JPH11129856A - サイドエアーバッグ装置を備える車輌用シート - Google Patents
サイドエアーバッグ装置を備える車輌用シートInfo
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- JPH11129856A JPH11129856A JP9315836A JP31583697A JPH11129856A JP H11129856 A JPH11129856 A JP H11129856A JP 9315836 A JP9315836 A JP 9315836A JP 31583697 A JP31583697 A JP 31583697A JP H11129856 A JPH11129856 A JP H11129856A
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Abstract
可能なエアーバッグを備えるもので、各エアーバッグの
膨張圧を力布でトリムカバーの破断部に瞬時に集中させ
ることにより、インフレータの出力圧を低く設定して
も、トリムカバーの破断部をエアーバッグの膨張圧で確
実に切開可能なエアーバッグ装置を備える。 【解決手段】 各片端末をトリムカバー2の破断部3と
なる縫い目2cに共縫いし、且つ、他端末をシートバッ
クフレーム4側に止めて、該破断部3となる縫い目2c
からトリムカバー2の前面カバー部2a並びに側面カバ
ー部2bの双方に渡る内側に、伸びの少ない力布7a,
7b、8a,8bを座者の胴側部並びに頭側部に相当す
るエアーバッグの膨張展開領域に備える。
Description
発生する出力圧で座者の胴側部並びに頭側部に向けて膨
張展開可能なエアーバッグを有するエアーバッグ装置を
備え、このエアーバッグ装置をシートバックフレームの
片側部に装備すると共に、そのエアーバッグ装置の装備
側を被包するトリムカバーの前面カバー部と側面カバー
部との端末を縫い合わせた縫い目からエアーバッグの膨
張展開に伴うトリムカバーの破断部を形成するサイドエ
アーバッグ装置を備える車輌用シートの改良に関するも
のである。
伴う衝撃緩和対策として座者の胴側部に向けて膨張展開
可能なエアーバッグを備えるものと、座者の胴側部並び
に頭側部に向けて膨張展開可能なエアーバッグを備える
ものとがある。また、後者においては座者の胴側部並び
に頭側部に向けて膨張展開可能なエアーバッグを各々有
する二つのエアーバッグ装置を個別に備えるものと、座
者の胴側部並びに頭側部に向け膨張展開可能な膨らみ部
分を発生する一つのエアーバッグを有するエアーバッグ
装置を備えるものとがある。
輌用シートにおいては、トリムカバーの一般部を通常用
いられる強度の縫い糸から縫い合わせる以外に、エアー
バッグ装置の装備側を被包するトリムカバーの前面カバ
ー部と側面カバー部との端末間を相対的に強度の弱い縫
い糸から縫い合わせ、その強度の弱い縫い糸による縫い
目からインフレータの出力によるエアーバッグの膨張圧
で切開する破断部を形成するものが提案されている(特
開平8−216820号)。
バッグの膨張圧で容易に切れる糸とは言っても、通常の
使い勝手に耐えられる強度のある程度強い縫い糸で縫合
しなければならない。また、エアーバッグの膨張展開に
伴ってはトリムカバーが引っ張られることによって少な
くとも材質的に伸びるため、エアーバッグの膨張による
応力をトリムカバーの破断部に瞬時に集中させることが
できない。特に、エアーバッグをふんわり,柔らかく膨
張展開させるようインフレータの出力を低く設定する
と、トリムカバーの破断部を効果的に切開させるのが難
しい。
の破断部となる縫い目に集中させることに着眼し、片端
末をトリムカバーの破断部となる縫い目に共縫いするこ
とにより、伸びの少ない材質の力布をトリムカバーの内
側に張設配置する車輌用シートが提案されている(特開
