JP2021047714A - 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
しかしながら、従来の手法では、各食事の配分が考慮されておらず、未だ改善の余地がある。
初めに、図1を参照して情報処理システム1の構成について説明する。情報処理システム1は、情報処理サーバ2(情報処理装置)と、この情報処理サーバ2とネットワーク5を介して接続されたユーザ端末3及び店舗端末4とを備える。なお、図1に示す例では、情報処理システム1は、情報処理サーバ2、ユーザ端末3、店舗端末4を1つずつ備える構成となっているが、情報処理システム1が備える情報処理サーバ2、ユーザ端末3、店舗端末4の数は任意である。
図2は、情報処理サーバ2の構成図である。図2は、情報処理サーバ2の主なハード構成を示しており、情報処理サーバ2は、通信IF200A、記憶装置200B、CPU200Cがバス200Dを介して接続された構成を有する。
店舗DB1には、情報処理システム1に登録されたレストラン、食堂、居酒屋等の外食用店舗、弁当屋などの中食用店舗(以下、店舗情報ともいう)が格納されている。この店舗情報には、店舗名、連絡先、住所、WebサイトのURL、提供可能な料理(単品料理又はセット料理)などの情報が店舗IDに関連付けて格納されている。なお、店舗DB1には、提供可能な料理が、朝食、昼食、夕食、間食などに分類されて格納されている。また、店舗DB1には、料理と、料理に含まれる栄養成分の量(以下、栄養成分量ともいう)とが関連付けられた情報(第1情報)が格納されている。より具体的には、店舗DB1には、料理(料理名)と、料理に含まれる栄養成分量の他、料理に使用される食材名、調味料名、調理法、各食材の分量、調味料の分量、料理の画像などの情報が関連付けて記憶されている。また、セット料理であれば、セット料理を構成する料理に使用される食材名、調味料名、調理法、各食材の分量、調味料の分量、栄養成分量、セット料理の画像などの情報が関連付けられている。
ユーザDB2には、情報処理システム1を利用して料理の提案を受けるユーザ(以下、単にユーザともいう)の情報(以下、ユーザ情報ともいう)が格納されている。この情報には、例えば、ユーザの氏名、ユーザの属性(例えば、生年月日、年齢、性別、身体特徴(例えば、身長、体重など))、1日の食事回数、1日の各食事(朝食、昼食、夕食、間食など)における配分(ユーザが所定期間(1日)に必要とする栄養成分量の各食事の配分)などの情報が含まれる。また、忌避食材(摂取を避けるべき食材(嫌いな場合を含む))、服用中の薬、既往症(アレルギー、生活習慣を含む)、食事の提案を受ける目的、などの情報が含まれる。これらの情報は、ユーザIDに関連付けてユーザDB2に格納されている。
目的DB3には、目的と、所定期間内に必要とする栄養成分量とが関連付けられた情報(第2情報)が格納されている。各目的には、複数の栄養成分について、体重1kgごとの所定期間(本実施形態では1日)当たりに必要な栄養成分量の上限及び下限(以下、所定期間(本実施形態では1日)当たりに必要な栄養成分量の上限及び下限を単に必要量ともいう)が栄養成分毎に関連付けられている。このため後述する算出部206において、ユーザDB2及び目的DB3を参照して、ユーザの体重及び目的に関連付けられた1kg当たりの必要量から、ユーザに必要な1日の栄養成分量を算出することができる。
料理DB4には、料理(単品料理又はセット料理)と、料理に含まれる栄養成分量とが関連付けられた情報(第1情報)が格納されている。なお、料理DB4には、料理は、朝食、昼食、夕食、間食などに分類されて格納されている。朝食用の料理としては、例えば、卵かけご飯と納豆のセット料理や、焼き魚とご飯とみそ汁のセット料理などが登録されている。また、昼食の料理としては、例えば、バンバンジーサラダとトマトスープのセット料理や、シザーサラダとたらこパスタのセット料理などが登録されている。また、夕食の料理としては、例えば、ハンバーグと五穀米のセット料理や、トマトサラダとカレーのセット料理などが登録されている。なお、料理DB4に朝食、昼食、夕食以外にも間食や夜食の料理が含まれていてもよい。また、各料理には、レシピと必要な食材(食材名及び分量)の情報、料理の画像及び食材を調達可能なスーパーマーケットなどの自炊用店舗の情報(以下、店舗情報ともいう)が格納されている。この店舗情報は、店舗名、連絡先、住所、WebサイトのURL、提供可能な料理などの情報である。
