JPH1114065A - 料理支援システムおよび調理装置 - Google Patents

料理支援システムおよび調理装置

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JPH1114065A
JPH1114065A JP9162342A JP16234297A JPH1114065A JP H1114065 A JPH1114065 A JP H1114065A JP 9162342 A JP9162342 A JP 9162342A JP 16234297 A JP16234297 A JP 16234297A JP H1114065 A JPH1114065 A JP H1114065A
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/66Circuits
    • H05B6/68Circuits for monitoring or control
    • H05B6/688Circuits for monitoring or control for thawing

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  • Electromagnetism (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 調理装置の動作プログラムを含む料理に関す
る情報を、使用者の要求に応じて柔軟にかつ利用し易い
形態で提供することが可能な料理支援システムと、この
システムに適合した調理装置を提供する。 【解決手段】 多数の料理について料理情報を記憶した
複数の情報供給装置を通信回線で接続し、個々の使用者
が使用する情報管理装置を情報供給装置に通信回線を介
して接続可能として、必要な料理情報を情報供給装置か
ら情報管理装置に供給する。情報管理装置は料理情報を
表示するとともに、赤外線で調理機器と通信して動作プ
ログラムを与える。動作プログラムは、全ての情報管理
装置に共通の言語で記す。情報管理装置と調理機器とで
調理装置が構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調理装置の動作プ
ログラムを含む料理に関する情報を提供する料理支援シ
ステム、およびこの料理支援システムから提供される情
報を利用する調理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】動作制御のために調理機器にマイクロコ
ンピュータを備えることが広く行われており、料理に応
じた最適の条件で動作するように、料理ごとの動作プロ
グラムを記憶した調理機器も多々ある。例えば、電子レ
ンジでは、マイクロ波の照射強度の切り換えと照射時間
の設定を手動で行う基本的な機能に加えて、最適に設定
された照射プログラムを数種類の料理について記憶し、
キー操作1つで所望のプログラムを選択する機能が備え
られている。同様に、炊飯器では、通常の白米の炊飯は
もとより、お粥、赤飯、五目御飯等の種類に応じた加熱
プログラムを記憶して、キー操作により任意に選択する
ことができるようになっている。
【0003】これらのプログラムは調理機器メーカー
が、最良の仕上がりが得られるように料理の材料の種類
や量を考慮して設定したものであり、使用者は、目的と
する料理を失敗なく得ることができる。
【0004】しかしながら、動作プログラムと操作キー
を1対1に対応させると、操作キーに割り当てられたプ
ログラム以外は利用することができず、プログラムによ
る調理が可能な料理は著しく限られてしまう。この不都
合を解消するために、料理をその名前や種別に応じて分
類して階層管理し、階層構造の上層から順に表示して目
的とする料理のプログラムを検索する方法が提案され、
実用化されている。この方法を採用する調理機器では、
プログラムを提供できる料理の数に制限がなくなり、基
本的な料理のみならず特殊な料理でも一般の使用者が容
易に作ることができる。
【0005】動作プログラムと共に下ごしらえから盛り
つけまでの調理方法を記憶し、記憶している情報を表示
する機能を備えた調理機器も知られている。表示は文字
やアニメーションによって調理のステップごとに行わ
れ、使用者は、料理のガイドブックを見るのと同様に、
下ごしらえにおける材料の処理手順や処理のコツ、盛り
つけの要領等を知ることができる。このような情報表示
は、調理を実際に行う時だけでなく、献立の立案の参考
にするために参照され、また、料理に関する知識の取得
のためにも活用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、操作キーや
表示装置は調理機器自体に設けられているため、使用者
は、プログラムの指定や情報表示のための料理の選択操
作を調理機器の前で行わなければならず、同様に、表示
された情報を見るためには、調理機器の近傍にいなけれ
ばならない。しかしながら、献立の立案や料理知識の取
得は必ずしもキッチンで行うとは限らず、むしろ、料理
情報を掲載した雑誌を読んだりテレビで放映される料理
番組を見たりしながらリビングで行うことの方が多い。
したがって、表示を見る場所を調理機器が設置されてい
るキッチンに限定されることは、使用者にとって不便で
あり、また、情報の有効利用の妨げともなる。
【0007】操作キーや表示装置が調理機器自体に設け
られていることは、実際の調理に際しても不便をもたら
す。キッチンで行う調理作業には様々なものがあり、作
業位置は特定の調理機器の前には限られない。調理機器
に手が届かない所に使用者が位置しているときは、当然
キー操作を行うことができず、操作のために移動する必
要が生じる。
【0008】また、調理機器の表面のうち表示装置の配
設場所として利用可能な領域は限られており、大きな表
示範囲を確保することは困難である。このため、表示さ
れる情報を明瞭に見ることができる距離範囲は、例えば
1〜2m程度に、限定される。さらに、調理機器の設置
の向きにより表示を見得る方向範囲に制約が生じる上、
調理機器の設置位置と使用者の作業位置との間に障害物
が存在すれば、表示を見ることはできなくなる。このよ
うな場合、表示を見得る位置まで移動するために、作業
の手を休めなければならないという事態が頻繁に生じ
る。
【0009】前述のように、動作プログラムや調理方法
等の情報を提供できる料理の数には本質的に制限はない
が、実際には、記憶容量による制約を受けるため、多く
の使用者が求める一般的な料理についてのみ情報を記憶
するようにしている。一方、専門料理店のシェフが作る
料理や料理番組で紹介された料理を自分で作ってみたい
という願望をもつ使用者もあり、乳児の離乳食や食餌制
限を受けている人のための料理を必要とする使用者もあ
る。このような特殊な料理についても調理機器から情報
を提供すれば便利であるが、現状ではそれは実現されて
いない。
【0010】調理機器の記憶容量を増して可能な限り多
くの料理について情報を記憶するようにすれば、大多数
の使用者の要望を満たすことは可能である。しかしなが
ら、使用者が情報を求める料理はまちまちであり、また
離乳食のように一時的な期間にのみ必要となる料理もあ
るから、そのようにすると、利用されることのない料理
が多数含まれることになって無駄が多くなる。また、た
とえ多くの料理について情報を記憶していたとしても、
新しく料理を記憶に追加することができなければ、使用
者の要求の変化に柔軟に対応することはできない。さら
に、あまりに多くの料理について情報を記憶すれば、検
索が煩雑になって操作性が損なわれてしまうという問題
が生じる。
【0011】料理に関する情報は調理機器メーカーによ
って作成され、機種グレードに応じた言語で記されるか
ら、1つの調理機器が記憶している情報を他の調理機器
で利用することはできない。このため、使用者が調理機
器を買い替えると、それまで活用していた情報を利用で
きなくなるという不都合もある。
【0012】本発明は、上記の諸問題に鑑みてなされた
ものであり、調理機器の動作プログラムを含む料理に関
する情報を、使用者の要求に応じて柔軟に、かつ利用し
易い形態で提供することが可能な料理支援システムと、
このようなシステムに適合した調理装置を提供すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、料理に関する情報を料理ごとに記憶
し、記憶している情報を使用者に提示する複数の情報管
理手段と、料理に関する情報を料理ごとに記憶し、複数
の情報管理手段と通信して、記憶している情報を複数の
情報管理手段に供給する情報供給手段とにより、料理支
援システムを構成する。
【0014】この料理支援システムは相互に通信を行う
情報供給手段と複数の情報管理手段より成り、いずれの
装置も料理に関する情報を料理ごとに記憶する。記憶す
る情報は任意であるが、例えば材料、材料の量、使用す
る調理機器、料理の準備から完成までのステップごとの
調理方法を含ませるとよい。情報管理手段は記憶してい
る情報を、例えば表示や音声によって、使用者に提示す
る。各情報管理手段が記憶する情報の内容は、同一であ
ってもよく異なっていてもよい。使用者は自身が使用す
る情報管理手段から所望の料理に関する情報を得て、献
立の立案、材料の購入、下ごしらえ、盛りつけ等の参考
