JP6994202B2 - 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム - Google Patents
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Description
初めに、図1を参照して情報処理システム1の構成について説明する。情報処理システム1は、情報処理サーバ2(情報処理装置)と、この情報処理サーバ2とネットワーク5を介して接続されたユーザ端末3及び店舗端末4とを備える。図1に示す例では、情報処理システム1は、情報処理サーバ2、ユーザ端末3、店舗端末4を1つずつ備える構成となっているが、情報処理システム1が備える情報処理サーバ2、ユーザ端末3、店舗端末4の数は任意である。
図2は、情報処理サーバ2の構成図である。図2は、情報処理サーバ2の主なハード構成を示しており、情報処理サーバ2は、通信IF200A、記憶装置200B、CPU200Cがバス200Dを介して接続された構成を有する。
飲食店DB1(第2記憶部)には、情報処理システム1に登録されたレストラン、食堂、居酒屋等の飲食店の情報(以下、飲食店情報ともいう)が格納されている。この飲食店情報には、店舗名、連絡先、住所(位置情報)、WebサイトのURL、提供可能な料理(単品料理又はセット料理)などの情報が店舗IDに関連付けて格納されている。なお、飲食店DB1には、提供可能な料理が、朝食、昼食、夕食、間食などに分類されて格納されている。また、飲食店DB1には、料理(料理名)と、料理に含まれる栄養成分量、料理に使用される食材、調味料名、調理法、各食材の分量、調味料の分量、料理の画像、料金などの情報が関連付けて記憶されている。また、セット料理であれば、セット料理を構成する料理に使用される食材名、調味料名、調理法、各食材の分量、調味料の分量、栄養成分量、セット料理の画像、料金などの情報が関連付けられている。
ユーザDB2には、情報処理システム1を利用して、希望する料理を提供する飲食店の提案(以下、単に飲食店の提案ともいう)を受けるユーザ(以下、単にユーザともいう)の情報(以下、ユーザ情報ともいう)が格納されている。この情報には、例えば、ユーザの氏名、ユーザの属性(例えば、生年月日、年齢、性別、身体特徴(例えば、身長、体重など))、所定期間(実施形態では1日)の各食事(朝食、昼食、夕食、間食など)における配分(ユーザが所定期間に必要とする栄養成分量の各食事の配分)などの情報が含まれる。また、食事を摂る目的、などの情報が含まれる。これらの情報は、ユーザIDに関連付けてユーザDB2に格納されている。
目的DB3(第1記憶部)には、目的と、所定期間内に必要とする栄養成分量とが関連付けられた情報が格納されている。各目的には、複数の栄養成分について、体重1kgごとの所定期間(実施形態では1日)当たりに必要な栄養成分量の上限及び下限(以下、所定期間当たりに必要な栄養成分量の上限及び下限を単に必要量ともいう)が栄養成分毎に関連付けられている。このため後述する必要量算出部207において、ユーザDB2及び目的DB3を参照して、ユーザの体重及び目的に関連付けられた1kg当たりの必要量から、ユーザに必要な所定期間の栄養成分量を算出することができる。
食材DB4には、食材と、食材の栄養成分とが関連付けられた情報が格納されている。より具体的には、食材DB4には、食材(例えば、人参、トマト、納豆、卵など)毎に単位重量当たり(例えば、1g)の栄養成分量などが関連付けて格納されている。また、食材には調味料が含まれる。なお、食材に食材の画像の情報を関連付けて食材DB4に格納されていてもよい。また、各食材の単位重量当たりの栄養成分量を調理法ごとに食材DB4へ格納してもよい。このようにすることで、調理法ごとに、各食材のより正確な単位重量当たりの栄養成分量を算出することができる。
(1)受信部201で受信した(受け付けた)料理を提供する飲食店の情報、料理、料理の充足率(栄養成分量の充足率)及び料理の料金
(2)移動時間算出部210が算出した移動時間
(3)交通費算出部211が算出した交通費
(4)移動手段
