JP4270122B2 - 有軌道台車システム - Google Patents

有軌道台車システム Download PDF

Info

Publication number
JP4270122B2
JP4270122B2 JP2004356588A JP2004356588A JP4270122B2 JP 4270122 B2 JP4270122 B2 JP 4270122B2 JP 2004356588 A JP2004356588 A JP 2004356588A JP 2004356588 A JP2004356588 A JP 2004356588A JP 4270122 B2 JP4270122 B2 JP 4270122B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carriage
transfer device
cart
sensor
transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004356588A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006164007A (ja
Inventor
博昭 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Industries Corp filed Critical Toyota Industries Corp
Priority to JP2004356588A priority Critical patent/JP4270122B2/ja
Publication of JP2006164007A publication Critical patent/JP2006164007A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4270122B2 publication Critical patent/JP4270122B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

この発明は、有軌道台車システムに係り、特に台車が軌道上を走行して荷物の搬送を行うシステムに関する。
従来より、台車が軌道上を走行すると共に、軌道に沿って設けられた移載装置の移載中心と台車の移載中心とが一致するところで台車が停止して荷物の移載を行う有軌道台車システムが知られている。
例えば、特許文献1に開示されている有軌道台車システムでは、移載装置及び台車に投光器及び受光器をそれぞれ取り付けると共に、移載装置の投光器からの光を台車の受光器で受けた位置で台車を停止させて荷物の移載を行うように構成されている。
特開昭56−7105号公報
しかしながら、上述の特許文献1のように、移載装置の投光器からの光を台車の受光器で受けた位置で台車を停止させようとしても、台車の受光器により移載装置の投光器からの光を受けた時から台車は減速を開始して停止するため、台車は所望の停止位置から所定の距離だけ進んだ位置に停止し、その結果、台車の移載中心と移載装置の移載中心との間にズレが生じてしまう。
このズレを解消しようとすると、台車を低速で走行させる必要があり、その結果、システムの作業効率が低下してしまうという問題があった。
この発明はこのような問題点を解消するためになされたもので、優れた作業効率を有しながら所望の停止位置に正確に台車を停止させることができる有軌道台車システムを提供することを目的とする。
この発明に係る有軌道台車システムは、軌道上を走行する台車を有すると共に軌道に沿って配置された移載装置の移載中心と台車の移載中心が一致するところで台車を停止させて荷物の移載を行う有軌道台車システムにおいて、台車に取り付けられると共に移載装置を直接に検知する光電センサと、軌道に沿って移載装置に対応した所定の位置に配置される減速用ドグと、台車に取り付けられると共に減速用ドグを検知するドグセンサと、光電センサにより移載装置を検知してから移載装置の移載中心と台車の移載中心とが互いに一致するまでの台車の基準走行距離を予め記憶するメモリと、台車の走行距離を測定する距離測定センサと、ドグセンサにより減速用ドグを検出すると台車を一定の速度にまで減速し、さらに光電センサにより移載装置を検知するとそこから距離測定センサにより測定される台車の走行距離がメモリに記憶された基準走行距離になったところで台車の走行を停止する制御部とを備え、光電センサがONするときは常にドグセンサがONするものである。