にすることができる。
【0015】情報供給手段は記憶している情報を情報管
理手段に供給する。これにより、情報管理手段が記憶し
ている情報は補充され、または更新される。したがっ
て、情報管理手段は多量の情報を常時記憶しておく必要
はなく、あまり大きな記憶容量をもたなくても、その記
憶容量を有効に利用することが可能である。情報供給手
段から情報管理手段への情報の供給は、例えば電話回線
を介して、通信によって行う。
【0016】情報管理手段および情報供給手段が記憶す
る料理ごとの情報に、プログラムに従って動作する調理
機器の動作を記したプログラムを含ませておき、情報管
理手段から記憶しているプログラムを調理機器に供給す
るようにするとよい。調理機器に様々な料理のプログラ
ムを与えることができて、調理機器がプログラムを記憶
していない料理についても、調理することが可能にな
る。使用者が欲する料理のプログラムを情報管理手段が
記憶していないときは、そのプログラムを含む情報を情
報供給手段から得ることができる。
【0017】情報管理手段および情報供給手段が記憶す
るプログラムは、全ての情報管理手段に共通の言語で記
すとよい。全てのプログラムを全ての情報管理装置が共
用することができる。共通の言語を自身のプログラム言
語に変換する機能を各調理機器にもたせれば、情報管理
手段から共通言語で記されたプログラムを、メーカーや
グレードに関わらず全ての調理機器に与えることも可能
になる。
【0018】前記目的を達成するために、本発明ではま
た、調理対象物に処理を施す処理手段、処理手段の処理
を制御する制御手段、および通信手段を備える本体と、
料理に関する情報を記憶する記憶手段、料理に関する情
報を表示する表示手段、記憶手段の記憶および表示手段
の表示を管理する管理手段、使用者によって操作され管
理手段に操作内容を伝える操作手段、ならびに通信手段
を備え、本体から分離して設けられ本体と通信する端末
部とから調理装置を構成する。
【0019】この調理装置は本体と端末部を有し、本体
において調理対象物に処理が施される。端末部は料理に
関する情報を記憶し、記憶している情報を表示して使用
者に提供するとともに、使用者の操作を受け付けて、そ
の操作に応じて記憶や表示の管理を行う。端末部は本体
から分離されており、本体とは別な場所に設置すること
ができる。また、端末部と本体は、通信により必要な情
報を授受することが可能である。
【0020】本体が備える通信手段および端末部が備え
る通信手段は、双方向通信を行う無線通信装置とすると
よい。通信を無線で行うことで、本体の設置位置による
制約を受けることなく、端末部を自由に移動させること
ができる。また、双方向に通信することで、端末部から
本体に例えば制御命令を与え、本体から端末部に例えば
処理の進行状況を知らせることが可能になる。
【0021】無線通信装置を赤外線通信装置とすると特
によい。電磁波の多い環境で使用するときでも、本体と
端末部の通信が電磁波によるノイズの影響を受けること
がない。また、赤外線は指向性が高いため、同様の調理
装置が周囲にある場合でも、それらの装置に影響を及ぼ
す可能性が低くなる。
【0022】本体が備える通信手段を着脱自在とし、本
体からの脱離時にはケーブルによって本体と接続すると
よい。本体は一定位置に固定設置されることが多く、そ
の向きや端末部との位置関係によっては、端末部との通
信が困難または不可能になることがあるが、本体の通信
手段を本体から脱離させて別の場所に配置することで、
本体の設置位置に関わらず、通信を行うことが可能にな
る。本体とその通信手段はケーブルにより有線接続され
るから、本体とその通信手段間の信号伝達は、両者の向
きや位置に関わらず確実に行われる。
【0023】記憶手段は、料理に関する情報として、複
数の料理について、処理手段の処理の前後にわたる調理
方法を記憶し、管理手段は、操作手段の操作によって指
定された料理の調理方法を記憶手段から読み出して、操
作手段の操作に応じて1ステップごとに調理方法を表示
手段に表示させるものとすることができる。使用者は、
1ステップごとに表示される調理方法を参照しつつ、調
理装置による処理の前に行う下ごしらえ等の準備や、盛
りつけ等の後処理を行うことが可能であり、しかもこれ
らを、表示が見易い位置に端末部を置いて行うことがで
きる。
【0024】記憶手段が記憶する調理方法に、使用する
調理器具とその使用方法を含ませるとよい。一般的な調
理器具であっても料理に応じた特殊な方法で使用するこ
ともあり、このような特殊な使用方法が調理のコツとし
て使用者に提供される。
【0025】記憶手段は、料理に関する情報として、複
数の料理について処理手段の動作を規定するプログラム
を記憶し、管理手段は、操作手段の操作によって指定さ
れた料理のプログラムを記憶手段から読み出して、読み
出したプログラムを操作手段の操作に応じて2つの通信
手段を介して制御手段に伝送し、制御手段は、伝送され
たプログラムに従って処理手段の処理を制御するものと
してもよい。プログラムは、例えば、電子レンジであれ
ばマイクロ波の照射量や照射時間を規定し、炊飯器であ
れば加熱量や加熱時間を規定する。このようなプログラ
ムを料理ごとに設定して記憶手段に記憶しておき、指定
された料理のプログラムを制御手段に与えることで、料
理に応じた適切な処理を本体で施すことが可能になる。
【0026】このような端末部は、前述の料理支援シス
テムの情報管理手段としての利用に適したものとなる。
そのためには、単に、情報供給手段と通信するための手
段を備えるだけでよい。その場合、本体は、情報管理手
段から与えられるプログラムに従って動作する調理機器
として機能することになる。
【0027】記憶手段に記憶されるプログラムは、処理
手段の処理能力による制約を受けない言語で記すとよ
い。同一メーカーの同一種類の調理機器であってもグレ
ードが異なれば処理手段の処理能力は異なるが、処理手
段の処理能力による制約を受けない言語でプログラムを
記すことにより、同一の料理についてはただ1つのプロ
グラムを記せばよくなる。また、異なるメーカーの調理
機器間で同一のプログラムを共用することも可能にな
り、同一の処理をメーカーごとに異なる言語で記すとい
う無駄を回避することができる。
【0028】制御手段が、処理手段の処理能力を記憶
し、伝送されたプログラムが記憶している処理能力に適
合しないときに、伝送されたプログラムを記憶している
処理能力に応じて修正し、修正後のプログラムに従って
処理手段の処理を制御するようにしてもよい。伝送され
たプログラムが処理手段の処理能力に適合しない場合で
あっても、処理手段の処理能力の範囲内で処理を行うこ
とができる。しかも、伝送されたプログラムが規定する
処理に近い処理がなされるから、期待どおりまたはそれ
に近い仕上がりの料理が得られる。
【0029】具体的には、制御手段は伝送されたプログ
ラムを修正するときに、処理のパワー、処理時間および
処理休止時間のうちの1つまたは複数を増減させる。例
えば、伝送されたプログラムに示されている処理パワー
が処理手段の最大の処理パワーを超える場合、処理時間
を延長して最大の処理パワーで処理する。
【0030】調理対象物に複数種類の処理を施すことが
可能な処理手段を用い、記憶手段に記憶されるプログラ
ムでそれら複数種類の処理の比率を規定し、制御手段
が、伝送されたプログラムを修正するときに、それら複
数種類の処理の比率を変えるようにしてもよい。例え
ば、グリル付きオーブン電子レンジでは、調理庫が処理
手段に相当し、ここで輻射熱によるグリル処理、熱気に
よるオーブン処理およびマイクロ波による電子レンジ処
理の3種類の処理を行う。このとき、グリル処理、オー
ブン処理および電子レンジ処理の比率を記憶手段に記憶
しておく。制御手段は、伝送されたプログラムに示され
たグリル処理が調理庫のグリル能力を超える場合は、例
えば、プログラムに示されていないオーブン処理または
電子レンジ処理を加えて、グリル処理の不足分をオーブ
ン処理または電子レンジ処理で補うようにする。
【0031】処理手段の一定の動作を規定するプログラ
ムを記憶した固定記憶を本体に備える構成とし、制御手
段が、伝送されたプログラムまたは固定記憶に記憶して
いるプログラムに従って、処理手段の処理を制御するよ
うにしてもよい。固定記憶に記憶されたプログラムは、
料理に応じて設定されたものではなく、例えば、一定パ
ワーでの加熱の如きものである。複雑な処理を必要とし
ない料理の場合、このような一定の処理をすることが可
能であり、これにより、プログラムを記憶手段から読み
出して制御手段に伝送するという操作を省略することが
できる。
【0032】制御手段は処理手段の処理の進行状況に関
する情報を2つの通信手段を介して管理手段に伝送し、
管理手段は伝送された情報を表示手段に表示させるもの
とする。使用者は、本体の傍らにいなくても、端末部の
表示を見て処理の進行状況を知ることができる。
【0033】記憶手段の一部を、端末部に着脱自在の記
憶媒体とすることも可能である。着脱自在の記憶媒体を
交換することで、当初記憶していなかった料理について
の情報を得ることができる。また、情報を利用する頻度
の低い料理についてはその情報を着脱自在の記憶媒体に
記憶することで、記憶手段の固定記憶の記憶容量を有効
に使用することができる。
【0034】端末部に通信回線と接続するためのインタ