なお、出力部213により出力された情報は、送信部202によりユーザ端末3へ送信される。
ユーザ端末3は、本情報処理システム1のユーザが飲食店の提案を受けるための端末である。なお、ユーザ端末3では、ユーザだけでなくユーザの食事指導医等による情報の入力も行われる場合がある。図5(a)は、ユーザ端末3の構成図である。図5(a)は、ユーザ端末3の主なハード構成を示しており、ユーザ端末3は、通信IF300A、記憶装置300B、入力装置300C、表示装置300D、CPU300E、GPSセンサ300Gがバス300Fを介して接続された構成を有する。
店舗端末4は、本情報処理システム1に料理や食材の情報を登録するための端末である。図6(a)は、店舗端末4の構成図である。図6(a)は、店舗端末4の主なハード構成を示しており、店舗端末4は、通信IF400A、記憶装置400B、入力装置400C、表示装置400D、CPU400Eがバス400Fを介して接続された構成を有する。また、図6(b)は、店舗端末4の機能ブロック図である。図6(b)に示すように、店舗端末4は、受信部401、送信部402、記憶装置制御部403、入力受付部404、表示装置制御部405などの機能を有する。なお、図6(b)に示す機能は、CPU400Eが、記憶装置400Bに格納されている情報処理プログラムを実行することで実現される。
以下、図7~図10を参照して、情報処理システム1の処理について説明する。以下の説明では、図1から図6を参照して説明した構成と同一の構成には同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図7は、情報処理システム1の飲食店情報の登録処理の一例を示すフローチャートである。以下、図7を参照して、情報処理システム1の飲食店情報の登録処理について説明する。
店舗ユーザは店舗端末4の入力装置400Cを操作して店舗の店舗名、連絡先、住所などの情報を入力する。入力装置400Cを操作して入力された情報は、入力受付部404で受け付けられ、送信部402からネットワーク5を介して情報処理サーバ2へ送信される。店舗端末4からの情報は、情報処理サーバ2の受信部201で受信され(受け付され)、登録部205の指示に基づき、記憶装置制御部203により店舗IDに関連付けて飲食店DB1に格納される。
店舗ユーザは店舗端末4の入力装置400Cを操作して店舗で提供可能な料理の情報(例えば、料理名及び画像データなど)を入力する。入力装置400Cを操作して入力された情報は、入力受付部404で受け付けられ、送信部402からネットワーク5を介して情報処理サーバ2へ送信される。店舗端末4からの情報は、情報処理サーバ2の受信部201で受信され(受け付され)、登録部205の指示に基づき、記憶装置制御部203により店舗IDに関連付けて飲食店DB1に格納される。
店舗ユーザは店舗端末4の入力装置400Cを操作して料理に使用される食材名、調理法、各食材の分量の情報を入力する。入力装置400Cを操作して入力された情報は、入力受付部404で受け付けられ、送信部402からネットワーク5を介して情報処理サーバ2へ送信される。店舗端末4からの情報は、情報処理サーバ2の受信部201で受信され(受け付され)、登録部205の指示に基づき、記憶装置制御部203により店舗IDに関連付けて飲食店DB1に格納される。
店舗ユーザは店舗端末4の入力装置400Cを操作して料理に使用される調味料名及び調味料の分量の情報を入力する。入力装置400Cを操作して入力された情報は、入力受付部404で受け付けられ、送信部402からネットワーク5を介して情報処理サーバ2へ送信される。店舗端末4からの情報は、情報処理サーバ2の受信部201で受信され(受け付され)、登録部205の指示に基づき、記憶装置制御部203により店舗IDに関連付けて飲食店DB1に格納される。
店舗ユーザは店舗端末4の入力装置400Cを操作して料理の調理法の情報を入力する。入力装置400Cを操作して入力された情報は、入力受付部404で受け付けられ、送信部402からネットワーク5を介して情報処理サーバ2へ送信される。店舗端末4からの情報は、情報処理サーバ2の受信部201で受信され(受け付され)、登録部205の指示に基づき、記憶装置制御部203により店舗IDに関連付けて飲食店DB1に格納される。
