JPH05205881A - 調色装置 - Google Patents

調色装置

Info

Publication number
JPH05205881A
JPH05205881A JP4013465A JP1346592A JPH05205881A JP H05205881 A JPH05205881 A JP H05205881A JP 4013465 A JP4013465 A JP 4013465A JP 1346592 A JP1346592 A JP 1346592A JP H05205881 A JPH05205881 A JP H05205881A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
color temperature
lamps
light
range
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4013465A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyasu Takeuchi
啓泰 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP4013465A priority Critical patent/JPH05205881A/ja
Publication of JPH05205881A publication Critical patent/JPH05205881A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】異なる2色の光源を用いて、各々の調光レベル
を調整することにより照明光を調色できるようにした調
色装置において、簡単で且つ広範囲にわたり忠実に照明
光を再現可能とする。 【構成】少なくとも色温度が3000K〜6700Kの
範囲では、どの色温度においてもUV座標上の黒体軌跡
からの距離が±0.005以内となるように2つの光源
の色度を選定した。 【効果】少なくとも3000K〜6700Kの範囲で所
望の色温度を自由に簡単な構成で混色して達成できると
共に、その混色光の質も黒体軌跡から大きくずれること
なく、良質の照明が得られる。また、ランプのばらつき
や経時変化などがあっても、混色時の黒体軌跡からのず
れも大幅に増大することにはならない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異なる2色の光源の光
量及び混合比率を調節することによって、色温度を可変
とする調色装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自然光による色温度は天候や時刻により
大きく変化し、例えば、日の出の1800K程度から快
晴の空の12000Kまで変化するため、その環境の中
で生活している我々は、この光及び色温度の影響を大き
く受け、自然の変化による快適感を認識している。この
ような色温度の変化を人工的に作り出す構成としては、
従来、図5に示すようなR(赤),G(緑),B(青)
ランプなどの複数のカラーランプ5a,5b,5cを用
いて、これらの光量及び混合比率を適当に設定・調節す
ることにより達成している。図5において、1は色温度
選択部、2は混合比設定部、3は調色信号発生部、4
a,4b,4cは調光点灯装置、5a,5b,5cはカ
ラーランプ、6は器具である。
【0003】色温度選択部1は、例えば、アップダウン
スイッチあるいはフェーダなどで構成され、これを操作
すると、その出力に対応した色温度になるように各ラン
プ5a,5b,5cの混合比が混合比設定部2より読み
出される。そして、調色信号発生部3より信号変換さ
れ、複数のランプ5a,5b,5cの調光信号が独立し
て出力される。この調光信号を受け、調光点灯装置4
a,4b,4cは異なる調光レベルとなり、光色の異な
るランプ5a,5b,5cがそれぞれ調光点灯されて、
混光色は設定した色温度となる。色温度選択部1を適当
に操作することにより自由に色温度を変化させることが
できる。
【0004】例えば、カラーランプ5a,5b,5cと
して、FPL36ER,EG,EBを用いた場合、色温
度3000K、光束5500lmとするときには、R=
100%、G=89%、B=14%の調光レベルに設定
される。また、色温度5000K、光束5500lmと
するときには、R=64%、G=100%、B=45%
の調光レベルに設定される。
【0005】このような構成により広範囲に色温度を変
えることが可能であるが、調光信号がR,G,Bの3種
類必要で、且つ3本以上のランプを組み合わせる必要が
あり、構成が複雑になるという欠点がある。また、各ラ
ンプの混合比の計算も複雑であるという欠点がある。さ
らに、ランプのばらつきや経年変化により混色のずれが
増大するという欠点もある。
【0006】このような欠点を解消するために、各々色
温度の異なる2本のランプを用いて、それらの調光比を
適当に変えて、混光色を得る方式が考えられる。この方
式の調色装置の構成を図6に示す。装置の基本的な構成
は図5と同様であるが、調光信号は2つで済み、また、
調光点灯装置4a,4bも2つで済み、ランプ7a,7
bも2本で済み、簡単に構成できるという利点がある。
しかしながら、このような2本のランプ7a,7bを用
いた構成において、色温度を変えようとした場合には、
次のような不都合が生じる。以下、この不都合を具体例
を挙げながら説明する。今、図6の白色ランプ7a,7
bとして、次のランプ,を用いるものとする。 松下製の高演色ランプ(電球色)FLR40S・N−
EDL/M 松下製の高演色ランプ(昼光色)FLR40S・D−
SDL/M
【0007】ランプの色温度は2700K、ランプ
の色温度は6500Kである。これらのランプ,を
調光して混色すると、変化する色温度の軌跡は、図7の
2700Kと6500Kを結ぶ直線のようになる。色温
度の変化範囲は、2700K〜6500Kのどこでも任
意に設定可能であるが、黒体軌跡(Blackbody
Locus)からは大きなずれを生じることになる。
特に、3500K〜5000K付近が最も黒体軌跡から
ずれている。このずれは、UV座標上の黒体軌跡からの
距離で定義されており、図7に示したDeviatio
nに相当する。この数値を図7から読み取ると、前記ラ
