JPH04356908A - セラミックコンデンサ - Google Patents
セラミックコンデンサInfo
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- JPH04356908A JPH04356908A JP13138091A JP13138091A JPH04356908A JP H04356908 A JPH04356908 A JP H04356908A JP 13138091 A JP13138091 A JP 13138091A JP 13138091 A JP13138091 A JP 13138091A JP H04356908 A JPH04356908 A JP H04356908A
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Landscapes
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はNi内部電極と、これに
接合される端子電極間の接合性を良好とするセラミック
コンデンサに関するものである。
接合される端子電極間の接合性を良好とするセラミック
コンデンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にセラミックコンデンサは図3に示
すように、セラミック誘電体1内においてPdからなる
内部電極2を積層し、この内部電極2の端部にガラスフ
リット入りのAg粉末を焼成することにより、PdとA
gの相互拡散層3を形成し、この相互拡散層3を介して
、端子電極4が接合されていた。
すように、セラミック誘電体1内においてPdからなる
内部電極2を積層し、この内部電極2の端部にガラスフ
リット入りのAg粉末を焼成することにより、PdとA
gの相互拡散層3を形成し、この相互拡散層3を介して
、端子電極4が接合されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】Pdの内部電極は
費用がかかるため、この内部電極をNiにおきかえるこ
よにより費用を抑えることができる。
費用がかかるため、この内部電極をNiにおきかえるこ
よにより費用を抑えることができる。
【0004】しかし、このNi内部電極と端子電極の金
属成分であるAgとは合金化せず従来のセラミックコン
デンサでは形成されていた内部電極と端子電極との相互
拡散層は形成されず、内部電極と端子電極の接合性は悪
い。
属成分であるAgとは合金化せず従来のセラミックコン
デンサでは形成されていた内部電極と端子電極との相互
拡散層は形成されず、内部電極と端子電極の接合性は悪
い。
【0005】本発明は、上記課題を解決し、内部電極と
端子電極の接合性を良好とするセラミックコンデンサお
よびその製造方法を提供するものである。
端子電極の接合性を良好とするセラミックコンデンサお
よびその製造方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
、本発明のセラミックコンデンサは、端子電極の材料に
内部電極を形成するNiおよび端子電極の主成分である
Agと結合し易い金属を添加したものである。
、本発明のセラミックコンデンサは、端子電極の材料に
内部電極を形成するNiおよび端子電極の主成分である
Agと結合し易い金属を添加したものである。
【0007】さらには、空気中における焼成により端子
電極を形成する場合でも内部電極との接合を可能にする
ため、端子電極の材料に内部電極を形成するNiの酸化
物を還元する作用のある金属(500℃〜950℃にお
ける酸化物の標準自由エネルギ−がNiの酸化物の標準
自由エネルギ−より低い値を持つ金属)を添加したもの
である。
電極を形成する場合でも内部電極との接合を可能にする
ため、端子電極の材料に内部電極を形成するNiの酸化
物を還元する作用のある金属(500℃〜950℃にお
ける酸化物の標準自由エネルギ−がNiの酸化物の標準
自由エネルギ−より低い値を持つ金属)を添加したもの
である。
【0008】すなはち、本発明は、主成分としてAgま
たはAgを主成分とする合金と、ガラス結合剤と、Ni
ならびにAgと合金あるいは化合物を作り易い金属を含
む端子電極をNiからなる内部電極に接合したセラミッ
クコンデンサを提供する。
たはAgを主成分とする合金と、ガラス結合剤と、Ni
ならびにAgと合金あるいは化合物を作り易い金属を含
む端子電極をNiからなる内部電極に接合したセラミッ
クコンデンサを提供する。
【0009】また、本発明は、Niからなる内部電極に
、主成分としてAgまたはAgを主成分とする合金の粉
末と、NiならびにAgと合金あるいは化合物を作り易
い金属粒子と、ガラスフリットと、有機バインダ−より
なるペ−ストを塗布し、焼成することにより端子電極を
接合形成してセラミックコンデンサを製造する。
、主成分としてAgまたはAgを主成分とする合金の粉
末と、NiならびにAgと合金あるいは化合物を作り易