情報処理サーバ2の栄養成分量算出部206は、食材DB4を参照し、料理に使用される食材名、調味料名、調理法、各食材の分量、調味料の分量及び調理法に基づいて料理(セット料理を含む)の栄養成分量を算出する。
情報処理サーバ2の記憶装置制御部203は、登録部205の指示に基づき、栄養成分量算出部206により算出された栄養成分量を料理に関連付けて飲食店DB1に格納する。
店舗ユーザは、登録を希望するすべての料理の登録が終了した場合(YES)、店舗端末4の入力装置400Cを操作して飲食店情報の登録を終了する操作を終了する。また、店舗ユーザは、登録を希望するすべての料理の登録が終了していない場合(NO)、店舗端末4の入力装置400Cを操作してステップS102の処理へ戻り、残りの料理の登録を行う。
図8は、情報処理システム1のユーザ情報の登録処理の一例を示すフローチャートである。以下、図8を参照して、情報処理システム1のユーザ情報の登録処理について説明する。
ユーザはユーザ端末3の入力装置300Cを操作してユーザの氏名、生年月日、年齢、性別、身長、体重などの情報を入力する。入力装置300Cを操作して入力された情報は、入力受付部304で受け付けられ、送信部302からネットワーク5を介して情報処理サーバ2へ送信される。ユーザ端末3からの情報は、情報処理サーバ2の受信部201で受信され(受け付され)、登録部205の指示に基づき、記憶装置制御部203によりユーザIDに関連付けてユーザDB2に格納される。
ユーザはユーザ端末3の入力装置300Cを操作して各食事の所定期間における配分などの情報を入力する。入力装置300Cを操作して入力された情報は、入力受付部304で受け付けられ、送信部302からネットワーク5を介して情報処理サーバ2へ送信される。ユーザ端末3からの情報は、情報処理サーバ2の受信部201で受信され(受け付され)、登録部205の指示に基づき、記憶装置制御部203によりユーザIDに関連付けてユーザDB2に格納される。
ユーザはユーザ端末3の入力装置300Cを操作して食事を摂る目的の情報を入力する。入力装置300Cを操作して入力された情報は、入力受付部304で受け付けられ、送信部302からネットワーク5を介して情報処理サーバ2へ送信される。ユーザ端末3からの情報は、情報処理サーバ2の受信部201で受信され(受け付され)、登録部205の指示に基づき、記憶装置制御部203によりユーザIDに関連付けてユーザDB2に格納される。
図9は、情報処理システム1の推奨情報出力処理の一例を示すフローチャートである。以下、図9を参照して、情報処理システム1の推奨情報出力処理について説明する。
ユーザは、ユーザ端末3の入力装置300Cを操作して食べたい料理と、該料理を朝食、昼食、夕食又は間食のいずれとして摂取するかの情報を入力する。入力装置300Cを操作して入力された情報は、入力受付部304で受け付けられ、送信部302からネットワーク5を介して情報処理サーバ2へ送信される。ユーザ端末3からの情報は、情報処理サーバ2の受信部201で受信される(受け付される)。
情報処理サーバ2の必要量算出部207は、ユーザDB2を参照し、ユーザの体重、目的、所定期間の各食事における配分などの情報を取得する。
情報処理サーバ2の必要量算出部207は、目的DB3を参照し、ステップS301で取得した目的に関連付けられた体重1kgごとの所定期間(実施形態では1日)当たりに必要な各栄養成分量の情報を取得する。
情報処理サーバ2の必要量算出部207は、ステップS302で取得したユーザの体重及びS303で取得した体重1kgごとの所定期間(実施形態では1日)当たりに必要な各栄養成分量の情報に基づいて、ユーザが所定期間に必要な栄養成分量を算出する。次いで、必要量算出部207は、ステップS301で受け付けられた料理が朝食、昼食、夕食又は間食のいずれとして摂取するかの情報と、ユーザDB2に格納された各食事の配分の情報とに基づいて、ステップS301で受け付けられた料理(ユーザが希望する料理)でユーザが摂取すべき栄養成分量を算出する。
