JP2001349551A - 加熱調理システム - Google Patents

加熱調理システム

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JP2001349551A
JP2001349551A JP2000170328A JP2000170328A JP2001349551A JP 2001349551 A JP2001349551 A JP 2001349551A JP 2000170328 A JP2000170328 A JP 2000170328A JP 2000170328 A JP2000170328 A JP 2000170328A JP 2001349551 A JP2001349551 A JP 2001349551A
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heating
cooking
correction
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JP2000170328A
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Hirokazu Nakagawa
浩和 中川
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部から情報を受信でき、かつ、外部から受
信した情報を適宜修正して加熱動作の制御に利用でき
る、加熱調理システムを提供する。 【解決手段】 加熱調理システムは、情報処理端末3と
加熱調理機器1を含む。情報処理端末3は、サーバ6か
ら、調理シーケンスデータを受信することができる。情
報処理端末3は、使用者から入力される情報に応じて、
調理シーケンスデータを修正できる。そして、情報処理
端末3は、修正後の調理シーケンスデータを、加熱調理
機器1に送信する。加熱調理機器1では、受信した、当
該修正後の調理シーケンスデータに基づいて、調理動作
が実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱調理機器を含
む加熱調理システムに関し、特に、遠隔地から加熱調理
機器に対して加熱シーケンスデータ等のデータを送信で
きる加熱調理機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平11−14063号公報
に、通信回線を介して外部の機器と食品の加熱調理に関
する情報を授受することにより、加熱調理機器の加熱調
理動作を遠隔制御できる加熱調理システムが開示されて
いた。このような従来の加熱調理システムについて、図
17を参照して説明する。
【0003】図17には、従来の加熱調理システムとし
て、機器側システム909が示されている。機器側シス
テム909は、加熱エリア911と、加熱エリア911
内の食品910を加熱する加熱手段912と、加熱状況
を検出する加熱状況検出手段913と、機器制御装置9
16とを備えている。
【0004】機器側システム909は、通信回線917
を介して、遠隔操作側システム918と接続されてい
る。遠隔操作側システム918は、通信回線917を介
して入力する情報を読取る遠隔操作側読取手段919
と、遠隔操作側システム918における情報を処理する
遠隔操作側制御手段20を備えている。
【0005】機器側システム909は、使用者が設定し
た調理メニューに対応する調理情報と加熱検出手段が検
出する加熱状況情報とを、通信回線917を介して遠隔
操作側システム918に送信する。
【0006】一方、遠隔操作側システム918は、調理
情報と加熱状況情報とに基づいて食品910を適切に加
熱するように、遠隔制御情報を、機器側システム909
に、通信回線917を介して送信する。
【0007】これにより、機器側システム909は、送
信されて来る遠隔制御情報に基づいて、加熱手段912
を制御する。
【0008】つまり、従来の加熱調理システムでは、通
信回線917を介して、遠隔地から送信される情報に基
づいて、加熱調理動作を制御することができた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の加熱調理システムでは、常に、遠隔操作側シス
テム918から送られてくる情報通りの加熱調理動作し
か実行されることがなかった。このことから、上記の従
来の加熱調理システムでは、遠隔操作側システム918
から送られてくる情報に従って加熱調理動作を実行する
と、常に、同じ仕上がりでしか、調理がなされなかっ
た。つまり、たとえば食品の焼き加減についての好み等
に応じて加熱時間を調整する等、送られてくる情報に修
正を加えることができなかった。
【0010】本発明は、かかる実情に鑑み考え出された
ものであり、その目的は、外部から情報を受信でき、か
つ、外部から受信した情報を適宜修正して加熱動作の制
御に利用できる、加熱調理システムを提供することであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に従った加熱調理
システムは、加熱手段と、通信回線を介し、外部装置と
の間で情報の送受信を行なう情報処理端末と、前記情報
処理端末が前記外部装置から受信した外部情報を修正す
ることにより修正情報を作成する修正情報作成手段と、
前記修正情報に基づいて、前記加熱手段の加熱動作を制
御する加熱制御手段とを含むことを特徴とする。
【0012】本発明によると、外部入力情報が修正され
ることにより修正情報が作成され、当該修正情報に基づ
いて、加熱手段の加熱動作が制御される。
【0013】したがって、加熱調理システムにおいて、
外部から受信した情報に適宜修正して、加熱動作の制御
に利用することができる。
【0014】また、本発明に従った加熱調理システム
は、調理情報を表示する調理情報表示手段と、前記修正
情報に基づいて、前記調理情報表示手段の表示内容を制
御する調理情報表示制御手段をさらに含むことが好まし
い。
【0015】これにより、外部から受信した情報に適宜
修正して、調理情報を表示することができる。
【0016】また、本発明に従った加熱調理システム
は、前記修正情報作成手段は、使用者に、前記外部情報
の修正に関連した情報である修正関連情報を入力させる
ための、情報入力手段を備え、前記情報入力手段に入力
された前記修正関連情報に基づいて、前記外部情報を修
正することにより前記修正情報を作成することが好まし
い。
【0017】これにより、修正情報作成手段は、使用者
が入力した情報に応じて、外部から受信した情報を修正
できる。
【0018】また、本発明に従った加熱調理システム
は、前記情報入力手段は、表示機能を備え、使用者に前
記修正関連情報を入力させるための動作を開始する際、
前回入力された前記修正関連情報を表示することが好ま
しい。
【0019】これにより、使用者は、より容易に、前回
入力した修正関連情報と同じ修正関連情報を入力でき
る。
【0020】また、本発明に従った加熱調理システム
は、前記情報入力手段は、表示機能を備え、表示する言
語を設定できるように構成され、前記設定された言語で
表示を行なうことが好ましい。
【0021】これにより、使用者は、より容易に、修正
関連情報を入力できる。また、本発明に従った加熱調理
システムは、前記情報入力手段に入力された前記修正関
連情報を記憶する入力情報記憶手段をさらに含み、前記
修正情報作成手段は、前記入力情報記憶手段の記憶内容
が変更されるまで、前記入力情報記憶手段に記憶されて
いる前記修正関連情報に基づいて、前記外部情報を修正
することが好ましい。
【0022】これにより、使用者が、外部情報の受信の
毎に修正関連情報を入力することなく、受信したすべて
の外部情報を、使用者が前回入力した修正関連情報に基
づいて、修正できる。
【0023】また、本発明に従った加熱調理システム
は、前記修正関連情報は、前記加熱手段によって加熱さ
れた食品を提供される者である被提供者の特性について
の情報を含み、前記修正情報作成手段は、前記外部情報
の中から、前記被提供者の特性についての情報に関連し
た情報を選択し、当該選択された情報を修正することに
より前記修正情報を作成することが好ましい。
【0024】これにより、被提供者の特性を、加熱手段
の加熱動作や調理情報の表示に反映させることができ
る。
【0025】また、本発明に従った加熱調理システム
は、前記被提供者の特性についての情報は、前記被提供
