JP3171542U - 健康食提供システム - Google Patents

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Abstract

【課題】手間が掛からずに、最適な栄養バランスを備えた食事を摂取することを可能にする健康食提供システムを提供する。【解決手段】個人の健康状態と生活習慣に合わせて適切な食事メニューを提供する情報提供装置12を有する。情報提供装置12は、必要栄養素データベース18、会員履歴データベース20、メニューデータベース22、及び素材栄養素データベース24と、情報処理装置14を有する。情報処理装置14またはユーザ端末装置28の、少なくとも一方から入力された身体情報及び生活習慣情報から、情報処理装置14は、必要栄養素データベース18等の情報を用いて、利用者及びその家族の所要栄養量を算出する。情報処理装置14は、メニューデータベース22及び素材栄養素データベース24を用いて、利用者が選択した食品又は食材の種類により、利用者個人及びその家族の食事メニューの量を自動的に計算し表示する。【選択図】図1

Description

この考案は、個々の利用者に最適な栄養バランスの献立を提供する健康食提供システムに関する。
一般に、健康な人は、健康を維持するためにどのような食材を摂取すべきかを考慮して、食事することは少ない。また、多くの主婦は、その日の食事の献立に悩んでいるが、栄養バランスの取れた献立ではなく、家族の嗜好に顧慮したものになることが多い。人に必要な栄養素は、生活習慣や年齢などから一人一人違うため、各人に合った栄養バランスの取れた食事を可能とする献立を作ることは難しいものであった。特に家族の健康状態に合った食事を提供することは、食事を作るものにとって苦労の多いものであった。
一方、食材宅配業者により、選択した献立コースに従って、一日または一食毎の食材を契約家庭に配達することも行われている。また、手軽におかずの追加できて、手間も掛からないため、惣菜を作り置きし販売する惣菜店も、一般に利用されている。
その他、栄養バランスのとれた食事を摂取可能なシステムとして、特許文献1は、記憶手段、入力手段、制御手段および出力手段を備えた電子式栄養管理装置を開示している。この電子式栄養管理装置は、前記記憶手段が、少なくとも食品別の栄養データ、調理品別の栄養データ、前記装置へのデータ入力者の個人情報および計算・判定結果を格納する格納手段を備え、前記入力手段が、少なくとも入力データが食品か調理品かを選択させる食品区分選択手段、前記食品または調理品のデータ入力方法が定性的入力か定量的入力かを選択させる入力モード選択手段、前記食品または調理品の摂取データを入力するデータ入力手段および栄養管理状態の判定結果を出力する形式を選択させる出力モード選択手段を備え、前記制御手段が、少なくとも前記記憶手段に格納されている前記食品別または調理品別の栄養データおよび前記食品または調理品に関する前記入力データを基に、栄養摂取量を計算する計算手段ならびに前記個人情報および前記栄養摂取量を基に、各個人に関する栄養管理状態を判定する判定手段を備え、前記出力手段が前記出力モード選択手段で選択されたモードに従って、前記栄養管理状態の適否に関する判定結果を出力する判定結果出力手段を備えている。さらに、前記電子式栄養管理装置は、前記制御手段が、前記入力手段から入力された運動量データ、前記個人情報および計算された前記栄養摂取量を基に、カロリー摂取量、運動量に応じたカロリー消費量およびカロリー必要量を計算し、カロリー摂取量の適否を判定する判定手段を備えているものである。
特許文献2は、食品に含まれる栄養素量やカロリー、及び調味料等の摂取制限が必要な高齢者や生活習慣病患者等に利用される食品情報管理システムを開示している。この食品情報管理システムは、入力手段を備えた端末と一体若しくは別体の制御処理装置を有し、制御処理装置は、前記入力手段から入力した利用者の個人情報を蓄積記憶する個人情報記憶手段と、利用者に提供可能な食品の名称を、その食品に含まれる栄養素量と共に食品情報として記憶する食品情報記憶手段と、前記個人情報を元にして、予め決められた期間当りの必要な摂取量を栄養素毎に算出する摂取量算出手段と、前記食品情報の中から特定の食品が一乃至複数選択されると、選択した食品の各栄養素量の合計が、前記摂取量算出手段で算出した必要な摂取量にほぼ沿うように、選択した個々の食品の重量値を算出する選択食品重量算出手段とを備えているものである。
特開2005−141502号公報 特開2003−162584号公報
