JPH11146009A - 蓄積交換装置 - Google Patents

蓄積交換装置

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JPH11146009A
JPH11146009A JP32054897A JP32054897A JPH11146009A JP H11146009 A JPH11146009 A JP H11146009A JP 32054897 A JP32054897 A JP 32054897A JP 32054897 A JP32054897 A JP 32054897A JP H11146009 A JPH11146009 A JP H11146009A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファクシミリ装置を用い、インターネットに
接続されている相手端末に対して、画情報通信するさい
に有効な蓄積交換装置を提供することを目的としてい
る。 【解決手段】 ファクシミリ画情報をMIME情報に変
換する処理を、画情報受信動作を行う受信用ワークステ
ーション装置ではなく、専用の変換用ワークステーショ
ン装置に行わせるようにしているので、受信用ワークス
テーション装置の負担が軽減され、円滑なファクシミリ
通信サービスを提供することができるようになるという
効果を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の公衆網の回
線を収容する構内交換装置と、上記構内交換装置の内線
側に接続されるとともに、ローカルエリアネットワーク
に接続され、上記構内交換装置を介して上記公衆網へ接
続し、この公衆網を介してデータ通信する公衆網通信機
能と、上記ローカルエリアネットワークおよびインター
ネットを介してデータ通信するローカルエリアネットワ
ーク通信機能を備えた複数のワークステーション装置か
らなる蓄積交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの普及が進み、多
くの企業や事業所などで構築されているローカルエリア
ネットワークがインターネットへ接続され、異なる企業
間または異なる事業所間で電子メールなどの情報のやり
とりがなされるようになってきている。
【0003】一方、画情報伝送のためのファクシミリ装
置も広く普及しており、公衆網を用いたファクシミリネ
ットワークも構築されている。
【0004】このような状況で、ファクシミリ装置を用
い、インターネットに接続されている相手端末に対し
て、直接画情報通信したいという要求が生まれた。この
ような通信形態が実現すると、ファクシミリ装置で作成
した画情報がインターネットおよびローカルエリアネッ
トワークに接続されているワークステーション装置へ送
信され、ワークステーション装置のユーザは、わざわざ
自端末側に設置されているファクシミリ装置まで出向か
なくとも、ファクシミリ装置からの画情報を得ることが
できるので、通信効率が向上する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】さて、このような通信
形態を実現するためには、例えば、ローカルエリアネッ
トワークに接続されるとともに、ローカルエリアネット
ワーク上でのデータのやりとりの機能と、公衆網を介し
て行うファクシミリ伝送手順によるファクシミリデータ
のやりとりの機能を備えたネットワークファクシミリ装
置を用いることが、まず、考えられる。
【0006】このようなネットワークファクシミリ装置
は、ファクシミリ通信の頻度が少ない場合には適当では
あるが、ファクシミリ通信の頻度が多くなると、例え
ば、送信側ファクシミリ装置が接続しようとした場合に
話中の状態が多くなり、ファクシミリ通信転送サービス
を円滑に行えなくなるという不具合を生じるおそれがあ
る。
【0007】なお、かかる不具合を解消するためには、
そのようなネットワークファクシミリ装置を複数設ける
ことも考えられるが、不要な装置資源、例えば、スキャ
ナやプロッタが使われないまま残ることとなり、コスト
的に不利となる。
【0008】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、ファクシミリ装置を用い、インターネットに
接続されている相手端末に対して、画情報通信するさい
に有効な蓄積交換装置を提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の公衆網
の回線を収容する構内交換装置と、上記構内交換装置の
内線側に接続されるとともに、ローカルエリアネットワ
ークに接続され、上記構内交換装置を介して上記公衆網
へ接続し、この公衆網を介してデータ通信する公衆網通
信機能と、上記ローカルエリアネットワークおよびイン
ターネットを介してデータ通信するローカルエリアネッ
トワーク通信機能を備えた複数のワークステーション装
置からなる蓄積交換装置において、上記ローカルエリア
ネットワークを介してデータ通信するローカルエリアネ
ットワーク通信機能を備えるとともに、上記複数のワー
クステーション装置が上記公衆網通信機能により受信し
たデータを所定のMIME形式の電子メール本文情報に
変換する情報変換ワークステーション装置を上記ローカ
ルエリアネットワークにさらに設け、上記複数のワーク
ステーション装置は、上記通信網通信機能によりデータ
を受信すると、その受信データおよびその受信データの
宛先情報をローカルエリアネットワークを介して上記情
報変換ワークステーション装置へ転送し、上記情報変換