平9−71204号、特開平9−71205号、特開平
9−123860号)。
なる縫い目を隔て片側の側面カバー部側にのみ備え付け
られているのに過ぎない。このため、トリムカバーの破
断部となる縫い目を隔て、力布が備え付けられていない
側がエアーバッグの膨張圧を受けることにより伸びるの
を抑えることができず、エアーバッグの膨張による応力
をトリムカバーの破断部となる縫い目に瞬時に集中させ
て縫い糸の一部を素早く切ることからすれば十分とは言
えない。
ない側が伸びることによってエアーバッグがトリムカバ
ーの伸びる側に片寄り膨張することから、エアーバッグ
の膨張バランス乃至は展開方向を安定よく定めることが
できない。
共縫いすることにより力布をトリムカバーの破断部とな
る縫い目を隔て前面カバー部側に備え付けるものも提案
されている(特開平9−39711号、特開平9−76
868号)。然し、これにてもトリムカバーの破断部と
なる縫い目を隔て力布を片側のみに備え付けるのに過ぎ
ないため、トリムカバーの力布が備え付けられていない
側がエアーバッグの膨張圧を受けることにより伸びるの
を抑えることができない。
部並びに頭側部に向けて膨張展開可能なエアーバッグを
備えるもので、エアーバッグの膨張圧を力布でトリムカ
バーの破断部に瞬時に集中させることにより、インフレ
ータの出力圧を低く設定しても、トリムカバーの破断部
をエアーバッグの膨張圧で確実に切開可能なサイドエア
ーバッグ装置を備える車輌用シートを提供することを目
的とする。
布でトリムカバーの破断部に瞬時に集中させて、トリム
カバーの破断部となる縫い目の局所より速やかに切れ出
させることにより、インフレータの出力圧を低く設定し
ても、トリムカバーの破断部をエアーバッグの膨張圧で
確実に切開できると共に、エアーバッグの膨張バラン
ス,展開方向も安定よく定められるサイドエアーバッグ
装置を備える車輌用シートを提供することを目的とす
る。
容易に組立可能なサイドエアーバッグ装置を備える車輌
用シートを提供することを目的とする。
サイドエアーバッグ装置を備える車輌用シートにおいて
は、片端末をトリムカバーの破断部となる縫い目に共縫
いし、且つ、他端末をシートバックフレーム側に止め
て、該破断部となる縫い目からトリムカバーの前面カバ
ー部並びに側面カバー部の双方に渡る内側に、伸びの少
ない力布を座者の胴側部並びに頭側部に相当するエアー
バッグの膨張展開領域に備えることにより構成されてい
る。
グ装置を備える車輌用シートにおいては、力布として各
短い辺を互いに位置合わせさせてトリムカバーの破断部
となる縫い目の局所に共縫し、一方、他端末をシートバ
ックフレーム側に止めて、相対する片辺が長く且つ他辺
が短い面積形状を有する力布を座者の胴側部並びに頭側
部に相当する各エアーバッグの膨張展開領域に個別に張
設配置することにより構成されている。
グ装置を備える車輌用シートにおいては、力布はトリム
カバーの内側に縫い付け乃至はラミネートさせて一体に
積層張設することにより構成されている。
ると、図1はエアーバッグ装置1(1′)を車の前方側
から見てシートバックBの右側部縦方向に収容装備する
アシスタントシートを示す。このアシスタントシートで
は、シートバックBのトリムカバー2においてエアーバ
ッグの膨張展開に伴う破断部3がエアーバッグ装置1
(1′)の装備側を被包する前面カバー部2a(バケッ
トシートの場合、バックパッドの土手部を被包するカバ
ー部分を示す。)と側面カバー部2bとの端末間を縫い
合わせた縫い目2cで形成されている。
しないインフレータ,エアーバッグを含むエアーバッグ
モジュール,車体側に装備される衝撃センサーを備えて
構成されている。そのエアーバッグ装置1(1′)は、
図2で片側を示すようにエアーバッグケース1aを備え
てエアーバッグ,インフレータを内部に収容し、エアー
バッグの膨張圧で押圧開放可能なケース蓋1bをエアー