しかし、献立のカロリーや栄養素を求めるには、どの食材にどれだけのカロリーや栄養素があるかを把握する必要があり、また、食材の大きさに合わせたカロリーの算出には専門知識が必要であり計算により算出するため、一般の主婦等には難しいものである。また、毎日の献立を考える際に、家族の生活習慣を考慮し、最適なカロリーを摂取できるような献立を調理するのは、家族全体のカロリー計算及び栄養素の算出、レシピの作成が必須になるため、極めて煩わしいものであった。
また、食材宅配業者が配達する食材は、あらかじめ決められた献立コースを顧客の嗜好により選択し、選択された献立コースに従って、必要な食材が配達される。しかし、顧客やその家族の健康状態に合わせて最適な栄養バランスを備えた献立ではなく、また、顧客自身が選択した食事内容でもないため、必ずしも個々の顧客の嗜好に合ったものではなかった。
一方、一般に主婦が惣菜店で惣菜購入するのは、手間をかけずに、おかずなどを一品追加する目的とすることが多く、個々の健康状態に合わせて最適な栄養バランスとなるように、惣菜を買いそろえることは不可能である。
特許文献1で提案されている電子式栄養管理装置は、単に利用者の個人情報を基に、その利用者が選択した個々の食品の最適摂取量を算出することができるものであり、食事制限のある利用者が、限定された低カロリー食品の中から食品を選択することができるものである。即ち、利用者が選択した食品についての適正量の計算や低カロリー食の選択を可能としているだけのものである。さらに、利用者の個人情報に基づいて、最適な食品の組み合わせを検索することができる機能を備えているが、利用者が選択した複数の食品の組み合わせであるメニューにおいて、最適なカロリーと塩分量を自動的に調整する機能を備えたものではなく、家族単位でメニューや栄養成分を計算して提供するものではない。また、特許文献2で提案される食品情報管理システムは、単に各個人の栄養摂取状態を判定することができるもので、摂取する食品やメニューの量を算出するものではない。
この考案は、上記従来技術の問題点に鑑みて成されたもので、手間が掛からずに、最適な栄養バランスを備えた食事を、容易に家族に提供することが出来るようにする健康食提供システムを提供することを目的とする。
この考案は、
個人の健康状態と生活習慣に合わせて適切な食事メニューを提供するために必要な情報を記憶したデータベースと、このデータベースの情報を処理する情報処理装置とから成る情報提供装置を有した健康食提供システムであって、前記データベースは、登録された各個人の生活習慣や身体の状態に合わせて必要となる栄養素情報が格納された必要栄養素データベースと、個々の利用者を会員として登録し、各会員の身体情報、健康情報、病歴情報、その他個人情報と、その家族の身体情報、健康情報、病歴情報、その他個人情報が関連づけられて格納され、前回までの利用履歴も格納された会員履歴データベースと、各種食事メニューとその使用食材情報が格納され、食事メニューのレシピも格納されたメニューデータベース、及び食事メニューに使用する食品の各素材の栄養素情報が格納された素材栄養素データベースとから成り、前記情報処理装置には、前記各データベースを用いて適切な食事メニューを算出するコンピュータソフトウエアである栄養管理/食品メニュー提案ソフトウェアがインストールされ、前記情報処理装置は、通信ネットワークを介して利用者側のユーザ端末装置に接続可能なネットワーク接続手段を有するとともに、前記情報処理装置または前記ユーザ端末装置の少なくとも一方から入力された前記利用者の身体情報及び生活習慣情報に基づいて動作する前記栄養管理/食品メニュー提案ソフトウェアにより、前記必要栄養素データベースの情報を用いて前記利用者の所要栄養量を算出する栄養量算出手段と、入力された前記身体情報と前記生活習慣情報及び前記必要栄養素データベースの情報からカロリーと塩分の最適摂取量を算出するカロリー・塩分算出手段と、前記メニューデータベースから前記利用者が選択した食品又は食材の食事メニューについて、前記所要栄養量から算出された少なくとも一食分の最適な摂取栄養量に合わせて前記利用者が選択した前記食事メニューが前記最適摂取栄養量の一定の過不足率内に収まるように前記食事メニューの摂取量を自動的に調整する摂取量調整手段とを備え、前記摂取量調整手段は、前記利用者により選択された食事メニューについて、前記食事メニューのカロリー判定を行い、カロリーが過剰な場合、選択された前記食事メニューの食品の量を減量処理し、カロリーの調整を