ワークステーション装置は、いずれかの上記ワークステ
ーション装置より上記受信データおよび宛先情報をロー
カルエリアネットワークを介して受信すると、その受信
データを対応する電子メール本文情報に変換し、受信し
た宛先情報を宛先とし、変換して形成した電子メール本
文情報を本文情報として配置した電子メールをローカル
エリアネットワークを介して送信するようにしたもので
ある。
【0010】また、複数の公衆網の回線を収容する構内
交換装置と、上記構内交換装置の内線側に接続されると
ともに、ローカルエリアネットワークに接続され、上記
構内交換装置を介して上記公衆網へ接続し、この公衆網
を介してデータ通信する公衆網通信機能と、上記ローカ
ルエリアネットワークおよびインターネットを介してデ
ータ通信するローカルエリアネットワーク通信機能を備
えた複数のワークステーション装置からなる蓄積交換装
置において、上記複数のワークステーション装置は、上
記通信網通信機能によりデータを受信すると、その受信
データおよびその受信データの宛先情報をローカルエリ
アネットワークを介して他の全てのワークステーション
装置へ転送し、上記複数のワークステーション装置は、
ローカルエリアネットワークを介して他のワークステー
ション装置より上記受信データおよび宛先情報をローカ
ルエリアネットワークを介して受信すると、その受信デ
ータを対応する電子メール本文情報に変換するととも
に、最先にその変換を終了したワークステーション装置
のみが、受信した宛先情報を宛先とし、変換して形成し
た電子メール本文情報を本文情報として配置した電子メ
ールをローカルエリアネットワークを介して送信すると
ともに変換終了を他のワークステーション装置へ通知
し、他のワークステーション装置は、変換終了が通知さ
れると、上記変換を中断して受信したデータを廃棄する
ようにしたものである。
【0011】また、複数の公衆網の回線を収容する構内
交換装置と、上記構内交換装置の内線側に接続されると
ともに、ローカルエリアネットワークに接続され、上記
構内交換装置を介して上記公衆網へ接続し、この公衆網
を介してデータ通信する公衆網通信機能と、上記ローカ
ルエリアネットワークおよびインターネットを介してデ
ータ通信するローカルエリアネットワーク通信機能を備
えた複数のワークステーション装置からなる蓄積交換装
置において、上記複数のワークステーション装置は、そ
れぞれのCPU負荷値を適宜な周期で他のワークステー
ション装置へ通知するとともに、それぞれのワークステ
ーション装置について、通知されたCPU負荷値を記憶
したCPU負荷値テーブルを備える一方、上記複数のワ
ークステーション装置は、上記通信網通信機能によりデ
ータを受信すると、上記CPU負荷値テーブルを参照し
てその時点で最もCPU負荷値の小さいワークステーシ
ョン装置を検索し、受信データおよび受信データの宛先
情報をローカルエリアネットワークを介して検索したワ
ークステーション装置へ転送し、上記複数のワークステ
ーション装置は、他のワークステーション装置より上記
受信データおよび宛先情報をローカルエリアネットワー
クを介して受信すると、その受信データを対応する電子
メール本文情報に変換し、受信した宛先情報を宛先と
し、変換して形成した電子メール本文情報を本文情報と
して配置した電子メールをローカルエリアネットワーク
を介して送信するようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施例にかかるネット
ワーク対応型蓄積交換装置の一例を示している。
【0014】同図において、構内交換装置PBXは、そ
の外線側にアナログ公衆網PSTNの多数の回線が収容
され、その内線側には、多数の受信用ワークステーショ
ン装置WB1〜WBnが収容されている。
【0015】また、ローカルエリアネットワークLAN
には、受信用ワークステーション装置WB1〜WBn、
受信した画情報を電子メールで送信するためのMIME
情報(後述)に変換する作業を行うための変換用ワーク
ステーション装置WA、および、メールサーバ装置SM
が接続される。
【0016】また、このローカルエリアネットワークL
ANは、ルータ装置RTを介してインターネットへ接続
されているので、このローカルエリアネットワークLA
Nに接続されている受信用ワークステーション装置WB
1〜WBn、および、変換用ワークステーション装置W
Aは、インターネットを介して他のローカルエリアネッ
トワークに接続されているホスト装置等と適宜にデータ
通信を行うことができる。。
【0017】ここで、メールサーバ装置SMは、ローカ
ルエリアネットワークLANに接続されている受信用ワ
ークステーション装置WB1〜WBn、および、変換用
ワークステーション装置WAに対して、電子メール(後
述)の収集および配布のサービスを提供するものであ
る。
【0018】また、受信用ワークステーション装置WB
1〜WBnは、ローカルエリアネットワークLANに接
続して、画情報を電子メールとしてやりとりするための
伝送機能、ローカルエリアネットワークLANを介し、
変換用ワークステーション装置WAとの間でポイント・
ツー・ポイントのデータ通信を行う伝送機能、および、
構内交換装置PBXを介してアナログ公衆網PSTNに
接続し、この公衆網を伝送路として用いてグループ3フ
ァクシミリ伝送手順による画情報伝送を行う伝送機能を
備えている。
【0019】ここで、本実施例において、基本的には、
ローカルエリアネットワークLANに接続されている端
末相互間でのデータのやりとりは、いわゆるTCP/I
