JP2965412B2 - 画像形成装置，搬送制御装置及び方法 - Google Patents
画像形成装置，搬送制御装置及び方法Info
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- JP2965412B2 JP2965412B2 JP3326689A JP32668991A JP2965412B2 JP 2965412 B2 JP2965412 B2 JP 2965412B2 JP 3326689 A JP3326689 A JP 3326689A JP 32668991 A JP32668991 A JP 32668991A JP 2965412 B2 JP2965412 B2 JP 2965412B2
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- recording
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- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体を搬送して画
像形成する画像形成装置，搬送制御装置及び方法に関す
るものである。
像形成する画像形成装置，搬送制御装置及び方法に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、記録媒体の大きさを印刷前にあら
かじめ検知する検出手段を備えていない画像形成装置に
おいて、用紙の搬送方向の長さを測定し、プリンタの制
御部が長さに関するデータを本体の内部に記憶してお
り、この記憶値と測定値を比較して給送される記録媒体
たる用紙サイズを検知するように構成されていた。
かじめ検知する検出手段を備えていない画像形成装置に
おいて、用紙の搬送方向の長さを測定し、プリンタの制
御部が長さに関するデータを本体の内部に記憶してお
り、この記憶値と測定値を比較して給送される記録媒体
たる用紙サイズを検知するように構成されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、印字前
に記録媒体の大きさを検知できない画像形成装置におい
ては、上述したように記録媒体の長さのデータを画像形
成装置内に設ける必要がある。
に記録媒体の大きさを検知できない画像形成装置におい
ては、上述したように記録媒体の長さのデータを画像形
成装置内に設ける必要がある。
【０００４】図４はこの種の画像形成装置の用紙サイズ
認識処理を説明するブロック図である。
認識処理を説明するブロック図である。
【０００５】図において、６は定着部で、電源１２から
のヒータ１３への通電で発熱する。１０はバッファで、
ＭＰＵ９から出力されたヒータ１３のオン／オフ信号を
リレー１１で伝送し、そのＯＮ／ＯＦＦ信号により電源
１２からの電圧をヒータ１３へ供給する。ＭＰＵ９は、
レーザビームプリンタの制御を行うためのＣＰＵ制御プ
ログラムを収納してあるＲＯＭと、制御のためのフラグ
等の各制御データを書込みまたは読出しに使用するため
のＲＡＭ３０等で構成され、ＲＡＭ３０には給送可能な
記録媒体、例えば定形サイズＢ４，Ａ４，Ｂ５，リーガ
ル，レター等に関する長さのデータＬ１〜Ｌ５が記憶さ
れるエリアＥ１〜Ｅ５があらかじめ確保されている。
のヒータ１３への通電で発熱する。１０はバッファで、
ＭＰＵ９から出力されたヒータ１３のオン／オフ信号を
リレー１１で伝送し、そのＯＮ／ＯＦＦ信号により電源
１２からの電圧をヒータ１３へ供給する。ＭＰＵ９は、
レーザビームプリンタの制御を行うためのＣＰＵ制御プ
ログラムを収納してあるＲＯＭと、制御のためのフラグ
等の各制御データを書込みまたは読出しに使用するため
のＲＡＭ３０等で構成され、ＲＡＭ３０には給送可能な
記録媒体、例えば定形サイズＢ４，Ａ４，Ｂ５，リーガ
ル，レター等に関する長さのデータＬ１〜Ｌ５が記憶さ
れるエリアＥ１〜Ｅ５があらかじめ確保されている。
【０００６】１７−１〜１７−ｍはバッファで、ＭＰＵ
９からクラッチをはじめとする各アクチュエ−タ等へ制
御データを出力する。１８−１〜１８−ｎはバッファ
で、図示しない各種のセンサから送出されてきた検出信
号をＭＰＵ９等へ出力する。１９は前記レーザビームプ
リンタ内でプリンタエンジンを制御するためのコントロ
ーラ部で、インタフェース信号ライン２０を通じてレー
ザビームプリンタを制御し画像信号を出力することによ
り印字動作を行わせる。２１はカウンタで、リセット信
号２２入力後に入力されるカウント用パルス信号２３を
カウントし、カウントデータ２４を搬送距離検出器２５
に出力する。
９からクラッチをはじめとする各アクチュエ−タ等へ制
御データを出力する。１８−１〜１８−ｎはバッファ
で、図示しない各種のセンサから送出されてきた検出信
号をＭＰＵ９等へ出力する。１９は前記レーザビームプ
リンタ内でプリンタエンジンを制御するためのコントロ
ーラ部で、インタフェース信号ライン２０を通じてレー
ザビームプリンタを制御し画像信号を出力することによ
り印字動作を行わせる。２１はカウンタで、リセット信
号２２入力後に入力されるカウント用パルス信号２３を
カウントし、カウントデータ２４を搬送距離検出器２５
に出力する。
【０００７】印字前に記録媒体の大きさを検知できない
画像形成装置は、上記のように構成されているので、給
送可能な記録媒体の長さ、例えばデータＬ１〜Ｌ５を必
ず記憶しておく必要があり、ＲＡＭ３０のメモリ領域を
占有してしまう問題点があった。また、長さデータとの
比較処理の不一致に伴う印字不良や搬送不良を誘発して
しまい、効率よく画像形成処理を行えない等の問題もあ
った。
画像形成装置は、上記のように構成されているので、給
送可能な記録媒体の長さ、例えばデータＬ１〜Ｌ５を必
ず記憶しておく必要があり、ＲＡＭ３０のメモリ領域を
占有してしまう問題点があった。また、長さデータとの