バッグケース1aにヒンジで連結させて備えたケース収
容型のものがシートバックフレーム4のサイドプレート
4aに取り付けることにより装備されている。
グを含むエアーバッグモジュールをシートバックフレー
ム4のサイドプレート4aに直接取り付けると共に、エ
アーバッグをバックパッド5の開口部5aに臨ませて外
方に膨張展開可能に組み付けることにより直付け内蔵型
のものとして装備することができる。
ック等の単材または表皮材,ワディング材,裏打材を三
者一体に積層形成したワディングカバーを用いて形成す
ることができる。このトリムカバー2は土手部を有する
シートバックBに対応し、座面中央から左右の土手面を
被包する前面側と周側面から背面に至る側面側とを縫い
合わせ、図2で示すようにバックカバー6を備える場合
には背部の開放された袋状に縫製されている。また、バ
ックカバーレスタイプのものでは側面側と背面側との端
末を縫い合わせることにより下部側が開放された立体形
の袋状に縫製される。
えられる番手数8番程度の糸を上下の縫い糸とし、全体
をミシン掛けすることにより所定の袋状に縫製すること
ができる。また、一般部は番手数8番程度の糸を上下の
縫い糸として縫製し、トリムカバー2の破断部3となる
縫い目2cは番手数8番程度の糸と番手数20番程度の
糸とを上下の縫い糸として縫い付けることにより通常の
使い勝手に耐えられる強度を保って切開し易く縫製する
こともできる。この破断部3は、エアーバッグの膨張に
よる応力で縫い目2cの縫い糸を切りまたはトリムカバ
ー2の縫い代をほつれ出させることによって切開可能に
形成することができる。
に力布7a,7b、8a,8bが破断部3となる縫い目
2cから前面カバー部2a,側面カバー部2bの双方を
対にし、座者の胴側部並びに頭側部に相当するエアーバ
ッグの膨張展開領域に各対毎個別に備え付けられてい
る。各力布7a,7b、8a,8bは相対する片辺が短
く且つ他辺が長い略台形の面積形状を有するものが好ま
しく、ポリエステル不織布や綿布等のエアーバッグの膨
張圧を受けても伸びの少ない材質のものにより形成され
ている。この力布7a,7b、8a,8bは、前面カバ
ー部2a,側面カバー部2bの内側に縫い付けまたはラ
ミネートさせて一体に積層張設することによりトリムカ
バー2の内側に備え付けることができる。
ムカバー2の前面カバー部2aと側面カバー部2bの端
末間を縫い合わせる際に、各短い辺側を互いに位置合わ
せさせてトリムカバー2の破断部3となる縫い目2cの
局所に共縫いする。この短い辺側を共縫いする局所は、
エアーバッグケース1aのケース蓋1bと相応位置しま
たはエアーバッグの縦方向略中央に位置設定するとよ
い。一方、力布7a,7bの長い辺は図2で示すように
トリムカバー2の座面吊込み部2dと共にバックパッド
5の吊込み穴5bよりリスティングワイヤ9でバックク
ッション10側に吊込み止着する。また、力布8a,8
bの長い辺は側面カバー部2bの端末と共にシートバッ
クフレーム4のリテーナー4bにワイヤー4cで止着す
る。
ず)では、トリムカバー2の側面側と背面側との端末縫
い合わせ部と共にシートバックフレーム4のリテーナー
4bにワイヤ4cで止着すればよい。それ以外は、力布
7a,7b、8a,8bの各短い辺をトリムカバーの破
断部3となる縫い目2cに共縫いし、力布7a,7bの
長い辺はトリムカバー2の座面吊込み部2と共にリステ
ィングワイヤ9でバックバネ10に吊込み止着すればよ
い。これにより、各力布7a,7b、8a,8bはエア
ーバッグの膨張圧に耐えられるよう強固に端末止着でき
て前面カバー部2a,側面カバー部2bの双方に渡るト
リムカバー2の内側に引張配置することができる。
体側に装備された衝撃センサーが作動し、その衝撃セン
サーから出力信号がインフレータに送信されると、エア
ーバッグがインフレータの出力圧を受けて膨張展開す
