JPH11127827A - 高圧力滅菌の方法と装置 - Google Patents

高圧力滅菌の方法と装置

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JPH11127827A
JPH11127827A JP10230003A JP23000398A JPH11127827A JP H11127827 A JPH11127827 A JP H11127827A JP 10230003 A JP10230003 A JP 10230003A JP 23000398 A JP23000398 A JP 23000398A JP H11127827 A JPH11127827 A JP H11127827A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体中の微生物を滅菌する。 【解決手段】 連続的システム内で液体を滅菌するため
の方法は1連の過程を具備している。第1に該液体は加
圧されたシステム内へ連続的にポンプで汲み込まれる。
第2に該液体への圧力が第1の加圧段階で増加される。
次に第2の加圧段階で該液体は圧力が増加される。第4
に該液体内の微生物を殺すために該液体は予め決められ
た時間の間高い圧力に保持される。次いで該液体内で微
生物を破砕するために該液体は急激に圧力を除かれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液状食品及び清涼飲料の
様な、液体内の微生物の滅菌又は不活性化のための連続
的方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ジュース、清涼飲料、スープ及びシチュ
ーに限定はされぬが、これらを含む商業的な加工食品の
様な多くの液体は、加工後に増殖を続ける微生物を含ん
でおり、それにより該食品の安全な貯蔵寿命を短縮して
いる。微生物を非常に高い圧力{例えば約690MPa
(100kpsi)までの}に曝すことはバッチ処理で
は様々な種の微生物の群を減少させることが知られてい
る。更に、液体食品の該高圧処理は、一方で微生物を不
活性化すると共に、該液体の味と外見に何ら本質的なマ
イナス効果を与えない。
【0003】一般的に従来技術は液体内の微生物を不活
性化するために複雑なバッチ処理方法や装置を開示して
いる。残念ながら、バッチ処理方法は高価で非効率であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の開示によれ
ば、従来の技術や装置に付随する不利益や問題を実質的
に取り除くか減少させる、液体の滅菌の方法と装置が提
供される。特に、液体(液体は液体成分のみでも、或い
は液体成分と微粒子成分とでも良いが)を滅菌するため
の該方法は該液体を許容出来る温度範囲に維持しなが
ら、該液体への圧力を増加することと該液体への圧力を
急激に低減することとを含んでいる。
【0005】この方法を形成するために、液体を加圧さ
れたシステム内へ導入するためのポンプを含む装置が備
えられる。該ポンプは該液体の圧力を増加するための第
1段の増圧器(intensifier)と接続されている。該液
体への圧力を更に増加するために第2段の増圧器が該第
1段の増圧器に接続されている。該2段での増加が好ま
しいが、1段でも使用出来る。該第2段の増圧器に圧力
受け器が接続されるが、該圧力受け器は該液体への圧力
を予め決められた時間の間維持するためのものである。
最後に、該圧力受け器に圧力低減器が付加されるが、そ
こでは該圧力低減器は該液体を受け、該液体への圧力を
大気圧まで低減させる。加えて、もし微粒子成分がある
場合は、受け器と、増圧器と、そして該微粒子成分を該
液体成分に混合するために混合器とを含む微粒子成分処
理装置を備えることが出来る。該微粒子成分処理装置は
該液体成分へも使用することが出来るが、この場合は混
合器は必要としない。
【0006】本発明の1つの重要な技術的利点は液体の
滅菌用の連続的システムを提供することであり、それに
より該システム内での加圧の繰り返しサイクルから来る
該装置への応力を減らし、システム効率を増加すること
である。本発明のもう1つの重要な技術的利点は該シス
テム内の液体滅菌用の連続過程を中断せずに修理が出来
ることである。
【0007】
【実施例】次の説明を通して、特定の圧力、温度、時間
及びその他のパラメーターと、これらパラメーターの特
定の範囲が提供されている。これらは単に例であり、こ
こで意図する範囲から離れること無く他の値を使用する
ことが出来ることは理解されるべきである。
【0008】本発明はジュース、果物ジュース、オレン
ジジュース、グレープフルーツジュース、タンジェリン
ジュース、林檎ジュース、シチュー及びビーフシチュー
を含むが、これらに限定はされない、液体食品及び清涼