ーフェイスを備えて、料理に関する情報を供給する外部
装置に通信回線を介して接続し、外部装置から供給され
る情報を記憶手段に記憶するようにするとよい。記憶し
ていない料理についての情報を任意の時に外部装置から
得ることができるから、利用頻度の低い情報を常に記憶
しておく必要がなくなり、記憶手段の記憶容量が有効に
利用される。この構成の端末部は、前述の料理支援シス
テムの情報管理手段となる。
【0035】外部装置への接続のための通信手順を記憶
した書き換え可能な不揮発性の記憶媒体を端末部に備
え、料理に関する情報を供給する他の外部装置への接続
のための通信手順を、接続された外部装置から提供され
て、記憶媒体に記憶している通信手順を提供された通信
手順によって更新するようにするとよい。記憶媒体中の
通信手順を実行するだけで、容易に外部装置に接続する
ことができる。しかも、料理に関する情報を供給する外
部装置が複数あるときは、接続中の外部装置から提供さ
れる他の外部装置への接続のための通信手順によって記
憶を更新することで、次回以降に接続される外部装置を
変更することができる。
【0036】ここで、通信手順には外部装置が端末部を
識別するための識別コードの送信を含むものとし、他の
外部装置は識別コードに基づいて選定された最寄りの外
部装置とする。外部装置の設置場所は任意であり、記憶
媒体に最初に記憶している通信手順に記された外部装置
は、端末部から通信上最も近距離に存在するとは限らな
い。しかし、外部装置は、端末部から与えられる識別コ
ードにより端末部を特定して、例えばその販売地に基づ
いて、端末部に通信上最も近い外部装置を複数の外部装
置の中から選定することができる。接続中の外部装置
が、こうして選定した他の外部装置への通信手順を端末
部に提供することで、次回以降、端末部は最寄りの外部
装置に接続されることになる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の料理支援システム
および調理装置について、図面を参照して説明する。図
1に、本発明の料理支援システムの第1の実施形態の概
略構成を示す。この料理支援システム100は複数の情
報供給装置1と複数の情報管理装置2より成り、情報供
給装置1は通信回線9によって相互に接続されている。
情報管理装置2は、通常は通信回線9に接続されるもの
ではなく、情報供給装置1から情報の供給を受ける時に
通信回線9に接続される。情報管理装置2の数に制限は
ない。
【0038】情報供給装置1は、多数の料理について、
料理に関する情報を記憶しており、情報管理装置2から
の要求に応じて、記憶している情報を情報管理装置2に
供給する。各料理の情報には、料理の材料、材料の量、
栄養価、下ごしらえから盛りつけに至るまでの調理方
法、調理のステップごとの処理、各ステップで使用する
調理器具およびその使用方法、各ステップでの処理のコ
ツ、完成した料理の保存方法、ならびにプログラムに従
って動作する調理機器のその料理での動作を規定するプ
ログラムが含まれている。以下、これらを総称して料理
情報という。
【0039】情報供給装置1が記憶している料理情報
は、主として情報管理装置2および調理機器のメーカー
ならびに料理学校、料理研究所等の料理関連機関から提
供されたものであり、一部に一般の使用者が提供したも
のも含まれる。料理情報には、使用者の参考のために、
料理ごとに情報提供者が記されている。情報供給装置1
には数万以上の料理が記憶されており、新たな料理が次
々と登録されていく。登録される料理は、一般的なもの
から専門料理店の料理を含む特殊なものまで、あらゆる
範囲にわたる。各情報供給装置1が記憶している料理情
報は同じであり、どの情報供給装置1も同一の料理情報
を供給することができる。
【0040】情報供給装置1は、記憶している料理をキ
ーワードによって検索する機能を有する。キーワード検
索を行うことにより、きわめて多数の料理の中から目的
の料理を速やかに見い出すことができる。各料理情報に
は固有の登録番号が割り当てられており、登録番号を用
いて料理を直接指定することも可能である。
【0041】情報管理装置2は、個々の使用者によって
使用されるものであり、数十ないし百程度の限られた数
の料理について、前述の料理情報を記憶している。情報
管理装置2は、通信回線9を介して情報供給装置1に接
続することにより、情報供給装置1から料理情報の供給
を受けることができる。
【0042】情報管理装置2には、プログラムに従って
動作する1または2以上の調理機器3が無線で接続され
る。情報管理装置2は、記憶しているプログラムをこれ
らの調理機器3に与えて、その動作を料理に適するよう
に制御する。また、情報管理装置2は、使用者の利用に
供するために、記憶している情報を表示する。使用者は
表示された情報を編集して、新たな料理情報として情報
管理装置2に記憶させることができる。この料理情報を
情報供給装置1に提供することも可能である。
【0043】情報供給装置1の概略構成を図2に示す。
情報供給装置1は、コンピュータより成り情報の管理と
通信を制御する制御部11、制御部11の制御プログラ
ムおよび制御に用いる諸パラメータを記憶するROM1
2、制御部11が制御において一時的な記憶に使用する
RAM13、通信回線9と接続するためのモデムを含む
インターフェイス14、および磁気ディスク、光ディス
ク等の大記憶容量の記憶装置15を備えている。
【0044】記憶装置15には、料理情報、個々の情報
管理装置2に関する情報、および全ての情報供給装置1
に関する情報が、それぞれ料理情報データベース16、
管理装置情報データベース17、および供給装置情報デ
ータベース18として記憶されている。情報管理装置2
に関する情報にはその製造番号から成る識別コードとそ
の装置の使用地すなわち使用者の住所が含まれ、情報供
給装置1に関する情報にはその所在地が含まれている。
【0045】情報供給装置1のうち1つの情報供給装置
1aは、全ての情報供給装置1の、料理情報、情報管理
装置に関する情報、および情報供給装置に関する情報の
登録を管理し、主情報供給装置と呼ばれる。メーカーや
料理関連機関から提供される新たに登録する料理情報
は、主情報供給装置1aから通信回線9を介して全ての
情報供給装置1に配布される。
【0046】情報管理装置2から接続先の情報供給装置
1に提供された使用者が作成した料理情報は、その情報
供給装置から主情報供給装置1aに転送される。主情報
供給装置1aは、転送された料理情報の内容を検査し
て、例えば調理機器の動作プログラムに危険を招く指令
が含まれているような不適切なものを除外し、適切な料
理情報だけを全ての情報供給装置1に配布する。各情報
供給装置1は配布された料理情報を料理情報データベー
ス16に記憶する。
【0047】新たに製造された情報管理装置2が出荷さ
れたとき、その識別コードと出荷先地を含む情報が、主
情報供給装置1aから全ての情報供給装置1に配布され
る。各情報供給装置1は配布された情報を管理装置情報
データベース17に記憶するが、このとき、含まれてい
た出荷先地を装置の使用地として記憶する。また、情報
供給装置1が新設されたときは、その所在地を含む情報
が主情報供給装置1aから配布されて、全ての情報供給
装置1の供給装置情報データベース18に記憶される。
【0048】情報管理装置2は、手帳ないしノート程度
の大きさで、薄型、軽量に形成されており、携行するこ
とが可能である。情報管理装置2の概略構成を図3に示
す。情報管理装置2は、マイクロコンピュータより成る
制御部21、制御部21の制御プログラムおよび制御に
用いる諸パラメータを記憶するROM22、制御部21
が制御において一時的な記憶に使用するRAM23、通
信回線9と接続するためのモデムを含むインターフェイ
ス24、料理情報を記憶するROM25およびフラッシ
ュメモリ26、料理情報を記憶したメモリカード27を
装着するためのカードインターフェイス28、ならびに
EEPROM29を備えている。ROM22は製造番号
から成る情報管理装置2の識別コードも記憶している。
【0049】制御部21は、料理情報の管理や通信をは
じめ情報管理装置2全体の動作を制御する。ROM25
は、多くの使用者が利用する一般的な数十の料理につい
て、料理情報を記憶している。ROM25の料理情報
は、製造時に書き込まれ、使用者が変更することはでき
ない。フラッシュメモリ26は、情報供給装置1から供
給された料理情報、および使用者が作成した料理情報を
記憶する。フラッシュメモリ26の料理情報は書き換え
可能である。
【0050】メモリカード27は着脱自在であり、任意
の時に交換できる。料理情報を記憶したメモリカード
は、情報管理装置2や調理機器3のメーカー、料理関連
機関、出版社等より提供される。これらのメモリカード
27は、使用者の個別の要望を満たすように、料理の種
類や用途ごとに作成されている。例えば、離乳食を記し
たメモリカード、老人に好まれる料理を記したメモリカ
ード、パーティー用の料理を記したメモリカード、アト
ピーの人のためのメモリカード、糖尿病の人のためのメ
モリカード等がある。
【0051】なお、食餌制限のある患者に適した料理を
医師が処方箋に記し、薬局でその料理を記憶したメモリ
カードを患者に提供するようにしてもよい。
【0052】メモリカード27の料理情報をフラッシュ