情報処理サーバ2の推奨度算出部212は、ステップS301で受け付けられた料理を提供する飲食店の推奨度を算出する。なお、推奨度算出部212による動作の詳細は、図10を参照して後述する。
情報処理サーバ2の出力部213は、受信部201が受信した(受け付けた)料理を提供する飲食店の情報(飲食店が提供する料理、料理の充足率(栄養成分量の充足率)、料理の料金などの情報)及び推奨度算出部212が算出した推奨度の情報などを出力する。出力部213により出力された情報は、送信部202によりユーザ端末3へ送信され、ユーザ端末3の表示装置300Dに表示される。
図10は、情報処理システム1の推奨度算出処理の一例を示すフローチャートである。以下、図10を参照して、情報処理システム1の推奨度算出処理について説明する。
情報処理サーバ2の充足率算出部208は、飲食店が提供する料理と、料理の栄養成分量とが関連付けて記憶された飲食店DB1を参照する。
充足率算出部208は、飲食店DB1に格納されている飲食店情報の提供可能な料理に、図9のステップS301で受け付けられた料理が存在するか否かを判定する。料理が存在する場合(YES)、充足率算出部208は、ステップS403の処理を実行する。料理が存在しない場合(NO)、充足率算出部208は、ステップS410の処理を実行する。なお、充足率算出部208は、飲食店DB1に格納されている飲食店情報ごとにステップS402以降の処理を実行する。
充足率算出部208は、受信部201(受付部)で受け付けられた料理を提供可能である場合、前記料理に関連付けられた栄養成分量を取得する。
充足率算出部208は、ステップS403で取得した前記料理に関連付けられた栄養成分量が、必要量算出部207が算出したユーザが摂取すべき栄養成分量を充足する充足率(%)を栄養成分ごとに算出する。
位置情報取得部209は、飲食店DB1からステップS404で充足率算出部208が充足率を算出した飲食店の位置情報を取得する。
位置情報取得部209は、受信部201で受信された情報からユーザ端末3の位置情報を取得する。
移動時間算出部210は、1以上の移動手段、例えば、電車、車、徒歩などの移動手段ごとに位置情報取得部209で取得されたユーザ端末3の位置から飲食店の位置までの移動時間を算出する。
交通費算出部211は、1以上の移動手段、例えば、電車、車、徒歩などの移動手段ごとに位置情報取得部209で取得されたユーザ端末3の位置から飲食店の位置までの交通費を算出する。なお、交通費算出部211は、徒歩の場合は、交通費ゼロと算出する。
推奨度算出部212は、充足率算出部208が算出した充足率、移動時間算出部210が算出した移動時間、交通費算出部211が算出した交通費に応じて、飲食店のお勧め度である推奨度を算出する。なお、推奨度算出部212が推奨度を算出する際は、充足率算出部208が算出した栄養成分ごとの充足率の平均値を利用してもよいし、各栄養成分の充足率に重みづけを行い、重みづけされた充足率の平均値を利用してもよい。
情報処理サーバ2は、全ての飲食店についてステップS402以降の処理を実行したか否かを判定する。全ての飲食店についてステップS402以降の処理を実行している場合(YES)、情報処理サーバ2は、推奨度算出処理を終了する。全ての飲食店についてステップS402以降の処理を実行してない場合(NO)、情報処理サーバ2は、ステップS401の処理を実行する。
図11は、実施形態に係る情報処理システムのユーザ端末3の表示装置300Dに表示される飲食店の推奨情報の表示画面の一例を示す図である。図11に示すように、ユーザ端末3の表示装置300Dの表示画面の上段枠100Aには、ユーザの現在地P1、飲食店の位置P2(カッコ内のアルファベットは、下段枠100Bに表示される飲食店名に対応する)が地図(不図示)に重畳して表示される。また、ユーザ端末3の表示装置300Dの表示画面の下段枠100Bには、例えば、飲食店名101、料理名102、充足率103(各栄養成分の充足率の平均値(各栄養成分の充足率に重みづけを行い、この重みづけされた充足率の平均値でもよい))、料理の料金104、移動手段105、移動時間106、交通費107、推奨度108の情報が表示される。