JPH11154517A - 二次電池用金属多孔体及びその製造方法 - Google Patents

二次電池用金属多孔体及びその製造方法

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JPH11154517A
JPH11154517A JP9337941A JP33794197A JPH11154517A JP H11154517 A JPH11154517 A JP H11154517A JP 9337941 A JP9337941 A JP 9337941A JP 33794197 A JP33794197 A JP 33794197A JP H11154517 A JPH11154517 A JP H11154517A
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thickness
foam
porous
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secondary battery
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JP9337941A
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Atsuo Ogura
淳生 小倉
Satoshi Kondo
敏 近藤
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Inoac Corp
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Inoac Corp
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  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な強度を有し、且つ気孔率が高い二次電
池用金属多孔体及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 常法によって製造された、セル数が30
〜150個/25mmの軟質スラブフォームから厚さ
0.6〜4.0mmのシートを切り出し、このシートを
180〜220℃で3〜180秒間加熱下に加圧して、
厚さ0.1〜2.0mmの圧縮シートとする。この圧縮
シートに無電解メッキ法、電気メッキ法等によりニッケ
ルメッキ等の金属メッキを施す。その後、還元焙焼法な
どによってフォームを除去し、気孔率が80〜98%で
ある二次電池用金属多孔体を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二次電池用金属多
孔体及びその製造方法に関する。本発明の二次電池用金
属多孔体は、正極、負極及びセパレータを重ね合わせ、
これを渦巻き状に巻回して得られる電極基板を形成する
ための電極材料として使用することができる。二次電池
としては、例えば、ニッケル−カドミウム電池、ニッケ
ル−亜鉛電池、ニッケル−水素電池及びリチウムイオン
電池などが挙げられる。
【0002】
【従来の技術】二次電池のエルルギー密度には、体積エ
ネルギー密度と重量エネルギー密度とがある。体積エネ
ルギー密度は電池の単位体積当たりに蓄えられる電力の
ことであり、重量エネルギー密度は電池の単位重量当た
りに蓄えられる電力のことである。これらのエネルギー
密度によって二次電池の特性を比較することができる。
ニッケル−水素電池及びリチウムイオン電池は、ニッケ
ル−カドミウム電池に比べて体積エネルギー密度、重量
エネルギー密度ともに高く、より小型化することができ
る。
【0003】また、ニッケル−水素電池とリチウムイオ
ン電池を比較すると、体積エネルギー密度は同等である
が、リチウムイオン電池は重量エネルギー密度に優れ、
軽量化を図ることができる。そのため、携帯電話、ノー
ト型パソコン等の携帯性が重要視される製品において有
用であるが、更なる性能の向上が望まれている。一方、
ニッケル−水素電池は充放電時に電解液が反応するた
め、充放電を繰り返すうちに活物質或いは電解液が経時
的に劣化し、蓄えられる電力の容量が低下する。これに
対してリチウムイオン電池は電解液中をリチウムイオン
が移動するだけであるため劣化し難い。
【0004】このような二次電池の電極基板を形成する
ための電極材料として用いられる金属多孔体は、特開昭
57−174484号公報等に記載されたメッキ法によ