終えると塩分判定を行い、塩分が過剰であれば、選択された前記食事メニューの食品の内、塩分の多い食品を選択して減量し、減量後のカロリーを判定して、カロリー不足の場合は減量を戻して、選択された食事メニューの食品の内、次に塩分の多い食品を減量し、カロリー及び塩分量の判定を行い、適量であれば自動調整処理を終了し、前記情報処理装置は、作成した前記利用者個人の食事メニューに合わせて、同じ材料で、前記利用者によりその家族の食事メニューの作成が選択された場合、前記栄養管理/食品メニュー提案ソフトウェアによる処理動作により、登録された前記利用者の家族の身体情報、健康情報、病歴情報、その他個人情報により、前記利用者と同じ食材を用いて、同じレシピで、最適なカロリー量、栄養バランスの食事メニューを提供する健康食提供システムである。
前記ユーザ端末装置にも前記各データベースを用いて適切な食事メニューを算出するコンピュータソフトウエアである前記栄養管理/食品メニュー提案ソフトウェアがインストールされ、前記ユーザ端末装置も前記摂取量調整手段を備えるものである。
前記情報処理装置に設けられたモニタには、タッチパネルが設けられ、前記モニタに表示されたタッチキーにより入力可能に形成されたソフトウェアキーボードを備える。
前記情報処理装置により計算される栄養素は、選択された前記食事メニューのカロリー、タンパク質、脂質、炭水化物、繊維、塩分を対象とし、前記情報処理装置は、一日分または一食分の少なくともどちらかの栄養価を算出し、結果が表示または印刷されるものである。
前記所要栄養量は、カロリー、タンパク質、脂質、炭水化物、繊維、塩分のこれら栄養素の一日の摂取量である。
前記所要栄養量は、一日分または一食分から選択可能であり、前記一食分は、朝食、昼食、夕食から選択可能に形成され、選択された前記一食分の分量が少なくとも3段階に選択可能である。前記栄養量の調整方法は、手動調整または自動調整から選択可能である。
この考案の健康食提供システムによれば、個々の人に最適な栄養素の摂取量となるように調整された食事メニューが提供されるため、食事毎に、家族の構成員毎に栄養素やカロリー計算をする手間がかからず、バランスよく食すことが可能になるものである。特に、塩分量とカロリー量の複雑な調整を自動的に行ってくれるので、利用者は適切に下ロー及び塩分が調整されたメニューを容易に得ることができる。さらに、食事メニューの一覧が情報処理装置またはユーザ端末装置に表示され、表示された食事メニュー一覧から食したい食品が選択可能であるため、当該食事メニューを容易に取得または作成できるものである。
この考案の一実施形態の健康食提供システムを示す概略構成図である。 この実施形態の情報処理装置の専用ソフトウェアの処理動作を示すフロー図である。 図2に続く専用ソフトウェアの処理概要を示すフロー図である。 図2のフローチャートにある自動調整処理の処理概要を示すフロー図である。 図4にある自動減量処理の処理概要を示すフロー図である。 図4にある自動増量処理の処理概要を示すフロー図である。 図4にある食品追加処理の処理概要を示すフロー図である この実施形態の情報処理装置のモニタに表示される栄養分析結果の表とグラフである。 この実施形態の情報処理装置のモニタに表示される食事メニューの調整条件画面である。 この実施形態の情報処理装置のモニタに表示される、メニュー調整後の栄養分析結果の表とグラフである。 この実施形態の情報処理装置のモニタに表示される、メニュー調整後の栄養分析結果の表とグラフである。
以下、この考案の健康食提供システムの一実施形態について、図1〜図11を基にして説明する。この実施形態の健康食提供システム10は、家族単位で個人毎に最適にバランスが取れた栄養価を有する食事メニューの作成に使用される。この実施形態の健康食提供システム10は、図1に示すように、提供食事メニューの作成などを処理する情報提供装置12が設けられている。この情報提供装置12は、パソコンなどから形成された情報処理装置14と、情報処理装置14に接続された印刷装置16のほか、必要栄養素データベース18、会員履歴データベース20、メニューデータベース22、素材栄養素データベース24などから構成されている。これらデータベースは、情報処理装置14に一体に組み込まれるか、または、図示しないデータベースサーバに設けられている。