者の所望する、前記加熱手段による食品の加熱の度合い
についての情報であることが好ましい。
【0026】これにより、被提供者の所望する食品の加
熱の度合いを、加熱手段の加熱動作に反映させることが
できる。
【0027】また、本発明に従った加熱調理システム
は、前記被提供者の特性についての情報は、前記被提供
者の健康状態に関する情報であることが好ましい。
【0028】これにより、被提供者の健康状態を、加熱
手段の加熱動作や調理情報の表示に反映させることがで
きる。
【0029】また、本発明に従った加熱調理システム
は、前記被提供者の特性についての情報は、前記被提供
者の人数、年齢、および、性別に関する情報であること
が好ましい。
【0030】これにより、被提供者の人数、年齢、およ
び、性別を、加熱手段の加熱動作や調理情報の表示に反
映させることができる。
【0031】また、本発明に従った加熱調理システム
は、前記被提供者の特性についての情報は、前記被提供
者が一回に飲食する量に関する情報であることが好まし
い。
【0032】これにより、被提供者の一回に飲食する
量、つまり、被提供者が大食であるとか小食であるとい
う情報を、加熱手段の加熱動作や調理情報の表示に反映
させることができる。
【0033】また、本発明に従った加熱調理システム
は、前記被提供者の特性についての情報は、前記被提供
者の宗教に関する情報であることが好ましい。
【0034】これにより、被提供者の宗教を、加熱手段
の加熱動作や調理情報の表示に反映させることができ
る。
【0035】また、本発明に従った加熱調理システム
は、前記被提供者の特性についての情報は、前記加熱手
段によって加熱された食品の加熱の度合いに対する、被
提供者の評価に関する情報であることが好ましい。
【0036】これにより、当該加熱調理システムにおい
てなされた加熱調理に対する被提供者の評価を、加熱手
段の加熱動作や調理情報の表示に反映させることができ
る。
【0037】また、本発明に従った加熱調理システム
は、前記情報入力手段に、複数の前記被提供者の特性に
ついての情報が入力された場合、各被提供者の特性につ
いての情報を、当該各被提供者に割当てられた割合で、
前記外部情報の修正に利用することが好ましい。
【0038】これにより、複数の被提供者の特性を、複
数の被提供者の関係と共に、加熱手段の加熱動作や調理
情報の表示に反映させることができる。
【0039】また、本発明に従った加熱調理システム
は、当該加熱調理システムを操作するために、使用者に
よって操作されるシステム操作手段と、前記システム操
作手段を操作する方法を表示する操作方法表示手段と、
前記操作方法表示手段に表示する内容を決定する表示内
容決定手段とをさらに含み、前記修正関連情報は、前記
システム操作手段を操作する者の、前記システム操作手
段に対する操作の熟練度に関する情報である熟練度情報
を含み、前記表示内容決定手段は、前記熟練度情報に基
づいて、前記操作方法表示手段に表示する内容を決定す
ることが好ましい。
【0040】これにより、使用者のシステム操作手段に
対する操作の熟練度を、操作方法表示手段の表示内容
に、反映させることができる。つまり、たとえば、使用
者の熟練度の低い場合には、操作方法表示手段に、より
詳細な操作方法を表示させるように、表示内容を決定で
きる。
【0041】また、本発明に従った加熱調理システム
は、操作されることにより、前記加熱制御手段に、前記
加熱手段による加熱動作を実行させるための、加熱操作
手段をさらに含み、前記外部情報記憶手段は、前記加熱
操作手段に対してなされた操作態様を記憶し、前記加熱
制御手段は、前記外部情報記憶手段に記憶された前記操
作態様に応じて、前記加熱手段の加熱動作を制御するこ
とが好ましい。
【0042】これにより、使用者が加熱操作手段に対し
て同じ操作を何度も実行しなければならない事態を回避
できる。
【0043】また、本発明に従った加熱調理システム
は、前記修正情報作成手段は、前記外部情報記憶手段に
記憶された前記操作態様を修正することにより、修正操
作態様を作成し、前記加熱制御手段は、前記修正操作態
様に応じて、前記加熱手段の加熱動作を制御することが
好ましい。
【0044】これにより、加熱調理システムにおいて、
加熱手段に、より適切な加熱動作を実行させることがで
きる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
の加熱調理システムの実施の形態について説明する。
【0046】[第1の実施の形態]図1に、本実施の形
態の加熱調理システムを含む通信システムの、ブロック
図を示す。図1を参照して、加熱調理システムHは、主
に、加熱調理機器1と情報処理端末3から構成される。
【0047】加熱調理機器1としては、たとえば、電子
レンジや電磁調理器等の各種加熱調理器を挙げることが
できる。また、情報処理端末3としては、たとえば、パ
ーソナルコンピュータ(いわゆる、パソコン)を挙げる
ことができる。
【0048】加熱調理機器1と情報処理端末3とは、ケ
ーブル2で接続されている。また、情報処理端末3は、
情報通信回線4、インターネット5を介して、サーバ6
に接続可能な状態とされている。
【0049】サーバ6は、ホームページを開設し、加熱
調理機器1を用いて各種調理を実行するための調理シー
ケンスデータを、情報処理端末3に提供可能な状態にあ
る。なお、ここで言う調理シーケンスデータには、「シ
ーケンス制御データ」、「作成手順データ」、「材料デ
ータ」が含まれる。
【0050】シーケンス制御データとは、加熱調理機器
1を動作させるシーケンスについてのデータである。作
成手順データとは、加熱調理機器1が実行する調理手順
を、加熱調理機器1の表示手段11(図2参照)に表示
させるためのデータである。材料データとは、調理に必
要な材料の種類および分量等を、上記の表示手段11に
表示させるためのデータである。
【0051】図2に、加熱調理機器1のブロック図を示
す。図2を参照して、加熱調理機器1は、当該加熱調理
機器1の動作を全体的に制御する制御手段7を備えてい
る。当該制御手段7には、加熱手段8、回転手段9、検
知手段10、表示手段11、キー入力手段12、記憶手
段13、および、通信手段14が接続されている。
【0052】加熱調理機器1は、それ自体で、加熱調理
を実行することができる。つまり、キー入力手段12に
対して、加熱条件の設定がなされた後、加熱調理を開始
する操作がなされると、それに応じて、制御手段7は、
加熱手段8に加熱動作を開始させる。なお、加熱手段8
に加熱動作を実行させている際には、制御手段7は、回
転手段9を駆動することにより、被加熱物である食品を
適宜回転させる。
【0053】検知手段10は、被加熱物の加熱の進行度
合いを、種々の方法で、検知することができる。そし
て、制御手段7は、検知手段10から出力される情報に
応じて、加熱手段8による加熱動作を停止させる。
【0054】一方、加熱調理機器1は、通信手段14,
ケーブル2を介して、情報処理端末3に接続されてい
る。したがって、情報処理端末3がサーバ6から提供さ
れた調理シーケンスデータを、加熱調理機器1に送信す
ることができる。
【0055】制御手段7は、通信手段14を介して受信
した当該調理シーケンスデータを、記憶手段13に記憶
させることができる。そして、制御手段7は、記憶手段
13に記憶させた調理シーケンスデータに基づいて、加
熱手段8の加熱動作を制御したり、表示手段11の表示
内容を制御することができる。つまり、キー入力手段1
2に対して、調理シーケンスデータの実行を指示する操
作がなされると、制御手段7は、記憶手段13に記憶さ
れた調理シーケンスデータを呼出し、作成手順データお
よび材料データに基づいて表示手段11を制御しつつ、
シーケンス制御データに基づいて、加熱手段8の動作を
制御する。
【0056】図3は、情報処理端末3のブロック図であ
る。情報処理端末3は、当該情報処理端末3の動作を全
体的に制御するメイン処理手段15を備えている。メイ
ン処理手段15には、入力手段16、表示手段17、記
憶手段18、および、通信手段19が接続されている。
【0057】情報処理端末3は、通信手段19および情
報通信回線4を介して、インターネット5に接続する機
能を備えている。さらに、情報処理端末3は、インター
ネット5を介して、外部のサーバ6が開設するホームペ
ージの閲覧、、調理シーケンスデータのダウンロード、
および、調理シーケンスデータの記憶を行なえる機能を