食材DB5には、食材と、食材の栄養成分とが関連付けられた情報(第4情報)が格納されている。より具体的には、食材DB5には、食材(例えば、人参、トマト、納豆、卵など)毎に単位重量当たり(例えば、1g)の栄養成分量などが関連付けて格納されている。また、料理DB4と同様に食材には調味料が含まれる。なお、食材に食材の画像の情報を関連付けていてもよい。また、各食材の単位重量当たりの栄養成分量を調理法ごとに食材DB5へ格納してもよい。このようにすることで、調理法ごとに、各食材のより正確な単位重量当たりの栄養成分量を算出することができる。
薬剤等DB6には、薬の情報(薬の名前、効能)と、忌避食材(該薬の効果を低減させたり、増幅させたりする摂取を避けるべき食材)とが関連付けられた情報(第3情報)が薬ID(薬の識別番号)に関連付けて格納されている。また、薬剤等DB6には、既往症(アレルギー、生活習慣を含む)と、この既往症における忌避食材とが関連付けられた情報(第3情報)が薬ID(薬の識別番号)に関連付けて格納されている。
(1)料理取得部208で取得された料理の情報
(2)食材取得部209で取得された食材(忌避食材及び推奨食材)の情報
(3)判定部207が充足すると判定しなかった栄養成分の情報
なお、出力部210により出力された情報は、送信部202によりユーザ端末3へ送信される。
ユーザ端末3は、本情報処理システム1のユーザが食事の提案を受けるための端末である。なお、ユーザ端末3では、ユーザだけでなくユーザの食事指導医等による情報の入力も行われる場合がある。図5(a)は、ユーザ端末3の構成図である。図5(a)は、ユーザ端末3の主なハード構成を示しており、ユーザ端末3は、通信IF300A、記憶装置300B、入力装置300C、表示装置300D、CPU300Eがバス300Fを介して接続された構成を有する。
店舗端末4は、本情報処理システム1に料理や食材の情報を登録するための端末である。図6(a)は、店舗端末4の構成図である。図6(a)は、店舗端末4の主なハード構成を示しており、店舗端末4は、通信IF400A、記憶装置400B、入力装置400C、表示装置400D、CPU400Eがバス400Fを介して接続された構成を有する。また、図6(b)は、店舗端末4の機能ブロック図である。図6(b)に示すように、店舗端末4は、受信部401、送信部402、記憶装置制御部403、入力受付部404、表示装置制御部405などの機能を有する。なお、図6(b)に示す機能は、CPU400Eが、記憶装置400Bに格納されている情報処理プログラムを実行することで実現される。
以下、図7〜図15を参照して、情報処理システム1の処理について説明する。以下の説明では、図1から図6を参照して説明した構成と同一の構成には同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図7は、情報処理システム1の店舗情報の登録処理の一例を示すフローチャートである。以下、図7を参照して、情報処理システム1の店舗情報の登録処理について説明する。
店舗ユーザは店舗端末4の入力装置400Cを操作して店舗の店舗名、連絡先、住所などの情報を入力する。入力装置400Cを操作して入力された情報は、入力受付部404で受け付けられ、送信部402からネットワーク5を介して情報処理サーバ2へ送信される。店舗端末4からの情報は、情報処理サーバ2の受信部201で受信され(受け付され)、記憶装置制御部203により店舗IDに関連付けて店舗DB1に格納される。