比較処理の不一致に伴う印字不良や搬送不良を誘発して
しまい、効率よく画像形成処理を行えない等の問題もあ
った。
【０００８】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、順次搬送される記録媒体の搬送時間を
計時しながら後続する記録媒体の搬送開始タイミングを
制御することにより、少ないメモリ量で順次搬送される
複数の記録媒体の搬送開始タイミングを適正に管理で
き、更に適切なタイミングで搬送開始した後続する複数
の記録媒体の所定位置に正常な画像を過不足なく形成で
きる画像形成装置，搬送制御装置及び方法を得ることを
目的とする。
なされたもので、順次搬送される記録媒体の搬送時間を
計時しながら後続する記録媒体の搬送開始タイミングを
制御することにより、少ないメモリ量で順次搬送される
複数の記録媒体の搬送開始タイミングを適正に管理で
き、更に適切なタイミングで搬送開始した後続する複数
の記録媒体の所定位置に正常な画像を過不足なく形成で
きる画像形成装置，搬送制御装置及び方法を得ることを
目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成装
置は、記録媒体を搬送する搬送手段と、この搬送手段に
より順次搬送される複数の記録媒体の搬送時間をそれぞ
れ計時する複数の計時手段と、これらの計時手段の計時
結果に基づいて前記搬送手段が後続搬送すべき記録媒体
の搬送開始タイミングを可変制御する制御手段とを有す
るものである。更に、搬送手段によって搬送される記録
媒体を検知する検知手段を有するものである。 また本発
明に係る搬送制御装置は、記録媒体を搬送する搬送手段
と、前記搬送手段によって搬送される記録媒体を搬送路
上で検知する検知手段と、３枚以上の記録媒体を連続し
て搬送する場合、１枚目の記録媒体に対する前記検知手
段による後端検知タイミングに基づいて３枚目以降の記
録媒体の搬送開始タイミングを決定する制御手段とを有
するものである。 更に、前記制御手段は、直前の記録媒
体の搬送タイミングから、前記検知手段による後端検知
タイミングに応じた時間が経過したとき、次の記録媒体
の搬送を開始させるものである。 更に、前記搬送手段
は、記録媒体積載手段から記録媒体を給紙する手段を有
するものである。 また、請求項３に記載の搬送制御装置
と、それによって搬送される記録媒体に画像を形成する
画像形成手段とを有するものである。 更に、前記画像形
成手段は、電子写真方法を用いて記録媒体上に画像を形
成するものである。 また、本発明に係る搬送制御方法
は、３枚以上の記録媒体を連続して搬送する場合に、記
録媒体の搬送開始タイミングを制御する方法であって、
１枚目及び２枚目の記録媒体を順次搬送させるステップ
と、１枚目の記録媒体を搬送路の所定の位置で検出する
ステップと、前記検出するステップでの１枚目の記録媒
体の後端検出タイミングに基づくタイミングで３枚目の
記録媒体を搬送させるステップとを有するものである。
更に、前記３枚目の記録媒体を搬送させるステップで
は、２枚目の記録媒体の 搬送タイミングから、前記検知
手段による１枚目の記録媒体の後端検知タイミングに応
じた時間が経過したときに３枚目の記録媒体を搬送させ
るものである。
置は、記録媒体を搬送する搬送手段と、この搬送手段に
より順次搬送される複数の記録媒体の搬送時間をそれぞ
れ計時する複数の計時手段と、これらの計時手段の計時
結果に基づいて前記搬送手段が後続搬送すべき記録媒体
の搬送開始タイミングを可変制御する制御手段とを有す
るものである。更に、搬送手段によって搬送される記録
媒体を検知する検知手段を有するものである。 また本発
明に係る搬送制御装置は、記録媒体を搬送する搬送手段
と、前記搬送手段によって搬送される記録媒体を搬送路
上で検知する検知手段と、３枚以上の記録媒体を連続し
て搬送する場合、１枚目の記録媒体に対する前記検知手
段による後端検知タイミングに基づいて３枚目以降の記
録媒体の搬送開始タイミングを決定する制御手段とを有
するものである。 更に、前記制御手段は、直前の記録媒
体の搬送タイミングから、前記検知手段による後端検知
タイミングに応じた時間が経過したとき、次の記録媒体
の搬送を開始させるものである。 更に、前記搬送手段
は、記録媒体積載手段から記録媒体を給紙する手段を有
するものである。 また、請求項３に記載の搬送制御装置
と、それによって搬送される記録媒体に画像を形成する
画像形成手段とを有するものである。 更に、前記画像形
成手段は、電子写真方法を用いて記録媒体上に画像を形
成するものである。 また、本発明に係る搬送制御方法
は、３枚以上の記録媒体を連続して搬送する場合に、記
録媒体の搬送開始タイミングを制御する方法であって、
１枚目及び２枚目の記録媒体を順次搬送させるステップ
と、１枚目の記録媒体を搬送路の所定の位置で検出する
ステップと、前記検出するステップでの１枚目の記録媒
体の後端検出タイミングに基づくタイミングで３枚目の
記録媒体を搬送させるステップとを有するものである。
更に、前記３枚目の記録媒体を搬送させるステップで
は、２枚目の記録媒体の 搬送タイミングから、前記検知
手段による１枚目の記録媒体の後端検知タイミングに応
じた時間が経過したときに３枚目の記録媒体を搬送させ
るものである。
【００１０】
【作用】本発明に係る画像形成装置においては、記録媒
体を搬送する搬送手段により順次搬送される複数の記録
媒体の搬送時間を複数の計時手段がそれぞれ計時し、制
御手段がこれらの計時手段の計時結果に基づいて搬送手
段が後続搬送すべき記録媒体の搬送開始タイミングを可
変制御するので、搬送可能な記録媒体長のデータをすべ
て備えなくても、少ないメモリ容量で後続する複数の記
録媒体を適切なタイミングで搬送開始することができ
る。 更に、検知手段が搬送手段によって搬送される記録
媒体を検知することができる。 また、本発明に係る搬送
制御装置においては、検知手段が搬送手段によって搬送