ドグセンサにより減速用ドグが検出されると台車は一定の速度にまで減速され、その状態で光電センサにより移載装置が検知されると、そこから距離測定センサにより測定される台車の走行距離がメモリに記憶された基準走行距離になったところで台車の走行が停止される。
予め軌道に沿って台車を走行させて学習運転を行うことにより、制御部は光電センサが移載装置を検知してから移載装置の移載中心と台車の移載中心とが互いに一致するまでの台車の実際の走行距離を距離測定センサにより測定し、それを基準走行距離としてメモリに記憶することが好ましい。この場合、光電センサが移載装置を検知している間の台車の走行距離を距離測定センサにより測定し、その半分の値を基準走行距離としてメモリに記憶することができる。
また、台車が停止した後に、制御部により光電センサが移載装置を検知しているか否かの確認を行うことが好ましい。
この発明によれば、優れた作業効率を有しながら所望の停止位置に正確に台車を停止させることができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に、この発明の実施の形態に係る有軌道台車システムの構成を模式的に示す。このシステムは、床面等に配設された軌道上を走行して荷物の搬送を行う台車1と、軌道に沿って配置されたコンベヤ等からなる移載装置2とを有している。また、軌道に沿って減速用ドグ3が配置されると共に、この減速用ドグ3を検知するためのドグセンサ4が台車1に取り付けられている。また、台車1には、移載装置2を光電的に直接検知するための光電センサ5が取り付けられると共に、台車1の走行距離を測定するための距離測定センサであるエンコーダ6が取り付けられている。
なお、移載装置2は2本の柱部材を有しており、光電センサ5は、これら2本の柱部材のうち図1に矢印で示される台車1の走行方向の手前側に位置する柱部材2aを検知対象として検知する。ここで、図2に示されるように、光電センサ5が移載装置2の手前側の柱部材2aの幅の中央に位置する走行位置Pmに台車1が位置したときに、台車1の移載中心Csと移載装置2の移載中心Ctとが一致するように、光電センサ5を台車1に取り付ける。また、光電センサ5が移載装置2の手前側の柱部材2aを検知してONするより先にドグセンサ4が減速用ドグ3を検知してONするように構成されている。
図3に示されるように、台車1に制御部7が搭載されており、この制御部7にドグセンサ4、光電センサ5及びエンコーダ6がそれぞれ電気的に接続されている。また、制御部7にはメモリ8が電気的に接続されると共に、台車1を走行させる走行モータ9を駆動するための駆動回路10が電気的に接続されている。
次に、この発明の実施の形態に係る有軌道台車システムの動作について図4のタイミングチャートを参照して説明する。まず、台車1を例えば図1に示される矢印の方向に走行させて学習運転を行う場合について説明する。台車1は例えば20〜30m/分程度の予め設定された所定の高速度Vaで走行され、図5に示されるようにドグセンサ4が減速用ドグ3を検知してONする走行位置P1に到達すると、制御部7は駆動回路10を介して走行モータ9を駆動制御することにより台車1を高速度Vaから例えば4m/分程度の所定の低速度Vbまで減速する。この状態で、制御部7は、図6に示されるように光電センサ5が移載装置2の手前側の柱部材2aを検知してONする走行位置P2に到達してから、図7に示されるように光電センサ5が移載装置2の手前側の柱部材2aを通過してOFFする走行位置P3に到達するまでの台車1の走行距離Dをエンコーダ6により測定する。
制御部7は、このようにしてエンコーダ6により測定された走行距離Dの半分の値D/2を基準走行距離としてメモリ8に記憶する。これにより、台車1の基準走行距離が学習される。
次に、通常の運転を行う場合について説明する。図1に示されるように、台車1を所定の高速度Vaで走行させ、図5に示される走行位置P1でドグセンサ4により減速用ドグ3が検知されると、制御部7は駆動回路10を介して走行モータ9を駆動制御することにより台車1を所定の低速度Vbにまで減速して走行させる。この状態で、図6に示される走行位置P2で光電センサ5により移載装置2の手前側の柱部材2aが検知されると、制御部7はエンコーダ6によりそこからの台車1の走行距離Xの測定を開始する。そして、エンコーダ6により測定された走行距離Xがメモリ8に記憶された基準走行距離D/2に一致したところで台車1の走行を停止する。ここで、基準走行距離D/2は、走行位置P2から走行位置P3までの距離Dの半分の値であるので、図2に示されるように、光電センサ5が移載装置2の手前側の柱部材2aの幅の中央に位置し、台車1の移載中心Csと移載装置2の移載中心Ctとが一致する走行位置Pmで台車1が正確に停止することとなる。