店舗ユーザは店舗端末4の入力装置400Cを操作して店舗で提供可能な料理(セット料理を含む)の情報(例えば、料理名及び画像データなど)を入力する。入力装置400Cを操作して入力された情報は、入力受付部404で受け付けられ、送信部402からネットワーク5を介して情報処理サーバ2へ送信される。店舗端末4からの情報は、情報処理サーバ2の受信部201で受信され(受け付され)、登録部205の指示に基づいて、記憶装置制御部203により店舗IDに関連付けて店舗DB1に格納される。
店舗ユーザは店舗端末4の入力装置400Cを操作して料理に使用される食材名、調理法、各食材の分量の情報を入力する。入力装置400Cを操作して入力された情報は、入力受付部404で受け付けられ、送信部402からネットワーク5を介して情報処理サーバ2へ送信される。店舗端末4からの情報は、情報処理サーバ2の受信部201で受信され(受け付され)、登録部205の指示に基づいて、記憶装置制御部203により店舗IDに関連付けて店舗DB1に格納される。
店舗ユーザは店舗端末4の入力装置400Cを操作して料理に使用される調味料名及び調味料の分量の情報を入力する。入力装置400Cを操作して入力された情報は、入力受付部404で受け付けられ、送信部402からネットワーク5を介して情報処理サーバ2へ送信される。店舗端末4からの情報は、情報処理サーバ2の受信部201で受信され(受け付され)、登録部205の指示に基づいて、記憶装置制御部203により店舗IDに関連付けて店舗DB1に格納される。
店舗ユーザは店舗端末4の入力装置400Cを操作して料理の調理法の情報を入力する。入力装置400Cを操作して入力された情報は、入力受付部404で受け付けられ、送信部402からネットワーク5を介して情報処理サーバ2へ送信される。店舗端末4からの情報は、情報処理サーバ2の受信部201で受信され(受け付され)、登録部205の指示に基づいて、記憶装置制御部203により店舗IDに関連付けて店舗DB1に格納される。
情報処理サーバ2の算出部206は、食材DB5を参照し、料理に使用される食材名、調味料名、調理法、各食材の分量、調味料の分量及び調理法に基づいて料理(セット料理を含む)の栄養成分量を算出する。
情報処理サーバ2の記憶装置制御部203は、登録部205の指示に基づいて、算出部206により算出された栄養成分量を料理に関連付けて店舗DB1に格納する。
店舗ユーザは、登録を希望するすべての料理の登録が終了した場合(YES)、店舗端末4の入力装置400Cを操作して店舗情報の登録を終了する操作を終了する。また、店舗ユーザは、登録を希望するすべての料理の登録が終了していない場合(NO)、店舗端末4の入力装置400Cを操作してステップS102の処理へ戻り、残りの料理の登録を行う。
図8は、情報処理システム1のユーザ情報の登録処理の一例を示すフローチャートである。以下、図8を参照して、情報処理システム1のユーザ情報の登録処理について説明する。
ユーザはユーザ端末3の入力装置300Cを操作してユーザの氏名、生年月日、年齢、性別、身長、体重などの情報を入力する。入力装置300Cを操作して入力された情報は、入力受付部304で受け付けられ、送信部302からネットワーク5を介して情報処理サーバ2へ送信される。ユーザ端末3からの情報は、情報処理サーバ2の受信部201で受信され(受け付され)、登録部205の指示に基づいて、記憶装置制御部203によりユーザIDに関連付けてユーザDB2に格納される。
ユーザはユーザ端末3の入力装置300Cを操作して、1日の食事回数、各食事の1日における配分などの情報を入力する。入力装置300Cを操作して入力された情報は、入力受付部304で受け付けられ、送信部302からネットワーク5を介して情報処理サーバ2へ送信される。ユーザ端末3からの情報は、情報処理サーバ2の受信部201で受信され(受け付され)、登録部205の指示に基づいて、記憶装置制御部203によりユーザIDに関連付けてユーザDB2に格納される。
ユーザはユーザ端末3の入力装置300Cを操作して既往症(アレルギー、生活習慣を含む)、忌避食材、服用中の薬などの情報を入力する。入力装置300Cを操作して入力された情報は、入力受付部304で受け付けられ、送信部302からネットワーク5を介して情報処理サーバ2へ送信される。ユーザ端末3からの情報は、情報処理サーバ2の受信部201で受信され(受け付され)、登録部205の指示に基づいて、記憶装置制御部203によりユーザIDに関連付けてユーザDB2に格納される。