備えている。メイン処理手段15は、上記のようにダウ
ンロードした調理シーケンスデータを、記憶手段18に
記憶させることができる。また、メイン処理手段15
は、記憶手段18に記憶させた調理シーケンスデータ
を、通信手段19およびケーブル2を介して、加熱調理
機器1に送信する機能を備えている。
【0058】なお、情報処理端末3では、メイン処理手
段15は、ダウンロードした調理シーケンスデータの内
容を、使用者に理解される態様で、表示手段17に、表
示させることができる。また、メイン処理手段15は、
入力手段16に対してなされた操作に応じて、調理シー
ケンスデータの内容を、変更および追加することによ
り、修正することができる。修正された調理シーケンス
データは、記憶手段18に記憶される。
【0059】そして、メイン処理手段15は、修正後の
調理シーケンスデータを、通信手段19およびケーブル
2を介して、加熱調理機器1に送信することができる。
【0060】加熱調理機器1の制御手段7は、上記した
修正後の調理シーケンスデータも、記憶手段13に記憶
させることができる。そして、キー入力手段に対して所
定の操作がなされた場合、制御手段7は、当該修正後の
調理シーケンスデータに含まれるシーケンス制御デー
タ,作成手順データ,および,材料データに応じて、加
熱手段8、表示手段11等の種々の手段の動作を制御す
る。
【0061】以上説明した本実施の形態では、使用者
は、情報処理端末3を用いて、インターネット5を介し
て、加熱調理機器1についての調理シーケンスデータを
ダウンロードすることができる。そして、使用者は、加
熱調理機器1に、ダウンロードした調理シーケンスデー
タに従った動作を実行させることができる。また、使用
者は、加熱調理機器1に、ダウンロードした調理シーケ
ンスデータに修正を加え、当該修正後の調理シーケンス
データに従った動作を実行させることができる。
【0062】[第2の実施の形態]次に、本発明の第2
の実施の形態について説明する。
【0063】なお、本明細書における各実施の形態の加
熱調理システムの構成要素は、図1〜図3に示した第1
の実施の形態の加熱調理システムの構成要素と同じであ
る。ただし、各構成要素の作用は、第1の実施の形態に
おける作用と異なる場合がある。したがって、以下の説
明では、第1の実施の形態と重複する説明をなるべく省
略し、第1の実施の形態に対して異なる作用を奏する構
成要素についての、当該作用を中心に説明する。
【0064】情報処理端末3では、サーバ6からの、調
理シーケンスデータのダウンロードが終了した後、当該
情報処理端末3の表示手段17に、図4に示すような画
面が表示される。
【0065】図4を参照して、画面40には、加熱調理
機器1で何人分の食品を調理するのかを質問する文章4
1が表示されている。また、画面40の中央部には、当
該質問に対する回答を表示する回答表示部44が表示さ
れている。回答表示部44には、回答である数値を表示
する数値表示部47と、数値表示部47に表示する数値
を変更するための数値調整キー45,46とが含まれ
る。さらに、画面40の下部には、回答表示部44の表
示内容を、上記の質問に対する回答として設定するため
の完了キー43と、画面40の表示を取り消すための取
り消しキー42が表示される。取り消しキー42、完了
キー43および数値調整キー45,46は、たとえばタ
ッチキーにより構成される。
【0066】情報処理端末3では、画面40を利用して
入力された、質問に対する回答は、ダウンロードした調
理シーケンスデータと共に、記憶手段18に記憶され
る。なお、メイン処理手段15は、次回、表示手段17
において同様の質問を表示して使用者に回答の入力を促
す場合、今回設定された回答内容を、デフォルト値とし
て表示させる。
【0067】また、メイン処理手段15は、画面40を
利用して入力された回答の内容に基づいて、ダウンロー
ドした調理シーケンスデータに、修正を加えることがで
きる。具体的には、回答として設定された人数に応じ
て、シーケンス制御データの中の加熱時間を調整し、材
料データの中の材料の分量を調整する。
【0068】メイン処理手段15は、修正後の調理シー
ケンスデータを、記憶手段18に記憶させ、さらに、通
信手段19およびケーブル2を介して、加熱調理機器1
に送信することができる。
【0069】加熱調理機器1では、制御手段7は、受信
した修正後の調理シーケンスデータを、記憶手段13に
記憶させ、かつ、当該修正後の調理シーケンスデータに
従って、種々の手段の動作を制御することができる。
【0070】なお、本実施の形態において、記憶手段1
8に記憶された回答は、使用者によって、変更を要請す
る操作がなされるまでは、変更されずに記憶させておく
ことが好ましい。
【0071】つまり、たとえば、一度、記憶手段18に
回答が記憶された場合には、調理シーケンスデータのダ
ウンロードが終了した後、表示手段18に、図4に示す
画面ではなく、前回の回答内容と共に、使用者に対して
当該回答内容の変更を希望するか否かを問合せる画面を
表示させる。そして、使用者が、回答内容を変更する操
作を行なった場合にのみ、図4に示す画面を表示し、上
述した処理がなされる。一方、使用者が、回答内容を変
更しない操作を行なった場合には、メイン処理手段15
は、その時点で記憶されている回答内容に基づいて、調
理シーケンスデータを修正する。このように構成される
ことにより、使用者が、調理シーケンスデータのダウン
ロードが終了する毎に、同様の回答をする操作を要求さ
れることを回避できる。このような構成では、記憶手段
18において、使用者の回答内容と、ダウンロードされ
た各調理シーケンスデータが、互いに独立して、記憶さ
れていることになる。
【0072】[第3の実施の形態]次に、本発明の第3
の実施の形態について説明する。
【0073】情報処理端末3では、サーバ6からの、調
理シーケンスデータのダウンロードが終了した後、当該
情報処理端末3の表示手段17に、図5に示すような画
面が表示される。
【0074】図5を参照して、画面50には、加熱調理
機器1で調理された食品を提供する人がどのような焼き
具合を好むかを質問する文章51が表示されている。ま
た、画面50の中央部には、当該質問に対する回答を表
示する回答表示部54が表示されている。回答表示部5
4には、回答を入力するためのチェック欄55〜57が
含まれる。チェック欄55〜57は、回答の候補である
「薄いめ」「普通」「濃いめ」のそれぞれに対応するよ
うに、表示されている。回答表示部54の下には、使用
者に、回答を促す文章58が表示されている。さらに、
画面50の下部には、回答表示部54の表示内容を、上
記の質問に対する回答として設定するための完了キー5
3と、画面50の表示を取り消すための取り消しキー5
2が表示される。チェック欄55〜57、完了キー53
および取り消しキー52は、たとえばタッチキーにより
構成される。ユーザは、画面50において、チェック欄
55〜57のいずれかにチェックを入れることにより、
質問に回答することになる。なお、図5では、例とし
て、「普通」という回答に対応するチェック欄56にチ
ェックが入った場合が示されている。
【0075】情報処理端末3では、画面50を利用して
入力された、質問に対する回答は、ダウンロードした調
理シーケンスデータと共に、記憶手段18に記憶され
る。
【0076】また、メイン処理手段15は、画面50を
利用して入力された回答の内容に基づいて、ダウンロー
ドした調理シーケンスデータに、修正を加えることがで
きる。具体的には、回答に応じた焼き具合の好みに応じ
て、表1に示す係数を、シーケンス制御データの中の、
加熱時間に乗算する。
【0077】
【表1】
【0078】つまり、たとえば、焼き具合の好みとして
「薄いめ」が回答された場合、サーバ6からダウンロー
ドした調理シーケンスデータに含まれる加熱時間に
「0.98」をかけたものが、加熱時間として、修正後
の調理シーケンスデータに含まれることになる。
【0079】メイン処理手段15は、修正後の調理シー
ケンスデータを、記憶手段18に記憶させ、さらに、通
信手段19およびケーブル2を介して、加熱調理機器1
に送信することができる。
【0080】加熱調理機器1では、制御手段7は、受信
した修正後の調理シーケンスデータを、記憶手段13に
記憶させ、かつ、当該修正後の調理シーケンスデータに
従って、種々の手段の動作を制御することができる。
【0081】[第4の実施の形態]次に、本発明の第4