される記録媒体を搬送路上で検知し、３枚以上の記録媒
体を連続して搬送する場合、制御手段が１枚目の記録媒
体に対する前記検知手段による後端タイミングに基づい
て３枚目以降の記録媒体の搬送開始タイミングを決定す
るので、搬送可能な記録媒体長のデータをすべて備えな
くても３枚目以降の記録媒体を適切なタイミングで搬送
開始することができ、少ないメモリ容量で後続する複数
の記録媒体を適切なタイミングで搬送開始することがで
きる。 更に、制御手段は、直前の記録媒体の搬送タイミ
ングから、検知手段による後端検知タイミング応じた時
間が経過したとき、次の記録媒体の搬送時間を開始させ
るので、記録媒体を適切なタイミングで搬送開始するこ
とができる。 更に、搬送手段は、記録媒体積載手段から
記録媒体を給紙する手段を有するので、給紙カセットか
ら記録媒体を給紙することができる。また、画像形成手
段は搬送制御装置により搬送される記録媒体に画像を形
成するので、適切なタイミングで搬送開始した後続する
複数の記録媒体の所定位置に正常な画像を過不足なく形
成できる。 更に、画像形成手段は電子写真方法を用いて
記録媒体上に画像を形成するので、適切なタイミングで
搬送開始した後続する複数の記録媒体の所定位置に正常
な画像を電子写真方法により過不足なく形成できる。 ま
た、本発明に係る搬送制御方法においては、３枚以上の
記録媒体を連続して 搬送する場合に、１枚目及び２枚目
の記録媒体を順次搬送させ、１枚目の記録媒体を搬送路
の所定の位置で検出し、検出された１枚目の記録媒体の
後端検出タイミングに基づくタイミングで３枚目の記録
媒体を搬送させるので、３枚目以降の複数の記録媒体を
自動的に最適なタイミングで搬送開始することができ
る。 更に、２枚目の記録媒体の搬送タイミングから、前
記検知手段による１枚目の記録媒体の後端検知タイミン
グに応じた時間が経過したときに３枚目の記録媒体を搬
送させるので、記録媒体を適切なタイミングで搬送開始
することができる。
体を搬送する搬送手段により順次搬送される複数の記録
媒体の搬送時間を複数の計時手段がそれぞれ計時し、制
御手段がこれらの計時手段の計時結果に基づいて搬送手
段が後続搬送すべき記録媒体の搬送開始タイミングを可
変制御するので、搬送可能な記録媒体長のデータをすべ
て備えなくても、少ないメモリ容量で後続する複数の記
録媒体を適切なタイミングで搬送開始することができ
る。 更に、検知手段が搬送手段によって搬送される記録
媒体を検知することができる。 また、本発明に係る搬送
制御装置においては、検知手段が搬送手段によって搬送
される記録媒体を搬送路上で検知し、３枚以上の記録媒
体を連続して搬送する場合、制御手段が１枚目の記録媒
体に対する前記検知手段による後端タイミングに基づい
て３枚目以降の記録媒体の搬送開始タイミングを決定す
るので、搬送可能な記録媒体長のデータをすべて備えな
くても３枚目以降の記録媒体を適切なタイミングで搬送
開始することができ、少ないメモリ容量で後続する複数
の記録媒体を適切なタイミングで搬送開始することがで
きる。 更に、制御手段は、直前の記録媒体の搬送タイミ
ングから、検知手段による後端検知タイミング応じた時
間が経過したとき、次の記録媒体の搬送時間を開始させ
るので、記録媒体を適切なタイミングで搬送開始するこ
とができる。 更に、搬送手段は、記録媒体積載手段から
記録媒体を給紙する手段を有するので、給紙カセットか
ら記録媒体を給紙することができる。また、画像形成手
段は搬送制御装置により搬送される記録媒体に画像を形
成するので、適切なタイミングで搬送開始した後続する
複数の記録媒体の所定位置に正常な画像を過不足なく形
成できる。 更に、画像形成手段は電子写真方法を用いて
記録媒体上に画像を形成するので、適切なタイミングで
搬送開始した後続する複数の記録媒体の所定位置に正常
な画像を電子写真方法により過不足なく形成できる。 ま
た、本発明に係る搬送制御方法においては、３枚以上の
記録媒体を連続して 搬送する場合に、１枚目及び２枚目
の記録媒体を順次搬送させ、１枚目の記録媒体を搬送路
の所定の位置で検出し、検出された１枚目の記録媒体の
後端検出タイミングに基づくタイミングで３枚目の記録
媒体を搬送させるので、３枚目以降の複数の記録媒体を
自動的に最適なタイミングで搬送開始することができ
る。 更に、２枚目の記録媒体の搬送タイミングから、前
記検知手段による１枚目の記録媒体の後端検知タイミン
グに応じた時間が経過したときに３枚目の記録媒体を搬
送させるので、記録媒体を適切なタイミングで搬送開始
することができる。
【００１１】
【実施例】図１は本発明の一実施例を示す画像形成装置
の構成を説明する断面図である。図において、１はレー
ザビームプリンタ本体、２は給紙カセットで、給紙ロー
ラ３の駆動により、収容されている記録媒体をレジスト
ローラ４の配設位置まで給紙し、給紙センサ３ａで給紙
のタイミングを検出する。５は画像転写部で、搬送され
る記録媒体となる記録紙上に転写までの画像形成を行
う。なお、画像転写部５での画像形成処理については本
発明とは直接的に関係がないので、説明は省略する。６
は定着部で、転写プロセスの終了した被記録物に熱と圧
力を加えて像を定着させる。７は排紙ローラで、定着部
６を通過した記録媒体を排紙トレイ８へ排出する。ＣＯ
ＮＴは制御手段で、あらかじめ記憶される制御手順に基
づいて各デバイスを総括的に制御する。
の構成を説明する断面図である。図において、１はレー
ザビームプリンタ本体、２は給紙カセットで、給紙ロー
ラ３の駆動により、収容されている記録媒体をレジスト
ローラ４の配設位置まで給紙し、給紙センサ３ａで給紙
のタイミングを検出する。５は画像転写部で、搬送され
る記録媒体となる記録紙上に転写までの画像形成を行
う。なお、画像転写部５での画像形成処理については本
発明とは直接的に関係がないので、説明は省略する。６
は定着部で、転写プロセスの終了した被記録物に熱と圧
