JPH11135377A - 固体電解コンデンサおよびその製造方法 - Google Patents
固体電解コンデンサおよびその製造方法Info
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- JPH11135377A JPH11135377A JP29676097A JP29676097A JPH11135377A JP H11135377 A JPH11135377 A JP H11135377A JP 29676097 A JP29676097 A JP 29676097A JP 29676097 A JP29676097 A JP 29676097A JP H11135377 A JPH11135377 A JP H11135377A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ESRが小さく、かつ耐熱性に優れた固体電
解コンデンサを提供することを目的とする。 【解決手段】 陽極導出線2を具備した弁作用金属から
なる陽極体3の表面に誘電体酸化皮膜層4、電解質層5
を順に積層して構成されたコンデンサ素子1において、
前記電解質層5上に粒径10〜500Åの金属微粒子に
若干の有機化合物が含有された膜厚0.01〜5μmの
導電膜層6を有するものである。
解コンデンサを提供することを目的とする。 【解決手段】 陽極導出線2を具備した弁作用金属から
なる陽極体3の表面に誘電体酸化皮膜層4、電解質層5
を順に積層して構成されたコンデンサ素子1において、
前記電解質層5上に粒径10〜500Åの金属微粒子に
若干の有機化合物が含有された膜厚0.01〜5μmの
導電膜層6を有するものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種電子機器に利用
される固体電解コンデンサおよびその製造方法に関する
ものである。
される固体電解コンデンサおよびその製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の小電力化、高速処理化
に伴い、それに用いられる固体電解コンデンサの大容量
化、低ESR化が要求されている。
に伴い、それに用いられる固体電解コンデンサの大容量
化、低ESR化が要求されている。
【0003】そこで従来における固体電解コンデンサの
要部の断面図を図3に示す。図3中において、11は固
体電解コンデンサ、12は陽極導出線、13はタンタル
などの弁作用金属の粉末を所定の形状に形成後焼成した
陽極体、14は陽極体13上に形成した誘電体酸化皮
膜、15は誘電体酸化皮膜14上に形成した電解質層、
16は電解質層15上に形成したカーボン層、17はカ
ーボン層16上に形成した銀塗料層である。なお、カー
ボン層16と銀塗料層17で陰極電極を形成している。
要部の断面図を図3に示す。図3中において、11は固
体電解コンデンサ、12は陽極導出線、13はタンタル
などの弁作用金属の粉末を所定の形状に形成後焼成した
陽極体、14は陽極体13上に形成した誘電体酸化皮
膜、15は誘電体酸化皮膜14上に形成した電解質層、
16は電解質層15上に形成したカーボン層、17はカ
ーボン層16上に形成した銀塗料層である。なお、カー
ボン層16と銀塗料層17で陰極電極を形成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来における固体
電解コンデンサでは、陰極電極としてカーボン層16上
に銀塗料層17を形成した構成を取っており、そのとき
陰極電極の抵抗Rは、(1)式のように示すことができ
る。
電解コンデンサでは、陰極電極としてカーボン層16上
に銀塗料層17を形成した構成を取っており、そのとき
陰極電極の抵抗Rは、(1)式のように示すことができ
る。
【0005】R=R1+R2+R3+R4……(1) R1は電解質層15とカーボン層16との接触抵抗、R
2はカーボン層16の抵抗、R3はカーボン層16と銀
塗料層17との接触抵抗、R4は銀塗料層17の抵抗で
あり、陰極電極の抵抗Rを低減することがESRを低く
することに大きく寄与する。
2はカーボン層16の抵抗、R3はカーボン層16と銀
塗料層17との接触抵抗、R4は銀塗料層17の抵抗で
あり、陰極電極の抵抗Rを低減することがESRを低く
することに大きく寄与する。
【0006】カーボン層16は普通粒径100nm程度
のカーボン粒子のカーボンペーストを用いているため、
固体電解コンデンサ11の内部にある程度入り込むこと
ができ、電解質層15との接触面積は大きく従ってR1
は小さい。また、カーボン層16の膜厚は薄いのでR2
も小さい。銀の抵抗が低いので銀塗料層17の抵抗R4
は低いが、銀塗料層17は粒径10〜30μm程度の銀
粒子の銀塗料ペーストを用いているため、カーボン層1
6との接触面積は小さく従ってR3は大きい傾向にあ
る。
のカーボン粒子のカーボンペーストを用いているため、
固体電解コンデンサ11の内部にある程度入り込むこと
ができ、電解質層15との接触面積は大きく従ってR1