必要栄養素データベース18は、生活習慣や身体の状態に合わせて必要となる栄養素情報が格納されている。会員履歴データベース20は、個々の利用者を会員として登録し、各会員の個人情報が格納され、各会員の身体情報、健康情報、病歴情報、その他個人情報と、その会員の家族の身体情報、健康情報、病歴情報、その他個人情報が登録され、その他、前回までの会員や家族の利用履歴も格納されている。メニューデータベース22は、各種食事メニューとその使用食材情報が格納され、食事メニューのレシピも格納されている。素材栄養素データベース24は、食事メニューに使用する食品の各素材の栄養素情報が格納されている。
また、情報処理装置14には、栄養管理や食事メニュー作成を処理する栄養管理/食品メニュー提案ソフトウェアがインストールされ、プリンターなどから印刷可能に形成されている。この情報処理装置14には、タッチパネル機能を有し、必要に応じて、キーボード状の画像が表示され、タッチパネル機能と共にソフトウェアキーボードを形成可能なモニタ14aが設けられている。
情報提供装置12は、インターネットなど通信ネットワーク26に接続可能に形成されている。通信ネットワーク26には、パソコンなどから形成されるユーザ端末装置28が接続可能にある。このユーザ端末装置28には、栄養管理/食品メニュー提案ソフトウェアと同等の機能を有する専用端末用ソフトウェアがインストールされている。また、携帯電話などで形成されるユーザ携帯端末30は、図示しない携帯電話網経由により通信ネットワーク14に接続可能であり、栄養管理/食品メニュー提案ソフトウェアと同様の機能を有する専用の携帯端末用ソフトウェアが取り込まれて実行可能に形成されている。
次に、この実施形態の健康食提供システム10の処理について説明する。以下の処理は、情報処理装置14により、栄養管理/食品メニュー提案ソフトウェアが実行されることにより行われる。先ず、図2及び図3に示すように、情報処理装置14にて実行される栄養管理/食品メニュー提案ソフトウェアにより、モニタ14aに初期画面が表示される(S2)。利用者は初期画面に表示された指示に従って操作を行う。最初に、画面に表示された食事メニューの作成と分析ボタンまたは名前の登録ボタンから動作選択を行う(S4)。このとき、初めて使用する場合は、食事メニュー作成の対象者の各種個人情報を登録する必要があるため、名前の登録を選択する。名前の登録ボタンを選択すると、個人情報を入力する画面が表示され、画面表示に従って、名前、パスワード、生年月日、性別、体重、生活パターンや健康情報、病歴を順次選択またはソフトウェアキーボードから入力する。さらに、会員の家族名を入力し、上記と同様に個人毎に生年月日、性別、体重、生活パターンや健康情報、病歴を順次選択またはソフトウェアキーボードから入力する(S20)。全てを入力し終えると、会員履歴データベース26に書き込まれ、入力情報の一覧が表示される(S22)。この際、各入力情報には、入力情報の修正を可能にする修正ボタンが設けられている。そして、次の画面へ切り換えると、一日の栄養所要量が必要栄養素データベース18の情報を用いて算出され(S24)、一日の栄養所要量と次回からのログインに使用可能な登録番号が表示される(S26)。この画面の表示を終える(S28)と、再び初期画面が表示される(S2)。
次に、初期画面に戻り、食事メニューの作成と分析を選択する(S4)。先ほど登録した登録番号または名前の入力が催促され、入力すると、続いてパスワードの入力が催促される(S6)。入力したパスワードが一致すると、機能選択画面が表示される(S8)。機能選択画面より、実行したい機能選択ボタンを押す。そして、食事メニューを初めて作成する場合は、食事メニュー作成ボタンを選択する(S10)。既に作成済みの食事メニューの栄養価を分析する場合は、作成済み食事メニューの栄養価分析ボタンを選択する(S12)。ここでは、初めて食事メニューを作成する場合を基に説明する。
食事メニュー作成ボタンを押すと、食事メニュー作成画面が表示され、日時を指定して、表示された食事メニュー作成画面の食品グループから好みの食品を選択し、食品ボタンを押す(S38)。すると、サブグループまたは、食品が画面に一覧表示される。サブグループが表示された食品は、食品が一覧表示されるまで、食品グループを順次選択する。一覧表示された食品から、好みに応じて、食品ボタンを押し、食品量を調節して、決定ボタンを押すことにより選択される(S42)。この作業を順次繰り返して、摂取したい食品を選び終えなら、食品一覧と分析ボタンを押す(S40)と、図8に示すように、選択した食品一覧とその栄養価が算出されて(S44)表示される。表示された栄養価は、過不足率の一定幅毎に色分けされたグラフと栄養価表により表される(S46)。表示されたグラフと栄養価表から、摂取栄養量が所要栄養量に対して過不足がある場合は、栄養価調整を行う。この場合、図8に示すように、自動的に栄養価を調整する場合は、自動調整ボタンを押し、手動で摂取栄養価を調整素場合は、手動調整ボタンを押す(S48)。
