JPH1112963A - インクジェット捺染法により織物繊維材料を捺染する方法 - Google Patents

インクジェット捺染法により織物繊維材料を捺染する方法

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JPH1112963A
JPH1112963A JP10169542A JP16954298A JPH1112963A JP H1112963 A JPH1112963 A JP H1112963A JP 10169542 A JP10169542 A JP 10169542A JP 16954298 A JP16954298 A JP 16954298A JP H1112963 A JPH1112963 A JP H1112963A
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alkyl
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sulfo
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JP10169542A
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Roger Lacroix
ラクロワ ロージェ
Mickael Mheidle
メドル ミカエル
Peter Scheibli
シャイブリ ペーター
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BASF Schweiz AG
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Ciba Geigy AG
Ciba Spezialitaetenchemie Holding AG
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    • D06P1/50Derivatives of cellulose

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 インクジェット捺染法に適した特性を有する
インクを用い、色の強さ、結合の安定性および堅牢度に
優れる捺染品を与える捺染法、ならびにそれに適する水
性捺染インクを提供する。 【解決手段】 インクジェット捺染法によって織物繊維
材料を捺染する方法であって、繊維材料を一般式1、例
えば式11aまたは一般式2、例えば式11c の反応染料と、水溶性の非イオン性セルロースエーテル
またはアルギナートとを含む水性インクで捺染する方法
及び上記の水性捺染インク。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット捺
染法(ジェット法およびインクジェット法)により、反
応染料を用いて織物繊維材料を捺染する方法、および該
方法に用いられるインクに関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット捺染法は、何年かの間織
物産業で用いられている。そのような方法は、それ以外
の捺染スクリーンの慣用的生産を不要にすることができ
るため、コストおよび時間の面で少なからず節約するこ
とができる。図案原型の製作の場合は特に、従来より有
意に短い時間内に、要件の変化に応じることが可能であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのようなインクジェ
ット捺染法は、特に、応用技術の見地からは、最適の特
性を保有しなければならない。この点では、用いるイン
クの粘度、安定性、表面張力および導電率のような特性
を挙げることができる。さらに、得られる捺染品の、た
とえば色の強さ、繊維−染料結合の安定性、および濡れ
に対する堅牢度に関する品質について、より高度な要求
がなされている。これらの要求は、すべての特性におい
て公知の方法によっては満たされないため、織物のイン
クジェット捺染の新たな方法に対する必要性が、依然と
して存在する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、インクジェッ
ト捺染法によって織物繊維材料を捺染する方法であっ
て、繊維材料を、
【0005】(a)式(1):
【0006】
【化21】
【0007】〔式中、R1、R2、R3およびR4は、それ
ぞれ、互いに独立に、水素、または非置換もしくは置換
のC1〜C4アルキルであり、B1は、有機架橋要素であ
り、A1は、少なくとも1個のスルホ基を有する、モノ
アゾ、ポリアゾ、金属錯化アゾ、アントラキノン、フタ
ロシアニン、ホルマザンまたはジオキサジンの発色団の
基であり、そしてA2は、A1について定義されたとおり
であるか、あるいは水素、または非置換もしくは置換
の、C1〜C4アルキル、フェニルまたはナフチルであ
る〕で示される少なくとも1種類の反応染料、または
【0008】式(2):
【0009】
【化22】
【0010】〔式中、R5は、水素、または非置換もし
くは置換のC1〜C4アルキルであり、X1は、ハロゲン
であり、A3は、少なくとも1個のスルホ基を有する、
モノアゾ、ポリアゾ、金属錯化アゾ、アントラキノン、
フタロシアニン、ホルマザンまたはジオキサジンの発色
団の基であり、そしてVは、式(3a)〜(3e):
【0011】
【化23】
【0012】のいずれかで示される繊維反応基であっ
て、式中、alkyleneおよびalkylene′は、それぞれ、互
いに独立に、C1〜C6アルキレンであり、aryleneは、
非置換であるか、またはスルホ、カルボキシル、C1
4アルキル、C1〜C4アルコキシまたはハロゲンで置
換された、フェニレンもしくはナフチレン基であり、Z
は、ビニルまたは基−CH2−CH2−U1であって、U1
は離脱基であり、Rは、水素、ヒドロキシル、スルホ、
スルファト、カルボキシル、シアノ、ハロゲン、C1
4アルコキシカルボニル、C1〜C4アルカノイルオキ
シ、カルバモイルまたは基−SO2−Zであり、R6は、
水素、あるいは非置換であるか、またはヒドロキシル、
スルホ、スルファト、カルボキシルもしくはシアノで置
換されたC1〜C4アルキル、あるいは式:
【0013】
【化24】
【0014】で示される基であり、R7は、水素、ある
いは非置換であるか、またはカルボキシル、シアノ、ヒ
ドロキシル、スルホまたはスルファトで置換されたC1
〜C4アルキルであり、Eは、基−O−または−NR8
であって、R8は水素またはC1〜C4アルキルであり、
Wは、式−SO2−NR6−、−CONR6−または−N
6CO−の基であって、R6は上記に定義されたとおり
であり、そしてtは、0または1である〕で示される少
なくとも1種類の反応染料と、
【0015】(b)水溶性の非イオン性セルロースエー
テルまたはアルギナートとを含む水性インクで捺染する