メモリ26に複写することや、逆に、ROM25やフラ
ッシュメモリ26の料理情報を、メモリカード27に複
写することも可能である。使用者は、メモリカード27
を介して、自身が作成した料理情報を互いに供与するこ
とができる。ROM25、フラッシュメモリ26および
メモリカード27の料理情報は、個人料理情報データベ
ース30を成す。
【0053】EEPROM29には、1つの情報供給装
置1への接続手順を記したプロトコルが記憶されてい
る。情報管理装置2は、通信回線9に物理的に接続され
ている状態でこのプロトコルを実行することにより、自
動的に情報供給装置1に接続される。EEPROM29
のプロトコルは製造時に書き込まれるが、以下に述べる
ように、情報供給装置1から与えられる新たなプロトコ
ルで書き換えられる。
【0054】プロトコルには情報供給装置1への識別コ
ードの送信が含まれており、情報供給装置1は、情報管
理装置2が接続されたときに、その識別コードに基づい
て管理装置情報データベース17を検索し、情報管理装
置2の使用地を特定する。そして、供給装置情報データ
ベース18を検索して、その使用地に最も近い情報供給
装置1を見い出す。見い出した情報供給装置1が情報供
給装置自身でないときは、その最も近い情報供給装置1
への接続手続を記した通信プロトコルを作成して情報管
理装置2に与える。
【0055】情報供給装置1よりプロトコルを与えられ
た情報管理装置2は、与えられたプロトコルで記憶して
いるプロトコルを更新し、次回の情報供給装置1への接
続に際しては、新しいプロトコルを使用する。情報管理
装置2は、最初の接続においては、製造時に定められた
情報供給装置1に接続されるが、管理装置情報データベ
ース17には使用地として出荷先地が記憶されているか
ら、2度目の接続では、出荷先地近傍に存在する情報供
給装置1に接続されることになる。
【0056】使用者は、転居したときには、新しい住所
を情報管理装置2から情報供給装置1に伝える。この新
しい住所は主情報供給装置1aに転送され、主情報供給
装置1aから全ての情報供給装置1に配布されて、それ
ぞれの管理装置情報データベース17に使用地として記
憶される。転居後の最初の接続では、旧住所近傍の情報
供給装置1に接続され、このときプロトコルの更新が行
われて、2度目以降の接続では、新住所近傍の情報供給
装置1に接続される。
【0057】したがって、情報管理装置2は、製造直後
および転居直後の最初の接続を除き、常に最寄りの情報
供給装置1に接続されることになる。このため、遠隔地
への通信の可能性が最小限に抑えられて、通信経済の効
率がよい。
【0058】情報管理装置2には、液晶表示装置(LC
D)31とポインティングパッド32を重ねて成るタッ
チパネル33、ポインティングパッド32の入力座標を
認識する座標認識部34、トラックボール35、タッチ
パネル33およびトラックボール35の操作の軌跡から
文字を認識する文字認識部36、マイクロフォン37、
マイクロフォン37から入力される音声を認識する音声
認識部38、スピーカー39、スピーカー39から出力
する音声を合成する音声合成部40、および調理機器3
と赤外線で通信するためのIrDA41が設けられてい
る。
【0059】LCD31は、制御部21より与えられる
料理情報をはじめとする様々な情報を表示する。音声合
成部40は、制御部21より与えられる様々な情報を音
声信号に変換し、スピーカー39から音声として出力さ
せる。ポインティングパッド32およびトラックボール
35は、命令の入力や料理情報の編集に用いられる。こ
れらの操作の軌跡は文字認識部36よって文字として認
識され、対応する文字コードが制御部21に与えられ
る。なお、マウス、デジタイザ、キーボード等の他の入
力装置を付加してもよい。
【0060】マイクロフォン37は、例えば「次」、
「前」、「送れ」等の、簡単な命令の入力に用いられ
る。入力された音声は、音声認識部38によって対応す
るコードに変換されて制御部21に与えられる。
【0061】制御部21は、ポインティングパッド32
またはトラックボール35の操作により指定された料理
について、個人料理情報データベース30から料理情報
を読み出して、情報をLCD31に表示させるとともに
スピーカー39から音声で出力させて、使用者に提示す
る。下ごしらえから盛りつけに至るまでの調理方法は、
ステップごとに提示する。提示ステップの切り換えは、
ポインティングパッド32もしくはトラックボール35
の入力操作、またはマイクロフォン37からの「次」も
しくは「前」の音声入力に従って行う。
【0062】制御部21は、また、指定された料理につ
いて、調理機器3の動作プログラムをLCD31に表示
させる。使用者は、ポインティングパッド32またはト
ラックボール35を用いて、表示されたプログラムを編
集することができる。編集されたプログラムを含む料理
情報は、前述のように、フラッシュメモリ26に記憶す
ることが可能であり、このとき、制御部21は元の料理
情報と異なる別の料理情報として記憶させる。
【0063】使用者によって料理が指定されていると
き、ポインティングパッド32、トラックボール35の
入力操作またはマイクロフォン37からの「送れ」の音
声入力により送信命令を受けると、制御部21は動作プ
ログラムをIrDA41から調理機器3に送信させる。
その後、使用者が調理機器3の調理開始スイッチを操作
することにより、調理機器3は与えられたプログラムに
従って処理を行うことになる。
【0064】調理機器3は、自身の処理の進行状況およ
び温度等の調理対象物の状況を、赤外線によって情報管
理装置2に送信する。これを受信したIrDA41は制
御部21に伝送し、制御装置21は調理機器3の処理の
進行状況や調理対象物の状況をLCD31にグラフとし
て表示させる。プログラムに記された全処理が終了した
とき、調理機器3はその旨を情報管理装置2に伝え、制
御部21はLCD31の表示およびスピーカー39から
の音声出力によって、処理が完了したことを使用者に報
知する。
【0065】個人料理情報データベース30に記憶され
ている料理の名前は、数ページにわたる一覧表としてL
CD31に表示される。使用者は、ポインティングパッ
ド32またはトラックボール35を操作して、表示ペー
ジを適宜変えて、所望の料理を指定する。なお、一覧表
として表示された料理の中から選択することに代えて、
キーワードを入力して個人料理情報データベース30を
検索し、所望の料理を見い出すようにしてもよい。
【0066】所望の料理が個人料理情報データベース3
0に記憶されていないときは、メモリカード27を交換
する。どのメモリカードにも所望の料理がないとき、使
用者は、情報管理装置2のインターフェイス24を通信
回線9に接続して、EEPROM29のプロトコルを起
動する。これにより、情報管理装置2が自動的に最寄り
の情報供給装置1に接続される。
【0067】情報供給装置1への指示の入力はポインテ
ィングパッド32またはトラックボール35を操作して
行う。情報供給装置1は、情報管理装置2が接続される
と、選択可能なキーワード群をLCD31に表示させ
る。使用者は、表示されたキーワードの中から所望の料
理に関連するものを選択し、情報供給装置1は選択され
たキーワードにより料理情報データベース16を検索し
て、該当する料理の数をLCD31に表示させる。
【0068】キーワードの選択を数回繰り返して該当す
る料理の数が少なくなると、使用者は該当する料理名を
表示する指示を発し、これに応じて情報供給装置1は、
該当する全料理について、料理名と情報提供者を含む簡
単な説明を表示させる。使用者が表示された料理名の中
から所望の料理を選択すると、情報供給装置1はその料
理に関する全ての情報を情報管理装置2に送信し、情報
管理装置2はこの料理情報をフラッシュメモリ26に記
憶する。
【0069】こうして情報供給装置1から情報管理装置
2への料理情報の供給が行われる。なお、使用者が所望
の料理の登録番号を知っているときは、その登録番号を
入力することで、キーワード検索を行うことなく、料理
情報を直接得ることもできる。
【0070】情報管理装置2に無線接続される調理機器
3には、電子レンジ、炊飯器、電磁調理器等、様々な種
類がある。料理支援システム100に接続される情報管
理装置2は無数にあり、同一種類の調理機器であって
も、メーカーや機種グレードは情報管理装置2の使用者
ごとに異なる。仮に、調理機器の動作プログラムを調理
機器のメーカーやグレードごとに用意するとすれば、プ
ログラム開発の効率はきわめて悪くなり、また料理情報
を記憶する情報供給装置1や情報管理装置2に膨大な記
憶容量が必要になって、実用的でない。
【0071】そこで、本実施形態の料理支援システム1
00では、調理機器3の動作プログラムを、全ての情報
供給装置1および全ての情報管理装置2に共通の言語で
記し、各調理機器3に、この共通言語のプログラムを自
身に適合した言語のプログラムに変換するとともに、共
通言語プログラムに記されている処理を自身の能力に応
じて修正する機能をもたせる。
【0072】これにより、同一種類の調理機器について
は、料理ごとに唯1つのプログラムを用意するだけでよ
くなり、情報供給装置1および情報管理装置2での料理
情報の管理や、情報供給装置1から情報管理装置2への
料理情報の供給を効率よく行うことができる。また、メ