の実施の形態について説明する。
【0082】情報処理端末3では、サーバ6からの、調
理シーケンスデータのダウンロードが終了した後、当該
情報処理端末3の表示手段17に、図6に示すような画
面が表示される。
【0083】図6を参照して、画面60には、使用者の
家族の人数、つまり、加熱調理機器1で調理された食品
を提供する人数を質問する文章61が表示されている。
また、画面60の中央部には、当該質問に対する回答を
表示する回答表示部64が表示されている。回答表示部
64には、回答を入力するためのチェック欄65a〜6
5eが含まれる。チェック欄65a〜65eは、回答の
候補である「1人」「2人」「3人」「4人」「5人」
のそれぞれに対応するように、表示されている。回答表
示部64の下には、使用者に、回答を促す文章68が表
示されている。
【0084】さらに、画面60の下部には、回答表示部
64の表示内容を、上記の質問に対する回答として設定
するための完了キー63と、画面60の表示を取り消す
ための取り消しキー62が表示される。チェック欄65
a〜65e、完了キー63および取り消しキー62は、
たとえばタッチキーにより構成される。ユーザは、画面
60で、チェック欄65a〜65eのいずれかにチェッ
クを入れることにより、質問に回答することになる。な
お、図6では、例として、「4人」という回答に対応す
るチェック欄65dにチェックが入った場合が示されて
いる。
【0085】情報処理端末3では、画面60を利用して
入力された、質問に対する回答は、ダウンロードした調
理シーケンスデータと共に、記憶手段18に記憶され
る。
【0086】また、メイン処理手段15は、画面60を
利用して入力された回答の内容に基づいて、ダウンロー
ドした調理シーケンスデータに修正を加える。
【0087】具体的には、メイン処理手段15は、回答
に応じた人数に応じて、下記の式(1)に従って、調理
シーケンスデータの材料データに含まれる、各材料の分
量についてのデータを修正する。なお、式(1)中、
「X2 」は修正後の材料データに登録されている分量で
あり、「X1 」はダウンロードされた材料データに登録
されている分量であり、「A2 」は画面60において回
答された人数であり、「A1 」はダウンロードされた材
料データが対象としている人数である。
【0088】X2 =X1 ×(A2 /A1 ) …(1) また、メイン処理手段15は、回答に応じた人数に応じ
て、下記の式(2)に従って、調理シーケンスデータの
シーケンス制御データに含まれる加熱時間についてのデ
ータを修正する。なお、式(2)中、「T2 」は修正後
のシーケンス制御データに登録されている加熱時間であ
り、「T1 」はダウンロードされたシーケンス制御デー
タに登録されている加熱時間である。「A2 」,
「A1 」は、式(1)について説明したものと同じもの
である。
【0089】T2 =T1 ×(A2 /A1 ) …(2) つまり、たとえば、サーバ6からダウンロードした調理
シーケンスデータが「5人」を対象としたものであり、
画面60で「4人」と回答された場合、各材料の分量お
よび加熱時間についてのデータは、「4/5」倍に修正
される。
【0090】メイン処理手段15は、修正後の調理シー
ケンスデータを、記憶手段18に記憶させ、さらに、通
信手段19およびケーブル2を介して、加熱調理機器1
に送信することができる。
【0091】加熱調理機器1では、制御手段7は、受信
した修正後の調理シーケンスデータを、記憶手段13に
記憶させ、かつ、当該修正後の調理シーケンスデータに
従って、種々の手段の動作を制御することができる。
【0092】[第5の実施の形態]次に、本発明の第5
の実施の形態について説明する。
【0093】情報処理端末3では、サーバ6からの、調
理シーケンスデータのダウンロードが終了した後、当該
情報処理端末3の表示手段17に、図7に示すような画
面が表示される。
【0094】図7を参照して、画面70には、加熱調理
機器1で調理された食品を提供する人の飲食の量につい
て質問する文章71が表示されている。飲食の量とは、
具体的には、一回の食事の際に飲食する量が、一般に普
通とされている人より多いかどうかである。また、画面
70の中央部には、当該質問に対する回答を表示する回
答表示部74が表示されている。回答表示部74には、
回答を入力するためのチェック欄75〜77が含まれ
る。チェック欄75〜77は、回答の候補である「少な
め」「普通」「多め」のそれぞれに対応するように、表
示されている。
【0095】回答表示部74の下には、使用者に、回答
を促す文章78が表示されている。さらに、画面70の
下部には、回答表示部74の表示内容を、上記の質問に
対する回答として設定するための完了キー73と、画面
70の表示を取り消すための取り消しキー72が表示さ
れる。チェック欄75〜77、完了キー73および取り
消しキー72は、たとえばタッチキーにより構成され
る。
【0096】ユーザは、画面70において、チェック欄
75〜77のいずれかにチェックを入れることにより、
質問に回答することになる。なお、図7では、例とし
て、「普通」という回答に対応するチェック欄76にチ
ェックが入った場合が示されている。
【0097】情報処理端末3では、画面70を利用して
入力された、質問に対する回答は、ダウンロードした調
理シーケンスデータと共に、記憶手段18に記憶され
る。
【0098】また、メイン処理手段15は、画面70を
利用して入力された回答の内容に基づいて、ダウンロー
ドした調理シーケンスデータに、修正を加えることがで
きる。具体的には、回答に応じた飲食量に応じて、表2
に示す係数を、シーケンス制御データの中の、材料の量
および加熱時間に乗算する。
【0099】
【表2】
【0100】つまり、たとえば、飲食の量として「多
め」が回答された場合、サーバ6からダウンロードした
調理シーケンスデータに含まれる材料の量および加熱時
間に「1.1」をかけたものが、材料の量および加熱時
間として、修正後の調理シーケンスデータに含まれるこ
とになる。
【0101】メイン処理手段15は、修正後の調理シー
ケンスデータを、記憶手段18に記憶させ、さらに、通
信手段19およびケーブル2を介して、加熱調理機器1
に送信することができる。
【0102】加熱調理機器1では、制御手段7は、受信
した修正後の調理シーケンスデータを、記憶手段13に
記憶させ、かつ、当該修正後の調理シーケンスデータに
従って、種々の手段の動作を制御することができる。
【0103】[第6の実施の形態]次に、本発明の第6
の実施の形態について説明する。
【0104】情報処理端末3では、サーバ6からの、調
理シーケンスデータのダウンロードが終了した後、当該
情報処理端末3の表示手段17に、図8に示すような画
面が表示される。
【0105】図8を参照して、画面80には、加熱調理
機器1で調理された食品を提供する人の持病の有無を質
問する文章81が表示されている。また、画面80の中
央部には、当該質問に対する回答を表示する回答表示部
84が表示されている。回答表示部84には、回答を入
力するためのチェック欄85〜87が含まれる。チェッ
ク欄85〜87は、回答の候補である「高血圧」「肥
満」「なし」のそれぞれに対応するように、表示されて
いる。
【0106】回答表示部84の下には、使用者に、回答
を促す文章88が表示されている。さらに、画面80の
下部には、回答表示部84の表示内容を、上記の質問に
対する回答として設定するための完了キー83と、画面
80の表示を取り消すための取り消しキー82が表示さ
れる。チェック欄85〜87、完了キー83および取り
消し82は、たとえばタッチキーにより構成される。
【0107】ユーザは、画面80において、チェック欄
85〜87のいずれかにチェックを入れることにより、
質問に回答することになる。なお、図8では、例とし
て、「なし」という回答に対応するチェック欄87にチ
ェックが入った場合が示されている。
【0108】情報処理端末3では、画面80を利用して
入力された、質問に対する回答は、ダウンロードした調
理シーケンスデータと共に、記憶手段18に記憶され
る。
【0109】また、メイン処理手段15は、画面80を
利用して入力された回答の内容に基づいて、ダウンロー
ドした調理シーケンスデータに、修正を加えることがで
きる。
【0110】つまり、たとえば、持病として「高血圧」
が回答された場合、サーバ6からダウンロードした調理
シーケンスデータにおいて、材料の中の塩の量を「0.