って製造することができる。また、特公昭38−175
54号公報に開示された焼結法によって得ることもでき
る。メッキ法では、先ず、ポリウレタンフォーム等の樹
脂発泡体の骨格表面にカーボン粉末等を塗着して導電化
処理を行う。その後、この導電化された表面に電気メッ
キ法等によってニッケル等の金属を電析させる。次い
で、樹脂発泡体及びカーボンを還元焙焼等の方法によっ
て除去し、金属多孔体を得る。一方、焼結法では、スラ
リー化した金属粉末を樹脂発泡体の骨格表面に含浸、塗
布した後、加熱することにより金属粉末を焼結させて金
属多孔体を得る。
【0005】尚、近年、電池のエネルギー密度を大幅に
向上させるため、負極とともに正極の放電容量をも高め
ることが試みられている。正極を構成する素材には、電
極材料としての十分な強度を有すること、及び水酸化ニ
ッケル粉末等の活物質を充填するための気孔が多いこと
等が必要とされる。気孔率が高く、活物質の充填量が多
いほど放電容量は高くなる。また、活物質へ電子を受け
渡し易い(集電効率が高い)ことも重要である。
【0006】現在、ニッケル−水素電池等の正極に使用
されている電極材料は大別して3種類ある。それらのう
ち、ポリウレタンフォーム等の樹脂発泡体にカーボン等
の導電材料を塗着した後、ニッケルを電気メッキし、次
いで、樹脂発泡体を熱分解して除去して得られるニッケ
ルの多孔体が最もよく用いられている。この他に、直径
が数十μmのカーボン繊維等により構成される不織布か
らなる基材にバインダを含浸させた後、ニッケルを電気
メッキして得られる繊維系電極材料も使用されている。
また、ニッケル粉末を焼結して得られる電極材料もニッ
ケル−カドミウム電池等、一部で用いられている。
【0007】この正極の放電容量に最も大きな影響を及
ぼす気孔率は、焼結体からなる電極材料では75〜80
%であるのに対して、金属多孔体或いは繊維系電極材料
では80%以上、特に90%以上と非常に高い。更に、
繊維系電極材料は金属多孔体或いは焼結体に比べて加工
性に優れるうえ、気孔の直径を現用の数百μmより小さ
くすれば、活物質の充填密度をより一層高めることもで
きる。
【0008】また、繊維系電極材料では、繊維の径及び
長さを一定にすることができる。従って、ポリウレタン
フォーム等、樹脂発泡体を用いて得られる金属多孔体に
比べて骨格がより均一となり、渦巻き状に巻回する場合
に耐久性があり、且つ充放電の繰り返しによる性能低下
が少ない。ところが、繊維系電極材料には以下の欠点が
ある。 (1)繊維間の結合が弱く、経時とともに電解液がしみ出
してきて電池の反応性が低下する。 (2)電極材料を渦巻き状に巻回する際に、繊維がセパレ
ータを突き破る恐れが他の電極材料に比べて高い。
【0009】このように、焼結体では気孔率が低く、繊
維系電極材料を使用した場合は電解液のしみ出し等の問
題があるため、現在、樹脂発泡体を用いて得られる金属
多孔体からなる電極材料が多用されている。しかし、気
孔率を高めれば金属多孔体の強度が低下するため、強度
と集電効率とのいずれをも向上させることは困難であ
る。また、ポリウレタンフォーム等の樹脂発泡体を熱分
解し、除去することによって得られる金属多孔体では、
比較的多くの、活物質を充填することができない空隙が
形成されてしまうこともある。
【0010】ところで、近年、ビデオカメラ或いはノー
ト型パソコンなどの携帯型機器の普及にともない、小型
大容量の二次電池に対する需要が高まっている。機器の
軽量化を図り、携帯し易くするためには、体積エネルギ
ー密度及び重量エネルギー密度のより高い二次電池が必
要とされる。電池の高エネルギー密度化は、電極への活
物質の充填密度を高めることによってなされるが、電池
内部の空間の利用率を高めることも重要である。具体的
には、電池の金属ケースも、強度を維持しながら薄型化
されており、外寸が同じであっても内部容積は大きくな
っている。例えば、ニッケルメッキ鋼板からなるケース
の厚さを、従来の0.3mmから0.19mmに薄くし
て、活物質の充填量を増やす試みがなされている。
【0011】また、正極と負極とが接触しないように、
その間に配置されているセパレータには電解液がしみ込
ませてあるが、このセパレータの薄型化も検討されてい
る。現用のセパレータは、直径が10μm程度のポリプ
ロピレン繊維或いはポリアミド繊維により構成される不
織布からなり、その厚さは、通常、0.15mmであ
る。このセパレータの厚さを0.1mmにすることが試
みられているが、このようにセパレータを僅か0.05
mm薄くすることによって、電池容量を15%程度も向
上させることができる。
【0012】この二次電池の薄型化のため、エネルギー
密度の高い電池、特にリチウムイオン電池等において
は、金属多孔体を使用せずに厚さが10〜50μm程度
の非常に薄い銅箔が使用されることもある。しかし、こ
の銅箔では、金属多孔体のように内部にまで活物質を充
填し、保持させることはできず、その表面に活物質が付
着され、保持されるだけである。従って、高エネルギー
密度の電池を得るには限界がある。また、金属多孔体の
製造には、除膜処理が施されたポリウレタンフォームが
使用されるが、極く希にセル膜の一部が除膜されずに残
ってしまうことがある。このようなセル膜の一部が除膜
されていないポリウレタンフォームを用いて製造された
金属多孔体では、骨格内部に活物質を充填することがで
きない空間が形成されることがある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の従来
の問題を解決するものであり、厚さが薄いにもかかわら
ず十分な強度を有し、且つ高い気孔率が維持された二次
電池用金属多孔体及びその製造方法を提供することを課
題とする。本発明の二次電池用金属多孔体では、多量の
活物質を均一に充填し、金属多孔体との接触面積を増大
させることができるため、この多孔体を電極材料として
用いれば、エネルギー密度の高い、安定した優れた性能
の二次電池を得ることができる。
【0014】
【課題を解決するための手段】金属多孔体を得るための
樹脂発泡体として多用されている除膜処理されたポリウ
レタンフォームは、三次元網状組織からなる骨格を備え
ている。この骨格表面を予め導電化処理し、処理面に所
定厚さの金属メッキを施した後、所要温度で加熱してポ
リウレタンフォーム等を分解し、除去することにより、
金属のみからなる三次元網状構造を有する多孔体を得る
ことができる。そして、二次電池の電極として用いる場
合には、ペースト状の活物質が金属多孔体内に充填さ
れ、セパレータとともに、例えば、渦巻き状に巻回して
電極基板として使用される。
【0015】このポリウレタンフォームは除膜処理によ
ってセル膜が除去され、実質的に骨格のみからなってい
る。そのため、気孔率が85〜98%と高く、気孔の形
状が均一である。従って、繊維系電極材料及び焼結体か
らなる電極材料に比べて多量の活物質を均一に充填、保
持させることができる。この活物質としては、ニッケル
−カドミウム電池では、正極活物質として水酸化ニッケ
ル粉等が、負極活物質として水酸化カドミウム粉等が使
用される。また、ニッケル−水素電池では、正極活物質
として水酸化ニッケル粉等が、負極活物質として水素吸
蔵合金粉末等が用いられる。一方、リチウムイオン電池
では、正極活物質としてコバルト酸リチウム等のリチウ
ムを含む化合物が、負極活物質として黒鉛等が使用され
る。
【0016】電極基板を構成するための金属多孔体の製
造には、通常、厚さが0.5〜3mm程度のポリウレタ
ンフォームが用いられる。この厚さは、ポリウレタンフ
ォームをシート状にスライスする際の機械的な精度、及
びセル径等のフォーム特性の影響を受ける。スライスす
ることができる最小の厚さはセル径によって制限され
る。例えば、セル数が50個/25mmの場合、気孔が
直線状に並んでいると仮定して、セル径は約0.5mm
となり、シートの厚さは少なくとも0.5mmとする必
要がある。同様に気泡が均一に二層並んでいると仮定し
た場合、シートの厚さは1mm以上にする必要がある。
【0017】実際には気孔は直線的に並んではおらず、
三次元的に配置されているため、シートの最小の厚さは
略0.75mm程度が限度となる。シートをこれ以上に
薄くスライスした場合は、相当数の気孔が破断され、気
孔が破壊されずに残る部分が少なくなってしまう。その
結果、骨格の連続性が失われ、強度が低下して、渦巻き
状に巻回する際にシートが破断することがある。以上、
セル数が50個/25mmの場合について記述したが、
この電極材料の用途においては、通常、0.5mm程度
がシートの厚さの下限である。また、電池の小型化、薄
型化のためにはシートはできるだけ薄くすることが好ま
しい。
【0018】第1発明の二次電池用金属多孔体は、除膜
処理されたポリウレタンフォームを加熱下に加圧して4
/5〜1/10の厚さに圧縮した後、上記ポリウレタン
フォームの骨格表面に金属メッキを施し、その後、上記
ポリウレタンフォームを除去することにより得られる金
属多孔体であって、厚さが0.1〜2.0mm、気孔率
が80〜98%であることを特徴とする。
【0019】また、第2発明の二次電池用金属多孔体の
