JPH11154798A - 部品実装方法 - Google Patents

部品実装方法

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JPH11154798A
JPH11154798A JP10252819A JP25281998A JPH11154798A JP H11154798 A JPH11154798 A JP H11154798A JP 10252819 A JP10252819 A JP 10252819A JP 25281998 A JP25281998 A JP 25281998A JP H11154798 A JPH11154798 A JP H11154798A
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JP
Japan
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component
mounting
suction head
dimensional substrate
suction
Prior art date
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JP10252819A
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English (en)
Inventor
Yasuaki Sakano
保昭 坂野
Junichi Sato
純一 佐藤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 先端に吸着部を有する吸着ヘッド11で部品
を吸着し、立体基板31上に部品15を実装する方法に
おいて、立体基板31への部品実装ができる部品実装方
法を提供すること。 【解決手段】 折り曲げ自在な吸着ヘッド11の上下方
向軸の回りの前記部品15の実装方向に応じた前記部品
15の回動と、前記立体基板31の実装部壁面の方向に
応じた前記立体基板31又は前記吸着ヘッド11の回動
と、前記部品15を吸着した後の前記立体基板31の実
装部壁面の傾きに応じた前記吸着ヘッド11の折り曲げ
とを行って後、前記部品15を前記立体基板31へ実装
すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品を立体基
板へ実装する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子部品の自動実装は平面基板上
への実装に限られ、立体基板上への自動実装については
まだ提案されたものがない。自動実装を目的としたもの
ではないが、本発明に近い従来例として特公昭61−2
3132号公報がある。この従来例は吸着ピンセットを
有する吸着ヘッドを用いてトランジスタ等の小さい部品
を一つの系からピッチの異なる他の系へ移送する装置に
関するものである。
【0003】つまり、吸着ピンセットを有する吸着ヘッ
ドは水平面に対して45°でセットされ、この状態で吸
着ヘッドと対向する位置に第一のマガジンがセットされ
ている。第二のマガジンは水平にセットされている。吸
着ピンセットが下降し第一のマガジン上の部品を吸着し
上昇する。その後、吸着ヘッドは首を振るように45°
の回転を行い、第二のマガジン上に来る。そこで吸着ピ
ンセットは下降して部品を第二のマガジン上へ置く。
【0004】この従来例においては互いに45°の角度
を有するマガジン間の、部品の間隔を変えての移送をす
るだけの動作である。立体基板に部品の実装をする場合
は動作がもっと複雑にならざるを得ない。しかるに、そ
のような部品実装における提案はいまだなされていな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来例で示した例は部
品を移送するものであるが、本発明は立体基板において
部品を実装できるようにしようとするものである。
【0006】部品実装を立体基板に対して行おうとする
場合、種々の方向、角度の基板壁面に実装できなければ
ならない。従来例においては一定の面に置かれた部品を
異なった一定の面に移送すればよいから固定された関係
であるが、立体基板においては一定でない種々の基板面
に実装できねばならない。
【0007】また、部品実装の場合、基板面での部品の
方向が種々変化すると共に、基板面での部品の位置精度
は単に移送する場合と比べ格段に高精度を要求される。
この部品の方向への対応と位置の高精度への対応が第二
の課題である。
【0008】以上のような課題を解決する方法を提供し
立体基板への部品実装ができるようにすることが本発明
の目的とするところである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、先端に吸着部を有する吸着
ヘッドで部品を吸着し、立体基板上に部品を実装する方
法において、折り曲げ自在な吸着ヘッドの上下方向軸の
回りの前記部品の実装方向に応じた前記部品の回動と、