5」乗算したものに修正する。また、たとえば、持病と
して「肥満」が回答された場合、サーバ6からダウンロ
ードした調理シーケンスデータにおいて、材料の中の砂
糖の量を「0.5」乗算したものに修正する。
【0111】メイン処理手段15は、修正後の調理シー
ケンスデータを、記憶手段18に記憶させ、さらに、通
信手段19およびケーブル2を介して、加熱調理機器1
に送信することができる。
【0112】加熱調理機器1では、制御手段7は、受信
した修正後の調理シーケンスデータを、記憶手段13に
記憶させ、かつ、当該修正後の調理シーケンスデータに
従って、種々の手段の動作を制御することができる。
【0113】[第7の実施の形態]次に、本発明の第7
の実施の形態について説明する。
【0114】情報処理端末3では、サーバ6からの、調
理シーケンスデータのダウンロードが終了した後、当該
情報処理端末3の表示手段17に、図9に示すような画
面が表示される。
【0115】図9を参照して、画面90には、加熱調理
機器1で調理された食品を提供する人の宗教を質問する
文章91が表示されている。また、画面90の中央部に
は、当該質問に対する回答を表示する回答表示部94が
表示されている。回答表示部94には、回答を入力する
ためのチェック欄95,96が含まれる。チェック欄9
5,96は、回答の候補である「イスラム教」「ヒンズ
ー教」のそれぞれに対応するように、表示されている。
【0116】回答表示部94の下には、使用者に、回答
を促す文章98が表示されている。さらに、画面90の
下部には、回答表示部94の表示内容を、上記の質問に
対する回答として設定するための完了キー93と、画面
90の表示を取り消すための取り消しキー92が表示さ
れる。チェック欄95,96、完了キー93および取り
消し92は、たとえばタッチキーにより構成される。
【0117】ユーザは、画面90において、チェック欄
95,96のいずれかにチェックを入れることにより、
質問に回答することになる。
【0118】情報処理端末3では、画面90を利用して
入力された、質問に対する回答は、ダウンロードした調
理シーケンスデータと共に、記憶手段18に記憶され
る。なお、表示されている宗教のいずれの教徒にも該当
しない場合には、取り消しキー92を操作することによ
り、その旨が回答として記憶手段18に記憶される。
【0119】また、メイン処理手段15は、画面90を
利用して入力された回答の内容に基づいて、ダウンロー
ドした調理シーケンスデータに、修正を加えることがで
きる。具体的には、たとえば、宗教としてヒンズー教が
選択された場合には、調理シーケンスデータの材料デー
タにおいて、材料名中の「牛肉」が「豚肉」に置換され
るよう、修正される。一方、宗教としてイスラム教が選
択された場合には、調理シーケンスデータの材料データ
において、材料名中の「豚肉」が「牛肉」に置換される
よう、修正される。
【0120】メイン処理手段15は、修正後の調理シー
ケンスデータを、記憶手段18に記憶させ、さらに、通
信手段19およびケーブル2を介して、加熱調理機器1
に送信することができる。
【0121】加熱調理機器1では、制御手段7は、受信
した修正後の調理シーケンスデータを、記憶手段13に
記憶させ、かつ、当該修正後の調理シーケンスデータに
従って、種々の手段の動作を制御することができる。
【0122】[第8の実施の形態]次に、本発明の第8
の実施の形態について説明する。
【0123】情報処理端末3では、サーバ6からの、調
理シーケンスデータのダウンロードが終了した後、当該
情報処理端末3の表示手段17に、図10に示すような
画面が表示される。
【0124】図10を参照して、画面100には、表示
手段17で表示を行なうべき言語を質問する文章101
が表示されている。また、画面100の中央部には、当
該質問に対する回答を表示する回答表示部104が表示
されている。回答表示部104には、回答を入力するた
めのチェック欄105,106が含まれる。チェック欄
105,106は、回答の候補である「日本語」「英
語」のそれぞれに対応するように、表示されている。
【0125】回答表示部104の下には、使用者に、回
答を促す文章108が表示されている。さらに、画面1
00の下部には、回答表示部104の表示内容を、上記
の質問に対する回答として設定するための完了キー10
3と、画面100の表示を取り消すための取り消しキー
102が表示される。チェック欄105,106、完了
キー103および取り消し102は、たとえばタッチキ
ーにより構成される。
【0126】ユーザは、画面100において、チェック
欄105,106のいずれかにチェックを入れることに
より、質問に回答することになる。
【0127】情報処理端末3では、画面100を利用し
て入力された、質問に対する回答は、ダウンロードした
調理シーケンスデータと共に、記憶手段18に記憶され
る。
【0128】また、メイン処理手段15は、画面100
を利用して入力された回答の内容に基づいて、それ以
降、表示手段17において文字を表示する言語を決定す
る。そして、表示手段17では、決定された言語で、種
々の表示が行なわれる。
【0129】また、メイン処理手段15は、画面100
を利用して入力された回答の内容を記憶手段18に記憶
させ、さらに、加熱調理機器1に送信することができ
る。
【0130】加熱調理機器1では、制御手段7は、受信
した回答内容に基づいて、表示手段11において文字を
表示する言語を決定する。そして、表示手段11では、
決定された言語で、作成順序データ等に従った、各種の
表示がなされる。
【0131】[第9の実施の形態]次に、本発明の第9
の実施の形態について説明する。
【0132】情報処理端末3では、サーバ6からの、調
理シーケンスデータのダウンロードが終了した後、当該
情報処理端末3の表示手段17に、図11に示すような
画面が表示される。
【0133】図11を参照して、画面110には、加熱
調理機器1で調理を行なう人の、加熱調理機器1に対す
る操作の熟練度を質問する文章111が表示されてい
る。加熱調理機器1に対する操作の熟練度とは、加熱調
理機器1に対する操作を行なって、当該加熱調理機器1
に調理動作を実行させることに慣れている度合いを意味
する。
【0134】また、画面110の中央部には、当該質問
に対する回答を表示する回答表示部114が表示されて
いる。回答表示部114には、回答を入力するためのチ
ェック欄115〜117が含まれる。チェック欄115
〜117は、回答の候補である「未熟」「普通」「達
者」のそれぞれに対応するように、表示されている。
【0135】回答表示部114の下には、使用者に、回
答を促す文章118が表示されている。さらに、画面1
10の下部には、回答表示部114の表示内容を、上記
の質問に対する回答として設定するための完了キー11
3と、画面110の表示を取り消すための取り消しキー
112が表示される。チェック欄115〜117、完了
キー113および取り消し112は、たとえばタッチキ
ーにより構成される。
【0136】ユーザは、画面110において、チェック
欄115〜117のいずれかにチェックを入れることに
より、質問に回答することになる。情報処理端末3で
は、画面110を利用して入力された、質問に対する回
答は、ダウンロードした調理シーケンスデータと共に、
記憶手段18に記憶される。
【0137】また、メイン処理手段15は、画面110
を利用して入力された回答の内容に基づいて、ダウンロ
ードした調理シーケンスデータに、修正を加えることが
できる。具体的には、たとえば、熟練度として「未熟」
が選択された場合には、調理シーケンスデータの作成手
順データに、加熱調理機器1の初歩的な取扱い説明の表
示データを追加するよう、修正を行なう。一方、熟練度
として「普通」または「達者」が選択された場合には、
上記のような表示データの追加による修正は、実行され
ない。
【0138】メイン処理手段15は、修正後の調理シー
ケンスデータを、記憶手段18に記憶させ、さらに、通
信手段19およびケーブル2を介して、加熱調理機器1
に送信することができる。
【0139】加熱調理機器1では、制御手段7は、受信
した修正後の調理シーケンスデータを、記憶手段13に
記憶させ、かつ、当該修正後の調理シーケンスデータに
従って、表示手段11の表示動作を制御することができ
る。
【0140】[第10の実施の形態]次に、本発明の第
10の実施の形態について説明する。
【0141】情報処理端末3では、サーバ6からの、調
理シーケンスデータのダウンロードが終了した後、当該
情報処理端末3の表示手段17に、図12に示すような
画面が表示される。
【0142】図12を参照して、画面120には、加熱