Pと呼ばれるトランスポートレイヤまでの伝送プロトコ
ルと、それ以上の上位レイヤの通信プロトコルとの組み
合わせ(いわゆるプロトコルスイート)が適用して行わ
れる。例えば、電子メールのデータのやりとりでは上位
レイヤの通信プロトコルとしてSMTP(Simple
Mail Transfer Protocol)と
いう通信プロトコルが適用される。また、ポイント・ツ
ー・ポイントのデータ通信の上位レイヤの通信プロトコ
ルは、適宜なものを適用することができる。
【0020】また、本実施例では、外線より受信した画
情報を電子メールとして、指定された宛先ユーザへ送信
する。このとき、画情報は、所定の変換方法(例えば、
Base64符号化方法)を適用して可読情報(7ビッ
トのキャラクタコード)に変換した状態で、電子メール
に含められる(図2参照)。これは、電子メールの本文
情報には、画情報のようなバイナリデータを直接含める
ことができないためであり、また、このような電子メー
ルの形式をMIME(Multipurpose In
ternet Mail Extensions(多目
的メール);RFC(後述)1521,RFC1522
参照)形式という。
【0021】また、TCP/IP,SMTPなどの通信
プロトコル、および、電子メールのデータ形式やデータ
構造などについては、それぞれIETF(Intern
etEngineering Task Force)
というインターネットに関する技術内容をまとめている
組織から発行されているRFC(RequestFor
Comments)文書により規定されている。例え
ば、TCPはRFC793など、IPはRFC793な
ど、SMTPはRFC821など、電子メールの形式
は、RFC822,RFC1521,RFC1522な
どでそれぞれ規定されている。
【0022】図3は、受信用ワークステーション装置W
B(WB1〜WBn)の構成例を示している。
【0023】同図において、システム制御部1は、この
受信用ワークステーション装置WBの各部の制御処理、
および、画情報の転送処理などの各種制御処理を行うも
のであり、システムメモリ2は、システム制御部1が実
行する制御処理プログラム、および、処理プログラムを
実行するときに必要な各種データなどを記憶するととも
に、システム制御部1のワークエリアを構成するもので
あり、パラメータメモリ3は、この受信用ワークステー
ション装置WBに固有な各種の情報を記憶するためのも
のであり、時計回路4は、現在時刻情報を出力するもの
である。
【0024】磁気ディスク装置5は、アプリケーション
プログラムデータや、ユーザデータ等の種々のデータフ
ァイル等を記憶するためのものであり、符号化復号化部
6は、ファクシミリ画信号を符号化圧縮するとともに、
符号化圧縮されている画情報を元のファクシミリ画信号
に復号化するためのものである。
【0025】画面表示装置7は、受信用ワークステーシ
ョン装置WBを操作するための画面等を表示するための
ものであり、表示制御部8は、画面表示装置7の表示内
容を制御するためのものである。
【0026】キーボード装置9は、ユーザがキー入力す
るためのものであり、画面指示装置10は、画面表示装
置7の表示座標を指示する等の種々の操作を行うための
ものであり、入力制御部11は、キーボード装置9およ
び画面指示装置10の操作信号を入力するためのもので
ある。
【0027】ローカルエリアネットワークインターフェ
ース回路12は、この受信用ワークステーション装置W
BをローカルエリアネットワークLANに接続するため
のものであり、ローカルエリアネットワーク伝送制御部
13は、ローカルエリアネットワークLANおよびイン
ターネットを介して、他のデータ端末装置との間で種々
のデータをやりとりするための所定のプロトコルスイー
トの通信制御処理を実行するためのものである。
【0028】網制御装置14は、この受信用ワークステ
ーション装置WBを構内交換装置PBXに接続するため
のものであり、自動発着信機能を備えている。
【0029】グループ3ファクシミリモデム15は、グ
ループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのも
のであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデ
ム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をや
りとりするための高速モデム機能(V.17モデム、
V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデ
ムなど)を備えている。
【0030】これらの、システム制御部1、システムメ
モリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、磁気ディス
ク装置5、符号化復号化部6、表示制御部8、入力制御
部9、ローカルエリアネットワーク伝送制御部13、網
制御装置14、および、グループ3ファクシミリモデム
15は、内部バス16に接続されており、これらの各要
素間でのデータのやりとりは、主としてこの内部バス1
6を介して行われている。
【0031】また、網制御装置14とグループ3ファク
シミリモデム15との間のデータのやりとりは、直接行
なわれている。
【0032】図4は、変換用ワークステーション装置W
Aの構成例を示している。
【0033】同図において、システム制御部21は、こ
の変換用ワークステーション装置WAの各部の制御処
理、および、画情報の転送処理などの各種制御処理を行
