JPH11160436A - 障害物検知装置 - Google Patents

障害物検知装置

Info

Publication number
JPH11160436A
JPH11160436A JP9344273A JP34427397A JPH11160436A JP H11160436 A JPH11160436 A JP H11160436A JP 9344273 A JP9344273 A JP 9344273A JP 34427397 A JP34427397 A JP 34427397A JP H11160436 A JPH11160436 A JP H11160436A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wave
lens
position detection
receiving
transmitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9344273A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Sakagami
進 坂上
Manabu Iwasaki
学 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Unisia Jecs Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Unisia Jecs Corp filed Critical Unisia Jecs Corp
Priority to JP9344273A priority Critical patent/JPH11160436A/ja
Publication of JPH11160436A publication Critical patent/JPH11160436A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 前方走行車両を捕捉するまでビーム状の探査
波を走査し、先行車両を捕捉した後は、探査波を先行車
両に照射して追従する。 【解決手段】 探査波発信部2を、レーザ光Lを発生す
る発信素子4と、レーザ光Lを探査波Tに変える発信用
レンズ5と、発信用レンズ5を移動させるレンズ移動機
構6と、発信用レンズ5の近傍に設けた反射鏡9からレ
ーザ光Lの一部を反射させて位置検出波として受信する
位置検出素子12とから構成する。コントロールユニッ
ト20は、受信素子18から受信信号の出力があったと
き、位置検出素子12からの信号により探査波Tの照射
方向を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両のオー
トスピードコントロール、オートストップコントロール
等に用いて好適な障害物検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両には、高速道路のようにほ
ぼ一定の速度で巡航するときに使用するオートスピード
コントロール(ASCD)を備えたものがある。このオ
ートスピードコントロールには、設定された所定速度で
巡航させる速度制御方式のオートスピードコントロール
と、先行車両との車間距離を一定に保つ速度で巡航さ
せ、先行車両が消失した場合には設定された所定速度で
巡航させるようにした車間距離制御方式のオートスピー
ドコントロールとの2種類がある。
【0003】そして、車間距離制御方式のオートスピー
ドコントロールは、先行車両との車間距離が一定距離と
なる速度で巡航するようにアクセル開度をアクチュエー
タによって制御し、車間距離が近づいたときにはアクセ
ル開度を閉じ、さらに自動的にブレーキングを行って減
速し、車間距離が広がったときにはアクセル開度を開い
て加速し、車間距離を常に一定に保つようにしたもので
ある。
【0004】また、この先行車両との車間距離を測定す
る方法の一つとして障害物検知装置が用いられ、該障害
物検知装置は、車両の進行方向に向けて探査波を発信す
る発信手段と、該発信手段から発信される探査波が障害
物となる先行車両で反射したときの反射波を受信する受
信手段とから構成され、探査波を発信してから反射波を
受信するまでの時間を計測することにより車間距離を測
定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに、従来技術による探査波を利用して車間距離を測定
する方法では、発信手段から発信される探査波は、車両
の向きに対して決められた方向でしかも一定の広がりを
持たせて発信しているから、道路がカーブや坂道となっ
たときには、先行車両を見失ってしまうことがあり、こ
のカーブや坂道を抜けた後に、再び車間距離を測定す
る。
【0006】このため、オートスピードコントロールで
は、実際には先行車両が同一路線上を走行しているにも
拘らず、該先行車両がカーブや坂道を通過するときに
は、探査波の探査範囲から逸脱して先行車両を検知でき
ないときがある。この場合、オートスピードコントロー
ルでは、一時的に車間距離制御から速度制御へと切換わ
り、カーブや坂道を通過後に再び先行車両を検知すると
車間距離制御に切換わる。これにより、従来技術のよう
なオートスピードコントロールを備えた車両では、カー
ブや坂道を通過する毎に制御が切換わり車両の速度が変
化して乗り心地を悪化させるという問題がある。
【0007】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明はカーブや坂道においても先行車
両を追従することのできる障害物検知装置を提供するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明が採用する障害物
検知装置は、車両の進行方向に向けて探査波を発信する
発信手段と、該発信手段から発信される探査波が障害物
で反射したときの反射波を受信する受信手段とから構成
している。
【0009】そして、上述した課題を解決するために、
請求項1の発明が採用する構成の特徴は、発信手段を、