前記立体基板の実装部壁面の方向に応じた前記立体基板
又は前記吸着ヘッドの回動と、前記部品を吸着した後の
前記立体基板の実装部壁面の傾きに応じた前記吸着ヘッ
ドの折り曲げとを行って後、前記部品を前記立体基板へ
実装することを特徴として構成している。
【0010】このような部品実装方法では、立体基板の
実装部壁面の傾きに応じて吸着ヘッドを折り曲げる方法
としたことにより、種々の角度の実装壁面に対しても、
その基準面からの角度θに等しい角度の吸着ヘッドの折
り曲げを行うようにすれば、任意の角度の実装壁面に対
しても、部品実装が可能である。
【0011】また、立体基板の実装部壁面の方向に応じ
て立体基板又は吸着ヘッドを上下方向軸回りに回動する
方法としたことにより、一定方向への吸着ヘッドの折り
曲げで種々の方向および角度の実装壁面への実装が可能
となる。
【0012】さらに、部品の実装方向に応じて部品を上
下方向軸の回りに回動させる方法としたことにより、単
に方向性を有する部品のみならず、種々の方向の部品実
装が可能である。
【0013】また、請求項2記載の発明は、先端に吸着
部を有する吸着ヘッドで部品を吸着し、立体基板上に部
品を実装する方法において、折り曲げ自在で、上下方向
軸回りの回動が可能な吸着ヘッドの前記立体基板の実装
部壁面の方向に応じた回動と、前記部品のセンタリング
と前記部品の実装方向に応じた前記上下方向軸の回りの
前記部品の回動と、前記部品を吸着した後の前記立体基
板の実装部壁面の傾きに応じた前記吸着ヘッドの折り曲
げとを行って後、前記部品を前記立体基板へ実装するこ
とを特徴として構成している。
【0014】このような部品実装方法では、立体基板の
実装部壁面の傾きに応じて吸着ヘッドを折り曲げる方法
としたことにより、種々の角度の実装壁面に対しても、
その基準面からの角度θに等しい角度の吸着ヘッドの折
り曲げを行うようにすれば、任意の角度の実装壁面に対
しても、部品実装が可能である。
【0015】また、立体基板の実装部壁面の方向に応じ
て吸着ヘッドを上下方向軸回りに回動する方法としたこ
とにより、一定方向への吸着ヘッドの折り曲げで種々の
方向および角度の実装壁面への実装が可能となる。
【0016】また、部品の実装方向に応じて部品を上下
方向軸の回りに回動させる方法としたことにより、単に
方向性を有する部品のみならず、種々の方向の部品実装
が可能である。
【0017】さらに、部品のセンタリングを行ってから
部品実装をする方法としたことにより、実装精度の高い
部品実装が可能である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の部品実
装方法を図1乃至図6に基づいて説明する。
【0019】図1は、本発明の実施形態の部品実装方法
の一例を示す概略説明図である。また、図2は、同上の
部品実装方法における部品供給部を示す概略説明図であ
る。また、図3(a)、(b)は、同上の部品実装方法
におけるセンタリング部の動作を示す概略説明図であ
る。また、図4は、同上の部品実装方法における部品実
装部での動作を示す概略説明図である。また、図5は、
同上の部品実装方法における吸着ヘッドを示す分解斜視
図である。また、図6は、同上の部品実装方法における
吸着ヘッドを示す組立斜視図である。
【0020】図1に図示するように、吸着ヘッド11に
は真空ポンプ(図示せず)につながった吸着開口16を
有する吸着ノズル12を設ける。吸着ヘッド11はX、
Y、Zの任意の方向に動くことができる。また、電動機
等からなるヘッド回動装置18により、Z軸(上下方向
軸)回りの自由な回動(R1)が可能である。
【0021】図1の部品供給部(a)、および図2にお
いて、吸着ヘッド11が下降して吸着ノズル12でテー
プフィーダー、スティックフィーダー、直進フィーダ
ー、トレイフィーダー等の部品供給装置13から部品1
5を吸着する。吸着ヘッド11は部品15を吸着する前
または後で、立体基板31の実装壁面の方向に合わせた
Z軸回りの回動(R1)を行う。つまり、部品実装部
(c)へ吸着ヘッド11が移動して折れ曲がったとき、
その方向が実装壁面になるようにZ軸回りに回動を行
う。逆に吸着ヘッド11は回動せず、立体基板31の方
が回動して実装するようにしてもよい。部品15を吸着
した後、吸着ヘッド11は上昇する。
【0022】部品15を吸着した吸着ヘッド11はセン
タリング部(b)上へ移動する。ここで、吸着ヘッド1
1は下降し部品15を一旦センタリング治具21上でセ
ンタリングする。センタリング治具21では図1および
図3(a)、(b)に図示するように、位置規制つめ2
2、22等の手段により部品15のセンタリングを行い
(図3(a))、更に部品15の実装方向に合わせ、吸
着ヘッド11のZ軸回りに部品15の回動(R2)を行
う(図3(b))。その後、吸着ヘッド11は上昇す
る。
【0023】吸着ヘッド11は部品実装部(c)上へ移
動し図4に図示するように、実装面の水平面からの角度
に応じて図の点線の位置から実線で示す状態に折れ曲が