うものであり、システムメモリ22は、システム制御部
21が実行する制御処理プログラム、および、処理プロ
グラムを実行するときに必要な各種データなどを記憶す
るとともに、システム制御部21のワークエリアを構成
するものであり、パラメータメモリ23は、この変換用
ワークステーション装置WAに固有な各種の情報を記憶
するためのものであり、時計回路24は、現在時刻情報
を出力するものである。
【0034】磁気ディスク装置25は、アプリケーショ
ンプログラムデータや、ユーザデータ等の種々のデータ
ファイル等を記憶するためのものであり、符号化復号化
部26は、ファクシミリ画信号を符号化圧縮するととも
に、符号化圧縮されている画情報を元のファクシミリ画
信号に復号化するためのものである。
【0035】画面表示装置27は、変換用用ワークステ
ーション装置WAを操作するための画面等を表示するた
めのものであり、表示制御部28は、画面表示装置27
の表示内容を制御するためのものである。
【0036】キーボード装置29は、ユーザがキー入力
するためのものであり、画面指示装置30は、画面表示
装置27の表示座標を指示する等の種々の操作を行うた
めのものであり、入力制御部31は、キーボード装置2
9および画面指示装置30の操作信号を入力するための
ものである。
【0037】ローカルエリアネットワークインターフェ
ース回路32は、この変換用ワークステーション装置W
AをローカルエリアネットワークLANに接続するため
のものであり、ローカルエリアネットワーク伝送制御部
33は、ローカルエリアネットワークLANおよびイン
ターネットを介して、他のデータ端末装置との間で種々
のデータをやりとりするための所定のプロトコルスイー
トの通信制御処理を実行するためのものである。
【0038】これらの、システム制御部21、システム
メモリ22、パラメータメモリ23、時計回路24、磁
気ディスク装置25、符号化復号化部26、表示制御部
28、入力制御部29、および、ローカルエリアネット
ワーク伝送制御部33は、内部バス34に接続されてお
り、これらの各要素間でのデータのやりとりは、主とし
てこの内部バス34を介して行われている。
【0039】また、受信用ワークステーション装置WB
1〜WBnは、ファクシミリ伝送手順により受信するサ
ブアドレス情報と、そのサブアドレス情報に対応したメ
ールアドレスを関連づけて記憶したアドレス変換テーブ
ルを備え、構内交換装置PBXおよびアナログ公衆網P
STNを介して受信した画情報を、その画情報受信時に
相手端末より通知されたサブアドレス情報に対応してア
ドレス変換テーブルに記憶されているメールアドレスの
宛先端末に、ローカルエリアネットワークLANを介し
て送信する。
【0040】このようなファクシミリ画情報の配信のた
めのアドレス変換テーブルの一例を図5に示す。このア
ドレス変換テーブルは、サブアドレスとメールアドレス
を組にして記憶するものである。
【0041】以上の構成で、本実施例では、構内交換装
置PBXが着信検出すると、構内交換装置PBXは、そ
のときに空いている受信用ワークステーション装置WB
1〜WBnへ発呼し、そのいずれかの受信用ワークステ
ーション装置WB1〜WBnをそのときの発呼側と接続
する。
【0042】それにより、受信用ワークステーション装
置WB(WB1〜WBn)は、所定のグループ3ファク
シミリ受信動作を実行して、発呼側より画情報を受信す
る。また、このとき、発呼側は、グループ3ファクシミ
リ伝送手順において、あらかじめ設定されているサブア
ドレスを、宛先端末の宛先情報として通知するので、受
信用ワークステーション装置WBは、そのサブアドレス
を保存しておく。
【0043】発呼側との画情報通信を終了すると、受信
用ワークステーション装置WBは、保存しているサブア
ドレスを用い、アドレス変換テーブルを参照して、宛先
ユーザのメールアドレスを得る。
【0044】次いで、受信用ワークステーション装置W
Bは、ローカルエリアネットワークLANを介して変換
用ワークステーション装置WAに接続要求し、変換用ワ
ークステーション装置WAに対して、受信した画情報
と、宛先ユーザのメールアドレスを転送する。この後、
受信用ワークステーション装置WBは、受信待機状態へ
遷移する。
【0045】一方、変換用ワークステーション装置WA
は、いずれかの受信用ワークステーション装置WBより
接続要求されると、接続応答し、次いで、画情報と宛先
ユーザのメールアドレスを受信する。
【0046】そして、変換用ワークステーション装置W
Aは、受信した画情報を対応するMIME情報に変換
し、そのMIME情報を本文情報にセットするととも
に、通知されたメールアドレスを送信先とする電子メー
ルを作成し、その電子メールをメールサーバ装置SMへ
送信する。
【0047】それにより、アナログ公衆網PSTNのフ
ァクシミリ装置(図示略)より送信された画情報は、宛
先のユーザに対して、電子メールにより送信される。
【0048】このようにして、本実施例では、ファクシ
ミリ画情報をMIME情報に変換する処理を、画情報受
信動作を行う受信用ワークステーション装置WBではな
く、専用の変換用ワークステーション装置WAに行わせ
るようにしているので、受信用ワークステーション装置
WBの負担が軽減され、円滑なファクシミリ通信サービ
スを提供することができるようになる。
【0049】図6は、この場合の受信用ワークステーシ
ョン装置WB(WB1〜WBn)の処理の一例を示して
いる。
【0050】受信用ワークステーション装置WBは、構