調理機器1で調理された食品を提供する人の飲食の量
(第5の実施の形態における説明参照)について質問す
る文章121が表示されている。また、画面120の中
央部には、当該質問に対する回答を表示する回答表示部
124が表示されている。回答表示部124には、回答
を入力するためのチェック欄125a〜125eが含ま
れる。チェック欄125a〜125eは、回答の候補で
ある「非常に少ない」「少ない」「普通」「多い」「非
常に多い」のそれぞれに対応するように、表示されてい
る。回答表示部124の下には、使用者に、回答を促す
文章128が表示されている。
【0143】さらに、画面120の下部には、回答表示
部124の表示内容を、上記の質問に対する回答として
設定するための完了キー123と、画面120の表示を
取り消すための取り消しキー122が表示される。チェ
ック欄125a〜125e、完了キー123および取り
消しキー122は、たとえばタッチキーにより構成され
る。ユーザは、画面120で、チェック欄125a〜1
25eのいずれかにチェックを入れることにより、質問
に回答することになる。なお、図12では、例として、
「多い」という回答に対応するチェック欄125dにチ
ェックが入った場合が示されている。
【0144】情報処理端末3では、画面120を利用し
て入力された、質問に対する回答は、ダウンロードした
調理シーケンスデータと共に、記憶手段18に記憶され
る。
【0145】また、メイン処理手段15は、画面120
を利用して入力された回答の内容に基づいて、ダウンロ
ードした調理シーケンスデータに修正を加える。具体的
には、回答に応じた飲食量に応じて、表3に示す係数
を、シーケンス制御データの中の、材料の量および加熱
時間に乗算する。
【0146】
【表3】
【0147】つまり、たとえば、飲食の量として「多
い」が回答された場合、サーバ6からダウンロードした
調理シーケンスデータに含まれる材料の量および加熱時
間に「1.1」をかけたものが、材料の量および加熱時
間として、修正後の調理シーケンスデータに含まれるこ
とになる。
【0148】メイン処理手段15は、修正後の調理シー
ケンスデータを、記憶手段18に記憶させ、さらに、通
信手段19およびケーブル2を介して、加熱調理機器1
に送信することができる。
【0149】加熱調理機器1では、制御手段7は、受信
した修正後の調理シーケンスデータを、記憶手段13に
記憶させ、かつ、当該修正後の調理シーケンスデータに
従って、種々の手段の動作を制御することができる。
【0150】なお、本実施の形態では、加熱調理機器1
において修正後の調理シーケンスデータに従った調理動
作が実行された後、情報処理端末3の表示手段17に、
当該調理の結果出来上がった食品の量(出来上がり量)
に対する評価を入力する画面が表示される。図13は、
出来上がり量に対する評価を入力する画面130を示す
図である。
【0151】図13を参照して、画面130には、出来
上がり量に対する評価を問う文章131が表示されてい
る。
【0152】また、画面130の中央部には、当該質問
に対する回答を表示する回答表示部134が表示されて
いる。回答表示部134には、回答を入力するためのチ
ェック欄135〜137が含まれる。チェック欄135
〜137は、回答の候補である「少なすぎる」「普通」
「多すぎる」のそれぞれに対応するように、表示されて
いる。
【0153】回答表示部134の下には、使用者に、回
答を促す文章138が表示されている。さらに、画面1
30の下部には、回答表示部134の表示内容を、上記
の質問に対する回答として設定するための完了キー13
3と、画面130の表示を取り消すための取り消しキー
132が表示される。チェック欄135〜137、完了
キー133および取り消し132は、たとえばタッチキ
ーにより構成される。
【0154】ユーザは、画面130において、チェック
欄135〜137のいずれかにチェックを入れることに
より、質問に回答することになる。情報処理端末3で
は、画面130を利用して入力された、質問に対する回
答は、上記した修正後の調理シーケンスデータと共に、
記憶手段18に記憶される。
【0155】また、メイン処理手段15は、画面130
を利用して入力された回答の内容に基づいて、修正後の
調理シーケンスデータに、さらに修正を加えることがで
きる。具体的には、たとえば、出来上がり量が「多すぎ
る」と評価された場合には、図12の画面120を用い
て入力された、前回の修正時の回答結果を、一段階少な
い側にずらし、当該ずらした結果に基づいて、再度、調
理シーケンスデータを修正する。なお、出来上がり量が
「少なすぎる」と評価された場合には、図12の画面1
20を用いて入力された、前回の修正時の回答結果が、
一段階多い側にずらされ、調理シーケンスデータの修正
に利用される。また、出来上がり量が「普通」と評価さ
れた場合には、図12の画面120を用いて入力され
た、前回の修正時の回答結果に変更が加えられることは
ない。
【0156】つまり、たとえば、本実施の形態のメイン
処理手段15は、まず、図12の画面120を介して
「非常に多い」という回答が入力されると、当該回答と
表3に従って、調理シーケンスデータを修正する。そし
て、加熱調理機器1において、修正後の調理シーケンス
データに従って調理がなされる。その後、当該調理に対
する評価として、たとえば、図13の画面130を介し
て「多すぎる」という回答が入力されると、メイン処理
手段15は、図12を介して入力された回答を一段階少
ない方にずらして、つまり、画面120の「多い」にず
らして、再度、調理シーケンスデータを修正する。
【0157】[第11の実施の形態]次に、本発明の第
11の実施の形態について説明する。
【0158】情報処理端末3では、サーバ6からの、調
理シーケンスデータのダウンロードが終了した後、当該
情報処理端末3の表示手段17に、図14に示すような
画面が表示される。
【0159】図14を参照して、画面140には、加熱
調理機器1で調理された食品を提供する人がどのような
焼き具合を好むかを質問する文章141が表示されてい
る。また、画面140の中央部には、当該質問に対する
回答を表示する回答表示部144が表示されている。回
答表示部144には、回答を入力するためのチェック欄
145a〜145eが含まれる。チェック欄145a〜
145eは、回答の候補である「非常に薄いめ」「薄い
め」「普通」「濃いめ」「非常に濃いめ」のそれぞれに
対応するように、表示されている。回答表示部144の
下には、使用者に、回答を促す文章148が表示されて
いる。
【0160】さらに、画面140の下部には、回答表示
部144の表示内容を、上記の質問に対する回答として
設定するための完了キー143と、画面140の表示を
取り消すための取り消しキー142が表示される。チェ
ック欄145a〜145e、完了キー143および取り
消しキー142は、たとえばタッチキーにより構成され
る。ユーザは、画面140で、チェック欄145a〜1
45eのいずれかにチェックを入れることにより、質問
に回答することになる。なお、図14では、例として、
「濃いめ」という回答に対応するチェック欄145dに
チェックが入った場合が示されている。
【0161】情報処理端末3では、画面140を利用し
て入力された、質問に対する回答は、ダウンロードした
調理シーケンスデータと共に、記憶手段18に記憶され
る。
【0162】また、メイン処理手段15は、画面140
を利用して入力された回答の内容に基づいて、ダウンロ
ードした調理シーケンスデータに修正を加える。具体的
には、回答に応じた焼き具合に応じて、表4に示す係数
を、シーケンス制御データの中の加熱時間に乗算する。
【0163】
【表4】
【0164】つまり、たとえば、焼き具合として「濃い
め」が回答された場合、サーバ6からダウンロードした
調理シーケンスデータに含まれる加熱時間に「1.0
5」をかけたものが、加熱時間として、修正後の調理シ
ーケンスデータに含まれることになる。
【0165】メイン処理手段15は、修正後の調理シー
ケンスデータを、記憶手段18に記憶させ、さらに、通
信手段19およびケーブル2を介して、加熱調理機器1
に送信することができる。
【0166】加熱調理機器1では、制御手段7は、受信
した修正後の調理シーケンスデータを、記憶手段13に
記憶させ、かつ、当該修正後の調理シーケンスデータに
従って、種々の手段の動作を制御することができる。
【0167】なお、本実施の形態では、加熱調理機器1
において修正後の調理シーケンスデータに従った調理動
作が実行された後、情報処理端末3の表示手段17に、
当該調理における食品の焼き加減に対する複数の人の評
価を入力する画面が表示される。また、当該評価を入力