なお、図11では、出力部213は、移動時間算出部210が移動手段ごとに算出した移動時間のうち最も短い移動時間となる移動手段及び移動時間と、交通費算出部211により算出された交通費を出力しているが、全ての移動手段、移動時間及び交通費を出力するようにしてもよい。また、推奨度に応じて、飲食店P2の表示態様を変えてユーザがどのP2が、下段枠100Bに表示されるリストであるかが一目で分かるようにしてもよい。例えば、飲食店の位置P2の色や大きさ等を推奨度に応じて変化させてもよい(推奨度が高いほど、P2が濃くなる、P2が大きくなる、など)。また、推奨度を対応する飲食店の位置P2の近傍に表示するようにしてもよい。
なお、摂取が好ましくない忌避食材の情報及び摂取を推奨する推奨食材の情報の少なくとも一方を出力するようにしてもよい。以下、実施形態の変形例に係る情報処理システム1について説明するが、図1~図11を参照して説明した実施形態に係る情報処理システム1と異なる箇所について説明し、重複する説明を省略する。
この実施形態の変形例の目的DB3(第2記憶部)には、図3を参照して説明した実施形態に係る目的DB3に格納されている情報に加えて、忌避食材(摂取を避けるべき食材(嫌いな場合を含む))の情報及びユーザに摂取を推奨する推奨食材の情報の少なくとも一方が目的に関連付けて格納されている。
2 情報処理サーバ(情報処理装置)
200A 通信IF
200B 記憶装置
200C CPU
200D バス(BUS)
201 受信部(受付部)
202 送信部
203 記憶装置制御部
204 認証部
205 登録部
206 栄養成分量算出部
207 必要量算出部
208 充足率算出部
209 位置情報取得部
210 移動時間算出部
211 交通費算出部
212 推奨度算出部
213 出力部
214 判定部
3 ユーザ端末
4 企業端末
300A,400A 通信IF
300B,400B 記憶装置
300C,400C 入力装置
300D,400D 表示装置
300E,400E CPU
300F,400F バス
300G GPSセンサ
301,401 受信部
302,402 送信部
303,403 記憶装置制御部
304,404 入力受付部
305,405 表示装置制御部
5 ネットワーク
DB1 飲食店DB
DB2 ユーザDB
DB3 目的DB
DB4 食材DB
Claims (10)
- ユーザに飲食店を提案するための情報処理装置であって、
前記ユーザが希望する料理を受け付ける受付部と、
前記ユーザの食事の目的に応じて前記ユーザが摂取可能な栄養成分量が記憶された第1記憶部を参照し、前記料理で前記ユーザが摂取すべき栄養成分量を算出する必要量算出部と、
前記飲食店が提供する料理と、前記料理の栄養成分量とが関連付けて記憶された第2記憶部を参照し、前記受付部で受け付けられた料理に関連付けられた料理の栄養成分量が、前記必要量算出部で算出された前記ユーザが摂取すべき栄養成分量を充足する充足率を算出する充足率算出部と、
前記充足率算出部が算出した充足率に基づいて、前記受付部が受け付けた料理を提供する飲食店の推奨度を算出する推奨度算出部と、
前記推奨度算出部が算出した推奨度に応じて、前記受付部が受け付けた料理を提供する飲食店の情報を出力する出力部と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 1以上の移動手段ごとに、前記ユーザの位置から前記飲食店の位置までの移動時間を算出する移動時間算出部を備え、
前記推奨度算出部は、
前記移動時間算出部が算出した移動時間に基づいて、前記受付部が受け付けた料理を提供する飲食店の推奨度を算出することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記出力部は、
前記移動時間算出部が算出した移動時間の情報を出力することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。 - 1以上の移動手段ごとに、前記ユーザの位置から前記飲食店の位置までの交通費を算出する交通費算出部を備え、
前記推奨度算出部は、