このように、台車1を所望の停止位置に正確に停止させて移載装置2に対し荷物の移載を行うことができる。
また、ドグセンサ4により減速用ドグ3が検知されると台車1は所定の低速度Vbに減速されるため、光電センサ5がONしてからエンコーダ6により測定される台車1の走行距離Xが基準走行距離D/2になったら台車1を即座に停止することができ、これにより台車1の停止精度が向上する。
また、台車1は、ドグセンサ4により減速用ドグ3を検知したときだけ所定の低速度Vbに減速し、それ以外は高速度Vaで走行するため、優れた作業効率を有する有軌道台車システムを実現することができる。
また、光電センサ5がONするときは常にドグセンサ4がONしているように構成されており、したがってドグセンサ4がOFF状態のときに光電センサ5がONした場合は誤検知として無効にし、双方のセンサ4及び5が共にONしているときのみを有効にするように設定すれば、光電センサ5による移載装置2の検知精度を向上させることができる。
さらに、通常運転時に、台車1が停止した後に、光電センサ5がONしているか否かの確認を行うことが好ましく、光電センサ5がONしていれば正常として移載装置2に対する荷物の移載を行い、OFFしていれば異常として荷物の移載を禁止する等の制御を行うことにより、安全性を向上させることができる。
さらに、この実施の形態では、台車1に取り付けた光電センサ5により移載装置2を直接に検知しながら学習運転を行って台車1の基準走行距離を求めるため、有軌道台車システムを倉庫等に敷設した後に、移載装置2やドグ3の実際の配置と設計値との間にズレが生じていても、台車1を所望の停止位置に正確に停止することができ、これにより敷設現場で移載装置やドグの設置位置を調整する必要はない。
なお、上述の実施の形態では、移載装置2の手前側の柱部材2aを検知対象としていたが、これに限定されるものではなく、移載装置2の奥側の柱部材やその他の部分、または移載装置2全体を検知対象として光電センサ5により検知することもできる。ただし、検知対象とする移載装置2の部分の幅の中央に光電センサ5が位置するときに、台車1と移載装置2の双方の移載中心Cs及びCtが互いに一致するように構成するものとする。
また、実施の形態では、学習運転時も通常運転時も同一の高速度Vaで台車1を走行させていたが、その代わりに、学習運転時と通常運転時において異なる高速度で台車1を走行させることもできる。なお、低速度Vbについても同様である。
また、実施の形態では、光電センサ5が移載装置2の手前側の柱部材2aの幅の中央に位置するときに、台車1の移載中心Csと移載装置2の移載中心Ctとが一致するように構成し、走行位置P2から走行位置P3までの距離の半分の値D/2を基準走行距離としたが、この発明はこれに限定されるものではなく、検知対象とする移載装置2の部分及び光電センサ5と、台車1の移載中心Cs及び移載装置2の移載中心Ctとの取り付け位置の関係に応じて基準走行距離を設定することができる。
なお、軌道に沿って複数の移載装置2が設けられていてもよく、その場合も各移載装置2に対して上述の実施の形態と同様の学習を行うことにより、台車1を各移載装置2に対応した所望の停止位置に正確に停止させることができる。
また、軌道の両側に移載装置2が配置される場合には、台車1の両側に光電センサ5を設けることが好ましい。
この発明の実施の形態に係る有軌道台車システムを示す側面図である。 実施の形態において移載を行う走行位置に台車が到達した様子を示す側面図である。 実施の形態における制御系を示すブロック図である。 実施の形態における走行位置に対する台車速度、ドグセンサ及び光電センサの状態を示すタイミングチャートである。 実施の形態においてドグセンサがONする走行位置に台車が到達した様子を示す側面図である。 実施の形態において光電センサがONする走行位置に台車が到達した様子を示す側面図である。 実施の形態において光電センサがOFFする走行位置に台車が到達した様子を示す側面図である。
符号の説明
1 台車、2 移載装置、2a 柱部材、3 減速用ドグ、4 ドグセンサ、5 光電センサ、6 エンコーダ、7 制御部、8 メモリ、9 走行モータ、10 駆動回路、P1,P2,P3,Pm 走行位置、Cs,Ct 移載中心。