力を加えて像を定着させる。７は排紙ローラで、定着部
６を通過した記録媒体を排紙トレイ８へ排出する。ＣＯ
ＮＴは制御手段で、あらかじめ記憶される制御手順に基
づいて各デバイスを総括的に制御する。
【００１２】図２は、図１に示した制御手段ＣＯＮＴの
詳細構成を説明するブロック図であり、図４と同一のも
のには同じ符号を付してある。
詳細構成を説明するブロック図であり、図４と同一のも
のには同じ符号を付してある。
【００１３】図において、２８はＲＡＭで、制御のため
のフラグ等の各制御データを記憶するとともに、記録媒
体のの搬送時間判定のための搬送時間ｔ０，ｔ１とが設
定される。２１ａ，２１ｂはカウンタで、リセット信号
２２によりカウント値がクリアされ、カウント用パルス
信号２３、例えば１パルス／msecでＭＰＵ９から出力さ
れる。２４は前記カウンタ２１ａ，２１ｂのカウントデ
ータで、例えば８ビットのデータ信号である。カウント
データ２４はリセット信号２２の入力により「０」にク
リアされ、カウント用パルス信号２３が入力される毎に
「１」ずつ増加して行く。カウンタ２１ａ，２１ｂのカ
ウント出力値２４は搬送時間ｔ０，ｔ１としてＭＰＵ９
のＲＡＭ２８に格納される。
のフラグ等の各制御データを記憶するとともに、記録媒
体のの搬送時間判定のための搬送時間ｔ０，ｔ１とが設
定される。２１ａ，２１ｂはカウンタで、リセット信号
２２によりカウント値がクリアされ、カウント用パルス
信号２３、例えば１パルス／msecでＭＰＵ９から出力さ
れる。２４は前記カウンタ２１ａ，２１ｂのカウントデ
ータで、例えば８ビットのデータ信号である。カウント
データ２４はリセット信号２２の入力により「０」にク
リアされ、カウント用パルス信号２３が入力される毎に
「１」ずつ増加して行く。カウンタ２１ａ，２１ｂのカ
ウント出力値２４は搬送時間ｔ０，ｔ１としてＭＰＵ９
のＲＡＭ２８に格納される。
【００１４】このように構成された画像形成装置におい
て、記録媒体を搬送する搬送手段（図１に示す給紙ロー
ラ３，レジストローラ４，定着部６，排紙ローラ７等か
ら構成される）により順次搬送される複数の記録媒体の
搬送時間を複数の計時手段（図２に示すカウンタ２１
ａ，２１ｂ）がそれぞれ計時し、制御手段（図２に示す
ＭＰＵ９）がこれらの計時手段の計時結果に基づいて搬
送手段が後続搬送すべき記録媒体の搬送開始タイミング
を可変制御するので、搬送可能な記録媒体長のデータを
すべて備えなくても、少ないメモリ容量（本実施例で
は、ＲＡＭ２８のエリアＥＥ１，ＥＥ２と利用する）で
後続する複数の記録媒体を適切なタイミングで搬送開始
することができる。 更に、検知手段（図１に示す給紙セ
ンサ３ａ）が搬送手段によって搬送される記録媒体を検
知することができる。 また、搬送制御装置において、記
録媒体を搬送する搬送手段（図１に示す給紙ローラ３，
レジストローラ４，定着部６，排紙ローラ７等から構成
される）と、前記搬送手段によって搬送される記録媒体
を搬送路上で検知する検知手段（図１に示す給紙センサ
３ａ）と、３枚以上の記録媒体を連続して搬送する場
合、制御手段（図２に示すＭＰＵ９）が１枚目の記録媒
体に対する前記検知手段（図１に示す給紙センサ３ａ）
による後端検知タイミングに基づいて３枚目以降の記録
媒体の搬送開始タイミングを決定するので、搬送可能な
記録媒体長のデータをすべて備えなくても３枚目以降の
記録媒体を適切なタイミングで搬送開始することがで
き、少ないメモリ容量で後続する複数の記録媒体を適切
なタイミングで搬送開始することができる。 更に、制御
手段（図２に示すＭＰＵ９）は、直前の記録媒体の搬送
タイミングから、前記検知手段による後端検知タイミン
グに応じた時間が経過したとき、次の記録媒体の搬送を
開始させるものである。記録媒体を適切なタイミングで
搬送開始することができる。 更に、搬送手段（図１に示
す給紙ローラ３，レジストローラ４，定着部６，排紙ロ
ーラ７等から構成される）は、記録媒体積載手段（図１
に示す給紙カセット２）から記録媒体を給紙する手段
（図１に示す給紙ローラ３）を有するので、給 紙カセッ
トから記録媒体を給紙することができる。 また、画像形
成手段（図１に示す画像転写部５）は搬送制御装置によ
って搬送される記録媒体に画像を形成するので、適切な
タイミングで搬送開始した後続する複数の記録媒体の所
定位置に正常な画像を過不足なく形成できる。 更に、画
像形成手段は電子写真方法を用いて記録媒体上に画像を
形成するので、適切なタイミングで搬送開始した後続す
る複数の記録媒体の所定位置に正常な画像を電子写真方
法により過不足なく形成できる。
て、記録媒体を搬送する搬送手段（図１に示す給紙ロー
ラ３，レジストローラ４，定着部６，排紙ローラ７等か
ら構成される）により順次搬送される複数の記録媒体の
搬送時間を複数の計時手段（図２に示すカウンタ２１
ａ，２１ｂ）がそれぞれ計時し、制御手段（図２に示す
ＭＰＵ９）がこれらの計時手段の計時結果に基づいて搬
送手段が後続搬送すべき記録媒体の搬送開始タイミング
を可変制御するので、搬送可能な記録媒体長のデータを
すべて備えなくても、少ないメモリ容量（本実施例で
は、ＲＡＭ２８のエリアＥＥ１，ＥＥ２と利用する）で
後続する複数の記録媒体を適切なタイミングで搬送開始
することができる。 更に、検知手段（図１に示す給紙セ
ンサ３ａ）が搬送手段によって搬送される記録媒体を検
知することができる。 また、搬送制御装置において、記
録媒体を搬送する搬送手段（図１に示す給紙ローラ３，
レジストローラ４，定着部６，排紙ローラ７等から構成
される）と、前記搬送手段によって搬送される記録媒体
を搬送路上で検知する検知手段（図１に示す給紙センサ
３ａ）と、３枚以上の記録媒体を連続して搬送する場
合、制御手段（図２に示すＭＰＵ９）が１枚目の記録媒
体に対する前記検知手段（図１に示す給紙センサ３ａ）
による後端検知タイミングに基づいて３枚目以降の記録