モリカード27による料理情報の提供や使用者間での交
換も容易になる。さらには、同一内容のプログラムを重
複して作成するという無駄が避けられ、その労力を新た
なプログラム開発に投資できるから、利用可能なプログ
ラムが豊富になる。
【0073】共通言語で記されたプログラムを図4、5
に例示する。共通言語は、多くのコンピュータプログラ
ムの高級言語と同様に、人が読み得る文字を使用する。
プログラムは調理機器の種類を表すコードを含むヘッダ
ーで始まり、特定の意味を割り当てられたコマンドごと
に、所定の区切り符号、例えばセミコロン、で区切られ
る。多くのコマンドはパラメータを伴い、パラメータは
所定の区切り符号、例えばコンマ、で区切られる。プロ
グラムには、括弧で挟んだコメントを任意の位置に挿入
することができる。コメントは、単に使用者の便宜のた
めに記されるもので、調理機器の動作には何等影響しな
い。プログラムの末尾は、ヘッダーに記したものと同一
の、調理機器の種類を表すコードで示される。
【0074】図4はグリル付き電子レンジの最も簡単な
プログラムの例である。このプログラムは、調理機器の
種類を特定するヘッダー(A1)に続き、以下の処理を
行うことを命じている。まず、ターンテーブルを毎秒3
0゜の速度で15秒間ずつ左右方向に交互に回転させ始
め(A2)、マイクロ波を500Wの出力で60秒間照
射する(A3)。次いで、マイクロ波の照射終了を待っ
て(A4)、グリル加熱を700Wの出力で200秒間
行う(A5)。その後、グリル加熱の終了を待ち(A
6)、ターンテーブルの回転を停止させる(A7)とと
もに、処理が終了したことを情報管理装置2に通知する
(A8)。これで全処理が終了する(A9)。
【0075】図5は炊飯器のプログラムの典型例であ
り、ヘッダー(B1)に続く各命令は次のことを指示す
る。まず、毎分10゜Cの割で100゜Cまで温度を上
昇させることにより炊飯を開始し(B2)、温度を10
0゜Cに15分間維持して炊飯を継続する(B3)。次
いで、多少温度を下げて90゜Cに20分間保ち蒸らし
を行う(B4)。そして、蒸らしが終了したことを情報
管理装置2に通知し(B5)、その後、70゜Cで6時
間保温する(B6)。これで全処理が終了する(B
7)。
【0076】上記のようにヘッダーに調理機器の種類を
明記することで、各調理機器3は自身に宛てられたプロ
グラムであるか否かを判別することが可能になり、他の
種類の調理機器のプログラムを受信したときに、それを
無視することができる。これにより、1つの料理情報に
2種類以上の調理機器のプログラムを含ませることが可
能になる。
【0077】情報管理装置2に無線接続される調理機器
3について、グリル機能とオーブン機能を備えた電子レ
ンジを例にとって説明する。図6にこの電子レンジ5の
概略構成を模式的に示し、図7に電子レンジ5と情報管
理装置2の一形態の外観を示す。電子レンジ5と情報管
理装置2の組み合わせは、豊富な機能を備えた1つの調
理装置を成すものである。
【0078】電子レンジ5は、ターンテーブル51、マ
イクロ波照射用のマグネトロン52、グリル用の直火ヒ
ーター53、およびオーブン用のコンベクションヒータ
ー54を備えた調理庫55を有しており、調理庫55の
内面には、調理庫55の内部温度を検出する第1の温度
センサー56、調理対象物の表面温度を検出する第2の
温度センサー57、調理対象物の高さ(厚さ)を検知す
る第1の形状センサー58、調理対象物の大きさ(広が
り)を検出する第2の形状センサー59、および調理対
象物の表面の色を検出する色センサー60が設けられて
いる。また、ターンテーブル51の下部には、載置され
た調理対象物の重さを検出する重量センサー61が備え
られている。
【0079】電子レンジ5は、また、マイクロコンピュ
ータより成り全体を制御する制御部71、制御部71の
OSプログラムおよび一部の動作プログラムを記憶した
ROM72、電子レンジ5の処理能力に関する情報を記
したフラッシュメモリ73、情報管理装置2と赤外線に
よって通信するためのIrDA74、翻訳プログラムを
記憶したROM75、制御部71が一時的な記憶に使用
するRAM76、および使用者によって操作される操作
部77を備えている。操作部77は選択キー78と調理
開始スイッチ79より成り、これらは電子レンジ5の前
面に設けられている。
【0080】フラッシュメモリ73は、マグネトロン5
2、直火ヒーター53およびコンベクションヒーター5
4のそれぞれの出力ワット数および組み合わせ使用可能
な出力ワット数、ターンテーブル51の最大回転速度、
ならびに調理庫55の大きさを記憶している。ROM7
5に記憶されている翻訳プログラムは、情報管理装置2
から与えられる共通言語で記された動作プログラムを電
子レンジ5固有の言語のプログラムに変換するととも
に、必要な修正を動作プログラムに施すためのものであ
る。
【0081】IrDA74は、図7に示すように、電子
レンジ5の前面に設けられるが、筺体から取り外して、
ケーブル69によって接続することもできる。赤外線に
よる通信は、電波による通信と異なり電磁ノイズの影響
を受け難い上、高い指向性を有するために他の機器に及
ぼす影響が少ないという特長を有するが、指向性が高い
故に障害物の存在によって妨げられ易いという不都合な
面もある。しかしながら、このようにIrDA74を筺
体から分離して任意の場所に配置し得るようにしたこと
で、不都合が解消されて、有用性が十分に発揮される。
IrDA74として、筺体に固定設置されたものとケー
ブル69により接続されるものの、両方を備える構成と
してもよい。
【0082】ROM72に記憶されている動作プログラ
ムは、電子レンジ、グリルおよびオーブンそれぞれにつ
いての所定の加熱動作と、少数の料理についての組み合
わせ加熱の動作とを規定しており、ごく基本的なもので
ある。例えば、マイクロ波照射による一定時間の加熱や
解凍等の簡単な処理は、これらのプログラムを選択して
行うことができる。選択には選択キー78を使用する。
なお、ROM72に記憶されている動作プログラムは、
電子レンジ5固有の言語で記されている。
【0083】情報管理装置2から共通言語で記された動
作プログラムを与えられると、制御部71は、ROM7
5の翻訳プログラムを用いて固有言語のプログラムに変
換する。このとき、与えられたプログラムに記された処
理を検査し、フラッシュメモリ73に記憶している処理
能力に適合しているか否かを判断する。また、調理庫5
5に調理対象物が収容されているときには、その重量や
形状が与えられたプログラムに適合しているか否かを判
断する。そして処理能力および調理対象物の重量や形状
に応じてプログラムを修正する。
【0084】図8に、個人料理情報データベース30の
プログラムが実行されるまでの流れの概念図を示す。使
用者によって選択された料理情報に含まれるプログラム
は、情報管理装置2から電子レンジ5に送信され、処理
能力データおよびセンサー出力に基づき必要に応じて修
正され、共通言語からOSプラットホーム上で動作する
固有言語プログラムに変換される。修正後の共通言語プ
ログラムは、使用者の参考のために情報管理装置2に送
信される。
【0085】全ての処理が、自機の処理能力内にありか
つ調理庫内の調理対象物に適するときは、制御部71
は、共通言語プログラムをそのまま変換して変換結果を
RAM76に記憶する。与えられたプログラムに自機の
処理能力を超える処理が含まれているときは、制御部7
1は、処理能力の範囲内で、指示されている処理内容に
最も近い処理内容となるように、プログラムを修正す
る。
【0086】例えば、マグネトロン52の最大出力が6
00Wであるときに、900Wの出力を40秒間継続す
る指示があった場合は、最大の出力600Wを60秒間
行うようにする。また、マグネトロン52の最大出力6
00W、コンベクションヒーター54の最大出力800
W、両者の組み合わせ最大出力1400Wに対し、マグ
ネトロン出力200W、コンベクションヒーター出力1
000Wの指示があったときは、マグネトロン52の出
力を400W、コンベクションヒーター54の出力を8
00Wとする。
【0087】出力を断続的に行うことが指示されている
ときは、個々の出力期間や出力休止期間の長さを変化さ
せて、出力総量を調節するようにしてもよい。例えば、
最大出力600Wに対して、1000Wの出力を2秒ご
とに1秒間ずつ行う指示があったときは、出力期間を延
長するとともに出力休止期間を短縮して、600Wの出
力を2秒ごとに1.67秒間行うようにする。
【0088】制御部71は、重量センサー61の出力に
基づいて調理対象物が調理庫55に収容されているか否
かを判断し、収容されていれば、第1および第2の形状
センサー58、59の出力から調理対象物の形状を判断
する。そして、与えられた共通言語プログラムに、調理
対象物の重量やそのプログラムが最も適する形状が記さ
れているときには、検出した重量や形状に応じた修正を
プログラムに施す。
【0089】例えば、検出した重量がプログラムに記さ
れた重量の1.5倍のときは、加熱出力の総量が1.5
倍になるように、出力ワット数および出力時間のいずれ
か一方または両方を変更する。また、偏平な形状の調理
対象物に適するグリル加熱であることがプログラムに記
され、検出した形状が塊状の場合には、調理対象物の内
