JPH11155633A - 化粧筆 - Google Patents

化粧筆

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Publication number
JPH11155633A
JPH11155633A JP34452797A JP34452797A JPH11155633A JP H11155633 A JPH11155633 A JP H11155633A JP 34452797 A JP34452797 A JP 34452797A JP 34452797 A JP34452797 A JP 34452797A JP H11155633 A JPH11155633 A JP H11155633A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
fitted
pipe
peripheral surface
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34452797A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhito Kuwabara
和仁 桑原
Shigeo Iizuka
茂雄 飯塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP34452797A priority Critical patent/JPH11155633A/ja
Publication of JPH11155633A publication Critical patent/JPH11155633A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】塗布部の乾燥を防止できるとともに、取り扱い
操作も簡単便利な優れた化粧筆を提案する。 【解決手段】容器体口頚部3内周面に固定筒Bを密嵌固
定させ、固定筒内周面に液密摺動可能に嵌合させた環状
摺動部8を支持筒9外周より突設するとともに、支持筒
9の上端に塗布部10を固定してなる可動筆Cを上方付勢
状態で上下動可能に設け、口頚部3外周に着脱可能に嵌
合係止させたキャップDの頂壁14裏面より垂設した係止
筒15により可動筆Cを固定筒B内下方へ押し下げ係止可
能に構成し、可動筆Cの押し下げ係止状態で、係止筒15
内面下端部をシリンダ筒9外面上端部に密嵌させて塗布
部10周囲に密閉室Xが形成される如く構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は化粧筆に関する。
【0002】
【従来の技術】口紅,アイシャドー,ネイルカラー等の
化粧液を収納した容器体の先端に、繊維束等よりなる塗
布部を突設した化粧筆が知られている。これらの極一般
的な構造として、縦長筒状の胴部上端より口頚部を起立
させた容器体と、口頚部上端部に嵌着させた取り付け筒
の上端に基端を固定して塗布部を上方へ突出させ、更
に、取り付け筒及び塗布部を被覆して口頚部に着脱自在
にキャップを装着したものが上げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記化粧筆では塗布部
が乾燥し易いという欠点がある。従来の化粧筆もキャッ
プを設けているため、それなりには塗布部の乾燥を押さ
えられるが、キャップはその周壁を単なる螺着により嵌
合させる等、塗布部の乾燥防止を考慮した構造を備えて
おらず、いまだ不充分のところがある。
【0004】本発明は上記した点に鑑み、塗布部の乾燥
を確実に防止でき、また、組み立ても容易に行えるとと
もに、取り扱い操作も簡単便利な優れた化粧筆を提案す
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本請求項1発明の化粧筆
は、上記課題を解決するため、縦長筒状胴部2より口頚
部3を起立した容器体Aと、口頚部3内周面に外周面を
密嵌固定させた上下端開口の筒状をなす固定筒Bと、固
定筒B内周面に液密摺動可能に嵌合させた環状摺動部8
を上下端開口の筒状をなす支持筒9外周面より突設する
とともに、支持筒9上端に基端を固定した塗布部10を上
方へ起立させ、且つ、上方付勢状態で上下動可能に設け
た可動筆Cと、口頚部3外周に周壁13内周下部を嵌合係
止させて着脱可能に容器体に装着させるとともに、頂壁
14裏面中央より垂設した係止筒15により可動筆Cを固定
筒B内下方へ押し下げ係止してなるキャップDとを備
え、可動筆Cの押し下げ係止状態で、係止筒15内面下端
部を支持筒9外面上端部に密嵌させて塗布部10周囲に密
閉室Xが形成される如く構成してなることを特徴とする
化粧筆として構成した。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例の形態を図
面を参照して説明する。本発明の化粧筆1は、容器体A
と、固定筒Bと、可動筆Cと、キャップDとを備えてい
る。
【0007】容器体Aは、縦長筒状の胴部2上端縁より
口頚部3を起立させて構成している。容器体Aの胴部2
は圧搾可能に構成することも可能であり、また、剛性を
持たせて圧搾変形が困難な如く構成しても良く、収納液
の種類,性質等により適宜選択すれば良い。
【0008】固定筒Bは、容器体口頚部3内周面に外周
面を密嵌固定させた上下端開口の筒状をなしており、本
実施例では固定筒Bを、本体B1と、補助体B2との二部材
で構成している。
【0009】本体B1は内面が上から下まで同径の円筒状
をなし、外面上下方向中間部に設けた下向き段部を口頚