前記交通費算出部が算出した交通費に基づいて、前記受付部が受け付けた料理を提供する飲食店の推奨度を算出することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の情報処理装置。 - 前記出力部は、
前記交通費算出部が算出した交通費の情報を出力することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。 - 前記出力部は、
前記充足率算出部が算出した充足率の情報を出力することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の情報処理装置。 - 前記第1記憶部には、前記目的と、前記ユーザが摂取を避けるべき食材である忌避食材及び前記ユーザに摂取を推奨すべき食材である推奨食材の少なくとも一方とが関連付けて記憶され、
前記第2記憶部には、前記料理と、該料理に使用される食材とが関連付けて記憶され、
前記第1記憶部及び前記第2記憶部を参照し、前記受付部が受け付けた料理に関連付けられた食材が前記忌避食材及び前記推奨食材の少なくとも一方に該当するか否かを判定する判定部を備え、
前記出力部は、
前記判定部での判定結果に応じて、前記忌避食材及び前記推奨食材の少なくとも一方が含まれる旨の情報を出力することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の情報処理装置。 - 栄養成分には、栄養素及びカロリーの少なくとも一方が含まれることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の情報処理装置。
- ユーザに飲食店を提案するための情報処理方法であって、
受付部が、前記ユーザが希望する料理を受け付ける工程と、
必要量算出部が、前記ユーザの食事の目的に応じて前記ユーザが摂取可能な栄養成分量が記憶された第1記憶部を参照し、前記料理で前記ユーザが摂取すべき栄養成分量を算出する工程と、
充足率算出部が、前記飲食店が提供する料理と、前記料理の栄養成分量とが関連付けて記憶された第2記憶部を参照し、前記受付部で受け付けられた料理に関連付けられた料理の栄養成分量が、前記必要量算出部で算出された前記ユーザが摂取すべき栄養成分量を充足する充足率を算出する工程と、
推奨度算出部が、前記充足率算出部が算出した充足率に基づいて、前記受付部が受け付けた料理を提供する飲食店の推奨度を算出する工程と、
出力部が、前記推奨度算出部が算出した推奨度に応じて、前記受付部が受け付けた料理を提供する飲食店の情報を出力する工程と、
を有することを特徴とする情報処理方法。 - ユーザに飲食店を提案するための情報処理プログラムであって、
コンピュータを、
前記ユーザが希望する料理を受け付ける受付部、
前記ユーザの食事の目的に応じて前記ユーザが摂取可能な栄養成分量が記憶された第1記憶部を参照し、前記料理で前記ユーザが摂取すべき栄養成分量を算出する必要量算出部、
前記飲食店が提供する料理と、前記料理の栄養成分量とが関連付けて記憶された第2記憶部を参照し、前記受付部で受け付けられた料理に関連付けられた料理の栄養成分量が、前記必要量算出部で算出された前記ユーザが摂取すべき栄養成分量を充足する充足率を算出する充足率算出部、
前記充足率算出部が算出した充足率に基づいて、前記受付部が受け付けた料理を提供する飲食店の推奨度を算出する推奨度算出部、
前記推奨度算出部が算出した推奨度に応じて、前記受付部が受け付けた料理を提供する飲食店の情報を出力する出力部、
として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
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米谷 直人,領域知識によるコンテキストマッチングを用いた情報推薦サービス,電子情報通信学会技術研究報告,日本,社団法人電子情報通信学会,2008年02月28日,第107巻第524号,p.429-434,ISSN:0913-5685 |
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