Claims (4)

  1. 軌道上を走行する台車を有すると共に軌道に沿って配置された移載装置の移載中心と台車の移載中心が一致するところで台車を停止させて荷物の移載を行う有軌道台車システムにおいて、
    台車に取り付けられると共に移載装置を直接に検知する光電センサと、
    軌道に沿って移載装置に対応した所定の位置に配置される減速用ドグと、
    台車に取り付けられると共に前記減速用ドグを検知するドグセンサと、
    前記光電センサにより移載装置を検知してから移載装置の移載中心と台車の移載中心とが互いに一致するまでの台車の基準走行距離を予め記憶するメモリと、
    台車の走行距離を測定する距離測定センサと、
    前記ドグセンサにより前記減速用ドグを検出すると台車を一定の速度にまで減速し、さらに前記光電センサにより移載装置を検知するとそこから前記距離測定センサにより測定される台車の走行距離が前記メモリに記憶された基準走行距離になったところで台車の走行を停止する制御部と
    を備え
    前記光電センサがONするときは常に前記ドグセンサがONすることを特徴とする有軌道台車システム。
  2. 予め軌道に沿って台車を走行させて学習運転を行うことにより、前記制御部は前記光電センサにより移載装置を検知してから移載装置の移載中心と台車の移載中心とが互いに一致するまでの台車の実際の走行距離を前記距離測定センサにより測定し、それを基準走行距離として前記メモリに記憶する請求項1に記載の有軌道台車システム。
  3. 前記学習運転時に、前記光電センサが移載装置を検知している間の台車の走行距離を前記距離測定センサにより測定し、その半分の値を基準走行距離として前記メモリに記憶する請求項2に記載の有軌道台車システム。
  4. 前記制御部は、台車が停止した後に前記光電センサが移載装置を検知しているか否かを確認する請求項1〜3のいずれか一項に記載の有軌道台車システム。
JP2004356588A 2004-12-09 2004-12-09 有軌道台車システム Expired - Fee Related JP4270122B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004356588A JP4270122B2 (ja) 2004-12-09 2004-12-09 有軌道台車システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004356588A JP4270122B2 (ja) 2004-12-09 2004-12-09 有軌道台車システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006164007A JP2006164007A (ja) 2006-06-22
JP4270122B2 true JP4270122B2 (ja) 2009-05-27

Family

ID=36665943

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004356588A Expired - Fee Related JP4270122B2 (ja) 2004-12-09 2004-12-09 有軌道台車システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4270122B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006164007A (ja) 2006-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7448471B2 (en) Elevator installation
US7561254B2 (en) Traveling system for mobile bodies and control method therefor
JP2018128914A (ja) 物品搬送設備
KR20100114846A (ko) 반송차 시스템
JP2014137710A (ja) 無人搬送車の制御方法
TWI492011B (zh) Van
JP4270122B2 (ja) 有軌道台車システム
JP2007323111A (ja) 位置決め制御装置
JP3850239B2 (ja) 無人搬送システム
JP2002206922A (ja) 移動体の車輪摩耗の検査装置
JP2732318B2 (ja) 移動車の停止制御装置
JP5170190B2 (ja) 搬送車システム
JP3707139B2 (ja) 移動体の停止装置
JP4974934B2 (ja) 無人搬送車の制御方法
JPH09169410A (ja) 自動倉庫用クレーンの位置検出装置
JP6263416B2 (ja) 駐車システムにおける搬送台車の停止方法
JP5896432B1 (ja) 検査装置および搬送システム
JP4145859B2 (ja) トラバーサの停止制御方法および停止制御システム
JP2012203788A (ja) 台車走行制御システム
KR101246225B1 (ko) 무인대차용 위치 측정장치
JP3596740B2 (ja) スタッカクレーンにおける移動体の速度制御装置
JP2007230698A (ja) 移動棚システム
JP2013043723A (ja) エレベータの救出運転装置および救出運転方法
KR101103494B1 (ko) 천장형 중량물 이송 장치
JPH08170438A (ja) 走行装置の停止位置制御方式

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080702

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080708

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080904

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090203

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090216

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120306

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120306

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees