JPH11146127A - 画像読取・記録装置 - Google Patents

画像読取・記録装置

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JPH11146127A
JPH11146127A JP9310812A JP31081297A JPH11146127A JP H11146127 A JPH11146127 A JP H11146127A JP 9310812 A JP9310812 A JP 9310812A JP 31081297 A JP31081297 A JP 31081297A JP H11146127 A JPH11146127 A JP H11146127A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像メモリを使用しない構成であっても、原
稿及び記録紙の自動搬送系に設けられている既存のセン
サを用いるだけで、記録紙の定型サイズより長い原稿を
読み取った場合に適切な記録処理を行える画像読取・記
録装置を提供する。 【解決手段】 読取位置の手前に位置して原稿Dの有無
を検出する第1検出手段(第2原稿センサ16)と、記録
位置における記録紙Pの終端を検出する第2検出手段
(第2記録紙センサ25及びカウンタ27)とを備え、第2
検出手段が記録紙Pの終端を検出したときに第1検出手
段が原稿Dを検出している場合、または、第2検出手段
が記録紙Pの終端を検出したときに第1検出手段が原稿
Dを検出しなくなってから所定時間以内である場合、次
の記録紙Pを記録位置まで搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿の画像を読み
取り、読み取った画像を記録紙に記録する画像読取・記
録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置,コピー機等の画像読
取・記録装置では、読取対象の原稿はADF(Auto Doc
ument Feeder)機構にて1枚ずつ自動的に読取位置に送
られて、画像が読み取られ、一方、画像を記録する記録
紙も1枚ずつ自動的に記録位置に送られて、読み取られ
た画像が記録され、画像記録された記録紙が排出され
る。このような原稿及び記録紙の搬送を自動的に行うた
めに、原稿の搬送路,記録紙の搬送路にはそれぞれ原
稿,記録紙を検出する複数のセンサが設けられている。
以下、このセンサの作用を中心にして、原稿,記録紙の
搬送動作について簡単に説明する。
【0003】原稿の搬送路には、読取位置より手前(搬
送方向上流側)に2種類のセンサ(第1原稿センサと第
2原稿センサ)が設けられている。第1原稿センサは、
原稿の幅方向に設けた2個1組のセンサにて構成されて
いて、1または複数の原稿を載置する位置近傍に設けら
れており、読取対象の原稿の有無とサイズ(例えばA4
幅かB4幅か等)とを検出する。一方、第2原稿センサ
は、第1原稿センサの設置位置と読取位置との間に設け
られており、搬送される原稿の始端,終端を検出する。
【0004】載置された原稿の存在とそのサイズとが第
1原稿センサにて検出された後、原稿の繰り込み指令が
発せられると、原稿を1枚ずつ分離するためのセパレー
トローラが回転して、原稿が1枚だけ搬送路に繰り込ま
れる。そして、搬送が開始された原稿の始端が第2原稿
センサにて検出され、第2原稿センサがオンとなる。第
2原稿センサの設置位置と読取位置との距離は予め分か
っているので、その原稿始端検出タイミングから所定量
だけ原稿が搬送された時点で原稿が読取位置に到達する
ことになり、その到達タイミングにて画像の読取処理が
開始される。その後、第2原稿センサにて原稿の終端が
検出されて、第2原稿センサがオフとなり、その原稿終
端検出タイミングから所定の原稿の搬送量分だけ読取処
理が継続されると、1枚の原稿の読取処理が終了とな
る。
【0005】記録紙の搬送路には、記録位置より手前
(搬送方向上流側)に2種類のセンサ(第1記録紙セン
サと第2記録紙センサ)が設けられ、記録位置より後ろ
(搬送方向下流側)に1種類のセンサ(第3記録紙セン
サ)が設けられている。第1記録紙センサは、記録紙の
収納位置近傍に設けられており、記録対象の記録紙の有
無を検出する。第2記録紙センサは、第1記録紙センサ
の設置位置と記録位置との間に設けられており、搬送さ
れる記録紙の始端,終端を検出する。排出側に設けられ
る第3記録紙センサは、排出される記録紙の有無を検出
する。
【0006】積み重ねられた記録紙の存在が第1記録紙
センサにて検出された後、記録紙の繰り込み指令が発せ
られると、1枚の記録紙が搬送路に繰り込まれる。そし
て、搬送が開始された記録紙の始端が第2記録紙センサ
にて検出され、第2記録紙センサがオンとなる。第2記
録紙センサの設置位置と記録位置との距離は予め分かっ
ているので、その記録紙始端検出タイミングから所定量
だけ記録紙が搬送された時点で記録紙が記録位置に到達
することになり、その到達タイミングにて読取画像の記
録処理が開始される。その後、第2記録紙センサにて記
録紙の終端が検出されて、第2記録紙センサがオフとな
り、その記録紙終端検出タイミングから所定の記録紙の
搬送量分だけ記録処理が継続されると、1枚の記録紙に
対する記録処理が終了となる。そして、記録紙が排出さ
れたことが第3記録紙センサで検出される。なお、記録
紙の送り量は記録紙用カウンタにて計数される。
【0007】以上のような自動搬送系により、任意のサ
イズの複数枚の原稿の画像が1枚ずつ読み取られ、読み
取られた各原稿の画像がそれぞれ1枚の記録紙に記録さ
れ、記録済の紙が排出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、1枚の原稿
の画像を読み取った際に、その読み取った画像が長さ方
向に記録紙の定型サイズ(A4サイズ,B4サイズ等)
を超えている場合がある。このような場合、読み取った
画像データを画像メモリに格納するように構成された画
像読取・記録装置では、その画像データの長さを判別で
きるので、その長さに応じて、読取画像を2枚の記録紙
に分けて記録する、読取画像を縮小して1枚の記録紙に
記録する、読取画像の縮小は行わずに超えた部分は捨て
て1枚の記録紙に入る部分のみを記録する等の記録処理
を自由に選択することが可能である。
【0009】しかしながら、読み取った画像データを格
納する画像メモリを有していない画像読取・記録装置に
あっては、画像データの長さを判別できないので、定型
サイズより長い原稿を読み取った場合に適切な記録処理
を行えないという問題がある。
【0010】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、画像メモリを使用しない構成であっても、定型
サイズより長い原稿を読み取った場合に記録紙に対する
適切な記録処理を行える画像読取・記録装置を提供する
ことを目的とする。
【0011】本発明の他の目的は、原稿及び記録紙の自
動搬送系に設けられている既存のセンサを用いるだけ
で、新たなセンサを設けることなく、定型サイズより長
い原稿に適切な対応を行える画像読取・記録装置を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る画像読取
・記録装置は、搬送される原稿の画像を読み取り、順次
搬送される複数の記録紙に記録する装置において、読取
位置の搬送上流側で原稿の有無を検出する第1手段と、
記録位置での記録紙の終端を検出する第2手段と、該第
2手段が記録紙の終端を検出したときに前記第1手段が
原稿を検出した場合、次の記録紙を記録位置へ搬送する
手段とを備えることを特徴とする。
【0013】請求項2に係る画像読取・記録装置は、搬
送される原稿の画像を読み取り、順次搬送される複数の
記録紙に記録する装置において、読取位置の搬送上流側
で原稿の有無を検出する第1手段と、記録位置での記録
紙の終端を検出する第2手段と、該第2手段が終端を検
出した時点が前記第1手段で原稿を検出しなくなった時
点から所定時間内である場合、次の記録紙を記録位置へ
搬送する手段とを備えることを特徴とする。
【0014】請求項3に係る画像読取・記録装置は、請
求項1または2において、前記第2手段は、記録位置の
搬送上流側に位置して記録紙の終端を検出する第1セン
サと、記録紙の搬送量を測定する第2センサとを有し、
前記第1センサが記録紙の終端を検出したタイミングか
らの前記第2センサの測定結果が所定値に達することに
より、記録位置での記録紙の終端を検出するように構成
したことを特徴とする。
【0015】第1発明(請求項1)の画像読取・記録装
置では、第2手段(第2記録紙センサ及び記録紙用カウ
ンタ)にて記録位置において記録紙の終端を検出した際
に、読取位置の手前に位置した第1手段(第2原稿セン
サ)にて原稿の存在を検出した場合、即ち、原稿の終端
を未だ検出しない(第2原稿センサがオンである)場
合、原稿の画像が所定サイズの記録紙より長くて1枚の
記録紙に記録しきれないと判断できるので、所定サイズ
を超えた画像を記録できるように次の記録紙を記録位置