方法に関する。
【0016】アルキル基としての基R1、R2、R3、R4
およびR5は、たとえば、さらにヒドロキシル、スル
ホ、スルファト、シアノまたはカルボキシルで置換され
ていてよい。好ましくは、R1、R2、R3、R4およびR
5は、それぞれ、互いに独立に、水素またはC1〜C4
ルキルであり、特に水素である。
【0017】X1は、好ましくは、塩素であり、または
特にフッ素である。
【0018】有機架橋要素B1としては、下記のもの、
たとえば:−NH−、−N(CH3)−および−O−か
ら選ばれる基、特に−O−である、1、2または3個の
要素で遮断されていてもよく、非置換であるか、または
ヒドロキシル、スルホ、スルファト、シアノもしくはカ
ルボキシルで置換されたC2〜C1 2アルキレン基、特に
2〜C6アルキレン基、なお、B1について挙げられる
該アルキレン基の好適な置換基は、ヒドロキシル、スル
ホおよびスルファトであり、特にヒドロキシルである;
非置換であるか、またはC1〜C4アルキル、C1〜C4
ルコキシ、C2〜C4アルカノイルアミノ、スルホ、ハロ
ゲンまたはカルボキシル、特にC1〜C4アルキルで置換
されたC5〜C9)シクロアルキレン基、たとえば特にシ
クロヘキシレン基;非置換であるか、またはシクロヘキ
シレン環でC1〜C4アルキルで置換されたメチレン−シ
クロヘキシレン−メチレン基;ならびに非置換である
か、またはC1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C
2〜C4アルカノイルアミノ、スルホ、ハロゲンまたはカ
ルボキシルで置換された、C1〜C6アルキレンフェニレ
ン、または好ましくはフェニレンが、考慮に入れられ
る。
【0019】式−N(R2)−B1−N(R3)−の基と
して同様に適切なのは、下式の基である:
【0020】
【化25】
【0021】好ましいB1は、基−NH−、−N(C
3)−および−O−から選ばれる、1、2または3個
の要素で遮断されてよく、非置換であるか、またはヒド
ロキシル、スルホ、スルファト、シアノもしくはカルボ
キシルで置換されたC2〜C1 2アルキレン基;あるいは
非置換であるか、またはC1〜C4アルキル、C1〜C4
ルコキシ、C2〜C4アルカノイルアミノ、スルホ、ハロ
ゲンまたはカルボキシルで置換されたフェニレン基であ
る。
【0022】B1は、特に、基−NH−、−N(CH3
−および−O−から選ばれ、とりわけ−O−である、
1、2または3個の要素で遮断されてよく、非置換であ
るか、またはヒドロキシル、スルホ、スルファト、シア
ノもしくはカルボキシルで置換されたC2〜C1 2アルキ
レン基である。
【0023】B1は、より特別には、1、2または3個
の要素で遮断されてよく、非置換であるか、またはヒド
ロキシルで置換されたC2〜C1 2アルキレン基、特にC2
〜C6アルキレン基である。
【0024】特に関心が払われる架橋要素B1は、C2
6アルキレン基である。
【0025】alkyleneおよびalkylene′は、それぞれ、
互いに独立に、たとえばメチレン、エチレン、1,3−
プロピレン、1,4−ブチレン、1,5−ペンチレンま
たは1,6−ヘキシレン基、またはそれらの分枝鎖異性
体である。
【0026】alkyleneおよびalkylene′は、好ましくは
2〜C3アルキレン基であり、特に好ましくはエチレン
基である。
【0027】aryleneは、好ましくは、非置換である
か、またはたとえばスルホ、メチル、メトキシまたはカ
ルボキシルで置換された、1,3−もしくは1,4−フ
ェニレン基である。
【0028】離脱基U1は、たとえば、−Cl、−B
r、−F、−OSO3H、−SSO3H、−OCO−CH
3、−OPO32、−OCO−C65、−OSO2−C1
〜C4アルキルまたは−OSO2−N(C1〜C4アルキ
ル)2である。U1は、好ましくは、式−Cl、−OSO3
H、−SSO3H、−OCO−CH3、−OCO−C65
または−OPO32、特に好ましくは、−Clまたは−
OSO3H、より特別に好ましくは、−OSO3Hの基で
ある。
【0029】Zは、好ましくは、ビニル、または式−C
2−CH2−OSO3Hの基であり、特に好ましくはビ
ニルである。
【0030】Eは、好ましくは−NH−であり、または
特に好ましくは−O−である。
【0031】Wは、好ましくは、式−NHCO−であ
り、または特に好ましくは−CONH−である。
【0032】Rは、好ましくは,水素、またはZが上記
に示した定義および好適性の支配下にある基−SO2
Zである。Rは、特に水素である。
【0033】R6は、好ましくは、水素、C1〜C4アル
キル、またはalkyleneおよびZが、それぞれ、上記に定
義されたとおりである基−alkylene−SO2−Zであ
る。R6は、特に好ましくは、水素またはC1〜C4アル
キルであり、より特別に好ましくは水素である。
【0034】R7は、好ましくは、水素またはC1〜C4
アルキル基であり、特に好ましくは水素である。
【0035】tは、好ましくは、数0である。
【0036】特別な関心は、alkyleneおよびalkylene′
が、それぞれ、互いに独立に、C2〜C3アルキレンであ
り、R7が、水素であり、Zが、ビニル、または式−C
2−CH2−OSO3Hの基、特にビニルであり、E
が、基−O−であり、Wが、式−CONH−の基であ
り、tが、数0である繊維反応性の基Vに払われる。こ
の場合のaryleneは、好ましくは、非置換であるか、ま
たはたとえばスルホ、メチル、メトキシまたはカルボキ
シルで置換された、1,3−もしくは1,4−フェニレ
ン基である。この場合のRおよびR6は、好ましくは水
素である。
【0037】好適な繊維反応性の基Vは、式(3b)〜
(3d)、特に式(3b)または(3d)、好ましくは
式(3b)のそれである。
【0038】A2が、非置換または置換のC1〜C4アル
キル、フェニルもしくはナフチルであるときは、たとえ
ば、非置換であるか、またはスルホ、スルファト、ヒド
ロキシル、カルボキシルもしくはフェニルで置換された
1〜C4アルキルであるか;あるいは、それぞれが、非
置換であるか、またはC1〜C4アルキル、C1〜C4アル
コキシ、カルボキシル、スルホもしくはハロゲンで置換
されたフェニルまたはナフチルであることができる。非
置換であるか、またはC1〜C4アルキル、C1〜C4アル
コキシ、カルボキシル、スルホもしくはハロゲンで置換
されたフェニルが好ましい。
【0039】A2は、好ましくは、少なくとも1個のス
ルホ基を有するモノアゾ、ポリアゾ、金属錯化アゾ、ア
ントラキノン、フタロシアニン、ホルマザンまたはジオ
キサジンの発色団の基である。
【0040】モノアゾ、ポリアゾ、金属錯化アゾ、アン
トラキノン、フタロシアニン、ホルマザンまたはジオキ
サジンの発色団の基としての基A1、A2またはA3は、
その基本構造に結合した、有機染料に慣用的な置換基を
有してもよい。
【0041】基A1、A2およびA3の置換基の例として