は小さい。また、カーボン層16の膜厚は薄いのでR2
も小さい。銀の抵抗が低いので銀塗料層17の抵抗R4
は低いが、銀塗料層17は粒径10〜30μm程度の銀
粒子の銀塗料ペーストを用いているため、カーボン層1
6との接触面積は小さく従ってR3は大きい傾向にあ
る。
【0007】以上のことより陰極電極の抵抗Rを低減す
るにはR3の低減が望まれ、銀塗料ペーストの銀粒子の
粒径を小さくすることでR3の低減を図れるが、粒径1
μm程度までが限界であるため、結果として低ESR化
に限界があるという問題点を有していた。なお、陰極電
極がカーボン層16のみで形成されるとすると、ショー
トを避けるため陰極電極は膜厚を必要とするので、カー
ボン層16の抵抗が非常に大きくなるため陰極電極の抵
抗は(1)式のRよりも大きくなる。また、陰極電極が
銀塗料層17のみで形成されるとすると、銀粒子は固体
電解コンデンサ11の内部に入り込むことができないの
で、電解質層15との接触面積が非常に小さくなり陰極
電極の抵抗は(1)式のRよりも大きくなる。よって、
従来では陰極電極はカーボン層16と銀塗料層17から
構成されることが好ましかった。
るにはR3の低減が望まれ、銀塗料ペーストの銀粒子の
粒径を小さくすることでR3の低減を図れるが、粒径1
μm程度までが限界であるため、結果として低ESR化
に限界があるという問題点を有していた。なお、陰極電
極がカーボン層16のみで形成されるとすると、ショー
トを避けるため陰極電極は膜厚を必要とするので、カー
ボン層16の抵抗が非常に大きくなるため陰極電極の抵
抗は(1)式のRよりも大きくなる。また、陰極電極が
銀塗料層17のみで形成されるとすると、銀粒子は固体
電解コンデンサ11の内部に入り込むことができないの
で、電解質層15との接触面積が非常に小さくなり陰極
電極の抵抗は(1)式のRよりも大きくなる。よって、
従来では陰極電極はカーボン層16と銀塗料層17から
構成されることが好ましかった。
【0008】また、銀塗料層17を形成する銀塗料ペー
ストは、普通熱硬化性あるいは熱可塑性樹脂を用いてい
るため耐熱性が悪く、熱をかけると樹脂の変性あるいは
分解によりESRが劣化するおそれがあるという問題を
有していた。
ストは、普通熱硬化性あるいは熱可塑性樹脂を用いてい
るため耐熱性が悪く、熱をかけると樹脂の変性あるいは
分解によりESRが劣化するおそれがあるという問題を
有していた。
【0009】本発明は上記問題点を解決するもので、E
SRが小さく、かつ耐熱性に優れた固体電解コンデンサ
を提供することを目的とする。
SRが小さく、かつ耐熱性に優れた固体電解コンデンサ
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の固体電解コンデンサは、陽極導出線を具備し
た弁作用金属からなる陽極体の表面に誘電体酸化皮膜
層、電解質層を順に積層して構成された固体電解コンデ
ンサにおいて、前記電解質層上に粒径10〜500Åの
金属微粒子に若干の有機化合物が含有された膜厚0.0
1〜5μmの導電膜層を設けたものである。
に本発明の固体電解コンデンサは、陽極導出線を具備し
た弁作用金属からなる陽極体の表面に誘電体酸化皮膜
層、電解質層を順に積層して構成された固体電解コンデ
ンサにおいて、前記電解質層上に粒径10〜500Åの
金属微粒子に若干の有機化合物が含有された膜厚0.0
1〜5μmの導電膜層を設けたものである。
【0011】この構成によれば、ESRが小さくかつ耐
熱性に優れた固体電解コンデンサが得られる。
熱性に優れた固体電解コンデンサが得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、陽極導出線を具備した弁作用金属からなる陽極体の
表面に誘電体酸化皮膜層、電解質層を順に積層して構成
された固体電解コンデンサにおいて、前記電解質層上に
粒径10〜500Åの金属微粒子に若干の有機化合物が
含有された膜厚0.01〜5μmの導電膜層を有した固
体電解コンデンサであり、電解質層との接触抵抗が小さ
く、かつ、導電膜層の抵抗も小さいので陰極電極の抵抗
を小さくすることができ、ESRを小さくすることがで
きるという作用と、導電膜層には若干の有機化合物以外
は金属であるため熱をかけてもESRを劣化させず、耐
熱性に優れているという作用を有する。また、導電膜層
の膜厚が熱処理後5μmを越えると導電膜層にクラック
が生じやすくなり、熱処理後0.01μm未満であると
均一塗布することが非常に困難であるため、導電膜層の
膜厚は0.01〜5μmであることが好ましい。
は、陽極導出線を具備した弁作用金属からなる陽極体の
表面に誘電体酸化皮膜層、電解質層を順に積層して構成
された固体電解コンデンサにおいて、前記電解質層上に
粒径10〜500Åの金属微粒子に若干の有機化合物が
含有された膜厚0.01〜5μmの導電膜層を有した固
体電解コンデンサであり、電解質層との接触抵抗が小さ
く、かつ、導電膜層の抵抗も小さいので陰極電極の抵抗
を小さくすることができ、ESRを小さくすることがで
きるという作用と、導電膜層には若干の有機化合物以外