飲料の処理過程用の方法と装置に関する。このシステム
の該液体と、そしてもしあれば何らかの微粒子成分とは
一旦梱包された時の該液体の貯蔵寿命を伸ばすために、
加圧されそして圧力を除かれる。好ましい実施例では、
該システム内で該液体(そしてもしあれば微粒子成分)
への圧力はゲージ圧すなわち大気圧との差で(以下の全
てのPa表示では”ゲージ圧すなわち大気圧との差で”
を略す)約414MPa(約60、000psig)に
高められそして充分な時間の間(例えば、約100乃至
500秒)保持されるが、それは該液体内で微生物群の
望ましい殺菌レベルを有効にするためである。該液体食
品は加圧された後、該液体食品内の残った微生物が破砕
されるよう急激に圧力を除かれる。該液体の完全な状態
と味とを維持するために該過程中のそして該装置内の該
液体食品の温度は望ましい温度範囲、好ましくは摂氏約
1.7度(華氏約35度)と摂氏約29.4度(華氏約
85度)の間、に維持される。
【0009】図1に戻ると、本発明による過程を図解す
るため流れ図が提供されている。図解された過程は液体
と微粒子成分とを含んでいるが、本発明は唯液体成分の
みしかない場合にも適用出来ることは理解されよう。
【0010】図1で図解するように、該過程は微粒子成
分約10%の未処理の液体食品が該加圧室に導入される
過程Aで始まる。該液体食品は次いで分離器を経由する
過程Bで液体成分と微粒子成分に分離される。該液体と
微粒子成分とは各々がそれぞれの過程C及びDの分離し
た圧力処理のために送られる。該液体及び微粒子物質が
一旦圧力処理されると、該2つの成分は過程Eでブレン
ドされる。最後に、このばら荷製品(bulk product)は
過程Fで貯蔵用に梱包される。
【0011】図2は図1の過程Cを図解しているが、そ
こでは該液体は連続した(バッチに相対する意味で)工
程で処理される。この工程の過程C1は該液体成分を該
液体成分の加圧と圧力除去の連続システムへ導入するこ
とを含んでいる。次いで過程C2では該液体は該システ
ムの第1段階に達するが、そこでは該液体への圧力は該
液体が該システムを流れ過ぎると約207MPa(約3
0、000psig)の第1圧力に増加する。過程C3
では、該液体は該システムの第2段階に達するが、そこ
では該液体への圧力は該液体が該システムを流れ過ぎる
と約414MPa(約60、000psig)の第2圧
力に増加する。該液体成分を2段階で加圧することは連
続処理を容易にする。しかしながら、ここで意図した範
囲から離れること無く圧力を1段で増加出来ることは理
解されるべきである。過程C4で該液体成分は望ましい
微生物殺菌レベルを有効にするために充分な時間(例え
ば約100乃至300秒の間の)の間該第2圧力で処理
される。この圧力で、液体成分の元の容積は減少する。
【0012】過程C5-C12で該液体は該システムの
第3段階に導入されるが、そこでは該液体への圧力が大
気圧の様な第3の圧力に減小される間に該液体の容積は
増加する。特定の実施例では、温度により誘起される異
味(off-taste)を最小にするために、該液体を望まし
い温度範囲内に保つ1連の過程を通じて該圧力の低減が
行われる。例としての過程はC5-C12に図解されて
いる。しかしながら、ここに意図した範囲を離れること
なくこれらの過程をより多く、或いは(1つだけの場合
も含めて)より少なく使用しても良いことは理解される
べきである。
【0013】過程C5では該システム内の該加圧された
液体は摂氏約1.7度(華氏約35度)に冷却される。
過程C6は、例えば逆ジュールトムソン効果により該液
体への圧力を約283MPa(約41、000psi
g)へ低減することを含んでいるが、そこでは該システ
ム内圧力が減少し該液体が膨張すると、該液体内温度が
上昇する。従って、該液体への圧力が減少すると、該シ
ステム内の該液体の温度は上昇し、例えば約414MP
A(約60、000psig)から約283MPa(約
41、000psig)への変化で摂氏約29.4度
(華氏約85度)に上昇する。過程C7は該液体を再び
摂氏約1.7度(華氏35度)へ戻す冷却を含んでい
る。過程C8では該液体の圧力を再び例えば約145M
Pa(約21、000psig)へ下げる。再び、これ
は該液体の温度の上昇を起こさせる。過程C9は該液体
を摂氏約1.7度(華氏35度)へ戻るよう冷却するこ
とを含んでいる。過程C10で該液体の圧力は再び約1
0.4MPa(約1、500psig)へ下げられる。
過程C11は該液体の例えば摂氏約1.7度(華氏35
度)への再冷却を含んでいる。最後に過程C12で該液
体の圧力は再び、今度は大気圧まで減圧される。過程C
12でそれから該液体成分がもし微粒子成分がある場合
は、液体成分と微粒子成分の混合器へ送られる。
【0014】前記例と下記で図解される温度、圧力及び