は、下記を挙げることができる。すなわち、1〜4個の
炭素原子を有するアルキル基、たとえばメチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピルまたはブチルであり、該ア
ルキル基は、たとえばヒドロキシル、スルホもしくはス
ルファトでさらに置換されていることができる;1〜4
個の炭素原子を有するアルコキシ基、たとえばメトキ
シ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシまたはブト
キシであり、そのアルキル基は、たとえばヒドロキシ
ル、スルホもしくはスルファトでさらに置換されている
ことができる;非置換であるか、またはC1〜C4アルキ
ル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲン、カルボキシルもし
くはスルホで置換されたフェニル;1〜8個の炭素原子
を有するアシルアミノ基、特にそのようなアルカノイル
アミノ基、たとえばアセチルアミノまたはプロピオニル
アミノ;非置換であるか、またはフェニル環上でC1
4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲンもしくは
スルホで置換されたベンゾイルアミノ基;非置換である
か、またはフェニル環上でC1〜C4アルキル、C1〜C4
アルコキシ、ハロゲンもしくはスルホで置換されたフェ
ニルアミノ基;N,N−ジ−β−ヒドロキシエチルアミ
ノ;N,N−ジ−β−スルファトエチルアミノ;スルホ
ベンジルアミノ;N,N−ジスルホベンジルアミノ;ア
ルコキシ基に1〜4個の炭素原子を有するアルコキシカ
ルボニル基、たとえばメトキシカルボニルまたはエトキ
シカルボニル;1〜4個の炭素原子を有するアルキルス
ルホニル基、たとえばメチルスルホニルまたはエチルス
ルホニル;トリフルオロメチル;ニトロ;アミノ;シア
ノ;フッ素、塩素または臭素のようなハロゲン原子;カ
ルバモイル;N−メチルカルバモイルまたはN−エチル
カルバモイルのような、アルキル基に1〜4個の炭素原
子を有するN−アルキルカルバモイル;スルファモイ
ル;N−メチルスルファモイル、N−エチルスルファモ
イル、N−プロピルスルファモイル、N−イソプロピル
スルファモイルまたはN−ブチルスルファモイルのよう
な、それぞれ1〜4個の炭素原子を有し、アルキル基
が、たとえばヒドロキシルまたはスルホでさらに置換さ
れていることができるN−モノ−またはN,N−ジ−ア
ルキルスルファモイル;N−(β−ヒドロキシエチル)
スルファモイル;N,N−ジ(β−ヒドロキシエチル)
スルファモイル;非置換であるか、またはC1〜C4アル
キル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲン、カルボキシルも
しくはスルホで置換されたN−フェニルスルファモイ
ル;ウレイド;ヒドロキシル;カルボキシル;スルホメ
チルまたはスルホ、ならびに繊維反応性の基である。
【0042】そのような繊維反応性の基の例は、式−N
H−CO−Y、および特に、Zが、上記に示した定義お
よび好適性を条件として、Yが、式−CH(Hal)−C
2−Halまたは−C(Hal)=CH2の基であり、Hal
が、ハロゲン、特に塩素、または好ましくは臭素である
−SO2−Zのそれを包含する。
【0043】A1、A2およびA3が、モノアゾ、ポリア
ゾまたは金属錯化アゾの発色団の基であるときは、下記
の基に特に考慮が払われる:
【0044】式(4a)および(4b):
【0045】 D−N=N−(M−N=N)u−K− (4a) −D−N=N−(M−N=N)u−K (4b)
【0046】式中、Dは、ベンゼンまたはナフタレン系
列のジアゾ成分の基であり、Mは、ベンゼンまたはナフ
タレン系列の中間成分の基であり、Kは、ベンゼン、ナ
フタレン、ピラゾロン、6−ヒドロキ−2−ピリドンま
たはアセト酢酸アリールアミド系列のカップリング成分
の基であり、uは、数0または1であるが、アゾ染料の
場合、D、MおよびKは、それぞれ、非置換であるか、
またはヒドロキシル、スルホまたはスルファトでさらに
置換されてもよい慣用の置換基、たとえばC1〜C4アル
キルもしくはC1〜C4アルコキシ;ハロゲン;カルボキ
シル;スルホ;ニトロ;シアノ;トリフルオロメチル;
スルファモイル;カルバモイル;アミノ;ウレイド;ヒ
ドロキシル;カルボキシル;スルホメチル;C2〜C4
ルカノイルアミノ;非置換であるか、またはフェニル環
上でC1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲン
もしくはスルホで置換されたベンゾイルアミノ;非置換
であるか、またはフェニル環上でC1〜C4アルキル、C
1〜C4アルコキシ、ハロゲン、カルボキシルもしくはス
ルホで置換されたフェニル;および繊維反応性の基を有
することができる。同様に好適なのは、上記の式(4
a)および(4b)の染料基から誘導される金属錯体、
特にベンゼンまたはナフタレン系列の1:1銅錯化アゾ
染料の染料基であって、ここで、銅原子は、アゾ架橋の
オルト位置に両側で金属化できる基、たとえばヒドロキ
シル基と結合している。式(4a)または(4b)の発
色団の基が、反応性の基を有するならば、その基は、好
ましくは、上記の式−SO2Zに相当する。
【0047】式(4a)および(4b)の基は、好まし
くは、式(5a)〜(6d):
【0048】
【化26】
【0049】〔式中、(R90 - 3は、C1〜C4アルキ
ル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲン、カルボキシルおよ
びスルホ基から選ばれる、0〜3個の同一または異種の
置換基を意味し、Zは、上記に定義されたとおりであ
る〕;
【0050】
【化27】
【0051】〔式中、Zは上記に定義されたとおりであ
る〕;
【0052】
【化28】
【0053】〔式中、(R1 00 - 4は、ハロゲン、ニト
ロ、シアノ、トリフルオロメチル、スルファモイル、カ
ルバモイル、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、
アミノ、アセチルアミノ、ウレイド、ヒドロキシル、カ
ルボキシル、スルホメチルおよびスルホ基から選ばれ
る、0〜4個の同一または異種の置換基を意味し、Z
は、上記に定義されたとおりである〕;
【0054】
【化29】
【0055】〔式中、(R1 10 - 3は、C1〜C4アルキ
ル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲン、カルボキシルおよ
びスルホ基から選ばれる、0〜3個の同一または異種の
置換基を意味する〕;
【0056】
【化30】
【0057】〔式中、R1 2およびR1 4は、それぞれ、互
いに独立に、水素、C1〜C4アルキルまたはフェニルで
あり、R1 3は、水素、シアノ、カルバモイルまたはスル