レーザ光を発生する発信素子と、該発信素子から発生し
たレーザ光を透過させることによりビーム状の探査波に
変えるレンズと、該レンズを移動させることにより前記
探査波を進行方向に対して少なくとも左右方向に走査さ
せる走査手段と、前記レンズに同期して移動するように
該レンズ近傍に設けられ、前記発信素子から発生するレ
ーザ光の一部を位置検出波として反射させる反射鏡と、
該反射鏡で反射した位置検出波を受信することにより位
置検出信号を出力する位置検出素子とから構成したこと
にある。
【0010】このような構成とすることにより、走査手
段によりレンズを移動させれば、ビーム状の探査波は少
なくとも左右方向に一定の広がりを持たせて走査され
る。また、発信手段に設けた位置検出素子は、レンズと
共に移動する反射鏡で反射したレーザ光の一部を位置検
出波として受信したときに位置検出信号を出力するか
ら、この位置検出信号を処理することにより、レンズの
位置を検出し、車両の進行方向に走査される探査波の照
射方向を検出することができる。
【0011】請求項2の発明は、位置検出素子を、位置
検出波を受信したとき個別に複数の位置検出信号を出力
する複数個の光電変換素子として構成したことにある。
【0012】このような構成とすることにより、走査手
段によるレンズの移動は反射鏡にも連動し、該反射鏡は
発信素子から発生したレーザ光の一部を位置検出波とし
て位置検出素子に照射する。そして、位置検出素子を構
成する複数個の光電変換素子からは受信した位置検出信
号を出力する。これにより、次段の回路では、この位置
検出信号を受けて探査波の照射方向を検出する。
【0013】また、請求項3の発明が採用する構成の特
徴は、発信手段を、レーザ光を発生する発信素子と、該
発信素子から発生したレーザ光を透過させることにより
ビーム状の探査波に変えるレンズと、該レンズを移動さ
せることにより前記探査波を進行方向に対して少なくと
も左右方向に走査させる走査手段と、前記レンズに同期
して移動するように該レンズ近傍に設けられ、発信素子
から発生するレーザ光の一部を位置検出波として反射さ
せる反射鏡とから構成し、受信手段を、障害物で反射し
た反射波を受信することにより受信信号を出力すると共
に、前記発信手段の反射鏡で反射した位置検出波を受信
することにより位置検出信号を出力する受信素子として
構成したことにある。
【0014】このような構成とすることにより、走査手
段によりレンズを移動させれば、ビーム状の探査波は少
なくとも左右方向に一定の広がりを持たせて走査され
る。また、受信手段に設けた受信素子は、発信手段の反
射鏡で反射したレーザ光の一部を位置検出波として受信
するときと、障害物からの反射波を受信するときとでタ
イミングをずらして信号を読取ることにより、受信素子
は受信信号と位置検出信号とを交互に出力できる。
【0015】ここで、受信素子で位置検出波を受信して
いるときには、該受信素子は、レンズと共に移動する反
射鏡で反射した位置検出波を受信して位置検出信号を出
力するから、この位置検出信号を処理することによりレ
ンズの位置を検出し、車両の進行方向に走査される探査
波の照射方向を検出することができる。
【0016】請求項4の発明は、受信素子を、位置検出
波を受信したとき個別に複数の位置検出信号を出力する
複数個の光電変換素子として構成したことにある。
【0017】このような構成とすることにより、走査手
段によるレンズの移動は反射鏡にも連動し、該反射鏡は
発信素子から発生したレーザ光の一部を位置検出波とし
て受信素子に照射する。そして、受信素子を構成する複
数個の光電変換素子からは受信した位置検出信号を出力
する。これにより、次段の回路では、この位置検出信号
を受けて探査波の照射方向を検出する。
【0018】請求項5の発明は、走査手段を、レンズと
反射鏡とを保持するレンズ保持器と、該レンズ保持器を
移動するアクチュエータとから構成したことにある。
【0019】このような構成とすることにより、アクチ
ュエータによりレンズ保持器を左右に移動させれば、レ
ンズと反射鏡とは同期して左右に移動される。そして、
レンズは、発信素子から発生するレーザ光をビーム状の
探査波に変えて左右に走査する。
【0020】請求項6に発明は、反射鏡を凹面鏡によっ
て構成したから、反射鏡と受信素子との間に設ける収束
レンズをなくすことができ、部品点数を削減できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態を
図1ないし図13に従って詳細に説明するに、図1ない
し図10は、本発明に係る障害物検知装置の第1の実施
の形態を示している。
【0022】1は自車Aの前側に装備された障害物検知
装置としての先行車両検知装置で、該先行車両検知装置
1は後述する探査波発信部2、反射波受信部16および
コントロールユニット20から大略構成されている。な
お、便宜上、先行車両検知装置1が装着された車両を自
車Aとし、該自車Aの前を走行する車両を先行車両Bと
する。
【0023】2は発信手段としての探査波発信部を示
し、該探査波発信部2は、コントロールユニット20か
らの指令により探査波信号(例えば、0.1〜1.0M
Hz )を発生する発信回路3の出力側に接続されてい
る。そして、該探査波発信部2は、発信回路3から出力
される探査波信号を受けてレーザ光Lを発生するレーザ
ダイオードからなる発信素子4と、該発信素子4から発
生するレーザ光Lを透過させることにより拡散するのを
規制してビーム状の探査波Tに変える発信用レンズ5
と、該発信用レンズ5を移動させる後述のレンズ移動機
構6と、位置検出素子12とから構成されている。な
お、発信素子4は、図3に示すように、後述するフォー
カスアクチュエータ14の移動台14Bに固着されてい
る。
【0024】6は探査波Tを例えば左右方向と上下方向
に移動させる走査手段としてのレンズ移動機構で、該レ
ンズ移動機構6は、発信用レンズ5と後述する反射鏡9
を保持するレンズ保持器7と、該レンズ保持器7を例え
ば左右方向、上下方向に移動させるレンズ移動アクチュ
エータ8とから構成されている。また、レンズ移動アク
チュエータ8は、永久磁石の磁界に対して電磁コイルの
磁界を調整することにより、レンズ保持器7を移動させ
る電磁式アクチュエータを構成している。
【0025】ここで、レンズ保持器7は、その上側に
は、レーザ光Lを透過させることにより探査波Tに変え
る発信用レンズ5が設けられ、下側には反射鏡9が設け
られている。また、レンズ移動機構6を動作させ、レン
ズ移動アクチュエータ8によって、レンズ保持器7を矢
示a方向の左右に移動させることにより、図2に示すよ
うに、ビーム状の探査波Tは、例えば長さ100mで左
右方向に40mの走査角θをもって走査する。また、矢
示b方向の上下に移動させることにより、探査波Tは上
下することもできる。
【0026】9はレンズ保持器7に取付けられた反射鏡
で、該反射鏡9は、発信素子4から発生するレーザ光L
の一部を位置検出波Sとして反射するもので、反射鏡9
は発信用レンズ5と同期して移動しているから、位置検
出波Sによって発信用レンズ5の位置を検出することが
できる。
【0027】次に、前記探査波発信部2の具体的な構成
を、図3ないし図5に基づいて説明する。
【0028】10は発信素子4、発信用レンズ5、レン
ズ移動機構6等を格納する箱状のケーシングで、該ケー
シング10は、底板10Aと、奥側に位置した奥板10
Bと、前側に位置した前板10Cと、側面に位置した側
板10D,10Dと、天井板10Eとからなり、該前板
10Cには円形状の開口部10C1 が穿設され、該開口
部10C1 にはガラス材からなる発信窓11が配設され
ている。
【0029】また、ケーシング10の底板10Aには、
開口部10C1 側に向けて発信素子4を有するフォーカ
スアクチュエータ14、レンズ移動機構6のレンズ移動
アクチュエータ8、発信窓11が順に配設され、前記レ
ンズ移動アクチュエータ8上にはレンズ保持器7が左右
方向に移動可能に支持されている。
【0030】また、前記発信用レンズ5と反射鏡9とは
レンズ保持器7に保持され、該レンズ保持器7はレンズ
移動機構6によって移動制御されている。このため、該
レンズ移動機構6によってレンズ保持器7を移動させた
場合には、発信用レンズ5からの探査波Tは、図5に示
すように、走査角θの範囲を走査する。一方、反射鏡9
から反射して得られた位置検出波Sは、図4に示すよう
に、後述する位置検出素子12に向けて照射される。
【0031】12はフォーカスアクチュエータ14の移
動台14Bに位置し、発信素子4の下側に設けられた位
置検出素子を示し、該位置検出素子12は、図6に示す
如く、9個の光電変換素子からなるPIN型のフォトダ
イオード12a〜12iを3×3の正方形状に配列する
ことにより構成されている。また、該位置検出素子12
に位置検出波Sが照射されることにより、位置検出波S
が照射されたフォトダイオード12a〜12iは各位置
検出波を受信したときに位置検出信号を出力する。
【0032】ここで、フォトダイオード12a〜12i
は3×3の正方形状に配列されている。従って、フォト
ダイオード12a〜12iは、位置検出波Sが照射され
る位置により、フォトダイオードが1個のみで検出され
るエリアが9個、2個で検出されるエリアが12個、4
個で検出されるエリアが4個ある。この場合、9個のフ
ォトダイオード12a〜12iであっても、25種類の
エリアに分けて照射方向を検出することができる(表1
参照)。
【0033】
【表1】
【0034】ここで、例えば位置検出信号がフォトダイ
オード12eのみから出力されている場合には、位置検
出波Sが照射されるエリアは「1」となる。また、位置
検出信号がフォトダイオード12a,12dから出力さ
れている場合には、位置検出波S′が照射されているエ
リアは「13」となる。さらに、位置検出信号がフォト
ダイオード12e,12f,12h,12iから出力さ
れている場合には、位置検出波S″が照射されているエ
リアは「7」となる。このように、フォトダイオード1
2a〜12iからのそれぞれの位置検出信号によって照
射方向を25種類のエリアに分けて検出することが可能
となる。
【0035】また、レンズ移動アクチュエータ8によっ
てレンズ保持器7を移動させた場合には、位置検出波S
の照射方向は探査波Tの照射方向と同一方向を向くか
ら、位置検出波Sの照射方向を位置検出素子12で検出
することにより、探査波発信部2から発信する探査波T
の照射方向を検出することができる。
【0036】13は位置検出素子12の後段に接続され
た信号処理回路で、該信号処理回路13は位置検出素子
12から個別に出力される位置検出信号を増幅、波形成
形してコントロールユニット20に出力するものであ
る。
【0037】14はケーシング10の底板10A上に位
置して奥板10B側に配設されたフォーカスアクチュエ
ータで、該フォーカスアクチュエータ14は、底板10
Aに固着された固定台14Aと、該固定台14A上に位
置して矢示c方向に前後させる移動台14Bとから構成
されている。また、移動台14B上には、発信素子4、
位置検出素子12が設けられている。また、該フォーカ
スアクチュエータ14は、移動台14Bを矢示c方向に
前後させることにより、発信素子4を発信用レンズ5に
対して近接、離間させ、探査波Tのビーム幅を調整す
る。なお、フォーカスアクチュエータ14は、レンズ移
動機構6のレンズ移動アクチュエータ8と同様に電磁ア
クチュエータで構成しても、ボールねじ等を用いた機械
的なアクチュエータでもよい。
【0038】15は反射鏡9と位置検出素子12との間
に位置してフォーカスアクチュエータ14の固定台14
A上に配設された収束レンズで、該収束レンズ15は、
反射鏡9で反射した位置検出波Sをビームに変えて、位
置検出素子12に照射するものである。
【0039】16は受信手段としての反射波受信部で、
該反射波受信部16は、前記探査波発信部2から発信し
た探査波Tが先行車両Bで反射したときの反射波Rを受
信用レンズ17を通して受信する1個の受信素子18を
備え、該受信素子18の出力側には、該受信素子18か
らの信号の補正を行ってコントロールユニット20に受
信信号を出力する受信回路19が接続されている。な
お、前記受信用レンズ17の焦点距離は、反射波Rが受
信素子18の表面上で焦点が合うように設定されてい
る。
【0040】20はコントロールユニットで、該コント
ロールユニット20はマイクロコンピュータ等により構
成され、入力側には信号処理回路13と反射波受信部1
6が接続され、出力側にはレンズ移動機構6、ブザー,
ランプ等の報知器21等が接続されている。なお、前記
報知器21では、自車Aと先行車両Bとの車間距離また
は相対速度の演算結果を表示すると共に、危険警告等を
行う。
【0041】また、前記コントロールユニット20には
記憶装置20Aが設けられ、該記憶装置20A内には、
図8に示すような先行車両検知プログラム等が格納され
ている。
【0042】さらに、前記コントロールユニット20に
は、探査波発信部2から出力される位置検出素子12か
らの位置検出信号と反射波受信部16から出力される受
信信号とによって先行車両Bの位置を検出する位置検出
機能と、この位置検出機能により、自車Aと先行車両B
との間の車間距離を演算する車間距離演算機能と、該車
間距離演算機能において車間距離が近づきすぎたときに
報知器21を作動させる報知器作動機能と、反射波受信
部16からの反射波Rを受けた後にレンズ移動機構6に
よって発信用レンズ5を移動調整して探査波Tの照射方
向を調整して先行車両Bを追従する追従機能とを有して
いる。
【0043】本実施の形態による先行車両検知装置1
は、上述した如く構成されるが、次に図8による先行車
両検知プログラムと、探査波Tの照射方向を示した図9
と図10に基づいてその動作を説明する。なお、自車A
と先行車両Bの中央の矢印はその車両の進行方向を示し
ている。
【0044】まず、ステップ1では、レンズ移動機構6
により発信用レンズ5を移動させると、図2に示す如
く、該発信用レンズ5から前方に向けて照射される探査
波Tを走査角θの範囲で走査する。このとき、レンズ保
持器7に保持された反射鏡9からは位置検出波Sが位置
検出素子12に向けて照射される。
【0045】ステップ2では、常に位置検出素子12か
ら位置検出信号を読込む。例えば、読込まれた位置検出
信号がフォトダイオード12a,12dから出力されて
いる場合には、走査される探査波Tはエリア「13」の
範囲に照射されていることが分かる。
【0046】次に、ステップ3では、反射波受信部16
から受信信号の出力が有るか否かを判定し、「NO」と
判定した場合には、走査される探査波Tによって反射し
てくる反射波Rは存在せず、自車Aの進行方向には先行
車両Bは存在していないから、ステップ1に移り、該ス
テップ1以降の処理を繰り返す。
【0047】一方、ステップ3で「YES」と判定した
場合には、走査された探査波Tによって反射する反射波
Rが受信素子18に照射されているから、ステップ4に
移る。そして、このステップ4では、先行車両Bが進行
方向に存在しているとして、ステップ2で読込んだ位置
検出信号から図7中のエリアを読出し、記憶装置20A
に記憶する。この特定されたエリアは、探査波Tが先行
車両Bを捕捉した位置、即ち先行車両Bの存在する位置
を示している。
【0048】さらに、ステップ5では、探査波Tを先行
車両Bに向けて発信保持するために、ステップ4の処理
で記憶装置20Aに記憶されたエリアに基づき、前記レ
ンズ移動機構6によって発信用レンズ5を左右方向と上
下方向に移動調整し、常に反射波Rが受信素子18に当
たるように制御する。
【0049】ステップ6では、この反射波Rが受信素子
18で受信しているか否かを判定し、「YES」と判定
した場合には、自車Aの進行方向に先行車両Bが存在し
ているから、ステップ5以降の処理を繰返す。一方、ス
テップ6で「NO」と判定した場合には、自車Aの進行
方向に存在した先行車両Bが逸脱したから、ステップ1
に戻って探査波Tを移動させて走査を行う。
【0050】このように、本実施の形態による先行車両
検知装置1では、探査波発信部2内に複数個のフォトダ
イオード12a〜12iからなる位置検出素子12を設
け、該位置検出素子12には、反射鏡9によって発信素
子4から発生するレーザ光Lの一部をビーム状の位置検
出波Sとして照射するようにしている。また、発信用レ
ンズ5と反射鏡9とはレンズ保持器7によって保持さ
れ、探査波Tと位置検出波Sとはレンズ移動機構6によ
って同期して動くようになっている。
【0051】従って、位置検出素子12で反射鏡9から
の位置検出波を受信し、該位置検出素子12から出力さ
れる位置検出信号によって、探査波Tの照射方向を、図
7に示すような、エリア毎に検出することができる。
【0052】また、本実施の形態では、先行車両Bが存
在していないときには、探査波発信部2から出力される
探査波Tを所定の走査角θの範囲で走査を続行し、図9
に示すように、先行車両Bが捕捉された後は、探査波T
は該先行車両Bを追従する構成となっている。この場
合、図10のように、先行車両Bがカーブを走行中であ
っても探査波Tは先行車両Bの走行状態に応じて追従で
き、常に先行車両Bを捕捉した状態を続行することがで
きる。
【0053】さらに、レンズ移動機構6は探査波Tを左
右方向(矢示a方向)のみでなく、上下方向(矢示b方
向)にも調整できるようにしたから、先行車両Bの捕捉
後であっては、該車両Bが坂道を通過するときでも、探
査波Tの照射方向を上下方向に変位させて追従させるこ
とも可能である。
【0054】かくして、本実施の形態による先行車両検
知装置1をオートスピードコントロールに用いた場合に
は、探査波Tの発信から反射波Rの受信までの時間から
自車Aと先行車両Bとの車間距離を計測し、この車間距
離が予め設定された一定の車間距離となるように速度を
制御して巡航することができる。
【0055】このとき、先行車両検知装置1では、一度
先行車両Bを捕捉したら、該先行車両Bが自車Aの走行
路線上から離脱しない限り探査波Tによって常に追従す
ることができる。この結果、本実施の形態では、従来技
術のように、車間距離制御から速度制御へとオートスピ