ユーザはユーザ端末3の入力装置300Cを操作して目的の情報を入力する。入力装置300Cを操作して入力された情報は、入力受付部304で受け付けられ、送信部302からネットワーク5を介して情報処理サーバ2へ送信される。ユーザ端末3からの情報は、情報処理サーバ2の受信部201で受信され(受け付され)、登録部205の指示に基づいて、記憶装置制御部203によりユーザIDに関連付けてユーザDB2に格納される。
図9は、実施形態に係る情報処理システムのユーザ端末3の表示装置300Dに表示される登録画面の一例を示す図である。図9に示す登録画面では、ユーザは、3食の食事バランスの欄1001において、1日の各食事(朝食、昼食、夕食、間食など)における配分を設定・登録することができる。なお、図9に示す例では、3食の食事バランスの欄1001で3食の配分を設定しているが、既に述べたように1日の食事は3食に限られず、1食、又は2食としてもよいし、4食以上としてもよい。また、朝食、昼食、夕食のうちの1食だけ、例えば、朝食の配分(例えば、20%)だけを設定することもできる。この場合、料理取得部208は、朝食の料理の情報を取得する。同様に、朝食、昼食、夕食のうち例えば、朝食及び夕食の配分(例えば、各々20%、35%)だけを設定することもできる。この場合、料理取得部208は、朝食及び夕食の料理の情報を取得する。
図10は、情報処理システム1の料理情報の出力処理の一例を示すフローチャートである。以下、図10を参照して、情報処理システム1の料理情報の出力処理について説明する。
ユーザは、外食、中食、自炊のいずれで料理の提案を受けるかを選択する。具体的には、ユーザ端末3の入力装置300Cを操作して、外食、中食、自炊のいずれかを選択する。入力装置300Cを操作して選択された情報(外食、中食又は自炊の情報)は、入力受付部304で受け付けられ、送信部302からネットワーク5を介して情報処理サーバ2へ送信される。なお、必ずしもステップS302の処理直前に外食、中食、自炊のいずれかを受け付ける必要はない。例えば、外食、中食、自炊のいずれで料理の提案を受けるかの選択を予め受け付け、ユーザIDに関連付けてユーザDB2に格納していてもよいし、また、ステップS302の処理後、ステップS306の処理前に外食、中食、自炊のいずれで料理の提案を受けるかの選択を受け付けてもよい。
情報処理サーバ2の算出部206は、ユーザDB2を参照し、ユーザの体重、食事の提案を受ける目的、1日の各食事における配分、忌避食材、服用中の薬、既往症などのユーザ情報を取得する。
情報処理サーバ2の算出部206は、目的DB3を参照し、ステップS302で取得した目的に関連付けられた各栄養成分の1kgごとの必要量の情報を取得する。
情報処理サーバ2の算出部206は、ステップS302で取得したユーザの体重及びS303で取得した各栄養成分の1kgごとの必要量の情報に基づいて、ユーザが所定期間に必要な栄養成分量を算出する。なお、算出部206による栄養成分量の算出方法については既に述べたので重複する説明を省略する。
情報処理サーバ2の料理取得部208は、薬剤等DB6を参照し、ステップS302で取得した服用中の薬に関連付けられた忌避食材の情報を取得する。また、料理取得部208は、ステップS302で取得した既往症に関連付けられた忌避食材の情報を取得する。
情報処理サーバ2の料理取得部208は、ステップS302及びステップS305で取得した忌避食材、ステップS304で算出したユーザが所定期間に必要な栄養成分量、ステップS302で取得した食事の配分に基づいて、店舗DB1又は料理DB4を参照して、食事ごとに料理を取得する。なお、料理取得部208による料理の情報の取得については図11を参照して後述する。
情報処理サーバ2の出力部210は、ステップS306において料理取得部208で取得された料理の情報を出力する。出力部210により出力された料理の情報は、送信部202によりユーザ端末3へ送信され、ユーザ端末3の表示装置300Dに表示される。