時間は、望ましいコスト、該液体の温度敏感性及び他の
考慮事項に依っては変えても良い。
【0015】上記説明の工程で該液体成分材料を充分処
理するために、図3では超臨界液体処理装置1が備えら
れている。特に図3は閉塞バルブ10aを有する液体成
分供給管路10を示している。液体成分供給管路10は
液体供給ポンプ12に接続されており、それにより該液
体成分は温度摂氏約1.7度、約0.138MPa(2
0psig)の圧力で液体供給ポンプ12に入る。加え
て、管路10と温水タンク16の間にあるバルブ14a
を備える温水管路14が管路10に接続されている。液
体成分の処理の間、温水管路14上のバルブ14aは閉
じている。液体供給ポンプ12は該液体成分の圧力を約
3.45MPa(500psig)まで、温度を摂氏約
2.8度(華氏37度)まで上昇させ、該液体成分を管
路20へポンプで汲み上げる。管路20は3つの分離し
た管路22,24及び26に分かれるが、そこでは管路
22と24が増圧器30に供給する一方管路26は開放
(又はサージ)管路である。
【0016】該第1の増圧器はそれぞれ油圧パワー室3
6aと36bとの接続されている第1シリンダー34a
と第2シリンダー34bを備えている。プランジャー3
8aと38bがそれぞれシリンダー34aと34b内に
配置されている。油圧パワーパッケージ50はそれぞれ
管路52と54を経由してシリンダー34aと34bに
接続されている。管路52と54は油圧流体がパワー室
36aと36bから油圧パワーパッケージ50へ次いで
再び戻るよう流れさせている。パワーパッケージ50
は、パワーパック50内にあるバルブ56と58を通し
ての油圧流体の流れによりシリンダー34aと34b内
のプランジャー38aと38bの動きを制御する。管路
52と54内の油圧流体の圧力は約12.4MPa(約
1、800psig)と約20.7MPa(約3、00
0psig)の間にある。
【0017】例えば、パック50は、同時にパワー室3
6bから油圧流体を引き、油圧流体をパワー室36a内
へ駆動することにより、点Bから点Aへプランジャー3
8aと38bを駆動する。油圧流体がパワー室36aに
入ると、それは点Bから点Aへのその圧縮行程を通して
プランジャー38aを駆動する。従って油圧流体がパワ
ー室36bを出ると、プランジャー38bは点Bから点
Aへ引かれ、その吸引行程に入る。プランジャー38a
と38bが点Aに到達すると、パワーパッケージ50内
のバルブ56と58は逆転し、プランジャー38aと3
8bの方向を逆転させ、位置Bへ向かって移動させる
が、それによりプランジャー38aは今や吸引行程にあ
り、プランジャー38bは圧縮行程にある。
【0018】増圧器30のシリンダーを満たすために、
該液体成分は約3.45MPa(500psig)に加
圧されるが、それで該シリンダーの該プランジャーがそ
の吸引行程にある時該増圧器30のシリンダーへの積極
的な供給の動作が出来る。例えば、プロセス管路22内
の加圧された液体はプランジャー38aの吸引行程では
第1シリンダー34aへ入る。加えて、プロセス管路2
4内の加圧された液体はプランジャー38bの吸引行程
ではシリンダー34bへ入る。
【0019】第1増圧器30の一定圧力を維持するため
に、開放管路26がプロセス管路20の増圧器30の前
に接続されている。開放管路26に沿って圧力制御バル
ブ26aがある。増圧器30内の圧力が或圧力、すなわ
ち約207MPa(30、000psig)の様な圧力
を越えると、圧力制御バルブ26aは開き、追加の液体
が開放管路26を流下し、結果的にサージタンク40に
入らせるよう圧力制御バルブ26aは設計されている。
サージタンク40の該液体レベルは変動し、管路44を
通してサージタンク40に接続されているガスタンク4
2を経由して不活性バラストガス(例えば窒素)がタン
ク40に供給される。サージタンク40内の該液体は該
システムを通り、リサイクル管路46を通りポンプ10
に戻るようリサイクルされても良い。
【0020】該シリンダー内のこれらプランジャーの圧
縮行程中の動きは該システムの圧力を約207MPa
(約30、000psig)まで増加する。該圧縮行程
での動きの後プランジャー38aと38bはシリンダー
34aと34b内の加圧された液体をそれぞれ管路70
と72を通してサージドラム76へ圧送する。サージド
ラム76へ入る時該液体への圧力は約207MPa(約
30、000psig)でありこの液体への圧力増加は
又約207MPa(約30、000psig)での摂氏
約13.9度(華氏約57度)の温度上昇を伴ってい
る。
【0021】サージドラム76内の該液体は流れ管路8
0への加圧された供給として役立っている。流れ管路8
0は次いで管路84と88に分かれる。両管路84と8
8は管路84が今度は管路94と並列に管路88が管路
