出手段により検出された不良ブ
ロックのアドレス情報を前記アドレス変換テーブルに記
憶させるようにし、メモリアクセス時に、前記アドレス
変換テーブルの内容に基づいて、前記メモリの不良ブロ
ック以外のブロックへのアクセスを行なわせるようにし
たことを特徴とするメモリ管理装置。 - 【請求項2】 前記メモリは、バス幅を広げて複数のチ
ップを並列に配置し、これら複数のチップに同一のアド
レスを割り当てた構成であり、 チップ毎に不良ブロック及びそのアドレスを検出する不
良ブロック検出手段を用いた場合、この不良ブロック検
出手段により検出された不良ブロックのアドレス情報を
前記アドレス変換テーブルに与えるようにし、 前記アドレス変換テーブルは、チップ毎に検出された複
数の不良ブロックのアドレスをそれぞれ予め決められた
特定アドレスに変換し、前記メモリに対し該複数の不良
ブロックを同一の特定アドレスに集中させるようにした
ことを特徴とするメモリ管理装置。 - 【請求項3】 前記アドレス変換テーブルは、前記メモ
リに対して前記不良ブロックであるアドレスに、アクセ
ス禁止を示すフラグを立てることを特徴とする請求項1
または2記載のメモリ管理装置。 - 【請求項4】 不良ブロックに対してアドレス単位でデ
ータの書き込み及び読み出し不能となるメモリと、この
メモリのアドレス情報を格納し、該メモリに対してアド
レス変換を実行するアドレス変換テーブルと、前記メモ
リのチップ内に含まれる不良ブロック及びそのアドレス
を検出する不良ブロック検出手段とを具備し、 前記不良ブロック検出手段により検出された不良ブロッ
クのアドレス情報を前記アドレス変換テーブルに記憶さ
せるようにし、メモリアクセス時に、前記アドレス変換
テーブルの内容に基づいて、前記メモリの不良ブロック
以外のブロックへのアクセスを行なわせるようにしたこ
とを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項5】 前記メモリは、バス幅を広げて複数のチ
ップを並列に配置し、これら複数のチップに同一のアド
レスを割り当てた構成であり、 前記不良ブロック検出手段は、チップ毎に不良ブロック
及びそのアドレスを検出する手段を有し、 前記アドレス変換テーブルは、前記不良ブロック検出手
段によりチップ毎に検出された複数の不良ブロックのア
ドレスをそれぞれ予め決められた特定アドレスに変換
し、前記メモリに対し該複数の不良ブロックを同一の特
定アドレスに集中させるようにしたことを特徴とする請
求項4記載の情報処理装置。 - 【請求項6】 前記アドレス変換テーブルは、前記メモ
リに対し前記不良ブロックであるアドレスに、アクセス
禁止を示すフラグを立てることを特徴とする請求項4ま
たは5記載の情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32920497A JP3702080B2 (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | メモリ管理装置及び情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32920497A JP3702080B2 (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | メモリ管理装置及び情報処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11161558A true JPH11161558A (ja) | 1999-06-18 |
JP3702080B2 JP3702080B2 (ja) | 2005-10-05 |
Family
ID=18218828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32920497A Expired - Lifetime JP3702080B2 (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | メモリ管理装置及び情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3702080B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007018499A (ja) * | 2005-06-06 | 2007-01-25 | Sony Corp | 記憶装置 |
JP2014194817A (ja) * | 2005-06-06 | 2014-10-09 | Sony Corp | 記憶装置 |
JP2015535116A (ja) * | 2012-11-16 | 2015-12-07 | マイクロソフト テクノロジー ライセンシング,エルエルシー | アドレス断片化に対するメモリ・セグメントのリマッピング |
-
1997
- 1997-11-28 JP JP32920497A patent/JP3702080B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007018499A (ja) * | 2005-06-06 | 2007-01-25 | Sony Corp | 記憶装置 |
US8285916B2 (en) | 2005-06-06 | 2012-10-09 | Sony Corporation | Storage device |
JP2014194817A (ja) * | 2005-06-06 | 2014-10-09 | Sony Corp | 記憶装置 |
JP2015535116A (ja) * | 2012-11-16 | 2015-12-07 | マイクロソフト テクノロジー ライセンシング,エルエルシー | アドレス断片化に対するメモリ・セグメントのリマッピング |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3702080B2 (ja) | 2005-10-05 |
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