は金属であるため熱をかけてもESRを劣化させず、耐
熱性に優れているという作用を有する。また、導電膜層
の膜厚が熱処理後5μmを越えると導電膜層にクラック
が生じやすくなり、熱処理後0.01μm未満であると
均一塗布することが非常に困難であるため、導電膜層の
膜厚は0.01〜5μmであることが好ましい。
【0013】請求項2に記載の発明は、導電膜層の金属
微粒子がAu,Ag,Pd,Ptの少なくとも1種類か
ら選ばれる請求項1に記載の固体電解コンデンサであ
り、金属微粒子がAu,Ag,Pd,Ptの貴金属であ
ることから熱処理時に金属微粒子が酸化せず、導通性を
保ったまま熱処理ができる他、請求項1における固体電
解コンデンサと同様の作用を有する。
微粒子がAu,Ag,Pd,Ptの少なくとも1種類か
ら選ばれる請求項1に記載の固体電解コンデンサであ
り、金属微粒子がAu,Ag,Pd,Ptの貴金属であ
ることから熱処理時に金属微粒子が酸化せず、導通性を
保ったまま熱処理ができる他、請求項1における固体電
解コンデンサと同様の作用を有する。
【0014】請求項3に記載の発明は、導電膜層の金属
微粒子の含有率が99wt%以上である請求項1に記載
の固体電解コンデンサであり、導電膜層の金属微粒子の
含有率が低いとESRが大きくなるため、金属微粒子の
含有率が99wt%以上であることが好ましく、金属微
粒子の凝集体を形成することなくよりESRを小さくす
ることができる他、請求項1における固体電解コンデン
サと同様の作用を有する。
微粒子の含有率が99wt%以上である請求項1に記載
の固体電解コンデンサであり、導電膜層の金属微粒子の
含有率が低いとESRが大きくなるため、金属微粒子の
含有率が99wt%以上であることが好ましく、金属微
粒子の凝集体を形成することなくよりESRを小さくす
ることができる他、請求項1における固体電解コンデン
サと同様の作用を有する。
【0015】請求項4に記載の発明は、導電膜層に、B
i,Cu,Pb,Zn,Snの少なくとも1種類から選
ばれる金属を1〜30wt%含有する請求項1に記載の
固体電解コンデンサであり、1wt%未満の含有率であ
れば導電膜層の接着強度向上の効果はなく、30wt%
を越えた含有率であれば導電膜層の抵抗が大きくなるの
で、1〜30wt%の含有率であることが好ましく、導
電膜層の接着強度を向上することができる他、請求項1
における固体電解コンデンサと同様の作用を有する。
i,Cu,Pb,Zn,Snの少なくとも1種類から選
ばれる金属を1〜30wt%含有する請求項1に記載の
固体電解コンデンサであり、1wt%未満の含有率であ
れば導電膜層の接着強度向上の効果はなく、30wt%
を越えた含有率であれば導電膜層の抵抗が大きくなるの
で、1〜30wt%の含有率であることが好ましく、導
電膜層の接着強度を向上することができる他、請求項1
における固体電解コンデンサと同様の作用を有する。
【0016】請求項5に記載の発明は、導電膜層が、粒
径10〜500Åの金属微粒子と若干の界面活性剤と溶
剤が主原料の導電膜ペーストからなる請求項1に記載の
固体電解コンデンサであり、導電膜ペーストの金属微粒
子が粒径10〜500Åであっても界面活性剤により凝
集せず分散された状態に保つことができ、そのため電解
質層上に均一塗布できる他、請求項1における固体電解
コンデンサと同様の作用を有する。
径10〜500Åの金属微粒子と若干の界面活性剤と溶
剤が主原料の導電膜ペーストからなる請求項1に記載の
固体電解コンデンサであり、導電膜ペーストの金属微粒
子が粒径10〜500Åであっても界面活性剤により凝
集せず分散された状態に保つことができ、そのため電解
質層上に均一塗布できる他、請求項1における固体電解
コンデンサと同様の作用を有する。
【0017】請求項6に記載の発明は、導電膜ペースト
の金属微粒子の含有率が10〜70wt%である請求項
5に記載の固体電解コンデンサであり、導電膜ペースト
の金属微粒子の含有率が10wt%未満であれば導電膜
ペーストを電解質層上に均一に塗布しにくくなり、導電
膜ペーストの金属微粒子の含有率が70wt%を越える
と界面活性剤の効果が薄れ金属微粒子の凝集体が形成さ
れるので、導電膜ペーストの金属微粒子の含有率が10
〜70wt%であることが好ましく、導電膜ペーストを
電解質層上に均一に塗布しやすくなる他、請求項1にお
ける固体電解コンデンサと同様の作用を有する。
の金属微粒子の含有率が10〜70wt%である請求項
5に記載の固体電解コンデンサであり、導電膜ペースト
の金属微粒子の含有率が10wt%未満であれば導電膜
ペーストを電解質層上に均一に塗布しにくくなり、導電
膜ペーストの金属微粒子の含有率が70wt%を越える
と界面活性剤の効果が薄れ金属微粒子の凝集体が形成さ
れるので、導電膜ペーストの金属微粒子の含有率が10
〜70wt%であることが好ましく、導電膜ペーストを
電解質層上に均一に塗布しやすくなる他、請求項1にお
ける固体電解コンデンサと同様の作用を有する。
【0018】請求項7に記載の発明は、導電膜ペースト
の粘度が10〜10000cpsである請求項5に記載