部3上面に当接係止させて、上部を口頚部3上方へ突出
させ、下端部を容器体胴部2内上部に垂下させ、また、
下向き段部直下の肉厚部外面を口頚部3内面に密嵌させ
て装着している。また、内周面上端部には可動筆Cの抜
け出しを防止するための係止突条4を周設している。
【0010】補助体B2は、本体B1の筒壁内周面下端部に
嵌合させた嵌合筒部5を、本体筒壁下面に周縁部上面を
当接させたリング板状の底板6上面より突設し、嵌合筒
部5内面下端部と底板上面内周縁部とで、後述するコイ
ルスプリング下端を係止するための上向き段部7を形成
している。この様に固定筒Bを本体B1と補助体B2との二
部材で構成することにより、組み立てを無理なく容易に
行える如く構成している。
【0011】可動筆Cは、固定筒B内周面に液密摺動可
能に嵌合させた環状摺動部8を上下端開口の筒状をなす
支持筒9外周面より突設するとともに、支持筒9上端に
基端を固定した塗布部10を上方へ起立させ、且つ、上方
付勢状態で上下動可能に設けている。
【0012】本実施例に於ける環状摺動部8は、上部の
上向きスカート状部及び下部の下向きスカート状部を連
結した形態に構成しているが、これに限らず、液密摺動
可能な形態であれば良く、例えば、別体としてのO−リ
ングを外周に固定したものであっても、突条形状に周設
したものであっても良い。
【0013】また、塗布部10は、繊維を束ねたものや、
多孔質材等により一体に形成したもの等、従来のこの種
の化粧筆の塗布部として使用されているものであれば使
用できる。本実施例では、繊維束の塗布部10を使用して
おり、支持筒9内の上端部に基端を固定して上方に立設
させている。
【0014】また、支持筒9外面の摺動部8下方に周設
した下向き段部11と、上記固定筒Bの上向き段部7との
間にコイルスプリング12を介在させ、可動筆Cを常時上
方へ付勢させており、更に、上昇した環状摺動部8上端
縁を上記係止突条4下面に当接させることにより、可動
筆Cの抜け出し防止を図っている。
【0015】キャップDは、口頚部3外周に周壁13内周
下部を嵌合係止させて着脱可能に容器体Aに装着させる
とともに、頂壁14裏面中央より垂設した係止筒15により
可動筆Cを固定筒B内下方へ押し下げ係止している。本
実施例では、容器体口頚部3外周に周壁13内周下部を螺
着させて上方への抜け出しを防止する如く嵌合係止させ
ているが、突条相互の係合により上方への抜け出しを防
止する如く構成しても良い。
【0016】本発明では、可動筆Cの押し下げ係止状態
で、係止筒15内周下端部を支持筒外周上端部に密嵌させ
て塗布部10周囲に密閉室Xが形成される如く構成してい
る。この密閉室Xを形成することにより、不使用時であ
るキャップD装着時に塗布部10周囲を比較的小スペース
をもって密閉させることができて塗布部10の乾燥を防止
できる如く構成している。
【0017】上記の如く構成した化粧筆1を使用する場
合には、まず、化粧筆1を正立させてキャップDを外
し、コイルスプリング12の上方付勢力により可動筆Cを
上昇させるとともに、その塗布部10を支持筒9上端開口
より突出させて使用する。
【0018】また、使用後は、係止筒15により可動筆C
を押し下げつつキャップDを装着する。この際、塗布部
10の周囲には密閉室Xが形成されて塗布部の乾燥を防止
できるが、粘度の低い収納液を選択したり、通液性の良
い塗布部を選択したりすることにより、化粧筆1を寝か
せて或いは塗布部10を下にして立てかけて保管した際
に、塗布部10を介して液が密閉室X内に移行し、その場
合には常時塗布部10が液と接触する状態となり、より確
実な乾燥防止を図れる。
【0019】また、密閉室Xに移行した液は、密閉室X
がその構造上比較的小スペースに構成できるため少量
で、キャップを外すために正立させた際に塗布部10内へ
戻り、また、可動筆Cを上昇させる際に支持筒9内が若
干負圧化することからも塗布部内に戻り、使用に当たっ
て垂れる虞は極めて少ない。尚、上記各部材は合成樹脂
等により形成すると良い。
【0020】
【発明の効果】以上説明した如く本発明化粧筆は、既述
構成としたことにより、特に、可動筆Cの押し下げ係止
状態で、係止筒15内面下端部を支持筒9外面上端部に密
嵌させて塗布部10周囲に密閉室Xが形成される如く構成
したので、塗布部の乾燥を防止でき、また、寝かせてお
くか塗布部を下にして立てかけておいた際に塗布部を介
して密閉室内への液の移行があっても外部へ漏出せず、
この場合には、常時塗布部の周囲に液が存在して塗布部
が乾燥するのをより確実に防止できる。
【0021】また、密閉室Xはその構造上比較的小スペ
ースをもって形成できるため、塗布部周囲に液が移行し
た場合も少量で、キャップを外すために正立させた際に
塗布部へ戻り、また、可動筆Cが上昇する際に支持筒内
が若干負圧化することによっても塗布部内へ戻り、その
結果、キャップを外して使用する際に垂れる等の虞は極
めて少なく、良好な収納液の塗布を行えるものである。
【0022】また、キャップを外せば自動的に可動筆C
が突出し、また、キャップを装着すれば自動的に可動筆
Cを押し込み収納することが出来るため、使用上もすこ
ぶる便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す要部縦断面図である。
【図2】同実施例のキャップを外して塗布部を突出させ
た状態を示す要部縦断面図である。
【符号の説明】
A…容器体,B…固定筒,C…可動筆,D…キャップ,
X…密閉室,2…胴部,3…口頚部,8…環状摺動部,
9…支持筒,10…塗布部,13…周壁,14…頂壁,15…係
止筒