い金属粒子と、ガラスフリットと、有機バインダ−より
なるペ−ストを塗布し、焼成することにより端子電極を
接合形成してセラミックコンデンサを製造する。
【0010】さらに、本発明は、Niからなる内部電極
に、主成分としてAgまたはAgを主成分とする合金の
粉末と、NiならびにAgと合金あるいは化合物を作り
易い金属粒子と、Niの還元剤、ガラスフリットと、有
機バインダ−よりなるペ−ストを塗布し、焼成すること
により端子電極を接合形成してセラミックコンデンサを
製造する。
に、主成分としてAgまたはAgを主成分とする合金の
粉末と、NiならびにAgと合金あるいは化合物を作り
易い金属粒子と、Niの還元剤、ガラスフリットと、有
機バインダ−よりなるペ−ストを塗布し、焼成すること
により端子電極を接合形成してセラミックコンデンサを
製造する。
【0011】
【作用】上記構成により、Ni内部電極とAgを主成分
とする端子電極の接合を良好とする。
とする端子電極の接合を良好とする。
【0012】詳しくは、NiおよびAgと合金あるいは
化合物を作り易い金属が内部電極を形成しているNiと
接合し、一方でその金属は端子電極の主成分であるAg
と接合するため、その金属を介して内部電極と端子電極
が強く結合する。
化合物を作り易い金属が内部電極を形成しているNiと
接合し、一方でその金属は端子電極の主成分であるAg
と接合するため、その金属を介して内部電極と端子電極
が強く結合する。
【0013】さらには、酸化物の標準自由エネルギ−が
Niの酸化物の標準自由エネルギ−より低い金属を端子
電極の材料に添加した場合、空気中における焼成過程で
端子電極のAgが焼成し、内部電極近傍が外部の空気と
遮断された状態になると、添加物である金属が酸素を吸
収し酸化物となり雰囲気中の酸素分圧を下げるために、
Niの酸化物は分解しNi金属面を出す。そしてNiお
よびAgと合金あるいは化合物を作り易い金属を介して
内部電極と端子電極が結合する。
Niの酸化物の標準自由エネルギ−より低い金属を端子
電極の材料に添加した場合、空気中における焼成過程で
端子電極のAgが焼成し、内部電極近傍が外部の空気と
遮断された状態になると、添加物である金属が酸素を吸
収し酸化物となり雰囲気中の酸素分圧を下げるために、
Niの酸化物は分解しNi金属面を出す。そしてNiお
よびAgと合金あるいは化合物を作り易い金属を介して
内部電極と端子電極が結合する。
【0014】
【実施例】以下、セラミックコンデンサの一実施例を図
1を参照して説明する。
1を参照して説明する。
【0015】(実施例1)NiならびにAgと合金ある
いは化合物を作り易い金属としてCuを用いた例を述べ
る。
いは化合物を作り易い金属としてCuを用いた例を述べ
る。
【0016】原材料として、ガラスフリット3%、Ag
粉とCu粉を合わせて97%の混合粉に有機バインダ−
と溶媒を加え、ペ−ストを作製した。このとき、Cu粉
の量は0〜70%に変化させたものを作製した。Cu粉
は、NiならびにAgと合金あるいは、化合物をつくり
やすい金属としてもちいる。
粉とCu粉を合わせて97%の混合粉に有機バインダ−
と溶媒を加え、ペ−ストを作製した。このとき、Cu粉
の量は0〜70%に変化させたものを作製した。Cu粉
は、NiならびにAgと合金あるいは、化合物をつくり
やすい金属としてもちいる。
【0017】このペ−ストをチタン酸バリウム系のセラ
ミック誘電体11にNiの内部電極12を積層させたセ
ラミックコンデンサ素子の両端に塗布し、バインダ−を
焼成した後、910℃で10分間、N2ガス雰囲気中で
焼成し、端子電極14を形成した。
ミック誘電体11にNiの内部電極12を積層させたセ
ラミックコンデンサ素子の両端に塗布し、バインダ−を
焼成した後、910℃で10分間、N2ガス雰囲気中で
焼成し、端子電極14を形成した。
【0018】Cu粉の量が0%、0.2%では内部電極
12と端子電極14の良好な接合が得られず、焼成時に
容量が取り出せないものや、ハンダデップ時に接合が外
れ容量が減少するものが発生した。しかしAg粉に対し
0.5%(0.5%重量部)のCu粉を添加したもので
は接合状態がかなり良くなり、1%以上の添加では製造
上あるいは使用上における内部電極12と端子電極14
の接合に関する問題は少なくなった。
12と端子電極14の良好な接合が得られず、焼成時に
容量が取り出せないものや、ハンダデップ時に接合が外
れ容量が減少するものが発生した。しかしAg粉に対し
0.5%(0.5%重量部)のCu粉を添加したもので
は接合状態がかなり良くなり、1%以上の添加では製造
上あるいは使用上における内部電極12と端子電極14
の接合に関する問題は少なくなった。
【0019】Cu以外の金属では、Zn,Sn,70M
n−30Cu合金もほぼ同様の効果を示したが、含有量
が多い方が内部電極12と端子電極14の接合状態はよ
り良好となった。一方、AuおよびPdの場合、含有量
が少なくてもよい接合が得られ、0.5%(0.5重量