内交換装置PBXよりの着信を検出すると(判断101
の結果がYES)、着信応答し(処理102)、所定の
グループ3ファクシミリ受信蓄積処理(処理103)を
実行して、相手端末より画情報を受信し、蓄積する。ま
た、このとき、グループ3ファクシミリ伝送手順でサブ
アドレスを受信するので、このサブアドレスを保存して
おく。画情報の受信動作を終了すると、回線を復旧する
(処理104)。
【0051】次いで、受信したサブアドレスを用い、上
述したアドレス変換テーブルを参照して、宛先ユーザの
メールアドレスを得る(処理105)。
【0052】このようにして、宛先ユーザのメールアド
レスと画情報を得ると、ローカルエリアネットワークL
ANを介し、変換用ワークステーション装置WAへ接続
要求を発行する(処理106)。
【0053】これに対して、変換用ワークステーション
装置WAが応答し、コネクションが確立すると(処理1
07)、受信用ワークステーション装置WBは、画情報
とメールアドレスを変換用ワークステーション装置WA
へ転送する(処理108)。そして、その転送を終了す
ると、コネクションを切断し(処理109)、この動作
を終了して、判断101へ戻る。
【0054】図7は、この場合の変換用ワークステーシ
ョン装置WAの処理の一例を示している。
【0055】変換用ワークステーション装置WAは、い
ずれかの受信用ワークステーション装置WBより接続要
求がされると(判断201の結果がYES)、接続応答
してコネクションを確立する(処理202)。
【0056】次いで、そのときの相手の変換用ワークス
テーション装置WAより画情報とメールアドレスを受信
すると、その画情報とメールアドレスを保存し(処理2
03)、コネクションを切断する(処理204)。
【0057】次に、保存した画情報を対応するMIME
情報に変換して電子メールの本文情報を作成し(処理2
05)、保存したメールアドレスを宛先とし、処理20
5で作成したMIME情報を本文情報として電子メール
を作成して(処理206)、その電子メールをメールサ
ーバ装置SMへ送信して(処理207)、この動作を終
了し、判断202へ戻る。
【0058】ところで、上述した実施例では、画情報を
MIME情報へ変換する変換用ワークステーション装置
WAを設けて、この変換用ワークステーション装置WA
に全ての受信画情報について、電子メールの送信作業を
行わせていたが、このような変換用ワークステーション
装置WAを特に設ける必要はなく、画情報を受信したワ
ークステーション装置に電子メールの送信作業を行わせ
ることができる。
【0059】図8は、本発明の他の実施例にかかるネッ
トワーク対応型蓄積交換装置の一例を示している。な
お、図1と同一部分および相当する部分には、同一符号
を付している。
【0060】同図において、構内交換装置PBXは、そ
の外線側にアナログ公衆網PSTNの多数の回線が収容
され、その内線側には、多数のワークステーション装置
WC1〜WCnが収容されている。
【0061】また、ローカルエリアネットワークLAN
には、受信用ワークステーション装置WC1〜WCn、
および、メールサーバ装置SMが接続される。
【0062】また、このローカルエリアネットワークL
ANは、ルータ装置RTを介してインターネットへ接続
されているので、このローカルエリアネットワークLA
Nに接続されているワークステーション装置WC1〜W
Cは、インターネットを介して他のローカルエリアネッ
トワークに接続されているホスト装置等と適宜にデータ
通信を行うことができる。。
【0063】ここで、メールサーバ装置SMは、ローカ
ルエリアネットワークLANに接続されているワークス
テーション装置WC1〜WCnに対して、電子メールの
収集および配布のサービスを提供するものである。
【0064】また、ワークステーション装置WC1〜W
Cnは、ローカルエリアネットワークLANに接続し
て、画情報を電子メールとしてやりとりするための伝送
機能、および、構内交換装置PBXを介してアナログ公
衆網PSTNに接続し、この公衆網を伝送路として用い
てグループ3ファクシミリ伝送手順による画情報伝送を
行う伝送機能を備えている。
【0065】ここで、ワークステーション装置WC1〜
WCnの構成は、図3に示した受信用ワークステーショ
ン装置WBの構成と同一なので、その図示を省略する。
【0066】以上の構成で、本実施例では、構内交換装
置PBXが着信検出すると、構内交換装置PBXは、そ
のときに空いているワークステーション装置WC1〜W
Cnへ発呼し、そのいずれかのワークステーション装置
WC1〜WCnをそのときの発呼側と接続する。
【0067】それにより、ワークステーション装置WC
(WC1〜WCn)は、所定のグループ3ファクシミリ
受信動作を実行して、発呼側より画情報を受信する。ま
た、このとき、発呼側は、グループ3ファクシミリ伝送
手順において、あらかじめ設定されているサブアドレス
を、宛先端末の宛先情報として通知するので、ワークス
テーション装置WCは、そのサブアドレスを保存してお
く。
【0068】発呼側との画情報通信を終了すると、ワー
クステーション装置WCは、保存しているサブアドレス
を用い、アドレス変換テーブルを参照して、宛先ユーザ
のメールアドレスを得る。
【0069】次いで、ワークステーション装置WCは、
ローカルエリアネットワークLANを介して、全てのワ
ークステーション装置WC1〜WCnに対して、受信し
た画情報と、宛先ユーザのメールアドレスを転送する。
このときの送信モードとしては、いわゆるブロードキャ
スト(放送)モードを用いる。