の固体電解コンデンサであり、粘度が10cps未満で
あれば導電膜ペーストを電解質層上に均一に塗布しにく
くなり、粘度が10000cpsを越えると電解質層の
内部まで入り込むことができないので電解質層との接着
面積が小さくなるので、導電膜ペーストの粘度が10〜
10000cpsであることが好ましく、導電膜ペース
トを電解質層上に均一に塗布しやすい他、請求項1にお
ける固体電解コンデンサと同様の作用を有する。
の粘度が10〜10000cpsである請求項5に記載
の固体電解コンデンサであり、粘度が10cps未満で
あれば導電膜ペーストを電解質層上に均一に塗布しにく
くなり、粘度が10000cpsを越えると電解質層の
内部まで入り込むことができないので電解質層との接着
面積が小さくなるので、導電膜ペーストの粘度が10〜
10000cpsであることが好ましく、導電膜ペース
トを電解質層上に均一に塗布しやすい他、請求項1にお
ける固体電解コンデンサと同様の作用を有する。
【0019】請求項8に記載の発明は、導電膜ペースト
に有機酸Bi、有機酸Cu、有機酸Pb、有機酸Zn、
有機酸Snの少なくとも1種類から選ばれる有機酸金属
塩を1〜20wt%添加した導電膜ペーストである請求
項5に記載の固体電解コンデンサであり、1wt%未満
の添加であれば導電膜層の接着強度向上の効果はなく、
20wt%を越えた添加であれば導電膜層の抵抗が大き
くなるので、1〜20wt%の添加であることが好まし
く、導電膜層の接着強度を向上することができる他、請
求項1における固体電解コンデンサと同様の作用を有す
る。
に有機酸Bi、有機酸Cu、有機酸Pb、有機酸Zn、
有機酸Snの少なくとも1種類から選ばれる有機酸金属
塩を1〜20wt%添加した導電膜ペーストである請求
項5に記載の固体電解コンデンサであり、1wt%未満
の添加であれば導電膜層の接着強度向上の効果はなく、
20wt%を越えた添加であれば導電膜層の抵抗が大き
くなるので、1〜20wt%の添加であることが好まし
く、導電膜層の接着強度を向上することができる他、請
求項1における固体電解コンデンサと同様の作用を有す
る。
【0020】請求項9に記載の発明は、導電膜ペースト
にBまたはBを含む化合物を10wt%以下添加した導
電膜ペーストである請求項5に記載の固体電解コンデン
サであり、熱処理後B2O3を形成しやすいため10wt
%を越えた添加であればESRが大きくなるので、10
wt%以下の添加であることが好ましく、BまたはBを
含む化合物が持っている融解剤の作用により、電解質層
上に存在する不要な酸化物を低減することができる他、
請求項1における固体電解コンデンサと同様の作用を有
する。
にBまたはBを含む化合物を10wt%以下添加した導
電膜ペーストである請求項5に記載の固体電解コンデン
サであり、熱処理後B2O3を形成しやすいため10wt
%を越えた添加であればESRが大きくなるので、10
wt%以下の添加であることが好ましく、BまたはBを
含む化合物が持っている融解剤の作用により、電解質層
上に存在する不要な酸化物を低減することができる他、
請求項1における固体電解コンデンサと同様の作用を有
する。
【0021】請求項10に記載の発明は、電解質層上に
前記導電膜ペーストを熱処理後膜厚0.01〜5μmに
なるように塗布し、150〜350℃の温度で熱処理し
て前記導電膜層を形成する固体電解コンデンサの製造方
法であり、導電膜ペーストを熱処理後膜厚0.01〜5
μmになるよう塗布することにより、導電膜層を150
〜350℃の熱処理温度という低温で形成することがで
きるという作用を有する。
前記導電膜ペーストを熱処理後膜厚0.01〜5μmに
なるように塗布し、150〜350℃の温度で熱処理し
て前記導電膜層を形成する固体電解コンデンサの製造方
法であり、導電膜ペーストを熱処理後膜厚0.01〜5
μmになるよう塗布することにより、導電膜層を150
〜350℃の熱処理温度という低温で形成することがで
きるという作用を有する。
【0022】以下、本発明の実施の形態について図1、
図2を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態にお
ける固体電解コンデンサの要部の断面図である。
図2を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態にお
ける固体電解コンデンサの要部の断面図である。
【0023】図1中において、1はコンデンサ素子、2
はタンタルからなる陽極導出線、3はタンタルの粉末を
所定の形状に形成後、焼成した陽極体、4は陽極体3上
に形成した誘電体酸化皮膜層、5は誘電体酸化皮膜層4
上に形成した電解質層、6は電解質層5上に形成した導
電膜層である。これらは、導電膜層6に陰極導出部を形
成し、全体を外装樹脂で被って固体電解コンデンサを構
成する。
はタンタルからなる陽極導出線、3はタンタルの粉末を
所定の形状に形成後、焼成した陽極体、4は陽極体3上
に形成した誘電体酸化皮膜層、5は誘電体酸化皮膜層4
上に形成した電解質層、6は電解質層5上に形成した導