部も十分温まるように、グリル加熱の前に電子レンジ加
熱を行う処理を付加する。
【0090】制御部71は、修正を共通言語のプログラ
ムに対して行い、修正後の共通言語プログラムをRAM
76に記憶し、これを固有言語に変換して変換後のプロ
グラムもRAM76に記憶する。そして、変更部分を明
らかにする反転表示等の処理を施して、修正後の共通言
語プログラムを情報管理装置2に送信し、LCD31に
表示させる。これにより、使用者は、情報管理装置2か
ら送信したプログラムが電子レンジ5の処理能力を超え
ていたこと、または調理対象物の重量や形状に適さなか
ったことが判り、しかも処理内容がどのように修正され
たかを知ることができる。
【0091】このように、制御部71が自機の処理能力
に応じてプログラムを修正することで、電子レンジ5
は、情報管理装置2の個人調理情報データベース30お
よび情報供給装置1の料理情報データベース16の、ほ
とんど全ての電子レンジ用プログラムを利用することが
できる。しかも、調理庫内の調理対象物に応じた修正も
なされるので、加熱過剰や加熱不足がなくなり、初めて
の料理であっても失敗することがない。また、使用者は
プログラム修正のために何の操作も行う必要がなく、使
用者に負担がかからない。
【0092】電子レンジ5から送信されたプログラムを
使用者が再修正して、電子レンジ5に送信することも可
能であり、使用者の好みを反映させることもできる。再
修正したプログラムも制御部71による修正の対象とな
るから、たとえ使用者の再修正が不適切で電子レンジ5
の処理能力を超える場合でも安全である。なお、重量や
形状に応じた変更を受けることを避けるためには、プロ
グラムから重量や形状の指定を削除しておけばよい。
【0093】固有言語に変換されたRAM76のプログ
ラムや、選択されたROM72のプログラムは、調理開
始スイッチ79の操作により起動される。以下、制御部
71は、起動したプラグラムの命令に従って、ターンテ
ーブル51、マグネトロン52、直火ヒーター53、お
よびコンベクションヒーター54を制御し、処理を進め
ていく。図5に示したプログラムは炊飯器のものであっ
て電子レンジのものではないが、例えばこの例のよう
に、温度の調節がプログラムに記されているときは、制
御部71は、温度センサー56、57の出力により調理
庫55内の温度や調理対象物の表面温度を監視しつつ制
御を行う。
【0094】処理の進行状況や調理対象物の状況を知ら
せる指示がプログラムに記されているときは、これに応
じて、処理開始からの経過時間、全処理完了までの残り
時間、進行中の処理内容、庫内温度、調理対象物の表面
温度、色センサー60で検出した色の変化に基づく調理
対象物の表面の焦げ具合等を、情報管理装置2に送信す
る。情報管理装置2はこれらを文字やグラフでLCD3
1に表示する。使用者は、電子レンジ5の傍らにいなく
ても、情報管理装置2の表示を見て、温まり具合や焦げ
目のでき具合を知ることができる。
【0095】電子レンジ5は、通常、キッチンの一定位
置に設置される。一方、情報管理装置2は使用者が持ち
運んで、任意の場所で使用することができる。キッチン
では、情報管理装置2は使用者が作業を長時間行う場
所、例えば調理台の隅に載置して使用される。電子レン
ジ5のIrDA74は、キッチンのレイアウト、電子レ
ンジ5の設置位置および情報管理装置2の使用位置を考
慮して配置しておく。IrDA74をキッチンの壁面や
天井に取り付ければ、例えば、キッチンがL字型であっ
たり電子レンジ5と調理台の間に冷蔵庫等が存在したり
する場合でも、電子レンジ5と情報管理装置2の赤外線
による通信を確実に行うことができる。電子レンジと5
とIrDA74はケーブル69によって有線接続されて
いるから、電子レンジ5の向きは通信に全く影響しな
い。
【0096】使用者は、近くに配置した情報管理装置2
の表示を見ながら、また音声による説明を聞きながら、
調理の各ステップの作業を進めることができる。電子レ
ンジ5を使用するステップでは、用意した材料を調理庫
55に入れて、プログラムを電子レンジ5に送信し、調
理開始スイッチ79を操作して加熱を開始する。プログ
ラムが修正されたときは、情報管理装置2の表示により
それを知り、再修正することもできる。使用し慣れたプ
ログラムであれば、用意した材料を調理庫55に入れる
前に、プログラムを電子レンジ5に送信してもよい。
【0097】電子レンジ5が処理を進めている間、使用
者は調理台を離れることなく作業を行うことが可能であ
る。その間、情報管理装置2の表示で電子レンジ5の処
理の進行状況を知ることができ、また、処理の完了を表
示および音声によって知ることができる。IrDA74
の配設位置によっては、情報管理装置2を持って隣の部
屋に移動し、そこで電子レンジ5の処理の進行状況を知
ることも可能になる。
【0098】情報管理装置2は、電子レンジ5だけでな
く、他の調理機器3と組み合わせて使用することも可能
である。すなわち、炊飯器や電磁調理器等にプログラム
を送信して動作を制御し、その調理機器から進行状況を
知らされて表示することができる。情報管理装置2と組
み合わせて使用される調理機器3は、例えばガス炊飯器
のように、電気以外の動力資源を利用するものであって
もよい。
【0099】使用者は、情報管理装置2のみを使用し、
情報管理装置2に記憶している料理情報を参照して献立
の立案や料理に関する知識の取得に利用することもでき
る。このときの情報管理装置2の使用場所はキッチンに
限られない。情報供給装置1と接続するときは、当然、
通信回線9の端子が設けられている場所で情報管理装置
2を使用することになる。情報管理装置2は小型軽量に
形成されているから買い物に携行することも可能であ
り、買い物先で料理情報を表示して、必要な材料を揃え
るのに利用することもできる。
【0100】なお、情報管理装置2の使用者は、メモリ
カード27によって料理情報を供与し合うことが可能で
あるが、IrDA41を使用して情報管理装置2間で直
接料理情報を送受するようにしてもよい。情報管理装置
2を持ち寄るだけで、容易に料理情報を供与し合うこと
ができる。また、使用者は、情報供給装置1に提供する
ことで、自身の作成した料理情報を一般の利用に供する
ことができるが、特定の使用者間のみで料理情報を共有
するために、通信回線9によって接続された2つの情報
管理装置2が、情報供給装置1を介することなく情報交
換を行うようにしてもよい。
【0101】本発明の料理支援システムの第2の実施形
態の概略構成を図9に示す。この料理支援システム20
0は、情報管理装置2の使用者から材料購入の注文を受
ける機能を備えたものであり、第1の実施形態の料理支
援システム100に、複数の受注装置4を追加した構成
である。受注装置4は、料理の材料を情報管理装置2の
使用者に配達する食材提供機関に設置され、通信回線9
に常時接続されている。各受注装置4は、その食材提供
機関が提供し得る材料を記憶している。
【0102】本実施形態の情報供給装置1は、前述の料
理情報データベース16、管理装置情報データベース1
7および供給装置情報データベース18の他に、受注装
置4に関する情報を記した受注装置情報データベースを
備えている。食材提供機関は多数設けられており、受注
装置情報データベースには、各食材提供機関の所在地、
およびその受注装置4への接続のためのプロトコルが記
憶されている。
【0103】情報供給装置1に接続された情報管理装置
2の使用者は、料理情報の登録番号を用いて料理を指定
するとともにその料理の材料を何人分注文するかを指定
して、または欲する材料のリストを情報供給装置1に送
信して、発注命令を発する。情報供給装置1は、情報管
理装置2の識別コードに基づき管理装置情報データベー
ス17を検索してその使用地を特定し、受注装置情報デ
ータベースを検索して情報管理装置2に最も近い食材提
供機関を見い出す。そして、見い出した食材提供機関の
受注装置4に注文内容を送信して、発注する。
【0104】受注装置4は注文の材料を提供できるとき
は注文を受け、材料の提供ができないときはその旨を情
報供給装置1に伝える。情報供給装置1は注文が受け入
れられたか否かを情報管理装置2のLCD31に表示
し、使用者はその表示を見て、必要であれば注文を変更
する等の適切な処置をとる。注文された料理の材料は、
予め定められた日時または使用者が指定した日時に、最
寄りの食材提供機関から使用者に配達される。
【0105】こうして、使用者は外出することなく料理
の材料を入手することができる。なお、最寄りの食材提
供機関から材料を提供することができないときは、情報
供給装置1が、近隣の他の受注装置4に注文内容を送信
して材料提供の可否を問い合わせ、提供が可能であれば
その旨を情報管理装置2に表示して、使用者の了解を得
て、その食材提供機関に発注するようにしてもよい。
【0106】また、情報供給装置1が受注装置4に発注
するのではなく、使用者が情報管理装置2を受注装置4
に接続して、直接発注することも可能である。その場
合、情報供給装置1から、最寄りの食材提供機関への接
続プロトコルを情報管理装置2に送信して、RAM23
に記憶させるとよい。使用者はそのプロトコルを使用す
ることで、きわめて容易に、情報管理装置2を最寄りの
食材提供機関の受注装置4に接続することができる。
【0107】料理支援システム100や200において