ホメチルである〕;あるいは
【0058】
【化31】
【0059】〔式中、(R90 - 3、(R1 00 - 3、(R1
10 - 3およびZは、それぞれ、上記に定義されたとおり
であり、(R9′)0 - 3は、C1〜C4アルキル、C1〜C4
アルコキシ、ハロゲン、カルボキシルおよびスルホ基か
ら選ばれる、0〜3個の同一または異種の置換基を意味
する〕のいずれかで示されるそれらである。式(5a)
〜(5e)の基に、特に関心が寄せられる。
【0060】ホルマザン発色団の基は、好ましくは、式
(7a)または(7b):
【0061】
【化32】
【0062】〔式中、Zは、上記に定義されたとおりで
あり、ベンゼン核は、それ以上いかなる置換基も含まな
いか、またはC1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、
1〜C4アルキルスルホニル、ハロゲンまたはカルボキ
シルでさらに置換されている〕で示される基である。式
(7a)および(7b)の基は、好ましくは、それ以上
の置換基も、基−SO2Zも含まない。
【0063】フタロシアニン発色団の基は、好ましく
は、式(8):
【0064】
【化33】
【0065】〔式中、Pcは、金属フタロシアニンの基、
特に銅またはニッケルフタロシアニンの基であり、W′
は、−OHおよび/または−NR1 61 6′であって、R
1 6およびR1 6′は、それぞれ、互いに独立に、水素、あ
るいは非置換であるか、またはヒドロキシルもしくはス
ルホで置換されたC1〜C4アルキルであり、R1 5は、水
素またはC1〜C4アルキルであり、Aは、非置換である
か、またはC1〜C4アルキル、ハロゲン、カルボキシル
もしくはスルホで置換されたフェニレン基であるか、あ
るいはC2〜C6アルキレン基であり、そしてkは1〜3
である〕で示される基である。
【0066】ジオキサジン発色団の基は、好ましくは、
式(9):
【0067】
【化34】
【0068】〔式中、A′は、非置換であるか、または
1〜C4アルキル、ハロゲン、カルボキシルもしくはス
ルホで置換されたフェニレン基であるか、あるいはC2
〜C6アルキレン基であり、r、s、vおよびv′は、
それぞれ、互いに独立に、数0または1であり、そして
Zは、上記に定義されたとおりである〕で示される基で
ある。
【0069】アントラキノン発色団の基は、好ましく
は、式(10):
【0070】
【化35】
【0071】〔式中、Gは、非置換であるか、またはC
1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲン、カル
ボキシルもしくはスルホで置換されたフェニレン基であ
るか、あるいはシクロヘキシレン、フェニレンメチレン
またはC2〜C6アルキレン基である〕で示される基であ
る。
【0072】基A1、A2およびA3は、好ましくは、式
(5a)〜(5e)、(6a)〜(6d)、(7a)、
(7b)、(8)、(9)または(10)の基であっ
て、式(6a)〜(6d)、(7a)および(7b)
は、好ましくは、繊維反応性の基を含まない。式(5
a)〜(5e)、(7a)、(7b)および(10)の
基、特に式(5a)、(5b)、(5c)および(5
e)の基は、特に関心が寄せられる。
【0073】基A1、A2およびA3は、好ましくは、そ
れぞれ、1〜4個のスルホ基、好ましくは1〜3個のス
ルホ基を有する。
【0074】式(1)および(2)の反応染料は、それ
ぞれ、少なくとも2個の繊維反応性の基を有する。たと
えば、式(1)の反応染料は、2個の繊維反応性トリア
ジン基を有し、式(2)の反応染料は、1個の繊維反応
性トリアジン基、および繊維反応性の基Vを有する。式
(1)および(2)の反応染料は、好ましくは、それぞ
れ、繊維反応性の基を単に2個有する。
【0075】特別な関心が与えられるのは、式(11
a)〜(11f)で示される反応染料である:
【0076】
【化36】
【0077】
【化37】
【0078】式(1)および(2)の反応染料は、公知
であるか、または公知の化合物と同様にして、たとえば
慣用のジアゾ化、カップリングおよび縮合反応によって
得ることができる。
【0079】インクに用いる式(1)および(2)の反
応染料は、好ましくは、低い塩含量を、すなわち染料の
重量に対してたとえば0.5重量%未満の総塩含量を保
有しなければならない。相対的に高い塩含量を、その製
造の結果として、および/またはその後の希釈剤の添加
の結果として有する反応染料は、たとえば、限外濾過、
逆浸透または透析のような、膜による分離手順によって
脱塩することができる。
【0080】インクは、好ましくは、染料として、スル
ホ基を有する水溶性反応染料、たとえば上記の式(1)
および(2)の染料のみを含む。
【0081】インクは、好ましくは、上記の式(1)お
よび(2)の反応染料を、インクの総重量に対して総含
量5〜35重量%、特に10〜35重量%、より特別に
は10〜20重量%を有する。
【0082】好適な水溶性非イオン性セルロースエーテ
ルは、たとえば、メチル−、エチル−、ヒドロキシエチ
ル−、メチルヒドロキシエチル−、ヒドロキシプロピル
−およびヒドロキシプロピルメチル−セルロースを包含
する。メチルセルロース、および特にヒドロキシエチル
セルロースが好ましい。セルロースエーテルは、通常、
インクの総重量に対して0.01〜2重量%、特に0.
01〜1重量%、より特別には0.01〜0.5重量%
の量で、インクに用いる。
【0083】適切なアルギナートは、特にアルギン酸ア
ルカリであり、好ましくはアルギン酸ナトリウムであ
る。通常、インクの総重量に対して0.01〜2重量
%、特に0.01〜1重量%、より特別には0.01〜
0.5重量%の量で、インクに用いる。
【0084】水溶性非イオン性セルロースエーテルとア
ルギナートとはともに、いわゆる増粘剤として用いら
れ、特定の粘度のインクを得るのを可能にする。
【0085】1〜40mPa・s、特に5〜40mPa・s、より
特別には10〜40mPa・sの粘度を有するインクが好ま
しい。10〜30mPa・sの粘度を有するインクが、特に
好ましい。
【0086】インクは、緩衝物質、たとえばホウ砂、ホ
ウ酸塩またはクエン酸塩を含んでもよい。挙げ得る例
は、ホウ酸ナトリウム、四ホウ酸ナトリウムおよびクエ
ン酸ナトリウムを包含する。たとえば、5〜9、特に6
〜8のpH値を確立するために、特にインクの総重量に対
して0.1〜3重量%、好ましくは0.1〜1重量%の
量で、それらを用いる。アルギナート含有インクの場
合、緩衝剤としてクエン酸塩を用いることが好ましい。
【0087】それ以外の添加物として、インクは、たと
えばN−メチル−2−ピロリドン、または特に1,2−
プロピレングリコールを含んでよい。それらは、通常、
インクの総重量に対して5〜30重量%、特に5〜20
重量%、より特別には10〜20重量%の量で、インク
に用いられる。
【0088】インクは、慣用の添加物、たとえば、消泡