媒体の搬送開始タイミングを決定するので、搬送可能な
記録媒体長のデータをすべて備えなくても３枚目以降の
記録媒体を適切なタイミングで搬送開始することがで
き、少ないメモリ容量で後続する複数の記録媒体を適切
なタイミングで搬送開始することができる。 更に、制御
手段（図２に示すＭＰＵ９）は、直前の記録媒体の搬送
タイミングから、前記検知手段による後端検知タイミン
グに応じた時間が経過したとき、次の記録媒体の搬送を
開始させるものである。記録媒体を適切なタイミングで
搬送開始することができる。 更に、搬送手段（図１に示
す給紙ローラ３，レジストローラ４，定着部６，排紙ロ
ーラ７等から構成される）は、記録媒体積載手段（図１
に示す給紙カセット２）から記録媒体を給紙する手段
（図１に示す給紙ローラ３）を有するので、給 紙カセッ
トから記録媒体を給紙することができる。 また、画像形
成手段（図１に示す画像転写部５）は搬送制御装置によ
って搬送される記録媒体に画像を形成するので、適切な
タイミングで搬送開始した後続する複数の記録媒体の所
定位置に正常な画像を過不足なく形成できる。 更に、画
像形成手段は電子写真方法を用いて記録媒体上に画像を
形成するので、適切なタイミングで搬送開始した後続す
る複数の記録媒体の所定位置に正常な画像を電子写真方
法により過不足なく形成できる。
【００１５】以下、図３に示すフローチャートを参照し
ながら本発明に係る画像形成装置における用紙サイズ検
知処理動作について説明する。
ながら本発明に係る画像形成装置における用紙サイズ検
知処理動作について説明する。
【００１６】図３は本発明に係る画像形成装置における
用紙サイズ検知処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。なお、(1) 〜(12)は各ステップを示す。ただし、
図３に示す手順は、印刷要求が入ってプリントを開始し
た１枚目から３枚目の給紙動作指示までを示す。また、
図１に示したレーザビームプリンタ本体１には用紙サイ
ズ検知センサを備えていないため、設置された紙サイズ
を印刷動作の前にあらかじめプリンタが認識することは
できない。
用紙サイズ検知処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。なお、(1) 〜(12)は各ステップを示す。ただし、
図３に示す手順は、印刷要求が入ってプリントを開始し
た１枚目から３枚目の給紙動作指示までを示す。また、
図１に示したレーザビームプリンタ本体１には用紙サイ
ズ検知センサを備えていないため、設置された紙サイズ
を印刷動作の前にあらかじめプリンタが認識することは
できない。
【００１７】先ず、ＲＡＭ２８のエリアＥＥ１の指定格
納値ｔ０として、コントローラ部１９から指定された紙
サイズがＡ４以下のものは「Ａ４」として、紙搬送が動
作するようにカウンタ値Ａを、Ａ４より大きいならばリ
ーガルとしてカウンタ値Ｌをあらかじめセットしておく
(1) 。次いで、１枚目の給紙動作を開始する(2) 。これ
と同時にカウンタ２１ａの計時を開始する(3) 。次い
で、カウンタ２１ａのカウント値ＣＯがＲＡＭ２８のエ
リアＥＥ１にセットされた指定格納値ｔ０以上となるの
を待機し(4) 、カウンタ２１ａのカウント値ＣＯがＲＡ
Ｍ２８のエリアＥＥ１にセットされた値、すなわち指定
格納値ｔ０以上となったら、２枚目の用紙の給紙開始指
示を行い(5) 、カウンタ値Ｃ１の計時を開始し(6) 、次
いで、１枚の用紙の後端が給紙ローラ３を通過したこと
が検知されると(7) 、カウンタ値Ｃ０をストップし、そ
の時のカウンタ値（Ｃ０＋α）を、１枚目の紙の搬送時
間としてエリアＥＥ２に計時値ｔ１を格納する(8) 。こ
こで、αは用紙と用紙との間の搬送の間隔である。
納値ｔ０として、コントローラ部１９から指定された紙
サイズがＡ４以下のものは「Ａ４」として、紙搬送が動
作するようにカウンタ値Ａを、Ａ４より大きいならばリ
ーガルとしてカウンタ値Ｌをあらかじめセットしておく
(1) 。次いで、１枚目の給紙動作を開始する(2) 。これ
と同時にカウンタ２１ａの計時を開始する(3) 。次い
で、カウンタ２１ａのカウント値ＣＯがＲＡＭ２８のエ
リアＥＥ１にセットされた指定格納値ｔ０以上となるの
を待機し(4) 、カウンタ２１ａのカウント値ＣＯがＲＡ
Ｍ２８のエリアＥＥ１にセットされた値、すなわち指定
格納値ｔ０以上となったら、２枚目の用紙の給紙開始指
示を行い(5) 、カウンタ値Ｃ１の計時を開始し(6) 、次
いで、１枚の用紙の後端が給紙ローラ３を通過したこと
が検知されると(7) 、カウンタ値Ｃ０をストップし、そ
の時のカウンタ値（Ｃ０＋α）を、１枚目の紙の搬送時
間としてエリアＥＥ２に計時値ｔ１を格納する(8) 。こ
こで、αは用紙と用紙との間の搬送の間隔である。
【００１８】次いで、２枚目の紙が搬送されている間、
カウンタ値Ｃ１がカウント処理を継続し、カウンタ２１
ｂのカウンタ値Ｃ１が前述の計時値ｔ１を越えたら(9)
、３枚目の給紙を開始するとともに(10)、カウンタ値
Ｃ１をクリアし、計時を再スタートする(11)。これによ
り、カウンタ値Ｃ１を４枚目の給紙タイミングを計時す
るカウンタとして機能させる。次いで、２枚の用紙の後
端が給紙ローラ３を通過したことが検知されると(12)、
ステップ(7) 〜(12)を繰り返し、前ページの給紙始めか
ら搬送終りまで計時し、それに紙の間隔分一定値αを加
えた計時値ｔ１を次ページの給紙開始タイミングとす
る。
カウンタ値Ｃ１がカウント処理を継続し、カウンタ２１
ｂのカウンタ値Ｃ１が前述の計時値ｔ１を越えたら(9)
、３枚目の給紙を開始するとともに(10)、カウンタ値
Ｃ１をクリアし、計時を再スタートする(11)。これによ
り、カウンタ値Ｃ１を４枚目の給紙タイミングを計時す
るカウンタとして機能させる。次いで、２枚の用紙の後
端が給紙ローラ３を通過したことが検知されると(12)、
ステップ(7) 〜(12)を繰り返し、前ページの給紙始めか