は、情報管理装置2は、情報供給装置1やメモリカード
27から料理情報を随時取得することができるから、多
数の料理について料理情報を常に記憶しておく必要がな
い。製造時には、多くの使用者が利用する汎用性の高い
料理情報のみを情報管理装置2に記憶させておけばよ
く、使用されない情報を記憶させるという無駄を避ける
ことができる。その一方で、一時期のみ必要となる料理
や専門的な特殊な料理の情報も随時提供されるから、あ
らゆる使用者の要求を満たすことができる。
【0108】情報管理装置2と調理機器3から成る調理
装置は、調理機器3のみを取り替えることが可能であ
り、情報管理装置2に記憶している料理情報はいつまで
も保存される。しかも、調理機器3は情報管理装置2か
ら与えられる動作プログラムを自身の処理能力に応じて
修正するから、取り替えによって調理機器3の処理能力
が変化しても、情報管理装置2に記憶している動作プロ
グラムをそのまま利用することが可能である。
【0109】さらに、動作プログラムは調理機器3の機
種グレードやメーカーに依存しない共通の言語で記され
ているから、使用者は調理機器3を多くの機種の中から
自由に選択することができる。また、情報管理装置2は
調理機器3から分離されているため、調理機器3が発す
る熱、蒸気、電磁波等の影響を受け難く、情報管理装置
2が長寿命となる。
【0110】なお、ここでは多くの数値をあげて実施形
態を説明したが、本発明はこれらの数値に限定されるも
のではなく、調理機器の動作プログラムを記す共通言語
についても、例示したもの以外の言語を使用してよい。
情報管理装置2と調理機器3の通信を赤外線以外の媒
体、例えば超音波、によって行うようにしてもよい。通
信回線9としては、一般の電話回線やISDNをはじめ
とする公衆回線を使用することもできるし、料理支援シ
ステム専用に通信回線を設けるようにしてもよい。ま
た、情報供給装置1、情報管理装置2および受注装置4
を全て有線接続する必要はなく、一部または全部を無線
で接続する形態としても構わない。
【0111】
【発明の効果】請求項1の料理支援システムによるとき
は、使用者は、情報管理手段が提示する料理情報を献立
の立案や知識の取得に利用することができる。情報管理
手段が記憶していない料理情報は情報供給手段から供給
を受けることができるから、使用者が利用し得る料理情
報はきわめて豊富である。また、情報管理手段に多量の
情報を常時記憶させておく必要がないため、情報管理手
段の記憶容量をあまり大きくする必要がない上、情報管
理手段の料理情報の管理や検索が容易である。
【0112】請求項2の料理支援システムでは、情報管
理手段が調理機器の料理ごとの動作プログラムを記憶
し、これを調理機器に与えて動作を制御することができ
るから、必ずしも調理機器に料理ごとのプログラムを記
憶させておく必要がなく、ごく基本的な動作プログラム
しか記憶していない調理機器であっても、料理に応じて
適切な処理を施すことが可能である。情報管理手段がプ
ログラムを記憶していない料理については、そのプログ
ラムを含む情報を情報供給手段から得ることができるた
め、調理機器で調理し得る料理は多い。
【0113】請求項3の料理支援システムでは、情報管
理手段の構成や能力に差異がある場合でも、異なる言語
で記した同一内容の複数のプログラムを情報供給手段が
記憶する必要がなく、情報供給手段での情報の管理およ
び情報管理手段への情報の供給がきわめて容易になり、
また、効率よくプログラムを開発することができる。
【0114】情報管理手段が記憶するプログラムを共通
の言語にすると、情報管理手段のプログラムを調理機器
固有の言語のプログラムに変換することが容易になり、
この変換機能を各調理機器にもたせることで、情報管理
手段から共通言語で記されたプログラムを、メーカーや
グレードに関わらず全ての調理機器に与えることができ
る。その場合、調理機器のメーカー以外の者でもプログ
ラムを作成して提供することが可能になり、プログラム
の作成効率が総合的に向上する上、利用し得るプログラ
ムが豊富になる。
【0115】請求項4の調理装置によるときは、調理対
象物に処理を施す部分と、その処理に直接は関与せず、
料理情報を記憶し使用者に操作される部分が、本体と端
末部として分離されているから、使用者は本体から離れ
た場所で料理情報を利用することができて、操作性が向
上する。また、端末部に本体の発する熱や電磁波等の影
響が及び難いから、料理情報を記憶した記憶手段等を保
護するための特殊な手段を講じる必要がない。また、本
体と端末部とは通信により必要な情報の授受を行うこと
ができるから、両者を分離しても本体の処理に何の支障
も生じない。
【0116】請求項5の調理装置では、端末部から本体
に命令を送信して制御することができるのみならず、本
体から端末部に処理の進行状況等を送信して使用者に知
らせることができる。しかも、無線通信であるから、本
体の設置位置による制約を受けることなく端末部を自由
に移動させることができる。
【0117】請求項6の調理装置では、本体と端末部の
通信が電磁波によるノイズの影響を受けることがないか
ら、例えばこの調理装置を電子レンジとする場合でも、
確実に通信を行うことができる。同様に、周囲に電磁波
を発する他の調理装置がある場合でも、通信が妨害され
ることがない。また、赤外線は指向性が高いため、同様
の調理装置が周囲にある場合でもそれらの装置に影響を
及ぼす可能性が低くなり、調理装置ごとに異なる通信チ
ャンネルを設定する必要がない。
【0118】請求項7の調理装置では、本体の通信手段
を本体から脱離させて端末部との通信に適する位置に配
置することが可能であり、本体の設置位置に関わらず、
通信を行うことができる。また、本体とその通信手段は
ケーブルにより有線接続されているから、本体とその通
信手段間の信号伝達は両者の向きや位置に関わらず確実
に行われる。したがって、端末部との通信のことを考慮
することなく本体を任意の位置に設置することができ
て、本体の設置場所や向きに制約のあるキッチンであっ
ても、使用が容易である。
【0119】請求項8の調理装置によると、使用者は、
所望の料理について、本体が行う処理を含めその前後に
わたる調理方法を知ることができる。しかも、調理方法
は1ステップごとに表示され、また端末部を見易い位置
に置くことができるから、下ごしらえや盛りつけ等の作
業を、表示を見ながら行うことが可能である。
【0120】請求項9の調理装置では、使用者は調理器
具を正しく選択することができる上、その料理に応じた
使用方法を知ることができるから、特殊な方法で調理器
具を使用することが料理を成功させる重要な条件である
場合でも、失敗することがない。
【0121】請求項10の調理装置によるときは、所望
の料理を指定するだけで、その料理に適する処理を行わ
せることができるから、調理が容易である。また、処理
時間等をはじめとする処理の細かな設定を調理の都度行
う必要がなく、誤設定に起因する過剰加熱等の不適切な
処理による料理の失敗が避けられる。
【0122】請求項11の調理装置では、本体の処理能
力に拘らずにプログラムを作成することができる上、同
一プログラムを能力の異なる本体で共通に利用すること
が可能であるから、プログラム開発の効率がよくなる。
また、たとえ本体が故障した場合でも、本体のみを取り
替えることができるから、故障のない端末部まで取り替
える必要がなく無駄がない。しかも、取り替えによって
処理能力が変わっても、プログラムを継続使用すること
ができて、それまでできていた料理ができなくなるとい
う不都合も生じない。さらに、異なるメーカーの調理装
置間で同一のプログラムを共用することも可能になり、
同一の処理をメーカーごとに異なる言語で記すという無
駄が回避される上、使用者は複数メーカーの多くの機種
の中から本体を選択することもできる。
【0123】請求項12ないし請求項14の調理装置に
よると、端末部に記憶しているプログラムの処理が本体
の処理能力に適合しない場合であっても、本体は、処理
能力の範囲内で、その処理に近い処理を行うことができ
るから、期待どおりまたはそれに近い仕上がりの料理が
得られる。
【0124】請求項15の調理装置では、簡単な処理は
本体に記憶したプログラムによって行うことができるか
ら、使用者が常に端末部を操作する必要はなくなり、操
作性が向上する。
【0125】請求項16の調理装置によると、使用者
は、端末部の表示を見ることで本体の処理の進行状況を
知ることができる。したがって、進行状況を知るために
わざわざ本体を見に行く必要がなくなり、そのために作
業の手を休める必要もない。
【0126】請求項17の調理装置では、着脱自在の記
憶媒体を交換することで、新たな料理情報を任意の時に
得ることができる。したがって、使用者が利用し得る料
理情報がきわめて多くなり、当初プログラムを記憶して
いなかった料理についても調理することが可能になる。
また、情報を利用する頻度の低い料理についてはその情
報を着脱自在の記憶媒体に記憶することも可能であり、
これにより端末部の固定記憶の記憶容量を有効に使用す
ることができる。
【0127】請求項18の調理装置では、記憶していな
い料理についての情報を外部装置から任意の時に得るこ
とができる上、利用頻度の低い情報を常に記憶しておく
必要がなくなり、端末部の記憶容量を有効に利用するこ
とができる。