る。これに伴って、エアーバッグ装置1,1’がケース
収容型のものであると、ケース蓋1bが膨張するエアー
バッグで押されて開放方向に回転し、そのケース蓋1b
の開放側には力布8a,8bが張設配置されていること
によりエアーバッグの膨張圧が力布8a,8bの広い面
積側に作用する。また、短い辺側を位置合わせさせて共
縫いされた力布7a,7bにもエアーバッグの膨張によ
る応力が力布8a,8bの短い辺より作用する。
バッグの膨張による応力を受けてもいずれも伸びにくい
ものであるため、各力布7a,7b、8a,8bが図3
で示すように互いに突っ張り拮抗し合ってエアーバッグ
の膨張による応力を短い辺側の縫い目個所に集中させ、
縫い糸を短い辺の縫い代で強く離間方向に引っ張り合
う。また、力布8a,8bが略台形の面積形状を有する
ところから、力布8a,8bの広い面積がケース蓋1b
で押圧され、その力布8a,8bの広い面積で受けたエ
アーバッグの膨張による応力を力布8a,8bの相対す
る斜辺から短い辺側に集中させる。これにより、縫い糸
が各短い辺の縫い代で強く離間方向に引っ張られるか
ら、図4で示すように当該部分の縫い糸が瞬時に切れ
る。
ース蓋1bより外に膨れ出すことにより、力布7a,7
b、8a,8bが張設配置されていないトリムカバー2
の縫い目2cを隔てた周辺の前面カバー部2a並びに側
面カバー部2bを内側から押圧する。このエアバッグの
押圧を受けると、当該前面カバー部2a並びに側面カバ
ー部2bの面積部分は図5,図6で示すように共に伸び
るが、その各カバー部2a,2bの縫い代が縫い糸を引
っ張ることから、縫い糸が切断端から縫い目2cより抜
け出し、その抜け出しがエアーバッグの膨張圧で縫い目
2cの長さ方向に連続的に延びることにより、インフレ
ータの出力を低く設定しても、エアーバッグの膨張展開
に必要な縫い目2cを迅速且つ確実に切開させることが
できる。
れも伸びにくく、力布7a,7b、8a,8bが張設配
置されていないトリムカバー2の前面カバー部2a並び
に側面カバー部2bが伸びても、その伸び率は一定にな
ることから、前面カバー部2a並びに側面カバー部2b
の長さ乃至は幅を均等に維持するため、エアーバッグは
所期の設定された所定の膨張バランス,展開方向を保っ
て安定よく膨張展開することができる。
a,7b、8a,8bの引っ張りにも耐えられる保形性
を有するが、そのバックパッド5の土手部分が圧縮変形
するのを確実に防ぐようバックパッド5の土手部分を高
硬度なものに形成することもできる。
8a,8bとして好適な略台形の面積形状を有するもの
に基づいて説明したが、相対する片辺70aが短く且つ
他辺70bが長いものであれば、図7で示すように平面
椀形の面積形状を有する力布70でも用いることができ
る。この場合にはエアーバッグ装置1,1’を長い辺7
0bの広い面積で全面的に覆うことができるため、ケー
ス蓋乃至はエアーバッグを広い面積で安定よく受けるこ
とができる。上述した略台形の力布も含めて、その力布
70の短い辺70aは25mm程度の長さが好ましく、
50mm以下の長さであれば、エアーバッグの膨張圧を
共縫い個所の縫い糸に瞬時に集中作用させることができ
る。
b、8a,8bとして各帯状のものを組み合わせること
ができる。また、図9,図10で示すようにバックパッ
ド5の土手部分を被包する前面カバー部2aの略全面ま
たは側面カバー部2bの略全面に相当する面積形状のも
のとし、略台形,帯状のものとを座者の胴側部並びに頭
側部に相当するエアーバッグの膨張展開領域に個別に位
置するよう配置することによっても同様な作用を発揮す
ることができる。
イドエアーバッグ装置を備える車輌用シートに依れば、
エアーバッグの膨張圧によるトリムカバーの前面カバー
部,側面カバー部の伸びを力布で抑えられるため、エア
ーバッグの膨張圧を各力布で受け、各力布の片端末が共
縫いされたトリムカバーの破断部となる縫い目に瞬時に