製造方法は、厚さ0.6〜4.0mmの除膜処理された
ポリウレタンフォームを、180〜220℃の温度で、
3〜180秒間加熱下に加圧して4/5〜1/10の厚
さに圧縮し、厚さ0.1〜2.0mmの圧縮シートとし
た後、この圧縮シートを構成する上記ポリウレタンフォ
ームの骨格表面に金属メッキを施し、その後、上記ポリ
ウレタンフォームを除去することを特徴とする。
【0020】上記「ポリウレタンフォーム」としては、
通常の方法によって製造された軟質スラブフォームを除
膜処理したものを使用することができる。この除膜処理
されたフォームは三次元網状組織からなる骨格を備え、
下記の式によって求めた気孔率が85〜98%、一般に
95%以上と非常に高い。 フォームの気孔率(%)=[1−フォームの重量/(フ
ォームの見かけの体積×フォームの真密度)]×100
【0021】第1発明においては、金属メッキを施す前
に、フォームを予め加熱下に加圧して、圧縮する。元の
厚さに対して4/5未満の圧縮では、薄くて、しかも十
分な強度を有する圧縮シートを得ることができない。ま
た、元の厚さに対して1/10を越えて過度に圧縮した
場合は、フォームの気孔が潰れてしまって所要量の活物
質を充填、保持させることができなくなる。この圧縮は
元の厚さに対して1/3〜1/5程度することが好まし
い。この範囲の圧縮率であれば、強度が大きく、且つ十
分な気孔を有する圧縮シートを得ることができる。
【0022】また、上記「金属メッキ」は、通常、ニッ
ケル−カドミウム電池及びニッケル−水素電池等ではニ
ッケルメッキであり、リチウムイオン電池では銅などの
金属メッキである。そして、メッキ後、フォームを加熱
し、分解する等の方法によって除去することにより、ニ
ッケル或いは銅等の金属からなる上記「金属多孔体」が
形成される。金属多孔体の厚さが0.1mm未満では、
必要量の活物質を充填、保持させることができない。ま
た、強度も不十分となってセパレータとともに巻回する
際に破断することがある。一方、金属多孔体の厚さが
2.0mmを越える場合は、電池を十分に薄型化するこ
とができない。そのため、小型化、軽量化が進む通信機
器、ビデオ機器等において用いられる電池用の電極材料
としては好ましくない。この厚さは、特に0.3〜1.
0mmとすることが好ましい。この範囲の厚さであれば
十分な気孔を有し、強度の点においても何ら問題のない
金属多孔体を得ることができる。
【0023】更に、金属多孔体の気孔率が80%未満で
は、十分量の活物質を充填、保持させることができな
い。また、剛性が高く、巻回し難く、場合によってはセ
パレータを突き破ったりすることもあり得る。一方、金
属多孔体の気孔率が98%を越える場合は、強度が不十
分となってセパレータとともに巻回する際に破断するこ
とがある。この気孔率は、特に80〜95%とすること
が好ましい。この範囲の気孔率であれば十分な強度を有
し、且つ所要量の活物質を充填、保持させることができ
る金属多孔体を得ることができる。尚、この金属多孔体
の気孔率は、下記の式によって求めることができる。 金属多孔体の気孔率(%)=[1−金属多孔体の重量/
(金属多孔体の見かけの体積×金属多孔体の真密度)]
×100
【0024】また、第2発明において、ポリウレタンフ
ォームの厚さが0.6mm未満では、セル径によって
は、相当数の気孔が破断され、骨格の連続性が失われ、
所要量の活物質を充填、保持させることができる金属多
孔体を得ることができない。また、強度も低下して、渦
巻き状に巻回する際にシートが破断することがある。一
方、ポリウレタンフォームの厚さが4.0mmを越える
場合は、加熱、圧縮後のフォームの厚さを適正な範囲と
するためには、圧縮率を高くしなければならず、それに
よって気孔が潰れ、気孔率が低下することがある。その
結果、得られる金属多孔体の気孔率が低下し、エネルギ
ー密度の高い電池を得ることができない。
【0025】更に、ポリウレタンフォームのセル数は、
第3発明のように、30〜150個/25mmであるこ
とが好ましい。このセル数が30個/25mm未満、即
ち、セル径が過大である場合は、得られる金属多孔体に
活物質が保持され難くなる。しかも、アルカリ電池で
は、充放電過程で正極において活物質が膨張するため、
一部で極板からの活物質の脱落を生じ易く、電池容量が
徐々に低下するという問題もあり、好ましくない。この
セル径が小さいほどフォーム及び形成される金属多孔体
の比表面積が大きくなり、活物質が有効に作用するた
め、電池容量が大きくなる。しかし、セル数が150個
/25mmを越え、即ち、セル径が過小である場合は、