図11は、実施形態に係る情報処理システム1の料理取得処理の一例を示すフローチャートである。以下、図11を参照して、情報処理システム1の料理取得処理について説明する。
情報処理サーバ2の算出部206は、図10のステップS302で取得した食事の配分に基づいて、1日の各食事で摂取する栄養成分量の配分を算出する。例えば、各食事の配分が、朝食が「30%」、昼食が「35%」、夕食が「35%」、間食が「無し」である場合、算出部206は、図10のステップS304で算出したユーザが所定期間に必要な栄養成分量の上限及び下限にそれぞれ、「0.3」、「0.35」、「0.35」を乗算した値を、それぞれ朝食、昼食、夕食に必要な栄養成分量とする。なお、図8のステップS204で入力した目的に関連付けられている栄養成分量の上限及び下限の範囲内で、所定の栄養成分についての栄養成分量の配分を設定されている場合、算出部206は、設定された栄養成分量に対して「0.3」、「0.35」、「0.35」を乗算する。
情報処理サーバ2の料理取得部208は、図10のステップS301でユーザが外食、中食を選択している場合、店舗DB1を参照して、ステップS401で算出部206により算出された各食事に必要な栄養成分量を満たす(上限及び下限の範囲内である)料理を取得する。なお、このとき、料理取得部208は、判定部207での判定結果に基づき図10のステップS302及びステップS305で取得した忌避食材が含まれない料理を取得する。
図12は、実施形態に係る情報処理システム1の忌避食材の出力処理の一例を示すフローチャートである。以下、図12を参照して、情報処理システム1の忌避食材の出力処理について説明する。
情報処理サーバ2の食材取得部209は、ユーザDB2を参照し、ユーザDB2に格納された忌避食材(ユーザや食事の指導医等により登録された忌避食材)の情報を取得する。また、食材取得部209は、ユーザDB2を参照し、服用中の薬及び既往症の少なくとも一方の情報を取得する。
情報処理サーバ2の食材取得部209は、薬剤等DB6を参照し、ステップS501で取得した薬及び既往症の少なくとも一方に関連付けられた忌避食材の情報を取得する。
情報処理サーバ2の出力部210は、ステップS501及びステップS502で食材取得部209が取得した忌避食材の情報を出力する。出力部210により出力された忌避食材の情報は、送信部202によりユーザ端末3へ送信され、ユーザ端末3の表示装置300Dに表示される。
図13は、実施形態に係る情報処理システム1の推奨食材の出力処理の一例を示すフローチャートである。以下、図13を参照して、情報処理システム1の推奨食材の出力処理について説明する。
情報処理サーバ2の食材取得部209は、ユーザDB2を参照し、ユーザDB2に格納された目的の情報を取得する。
情報処理サーバ2の食材取得部209は、目的DB3を参照し、ステップS601で取得した目的に関連付けられた推奨食材の情報を取得する。
情報処理サーバ2の出力部210は、ステップS502で食材取得部209が取得した推奨食材の情報を出力する。出力部210により出力された推奨食材の情報は、送信部202によりユーザ端末3へ送信され、ユーザ端末3の表示装置300Dに表示される。
図14は、実施形態に係る情報処理システム1の推奨食材の出力処理の一例を示すフローチャートである。以下、図14を参照して、情報処理システム1の推奨食材の出力処理について説明する。
情報処理サーバ2の算出部206は、料理取得部208により取得された料理の栄養成分量を栄養成分ごとに算出する。
情報処理サーバ2の算出部206は、ユーザが所定期間内に必要とする栄養成分量から取得された料理の栄養成分量を減算して、不足する栄養成分量を算出する。
情報処理サーバ2の食材取得部209は、食材DB5を参照し、不足する栄養成分量を補う食材を取得する。具体的には、食材取得部209は、不足する栄養成分を有する食材の情報を食材DB5から取得する。