【0070】一方、ブロードキャストモードで画情報と
メールアドレスを受信すると、各ワークステーション装
置WC1〜WCnは、受信した画情報を対応するMIM
E情報に変換する処理を開始する。そして、他のワーク
ステーション装置WC1〜WCnより、変換終了が通知
される前に、その変換処理を終了したワークステーショ
ン装置WC1〜WCnは、他のワークステーション装置
WC1〜WCnに対し、変換終了を通知する。この場合
も、ブロードキャストモードの転送モードを適用でき
る。
【0071】そして、その最先に変換を終了したいずれ
かのワークステーション装置WC1〜WCnは、そのM
IME情報を本文情報にセットするとともに、通知され
たメールアドレスを送信先とする電子メールを作成し、
その電子メールをメールサーバ装置SMへ送信する。
【0072】また、変換処理の途中で他のワークステー
ション装置WC1〜WCnより変換終了が通知されたワ
ークステーション装置WC1〜WCnは、そのときの変
換処理を中止して、あるいは、その変換処理の実行前に
はその実行を取り止めて、その変換処理にかかる画情報
およびメールアドレスを消去する。
【0073】このようにして、本実施例では、ローカル
エリアネットワークLANに接続されているワークステ
ーション装置WC1〜WCnに、画情報をMIME情報
に変換する作業を実行させ、その変換処理を最先に終了
したワークステーション装置WC1〜WCnのみが、電
子メールを送信するとともに、他のワークステーション
装置WC1〜WCnは、変換処理を中断あるいは実行せ
ずに、そのときに受信した画情報およびメールアドレス
を廃棄するので、変換処理用のワークステーションを特
別に必要としないとともに、迅速に画情報の転送処理を
行うことができる。
【0074】図9は、この場合に、ワークステーション
装置WC(WC1〜WCn)が構内交換装置PBXより
着信検出した場合の処理の一例を示している。
【0075】ワークステーション装置WCは、構内交換
装置PBXよりの着信を検出すると(判断301の結果
がYES)、着信応答し(処理302)、所定のグルー
プ3ファクシミリ受信蓄積処理(処理303)を実行し
て、相手端末より画情報を受信し、蓄積する。また、こ
のとき、グループ3ファクシミリ伝送手順でサブアドレ
スを受信するので、このサブアドレスを保存しておく。
画情報の受信動作を終了すると、回線を復旧する(処理
304)。
【0076】次いで、受信したサブアドレスを用い、上
述したアドレス変換テーブルを参照して、宛先ユーザの
メールアドレスを得る(処理305)。
【0077】このようにして、宛先ユーザのメールアド
レスと画情報を得ると、ローカルエリアネットワークL
ANを介し、全てのワークステーション装置WC1〜W
Cnに対して、画情報とメールアドレスを送信し(処理
306;ブロードキャストモード)、この動作を終了し
て、判断301へ戻る。
【0078】図10は、この場合に、ワークステーショ
ン装置WCがブロードキャストモードで画情報とメール
アドレスを受信した場合の処理の一例を示している。
【0079】ブロードキャストモードで画情報とメール
アドレスを受信すると(判断401の結果がYES)、
その受信した画情報とメールアドレスを保存し(処理4
02)、画情報をMIME情報に変換する処理を開始す
る(処理403)。
【0080】この状態で、画情報をMIME情報に変換
する処理が終了するか、ブロードキャストモードで変換
終了が通知されるまで待つ(判断404,405のNO
ループ)。
【0081】ブロードキャストモードで変換終了が通知
される前に、画情報をMIME情報に変換する処理が終
了した場合には、自端末が最先に変換処理を終了した場
合である。この場合には、ブロードキャストモードでワ
ークステーション装置WC1〜WCnに対して、変換終
了を通知し(処理406)、保存したメールアドレスを
宛先とし、そのときに作成したMIME情報を本文情報
として電子メールを作成して(処理407)、その電子
メールをメールサーバ装置SMへ送信して(処理40
8)、この動作を終了し、判断401へ戻る。
【0082】ところで、上述した実施例では、全てのワ
ークステーション装置WCに対して、画情報の変換処理
を行わせていたが、他の処理を実行中でCPU負荷が重
い場合には、そのような画情報の変換処理を行わせるこ
とは好ましくない。
【0083】そこで、ワークステーション装置WCは、
ある周期で自端末のCPU負荷値を他のワークステーシ
ョン装置WCへ通知し、画情報を受信したワークステー
ション装置WCは、そのときに最もCPU負荷値の小さ
いワークステーション装置WCに対して、画情報の変換
処理を行わせるようにすることで、システム全体の処理
効率が向上する。
【0084】この場合のCPU負荷値の測定は、例え
ば、図11に示すように、所定周期を計測する計測タイ
マをスタートさせ(処理501)、その計測タイマがタ
イムアップすると(判断502の結果がYES)、周知
な方法でCPU負荷値を検出し(処理503)、自端末
の識別情報とCPU負荷値を組にして、ブロードキャス
トモードで他のワークステーション装置WCへ送信し
(処理504)、処理501に戻り、次のCPU負荷値
の測定周期に移行する。
【0085】また、ブロードキャストモードでCPU負
荷値を受信した場合には、例えば、図12に示すよう
に、ブロードキャストモードでCPU負荷値を受信して
判断510の結果がYESになると、そのCPU負荷値
と識別情報を受信して保存し(処理511)、識別情報
に対応したCPU負荷値を記憶したCPU負荷値テーブ