る。つまりZ軸から角度θだけ折れ曲がる。この角度θ
の折り曲げは、例えば折り曲げレバー17の引き上げに
より軸41を支点に行う。この状態で吸着ヘッド11は
下降し、更に移動して部品15を基板壁面へ持って行き
基板31上に装着する。部品実装部(c)においては、
立体基板31は搬送、位置決めの手段を有するコンベア
32上に固定されている。立体基板31上への部品15
の装着が終わったら、吸着ヘッド11は移動、上昇し更
に部品供給部(a)上へ移動し初期状態に戻る。
【0024】部品15が磁性材料等からできており磁石
での吸着が可能な場合、吸着方法には真空吸着のかわり
に磁石吸着を使用することも可能である。
【0025】図5、図6に図示するように、吸着ヘッド
10はヘッド固定部56、56およびヘッド可動部51
A、51Bからなり、ヘッド可動部51Bには折り曲げ
レバー17が設けられている。また、真空ポンプ(図示
せず)に通じた通路52からヘッド固定部56に設けた
凹部53、ヘッド可動部51Aに設けた開口54を通
じ、吸着ノズル(図示せず)に通じる通路55から吸着
開口(図示せず)に繋がっている。従って、吸着ヘッド
10により部品の真空吸着が可能である。また、吸着ヘ
ッドは折り曲げレバー17の引き上げにより軸41Aの
回りに、軸受け41B、41Bを支点に、任意の角度で
折れ曲がることができる。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、先端に吸着部
を有する吸着ヘッドで部品を吸着し、立体基板上に部品
を実装する方法において、折り曲げ自在な吸着ヘッドの
上下方向軸の回りの前記部品の実装方向に応じた前記部
品の回動と、前記立体基板の実装部壁面の方向に応じた
前記立体基板又は前記吸着ヘッドの回動と、前記部品を
吸着した後の前記立体基板の実装部壁面の傾きに応じた
前記吸着ヘッドの折り曲げとを行って後、前記部品を前
記立体基板へ実装することを特徴とする部品実装方法と
したことにより、種々の方向、角度の立体基板壁面への
実装が可能となる。
【0027】また、請求項2記載の発明では、先端に吸
着部を有する吸着ヘッドで部品を吸着し、立体基板上に
部品を実装する方法において、折り曲げ自在で、上下方
向軸回りの回動が可能な吸着ヘッドの前記立体基板の実
装部壁面の方向に応じた回動と、前記部品のセンタリン
グと前記部品の実装方向に応じた前記上下方向軸の回り
の前記部品の回動と、前記部品を吸着した後の前記立体
基板の実装部壁面の傾きに応じた前記吸着ヘッドの折り
曲げとを行って後、前記部品を前記立体基板へ実装する
ことを特徴とする部品実装方法としたことにより、種々
の方向、角度の立体基板壁面への高精度での実装が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の部品実装方法の一例を示す
概略説明図である。
【図2】同上の部品実装方法における部品供給部を示す
概略説明図である。
【図3】(a)、(b)は、同上の部品実装方法におけ
るセンタリング部の動作を示す概略説明図である。
【図4】同上の部品実装方法における部品実装部での動
作を示す概略説明図である。
【図5】同上の部品実装方法における吸着ヘッドを示す
分解斜視図である。
【図6】同上の部品実装方法における吸着ヘッドを示す
組立斜視図である。
【符号の説明】
10 吸着ヘッド 11 吸着ヘッド 12 吸着ノズル 13 部品供給装置 15 部品 16 吸着開口 17 折り曲げレバー 18 ヘッド回動装置 21 センタリング治具 22 位置規制つめ 31 立体基板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に吸着部を有する吸着ヘッドで部品
    を吸着し、立体基板上に部品を実装する方法において、
    折り曲げ自在な吸着ヘッドの上下方向軸の回りの前記部
    品の実装方向に応じた前記部品の回動と、前記立体基板
    の実装部壁面の方向に応じた前記立体基板又は前記吸着
    ヘッドの回動と、前記部品を吸着した後の前記立体基板
    の実装部壁面の傾きに応じた前記吸着ヘッドの折り曲げ
    とを行って後、前記部品を前記立体基板へ実装すること
    を特徴とする部品実装方法。
  2. 【請求項2】 先端に吸着部を有する吸着ヘッドで部品
    を吸着し、立体基板上に部品を実装する方法において、
    折り曲げ自在で、上下方向軸回りの回動が可能な吸着ヘ
    ッドの前記立体基板の実装部壁面の方向に応じた回動
    と、前記部品のセンタリングと前記部品の実装方向に応
    じた前記上下方向軸の回りの前記部品の回動と、前記部
    品を吸着した後の前記立体基板の実装部壁面の傾きに応
    じた前記吸着ヘッドの折り曲げとを行って後、前記部品
    を前記立体基板へ実装することを特徴とする部品実装方
    法。
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Effective date: 20010403