情報処理サーバ2の出力部210は、ステップS703で食材取得部209が取得した食材の情報を、摂取を推奨する推奨食材として出力する。このとき、出力部210は、ステップS702で算出部206により算出された不足する栄養成分量の情報とともにステップS703で食材取得部209が取得した食材の情報を推奨食材として出力する。出力部210により出力された栄養成分量及び推奨食材の情報は、送信部202によりユーザ端末3へ送信され、ユーザ端末3の表示装置300Dに表示される。
図15は、実施形態に係る情報処理システムのユーザ端末3の表示装置300Dに表示される不足栄養成分の表示画面の一例を示す図である。図15に示すように、ユーザ端末3の表示装置300Dには、不足栄養成分の欄1004の下側に、算出部206により算出された不足する栄養成分の記号1004A、栄養成分名1004B、料理取得部208により取得された料理により摂取できる栄養成分量1004C、算出部206により算出された必要な栄養成分量1004D、料理取得部208により取得された料理により摂取できる栄養成分量と必要な栄養成分量との関係を示す棒グラフ1004Eの情報が表示される。なお、図15において、不足する栄養成分を補う食材の食材名、推奨される摂取量(g)及び食材の画像の少なくとも1以上の情報が表示されるようにしてもよい。
なお、上記実施形態では、料理取得部208は、忌避食材を考慮して(避けて)料理を取得しているが、推奨食材を考慮して料理を取得するようにしてもよい。この場合、料理取得部208は、ユーザが所定期間内に必要とする栄養成分量を満たす料理であれば、推奨食材をより多く含む料理を取得するようにしてもよい。
2 情報処理サーバ(情報処理装置)
200A 通信IF
200B 記憶装置(DB1〜DB6)
200C CPU
200D バス(BUS)
201 受信部(受付部)
202 送信部
203 記憶装置制御部
204 認証部
205 登録部
206 算出部
207 判定部(第1,第2判定部)
208 料理取得部
209 食材取得部(忌避食材取得部、推奨食材取得部)
210 出力部
3 ユーザ端末
4 企業端末
300A,400A 通信IF
300B,400B 記憶装置
300C,400C 入力装置
300D,400D 表示装置
300E,400E CPU
300F,400F バス
301,401 受信部
302,402 送信部
303,403 記憶装置制御部
304,404 入力受付部
305,405 表示装置制御部
5 ネットワーク
DB1 店舗DB
DB2 ユーザDB
DB3 目的DB
DB4 料理DB
DB5 食材DB
DB6 薬剤等DB
Claims (11)
- ユーザの食事を提案するための情報処理装置であって、
前記食事で摂取する前記ユーザが所定期間内に必要とする栄養成分量の配分の設定を受け付ける受付部と、
料理と、前記料理に含まれる栄養成分量とが関連付けられた第1情報を参照し、前記受付部で受け付けられた前記配分に応じて、前記料理の情報を取得する料理取得部と、
前記料理取得部が取得した前記料理の情報を前記ユーザの食事として出力する出力部と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記ユーザが所定期間内に必要とする栄養成分量を算出する算出部を備え、
前記受付部は、
前記ユーザが前記食事の提案を受ける目的を受け付け、
前記算出部は、
前記目的と、前記所定期間内に必要とする栄養成分量とが関連付けられた第2情報を参照し、前記受付部で受け付けられた前記目的に応じて、前記ユーザが所定期間内に必要とする栄養成分量を算出する、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記第2情報の前記目的に関連付けられた前記所定期間内に必要とする栄養成分量は、上限及び下限を有し、
前記受付部は、
所定の栄養成分についての前記栄養成分量の設定を前記上限及び下限の範囲内で受け付け、
前記料理取得部は、
前記受付部で受け付けられた前記設定に応じて、前記料理の情報を取得する、
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。 - 薬及び既往症の少なくとも一方と、摂取を避けるべき忌避食材とが関連付けられた第3情報を参照し、前記忌避食材の情報を取得する忌避食材取得部を備え、