ンプ,を用いた構成では、最大−0.007程度の
ずれとなっている。ずれが大きくなると、白色ランプの
色がピンク色になったり、緑っぽくなったりする。ずれ
の距離が±0.005程度よりも大きくなると、色が変
わるのが分かり、±0.01になると、かなり、その差
が分かるようになる。このようなことから、白色に混色
したつもりでも緑っぽくなったり、赤っぽくなったりし
て、不快感を生じる。つまり、図6の従来例では構成は
簡単となっても、混色時の色性能では劣るという欠点を
有している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述のような
点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、異なる2色の光源を用いて、各々の調光レベルを調
整することにより照明光を調色できるようにした調色装
置において、簡単で且つ広範囲にわたり忠実に照明光を
再現可能とすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明にあっては、上記
の課題を解決するために、図1に示すように、光色の異
なる2つの光源(ランプ8a,8b)を各々調光するこ
とにより色温度を可変とする調色装置において、図2に
示すように、少なくとも色温度が3000K〜6700
Kの範囲では、どの色温度においてもUV座標上の黒体
軌跡からの距離が±0.005以内となるように前記2
つの光源の色度を選定したことを特徴とするものであ
る。
【0010】
【作用】本発明では、少なくとも色温度が3000K〜
6700Kの範囲では、どの色温度においてもUV座標
上の黒体軌跡からの距離が±0.005以内となるよう
に2つの光源の色度を選定しているので、色温度が30
00K〜6700Kの範囲では、目で見て色の変化が分
からない程度の混色性能が得られるという作用がある。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例のブロック図であ
る。ランプの本数及び回路構成は図5に示した従来例と
同じであるが、ランプの光色が図2に太枠a,bで示し
た色度のランプ8aとランプ8bを組み合わせたもので
ある点が特徴となっている。具体的に説明すると、ラン
プ8a,8bの混合色が色温度3000K〜6700K
の間で前述のUV座標上の黒体軌跡からの距離が必ず±
0.005以内に入るように各ランプ8a,8bの光色
が設定されている。
【0012】このときのランプ8a,8bの色度はそれ
ぞれ図2の太枠a,bで示した範囲内の仕様のものであ
れば良い。このとき、混光色は斜線cで示した範囲とな
る。図3は色度座標全体におけるランプ8a,8bの色
度を示したものであり、図2と同様に、ランプ8a,8
bはa,bで示した範囲内の色度のものであれば良く、
そのとき、混光色はcで示した範囲となる。
【0013】図1の実施例では、ランプ8a,8bとし
て放電灯を使用しており、例えば、R,G,B等の蛍光
灯の調光比を適当に設定して、ランプ8a,8bを構成
するものや、白色ランプ(昼光色・昼白色・電球色等何
でも良い)に色度が結果としてランプ8a,8bの範囲
となるカラーフィルターを装着したもの、あるいは、カ
ラーランプに結果としてランプ8a,8bの範囲となる
フィルターを装着したもの等が考えられる。蛍光灯を用
いる場合には、例えば、ランプ8aはカラー蛍光体R,
Gを混合したもので構成すれば良く、その光色は、図3
の線分G−Rとaの範囲が交わる線上に設定すれば良
い。同様に、ランプ8bはカラー蛍光体G,Bを混合し
たもので構成すれば良く、その光色は、図3の線分G−
Bとbの範囲が交わる線上に設定すれば良い。
【0014】図4は本発明の第2実施例のブロック図で
ある。本実施例では、白熱灯9a,9bにカラーフィル
タ10a,10bを装着して、結果として、上述のラン
プ8a,8bに相当するカラーランプを構成している。
このように、本発明で用いる2つの異なる光源は調光で
きるものであれば、その種類は問わないものである。
【0015】
【発明の効果】本発明の調色装置によれば、少なくとも
3000K〜6700Kの範囲で所望の色温度を自由に
簡単な構成で混色して達成できると共に、その混色光の
質も黒体軌跡から大きくずれることなく、良質の照明が
得られるという効果がある。また、ランプのばらつきや
経時変化などがあっても、混色時の黒体軌跡からのずれ
も大幅に増大することにはならないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例の特性を示すUV座標図で
ある。
【図3】本発明の第1実施例の特性を示す色度座標図で
ある。
【図4】本発明の第2実施例のブロック図である。
【図5】第1の従来例のブロック図である。
【図6】第2の従来例のブロック図である。
【図7】第2の従来例の特性を示すUV座標図である。
【符号の説明】
1 色温度選択部 2 混合比設定部 3 調光信号発生部 4a 調光点灯装置 4b 調光点灯装置 6 器具 8a 第1のランプ 8b 第2のランプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光色の異なる2つの光源を各々調光す
    ることにより色温度を可変とする調色装置において、少
    なくとも色温度が3000K〜6700Kの範囲では、
    どの色温度においてもUV座標上の黒体軌跡からの距離
    が±0.005以内となるように前記2つの光源の色度
    を選定したことを特徴とする調色装置。
JP4013465A 1992-01-28 1992-01-28 調色装置 Pending JPH05205881A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4013465A JPH05205881A (ja) 1992-01-28 1992-01-28 調色装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4013465A JPH05205881A (ja) 1992-01-28 1992-01-28 調色装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05205881A true JPH05205881A (ja) 1993-08-13