剤、または特に菌類および/もしくは細菌の増殖を阻害
する物質を含んでもよい。そのような添加物は、通常、
インクの総重量に対して0.01〜1重量%の量で用い
る。
【0089】本発明による織物繊維材料の捺染法は、そ
れ自体は公知であって、織物捺染に適するインクジェッ
トプリンターを用いて実施することができる。
【0090】インクジェット捺染では、インクの一滴一
滴を、制御された方式でノズルから生地へと吹き付け
る。このためには、主として、連続インクジェット法と
要求応答点滴法とを用いる。連続インクジェット法で
は、液滴は、連続的に形成され、捺染に必要とされない
あらゆる液滴は、回収容器に運ばれ、再循環される。し
かし、要求応答点滴法では、液滴は、要求に応じて形成
され、かつ捺染される;すなわち、液滴は、捺染に必要
なときにのみ形成されるにすぎない。液滴の形成は、た
とえば、圧電インクジェットヘッドによって、または熱
エネルギー(バブルジェット)によって、実施すること
ができる。本発明の方法には、要求応答点滴法により、
特に圧電インクジェットヘッドを用いる捺染が好まし
い。
【0091】考慮の対象となる織物繊維材料は、特に、
ヒドロキシル基含有繊維材料である。全体的にまたは部
分的にセルロースからなるセルロース性繊維材料が、好
ましい。例は、綿、リネンおよび麻のような天然繊維材
料、ならびにビスコースおよびリオセルのような再生繊
維材料である。ビスコース、および特に綿が、特に好ま
しい。該繊維材料は、好ましくはシーツ形態の織物に織
った布地、編んだ布地または織布の形態をである。
【0092】本発明の好適な実施態様によれば、捺染す
る前に、繊維材料を前処理に付すが、ここで、捺染しよ
うとする繊維材料を、初めに水性アルカリ液で処理し、
処理した繊維材料を、場合により乾燥する。
【0093】水性アルカリ液は、慣用の反応性捺染法で
反応染料を固着させるのに用いられる通常の塩基のう
ち、少なくとも1種類を含む。この塩基は、たとえば、
液体の10〜100g/l、好ましくは液体の10〜50g
/lの量で用いる。適切な塩基は、たとえば、炭酸ナトリ
ウム、水酸化ナトリウム、リン酸二ナトリウム、リン酸
三ナトリウム、酢酸ナトリウム、プロピオン酸ナトリウ
ム、炭酸水素ナトリウム、アンモニア水、またはアルカ
リ源、たとえばクロロ酢酸ナトリウムもしくはギ酸ナト
リウムである。炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、
または水ガラスと炭酸ナトリウムとの混合物を用いるの
が好ましい。アルカリ液のpH値は、一般的には7.5〜1
3.5、好ましくは8.5〜12.5である。塩基に加
え、水性アルカリ液は、それ以外の添加物、たとえばヒ
ドロトロピー剤を含んでもよい。好ましく用いられるヒ
ドロトロピー剤は、尿素であって、たとえば液体の25
〜200g/l、好ましくは液体の50〜150g/lの量で
用いる。
【0094】好ましくは、上記の前処理の後で、繊維材
料を乾燥する。
【0095】捺染の後に、好都合には、好ましくは15
0℃まで、特に80〜120℃の温度で繊維材料を乾燥
し、次いで、捺染を完了するため、すなわち染料を固着
させるための熱処理工程に付す。
【0096】熱処理は、たとえば、熱回分法、サーモゾ
ル法、または好ましくは蒸熱法によって実施することが
できる。
【0097】蒸熱法の場合は、捺染した繊維材料を、た
とえば、蒸し器内で、場合により、好都合には95〜1
80℃に、より特別には飽和した蒸気としての、過熱し
た蒸気による処理に付す。
【0098】次いで、捺染した繊維材料を、一般的に
は、固着しなかった染料を除去するために、慣用の方式
で水で洗い上げる。
【0099】本発明はまた、インクジェット捺染法のた
めの水性捺染インクであって、(a)上記の式(1)の
少なくとも1種類の反応染料、または上記の式(2)の
少なくとも1種類の反応染料5〜35重量%;および
(b)水溶性非イオン性セルロースエーテルまたはアル
ギナート0.01〜2重量%を含む水性捺染インクに関
する。
【0100】これらの捺染インク、ならびに式(1)お
よび(2)の反応染料は、これまでに述べた定義および
好適なものの範囲にある。
【0101】本発明の方法によって得られる捺染品は、
優れた全般的特性を有する;たとえば、酸性とアルカリ
性との双方の範囲における高度な繊維−染料結合安定
性、光に対する優れた堅牢度、濡れに対する優れた堅牢
度、たとえば洗濯、水、海水、異色染めおよび汗に対す
る堅牢度、ならびに塩素に対する優れた堅牢度、摩擦に
対する堅牢度、熱間プレスに対する堅牢度、およびプリ
ーツ加工に対する堅牢度はもとより、鮮明な輪郭、およ
び高い色強度を有する。用いられる捺染インクは、優れ
た安定性および優れた粘性という特性が際立っている。
たとえば、粘度は、捺染の際に高いせん断力が生じたと
きでさえ、事実上変わらない。
【0102】
【実施例】下記の実施例は、本発明を例示するのに役立
つ。別途指示されない限り、温度は摂氏の度で示され、
部は重量部であり、百分率は重量%に関連する。重量部
は、kg対リットルの比における量に関連する。
【0103】実施例1: (a)シルケット加工した綿しゅすを、30g/lの炭酸
ナトリウムを含む液体でパッド染色して(液体ピックア
ップ率:70%)、乾燥した。
【0104】(b)段階(a)によって前処理した綿し
ゅすを、 ・式(11a):
【0105】
【化38】
【0106】の反応染料15%、 ・ヒドロキシエチルセルロース0.3%、 ・ホウ砂0.5%、および ・水84.2% を含む水性インクで、連続流インクジェットヘッドを用
いて捺染した。捺染品を完全に乾燥し、飽和蒸気中、1
02℃で4分間固着させ、冷水ですすぎ、煮沸して洗い
上げ、再度すすぎ、そして乾燥した。洗濯に対して非常
に優れた堅牢度を有する、黄色の捺染品が得られた。
【0107】実施例2: (a)シルケット加工した綿しゅすを、30g/lの炭酸
ナトリウム、および50g/lの尿素を含む液体でパッド
染色して(液体ピックアップ率:70%)、乾燥した。
【0108】(b)段階(a)によって前処理した綿し
ゅすを、 ・式(11b):
【0109】
【化39】
【0110】の反応染料15%、 ・ヒドロキシエチルセルロース0.3%、 ・1,2−プロピレングリコール15%、 ・ホウ砂0.3%、および ・水69.2% を含む水性インクで、要求応答点滴の圧電インクジェッ
トヘッドを用いて捺染した。捺染品を完全に乾燥し、飽
和蒸気中、102℃で4分間固着させ、冷水ですすぎ、
煮沸して洗い上げ、再度すすぎ、そして乾燥した。洗濯
に対して非常に優れた堅牢度を有する、青色の捺染品が
得られた。
【0111】実施例3: (a)かせい化したビスコース織布を、30g/lの炭酸
ナトリウム、および100g/lの尿素を含む液体でパッ
ド染色して(液体ピックアップ率:70%)、乾燥し
た。
【0112】(b)段階(a)によって前処理したかせ
い化ビスコース織布を、 ・式(11c):