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦長筒状胴部2より口頚部3を起立した容
    器体Aと、口頚部3内周面に外周面を密嵌固定させた上
    下端開口の筒状をなす固定筒Bと、固定筒B内周面に液
    密摺動可能に嵌合させた環状摺動部8を上下端開口の筒
    状をなす支持筒9外周面より突設するとともに、支持筒
    9上端に基端を固定した塗布部10を上方へ起立させ、且
    つ、上方付勢状態で上下動可能に設けた可動筆Cと、口
    頚部3外周に周壁13内周下部を嵌合係止させて着脱可能
    に容器体に装着させるとともに、頂壁14裏面中央より垂
    設した係止筒15により可動筆Cを固定筒B内下方へ押し
    下げ係止してなるキャップDとを備え、可動筆Cの押し
    下げ係止状態で、係止筒15内面下端部を支持筒9外面上
    端部に密嵌させて塗布部10周囲に密閉室Xが形成される
    如く構成してなることを特徴とする化粧筆。
JP34452797A 1997-11-27 1997-11-27 化粧筆 Pending JPH11155633A (ja)

Priority Applications (1)

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JP34452797A JPH11155633A (ja) 1997-11-27 1997-11-27 化粧筆

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34452797A JPH11155633A (ja) 1997-11-27 1997-11-27 化粧筆

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Publication Number Publication Date
JPH11155633A true JPH11155633A (ja) 1999-06-15

Family

ID=18369974

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JP34452797A Pending JPH11155633A (ja) 1997-11-27 1997-11-27 化粧筆

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JP (1) JPH11155633A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008000438A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Mitsubishi Pencil Co Ltd 化粧用塗布具
JP2009539494A (ja) * 2006-06-07 2009-11-19 イーエルシー マネージメント エルエルシー 加熱素子を有する化粧料繰出装置

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