部)で十分効果があった。
n−30Cu合金もほぼ同様の効果を示したが、含有量
が多い方が内部電極12と端子電極14の接合状態はよ
り良好となった。一方、AuおよびPdの場合、含有量
が少なくてもよい接合が得られ、0.5%(0.5重量
部)で十分効果があった。
【0020】(実施例2)Niの還元剤としてさらにT
iを添加した例を述べる。
iを添加した例を述べる。
【0021】原材料として、ガラスフリット3部、Ag
90部、Cu10部の混合粉にTi粉末をAg粉末に対
し0〜50重量部添加し、これに有機バインダ−と溶媒
を加え、ペ−ストを作製した。このとき、Ag粉粒度の
うち1μm以下の含有率を0〜100%に変えたものを
作製した。
90部、Cu10部の混合粉にTi粉末をAg粉末に対
し0〜50重量部添加し、これに有機バインダ−と溶媒
を加え、ペ−ストを作製した。このとき、Ag粉粒度の
うち1μm以下の含有率を0〜100%に変えたものを
作製した。
【0022】このペ−ストをチタン酸バリウム系のセラ
ミック誘電体11にNiの内部電極12を積層させたセ
ラミックコンデンサ素子の両端に塗布し、バインダ−を
焼成した後、910℃で10分間、N2ガス雰囲気中で
焼成し、端子電極14を形成した。
ミック誘電体11にNiの内部電極12を積層させたセ
ラミックコンデンサ素子の両端に塗布し、バインダ−を
焼成した後、910℃で10分間、N2ガス雰囲気中で
焼成し、端子電極14を形成した。
【0023】この結果を(図2)に示す。表中、良い接
合がえられたものは○印、接合の悪いものは×印、ta
nδが増加するものは△印で表した。
合がえられたものは○印、接合の悪いものは×印、ta
nδが増加するものは△印で表した。
【0024】図2より、Ag粉量3%では良い特性のも
のは得られないが、10%の添加ではTiの量を調整す
ることにより良い特性のものが得られ、それ以上では良
品が得易くなった。
のは得られないが、10%の添加ではTiの量を調整す
ることにより良い特性のものが得られ、それ以上では良
品が得易くなった。
【0025】またAg粉を多く添加すると、焼結が速く
なり、低い温度で外部の空気を遮断するため、金属Ti
がNiOを還元する作用が働き、空気中焼成でも接合が
良くなる。金属Tiの添加量は0.01%(0.1重量
部)でも効果が現れる場合がある。これはAgの粉が多
くなり、Agの焼結で大気中の酸素を速く遮断できるた
め、NiOの分解あるいはNiの酸化を抑制し、Cuの
作用により内部電極と端子電極の接合を良くすることが
できるためである。
なり、低い温度で外部の空気を遮断するため、金属Ti
がNiOを還元する作用が働き、空気中焼成でも接合が
良くなる。金属Tiの添加量は0.01%(0.1重量
部)でも効果が現れる場合がある。これはAgの粉が多
くなり、Agの焼結で大気中の酸素を速く遮断できるた
め、NiOの分解あるいはNiの酸化を抑制し、Cuの
作用により内部電極と端子電極の接合を良くすることが
できるためである。
【0026】一方、Tiの添加量を多くし、たとえば5
0重量部以上とすると、Ag粉の量が少なくても接合は
良くなるが、tanδは少し悪くなる傾向があった。
0重量部以上とすると、Ag粉の量が少なくても接合は
良くなるが、tanδは少し悪くなる傾向があった。
【0027】さらに空気を遮断した場合においては、T
iの代わりに焼結温度でNiOより酸化物の標準自由エ
ネルギ−が低いZr,Si,V,Mn,Y,La,Al
でもほぼ同様の効果が得られた。
iの代わりに焼結温度でNiOより酸化物の標準自由エ
ネルギ−が低いZr,Si,V,Mn,Y,La,Al
でもほぼ同様の効果が得られた。
【0028】
【発明の効果】以上の実施例の説明より明らかなように
、本発明のセラミックコンデンサは、内部電極に従来の
Pdよりコストの低いNiを用いて、かつ、端子電極の
材料にNiおよびAgと合金あるいは化合物を作り易い
金属を添加し焼成するという、従来と同様な方法で内部
電極と端子電極の接合を良好とすることができ、安定し
た特性をとりだすことが可能となる。
、本発明のセラミックコンデンサは、内部電極に従来の
Pdよりコストの低いNiを用いて、かつ、端子電極の
材料にNiおよびAgと合金あるいは化合物を作り易い
金属を添加し焼成するという、従来と同様な方法で内部
電極と端子電極の接合を良好とすることができ、安定し
た特性をとりだすことが可能となる。
【0029】また通常Niの内部電極とAgを主成分と
する端子電極の接合を良くするために焼成はN2雰囲気
中で行われるが、焼成温度でNiOより酸化物を作り易
い金属を端子電極の材料に添加することにより空気中焼
成でも良い接合が得られるようになり、製造工程の簡略
化が可能となる。
する端子電極の接合を良くするために焼成はN2雰囲気
中で行われるが、焼成温度でNiOより酸化物を作り易
い金属を端子電極の材料に添加することにより空気中焼
成でも良い接合が得られるようになり、製造工程の簡略