【0113】
【化40】
【0114】の反応染料15%、 ・ヒドロキシエチルセルロース0.3%、 ・N−メチル−2−ピロリドン15%、 ・ホウ砂0.5%、および ・水69.2% を含む水性インクで、要求応答点滴の圧電インクジェッ
トヘッドを用いて捺染した。捺染品を完全に乾燥し、飽
和蒸気中、102℃で4分間固着させ、冷水ですすぎ、
煮沸して洗い上げ、再度すすぎ、そして乾燥した。洗濯
に対して非常に優れた堅牢度を有する、黄色の捺染品が
得られた。
【0115】実施例4: (a)かせい化ビスコース織布を、30g/lの炭酸ナト
リウム、および150g/lの尿素を含む液体でパッド染
色して(液体ピックアップ率:70%)、乾燥した。
【0116】(b)段階(a)によって前処理したかせ
い化ビスコース織布を、 ・式(11d):
【0117】
【化41】
【0118】の反応染料15%、 ・ヒドロキシエチルセルロース0.3%、 ・ホウ砂0.5%、および ・水84.2% を含む水性インクで、連続流インクジェットヘッドを用
いて捺染した。捺染品を完全に乾燥し、飽和蒸気中、1
02℃で4分間固着させ、冷水ですすぎ、煮沸して洗い
上げ、再度すすぎ、そして乾燥した。洗濯に対して非常
に優れた堅牢度を有する、橙色の捺染品が得られた。
【0119】実施例5: a)シルケット加工した綿しゅすを、30g/lの炭酸ナ
トリウムを含む液体でパッド染色して(液体ピックアッ
プ率:70%)、乾燥した。
【0120】(b)段階(a)によって前処理した綿し
ゅすを、 ・式(11e):
【0121】
【化42】
【0122】の反応染料15%、 ・ヒドロキシエチルセルロース0.3%、および ・水84.7% を含む水性インクで、連続流インクジェットヘッドを用
いて捺染した。捺染品を完全に乾燥し、飽和蒸気中、1
02℃で4分間固着させ、冷水ですすぎ、煮沸して洗い
上げ、再度すすぎ、そして乾燥した。洗濯に対して非常
に優れた堅牢度を有する、赤色の捺染品が得られた。
【0123】実施例6: a)シルケット加工した綿しゅすを、30g/lの炭酸ナ
トリウム、および50g/lの尿素を含む液体でパッド染
色して(液体ピックアップ率:70%)、乾燥した。
【0124】(b)段階(a)によって前処理した綿し
ゅすを、 ・式(11f):
【0125】
【化43】
【0126】の反応染料15%、 ・ヒドロキシエチルセルロース0.3%、 ・クエン酸ナトリウム0.5%、および ・水84.2% を含む水性インクで、連続流インクジェットヘッドを用
いて捺染した。捺染品を完全に乾燥し、飽和蒸気中、1
02℃で4分間固着させ、冷水ですすぎ、煮沸して洗い
上げ、再度すすぎ、そして乾燥した。洗濯に対して非常
に優れた堅牢度を有する、赤色の捺染品が得られた。
【0127】実施例7: a)シルケット加工した綿しゅすを、30g/lの炭酸ナ
トリウムを含む液体でパッド染色して(液体ピックアッ
プ率:70%)、乾燥した。
【0128】(b)段階(a)によって前処理した綿し
ゅすを、 ・式(11a)の反応染料15%、 ・アルギン酸ナトリウム0.3%、 ・クエン酸ナトリウム0.5%、および ・水84.2% を含む水性インクで、連続流インクジェットヘッドを用
いて捺染した。捺染品を完全に乾燥し、飽和蒸気中、1
02℃で4分間固着させ、冷水ですすぎ、煮沸して洗い
上げ、再度すすぎ、そして乾燥した。洗濯に対して非常
に優れた堅牢度を有する、黄色の捺染品が得られた。
【0129】実施例8: a)シルケット加工した綿しゅすを、30g/lの炭酸ナ
トリウム、および50g/lの尿素を含む液体でパッド染
色して(液体ピックアップ率:70%)、乾燥した。
【0130】(b)段階(a)によって前処理した綿し
ゅすを、 ・式(11b)の反応染料15%、 ・アルギン酸ナトリウム0.3%、 ・1,2−プロピレングリコール15%、 ・クエン酸ナトリウム0.5%、および ・水69.2% を含む水性インクで、要求応答点滴の圧電インクジェッ
トヘッドを用いて捺染した。捺染品を完全に乾燥し、飽
和蒸気中、102℃で4分間固着させ、冷水ですすぎ、
煮沸して洗い上げ、再度すすぎ、そして乾燥した。洗濯
に対して非常に優れた堅牢度を有する、青色の捺染品が
得られた。
【0131】実施例9: (a)かせい化したビスコース織布を、30g/lの炭酸
ナトリウム、および100g/lの尿素を含む液体でパッ
ド染色して(液体ピックアップ率:70%)、乾燥し
た。
【0132】(b)段階(a)によって前処理したかせ
い化ビスコース織布を、 ・式(11c)の反応染料15%、 ・アルギン酸ナトリウム0.3%、 ・N−メチル−2−ピロリドン15%、 ・クエン酸ナトリウム0.5%、および ・水69.2% を含む水性インクで、要求応答点滴の圧電インクジェッ
トヘッドを用いて捺染した。捺染品を完全に乾燥し、飽
和蒸気中、102℃で4分間固着させ、冷水ですすぎ、
煮沸して洗い上げ、再度すすぎ、そして乾燥した。洗濯
に対して非常に優れた堅牢度を有する、黄色の捺染品が
得られた。
【0133】実施例10: (a)かせい化したビスコース織布を、30g/lの炭酸
ナトリウム、および150g/lの尿素を含む液体でパッ
ド染色して(液体ピックアップ率:70%)、乾燥し
た。
【0134】(b)段階(a)によって前処理したかせ
い化ビスコース織布を、 ・式(11d)の反応染料15%、 ・アルギン酸ナトリウム0.3%、 ・クエン酸ナトリウム0.5%、および ・水84.2% を含む水性インクで、連続流インクジェットヘッドを用
いて捺染した。捺染品を完全に乾燥し、飽和蒸気中、1
02℃で4分間固着させ、冷水ですすぎ、煮沸して洗い
上げ、再度すすぎ、そして乾燥した。洗濯に対して非常
に優れた堅牢度を有する、橙色の捺染品が得られた。
【0135】実施例11: (a)シルケット加工した綿しゅすを、30g/lの炭酸
ナトリウムを含む液体でパッド染色して(液体ピックア
ップ率:70%)、乾燥した。
【0136】(b)段階(a)によって前処理した綿し
ゅすを、 ・式(11e)の反応染料15%、 ・アルギン酸ナトリウム0.3%、および ・水84.7% を含む水性インクで、連続流インクジェットヘッドを用
いて捺染した。捺染品を完全に乾燥し、飽和蒸気中、1
02℃で4分間固着させ、冷水ですすぎ、煮沸して洗い
上げ、再度すすぎ、そして乾燥した。洗濯に対して非常
に優れた堅牢度を有する、赤色の捺染品が得られた。
【0137】実施例12: (a)シルケット加工した綿しゅすを、30g/lの炭酸
ナトリウム、および50g/lの尿素を含む液体でパッド
染色して(液体ピックアップ率:70%)、乾燥した。
【0138】(b)段階(a)によって前処理した綿し
ゅすを、 ・式(11f)の反応染料15%、 ・アルギン酸ナトリウム0.3%、 ・クエン酸ナトリウム0.5%、および ・水84.2% を含む水性インクで、連続流インクジェットヘッドを用
いて捺染した。捺染品を完全に乾燥し、飽和蒸気中、1
02℃で4分間固着させ、冷水ですすぎ、煮沸して洗い