ードコントロールが頻繁に切換わることなく、オートス
ピードコントロール中の自車Aの速度変化を安定させ、
乗り心地を向上させることができる。
【0056】また、探査波発信部2から発信される探査
波Tは、発信用レンズ5によってビーム状に絞込まれて
いるから、発信素子4の出力電力を従来技術の発信素子
の出力電力の約10%となる0.3〜0.5W程度です
み、消費電力を少なくしてバッテリの消耗を低減するこ
とができる。しかも、出力電力の小さい発信素子4は安
価であるため、大幅なコスト低減を図ることができる。
【0057】さらに、本実施の形態では、探査波発信部
2に位置検出素子12を設けたから、反射波受信部16
の受信素子18は1個のみですみ、受信素子18をアレ
イ状に配置した素子を用いることなく、コスト低減をさ
らに図ることができる。
【0058】一方、反射鏡9と位置検出素子12をなく
し、受信素子18にアレイ状のものを用いる先行車両検
知装置にあっては、受信素子18が反射波Rからの反射
位置に対して探査波Tの照射方向を検出するようにして
いる。この場合、探査波Tの発信から反射波Rの受信
は、探査波発信部2、先行車両B、反射波受信部16の
長い行路となり、外部からのノイズの影響により探査波
Tの正確な照射方向の検出が不可能となる。
【0059】しかし、本実施の形態による先行車両検知
装置1では、発信素子4から発生するレーザ光の一部
を、反射鏡9によって位置検出波Sとして位置検出素子
12に照射するようにしたから、探査波Tの照射方向を
正確に検出できる。
【0060】次に、第2の実施の形態を、図11に基づ
いて説明するに、本実施の形態の特徴は、反射鏡9に代
えて凹面鏡31を用いたことにある。なお、本実施の形
態では、前述した第1の実施の形態と反射鏡9以外はか
わるところがないので、同一符号を付し、その説明を省
略する。
【0061】このように、第2の実施の形態において
も、前述した第1の実施の形態と同様に、探査波Tの照
射方向を正確に検出することができる。さらに、第2の
実施の形態では、反射鏡9に代えて凹面鏡31を用いる
ことにより、位置検出波Sをビーム状にして位置検出素
子12に照射している。これにより、第1の実施の形態
で、反射鏡9と位置検出素子12との間に介在させた収
束レンズ15を省略でき、部品点数を削減することがで
きる。
【0062】次に、図12と図13は本発明に係る障害
物検知装置の第3の実施の形態を示すに、本実施の形態
の特徴は、受信手段の発信素子を、障害物で反射した反
射波を受信することにより受信信号を出力すると共に、
反射鏡で反射された位置検出波を受信することにより位
置検出信号を出力する素子としたことにある。なお、本
実施の形態では前述した第1の実施の形態と同一の構成
要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとす
る。
【0063】41は本実施の形態による先行車両検知装
置で、該先行車両検知装置41は、探査波発信部2、後
述する反射波受信部43およびコントロールユニット2
0から大略構成されている。
【0064】42は探査波発信部2内のレンズ保持器7
に取付けられた反射鏡で、該反射鏡42は、発信素子4
から発生するレーザ光Lの一部を位置検出波Sとして受
信素子45に反射するため、レンズ保持器7に角度を以
て取付けられている。また、該反射鏡42は凹面鏡によ
って形成されているから、位置検出波はビーム状に収束
でき、反射鏡42と受信素子45との間には収束レンズ
は不要となる。
【0065】43は受信手段としての反射波受信部で、
該反射波受信部43は、前記探査波発信部2から発信し
た探査波Tが先行車両Bで反射したときの反射波Rを受
信用レンズ44を通して受信する複数個のフォトダイオ
ードからなる受信素子45とからなり、該受信素子45
の出力側には、該受信素子45からの信号の補正を行っ
てコントロールユニット20に受信信号または位置検出
信号を出力する受信回路46が接続されている。なお、
前記受信用レンズ44の焦点距離は、反射波Rが受信素
子45の表面上で焦点が合うように設定されている。
【0066】ここで、受信素子45は、第1の実施の形
態で述べた位置検出素子12と同様に、9個のPIN型
のフォトダイオードから構成することにより25種類の
エリアに分けて検出できる。
【0067】ここで、探査波発信部2から発信される探
査波Tは、所定時間t0 (例えば約4μ秒)毎に出力さ
れる。また、受信素子45で受信される位置検出波S
は、発信素子4、反射鏡9、受信素子45の行路をとっ
ているから、その距離は一定となり、探査波信号の発生
から位置検出波の受信までの時間t1 (例えば約0.4
μ秒)は一定となる。
【0068】一方、受信素子45で受信される反射波R
は、発信素子4、先行車両B、受信素子45の行路をと
っているから、その距離は不変となり、探査波信号の発
生から反射波の受信までの時間は先行車両Bの有無、車
間距離によって異なっているが、例えば先行車両Bまで
の車間距離が約150mのときには、探査波信号の発生
から受信信号の受信までの時間t2 は例えば約1μ秒と
なり、しかもこの時間t2 は位置検出波Sを受信するま
での時間t1 よりも長くなる。
【0069】ここで、コントロールユニット20では、
1個目の受信素子45から出力される信号を位置検出信
号とし、2個目の信号を受信信号として読込むように処
理することにより、受信素子45から出力される信号
を、位置検出信号と受信信号とに区別して検出すること
ができる。
【0070】このように構成される第3の実施の形態に
おいても、受信素子45から出力される位置検出波に基
づいて、探査波の照射方向を検出することができ、前述
した第1の実施の形態と同様に、探査波Tの照射方向を
検出することができる。
【0071】また、本実施の形態では、9個のフォトダ
イオードから構成される1個の受信素子45を、第1の
実施の形態で述べた位置検出素子12と受信素子18と
によって兼用することができる。この結果、部品点数を
省略でき、第1の実施の形態、第2の実施の形態に比べ
てコスト低減を図ることができる。