まず、手動調整を行う場合は、手動調整ボタンを押すと、食事メニューの手動調整画面が表示される(S60)。図9に示すような表示画面に従って、食品選択し、必要であれば、食品量を調整する(S62)。そして、調整内容が良ければ表示に反映するか判定(S64)し、選択された食品を反映して(S66)、手動調整を終了する。
次に、自動調整を行う場合は、図8に示す画面の自動調整ボタンを押す。すると、個人情報データから、カロリー不足が生じている場合は、図9に示すような、食事メニューの調整条件画面が表示される(S50)。この画面にて、まず食品を追加するか、選択済みの食品の量を増やして対処するかを選択する。次に、調整の優先度は、塩分優先にするかカロリー優先にするかを選択ボタンにより選択する。この選択ボタンは、通常、塩分優先ボタンが選択済みであるが、適宜選択できるように設けられている。また、塩分優先処理は、カロリー調整後に塩分が調整され、カロリー優先処理では、カロリーのみ調整される(S52)。
次に、最適食事メニュー調整開始ボタンを押すと(S54)、自動調整処理が開始される(S56)。自動調整処理は、図4に示すように、通常選択されている食品の量を優先に増量し塩分優先による調整処理では、選択された食品のカロリー判定を行い(S100)、カロリーが過剰な場合、選択された食品の量を最適な値になるように自動的に減量処理し調整される(S102)。カロリーの調整を終えると塩分判定して(S104)、塩分が過剰であれば、減量処理を実行し(S102)、適量であれば自動調整処理は終了となる。自動調整の結果は、図10に示すようにカロリーや各栄養素毎にグラフで示す。
まず、減量処理は、図5に示すように、選択された食品の内、塩分の多い食品から0.5人前分減量する(S202)。そして、減量後のカロリーを判定する(S204)。減量した結果、適量ならば塩分調整へ移り、減量した結果がカロリー不足の場合は、減量を戻して(S208)選択食品リストの内、次に塩分の多い食品を0.5人前分減量する。減量してもまだ塩分が過剰の場合は、次に塩分の多い食品を0.5人前分減量する。この処理を、例えば、10回繰り返しても適量に成らない場合は、自動調整が出来なかった旨のメッセージを画面に表示して処理を終了する(S200)。
次に、カロリー量の判定(S100)によりカロリーが足りていない場合は、図4に示すように、調整方法を選択し(S108)、選択された食品の量を最適な値になるように、個人情報データに基づき、自動的に増量処理し調整されるか(S110)、利用者により、図9に示すような画面を介して食品の追加処理(S112)を行う。この増量処理は、図6に示すように、選択食品の内最も塩分の少ない食品を0.5人前分増量する(S302)。そして、増量後のカロリーを判定し(S304)、適量となった場合は、増量処理は終了して次の処理の塩分調整へ移り、カロリー過剰となった場合は増量を戻し(S306)、選択食品の内次に塩分の少ない食品を0.5人前分増量する(S308)。
自動調整の結果は、増量による場合は図10に示すような画面で表示され、食品種を追加した場合は図11に示すように、追加した食品も加えたもので、カロリーや各栄養素毎に表及びグラフで示す。この処理を、例えば、10回繰り返しても、カロリー不足が解消されない場合は、自動調整ができなかった旨のメッセージを画面に表示して処理を終了する(S300)。
また、食品を追加後に増量し塩分優先による調整処理(S112)では、図7に示すように、食事メニューの調整条件画面で追加された食品グループから追加候補の食品名と栄養価を一覧表示して、食品を追加する催促表示が行われる。この一覧表示は、店舗での取り扱いの有無、各栄養価で昇順または降順に切り換え表示機能を有している(S400)。まず、一覧表示から追加する食品及び量を選択して追加する(S402)。追加した食品により、食品の量が最適になるように自動調整されて、図11に示すような調整結果が表示される。カロリーが適量であれば塩分調整へ移る(S104)。不足であれば、この処理を繰り返し処理され、過剰となった場合は、図4、図5に示す減量処理により処理される。また、必要に応じて、調整した食事メニュー一覧表示は画面の印字ボタンを押すことにより印刷される。