する画面が表示される前には、評価を行なう複数の人に
ついての重み付けの態様を入力する画面が表示される。
【0168】図15は、重み付けの態様を入力する画面
150を示す図である。図15を参照して、画面150
には、焼き加減を評価する複数の人の、評価についての
重み付けの態様を問う文章151が表示されている。ま
た、画面150の中央部には、当該質問に対する回答を
表示する回答表示部154が表示されている。回答表示
部154には、回答を入力するためのチェック欄155
a〜155eが含まれる。チェック欄155〜157
は、予め設定されている複数の人(「祖父母」「父」
「母」「子供」)のそれぞれについて与えられる重みの
値「1」「2」「3」にそれぞれ対応するように、表示
されている。回答表示部154の下には、使用者に、回
答を促す文章158が表示されている。
【0169】さらに、画面150の下部には、回答表示
部154の表示内容を、上記の質問に対する回答として
設定するための完了キー153と、画面150の表示を
取り消すための取り消しキー152が表示される。チェ
ック欄155〜157、完了キー153および取り消し
キー152は、たとえばタッチキーにより構成される。
ユーザは、画面150で、複数の人、それぞれに対し
て、チェック欄155〜157のいずれかにチェックを
入れることにより、質問に回答することになる。
【0170】なお、図15では、例として、「祖父母」
の重みの値は「2」(チェック欄156にチェック)、
「父」の重みの値は「1」(チェック欄155にチェッ
ク)、「母」の重みの値は「2」(チェック欄156に
チェック)、「子供」の重みの値は「3」(チェック欄
157にチェック)と設定されている場合が示されてい
る。
【0171】情報処理端末3では、画面150を利用し
て入力された、質問に対する回答は、ダウンロードした
調理シーケンスデータと共に、記憶手段18に記憶され
る。
【0172】図16は、食品の焼き加減に対する複数の
人の評価を入力する画面160を示す図である。
【0173】図16を参照して、画面160には、食品
の焼き加減に対する評価を問う文章161が表示されて
いる。
【0174】また、画面160の中央部には、当該質問
に対する回答を表示する回答表示部164が表示されて
いる。回答表示部164には、回答を入力するためのチ
ェック欄165〜167が含まれる。チェック欄165
〜167は、回答の候補である「焼き不足」「ちょうど
良い」「焼きすぎ」のそれぞれに対応するように、表示
されている。なお、チェック欄165〜167は、図1
5のチェック欄155〜157と同様に、「祖父母」
「父」「母」「子供」のそれぞれについて、設定されて
いる。
【0175】回答表示部164の下には、使用者に、回
答を促す文章168が表示されている。さらに、画面1
60の下部には、回答表示部164の表示内容を、上記
の質問に対する回答として設定するための完了キー16
3と、画面160の表示を取り消すための取り消しキー
162が表示される。チェック欄165〜167、完了
キー163および取り消し162は、たとえばタッチキ
ーにより構成される。
【0176】ユーザは、画面160において、「祖父
母」「父」「母」「子供」のそれぞれについて、チェッ
ク欄165〜167のいずれかにチェックを入れること
により、質問に回答することになる。
【0177】なお、図16では、例として、「祖父母」
の評価は「焼きすぎ」(チェック欄167にチェッ
ク)、「父」の評価は「焼き不足」(チェック欄165
にチェック)、「母」の評価は「ちょうど良い」(チェ
ック欄166にチェック)、「子供」の評価は「焼きす
ぎ」(チェック欄167にチェック)と設定されている
場合が示されている。
【0178】情報処理端末3では、画面160を利用し
て入力された、質問に対する回答は、上記した修正後の
調理シーケンスデータと共に、記憶手段18に記憶され
る。
【0179】また、メイン処理手段15は、画面150
および画面160を利用して入力された回答の内容に基
づいて、図16の回答内容による修正後の調理シーケン
スデータに、さらに修正を加えることができる。
【0180】具体的には、たとえば、画面160を利用
して入力された各人の焼き加減の評価を、画面150を
利用して入力された各人の重み付けに従って処理するこ
とにより、評価を行なった全員の結果としての評価値を
算出する。そして、算出された評価値に基づいて、画面
140を用いて入力された、前回の修正時の回答結果を
変更し、当該変更した後の結果に基づいて、再度、調理
シーケンスデータを修正する。
【0181】以下に、本実施の形態における修正の態様
を説明する。メイン処理手段15は、まず、たとえば、
画面140を介して「濃いめ」という回答が入力される
と、当該回答と表4に従って、調理シーケンスデータを
修正する。そして、加熱調理機器1において、修正後の
調理シーケンスデータに従って調理がなされる。
【0182】その後、当該調理に対する評価として、た
とえば、図16に示したように、各人の評価が入力され
る。各人の評価は、予め図15に示すように入力されて
いた、各人の評価の重み付けに従って処理され、全員の
評価の結果を意味する評価値が算出される。
【0183】以下に、評価値の算出態様を、具体的に説
明する。まず、評価を行なった各人について、焼き加減
の評価に対応する数値と重み付けの数値とを乗算した値
を求める。焼き加減の評価に対応する数値とは、図16
に示すように、「焼き不足」は「1」、「ちょうど良
い」は「2」、「焼きすぎ」は「3」である。また、上
記の乗算した値とは、祖父母については「6」、父につ
いては「1」、母については「4」、子供については
「9」である。
【0184】次に、上記の乗算した値の合計を求める。
現在説明している例では、「20」となる。
【0185】一方、各人の重み付けの数値の和を求め
る。現在説明している例では「8」である。
【0186】そして、上記の乗算した値の合計を、重み
付けの数値の和で除算する。現在説明している例では
「2.5」となる。これが、上記の評価値となる。ただ
し、評価値は、整数で求める必要がある。当該評価値
を、「焼き不足」の「1」、「ちょうど良い」の
「2」、または、「焼きすぎ」の「3」に当てはめるた
めである。したがって、算出された値を四捨五入し、改
めて評価値を得る。つまり、現在説明している例では、
評価値は「3」となる。
【0187】最後に、得られた評価値に応じて、メイン
処理手段15は、画面140を介して得られた回答を変
更し、再度、調理シーケンスデータを修正する。
【0188】具体的には、メイン処理手段15は、得ら
れた評価値が「3」以上であれば、画面140を介して
得られた回答を焼き加減が薄い方に一段階ずらすよう変
更する。また、得られた評価値が「1」以下であれば、
メイン処理手段15は、画面140を介して得られた回
答を焼き加減が濃い方に一段階ずらすよう変更する。た
だし、メイン処理手段15は、得られた評価値が「2」
であれば、画面140を介して得られた回答を変更しな
い。
【0189】[第12の実施の形態]次に、本発明の第
12の実施の形態について、説明する。
【0190】本実施の形態の加熱調理システムでは、加
熱調理機器1の制御手段7は、キー入力手段12に対し
てなされた操作により規定されるシーケンスに従って、
加熱手段17に加熱動作を実行させる。
【0191】なお、制御手段7は、通信手段14および
ケーブル2を介して、情報処理端末3に、キー入力手段
12に対してなされた操作を、送信することができる。
【0192】そして、情報処理端末3側では、メイン処
理手段15が、受信したキー入力手段12に対してなさ
れた操作を、記憶手段18に記憶させることができる。
【0193】さらに、キー入力手段12において、記憶
手段18に記憶された「キー入力手段12に対してなさ
れた操作」を呼び出す操作がなされると、メイン処理手
段15は、加熱調理機器1に、当該「キー入力手段12
に対してなされた操作」を送信する。
【0194】これにより、制御手段7は、当該「キー入
力手段12に対してなされた操作」により規定されるシ
ーケンスに従って、再度、加熱手段17に加熱動作を実
行させることができる。
【0195】なお、本実施の形態では、メイン処理手段
15は、記憶手段18に記憶された「キー入力手段12
に対してなされた操作」に対して、修正を加えることが
できる。
【0196】そして、制御手段7は、当該修正後の「キ
ー入力手段12に対してなされた操作」により規定され
るシーケンスに従って、再度、加熱手段17に加熱動作
を実行させることもできる。
【0197】今回開示された各実施の形態はすべての点