【0072】なお、各実施の形態では、先行車両検知装
置に用いた場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、後退時における障害物確認に用いてもよく、さらに
オートスピードコントロールのみでなくオートストップ
コントロールに用いてもよいことは勿論である。
【0073】さらに、実施の形態では、前記位置検出素
子12または受信素子45を9個のフォトダイオードを
3×3で配列して構成した場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、フォトダイオードの数を、2×2、
2×3、3×2、4×4、…で配列してもより、この場
合には、エリアの種類も変更することができる。
【0074】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1に係る発明
によれば、発信素子から発生したレーザ光をビーム状の
探査波に変えるレンズを、走査手段によって少なくとも
左右に移動させると共に、レンズ近傍には、発信素子か
ら発生するレーザ光の一部を位置検出波として反射する
反射鏡を設け、この位置検出波を受信することにより位
置検出信号を出力する位置検出素子を設けている。そし
て、走査手段によりレンズを移動させたとき、レンズは
ビーム状の探査波は少なくとも左右方向に一定の広がり
を持たせて走査する。また、反射鏡で反射した位置検出
波は位置検出素子に照射され、位置検出素子からは位置
検出信号が出力され、この位置検出信号を処理すること
により、探査波の照射方向を検出する。
【0075】これにより、受信手段で障害物となる先行
車両からの反射波を受信した場合には、このときの探査
波の照射方向を位置検出素子から出力される位置検出信
号を処理することによって検出し、先行車両の存在位置
を検出できる。しかも、先行車両がカーブや坂道を走行
中であっても探査波で該先行車両を常に捕捉することが
でき、正確なオートスピードコントロール等の制御を行
うことができる。
【0076】請求項2の発明では、位置検出素子を、位
置検出波を受信したとき位置検出信号を個別に出力する
複数個の光電変換素子として構成したから、該各光電変
換素子から出力される個々の位置検出信号を次段の回路
で処理することにより、反射鏡の位置を検出して探査波
の照射方向を検出することができる。
【0077】請求項3に係る発明によれば、発信手段に
は探査波の照射方向を検出するために、レンズには発信
素子から発生するレーザ光の一部を位置検出波として反
射する反射鏡を設け、障害物で探査波が反射して得られ
た反射波を受信する受信素子で、該反射鏡で反射した位
置検出波も受信するようにしたから、走査手段によりレ
ンズを移動させたとき、レンズはビーム状の探査波を少
なくとも左右方向に一定の広がりを持たせて走査する。
このとき、反射鏡で反射した位置検出波は受信素子で反
射波とタイミングをずらして受信され、受信素子から出
力される位置検出信号を処理することにより、探査波の
照射方向を検出することができる。
【0078】請求項4の発明では、受信素子を、位置検
出波を受信したとき位置検出信号を個別に出力する複数
個の光電変換素子として構成したから、該各光電変換素
子から出力される個々の位置検出信号を次段の回路で処
理することにより、反射鏡の位置を検出して探査波の照
射方向を検出することができる。
【0079】請求項5の発明は、走査手段を、レンズと
反射鏡とを保持するレンズ保持器と、該レンズ保持器を
移動するアクチュエータとから構成したから、アクチュ
エータは、レンズ保持器を左右に移動させることによ
り、レンズと反射鏡とを同期して移動させ、レンズは、
発信素子から発生するレーザ光をビーム状の探査波に変
えて左右に走査する。
【0080】請求項6に発明は、反射鏡を凹状に形成し
たことにより、反射鏡と受信素子との間に設ける収束レ
ンズをなくすことができ、部品点数を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態による先行車両検知装置を示
す全体構成図である。
【図2】自車から発信した探査波を走査している状態を
示す説明図である。
【図3】探査波発信部の構成をケーシングを破断にして
示す斜視図である。
【図4】図3中の探査波発信部の配置関係を示す縦断面
図である。
【図5】図4中の矢示V−V方向からみた横断面図であ
る。
【図6】位置検出素子の各フォトダイオードの配列を正
面からみた説明図である。
【図7】位置検出素子によるエリアを正面からみた説明
図である。
【図8】第1の実施の形態による先行車両検知処理を示
す流れ図である。
【図9】先行車両を捕捉した状態を示す説明図である。
【図10】先行車両がカーブ走行しているときの探査波
の追従状態を示す説明図である。
【図11】第2の実施の形態による先行車両検知装置を
示す全体構成図である。
【図12】第3の実施の形態による先行車両検知装置を
示す全体構成図である。
【図13】コントロールユニット内で処理される受信素
子と位置検出信号の識別処理をタイムチャートとして示
す説明図である。
【符号の説明】
1,41 先行車両検知装置(障害物検知装置) 2 探査波発信部(発信手段) 4 発信素子 5 発信用レンズ 6 レンズ移動機構 7 レンズ保持器 8 レンズ移動アクチュエータ 9,42 反射鏡 12 位置検出素子 12a〜12i フォトダイオード(光電変換素子) 16,43 反射波受信部(受信手段) 18,45 受信素子 20 コントロールユニット 31 凹面鏡

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の進行方向に向けて探査波を発信す
    る発信手段と、該発信手段から発信される探査波が障害
    物で反射したときの反射波を受信する受信手段とからな
    る障害物検知装置において、 前記発信手段を、レーザ光を発生する発信素子と、該発
    信素子から発生したレーザ光を透過させることによりビ
    ーム状の探査波に変えるレンズと、該レンズを移動させ