電膜層である。これらは、導電膜層6に陰極導出部を形
成し、全体を外装樹脂で被って固体電解コンデンサを構
成する。
【0024】コンデンサ素子1は、タンタルからなる陽
極導出線2にタンタルの粉末を所定の形状にプレス成形
後、焼成して陽極体3を形成し、陽極体3の表面に誘電
体酸化皮膜層4、電解質層5を順に浸漬法により積層す
る。そして電解質層5上に導電膜ペーストを熱処理後の
膜厚が0.01〜5μmになるように浸漬塗布し、15
0〜350℃の温度で熱処理して、粒径10〜500Å
の金属微粒子に有機化合物が含有された導電膜層6を形
成し、導電膜層6からなる陰極電極を得ることによりコ
ンデンサ素子1が構成される。
極導出線2にタンタルの粉末を所定の形状にプレス成形
後、焼成して陽極体3を形成し、陽極体3の表面に誘電
体酸化皮膜層4、電解質層5を順に浸漬法により積層す
る。そして電解質層5上に導電膜ペーストを熱処理後の
膜厚が0.01〜5μmになるように浸漬塗布し、15
0〜350℃の温度で熱処理して、粒径10〜500Å
の金属微粒子に有機化合物が含有された導電膜層6を形
成し、導電膜層6からなる陰極電極を得ることによりコ
ンデンサ素子1が構成される。
【0025】なお、本発明の第1の実施の形態では導電
膜ペーストを浸漬塗布しているが、それに限られるもの
ではない。また、導電膜層6を形成する導電膜ペースト
は粒径10〜500Åの金属微粒子と若干の界面活性剤
と溶剤を主原料としているため金属微粒子が分散された
状態に保たれ、導電膜ペーストは電解質層5上に均一に
塗布することができる。
膜ペーストを浸漬塗布しているが、それに限られるもの
ではない。また、導電膜層6を形成する導電膜ペースト
は粒径10〜500Åの金属微粒子と若干の界面活性剤
と溶剤を主原料としているため金属微粒子が分散された
状態に保たれ、導電膜ペーストは電解質層5上に均一に
塗布することができる。
【0026】以上のように構成された本発明の第1の実
施の形態における固体電解コンデンサは、金属微粒子の
粒径が10〜500Å、かつ若干の有機化合物が含有さ
れているので金属微粒子の凝集体が形成されずにコンデ
ンサ素子1の電解質層5の内部にある程度入り込むこと
ができるので、電解質層5との接触面積が大きく取れ、
接触抵抗を小さくすることができ、かつ、導電膜層6の
抵抗も金属微粒子を用いているため非常に小さくなる。
よって、陰極電極の抵抗を小さくすることができるた
め、ESRを小さくすることができる。また、導電膜層
6には若干の有機化合物以外は金属であるため熱をかけ
てもESRが劣化するおそれがないため、耐熱性に優れ
たものにできる。
施の形態における固体電解コンデンサは、金属微粒子の
粒径が10〜500Å、かつ若干の有機化合物が含有さ
れているので金属微粒子の凝集体が形成されずにコンデ
ンサ素子1の電解質層5の内部にある程度入り込むこと
ができるので、電解質層5との接触面積が大きく取れ、
接触抵抗を小さくすることができ、かつ、導電膜層6の
抵抗も金属微粒子を用いているため非常に小さくなる。
よって、陰極電極の抵抗を小さくすることができるた
め、ESRを小さくすることができる。また、導電膜層
6には若干の有機化合物以外は金属であるため熱をかけ
てもESRが劣化するおそれがないため、耐熱性に優れ
たものにできる。
【0027】なお、導電膜層6の金属微粒子はAu,A
g,Pd,Ptの少なくとも1種類から選ばれるのが好
ましく、熱処理時に金属微粒子が酸化せず、導通性を保
ったまま熱処理ができる。また、導電膜層6の金属微粒
子の含有率は99wt%以上であることが好ましく、金
属微粒子が凝集体を形成することなくよりESRを小さ
くすることができる。また、導電膜ペーストの金属微粒
子の含有率が10〜50wt%であることが好ましく、
導電膜ペーストを電解質層5上に均一に塗布しやすくな
る。また、導電膜ペーストの粘度が10〜10000c
psであることが好ましく、導電膜ペーストを電解質層
5上に均一に塗布しやすくなる。また、導電膜ペースト
へのBまたはBを含む化合物の添加は10wt%以下で
あることが好ましく、電解質層5上に存在する不要な酸
化物を低減することができる。
g,Pd,Ptの少なくとも1種類から選ばれるのが好
ましく、熱処理時に金属微粒子が酸化せず、導通性を保
ったまま熱処理ができる。また、導電膜層6の金属微粒
子の含有率は99wt%以上であることが好ましく、金
属微粒子が凝集体を形成することなくよりESRを小さ
くすることができる。また、導電膜ペーストの金属微粒
子の含有率が10〜50wt%であることが好ましく、
導電膜ペーストを電解質層5上に均一に塗布しやすくな
る。また、導電膜ペーストの粘度が10〜10000c
psであることが好ましく、導電膜ペーストを電解質層
5上に均一に塗布しやすくなる。また、導電膜ペースト
へのBまたはBを含む化合物の添加は10wt%以下で
あることが好ましく、電解質層5上に存在する不要な酸
化物を低減することができる。
【0028】また、本発明の第1の実施の形態では、陰
極電極として導電膜層6のみを形成したが、陰極電極を