ら搬送終りまで計時し、それに紙の間隔分一定値αを加
えた計時値ｔ１を次ページの給紙開始タイミングとす
る。
【００１９】このように構成された搬送制御方法におい
て、３枚以上の記録媒体を連続して搬送する場合に、１
枚目及び２枚目の記録媒体を順次搬送させ（図３のステ
ップ（２））、１枚目の記録媒体を搬送路の所定の位置
で検出し（図３のステップ（７））、検出された１枚目
の記録媒体の後端検出タイミングに基づくタイミングで
３枚目の記録媒体を搬送させる（図３のステップ
（９），（１０））ので、３枚目以降に搬送する複数の
記録媒体を自動的に最適なタイミングで搬送開始するこ
とができる。 更に、２枚目の記録媒体の搬送タイミング
から、前記検知手段による１枚目の記録媒体の後端検知
タイミングに応じた時間が経過したときに３枚目の記録
媒体を搬送させる（図３のステップ（９）でカウンタ値
Ｃ１がｔ１を越えてからステップ（１０）において３枚
目の搬送を開始する）ので、記録媒体を適切なタイミン
グで搬送開始することができる。なお、上記実施例では
搬送タイミングを、給紙から次ページの給紙までとした
が、搬送を検知するタイミング，検知位置は他のタイミ
ング，他の位置，他の検知方法であっても良い。例えば
給紙から排紙センサ通過後等である。
て、３枚以上の記録媒体を連続して搬送する場合に、１
枚目及び２枚目の記録媒体を順次搬送させ（図３のステ
ップ（２））、１枚目の記録媒体を搬送路の所定の位置
で検出し（図３のステップ（７））、検出された１枚目
の記録媒体の後端検出タイミングに基づくタイミングで
３枚目の記録媒体を搬送させる（図３のステップ
（９），（１０））ので、３枚目以降に搬送する複数の
記録媒体を自動的に最適なタイミングで搬送開始するこ
とができる。 更に、２枚目の記録媒体の搬送タイミング
から、前記検知手段による１枚目の記録媒体の後端検知
タイミングに応じた時間が経過したときに３枚目の記録
媒体を搬送させる（図３のステップ（９）でカウンタ値
Ｃ１がｔ１を越えてからステップ（１０）において３枚
目の搬送を開始する）ので、記録媒体を適切なタイミン
グで搬送開始することができる。なお、上記実施例では
搬送タイミングを、給紙から次ページの給紙までとした
が、搬送を検知するタイミング，検知位置は他のタイミ
ング，他の位置，他の検知方法であっても良い。例えば
給紙から排紙センサ通過後等である。
【００２０】また、上記実施例では初期設定とする搬送
時間の設定を、プリンタ外部から設定したサイズにより
代替して２種類とする場合について説明したが、用紙の
サイズの種類，数等は本実施例に限定されるものではな
い。
時間の設定を、プリンタ外部から設定したサイズにより
代替して２種類とする場合について説明したが、用紙の
サイズの種類，数等は本実施例に限定されるものではな
い。
【００２１】さらに、上記実施例では用紙の搬送タイミ
ングを検出するセンサを設けていないが、検出精度の高
いセンサを設けて、用紙の搬送タイミングを検出する構
成としても良い。
ングを検出するセンサを設けていないが、検出精度の高
いセンサを設けて、用紙の搬送タイミングを検出する構
成としても良い。
【００２２】また、上記実施例ではカウンタを２つ、判
定値を格納するエリアを２つ設けて、例えばＡ４サイズ
以下またはＡ４サイズ以上の用紙の搬送タイミングを制
御する場合について説明したが、カウンタ数，判定値を
格納するエリア数は、上記実施例に限定されるものでは
なく、給送可能な最大用紙サイズ等の用紙条件に応じて
適宜設定すれば良い。
定値を格納するエリアを２つ設けて、例えばＡ４サイズ
以下またはＡ４サイズ以上の用紙の搬送タイミングを制
御する場合について説明したが、カウンタ数，判定値を
格納するエリア数は、上記実施例に限定されるものでは
なく、給送可能な最大用紙サイズ等の用紙条件に応じて
適宜設定すれば良い。
【００２３】さらに、上記実施例では用紙の間隔を決定
する値としてαを固定値としたが、可変値とする構成に
すれば、スループットを向上させることができる。ま
た、この用紙の間隔を決定する値としてαの設定を外部
からの通信で可変設定できるように構成しても良い。
する値としてαを固定値としたが、可変値とする構成に
すれば、スループットを向上させることができる。ま
た、この用紙の間隔を決定する値としてαの設定を外部
からの通信で可変設定できるように構成しても良い。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は記録媒体
を搬送する搬送手段と、この搬送手段により順次搬送さ
れる複数の記録媒体の搬送時間をそれぞれ計時する複数
の計時手段と、これらの計時手段の計時結果に基づいて
前記搬送手段が後続搬送すべき記録媒体の搬送開始タイ
ミングを可変制御する制御手段とを有するので、搬送可
能な記録媒体長のデータをすべて備えなくても、少ない
メモリ容量で後続する複数の記録媒体を適切なタイミン
グで搬送開始することができる。 更に、搬送手段によっ
て搬送される記録媒体を検知する検知手段を有するの
で、搬送される記録媒体を検知することができる。 ま
た、記録媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送手段によ
って搬送される記録媒体を搬送路上で検知する検知手段
と、３枚以上の記録媒体を連続して搬送する場合、１枚
目の記録媒体に対する前記検知手段による後端検知タイ
ミングに基づいて３枚目以降の記録媒体の搬送開始タイ
ミングを決定する制御手段とを有するので、搬送可能な
記録媒体長のデータをすべて備えなくても３枚目以降の
記録媒体を適切なタイミングで搬送開始することがで
き、少ないメモリ容量で後続する複数の記録媒体を適切
なタイミングで搬送開始することができる。 更に、前記
制御手段は、直前の記録媒体の搬送タイミングから、前
記検知手段による後端検知タイミングに応じた時間が経