ル(図示略)の値を更新し(処理512)、判断510
へ戻る。
【0086】このようにして、ワークステーション装置
WCは、全てのワークステーション装置WC1〜WCn
のCPU負荷値を保存するとともに、その値を適宜に更
新する。
【0087】図13は、この場合に、ワークステーショ
ン装置WCが構内交換装置PBXよりの着信を検出した
場合の処理の一例を示している。
【0088】ワークステーション装置WCは、構内交換
装置PBXよりの着信を検出すると(判断601の結果
がYES)、着信応答し(処理602)、所定のグルー
プ3ファクシミリ受信蓄積処理(処理603)を実行し
て、相手端末より画情報を受信し、蓄積する。また、こ
のとき、グループ3ファクシミリ伝送手順でサブアドレ
スを受信するので、このサブアドレスを保存しておく。
画情報の受信動作を終了すると、回線を復旧する(処理
604)。
【0089】次いで、受信したサブアドレスを用い、上
述したアドレス変換テーブルを参照して、宛先ユーザの
メールアドレスを得る(処理605)。そして、そのと
きのCPU負荷値テーブルを参照して、最もCPU負荷
値の小さいワークステーション装置WCを判定する(処
理606)。
【0090】このようにして、宛先ユーザのメールアド
レスと画情報、および、変換処理を行わせるワークステ
ーション装置WC(以下、特定ワークステーション装置
という)の識別情報を得ると、ローカルエリアネットワ
ークLANを介し、その特定ワークステーション装置へ
接続要求を発行する(処理607)。
【0091】これに対して、特定ワークステーション装
置が応答し、コネクションが確立すると(処理60
8)、ワークステーション装置WCは、画情報とメール
アドレスを特定ワークステーション装置へ転送する(処
理609)。そして、その転送を終了すると、コネクシ
ョンを切断し(処理610)、この動作を終了して、判
断601へ戻る。
【0092】また、この場合の特定ワークステーション
装置の処理は、図7に示したと同様の処理になるので、
その説明を省略する。
【0093】このようにして、本実施例では、画情報を
受信したワークステーション装置WCは、そのときに最
もCPU負荷値の小さい特定ワークステーション装置に
対して、画情報の変換処理を行わせるようにすること
で、システム全体の処理効率が向上する。
【0094】なお、上述した実施例では、公衆網として
アナログ公衆網を用いた場合を示しているが、デジタル
公衆網(例えば、ISDNなど)を用いた場合にも、本
発明を同様にして適用することができる。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ファクシミリ画情報をMIME情報に変換する処理を、
画情報受信動作を行う受信用ワークステーション装置で
はなく、専用の変換用ワークステーション装置に行わせ
るようにしているので、受信用ワークステーション装置
の負担が軽減され、円滑なファクシミリ通信サービスを
提供することができるようになるという効果を得る。
【0096】また、ローカルエリアネットワークに接続
されている全てのワークステーション装置に、画情報を
MIME情報に変換する作業を実行させ、その変換処理
を最先に終了したワークステーション装置のみが、電子
メールを送信するとともに、他のワークステーション装
置は、変換処理を中断あるいは実行せずに、そのときに
受信した画情報およびメールアドレスを廃棄するので、
変換処理用のワークステーションを特別に必要としない
とともに、迅速に画情報の転送処理を行うことができる
という効果を得る。
【0097】また、画情報を受信したワークステーショ
ン装置は、そのときに最もCPU負荷値の小さい特定ワ
ークステーション装置に対して、画情報の変換処理を行
わせるようにすることで、システム全体の処理効率が向
上するという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるネットワーク対応型
蓄積交換装置の一例を示したブロック図。
【図2】画情報を転送する電子メールの一例を示した概
略図。
【図3】受信用ワークステーション装置WB(WB1〜
WBn)、および、ワークステーション装置WC(WC
1〜WCn)の構成例を示したブロック図。
【図4】変換用ワークステーション装置WAの構成例を
示したブロック図。
【図5】アドレス変換テーブルの一例を示した概略図。
【図6】受信用ワークステーション装置WB(WB1〜
WBn)の処理の一例を示したフローチャート。
【図7】変換用ワークステーション装置WAの処理の一
例を示したフローチャート。
【図8】本発明の他の実施例にかかるネットワーク対応
型蓄積交換装置の一例を示したブロック図。
【図9】ワークステーション装置WC(WC1〜WC
n)が構内交換装置PBXより着信検出した場合の処理
の一例を示したフローチャート。
【図10】ワークステーション装置WCがブロードキャ
ストモードで画情報とメールアドレスを受信した場合の
処理の一例を示したフローチャート。
【図11】CPU負荷値の測定および通知の処理の一例
を示すフローチャート。
【図12】CPU負荷値テーブルの更新処理の一例を示
すフローチャート。
【図13】ワークステーション装置WCが構内交換装置
PBXよりの着信を検出した場合の処理の一例を示した
フローチャート。
【符号の説明】
WA 変換用ワークステーション装置 WB1〜WBn 受信用ワークステーション装置 WC1〜WCn ワークステーション装置 PBX 構内交換装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04M 3/00 H04L 11/00 310C H04N 1/00 107 11/20 B 1/32 H04Q 3/58 101