カーボン層と導電膜層の構成にしてもなんら問題はな
い。
極電極として導電膜層6のみを形成したが、陰極電極を
カーボン層と導電膜層の構成にしてもなんら問題はな
い。
【0029】(実施の形態2)図2は本発明の第2の実
施の形態における固体電解コンデンサの要部の断面図で
ある。
施の形態における固体電解コンデンサの要部の断面図で
ある。
【0030】図2中において、図1と同一のものについ
ては同一の符号を示してある。本発明の第2の実施の形
態における固体電解コンデンサは、有機酸Bi、有機酸
Cu、有機酸Pb、有機酸Zn、有機酸Snの少なくと
も1種類から選ばれる有機酸金属塩を1〜20wt%添
加した導電膜ペーストを電解質層5上に浸漬塗布する以
外は、本発明の第1の実施の形態に示したものと同様で
ある。
ては同一の符号を示してある。本発明の第2の実施の形
態における固体電解コンデンサは、有機酸Bi、有機酸
Cu、有機酸Pb、有機酸Zn、有機酸Snの少なくと
も1種類から選ばれる有機酸金属塩を1〜20wt%添
加した導電膜ペーストを電解質層5上に浸漬塗布する以
外は、本発明の第1の実施の形態に示したものと同様で
ある。
【0031】以上のように構成された本発明の第2の実
施の形態におけるコンデンサ素子1の陰極電極は、導電
膜ペーストに添加された1〜20wt%の有機酸金属塩
が熱処理により有機酸と金属に解離され、解離された金
属が導電膜層6に1〜30wt%含有される。このこと
により電解質層5との接着は、酸素を介した化学的接着
が得られ接着強度を向上することができる。また、酸素
を介しているが導電膜層6の抵抗が非常に小さいため若
干上昇しても本発明の第1の実施の形態とほぼ同等の抵
抗値であり、なんら問題はない。その他本発明の第1の
実施の形態と同様な作用と効果を有する。
施の形態におけるコンデンサ素子1の陰極電極は、導電
膜ペーストに添加された1〜20wt%の有機酸金属塩
が熱処理により有機酸と金属に解離され、解離された金
属が導電膜層6に1〜30wt%含有される。このこと
により電解質層5との接着は、酸素を介した化学的接着
が得られ接着強度を向上することができる。また、酸素
を介しているが導電膜層6の抵抗が非常に小さいため若
干上昇しても本発明の第1の実施の形態とほぼ同等の抵
抗値であり、なんら問題はない。その他本発明の第1の
実施の形態と同様な作用と効果を有する。
【0032】なお、導電膜層6の金属微粒子はAu,A
g,Pd,Ptの少なくとも1種類から選ばれるのが好
ましく、熱処理時に金属微粒子が酸化せず導通性を保っ
たまま熱処理ができる。また、導電膜層6の金属微粒子
の含有率は99wt%以上であることが好ましく、金属
微粒子が凝集体を形成することなくよりESRを小さく
することができる。また、導電膜ペーストの金属微粒子
の含有率が10〜50wt%であることが好ましく、導
電膜ペーストを電解質層5上に均一に塗布しやすくな
る。また、導電膜ペーストの粘度が10〜10000c
psであることが好ましく、導電膜ペーストを電解質層
5上に均一に塗布しやすくなる。また、導電膜ペースト
へのBまたはBを含む化合物の添加は10wt%以下で
あることが好ましく、電解質層5上に存在する不要な酸
化物を低減することができる。
g,Pd,Ptの少なくとも1種類から選ばれるのが好
ましく、熱処理時に金属微粒子が酸化せず導通性を保っ
たまま熱処理ができる。また、導電膜層6の金属微粒子
の含有率は99wt%以上であることが好ましく、金属
微粒子が凝集体を形成することなくよりESRを小さく
することができる。また、導電膜ペーストの金属微粒子
の含有率が10〜50wt%であることが好ましく、導
電膜ペーストを電解質層5上に均一に塗布しやすくな
る。また、導電膜ペーストの粘度が10〜10000c
psであることが好ましく、導電膜ペーストを電解質層
5上に均一に塗布しやすくなる。また、導電膜ペースト
へのBまたはBを含む化合物の添加は10wt%以下で
あることが好ましく、電解質層5上に存在する不要な酸
化物を低減することができる。
【0033】また、本発明の第1の実施の形態と同様、
陰極電極として導電膜層6のみを形成したが、陰極電極
をカーボン層と導電膜層の構成にしてもなんら問題はな
い。
陰極電極として導電膜層6のみを形成したが、陰極電極
をカーボン層と導電膜層の構成にしてもなんら問題はな
い。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明は、陰極電極である
導電膜層が有機化合物を含有しているため粒径10〜5
00Åの金属微粒子が凝集体を形成せずにコンデンサ素
子の内部にある程度入り込むことができるので、電解質
層との接触面積が大きく取れ、接触抵抗を小さくするこ
とができ、かつ、導電膜層の抵抗も金属微粒子を用いて
いるため非常に小さくなる。よって陰極電極の抵抗を小
さくすることができ、ESRを小さくすることができ
る。また、導電膜層には若干の有機化合物以外は金属で
あるため熱をかけてもESRが劣化するおそれがないた
め、耐熱性に優れたものにできる。