過したとき、次の記録媒体の搬送を開始させるので、記
録媒体を適切なタイミングで搬送開始することができ
る。 更に、前記搬送手段は、記録媒体積載手段から記録
媒体を給紙する手段を有するので、給紙カセットから記
録媒体を給紙することができる。 また、請求項３に記載
の搬送制御装置と、それによって搬送される記録媒体に
画像を形成する画像形成手段とを有するので、適切なタ
イミングで搬送開始した後続する複数の記録媒体の所定
位置に正常な画像を過不足なく形成できる。 更に、前記
画像形成手段は、電子写真方法を用いて記録媒体上に画
像を形成するので、適切なタイミングで搬送開始した後
続する複数の記録媒体の所定位置に正常な画像を電子写
真方法により過不足なく形成できる。 また、３枚以上の
記録媒体を連続して搬送する場合に、記録媒体の搬送開
始タ イミングを制御する方法であって、１枚目及び２枚
目の記録媒体を順次搬送させるステップと、１枚目の記
録媒体を搬送路の所定の位置で検出するステップと、前
記検出するステップでの１枚目の記録媒体の後端検出タ
イミングに基づくタイミングで３枚目の記録媒体を搬送
させるステップとを有するので３枚目以降の複数の記録
媒体を自動的に最適なタイミングで搬送開始することが
できる。 更に、前記３枚目の記録媒体を搬送させるステ
ップでは、２枚目の記録媒体の搬送タイミングから、前
記検知手段による１枚目の記録媒体の後端検知タイミン
グに応じた時間が経過したときに３枚目の記録媒体を搬
送させるので、記録媒体を適切なタイミングで搬送開始
することができる。
を搬送する搬送手段と、この搬送手段により順次搬送さ
れる複数の記録媒体の搬送時間をそれぞれ計時する複数
の計時手段と、これらの計時手段の計時結果に基づいて
前記搬送手段が後続搬送すべき記録媒体の搬送開始タイ
ミングを可変制御する制御手段とを有するので、搬送可
能な記録媒体長のデータをすべて備えなくても、少ない
メモリ容量で後続する複数の記録媒体を適切なタイミン
グで搬送開始することができる。 更に、搬送手段によっ
て搬送される記録媒体を検知する検知手段を有するの
で、搬送される記録媒体を検知することができる。 ま
た、記録媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送手段によ
って搬送される記録媒体を搬送路上で検知する検知手段
と、３枚以上の記録媒体を連続して搬送する場合、１枚
目の記録媒体に対する前記検知手段による後端検知タイ
ミングに基づいて３枚目以降の記録媒体の搬送開始タイ
ミングを決定する制御手段とを有するので、搬送可能な
記録媒体長のデータをすべて備えなくても３枚目以降の
記録媒体を適切なタイミングで搬送開始することがで
き、少ないメモリ容量で後続する複数の記録媒体を適切
なタイミングで搬送開始することができる。 更に、前記
制御手段は、直前の記録媒体の搬送タイミングから、前
記検知手段による後端検知タイミングに応じた時間が経
過したとき、次の記録媒体の搬送を開始させるので、記
録媒体を適切なタイミングで搬送開始することができ
る。 更に、前記搬送手段は、記録媒体積載手段から記録
媒体を給紙する手段を有するので、給紙カセットから記
録媒体を給紙することができる。 また、請求項３に記載
の搬送制御装置と、それによって搬送される記録媒体に
画像を形成する画像形成手段とを有するので、適切なタ
イミングで搬送開始した後続する複数の記録媒体の所定
位置に正常な画像を過不足なく形成できる。 更に、前記
画像形成手段は、電子写真方法を用いて記録媒体上に画
像を形成するので、適切なタイミングで搬送開始した後
続する複数の記録媒体の所定位置に正常な画像を電子写
真方法により過不足なく形成できる。 また、３枚以上の
記録媒体を連続して搬送する場合に、記録媒体の搬送開
始タ イミングを制御する方法であって、１枚目及び２枚
目の記録媒体を順次搬送させるステップと、１枚目の記
録媒体を搬送路の所定の位置で検出するステップと、前
記検出するステップでの１枚目の記録媒体の後端検出タ
イミングに基づくタイミングで３枚目の記録媒体を搬送
させるステップとを有するので３枚目以降の複数の記録
媒体を自動的に最適なタイミングで搬送開始することが
できる。 更に、前記３枚目の記録媒体を搬送させるステ
ップでは、２枚目の記録媒体の搬送タイミングから、前
記検知手段による１枚目の記録媒体の後端検知タイミン
グに応じた時間が経過したときに３枚目の記録媒体を搬
送させるので、記録媒体を適切なタイミングで搬送開始
することができる。
【００２５】また、給送される複数の記録媒体に応じて
給紙間隔をダイナミックに可変できるので、効率良く記
録媒体を給紙できスループットを向上できる。
給紙間隔をダイナミックに可変できるので、効率良く記
録媒体を給紙できスループットを向上できる。
【００２６】従って、少ないメモリ量で順次搬送される
複数の記録媒体の搬送開始タイミングを適正に管理で
き、更に適切なタイミングで搬送開始した後続する複数
の記録媒体の所定位置に正常な画像を過不足なく形成で
きるという効果を奏する。
複数の記録媒体の搬送開始タイミングを適正に管理で
き、更に適切なタイミングで搬送開始した後続する複数
の記録媒体の所定位置に正常な画像を過不足なく形成で
きるという効果を奏する。
【図１】本発明の一実施例を示す画像形成装置の構成を
説明する断面図である。
説明する断面図である。
【図２】図１に示した制御手段の詳細構成を説明するブ
ロック図である。
ロック図である。
【図３】本発明に係る画像形成装置における用紙サイズ
検知処理手順の一例を示すフローチャートである。
検知処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図４】この種の画像形成装置の用紙サイズ認識処理を
説明するブロック図である。
説明するブロック図である。