【0128】請求項19および請求項20の調理装置で
は、外部装置への接続のための操作がきわめて容易であ
る。しかも、転居等によって調理装置の使用地が変わっ
た場合に、最寄りの外部装置に自動的に接続することも
可能になり、通信経済の無駄を避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の料理支援システムの第1の実施形態
の概略構成を示す図。
【図2】 情報供給装置の概略構成を示す図。
【図3】 情報管理装置の概略構成を示す図。
【図4】 共通言語で記された電子レンジ用プログラム
の例を示す図。
【図5】 共通言語で記された炊飯器用プログラムの例
を示す図。
【図6】 電子レンジの概略構成を模式的に示す図。
【図7】 電子レンジと情報管理装置の外観を示す図。
【図8】 情報管理装置のプログラムが実行されるまで
の流れを示す概念図。
【図9】 本発明の料理支援システムの第2の実施形態
の概略構成を示す図。
【符号の説明】
1 情報供給装置 1a 主情報供給装置 2 情報管理装置 3 調理機器 4 受注装置 5 電子レンジ 9 通信回線 11 制御部 12 ROM 13 RAM 14 インターフェイス 15 記憶装置 16 料理情報データベース 17 管理装置情報データベース 18 供給装置情報データベース 21 制御部 22 ROM 23 RAM 24 インターフェイス 25 ROM 26 フラッシュメモリ 27 メモリカード 28 カードインターフェイス 29 EEPROM 30 個人料理情報データベース 31 液晶表示装置(LCD) 32 ポインティングパッド 33 タッチパネル 34 座標認識部 35 トラックボール 36 文字認識部 37 マイクロフォン 38 音声認識部 39 スピーカー 40 音声合成部 41 IrDA 51 ターンテーブル 52 マグネトロン 53 直火ヒーター 54 コンベクションヒーター 55 調理庫 56、57 温度センサー 58、59 形状センサー 60 色センサー 61 重量センサー 69 ケーブル 71 制御部 72 ROM 73 フラッシュメモリ 74 IrDA 75 ROM 76 RAM 77 操作部 78 選択キー 79 調理開始スイッチ 100 料理支援システム 200 料理支援システム

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 料理に関する情報を料理ごとに記憶し、
    記憶している情報を使用者に提示する複数の情報管理手
    段と、 料理に関する情報を料理ごとに記憶し、前記複数の情報
    管理手段と通信して、 記憶している情報を前記複数の情報管理手段に供給する
    情報供給手段とから成る料理支援システム。
  2. 【請求項2】 前記情報管理手段および前記情報供給手
    段が記憶する料理ごとの情報には、プログラムに従って
    動作する調理機器の動作を記したプログラムが含まれ、
    前記情報管理手段は記憶しているプログラムを前記調理
    機器に供給することを特徴とする請求項1に記載の料理
    支援システム。
  3. 【請求項3】 前記情報管理手段および前記情報供給手
    段が記憶するプログラムは、全ての情報管理手段に共通
    の言語で記されていることを特徴とする請求項2に記載
    の料理支援システム。
  4. 【請求項4】 調理対象物に処理を施す処理手段、該処
    理手段の処理を制御する制御手段、および通信手段を備
    える本体と、 料理に関する情報を記憶する記憶手段、料理に関する情
    報を表示する表示手段、前記記憶手段の記憶および前記
    表示手段の表示を管理する管理手段、使用者によって操
    作され前記管理手段に操作内容を伝える操作手段、なら
    びに通信手段を備え、前記本体から分離して設けられ前
    記本体と通信する端末部とから成ること特徴とする調理
    装置。
  5. 【請求項5】 前記本体が備える通信手段および前記端
    末部が備える通信手段は、双方向通信を行う無線通信装
    置であることを特徴とする請求項4に記載の調理装置。
  6. 【請求項6】 前記無線通信装置は赤外線通信装置であ
    ることを特徴とする請求項5に記載の調理装置。
  7. 【請求項7】 前記本体が備える通信手段は着脱自在で
    あり、前記本体からの脱離時にはケーブルによって前記
    本体と接続されることを特徴とする請求項4ないし請求
    項6のいずれかに記載の調理装置。
  8. 【請求項8】 前記記憶手段は料理に関する情報とし
    て、複数の料理について、前記処理手段の処理の前後に
    わたる調理方法を記憶し、 前記管理手段は、前記操作手段の操作によって指定され
    た料理の調理方法を前記記憶手段から読み出して、前記
    操作手段の操作に応じて1ステップごとに調理方法を前
    記表示手段に表示させることを特徴とする請求項4また
    は請求項7に記載の調理装置。
  9. 【請求項9】 前記調理方法には使用する調理器具とそ
    の使用方法が含まれることを特徴とする請求項8に記載
    の調理装置。
  10. 【請求項10】 前記記憶手段は料理に関する情報とし
    て、複数の料理について、前記処理手段の動作を規定す
    るプログラムを記憶し、 前記管理手段は、前記操作手段の操作によって指定され
    た料理のプログラムを前記記憶手段から読み出して、読
    み出したプログラムを前記操作手段の操作に応じて前記
    2つの通信手段を介して前記制御手段に伝送し、 前記制御手段は伝送されたプログラムに従って前記処理
    手段の処理を制御することを特徴とする請求項4または
    請求項7に記載の調理装置。
  11. 【請求項11】 前記記憶手段に記憶されるプログラム
    は、前記処理手段の処理能力による制約を受けない言語
    で記されていることを特徴とする請求項10に記載の調
    理装置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は前記処理手段の処理能
    力を記憶しており、前記伝送されたプログラムが記憶し
    ている処理能力に適合しないときに、伝送されたプログ
    ラムを記憶している処理能力に応じて修正し、修正後の
    プログラムに従って前記処理手段の処理を制御すること
    を特徴とする請求項10に記載の調理装置。
  13. 【請求項13】 前記制御手段は前記伝送されたプログ
    ラムを修正するときに、処理のパワー、処理時間および
    処理休止時間のうちの1つまたは複数を増減させること
    を特徴とする請求項12に記載の調理装置。
  14. 【請求項14】 前記処理手段は調理対象物に複数種類
    の処理を施すことが可能であり、前記記憶手段に記憶さ
    れるプログラムは前記複数種類の処理の比率を規定し、
    前記制御手段は前記伝送されたプログラムを修正すると
    きに、前記複数種類の処理の比率を変えることを特徴と
    する請求項12に記載の調理装置。
  15. 【請求項15】 前記本体は前記処理手段の一定の動作
    を規定するプログラムを記憶した固定記憶を備え、前記
    制御手段は前記伝送されたプログラムまたは前記固定記
    憶に記憶しているプログラムに従って前記処理手段の処
    理を制御することを特徴とする請求項10に記載の調理
    装置。
  16. 【請求項16】 前記制御手段は前記処理手段の処理の
    進行状況に関する情報を前記2つの通信手段を介して前
    記管理手段に伝送し、前記管理手段は伝送された情報を
    前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項10
    または請求項15に記載の調理装置。
  17. 【請求項17】 前記記憶手段の一部は、前記端末部に
    着脱自在の記憶媒体であることを特徴とする請求項4、
    請求項8または請求項10に記載の調理装置。
  18. 【請求項18】 前記端末部は、通信回線と接続するた
    めのインターフェイスを備えて、料理に関する情報を供
    給する外部装置に通信回線を介して接続され、外部装置
    から供給される情報を前記記憶手段に記憶することを特
    徴とする請求項4、請求項8または請求項10に記載の
    調理装置。
  19. 【請求項19】 前記端末部は、前記外部装置への接続
    のための通信手順を記憶した書き換え可能な不揮発性の
    記憶媒体を備え、料理に関する情報を供給する他の外部
    装置への接続のための通信手順を、接続された外部装置
    から提供されて、前記記憶媒体に記憶している通信手順
    を提供された通信手順によって更新することを特徴とす
    る請求項18に記載の調理装置。
  20. 【請求項20】 前記通信手順には外部装置が端末部を
    識別するための識別コードの送信が含まれ、前記他の外
    部装置は前記識別コードに基づいて選定された最寄りの
    外部装置であることを特徴とする請求項19に記載の調
    理装置。
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