集中作用させることにより、インフレータの出力を低く
設定しても、トリムカバーの破断部となる縫い目を迅速
且つ確実に切開することができる。
グ装置を備える車輌用シートに依れば、エアーバッグの
膨張圧によるトリムカバーの前面カバー部,側面カバー
部の伸びを各対の力布で抑えられると共に、エアーバッ
グの膨張圧を各広面積な力布で受け、各力布の短い辺が
共縫いされたトリムカバーの破断部となる縫い目の局部
に瞬時に集中作用させることができる。このため、縫い
目は各力布の短い辺が共縫いされた局部より力布で強く
引っ張られて速やかに切れ出し、その切れ出しがエアー
バッグの膨張圧で縫い目の長さ方向に連続的に延びるこ
とにより、インフレータの出力を低く設定しても、トリ
ムカバーの破断部となる縫い目を迅速且つ確実に切開す
ることができる。
グ装置を備える車輌用シートに依れば、各力布はトリム
カバーの内側に縫合しまたはラミネートさせて一体に積
層張設することから、力布をトリムカバーに容易に組付
け得てトリムカバーの破断部となる縫い目を迅速且つ確
実に切開可能に縫製できると共に、力布をトリムカバー
に容易に組付け縫製することができる。
車輌用シートを全体的に示す斜視図である。
断面図である。
る力布の作用を示す説明図である。
伴う縫い糸の切れ出し状態を示す説明図である。
るトリムカバーの伸び状態を示す説明図である。
ムカバーの伸び状態を示す説明図である。
辺が短く且つ他辺が長い力布を示す平面図である。
ートを全体的に示す斜視図である。
ートを全体的に示す斜視図である。
シートを全体的に示す斜視図である。
部 2b トリムカバーの側面カバー
部 2c 前面側と側面側との端末の
縫い目 3 トリムカバーの破断部 4 シートバックフレーム 5 バックパッド 7a,7b、8a,8b(70) 力布
Claims (3)
- 【請求項1】 インフレータより発生する出力圧で座者
の胴側部並びに頭側部に向けて膨張展開可能なエアーバ
ッグを有するエアーバッグ装置を備え、このエアーバッ
グ装置をシートバックフレームの片側部に装備すると共
に、そのエアーバッグ装置の装備側を被包するトリムカ
バーの前面カバー部と側面カバー部との端末を縫い合わ
せた縫い目からエアーバッグの膨張展開に伴うトリムカ
バーの破断部を形成するサイドエアーバッグ装置を備え
る車輌用シートにおいて、 片端末をトリムカバーの破断部となる縫い目に共縫い
し、且つ、他端末をシートバックフレーム側に止めて、
該破断部となる縫い目からトリムカバーの前面カバー部
並びに側面カバー部の双方に渡る内側に、伸びの少ない
力布を座者の胴側部並びに頭側部に相当するエアーバッ
グの膨張展開領域に備えたことを特徴とするサイドエア
ーバッグ装置を備える車輌用シート。 - 【請求項2】 上記力布として各短い辺を互いに位置合
わせさせてトリムカバーの破断部となる縫い目の局所に
共縫し、一方、各長い辺をシートバックフレーム側に止
めて、相対する片辺が短く且つ他辺が長い面積形状を有
する力布を座者の胴側部並びに頭側部に相当する各エア
ーバッグの膨張展開領域に個別に張設配置したことを特
徴とする請求項1に記載のサイドエアーバッグ装置を備
える車輌用シート。 - 【請求項3】 上記力布はトリムカバーの内側に縫い付
け乃至はラミネートさせて一体に積層張設したことを特
徴とする請求項1または2に記載のサイドエアーバッグ
装置を備える車輌用シート。
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JP31583697A JP3831810B2 (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | サイドエアーバッグ装置を備える車輌用シート |
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