に搬送する。
【0016】第2発明(請求項2)の画像読取・記録装
置では、第2手段(第2記録紙センサ及び記録紙用カウ
ンタ)にて記録位置において記録紙の終端を検出したタ
イミングが、読取位置の手前に位置した第1手段(第2
原稿センサ)にて原稿の存在を検出しなくなった時点、
即ち、原稿の終端を検出した(第2原稿センサがオフと
なった)時点から、所定時間以上経過していない場合、
原稿の画像が所定サイズの記録紙より長くて1枚の記録
紙に記録しきれないと判断できるので、所定サイズを超
えた画像を記録できるように次の記録紙を記録位置に搬
送する。
【0017】以上のような制御を行うことにより、第1
発明,第2発明共に、所定サイズからはみ出すような画
像を読み取った場合にあっても、そのはみ出した部分を
次の記録紙に記録するようにしたので、読み取られた画
像が捨てられることなく確実に記録され、その結果、画
像メモリを備えない構成であっても、既存のセンサを使
用するだけで、定型サイズを超える原稿についても適切
な記録処理を施すことが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて具体的に説明する。
【0019】図1は、本発明の画像読取・記録装置を示
す模式図である。図において1は読取対象の原稿Dを搬
送するための原稿搬送系を、2は読み取られた画像を記
録する記録紙Pを搬送するための記録紙搬送系をそれぞ
れ示す。
【0020】原稿搬送系1には、1または複数の読取対
象の原稿Dを載置する載置板11と、原稿Dを1枚ずつ分
離するためのセパレートローラ12と、分離された原稿D
を搬送するための搬送ローラ13と、搬送された原稿Dの
画像を読み取る読取部14とが設けられている。また、読
取部14の設置位置である読取位置より手前(搬送方向上
流側)に第1原稿センサ15と第2原稿センサ16とが設け
られている。第1原稿センサ15は、原稿Dの幅方向に設
けた2個1組のセンサにて構成されていて、載置板11の
近傍に設けられており、原稿Dの有無とサイズ(例えば
A4幅かB4幅か等)とを検出する。一方、第2原稿セ
ンサ16は、第1原稿センサ15の設置位置と読取位置との
間に設けられており、搬送される原稿Dの始端,終端を
検出する。なお、第2原稿センサ16が特許請求の範囲の
第1手段に該当する。
【0021】記録紙搬送系2には、記録紙Pを収納する
収納器20と、記録紙Pを収納器20から1枚ずつ送給する
ためのピックアップローラ21と、送給された記録紙Pを
搬送するための搬送ローラ22と、搬送された記録紙Pに
読み取られた画像を記録する記録部23とが設けられてい
る。また、記録部23の設置位置である記録位置より手前
(搬送方向上流側)に第1記録紙センサ24と第2記録紙
センサ25とが設けられ、記録位置より後ろ(搬送方向下
流側)に第3記録紙センサ26が設けられている。第1記
録紙センサ24は、記録紙Pの収納位置近傍に設けられて
おり、記録紙Pの有無を検出する。第2記録紙センサ25
は、第1記録紙センサ24の設置位置と記録位置との間に
設けられており、搬送される記録紙Pの始端,終端を検
出する。第3記録紙センサ26は、排出側に設けられてお
り、記録済みの記録紙Pの有無を検出する。更に、記録
紙Pの送り量を計数するカウンタ27が設けられている。
なお、第2記録紙センサ25,カウンタ27が特許請求の範
囲の第1センサ,第2センサにそれぞれ該当し、これら
の第2記録紙センサ25及びカウンタ27にて特許請求の範
囲の第2手段が構成される。
【0022】また、3は原稿D及び記録紙Pの搬送動
作,画像の読取処理,読取画像の記録処理等を制御する
CPUであり、CPU3には、上述の第1原稿センサ1
5,第2原稿センサ16,第1記録紙センサ24,第2記録
紙センサ25,第3記録紙センサ26及びカウンタ27が接続
されており、これらの各センサでの検出結果とカウンタ
27での計数結果とが入力される。また、CPU3は、第
2原稿センサ16が原稿Dの終端を検出した後のライン数
を計数ためのカウンタ31を有する。CPU3は、原稿
D,記録紙Pの搬送用のモータ(図示せず)、読取部1
4、記録部23を制御する。
【0023】次に、原稿D及び記録紙Pの搬送動作と、
読取処理及び記録処理とについて説明する。載置板11に
載置された原稿Dの存在とそのサイズとが第1原稿セン
サ15にて検出された後、原稿Dの繰り込み指令が発せら
れると、1枚の原稿Dがセパレートローラ12の回転によ
り分離されて、搬送路に繰り込まれる。そして、搬送が
開始された原稿Dの始端が第2原稿センサ16にて検出さ