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の公衆網の回線を収容する構内交換
    装置と、 上記構内交換装置の内線側に接続されるとともに、ロー
    カルエリアネットワークに接続され、上記構内交換装置
    を介して上記公衆網へ接続し、この公衆網を介してデー
    タ通信する公衆網通信機能と、上記ローカルエリアネッ
    トワークおよびインターネットを介してデータ通信する
    ローカルエリアネットワーク通信機能を備えた複数のワ
    ークステーション装置からなる蓄積交換装置において、 上記ローカルエリアネットワークを介してデータ通信す
    るローカルエリアネットワーク通信機能を備えるととも
    に、上記複数のワークステーション装置が上記公衆網通
    信機能により受信したデータを所定のMIME形式の電
    子メール本文情報に変換する情報変換ワークステーショ
    ン装置を上記ローカルエリアネットワークにさらに設
    け、 上記複数のワークステーション装置は、上記通信網通信
    機能によりデータを受信すると、その受信データおよび
    その受信データの宛先情報をローカルエリアネットワー
    クを介して上記情報変換ワークステーション装置へ転送
    し、 上記情報変換ワークステーション装置は、いずれかの上
    記ワークステーション装置より上記受信データおよび宛
    先情報をローカルエリアネットワークを介して受信する
    と、その受信データを対応する電子メール本文情報に変
    換し、受信した宛先情報を宛先とし、変換して形成した
    電子メール本文情報を本文情報として配置した電子メー
    ルをローカルエリアネットワークを介して送信すること
    を特徴とする蓄積交換装置。
  2. 【請求項2】 複数の公衆網の回線を収容する構内交換
    装置と、 上記構内交換装置の内線側に接続されるとともに、ロー
    カルエリアネットワークに接続され、上記構内交換装置
    を介して上記公衆網へ接続し、この公衆網を介してデー
    タ通信する公衆網通信機能と、上記ローカルエリアネッ
    トワークおよびインターネットを介してデータ通信する
    ローカルエリアネットワーク通信機能を備えた複数のワ
    ークステーション装置からなる蓄積交換装置において、 上記複数のワークステーション装置は、上記通信網通信
    機能によりデータを受信すると、その受信データおよび
    その受信データの宛先情報をローカルエリアネットワー
    クを介して他の全てのワークステーション装置へ転送
    し、 上記複数のワークステーション装置は、ローカルエリア
    ネットワークを介して他のワークステーション装置より
    上記受信データおよび宛先情報をローカルエリアネット
    ワークを介して受信すると、その受信データを対応する
    電子メール本文情報に変換するとともに、最先にその変
    換を終了したワークステーション装置のみが、受信した
    宛先情報を宛先とし、変換して形成した電子メール本文
    情報を本文情報として配置した電子メールをローカルエ
    リアネットワークを介して送信するとともに変換終了を
    他のワークステーション装置へ通知し、他のワークステ
    ーション装置は、変換終了が通知されると、上記変換を
    中断して受信したデータを廃棄することを特徴とする蓄
    積交換装置。
  3. 【請求項3】 複数の公衆網の回線を収容する構内交換
    装置と、 上記構内交換装置の内線側に接続されるとともに、ロー
    カルエリアネットワークに接続され、上記構内交換装置
    を介して上記公衆網へ接続し、この公衆網を介してデー
    タ通信する公衆網通信機能と、上記ローカルエリアネッ
    トワークおよびインターネットを介してデータ通信する
    ローカルエリアネットワーク通信機能を備えた複数のワ
    ークステーション装置からなる蓄積交換装置において、 上記複数のワークステーション装置は、それぞれのCP
    U負荷値を適宜な周期で他のワークステーション装置へ
    通知するとともに、それぞれのワークステーション装置
    について、通知されたCPU負荷値を記憶したCPU負
    荷値テーブルを備える一方、 上記複数のワークステーション装置は、上記通信網通信
    機能によりデータを受信すると、上記CPU負荷値テー
    ブルを参照してその時点で最もCPU負荷値の小さいワ
    ークステーション装置を検索し、受信データおよび受信
    データの宛先情報をローカルエリアネットワークを介し
    て検索したワークステーション装置へ転送し、 上記複数のワークステーション装置は、他のワークステ
    ーション装置より上記受信データおよび宛先情報をロー
    カルエリアネットワークを介して受信すると、その受信
    データを対応する電子メール本文情報に変換し、受信し
    た宛先情報を宛先とし、変換して形成した電子メール本
    文情報を本文情報として配置した電子メールをローカル
    エリアネットワークを介して送信することを特徴とする
    蓄積交換装置。
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