上げ、再度すすぎ、そして乾燥した。洗濯に対して非常
に優れた堅牢度を有する、赤色の捺染品が得られた。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09B 62/513 C09B 62/513 62/517 62/517 D06P 1/382 D06P 1/382 1/384 1/384 1/90 1/90 (72)発明者 ミカエル メドル フランス国 68390 ソーシム リュ ア ルフォンス ドーデ 6 (72)発明者 ペーター シャイブリ スイス国 4103 ボットミンゲン ヌスバ ームヴェーク 3

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェット捺染法により織物繊維材
    料を捺染する方法であって、該繊維材料を、(a)式
    (1): 【化1】 〔式中、R1、R2、R3およびR4は、それぞれ、互いに
    独立に、水素、または非置換もしくは置換のC1〜C4
    ルキルであり、 B1は、有機架橋要素であり、 A1は、少なくとも1個のスルホ基を有する、モノア
    ゾ、ポリアゾ、金属錯化アゾ、アントラキノン、フタロ
    シアニン、ホルマザンまたはジオキサジンの発色団の基
    であり、そしてA2は、A1について定義されたとおりで
    あるか、あるいは水素、または非置換もしくは置換の、
    1〜C4アルキル、フェニルまたはナフチルである〕で
    示される少なくとも1種類の反応染料、または式
    (2): 【化2】 〔式中、R5は、水素、または非置換もしくは置換のC1
    〜C4アルキルであり、 X1は、ハロゲンであり、 A3は、少なくとも1個のスルホ基を有する、モノア
    ゾ、ポリアゾ、金属錯化アゾ、アントラキノン、フタロ
    シアニン、ホルマザンまたはジオキサジンの発色団の基
    であり、そしてVは、式(3a)〜(3e): 【化3】 のいずれかで示される繊維反応基であって、式中、 alkyleneおよびalkylene′は、それぞれ、互いに独立
    に、C1〜C6アルキレンであり、 aryleneは、非置換であるか、またはスルホ、カルボキ
    シル、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシまたはハ
    ロゲンで置換された、フェニレンもしくはナフチレン基
    であり、 Zは、ビニルまたは基−CH2−CH2−U1であって、
    1は離脱基であり、 Rは、水素、ヒドロキシル、スルホ、スルファト、カル
    ボキシル、シアノ、ハロゲン、C1〜C4アルコキシカル
    ボニル、C1〜C4アルカノイルオキシ、カルバモイルま
    たは基−SO2−Zであり、 R6は、水素、あるいは非置換であるか、またはヒドロ
    キシル、スルホ、スルファト、カルボキシルもしくはシ
    アノで置換されたC1〜C4アルキル、あるいは式: 【化4】 で示される基であり、 R7は、水素、あるいは非置換であるか、またはカルボ
    キシル、シアノ、ヒドロキシル、スルホまたはスルファ
    トで置換されたC1〜C4アルキルであり、 Eは、基−O−または−NR8−であって、R8は水素ま
    たはC1〜C4アルキルであり、 Wは、式−SO2−NR6−、−CONR6−または−N
    6CO−の基であって、R6は上記に定義されたとおり
    であり、そしてtは、0または1である〕で示される少
    なくとも1種類の反応染料と、(b)水溶性の非イオン
    性セルロースエーテルまたはアルギナートとを含む水性
    インクで捺染する方法。
  2. 【請求項2】 R1、R2、R3、R4およびR5が、それ
    ぞれ、互いに独立に、水素またはC1〜C4アルキルであ
    る、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 B1が、基−NH−、−N(CH3)−お
    よび−O−から選ばれる1、2または3個の要素で遮断
    されてよく、非置換であるか、またはヒドロキシル、ス
    ルホ、スルファト、シアノもしくはカルボキシルで置換
    されたC2〜C1 2アルキレン基である、請求項1または
    2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 X1が、フッ素または塩素、特にフッ素
    である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 Vが、式(3b)または(3d)の基で
    ある、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 alkyleneおよびalkylene′が、それぞ
    れ、互いに独立にC2〜C3アルキレンであり、 R7が、水素であり、 Zが、ビニル、または式−CH2−CH2−OSO3Hの
    基であり、 Eが、基−O−であり、 Wが、式−CONH−の基であり、 tが、数0である、請求項1〜5のいずれか一項に記載
    の方法。
  7. 【請求項7】 A1、A2およびA3が、それぞれ、互い
    に独立に、 式(5a): 【化5】 〔式中、(R90 - 3は、C1〜C4アルキル、C1〜C4
    ルコキシ、ハロゲン、カルボキシルおよびスルホ基から
    選ばれる、0〜3個の同一または異種の置換基を意味
    し、Zは、請求項1に定義されたとおりである〕; 式(5b): 【化6】 〔式中、Zは、請求項1に定義されたとおりである〕; 式(5c): 【化7】 〔式中、(R1 00 - 4は、ハロゲン、ニトロ、シアノ、
    トリフルオロメチル、スルファモイル、カルバモイル、
    1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、アミノ、アセ
    チルアミノ、ウレイド、ヒドロキシル、カルボキシル、
    スルホメチルおよびスルホ基から選ばれる、0〜4個の
    同一または異種の置換基を意味し、Zは、請求項1に定
    義されたとおりである〕; 式(5d): 【化8】 〔式中、(R1 10 - 3は、C1〜C4アルキル、C1〜C4
    アルコキシ、ハロゲン、カルボキシルおよびスルホ基か
    ら選ばれる、0〜3個の同一または異種の置換基を意味
    する〕; 式(5e): 【化9】 〔式中、R1 2およびR1 4は、それぞれ、互いに独立に、
    水素、C1〜C4アルキルまたはフェニルであり、R
    1 3は、水素、シアノ、カルバモイルまたはスルホメチル
    である〕; 式(6a)〜(6d): 【化10】 〔式中、(R90 - 3、(R1 00 - 3、(R1 10 - 3および
    Zは、それぞれ、上記に定義されたとおりであり、(R
    9′)0 - 3は、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、
