JPH11135273A - 色温度制御照明装置とこれを用いた入眠装置、覚醒装置及び入眠覚醒装置 - Google Patents
色温度制御照明装置とこれを用いた入眠装置、覚醒装置及び入眠覚醒装置Info
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- JPH11135273A JPH11135273A JP9294727A JP29472797A JPH11135273A JP H11135273 A JPH11135273 A JP H11135273A JP 9294727 A JP9294727 A JP 9294727A JP 29472797 A JP29472797 A JP 29472797A JP H11135273 A JPH11135273 A JP H11135273A
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Abstract
化させることにより、覚醒度を高めたり、或いはリラッ
クスさせたり、すみやかに入眠させたりする。 【解決手段】 低色温度と中色温度を交互に発生させ、
その発生させる時間間隔が人間が色順応を起こすよりも
短い時間間隔である色温度制御照明装置6である。
Description
維持しなければならないような作業状態、例えばデスク
ワーク、オフィスワーク、運転手、工場機械の監視、原
子力発電所の中央監視作業などにおいて、覚醒度を向上
或いは維持するための色温度制御照明装置とこれを用い
た覚醒装置に関する。また、逆に覚醒度の高い状態から
低い状態、例えばリラックス状態を誘導するための色温
度制御照明装置とこれを用いた入眠装置に関する。さら
に、起きている状態から寝ている状態に、また寝ている
状態から起きている状態に誘導するための入眠覚醒装置
に関するものである。
確保のための照明装置であり、また覚醒度を高める照明
装置としては特開平4−4506号公報に示すように、
一定の照度により覚醒度を高めるものがあった。また、
色温度を変化させる照明装置として、特開平5−205
881号公報に示すように、異なる2色の光源を用い
て、各々の調光レベルを調整することによる色温度を制
御する照明装置などがあった。さらに、色温度を変化さ
せて覚醒度を高めたり、リラックスさせたりするものと
しては、特開平5−25868号公報に示すように、色
温度の制御が可能な光源からなる照明装置を用いてプラ
ントの状態によって発光色温度を変化させ、プラントの
運転員に適度な緊張を与えたり、逆に緊張を和らげたり
するものや、実開平5−11397号公報に示すよう
に、色温度の異なる複数の蛍光ランプと発生させスイッ
チを具備することにより、作業性を重視する場合には高
照度且つ高色温度となるように、また、くつろぎや安ら
ぎを求める場合には低照度且つ低色温度となるようにし
て、目的に応じた照明空間を容易に設定できるようにし
たものなどがあった。
に作業用の明るさ確保のための照明装置では、簡単な作
業時や、生体リズムにより覚醒度が低下する時間帯(例
えば午後1時から4時位、午前3時から午前5時位な
ど)においては、覚醒度が低下し、作業パフォーマンス
が低下したり、事故につながるミスが起こったりする可
能性がある。また逆に、夜間の就寝前にリラックスした
い時にリラックスできなかったり、或いは夜間の睡眠に
支障をきたすという問題が起こる。
ズムや覚醒度に影響を与えることが知られており、低色
温度環境では、リラクゼーションの効果があり、高色温
度環境では覚醒度を上昇させる効果があるが、従来のよ
うに、緊張感や覚醒度を高めるために高色温度環境、リ
ラックスやくつろぎ、安らぎを与えるために低色温度環
境を実現する照明装置では、色温度が一度変化した後は
一定の照明環境となるため、例えば高色温度環境に変化
した直後には緊張感や覚醒度は上昇するが、時間の経過
と共に色順応が起こり、5〜6分経過以降には色温度に
よる効果が薄れてくるという問題がある。
ので、色温度を人間が色順応を起こす前に次々と変化さ
せることによって、覚醒度を高めたり、或いはリラック
スさせたり、すみやかに入眠させたりすることができる
色温度制御照明装置とこれを用いた入眠装置、覚醒装置
及び入眠覚醒装置を提供することを目的とする。
に、本発明に係る色温度制御照明装置は、低色温度と中
色温度を交互に発生させ、その発生させる時間間隔が人
間が色順応を起こすよりも短い時間間隔であることを特
徴としており、また、この色温度制御照明装置を用いて
使用者をすみやかに入眠させるために、リラックス効果
のある低色温度と中色温度を交互に発生させ、その発生
させる時間間隔が人間が色順応を起こすよりも短い時間
間隔である入眠装置を構成したことを特徴としており、
このように構成することで、低色温度のリラックス効果
及びその繰り返し効果によって色順応が起こるのを防い
で、リラックス効果、入眠効果が得られるようになる。
は、高色温度と低色温度を交互に発生させ、その発生さ
せる時間間隔が人間が色順応を起こすよりも短い時間間
隔であることを特徴としており、また、この色温度制御
照明装置を用いて使用者をすみやかに覚醒させるため
に、覚醒効果のある高色温度と中色温度を交互に発生さ
せ、その発生させる時間間隔が人間が色順応を起こすよ
りも短い時間間隔である覚醒装置を構成したことを特徴
としており、このように構成することで、高色温度が人
間が色順応を起こさない時間間隔で与えられるので、高
色温度の覚醒効果及びその繰り返し効果によって、色順
応が起こるのを防いで、覚醒度、緊張感を維持できるよ
うになる。
置は、人間が色順応を起こすよりも短い時間間隔で低色
温度と中色温度を交互に発生させる色温度制御照明装置
と、人間が色順応を起こすよりも短い時間間隔で高色温
度と中色温度を交互に発生させる色温度制御照明装置と
を備えると共に、使用者をすみやかに入眠させる入眠ス
イッチ7と使用者をすみやかに覚醒させる覚醒スイッチ
8とを備え、入眠スイッチ7を選択した場合は人間が色
順応を起こすよりも短い時間間隔でリラックス効果のあ
る低色温度と中色温度を交互に発生させるようにし、覚
醒スイッチ8を選択した場合は人間が色順応を起こすよ
りも短い時間間隔で覚醒効果のある高色温度と中色温度
を交互に発生させることを特徴としており、このように
構成することで、スイッチの切り替えによって覚醒効果
とリラックス効果とが選択して得られるようになる。
説明する。図3は、色温度制御照明装置6の一例を示し
ている。周期制御部3は設定された周期に基づいて色温
度を決定し、色温度制御部4に信号を送る。色温度制御
部4は、赤い光源1(3000K(ケルビン)以下)
と、青白い光源2(6700K以上)の2つの色温度が
異なる光源の出力をそれぞれ決定し、各々の調光点灯装
置5によって3000K以下の低色温度から6700K
以上の低色温度までを調整する。
て用いる場合には、図1に示すように、時間t1 →t2
で低色温度を発生させ、時間t2 →t3 で中色温度を発
生させ、これを交互に切り替えるようにすると共に、切
り替える時間間隔は人間が色順応を起こすよりも短い時
間間隔とする。一方、上記色温度制御照明装置6を覚醒
装置として用いる場合には、図2に示すように、時間t
1 →t2 において高色温度を発生させ、時間t2 →t3
において中色温度を発生させ、これを交互に切り替える
ようにすると共に、切り替える時間間隔は人間が色順応
を起こすよりも短い時間間隔とする。
は、個人差があるものの、8分〜10分程度であるとい
われており、また色温度を変化させた場合の影響は2分
〜5分後に最も良く現れ、それ以降には色順応が起こ
り、色温度の変化による影響は徐々に小さくなるといわ
れている。従って、人間が色順応を起こすよりも短い時
間間隔とは、5分以内が望ましく、5分以内に低色温度
と中色温度とを交互に発生させるようにすればよいもの
である。もちろん、使用者が色順応を起こさない時間間
隔であれば、例えば5分以上であってもよいものであ
る。
ス効果のある低色温度と、中色温度を交互に発生させる
ことにより、使用者にリラックスやくつろぎ、安らぎを
与えることができ、しかもその切り替えを人間が色順応
を起こすよりも短い時間間隔(例えば中色温度の発生期
間を3分間、低色温度の発生期間を5分間)で行うこと
によって、リラックス効果、入眠効果が高まり、たとえ
緊張感や覚醒度の高い状態からでも、リラックス状態或
いは入眠状態に誘導させることができる。特に入浴後か
ら睡眠前にかけてのリラックスしたい時間帯で使用する
と、低色温度光が人間が色順応を起こさない時間間隔で
与えられるため、低色温度光のリラックス効果及びその
繰り返し効果により、色順応を生じることなく覚醒度を
下げて、リラックスさせることができ、また、入眠させ
ることができる。
覚醒装置を用いて、覚醒効果のある高色温度と、中色温
度を交互に実現させることにより、緊張感や覚醒度を高
めることができる。しかも、その切り替えを人間が色順
応を起こすよりも短い時間間隔(例えば高色温度の発生
期間を3分間、中色温度の発生期間を5分間)で行うこ
とによって、覚醒効果が一層高まり、緊張感や覚醒度を
維持するのに有効となる。従って、人間の覚醒度を維持
しなければならないような作業状態、例えばデスクワー
ク、オフィスワーク、運転手、工場機械の監視、原子力
発電所の中央監視作業などのように、緊張感や覚醒度を
維持する必要がある場合において、覚醒度が低下しやす
い時間帯でも、高色温度光が人間が色順応を起こさない
時間間隔で与えられるので、高色温度光の覚醒効果及び
その繰り返し効果によって色順応を起こすことがなく、
緊張感や覚醒度を上げることができる。例えば簡単な作
業時や、生体リズムにより覚醒度が低下する時間帯(例
えば午後1時から4時位、午前3時から午前5時位な
ど)においては、覚醒度をすみやかに高めることができ
るので、作業パフォーマンスを活発にして、事故防止等
に役立てることができる。また、寝ている状態から起き
ている状態にすみやかに誘導して、覚醒させることがで
きる。
いた入眠覚醒装置の一例を示している。使用者をリラッ
クスさせたり、入眠させたりする場合は、入眠スイッチ
7を押し、逆に覚醒させる場合には、覚醒スイッチ8を
押す。周期制御部3はどちらのスイッチから信号が送ら
れてきたのかを判断し、それに応じて設定された周期に
基づいて色温度を決定し、色温度制御部4に信号を送
る。色温度制御部4は、赤い光源1(3000K以下)
と、青白い光源2(6700K以上)の2つの色温度が
異なる光源の出力をそれぞれ決定し、各々の調光点灯装
置5によって3000K以下の低色温度から6700K
以上の低色温度までを調整する。そして、入眠スイッチ
7を選択した場合は、人間が色順応を起こすよりも短い
時間間隔(5分以内)でリラックス効果のある低色温度
と中色温度を交互に発生させることができ、覚醒スイッ
チ8を選択した場合は、人間が色順応を起こすよりも短
い時間間隔(5分以内)で覚醒効果のある高色温度と中
色温度を交互に発生させることができ、リラックス効果
と覚醒効果とが選択して得られるようになる。
ば4000K)から高色温度(例えば6700K)に変
化した場合と、低色温度(例えば3000K)に変化し
た場合において、主観的な眠気をはかるKSS(Kwa
nsei−gakuin Sleepiness Sc
ore)の変化を比較した場合を示している。KSSの
値が大きい程、眠気が強いことを示しており、本発明の
覚醒装置によって色温度を6700K以上に変化させた
場合は眠気が少なくなり、また本発明の入眠装置によっ
て色温度を3000K以下に変化させた場合は眠気が増
加することとなる。
りも、変化する刺激に敏感であり、色温度においても同
じことがいえる。覚醒効果がある高色温度の光を続ける
と馴れが生じ、覚醒効果が薄れてくる。逆に、リラック
ス効果や入眠効果がある低色温度の光を続けると馴れが
生じ、リラックス効果等が薄れてくる。さらに、自然光
の環境下で生活している我々は、天候や時刻による色温
度の変化、すなわち、黒体軌跡(完全放射体軌跡)上の
色温度の変化に対して快適感を感じており、黒体軌跡か
らはずれた色温度は不自然な光となって、不安や不快感
を感じることが分かっている。
めには、図6に示すように、中色温度期から低色温度期
への変化を急激に行うことによって、色温度が低く変化
したことを意識させ、また低色温度期から中色温度期へ
の変化は徐々に行うようにするのが望ましく、この場
合、色温度が低くなる場合のみを感じさせることができ
て馴れを防止でき、リラックス状態を維持できるように
なる。
場合には、図7に示すように、中色温度期から高色温度
期への変化を急激に行うことによって、色温度が高く変
化したことを意識させ、また高色温度期から中色温度期
への変化は徐々に行うようにするのが望ましく、この場
合、色温度が高くなる場合のみを感じさせることができ
て馴れを防止でき、覚醒効果が一層期待できるようにな
る。
定されていてもよいが、ランダムに変化させるようにし
てもよく、この場合、使用者が変化を予測できなくな
り、一層のリラックス効果或いは覚醒効果が得られるよ
うになる。さらに、不自然な色温度の変化での不安や不
快感を誘導するのを避けるために、色温度を黒体軌跡
(完全放射体軌跡)上で変化させることにより、自然光
に近い光を出力することかできる。また、任意の色温度
を出力するために、例えば図8(a)に示すようなR
(赤),G(緑),B(青)の三原色の各光源からの出
力をそれぞれ制御して色温度を調整することによって、
黒体軌跡上に近い色温度を出力することができる。なお
一般にB(青)の光源では高出力が得られ難いため、図
8(a)の構成では任意の色温度は出力できても、照度
の制限がある。そこで、図8(b)に示すようなW
(白)の光源を追加することによって、照度出力の補正
を行うようにしてもよい。
明に係る色温度制御照明装置は、低色温度と中色温度を
交互に発生させ、その発生させる時間間隔が人間が色順
応を起こすよりも短い時間間隔となっているので、この
色温度制御照明装置を用いて使用者をリラックスさせる
ことができる。
照明装置は、高色温度と低色温度を交互に発生させ、そ
の発生させる時間間隔が人間が色順応を起こすよりも短
い時間間隔となっているので、この色温度制御照明装置
を用いて、使用者の覚醒度を高めることができる。また
請求項3記載の発明は、請求項1記載の色温度制御照明
装置を用いた入眠装置であって、使用者をすみやかに入
眠させるために、リラックス効果のある低色温度と中色
温度を交互に発生させ、その発生させる時間間隔を人間
が色順応を起こすよりも短い時間間隔としたから、低色
温度が人間が色順応を起こさない時間間隔で与えられる
ので、低色温度のリラックス効果及びその繰り返し効果
によって、色順応や馴れも生じることがなく、例えばリ
ビングや寝室などにおいて使用者をリラックスさせた
り、すみやかに入眠させたりすることができる。
の色温度制御照明装置を用いた覚醒装置であって、使用
者をすみやかに覚醒させるために、覚醒効果のある高色
温度と中色温度を交互に発生させ、その発生させる時間
間隔を人間が色順応を起こすよりも短い時間間隔とした
から、高色温度光が人間が色順応を起こさない時間間隔
で与えられるので、高色温度光の覚醒効果及びその繰り
返し効果によって色順応や馴れも生じることがなく、例
えばデスクワークやモニターの監視作業、工場の製造ラ
インでの作業のような単純な作業や、覚醒度が低下しや
すい時間帯でも、覚醒度を維持できる。また、寝ている
状態から起きている状態にすみやかに誘導して、覚醒さ
せることができる。
置は、人間が色順応を起こすよりも短い時間間隔で低色
温度と中色温度を交互に発生させる色温度制御照明装置
と、人間が色順応を起こすよりも短い時間間隔で高色温
度と中色温度を交互に発生させる色温度制御照明装置と
を備えると共に、使用者をすみやかに入眠させる入眠ス
イッチと使用者をすみやかに覚醒させる覚醒スイッチと
を備え、入眠スイッチを選択した場合は人間が色順応を
起こすよりも短い時間間隔でリラックス効果のある低色
温度と中色温度を交互に発生させるようにし、覚醒スイ
ッチを選択した場合は人間が色順応を起こすよりも短い
時間間隔で覚醒効果のある高色温度と中色温度を交互に
発生させるようにしたから、スイッチの切り替えによっ
て覚醒効果とリラックス効果とが選択して得られるよう
になり、使用価値が高められる。
色温度を交互に発生させる場合のグラフである。
グラフである。
る。
る。
他例のグラフである。
他例のグラフである。
る。
説明する。図3は、色温度制御照明装置6の一例を示し
ている。周期制御部3は設定された周期に基づいて色温
度を決定し、色温度制御部4に信号を送る。色温度制御
部4は、低色温度光源1(3000K(ケルビン)以
下)と、高色温度光源2(6700K以上)の2つの色
温度が異なる光源の出力をそれぞれ決定し、各々の調光
点灯装置5によって3000K以下の低色温度から67
00K以上の高色温度までを調整する。
いた入眠覚醒装置の一例を示している。使用者をリラッ
クスさせたり、入眠させたりする場合は、入眠スイッチ
7を押し、逆に覚醒させる場合には、覚醒スイッチ8を
押す。周期制御部3はどちらのスイッチから信号が送ら
れてきたのかを判断し、それに応じて設定された周期に
基づいて色温度を決定し、色温度制御部4に信号を送
る。色温度制御部4は、低色温度光源1(3000K以
下)と、高色温度光源2(6700K以上)の2つの色
温度が異なる光源の出力をそれぞれ決定し、各々の調光
点灯装置5によって3000K以下の低色温度から67
00K以上の高色温度までを調整する。そして、入眠ス
イッチ7を選択した場合は、人間が色順応を起こすより
も短い時間間隔(5分以内)でリラックス効果のある低
色温度と中色温度を交互に発生させることができ、覚醒
スイッチ8を選択した場合は、人間が色順応を起こすよ
りも短い時間間隔(5分以内)で覚醒効果のある高色温
度と中色温度を交互に発生させることができ、リラック
ス効果と覚醒効果とが選択して得られるようになる。
ば5000K)から高色温度(例えば6700K)に変
化した場合と、低色温度(例えば3000K)に変化し
た場合において、主観的な眠気をはかるKSS(Kwa
nsei−gakuin Sleepiness Sc
ale)の変化を比較した場合を示している。KSSの
値が大きい程、眠気が強いことを示しており、本発明の
覚醒装置によって色温度を6700K以上に変化させた
場合は眠気が少なくなり、また本発明の入眠装置によっ
て色温度を3000K以下に変化させた場合は眠気が増
加することとなる。
Claims (5)
- 【請求項1】 低色温度と中色温度を交互に発生させ、
その発生させる時間間隔が人間が色順応を起こすよりも
短い時間間隔であることを特徴とする色温度制御照明装
置。 - 【請求項2】 高色温度と低色温度を交互に発生させ、
その発生させる時間間隔が人間が色順応を起こすよりも
短い時間間隔であることを特徴とする色温度制御照明装
置。 - 【請求項3】 請求項1記載の色温度制御照明装置を用
いた入眠装置であって、使用者をすみやかに入眠させる
ために、リラックス効果のある低色温度と中色温度を交
互に発生させ、その発生させる時間間隔を人間が色順応
を起こすよりも短い時間間隔としたことを特徴とする入
眠装置。 - 【請求項4】 請求項2記載の色温度制御照明装置を用
いた覚醒装置であって、使用者をすみやかに覚醒させる
ために、覚醒効果のある高色温度と中色温度を交互に発
生させ、その発生させる時間間隔を人間が色順応を起こ
すよりも短い時間間隔としたことを特徴とする覚醒装
置。 - 【請求項5】 人間が色順応を起こすよりも短い時間間
隔で低色温度と中色温度を交互に発生させる色温度制御
照明装置と、人間が色順応を起こすよりも短い時間間隔
で高色温度と中色温度を交互に発生させる色温度制御照
明装置とを備えると共に、使用者をすみやかに入眠させ
る入眠スイッチと使用者をすみやかに覚醒させる覚醒ス
イッチとを備え、入眠スイッチを選択した場合は人間が
色順応を起こすよりも短い時間間隔でリラックス効果の
ある低色温度と中色温度を交互に発生させるようにし、
覚醒スイッチを選択した場合は人間が色順応を起こすよ
りも短い時間間隔で覚醒効果のある高色温度と中色温度
を交互に発生させるようにしたことを特徴とする入眠覚
醒装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29472797A JP3944972B2 (ja) | 1997-10-28 | 1997-10-28 | 色温度制御照明装置とこれを用いた入眠装置、覚醒装置及び入眠覚醒装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29472797A JP3944972B2 (ja) | 1997-10-28 | 1997-10-28 | 色温度制御照明装置とこれを用いた入眠装置、覚醒装置及び入眠覚醒装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11135273A true JPH11135273A (ja) | 1999-05-21 |
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Family
ID=17811538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29472797A Expired - Fee Related JP3944972B2 (ja) | 1997-10-28 | 1997-10-28 | 色温度制御照明装置とこれを用いた入眠装置、覚醒装置及び入眠覚醒装置 |
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Country | Link |
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