９ ＭＰＵ ２１ａ カウンタ ２１ｂ カウンタ ２８ ＲＡＭ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B65H 7/02 B41J 11/42 B41J 13/00 G03G 15/00 516
Claims (9)
- 【請求項１】 記録媒体を搬送する搬送手段と、この搬
送手段により順次搬送される複数の記録媒体の搬送時間
をそれぞれ計時する複数の計時手段と、これらの計時手
段の計時結果に基づいて前記搬送手段が後続搬送すべき
記録媒体の搬送開始タイミングを可変制御する制御手段
とを有することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項２】 更に搬送手段によって搬送される記録媒
体を検知する検知手段を有することを特徴とする請求項
１記載の画像形成装置。 - 【請求項３】 記録媒体を搬送する搬送手段と、 前記搬送手段によって搬送される記録媒体を搬送路上で
検知する検知手段と、 ３枚以上の記録媒体を連続して搬送する場合、１枚目の
記録媒体に対する前記検知手段による後端検知タイミン
グに基づいて３枚目以降の記録媒体の搬送開始タイミン
グを決定する制御手段とを有することを特徴とする搬送
制御装置。 - 【請求項４】 前記制御手段は、直前の記録媒体の搬送
タイミングから、前記検知手段による後端検知タイミン
グに応じた時間が経過したとき、次の記録媒体の搬送を
開始させることを特徴とする請求項３記載の搬送制御装
置。 - 【請求項５】 前記搬送手段は、記録媒体積載手段から
記録媒体を給紙する手段を有することを特徴とする請求
項３記載の搬送制御装置。 - 【請求項６】 請求項３に記載の搬送制御装置と、それ
によって搬送される記録媒体に画像を形成する画像形成
手段とを有することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項７】 前記画像形成手段は、電子写真方法を用
いて記録媒体上に画像を形成することを特徴とする請求
項６記載の画像形成装置。 - 【請求項８】 ３枚以上の記録媒体を連続して搬送する
場合に、記録媒体の搬送開始タイミングを制御する方法
であって、 １枚目及び２枚目の記録媒体を順次搬送させるステップ
と、 １枚目の記録媒体を搬送路の所定の位置で検出するステ
ップと、 前記検出するステップでの１枚目の記録媒体の後端検出
タイミングに基づくタイミングで３枚目の記録媒体を搬
送させるステップと、 を有することを特徴とする搬送制御方法。 - 【請求項９】 前記３枚目の記録媒体を搬送させるステ
ップでは、２枚目の記録媒体の搬送タイミングから、前
記検知手段による１枚目の記録媒体の後端検知タイミン
グに応じた時間が経過したときに３枚目の記録媒体を搬
送させることを特徴とする請求項８記載の搬送制御方
法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3326689A JP2965412B2 (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 画像形成装置，搬送制御装置及び方法 |
| US07/975,501 US5321486A (en) | 1991-11-15 | 1992-11-12 | Image forming apparatus with control based on detected and designated recording medium size |
| DE69221432T DE69221432T2 (de) | 1991-11-15 | 1992-11-13 | Bilderzeugungsgerät mit Längenbestimmung des Aufzeichnungsträgers |
| EP92119443A EP0542289B1 (en) | 1991-11-15 | 1992-11-13 | Image forming apparatus with length determination of the recording medium |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3326689A JP2965412B2 (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 画像形成装置，搬送制御装置及び方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05139568A JPH05139568A (ja) | 1993-06-08 |
| JP2965412B2 true JP2965412B2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=18190563
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3326689A Expired - Lifetime JP2965412B2 (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 画像形成装置，搬送制御装置及び方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2965412B2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-15 JP JP3326689A patent/JP2965412B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05139568A (ja) | 1993-06-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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