次に、図2に示すように、機能選択画面に表示された作成済み食事メニューの栄養価の分析ボタンを押した場合は、既に作成された食事メニューの栄養価の分析処理が行われ(S44)、分析結果が図10に示すように表示される(S46)。そして、前述の初めて食事メニューを作成する場合と同様に、摂取栄養量が所要栄養量に対して過不足がある場合は、栄養価調整を行う。調整結果は、情報処理装置14のモニタ14aに表示する(S58)。
さらに、作成した会員個人の食事メニューに合わせて、同じ材料で、その会員の家族の食事メニューを作成するか否かを選択し(S68)、家族単位で食事メニューを求める場合は、登録されたその家族の体重、性別、糖尿病や高血圧、その他病歴等の情報により、他の家族と同じ食材を用いて、同じレシピで、最適なカロリー量、栄養バランスの食事メニューを、上記と同様に演算して提供する。この場合、病歴等により、同じ食材やレシピが難しい場合は、類似した食材やレシピに置き換えても良い。そして、これを家族の人数分繰り返す(S70)。なお、自動的に登録された家族の人数分を演算して、表示するようにしても良い。一方、家族単位ではなく、会員個人の食事メニューのみを求める場合は、終了に向かう。
また、最初に登録した個人情報、家族情報に変更を加える場合は、個人情報変更(S14)により、画面に表示される現在の情報表示名変更ボタンにより変更され(S30)、会員履歴データベース20に登録された個人情報に必要な変更を加えることが可能である(S32)。さらに、不要になった個人情報は、個人情報削除(S16)によりログイン状態にある個人情報(S34)を会員履歴データベース20から削除することが可能である(S36)。
操作が終わり、栄養管理/食品メニュー提案ソフトウェアを終了するには、終るボタンを押すことによりソフトウェアが終了する(S18)。
この実施形態の健康食提供システム10によれば、情報提供装置12により個々の利用者やその家族に最適な一日の栄養素の摂取量となるように調整された食事メニューが提供されるため、食事メニュー毎に、栄養素やカロリー計算をする手間がかからず、バランスよく摂取することが可能になるものである。また、提供される食事メニューのレシピも取得可能なため、好みに応じて、利用者自身で最適な栄養価を持った食事メニューを調理することが可能なものである。さらに、食事メニュー作成の際、提案可能な食事メニュー一覧が情報処理装置14またはユーザ端末装置28およびユーザ携帯端末装置30に表示され、表示された食事メニュー一覧から食したい食品が選択可能であるため、食事メニューを容易に作成できるものである。
なお、この考案の健康食提供システムは上記実施形態に限定されるものではなく、自動調整の対象項目をカロリーや塩分以外の栄養素を対象に調整することも可能である。この場合、それぞれの栄養素をより詳細に調整する事が可能なため、さらに最適な栄養価の食事を摂取することができて良い。
また、ユーザ携帯端末装置は、携帯電話に限らず、携帯端末用ソフトウェアは移植可能に形成されるため、PDA(Personal Digital Assistant)などの通信機能を備えた携帯情報機器やPHS(Personal Handyphone System)など、適宜選択可能なものである。
また、情報処理装置及びユーザ端末装置は、タッチパネル機能を有しないモニタを使用しても、キーボード及びマウスにより操作可能であるため、適宜選択可能なものである。
さらに、各種データベースは、それぞれ専用のデータベースサーバにより動作させてもよく、多数の会員による操作による大量のデータを処理する場合は、より素早く処理でき、処理時間の短縮が可能になりレスポンスも向上するため、なお良い。
10 健康食提供システム
12 情報提供装置
14 情報処理装置
14a モニタ
16 印刷装置
18 必要栄養素データベース
20 会員履歴データベース
22 メニューデータベース
24 素材栄養素データベース
26 通信ネットワーク
28 ユーザ端末装置

Claims (6)

  1. 個人の健康状態と生活習慣に合わせて適切な食事メニューを提供するために必要な情報を記憶したデータベースと、このデータベースの情報を処理する情報処理装置とから成る情報提供装置を有した健康食提供システムにおいて、