導電膜層が有機化合物を含有しているため粒径10〜5
00Åの金属微粒子が凝集体を形成せずにコンデンサ素
子の内部にある程度入り込むことができるので、電解質
層との接触面積が大きく取れ、接触抵抗を小さくするこ
とができ、かつ、導電膜層の抵抗も金属微粒子を用いて
いるため非常に小さくなる。よって陰極電極の抵抗を小
さくすることができ、ESRを小さくすることができ
る。また、導電膜層には若干の有機化合物以外は金属で
あるため熱をかけてもESRが劣化するおそれがないた
め、耐熱性に優れたものにできる。
【図1】本発明の第1の実施の形態における固体電解コ
ンデンサの要部の断面図
ンデンサの要部の断面図
【図2】本発明の第2の実施の形態における固体電解コ
ンデンサの要部の断面図
ンデンサの要部の断面図
【図3】従来例における固体電解コンデンサの要部の断
面図
面図
1 コンデンサ素子 2 陽極導出線 3 陽極体 4 誘電体酸化皮膜層 5 電解質層 6 導電膜層
Claims (10)
- 【請求項1】 陽極導出線を具備した弁作用金属からな
る陽極体の表面に誘電体酸化皮膜層、電解質層を順に積
層して構成された固体電解コンデンサにおいて、前記電
解質層上に粒径10〜500Åの金属微粒子に若干の有
機化合物が含有された膜厚0.01〜5μmの導電膜層
を有した固体電解コンデンサ。 - 【請求項2】 導電膜層の金属微粒子がAu,Ag,P
d,Ptの少なくとも1種類から選ばれる請求項1に記
載の固体電解コンデンサ。 - 【請求項3】 導電膜層の金属微粒子の含有率が99w
t%以上である請求項1に記載の固体電解コンデンサ。 - 【請求項4】 導電膜層に、Bi,Cu,Pb,Zn,
Snの少なくとも1種類から選ばれる金属を1〜30w
t%含有する請求項1に記載の固体電解コンデンサ。 - 【請求項5】 導電膜層が、粒径10〜500Åの金属
微粒子と若干の界面活性剤と溶剤が主原料の導電膜ペー
ストからなる請求項1に記載の固体電解コンデンサ。 - 【請求項6】 導電膜ペーストの金属微粒子の含有率が
10〜70wt%である請求項5に記載の固体電解コン
デンサ。 - 【請求項7】 導電膜ペーストの粘度が10〜1000
0cpsである請求項5に記載の固体電解コンデンサ。 - 【請求項8】 導電膜ペーストに有機酸Bi、有機酸C
u、有機酸Pb、有機酸Zn、有機酸Snの少なくとも
1種類から選ばれる有機酸金属塩を1〜20wt%添加
した導電膜ペーストである請求項5に記載の固体電解コ
ンデンサ。 - 【請求項9】 導電膜ペーストにBまたはBを含む化合
物を10wt%以下添加した導電膜ペーストである請求
項5に記載の固体電解コンデンサ。 - 【請求項10】 陽極導出線を具備した弁作用金属から
なる陽極体の表面に誘電体酸化皮膜層、電解質層を形成
し、この電解質層上に前記導電膜ペーストを熱処理後膜
厚0.01〜5μmになるように塗布し、150〜35
0℃の温度で熱処理して導電膜層を形成する固体電解コ
ンデンサの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29676097A JPH11135377A (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | 固体電解コンデンサおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29676097A JPH11135377A (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | 固体電解コンデンサおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11135377A true JPH11135377A (ja) | 1999-05-21 |
Family
ID=17837774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29676097A Withdrawn JPH11135377A (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | 固体電解コンデンサおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11135377A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002033247A (ja) * | 2000-07-17 | 2002-01-31 | Nec Toyama Ltd | 固体電解コンデンサ及びその製造方法 |
JP2006253169A (ja) * | 2005-03-08 | 2006-09-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 固体電解コンデンサおよびその製造方法 |