得られる金属多孔体に活物質を充填し難くなり、且つ、
活物質を均一に充填することができないため好ましくな
い。
【0026】また、加熱、加圧による圧縮時の温度が1
80℃未満では、フォームが容易に変形せず、多孔質構
造が不均一になる。一方、この温度が220℃を越える
場合は、多孔質構造が過度に変形し、不均質になるとと
もに気孔率も低下する。また、加熱、圧縮の時間が3秒
未満では、十分に塑性変形させることができず、除圧後
に変形が一部回復して所期の構造のフォームを得ること
ができない。一方、この時間が180秒を越えると、多
孔質構造が過度に変形し、不均質になるとともに気孔率
が低下する。尚、加熱圧縮成形は熱プレス及び加熱ロー
ル等、種々の方法によって行うことができる。
【0027】第2発明においては、フォームの加熱、圧
縮による厚さの調整は、金属メッキを施す前に行う。以
下に、金属メッキ後に厚さを調整した場合との相違を説
明する。金属メッキ後の厚さの調整はあくまで厚さのば
らつきを調整するという意味合いであり、例えば、厚さ
1.6mmのものを1.5mmにするという程度の圧縮
である。しかも、金属メッキ後であるため、フォームの
表面近傍のみが座屈し易く、圧力がフォームの内部にま
では及び難い。即ち、フォームの表面と内部とでその構
造が不均質となり、活物質に含まれるイオンが著しく移
動し難くなり、放電容量の低下及び電池特性のばらつき
等の問題を生ずる。また、活物質の充填もし難くなる。
【0028】一方、金属メッキを施す前に加熱、圧縮し
た場合は、弾性体であるフォームは厚さ方向に均一に圧
縮される。そのため、フォームの厚さ方向における多孔
質構造及び気孔の表面積が均一となり、活物質に含まれ
るイオンが移動し易くなる。それによって得られる金属
多孔体も均質なものとなり、電池の放電容量及び特性の
ばらつきが抑えられる。更に、この加熱、圧縮されたフ
ォームのセル構造は横長となり、骨格の短径がフォーム
の厚さ方向に、長径がフォームの幅方向に配され、且つ
圧縮によってフォームの厚さ方向に移動するセルもあ
り、セルが互いに入り組んだ構造となっている部分もあ
る。そして、このような多孔質構造であるため、圧縮さ
れていない同一厚さのフォームに比べて比表面積が増大
し、気孔率はやや低下する。その結果、活物質の充填量
は僅かに低下する。しかし、比表面積が大きいため金属
多孔体と活物質とが接触し易く、活物質が効率的に利用
され、電池性能が大きく向上する結果となる。
【0029】また、加熱、圧縮により上記のような多孔
質構造となるため、圧縮されていない同一厚さのフォー
ムに比べて比表面積が増大し、フォームの強度も高くな
る。このように薄いにもかかわらず十分な強度を有する
ものとなるため、メッキ工程においてフォームが破断す
るといった問題もない。尚、この両者の相違はフォーム
の厚さが薄くなるほどより顕著になる。更に、本発明で
は、繊維等によって補強する必要もないため、工程が簡
略化され、コストの面でも有利である。また、除膜処理
によって除膜されなかった一部のセル膜が、この加熱、
圧縮時に潰されてしまって、活物質がより充填し易くな
るとの効果を得ることもできる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例により更に
詳しく説明する。常法によって製造された軟質スラブフ
ォームから幅が1mであって、表1及び表2に示す所定
厚さのシート状のフォームを切り出した。このフォーム
を除膜処理した後、実施例1〜7では、所要厚さのスペ
ーサーを使用し、200℃で2分間加熱、加圧して所定
の圧縮率でもって圧縮した。また、比較例1〜3では、
この圧縮操作をしなかった。その後、無電解メッキ法に
よってフォームの骨格表面にニッケルメッキ(表1のニ
ッケル−水素電池用ニッケル多孔体の場合)及び銅メッ
キ(表2のリチウムイオン電池用銅多孔体の場合)を施
し、次いで、電気メッキを行った後、還元焙焼法によっ
てフォームを分解し、除去して、表1のニッケル多孔体
及び表2の銅多孔体を得た。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】表1の実施例1〜3及び比較例1〜2並び
に表2の実施例4〜7及び比較例3のポリウレタンフォ
ーム、圧縮フォーム及び金属多孔体について、セル数、
密度、引張強度及び比表面積を、それぞれ下記の方法に
よって測定した。結果を表1及び表2に併記する。
【0034】セル数;JIS K 6402による。拡
大鏡を用い、長さ25mmの間にあるセルを計数する。 密度;JIS K 6401による。試料のみかけの体