れ、第2原稿センサ16がオンとなる。第2原稿センサ16
の設置位置と読取位置(読取部14の設置位置)との距離
は予め分かっているので、その原稿始端検出タイミング
から所定量だけ原稿Dが搬送された時点で原稿Dが読取
位置(読取部14上方)に到達することになり、その到達
タイミングにて画像の読取処理が読取部14により開始さ
れる。その後、第2原稿センサ16にて原稿Dの終端が検
出されて、第2原稿センサ16がオフとなる。その原稿終
端検出タイミングから所定の原稿Dの搬送量分だけ読取
処理が読取部14にて継続されると、1枚の原稿Dの読取
処理が終了となる。
【0024】収納器20に積み重ねられた記録紙Pの存在
が第1記録紙センサ24にて検出された後、記録紙Pの繰
り込み指令が発せられると、1枚の記録紙Pがピックア
ップローラ21の回転により搬送路に繰り込まれる。そし
て、搬送が開始された記録紙Pの始端が第2記録紙セン
サ25にて検出され、第2記録紙センサ25がオンとなる。
第2記録紙センサ25の設置位置と記録位置(記録部23の
設置位置)との距離は予め分かっているので、その記録
紙始端検出タイミングから所定量だけ記録紙Pが搬送さ
れた時点で記録紙Pが記録位置(記録部23の上方)に到
達することになり、その到達タイミングにて読取画像の
記録処理が記録部23により開始される。その後、第2記
録紙センサ25にて記録紙Pの終端が検出されて、第2記
録紙センサ25がオフとなる。その記録紙終端検出タイミ
ングから所定の記録紙Pの搬送量分だけ記録処理が記録
部23にて継続されると、1枚の記録紙Pに対する記録処
理が終了となる。そして、記録紙Pが排出されたことが
第3記録紙センサ26で検出される。記録紙Pの送り量は
カウンタ27にて計数される。
【0025】以上のような自動搬送系により、任意のサ
イズの複数枚の原稿Dの画像が1枚ずつ読み取られ、読
み取られた各原稿の画像がそれぞれ1枚の記録紙Pに記
録され、記録済の紙が排出される。
【0026】次に、原稿Dの読み取った画像が長さ方向
に記録紙Pのサイズを超えている場合に、適切な記録処
理を行えるようにした本発明の特徴部分の動作につい
て、その処理手順を示す図2のフローチャートを参照し
て説明する。なお、図3(a)は、原稿搬送系1におけ
る第1原稿センサ15,第2原稿センサ16及び読取位置の
位置関係を示す図であり、図3(b)は、記録紙搬送系
2における第1記録紙センサ24,第2記録紙センサ25,
第3記録紙センサ26及び記録位置の位置関係を示す図で
ある。
【0027】読取対象の原稿Dが搬送され始め、その原
稿Dの始端が検出されて、第2原稿センサ16がオンであ
る状態において、CPU3に内蔵されているカウンタ31
の計数値Xを初期化して0に設定する(ステップS
1)。この計数値Xは、第2原稿センサ16がオフとなっ
てからのライン数の計数値である。そして、原稿Dの1
ライン分に対する読取処理及び記録処理を実行する(ス
テップS2)。
【0028】次に、記録位置において記録紙Pの終端を
検出したか否かを判断する(ステップS3)。具体的に
は、第2記録紙センサ25がオフとなってからカウンタ27
が所定数の送り量を計数した場合には、記録位置に記録
紙Pの終端が到達したと判断し、そうでない場合には、
記録位置に記録紙Pの終端が未だに到達していないと判
断する。記録位置において記録紙Pの終端を検出しない
場合には(S3:NO)、第2原稿センサ16がオンである
か否か、即ち、第2原稿センサ16が原稿Dの終端を検出
したか否かを判断する(ステップS4)。
【0029】第2原稿センサ16がオンである場合、即
ち、第2原稿センサ16が原稿Dの終端を検出していない
場合には(S4:YES)、処理がS2に戻って、次の1ラ
イン分に対する読取・記録処理を実行する。一方、第2
原稿センサ16がオフである場合、即ち、第2原稿センサ
16が原稿Dの終端を検出している場合には(S4:N
O)、前記カウンタ31の計数値Xを1だけインクリメン
トした後(ステップS5)、処理がS2に戻って、次の
1ライン分に対する読取・記録処理を実行する。
【0030】記録位置において記録紙Pの終端を検出し
た場合、即ち、第2記録紙センサ25がオフとなってから
カウンタ27が所定数の送り量を計数した場合には(S
3:YES)、第2原稿センサ16がオンであるか否か、即
ち、第2原稿センサ16が原稿Dの終端を検出したか否か
を判断する(ステップS6)。第2原稿センサ16がオン
である場合、即ち、第2原稿センサ16が原稿Dの終端を