前記受付部は、
前記ユーザが服用している薬及び既往症の少なくとも一方の情報を受け付け、
前記忌避食材取得部は、
前記第3情報を参照し、前記受付部で受け付けられた前記薬及び既往症の少なくとも一方の情報に応じて、前記忌避食材の情報を取得し、
前記出力部は、
前記忌避食材取得部が取得した前記忌避食材の情報を出力する、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の情報処理装置。 - 前記料理に、前記忌避食材が含まれるか否かを判定する第1判定部を備え、
前記料理取得部は、
前記第1判定部での判定結果に応じて、前記料理の情報を取得する、
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。 - 前記料理取得部が取得した料理の栄養成分量が、前記算出部が算出した前記ユーザが前記所定期間内に必要とする栄養成分量を充足するか否かを栄養成分毎に判定する第2判定部を備え、
前記出力部は、
前記第2判定部が充足すると判定しなかった栄養成分の情報を出力する、
ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の情報処理装置。 - 食材と、前記食材の栄養成分とが関連付けられた第4情報を参照し、前記第2判定部にて充足すると判定されなかった栄養成分に応じて、前記ユーザに摂取を推奨する推奨食材の情報を取得する推奨食材取得部を備え、
前記出力部は、
前記推奨食材取得部が取得した前記推奨食材の情報を出力する、
ことを特徴する請求項6に記載の情報処理装置。 - 前記推奨食材取得部は、
前記目的と、前記ユーザに摂取を推奨する推奨食材の情報とが関連付けられた第5情報を参照し、前記受付部で受け付けられた前記目的に応じて、前記推奨食材の情報を取得する、
ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。 - 前記栄養成分には、栄養素及びカロリーの少なくとも一方が含まれることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の情報処理装置。
- ユーザの食事を提案するための情報処理方法であって、
受付部が、前記食事で摂取する前記ユーザが所定期間内に必要とする栄養成分量の配分の設定を受け付ける工程と、
料理取得部が、料理と、前記料理に含まれる栄養成分量とが関連付けられた第1情報を参照し、前記受付部で受け付けられた前記配分に応じて、前記料理の情報を取得する工程と、
出力部が、前記料理取得部が取得した前記料理の情報を前記ユーザの食事として出力する工程と、
を有することを特徴とする情報処理方法。 - ユーザの食事を提案するための情報処理プログラムであって、
コンピュータを、
前記食事で摂取する前記ユーザが所定期間内に必要とする栄養成分量の配分の設定を受け付ける受付部、
料理と、前記料理に含まれる栄養成分量とが関連付けられた第1情報を参照し、前記受付部で受け付けられた前記配分に応じて、前記料理の情報を取得する料理取得部、
前記料理取得部が取得した前記料理の情報を前記ユーザの食事として出力する出力部、
として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
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JP2019170697A JP2021047714A (ja) | 2019-09-19 | 2019-09-19 | 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム |
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- 2019-09-19 JP JP2019170697A patent/JP2021047714A/ja active Pending
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