    前記データベースは、登録された各個人の生活習慣や身体の状態に合わせて必要となる栄養素情報が格納された必要栄養素データベースと、個々の利用者を会員として登録し、各会員の身体情報、健康情報、病歴情報、その他個人情報と、その家族の身体情報、健康情報、病歴情報、その他個人情報が関連づけられて格納され、前回までの利用履歴も格納された会員履歴データベースと、各種食事メニューとその使用食材情報が格納され、食事メニューのレシピも格納されたメニューデータベース、及び食事メニューに使用する食品の各素材の栄養素情報が格納された素材栄養素データベースとから成り、
    前記情報処理装置には、前記各データベースを用いて適切な食事メニューを算出するコンピュータソフトウエアである栄養管理/食品メニュー提案ソフトウェアがインストールされ、
    前記情報処理装置は、通信ネットワークを介して利用者側のユーザ端末装置に接続可能なネットワーク接続手段を有するとともに、前記情報処理装置または前記ユーザ端末装置の少なくとも一方から入力された前記利用者の身体情報及び生活習慣情報に基づいて動作する前記栄養管理/食品メニュー提案ソフトウェアにより、前記必要栄養素データベースの情報を用いて前記利用者の所要栄養量を算出する栄養量算出手段と、入力された前記身体情報と前記生活習慣情報及び前記必要栄養素データベースの情報からカロリーと塩分の最適摂取量を算出するカロリー・塩分算出手段と、前記メニューデータベースから前記利用者が選択した食品又は食材の食事メニューについて、前記所要栄養量から算出された少なくとも一食分の最適な摂取栄養量に合わせて前記利用者が選択した前記食事メニューが前記最適摂取栄養量の一定の過不足率内に収まるように前記食事メニューの摂取量を自動的に調整する摂取量調整手段とを備え、
    前記摂取量調整手段は、前記利用者により選択された食事メニューについて、前記食事メニューのカロリー判定を行い、カロリーが過剰な場合、選択された前記食事メニューの食品の量を減量処理し、カロリーの調整を終えると塩分判定を行い、塩分が過剰であれば、選択された前記食事メニューの食品の内、塩分の多い食品を選択して減量し、減量後のカロリーを判定して、カロリー不足の場合は減量を戻して、選択された食事メニューの食品の内、次に塩分の多い食品を減量し、カロリー及び塩分量の判定を行い、適量であれば自動調整処理を終了し、
    前記情報処理装置は、作成した前記利用者個人の食事メニューに合わせて、同じ材料で、前記利用者によりその家族の食事メニューの作成が選択された場合、前記栄養管理/食品メニュー提案ソフトウェアによる処理動作により、登録された前記利用者の家族の身体情報、健康情報、病歴情報、その他個人情報により、前記利用者と同じ食材を用いて、同じレシピで、最適なカロリー量、栄養バランスの食事メニューを提供することを特徴とする健康食提供システム。
  2. 前記ユーザ端末装置にも前記各データベースを用いて適切な食事メニューを算出するコンピュータソフトウエアである前記栄養管理/食品メニュー提案ソフトウェアがインストールされ、前記ユーザ端末装置も前記摂取量調整手段を備える請求項1記載の健康食提供システム。
  3. 前記情報処理装置に設けられたモニタには、タッチパネルが設けられ、前記モニタに表示されたタッチキーにより入力可能に形成されたソフトウェアキーボードを備える請求項2記載の健康食提供システム。
  4. 前記情報処理装置により計算される栄養素は、選択された前記食事メニューのカロリー、タンパク質、脂質、炭水化物、繊維、塩分を対象とし、前記情報処理装置は、一日分または一食分の少なくともどちらかの栄養価を算出し、結果が表示または印刷される請求項1又は2記載の健康食提供システム。
  5. 前記所要栄養量は、カロリー、タンパク質、脂質、炭水化物、繊維、塩分のこれら栄養素の一日の摂取量である請求項4記載の健康食提供システム。
  6. 前記所要栄養量は、一日分または一食分から選択可能であり、前記一食分は、朝食、昼食、夕食から選択可能に形成され、選択された前記一食分の分量が少なくとも3段階に選択可能である請求項4記載の健康食提供システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020107096A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 合同会社DMM.com 献立を提案するためのシステム、装置、方法、及びプログラム
CN114743642A (zh) * 2022-04-26 2022-07-12 北京魏医堂医学研究院有限公司 一种基于荷尔蒙饮食法的医养健康服务系统和方法

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