積に対する重量から算出する。 引張強度;JIS K 6301による。ダンベル1号
形の試片を用い、ショッパー型引張試験機によって測定
し、最大荷重を試片の断面積で除して算出した。 比表面積;BET法による。カンタソーブ社製の比表面
積測定機を用い、吸着ガスをクリプトンとし、吸着条件
を50℃、30分とした。尚、気孔率の測定方法は前記
のとおりである。
【0035】表1の結果によれば、実施例1〜3では、
比較例1〜2に比べて薄く、しかも強度の大きいニッケ
ル多孔体が得られている。また、実施例1〜3の多孔体
では、気孔率はやや低下するものの比表面積が大きく増
大していることが分かる。一方、表2の銅多孔体は、重
量エネルギー密度に優れるリチウムイオン電池の集電体
として用いられるものであり、携帯型の機器に使用され
ることが多く、非常に薄いものが要求されている。実施
例4〜7の多孔体、特に実施例4〜6の多孔体では、比
較例7の厚さ0.6mmのものに比べて相当に薄いにも
かかわらず強度が大きく、気孔率はやや低下するものの
比表面積の非常に大きい多孔体が得られていることが分
かる。
【0036】図3の写真は、元の厚さが0.6mmであ
った図2の写真のシートを、1/2に圧縮し、厚さを
0.3mmにしたものの縦断面を示すものである。この
ように、加熱、圧縮によってフォームの気孔は横に長く
なって、かなり変形しており、例えば、1/4に圧縮し
ている実施例1のシートの場合はより大きく変形してい
ることが推察される。しかし、実施例1の金属多孔体を
用いて電極基板を作製したところ、所要量の活物質を充
填し、保持させることができ、また、セパレータととも
に渦巻き状に巻回する際の作業性にも優れ、強度も十分
であって破断することもないことが確認されている。
尚、図1の写真は図2の写真のシートを上面からみたも
のであるが、フォームが三次元網状組織からなる骨格を
有するものであることが、より明確に表わされている。
【0037】
【発明の効果】第1発明の二次電池用金属多孔体は、フ
ォームを圧縮しない場合に比べて密度が高く、薄いにも
かかわらず十分な強度を有する。しかも、圧縮後も三次
元網状構造が維持され、比表面積が大きく、気孔率も高
い。そのため、この金属多孔体には、所要量の活物質を
効率よく充填、保持させることができ、且つ充放電の繰
り返しによる活物質の脱落等も抑えられ、エネルギー密
度の高い二次電池を得ることができる。また、この金属
多孔体は通常の円筒状の二次電池ばかりでなく、フィル
ム二次電池に適用することもできる。更に、第2発明に
よれば、ポリウレタンフォームを加熱、圧縮して厚さを
調整した後、金属メッキを施すことにより、強度が大き
く、気孔率が高い第1発明の二次電池用金属多孔体を容
易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】加熱、圧縮する前のポリウレタンフォームシー
トを上面からみた写真である。
【図2】図1のポリウレタンフォームシートの縦方向の
断面を示す写真である。
【図3】図1及び図2のポリウレタンフォームシートを
加熱、圧縮した後の縦方向の断面を示す写真である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 除膜処理されたポリウレタンフォームを
    加熱下に加圧して4/5〜1/10の厚さに圧縮した
    後、上記ポリウレタンフォームの骨格表面に金属メッキ
    を施し、その後、上記ポリウレタンフォームを除去する
    ことにより得られる金属多孔体であって、厚さが0.1
    〜2.0mm、気孔率が80〜98%であることを特徴
    とする二次電池用金属多孔体。
  2. 【請求項2】 厚さ0.6〜4.0mmの除膜処理され
    たポリウレタンフォームを、180〜220℃の温度
    で、3〜180秒間加熱下に加圧して4/5〜1/10
    の厚さに圧縮し、厚さ0.1〜2.0mmの圧縮シート
    とした後、この圧縮シートを構成する上記ポリウレタン
    フォームの骨格表面に金属メッキを施し、その後、上記
    ポリウレタンフォームを除去することを特徴とする二次
    電池用金属多孔体の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記ポリウレタンフォームのセル数が3
    0〜150個/25mmである請求項2記載の二次電池
    用金属多孔体の製造方法。
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