WO2008150777A1 (en) | 2007-05-31 | 2008-12-11 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Conductive paste for solid electrolytic capacitor electrode and process for producing solid electrolytic capacitor electrode using the same |
US8004824B2 (en) | 2005-07-26 | 2011-08-23 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Solid electrolytic capacitor element and solid electrolytic capacitor using same |
JP2011243958A (ja) * | 2010-04-22 | 2011-12-01 | Sanyo Electric Co Ltd | 固体電解コンデンサおよび固体電解コンデンサの製造方法 |
JP2012069788A (ja) * | 2010-09-24 | 2012-04-05 | Sanyo Electric Co Ltd | 固体電解コンデンサ |
US20140301022A1 (en) * | 2011-02-15 | 2014-10-09 | Kemet Electronics Corporation | Process for Producing Electrolytic Capacitors and Capacitors Made Thereby |
-
1997
- 1997-10-29 JP JP29676097A patent/JPH11135377A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002033247A (ja) * | 2000-07-17 | 2002-01-31 | Nec Toyama Ltd | 固体電解コンデンサ及びその製造方法 |
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JP4670402B2 (ja) * | 2005-03-08 | 2011-04-13 | パナソニック株式会社 | 固体電解コンデンサの製造方法 |
US8004824B2 (en) | 2005-07-26 | 2011-08-23 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Solid electrolytic capacitor element and solid electrolytic capacitor using same |
WO2008150777A1 (en) | 2007-05-31 | 2008-12-11 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Conductive paste for solid electrolytic capacitor electrode and process for producing solid electrolytic capacitor electrode using the same |
JP2008300637A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | E I Du Pont De Nemours & Co | 固体電解コンデンサ電極用導体ペーストおよび該導体ペーストを使用した固体電解コンデンサの電極の製造方法 |
US7697266B2 (en) | 2007-05-31 | 2010-04-13 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Conductive paste for solid electrolytic capacitor electrode and process for producing solid electrolytic capacitor electrode using the same |
JP2011243958A (ja) * | 2010-04-22 | 2011-12-01 | Sanyo Electric Co Ltd | 固体電解コンデンサおよび固体電解コンデンサの製造方法 |
JP2012069788A (ja) * | 2010-09-24 | 2012-04-05 | Sanyo Electric Co Ltd | 固体電解コンデンサ |
US20140301022A1 (en) * | 2011-02-15 | 2014-10-09 | Kemet Electronics Corporation | Process for Producing Electrolytic Capacitors and Capacitors Made Thereby |
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