    ることにより前記探査波を進行方向に対して少なくとも
    左右方向に走査させる走査手段と、前記レンズに同期し
    て移動するように該レンズ近傍に設けられ、前記発信素
    子から発生するレーザ光の一部を位置検出波として反射
    させる反射鏡と、該反射鏡で反射した位置検出波を受信
    することにより位置検出信号を出力する位置検出素子と
    から構成したことを特徴とする障害物検知装置。
  2. 【請求項2】 前記位置検出素子は、前記位置検出波を
    受信したとき個別に複数の位置検出信号を出力する複数
    個の光電変換素子として構成してなる請求項1記載の障
    害物検知装置。
  3. 【請求項3】 車両の進行方向に向けて探査波を発信す
    る発信手段と、該発信手段から発信される探査波が障害
    物で反射したときの反射波を受信する受信手段とからな
    る障害物検知装置において、 前記発信手段を、レーザ光を発生する発信素子と、該発
    信素子から発生したレーザ光を透過させることによりビ
    ーム状の探査波に変えるレンズと、該レンズを移動させ
    ることにより前記探査波を進行方向に対して少なくとも
    左右方向に走査させる走査手段と、前記レンズに同期し
    て移動するように該レンズ近傍に設けられ、前記発信素
    子から発生するレーザ光の一部を位置検出波として反射
    させる反射鏡とから構成し、 前記受信手段を、障害物で反射した反射波を受信するこ
    とにより受信信号を出力すると共に、前記発信手段の反
    射鏡で反射した位置検出波を受信することにより位置検
    出信号を出力する受信素子として構成したことを特徴と
    する障害物検知装置。
  4. 【請求項4】 前記受信素子は、前記位置検出波を受信
    したとき個別に複数の位置検出信号を出力する複数個の
    光電変換素子として構成してなる請求項3記載の障害物
    検知装置。
  5. 【請求項5】 前記走査手段は、前記レンズと反射鏡と
    を保持するレンズ保持器と、該レンズ保持器を移動する
    アクチュエータとから構成してなる請求項1,2,3ま
    たは4記載の障害物検知装置。
  6. 【請求項6】 前記反射鏡は、凹面鏡によって構成して
    なる請求項1,2,3,4または5記載の障害物検知装
    置。
JP9344273A 1997-11-28 1997-11-28 障害物検知装置 Pending JPH11160436A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9344273A JPH11160436A (ja) 1997-11-28 1997-11-28 障害物検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9344273A JPH11160436A (ja) 1997-11-28 1997-11-28 障害物検知装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11160436A true JPH11160436A (ja) 1999-06-18

Family

ID=18367967

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9344273A Pending JPH11160436A (ja) 1997-11-28 1997-11-28 障害物検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11160436A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004074772A1 (ja) * 2003-02-18 2004-09-02 Nhk Spring Co., Ltd. アクチュエータ、このアクチュエータを用いた物体検出装置
JP2006258604A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Sanyo Electric Co Ltd 検出装置
JP2006284196A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Sanyo Electric Co Ltd ビーム照射装置
JP2006329971A (ja) * 2005-04-27 2006-12-07 Sanyo Electric Co Ltd 検出装置
US7351944B2 (en) 2004-12-01 2008-04-01 Sanyo Electric Co., Ltd. Beam irradiation device
US7417585B2 (en) 2003-10-24 2008-08-26 Fujitsu Ten Limited Radar scanning method
JP2008224618A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Olympus Imaging Corp レーザスキャナ及び投光器
JP2009063503A (ja) * 2007-09-07 2009-03-26 Olympus Imaging Corp 車両用光スキャン装置
JP2011117750A (ja) * 2009-12-01 2011-06-16 Seiko Epson Corp 光学式位置検出装置、ハンド装置および位置検出機能付き表示装置
CN102681024A (zh) * 2012-05-24 2012-09-19 北京北奥东华激光技术有限公司 连续反射式激光探测装置
JP2013104771A (ja) * 2011-11-14 2013-05-30 Ricoh Co Ltd 光走査装置及びレーザレーダ装置
KR101296780B1 (ko) * 2011-02-15 2013-08-14 계명대학교 산학협력단 레이저를 이용한 장애물 감지장치 및 방법.