    ハロゲン、カルボキシルおよびスルホ基から選ばれる、
    0〜3個の同一または異種の置換基を意味する〕; 式(7a)もしくは(7b): 【化11】 〔式中、Zは、上記に定義されたとおりであり、ベンゼ
    ン核は、それ以上いかなる置換基も含まないか、または
    1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アル
    キルスルホニル、ハロゲンまたはカルボキシルでさらに
    置換されている〕; 式(8): 【化12】 〔式中、Pcは、金属フタロシアニンの基、特に銅または
    ニッケルフタロシアニンの基であり、 W′は、−OHおよび/または−NR1 61 6′であっ
    て、R1 6およびR1 6′は、それぞれ、互いに独立に、水
    素、あるいは非置換であるか、またはヒドロキシルもし
    くはスルホで置換されたC1〜C4アルキルであり、 R1 5は、水素またはC1〜C4アルキルであり、 Aは、非置換であるか、またはC1〜C4アルキル、ハロ
    ゲン、カルボキシルもしくはスルホで置換されたフェニ
    レン基であるか、あるいはC2〜C6アルキレン基であ
    り、そしてkは1〜3である〕; 式(9): 【化13】 〔式中、A′は、非置換であるか、またはC1〜C4アル
    キル、ハロゲン、カルボキシルもしくはスルホで置換さ
    れたフェニレン基であるか、あるいはC2〜C6アルキレ
    ン基であり、 r、s、vおよびv′は、それぞれ、互いに独立に、数
    0または1であり、そしてZは、上記に定義されたとお
    りである〕; あるいは式(10): 【化14】 〔式中、Gは、非置換であるか、またはC1〜C4アルキ
    ル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲン、カルボキシルもし
    くはスルホで置換されたフェニレン基であるか、あるい
    はシクロヘキシレン、フェニレンメチレンまたはC2
    6アルキレン基である〕で示される基のいずれかであ
    る、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 式(1)または(2)の反応染料とし
    て、式(11a)〜(11f): 【化15】 【化16】 のいずれかで示される反応染料のうちの少なくとも1種
    類を用いる、請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 用いる水溶性の非イオンセルロースエー
    テルが、メチルセルロースであるか、または特にヒドロ
    キシエチルセルロースである、請求項1〜8のいずれか
    一項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 アルギナート、特にアルギン酸ナトリ
    ウムを含むインクを用いる、請求項1〜8のいずれか一
    項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 1〜40mPa・s、特に10〜30mPaの
    粘度を有するインクを用いる、請求項1〜10のいずれ
    か一項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 緩衝物質を含むインクを用いる、請求
    項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 【請求項13】 セルロース性繊維材料、特に綿または
    ビスコースを捺染する、請求項1〜12のいずれか一項
    に記載の方法。
  14. 【請求項14】 インクジェット捺染法のための水性捺
    染インクであって、(a)式(1): 【化17】 〔式中、R1、R2、R3およびR4は、それぞれ、互いに
    独立に、水素、または非置換もしくは置換のC1〜C4
    ルキルであり、 B1は、有機架橋要素であり、 A1は、少なくとも1個のスルホ基を有する、モノア
    ゾ、ポリアゾ、金属錯化アゾ、アントラキノン、フタロ
    シアニン、ホルマザンまたはジオキサジンの発色団の基
    であり、 A2は、A1について定義されたとおりであるか、あるい
    は水素、または非置換もしくは置換の、C1〜C4アルキ
    ル、フェニルまたはナフチルである〕で示される少なく
    とも1種類の反応染料、または式(2): 【化18】 〔式中、R5は、水素、または非置換もしくは置換のC1
    〜C4アルキルであり、 X1は、ハロゲンであり、 A3は、少なくとも1個のスルホ基を有する、モノア
    ゾ、ポリアゾ、金属錯化アゾ、アントラキノン、フタロ
    シアニン、ホルマザンまたはジオキサジンの発色団の基
    であり、 Vは、式(3a)〜(3e): 【化19】 のいずれかで示される繊維反応基であって、式中、 alkyleneおよびalkylene′は、それぞれ、互いに独立
    に、C1〜C6アルキレンであり、 aryleneは、非置換であるか、またはスルホ、カルボキ
    シル、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシまたはハ
    ロゲンで置換された、フェニレンもしくはナフチレン基
    であり、 Zは、ビニルまたは基−CH2−CH2−U1であって、
    1は離脱基であり、 Rは、水素、ヒドロキシル、スルホ、スルファト、カル
    ボキシル、シアノ、ハロゲン、C1〜C4アルコキシカル
    ボニル、C1〜C4アルカノイルオキシ、カルバモイルま
    たは基−SO2−Zであり、 R6は、水素、あるいは非置換であるか、またはヒドロ
    キシル、スルホ、スルファト、カルボキシルもしくはシ
    アノで置換されたC1〜C4アルキル、あるいは式: 【化20】 で示される基であり、 R7は、水素、あるいは非置換であるか、またはカルボ
    キシル、シアノ、ヒドロキシル、スルホまたはスルファ
    トで置換されたC1〜C4アルキルであり、 Eは、基−O−または−NR8−であって、R8は水素ま
    たはC1〜C4アルキルであり、 Wは、式−SO2−NR6−、−CONR6−または−N
    6CO−の基であって、R6は上記に定義されたとおり
    であり、そしてtは、0または1である〕で示される少
    なくとも1種類の反応染料5〜35重量%と、(b)水
    溶性の非イオン性セルロースエーテルまたはアルギナー
    ト0.01〜2重量%とを含む水性捺染インク。
  15. 【請求項15】 アルギナート0.01〜2重量%を含
    む、請求項14記載の水性捺染インク。
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