で例示であって制限的なものではないと考えられるべき
である。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請
求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味
および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態の加熱調理システ
ムを含む通信システムのブロック図である。
【図2】 図1の加熱調理システムの加熱調理機器のブ
ロック図である。
【図3】 図1の加熱調理システムの情報処理端末のブ
ロック図である。
【図4】 本発明の第2の実施の形態における、情報処
理端末の表示手段に表示される画面の一例を示す図であ
る。
【図5】 本発明の第3の実施の形態における、情報処
理端末の表示手段に表示される画面の一例を示す図であ
る。
【図6】 本発明の第4の実施の形態における、情報処
理端末の表示手段に表示される画面の一例を示す図であ
る。
【図7】 本発明の第5の実施の形態における、情報処
理端末の表示手段に表示される画面の一例を示す図であ
る。
【図8】 本発明の第6の実施の形態における、情報処
理端末の表示手段に表示される画面の一例を示す図であ
る。
【図9】 本発明の第7の実施の形態における、情報処
理端末の表示手段に表示される画面の一例を示す図であ
る。
【図10】 本発明の第8の実施の形態における、情報
処理端末の表示手段に表示される画面の一例を示す図で
ある。
【図11】 本発明の第9の実施の形態における、情報
処理端末の表示手段に表示される画面の一例を示す図で
ある。
【図12】 本発明の第10の実施の形態における、情
報処理端末の表示手段に表示される画面の一例を示す図
である。
【図13】 本発明の第10の実施の形態における、情
報処理端末の表示手段に表示される画面の一例を示す図
である。
【図14】 本発明の第11の実施の形態における、情
報処理端末の表示手段に表示される画面の一例を示す図
である。
【図15】 本発明の第11の実施の形態における、情
報処理端末の表示手段に表示される画面の一例を示す図
である。
【図16】 本発明の第11の実施の形態における、情
報処理端末の表示手段に表示される画面の一例を示す図
である。
【図17】 従来の加熱調理システムを説明するための
図である。
【符号の説明】
1 加熱調理機器、2 ケーブル、3 情報処理端末、
4 情報通信回線、5インターネット、6 サーバ、7
制御手段、8 加熱手段、11 表示手段、12 キ
ー入力手段、13,18 記憶手段、14,19 通信
手段、15メイン処理手段、16 入力手段、17 表
示手段。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱手段と、 通信回線を介し、外部装置との間で情報の送受信を行な
    う情報処理端末と、 前記情報処理端末が前記外部装置から受信した外部情報
    を修正することにより修正情報を作成する修正情報作成
    手段と、 前記修正情報に基づいて、前記加熱手段の加熱動作を制
    御する加熱制御手段とを含む、加熱調理システム。
  2. 【請求項2】 調理情報を表示する調理情報表示手段
    と、 前記修正情報に基づいて、前記調理情報表示手段の表示
    内容を制御する調理情報表示制御手段をさらに含む、請
    求項1に記載の加熱調理システム。
  3. 【請求項3】 前記修正情報作成手段は、 使用者に、前記外部情報の修正に関連した情報である修
    正関連情報を入力させるための、情報入力手段を備え、 前記情報入力手段に入力された前記修正関連情報に基づ
    いて、前記外部情報を修正することにより前記修正情報
    を作成する、請求項1または請求項2に記載の加熱調理
    システム。
  4. 【請求項4】 前記情報入力手段は、 表示機能を備え、 使用者に前記修正関連情報を入力させるための動作を開
    始する際、前回入力された前記修正関連情報を表示す
    る、請求項3に記載の加熱調理システム。
  5. 【請求項5】 前記情報入力手段は、 表示機能を備え、 表示する言語を設定できるように構成され、 前記設定された言語で表示を行なう、請求項3または請
    求項4に記載の加熱調理システム。
  6. 【請求項6】 前記情報入力手段に入力された前記修正
    関連情報を記憶する入力情報記憶手段をさらに含み、 前記修正情報作成手段は、前記入力情報記憶手段の記憶
    内容が変更されるまで、前記入力情報記憶手段に記憶さ
    れている前記修正関連情報に基づいて、前記外部情報を
    修正する、請求項3〜請求項5のいずれか1項に記載の
    加熱調理システム。
  7. 【請求項7】 前記修正関連情報は、前記加熱手段によ
    って加熱された食品を提供される者である被提供者の特
    性についての情報を含み、 前記修正情報作成手段は、前記外部情報の中から、前記
    被提供者の特性についての情報に関連した情報を選択
    し、当該選択された情報を修正することにより前記修正
    情報を作成する、請求項3〜請求項6のいずれか1項に
    記載の加熱調理システム。
  8. 【請求項8】 前記被提供者の特性についての情報は、
    前記被提供者の所望する、前記加熱手段による食品の加
    熱の度合いについての情報である、請求項7に記載の加
    熱調理システム。
  9. 【請求項9】 前記被提供者の特性についての情報は、
    前記被提供者の健康状態に関する情報である、請求項7
    または請求項8に記載の加熱調理システム。
  10. 【請求項10】 前記被提供者の特性についての情報
    は、前記被提供者の人数、年齢、および、性別に関する
    情報である、請求項7〜請求項9のいずれか1項に記載
    の加熱調理システム。
  11. 【請求項11】 前記被提供者の特性についての情報
    は、前記被提供者が一回に飲食する量に関する情報であ
    る、請求項7〜請求項10のいずれか1項に記載の加熱
    調理システム。
  12. 【請求項12】 前記被提供者の特性についての情報
    は、前記被提供者の宗教に関する情報である、請求項7
    〜請求項11のいずれか1項に記載の加熱調理システ
    ム。
  13. 【請求項13】 前記被提供者の特性についての情報
    は、前記加熱手段によって加熱された食品の加熱の度合
    いに対する、被提供者の評価に関する情報である、請求
    項7〜請求項12のいずれか1項に記載の加熱調理シス
    テム。
  14. 【請求項14】 前記情報入力手段に、複数の前記被提
    供者の特性についての情報が入力された場合、各被提供
    者の特性についての情報を、当該各被提供者に割当てら
    れた割合で、前記外部情報の修正に利用する、請求項7
    〜請求項13のいずれか1項に記載の加熱調理システ
    ム。
  15. 【請求項15】 当該加熱調理システムを操作するため
    に、使用者によって操作されるシステム操作手段と、 前記システム操作手段を操作する方法を表示する操作方
    法表示手段と、 前記操作方法表示手段に表示する内容を決定する表示内
    容決定手段とをさらに含み、 前記修正関連情報は、前記システム操作手段を操作する
    者の、前記システム操作手段に対する操作の熟練度に関
    する情報である熟練度情報を含み、 前記表示内容決定手段は、前記熟練度情報に基づいて、
    前記操作方法表示手段に表示する内容を決定する、請求
    項3〜請求項14のいずれか1項に記載の加熱調理シス
    テム。
  16. 【請求項16】 操作されることにより、前記加熱制御
    手段に、前記加熱手段による加熱動作を実行させるため
    の、加熱操作手段をさらに含み、 前記外部情報記憶手段は、前記加熱操作手段に対してな
    された操作態様を記憶し、 前記加熱制御手段は、前記外部情報記憶手段に記憶され
    た前記操作態様に応じて、前記加熱手段の加熱動作を制
    御する、請求項1〜請求項15のいずれか1項に記載の
    加熱調理システム。
  17. 【請求項17】 前記修正情報作成手段は、前記外部情
    報記憶手段に記憶された前記操作態様を修正することに
    より、修正操作態様を作成し、 前記加熱制御手段は、前記修正操作態様に応じて、前記
    加熱手段の加熱動作を制御する、請求項16に記載の加
    熱調理システム。
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