Family

ID=11833895

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4013465A Pending JPH05205881A (ja) 1992-01-28 1992-01-28 調色装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05205881A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11135273A (ja) * 1997-10-28 1999-05-21 Matsushita Electric Works Ltd 色温度制御照明装置とこれを用いた入眠装置、覚醒装置及び入眠覚醒装置
WO2006011092A1 (en) * 2004-07-21 2006-02-02 Koninklijke Philips Electronics N.V. Color adjustable lamp
JP2018113238A (ja) * 2017-01-13 2018-07-19 東芝ライテック株式会社 制御装置
JP2022517364A (ja) * 2019-01-21 2022-03-08 シグニファイ ホールディング ビー ヴィ 色調整可能なフィラメントランプ

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11135273A (ja) * 1997-10-28 1999-05-21 Matsushita Electric Works Ltd 色温度制御照明装置とこれを用いた入眠装置、覚醒装置及び入眠覚醒装置
WO2006011092A1 (en) * 2004-07-21 2006-02-02 Koninklijke Philips Electronics N.V. Color adjustable lamp
US7791289B2 (en) 2004-07-21 2010-09-07 Koninklijke Philips Electronics N.V. Color adjustable lamp
US8120279B2 (en) 2004-07-21 2012-02-21 Koninklijke Philips Electronics N.V. Color adjustable lamp
JP2018113238A (ja) * 2017-01-13 2018-07-19 東芝ライテック株式会社 制御装置
JP2022517364A (ja) * 2019-01-21 2022-03-08 シグニファイ ホールディング ビー ヴィ 色調整可能なフィラメントランプ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2578455Y2 (ja) 色温度可変照明装置
WO2020088687A1 (zh) 一种彩色灯自动实现最大亮度配色方法、调色方法和系统
JP2005101296A (ja) 可変色発光ダイオード素子及び可変色発光ダイオードモジュール及び可変色発光ダイオード照明器具
JPH0676961A (ja) 可変色照明装置
CN109862659A (zh) 色温调节方法及灯具
JPH0448585A (ja) 調色制御装置
JP3383981B2 (ja) 照明装置
JPH05205881A (ja) 調色装置
JP3384572B2 (ja) 色温度可変照明装置
JP2603746B2 (ja) 調色器
CN115190668A (zh) 一种基于rgbwcla七色合一的led全光谱混色方法
JP3430657B2 (ja) 照明装置
US6062706A (en) Variable color fluorescent lighting
CN109856894A (zh) 高显led影视拍摄灯及其色温调节方法
JP3430655B2 (ja) 照明装置
JPH07272864A (ja) 可変色照明装置
JPH05174979A (ja) 照明制御装置
JPH04296491A (ja) 色温度可変照明装置
JPH0878167A (ja) 照明装置
JP3032620B2 (ja) 色温度可変照明装置
JP3198541B2 (ja) 照明器具
JP3032619B2 (ja) 色温度可変照明装置
CN215259641U (zh) 可调节色温的灯板
JPH04154086A (ja) 色温度可変照明装置
JP2915966B2 (ja) 可変色照明点灯制御装置