化が可能となる。
【図1】本発明の一実施例のセラミックコンデンサの断
面図である。
面図である。
【図2】本発明の一実施例のセラミックコンデンサの特
性結果を示す図である。
性結果を示す図である。
【図3】従来のセラミックコンデンサの断面図である。
1 セラミック誘電体
2 内部電極
3 内部電極と端子電極の相互拡散層4 端子電極
11 セラミック誘電体
12 内部電極
14 端子電極
Claims (3)
- 【請求項1】 主成分としてAgまたはAgを主成分
とする合金と、ガラス結合剤と、NiならびにAgと合
金あるいは化合物を作り易い金属を含む端子電極をNi
からなる内部電極に接合したセラミックコンデンサ。 - 【請求項2】 Niからなる内部電極に、主成分とし
てAgまたはAgを主成分とする合金の粉末と、Niな
らびにAgと合金あるいは化合物を作り易い金属粒子と
、ガラスフリットと、有機バインダ−よりなるペ−スト
を塗布し、焼成することにより端子電極を接合形成する
ことを特徴としたセラミックコンデンサの製造方法。 - 【請求項3】 Niからなる内部電極に、主成分とし
てAgまたはAgを主成分とする合金の粉末と、Niな
らびにAgと合金あるいは化合物を作り易い金属粒子と
、Niの還元剤、ガラスフリットと、有機バインダ−よ
りなるペ−ストを塗布し、焼成することにより端子電極
を接合形成することを特徴としたセラミックコンデンサ
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13138091A JPH04356908A (ja) | 1991-06-03 | 1991-06-03 | セラミックコンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13138091A JPH04356908A (ja) | 1991-06-03 | 1991-06-03 | セラミックコンデンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04356908A true JPH04356908A (ja) | 1992-12-10 |
Family
ID=15056600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13138091A Pending JPH04356908A (ja) | 1991-06-03 | 1991-06-03 | セラミックコンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04356908A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7187026B2 (en) | 2002-11-27 | 2007-03-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device and method of manufacturing the same |
JP2011135079A (ja) * | 2009-12-22 | 2011-07-07 | Samsung Electro-Mechanics Co Ltd | 積層セラミックキャパシタ及びその製造方法 |
JP2017027987A (ja) * | 2015-07-16 | 2017-02-02 | 株式会社村田製作所 | 積層セラミックコンデンサ及び積層セラミックコンデンサの製造方法 |
-
1991
- 1991-06-03 JP JP13138091A patent/JPH04356908A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7187026B2 (en) | 2002-11-27 | 2007-03-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device and method of manufacturing the same |
US7312118B2 (en) | 2002-11-27 | 2007-12-25 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device and method of manufacturing the same |
JP2011135079A (ja) * | 2009-12-22 | 2011-07-07 | Samsung Electro-Mechanics Co Ltd | 積層セラミックキャパシタ及びその製造方法 |
JP2017027987A (ja) * | 2015-07-16 | 2017-02-02 | 株式会社村田製作所 | 積層セラミックコンデンサ及び積層セラミックコンデンサの製造方法 |
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