JP2014025708A (ja) * 2012-07-24 2014-02-06 Ricoh Co Ltd 目標物検出装置及び目標物表示装置
JP2019527830A (ja) * 2016-08-11 2019-10-03 クアルコム,インコーポレイテッド 光学システムにおいて参照および戻された光ビームを測定するためのシステムおよび方法

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004074772A1 (ja) * 2003-02-18 2004-09-02 Nhk Spring Co., Ltd. アクチュエータ、このアクチュエータを用いた物体検出装置
US7417585B2 (en) 2003-10-24 2008-08-26 Fujitsu Ten Limited Radar scanning method
US7351944B2 (en) 2004-12-01 2008-04-01 Sanyo Electric Co., Ltd. Beam irradiation device
US7570346B2 (en) 2005-03-17 2009-08-04 Sanyo Electric Co., Ltd. Detection device
JP2006258604A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Sanyo Electric Co Ltd 検出装置
JP2006284196A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Sanyo Electric Co Ltd ビーム照射装置
JP2006329971A (ja) * 2005-04-27 2006-12-07 Sanyo Electric Co Ltd 検出装置
JP2008224618A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Olympus Imaging Corp レーザスキャナ及び投光器
JP2009063503A (ja) * 2007-09-07 2009-03-26 Olympus Imaging Corp 車両用光スキャン装置
JP2011117750A (ja) * 2009-12-01 2011-06-16 Seiko Epson Corp 光学式位置検出装置、ハンド装置および位置検出機能付き表示装置
KR101296780B1 (ko) * 2011-02-15 2013-08-14 계명대학교 산학협력단 레이저를 이용한 장애물 감지장치 및 방법.
JP2013104771A (ja) * 2011-11-14 2013-05-30 Ricoh Co Ltd 光走査装置及びレーザレーダ装置
CN102681024A (zh) * 2012-05-24 2012-09-19 北京北奥东华激光技术有限公司 连续反射式激光探测装置
JP2014025708A (ja) * 2012-07-24 2014-02-06 Ricoh Co Ltd 目標物検出装置及び目標物表示装置
JP2019527830A (ja) * 2016-08-11 2019-10-03 クアルコム,インコーポレイテッド 光学システムにおいて参照および戻された光ビームを測定するためのシステムおよび方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2708916B1 (en) Distance Measurement Apparatus
US9891432B2 (en) Object detection device and sensing apparatus
US5760886A (en) Scanning-type distance measurement device responsive to selected signals
US6317202B1 (en) Automotive radar detecting lane mark and frontal obstacle
JPH11160436A (ja) 障害物検知装置
JP4888065B2 (ja) レーザスキャン装置
EP2921877B1 (en) Object detection device and remote sensing apparatus
CN101308214A (zh) 物体探测装置
JPH04355390A (ja) 距離計測装置
US20040200149A1 (en) Door area monitoring device for monitoring the swing area of an automobile vehicle door
US6208270B1 (en) Device and method for detection of aircraft wire hazard
WO2022110210A1 (zh) 一种激光雷达及移动平台
JPH07134178A (ja) レーザ光を用いた車載用距離測定装置
JPH05113481A (ja) 移動物体測定装置
JP4033036B2 (ja) 車間距離検出装置
JP2002022830A (ja) 距離測定装置およびその距離測定方法
US20210354669A1 (en) Optical apparatus, in-vehicle system, and mobile apparatus
JP2002162470A (ja) 物体検出装置及びその基準軸設定方法
CN114236561A (zh) 探测信号发射系统、激光雷达系统及探测方法
JPH11133153A (ja) 障害物検知装置
JP4281456B2 (ja) 先行車両検出装置
JP3632067B2 (ja) 障害物検知装置
JPH10268051A (ja) 障害物検知装置
JPH11326517A (ja) 障害物検知装置
CN216595487U (zh) 一种基于mems微镜的三维扫描激光雷达