JPH11159180A - 駐車設備のパレット停止制御装置 - Google Patents
駐車設備のパレット停止制御装置Info
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- JPH11159180A JPH11159180A JP9326633A JP32663397A JPH11159180A JP H11159180 A JPH11159180 A JP H11159180A JP 9326633 A JP9326633 A JP 9326633A JP 32663397 A JP32663397 A JP 32663397A JP H11159180 A JPH11159180 A JP H11159180A
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Abstract
御装置の停止センサーの誤検出による誤作動を防止して
信頼性を向上させる。 【解決手段】 走行パレット3に停止センサー20、2
1を取付け、走行パレット3を停止させる位置に停止ス
トライカー22、23を設置し、停止ストライカー2
2、23の前段に停止ストライカー22、23から所定
距離離隔して確認ストライカー24、25を設置し、停
止センサー20、21が確認ストライカー24、25を
検出してから所定監視時間経過後の検出時間内に停止ス
トライカー22、23を検出したとき走行パレット3を
停止させる制御部を設けて、走行パレット3が目的の位
置に停止するよう制御する。
Description
積載して格納する機械式の駐車設備において、走行パレ
ットを目的の位置に停止させるよう制御する駐車設備の
パレット停止制御装置に関する。
式の駐車設備では、車両の入出庫の際にはパレットを走
行させて所要のパレットを入出庫口まで呼び出し、この
パレットに車両を積載して格納し、あるいはパレットか
ら積載されている車両を取り出す。
止させるため、従来の駐車設備のパレット停止制御装置
では、図5及び図6に示すように、駐車設備に敷設され
た走行レール9上を走行する走行パレット3に停止スト
ライカ−32を取付け、走行パレットを停止させる位置
には停止センサー30、31を設置して、停止センサー
30、31が停止ストライカ−32を検出すると、制御
部が走行パレット3は停止させる位置まで到達したと判
断して走行パレット3を停止させるようになっている。
り障害物が走行レール9付近に入ることがあり、このよ
うな場合、走行パレット3は未だ停止させる位置に到達
していないにもかかわらず、停止センサー30、31が
障害物を停止ストライカー32と誤って検出し、走行パ
レット3を停止させるおそれがある。機械式の駐車設備
では、シーケンス制御により、走行パレット3が停止す
ると連動して他のパレットが移動するようになっている
ので、走行パレット3が適正でない位置で停止すると、
パレット同志が衝突して設備や搭載している車両の損傷
を招く。
示すように、走行パレット3の走行距離Lと走行速度に
よって与えられる所要の走行時間に基づいて監視時間を
定め、タイマで監視時間を計時して、走行開始後監視時
間が経過するまでの間の停止センサーの検出信号は誤り
と判定し、監視時間経過後の検出時間における停止セン
サーの検出信号のみを正しいものと判定して走行パレッ
ト3を停止させるように制御している。
3の走行速度は車両積載の有無や、周囲の環境の変化
(例えば天候が晴れで走行レール9が乾いているか、雨
や雪で走行レール9が濡れているか)等によって異な
り、従って実際の走行時間は走行の都度異なるので、停
止センサー30、31の検出信号を正とする検出時間の
範囲がある程度広くなるように監視時間を設定しておか
ないと駐車設備が機能しなくなる。
設定するのは難しく、検出時間の範囲を広げると誤作動
の確率が大となる。本発明は、駐車設備のパレット停止
制御装置における上記課題を解決するものであって、駐
車設備の機能性を損なうことなく、停止センサーの誤検
出による誤作動を防止して信頼性を向上させることので
きる駐車設備のパレット停止制御装置を提供することを
目的とする。
ット停止制御装置は、パレットに車両を積載して格納す
る機械式の駐車設備において、走行パレットを目的の位
置に停止するよう制御するため、走行パレットに停止セ
ンサーを取付け、走行パレットを停止させる位置に停止
ストライカーを設置し、停止ストライカーの前段に停止
ストライカーから所定距離離隔して確認ストライカーを
設置し、停止センサーが確認ストライカーを検出してか
ら所定監視時間経過後の検出時間内に停止ストライカー
を検出したとき走行パレットを停止させる制御部を設け
ている。
には、所要のパレットを入出庫口へ呼び出すため、走行
パレットが走行を開始する。走行パレットが目的の位置
に近づくと、走行パレットに取付けられている停止セン
サーは、まず前段の確認ストライカーを検出し、次に停
止ストライカーを検出する。
点から監視時間を計時し、停止ストライカーの検出が監
視時間経過後の検出時間内であれば、停止ストライカー
の検出は正、即ち、走行パレットは停止させる位置まで
到達したと判断して走行パレットを停止させる。
が経過するまでの間、及び検出時間経過後の停止ストラ
イカーの検出は誤と判定し走行パレットは停止させな
い。このように、確認ストライカーの検出により監視時
間の計時を開始するので、検出時間の範囲を狭くして精
度良く設定することができ障害物による誤作動が防止さ
れる。
あるパレット停止制御装置を備えた駐車設備の全体構成
を示す正面図、図2は駐車設備の全体構成を示す平面
図、図3はパレット停止制御装置のセンサーとストライ
カーの配置の説明図、図4はパレット停止制御装置の動
作を説明するタイムチャートである。
は、3段、2列構成の立体駐車設備であり、ピット6に
立設された門型支柱8に、車両4を積載するための昇降
パレット2が上段と下段に吊持されて昇降可能になって
いる。前面が入出庫口12となる中段には、走行レール
9が敷設されていて、走行レール9上には走行パレット
3が配置されている。走行パレット3は駆動モータ13
によって駆動され、上段または下段の昇降パレット2が
昇降する際、必要に応じて左右に走行し空きスペースを
確保できるようになっている。
備1の側面と背面には、フェンス7、前面には昇降する
ゲート5が設けられている。駐車設備1の正面左端部に
は、操作用のスイッチを設けた操作盤11が配置され、
背部の中央寄りには制御盤10が配置されている。