検出していない場合には(S6:YES)、1枚の原稿Dの
画像が1枚の記録紙Pを超えるので、ピックアップロー
ラ21,搬送ローラ23にて次の記録紙Pを記録位置まで搬
送した後(ステップS7)、処理がS2に戻って、次の
1ライン分に対する読取・記録処理を実行する。
【0031】一方、第2原稿センサ16がオフである場
合、即ち、第2原稿センサ16が原稿Dの終端を検出して
いる場合には(S6:NO)、前記カウンタ31の計数値X
が所定値以下であるか否かを判断する(ステップS
8)。所定値以下である場合には(S8:YES)、1枚の
原稿Dの画像が1枚の記録紙Pを所定量以上超えるの
で、ピックアップローラ21,搬送ローラ23にて次の記録
紙Pを記録位置まで搬送した後(ステップS7)、処理
がS2に戻って、次の1ライン分に対する読取・記録処
理を実行する。一方、計数値Xが所定値より大きい場合
には(S8:NO)、1枚の原稿Dの画像が1枚の記録紙
P内には収まらないが、超えた部分は僅かであるので、
1ページ分の記録処理を終了する。計数値Xと比較され
る所定値は、第2原稿センサ16と読取部14との距離、記
録紙Pに記録されなくても問題とならない原稿下端の長
さに基づいて適宜設定される。
【0032】なお、図2に示すフローチャートにおい
て、S3→S6→S7の流れが第1発明に該当し、S3
→S6→S8→S7の流れが第2発明に該当する。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明の画像読取・記録
装置では、画像メモリを使用しない構成であっても、原
稿及び記録紙の自動搬送系に設けられている既存のセン
サを用いるだけで、新たなセンサを設ける必要もなく、
定型サイズより長い原稿を読み取った場合に適切な記録
処理を行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像読取・記録装置を示す模式図であ
る。
【図2】本発明の画像読取・記録装置における処理手順
を示すフローチャートである。
【図3】本発明の画像読取・記録装置での原稿搬送系に
おける第1原稿センサ,第2原稿センサ及び読取位置の
位置関係、並びに、記録紙搬送系における第1記録紙セ
ンサ,第2記録紙センサ,第3記録紙センサ及び記録位
置の位置関係を示す図である。
【符号の説明】
1 原稿搬送系 2 記録紙搬送系 3 CPU 14 読取部 15 第1原稿センサ 16 第2原稿センサ 23 記録部 24 第1記録紙センサ 25 第2記録紙センサ 26 第3記録紙センサ 27 カウンタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送される原稿の画像を読み取り、順次
    搬送される複数の記録紙に記録する装置において、読取
    位置の搬送上流側で原稿の有無を検出する第1手段と、
    記録位置での記録紙の終端を検出する第2手段と、該第
    2手段が記録紙の終端を検出したときに前記第1手段が
    原稿を検出した場合、次の記録紙を記録位置へ搬送する
    手段とを備えることを特徴とする画像読取・記録装置。
  2. 【請求項2】 搬送される原稿の画像を読み取り、順次
    搬送される複数の記録紙に記録する装置において、読取
    位置の搬送上流側で原稿の有無を検出する第1手段と、
    記録位置での記録紙の終端を検出する第2手段と、該第
    2手段が終端を検出した時点が前記第1手段で原稿を検
    出しなくなった時点から所定時間内である場合、次の記
    録紙を記録位置へ搬送する手段とを備えることを特徴と
    する画像読取・記録装置。
  3. 【請求項3】 前記第2手段は、記録位置の搬送上流側
    に位置して記録紙の終端を検出する第1センサと、記録
    紙の搬送量を測定する第2センサとを有し、前記第1セ
    ンサが記録紙の終端を検出したタイミングからの前記第
    2センサの測定結果が所定値に達することにより、記録
    位置での記録紙の終端を検出するように構成した請求項
    1または2記載の画像読取・記録装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016019117A (ja) * 2014-07-08 2016-02-01 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、プログラム、及び記憶媒体

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