背部には、駐車設備1の右端と左端においてそれぞれ走
行パレット3を停止させるための停止センサー20、2
1が取付けられている。駐車設備1の右端部と左端部の
走行パレット3を停止させる位置には、走行レール9に
近接して、停止ストライカー22、23が設置されてい
る。また、停止ストライカー22、23の前段(右側の
停止ストライカー22の左方と左側の停止ストライカー
23の右方)には、停止ストライカー22、23からそ
れぞれ所定距離離隔して確認ストライカー24、25が
設置されている。
トライカー22、23と確認ストライカー24、25と
を非接触で検出可能な近接センサーを用いるとよい。制
御盤10は、データの演算処理を行うCPUとタイマを
有する制御部となっており、停止センサー20、21か
らの検出信号はここに送られる。
場合には、利用者が操作盤11のところへ行き操作用の
スイッチを押す。すると、所要のパレットを入出庫口1
2へ呼び出すため、走行パレット3が走行を開始する。
く左端にある走行パレット3が、右方向へ走行して右端
で停止する場合について説明する。走行パレット3が右
方向へ走行し目的の位置に近づくと、走行パレット3に
取付けられている停止センサー20は、まず前段の確認
ストライカー24を検出し、次に停止ストライカー22
を検出する。
ライカー24を検出した時点からタイマA、タイマBで
監視時間と検出時間の経過を計時し、確認ストライカー
24を検出してから監視時間経過後、検出時間内に停止
ストライカー22を検出すると、停止ストライカー22
の検出は正、即ち、走行パレット3は停止させる位置ま
で到達したと判断して走行パレット3を停止させる。
時間が経過するまでの間、及び検出時間経過後の停止ス
トライカー22の検出は誤と判定し走行パレット3は停
止させない。
の計時を確認ストライカー24の検出により開始するの
で、走行パレット3が走行を開始してから確認ストライ
カー24の位置まで走行する時間の長短には影響されな
い。また、確認ストライカー24と停止ストライカー2
2間の離隔距離Sは走行距離Lに比べると極めて小さく
なるので、検出時間の範囲を狭く、精度良く設定でき、
駐車設備の機能を損なうことなく、障害物による誤作動
を防止することができる。
の停止制御装置によれば、駐車設備の機能性を損なうこ
となく、停止センサーの誤検出による誤作動を防止して
信頼性を向上させることができる。
御装置を備えた駐車設備の全体構成を示す正面図であ
る。
カーの配置の説明図である。
チャートである。
ライカーの配置を示す平面図である。
タイムチャートである。
Claims (1)
- 【請求項1】 パレットに車両を積載して格納する機械
式の駐車設備において、走行パレットを目的の位置に停
止するよう制御する駐車設備のパレット停止制御装置で
あって、走行パレットに停止センサーを取付け、走行パ
レットを停止させる位置に停止ストライカーを設置し、
停止ストライカーの前段に停止ストライカーから所定距
離離隔して確認ストライカーを設置し、停止センサーが
確認ストライカーを検出してから所定監視時間経過後の
検出時間内に停止ストライカーを検出したとき走行パレ
ットを停止させる制御部を設けたことを特徴とする駐車
設備のパレット停止制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32663397A JP3869096B2 (ja) | 1997-11-27 | 1997-11-27 | 駐車設備のパレット停止制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32663397A JP3869096B2 (ja) | 1997-11-27 | 1997-11-27 | 駐車設備のパレット停止制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11159180A true JPH11159180A (ja) | 1999-06-15 |
JP3869096B2 JP3869096B2 (ja) | 2007-01-17 |
Family
ID=18189980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32663397A Expired - Fee Related JP3869096B2 (ja) | 1997-11-27 | 1997-11-27 | 駐車設備のパレット停止制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3869096B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102016208235A1 (de) * | 2016-05-12 | 2017-11-16 | SATEG Steuerungs- und Automatisierungstechnik GmbH | Vorrichtung und Verfahren zum Parken eines Fahrzeuges |
CN107514166A (zh) * | 2017-07-10 | 2017-12-26 | 河南柯尼达智能停车设备有限公司 | 一种停车库用载车板结构 |
-
1997
- 1997-11-27 JP JP32663397A patent/JP3869096B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE102016208235A1 (de) * | 2016-05-12 | 2017-11-16 | SATEG Steuerungs- und Automatisierungstechnik GmbH | Vorrichtung und Verfahren zum Parken eines Fahrzeuges |
CN107366459A (zh) * | 2016-05-12 | 2017-11-21 | 萨泰格控制及自动化技术有限公司 | 用于停车的装置和方法 |
CN107514166A (zh) * | 2017-07-10 | 2017-12-26 | 河南柯尼达智能停车设备有限公司 | 一种停车库用载车板结构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3869096B2 (ja) | 2007-01-17 |
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