98と並列に継続するように分かれる。4本の管路は全
部は第2段増圧器ユニットに入るが、該増圧器ユニット
は互いに並列に接続された第1増圧器110と第2増圧
器120を含んでいる。例えば、管路94と98は増圧
器110に接続しており、それぞれ管路94と98に並
列に走る管路84と88は増圧器120に接続してい
る。
【0022】本発明の現実施例は相互に平列に接続され
た2つの増圧器110と120を含む第2段増圧器を開
示しているが、他の実施例は例えば1つの増圧器を使用
してもここで意図する範囲から離れるものではない。こ
の並列方式の設計は約毎分0.189立方米(50gp
m)以上の容量を、約275MPa(2、750bar)
以上の圧力でより効率良く扱うために作られている。更
に、ここで説明する好ましい実施例は2つの増圧器の段
{増圧器30と第2段の増圧器ユニット(110と12
0)}を備えているが、例えば、1つの増圧器又は並列
増圧器の1つの増圧器ユニットを有する1段の圧力増加
段を使用しても良い。
【0023】増圧器110はプランジャー118aと1
18bを収容するためのシリンダー114aと114b
を備える一方増圧器120はプランジャー128aと1
28bを収容するためのシリンダー124aと124b
を備えている。第1段の増圧器30と同様に第2段の増
圧器110と120のプランジャーはそれぞれのシリン
ダー内で相互に対し交互に運動する。加えて、増圧器1
10と120内のプランジャーの運動は油圧パワーパッ
ク130により制御される。
【0024】例えば、第2段の増圧器110に流入する
該液体はサージドラム76を出て、管路80、次いで管
路84と88が管路94と98に接続するまで管路84
と88を通って流れる。該流体は管路94と98に流入
し、プランジャー118aと118bがその吸引行程に
ある時は、交互にシリンダー114aと114bに入
る。プランジャー118aと118bがシリンダー11
4aと114b内で位置Aから位置Bへ動く時、プラン
ジャー118aはその吸引行程にある。従ってプランジ
ャー118bは圧縮行程にある。プランジャー118a
と118bが位置Bから位置Aへ戻る時、プランジャー
114bは今度は吸引行程にあり、一方プランジャー1
14aはその圧縮行程にある。
【0025】第2段増圧器120に流入する該液体につ
いては、該加圧された液体サージドラム76を出て、管
路80を通り、次に管路84と88に流入し、プランジ
ャー128aと128bがその吸引行程にある時シリン
ダー124aとシリンダー124bに入る。プランジャ
ー128aはプランジャー128aと128bがシリン
ダー124aと124b内で位置Aから位置Bへ動く時
には吸引行程にある。従ってプランジャー128bは圧
縮行程にある。プランジャー128aと128bっっっ
が位置Bから位置Aへ戻る時、プランジャー128bは
今度は吸引行程にあり、一方プランジャー128aは圧
縮行程にある。
【0026】油圧パワーパック130は第2段の増圧器
110と120内の該プランジャーの流れを制御する。
管路142と144は油圧パワーパック130をパワー
室116aと116bへ接続する一方、管路146と1
48は油圧パワーパック130をパワー室126aと1
26bへ接続する。管路142,144,146及び1
48の油圧流体圧力は約12.4MPa(約1、800
psig)と約20.7MPa(約3、000psi
g)の間にある。上記で開示した様に、油圧パワーパッ
ク130は、圧縮行程が完了した時に油圧パワーパック
130のバルブ132と134が逆転され、該増圧器プ
ランジャーを反対方向へ動かすように、該シリンダー内
プランジャーの運動を制御する。
【0027】第2段の増圧器110と120は該液体の
圧力を約414MPa(約60、000psig)まで
増加させる。この圧力増加は又該液体の摂氏約28.3
度(華氏約83度)への温度上昇となる。
【0028】その圧縮行程中にプランジャー118aと
118bは交互に該圧縮された液体の管路160と16
2を通しての放出をさせる。同様に、プランジャー12
8aと128bの圧縮行程中にプランジャー128aと
128bは交互に該圧縮された液体を管路170と17
2を通るよう強制する。管路160と162は次いで合
流し、管路166を形成する一方、管路170と172
は合流し、管路176を形成する。管路166と176
は管路180と接続する。
【0029】該システムは周期的保守を要するので本発
明の追加的実施例を図4に示すが、そこでは該液体成分
処理システムは補足的保守制御システムを備えている。
このシステムは図3に説明したシステムと類似している
が、しかしながら、このシステムは管路と閉塞バルブの
追加的シリースを含んでいる。例えば、該システムは追
加的管路200を含むが、該管路は管路20上のバルブ
20aの前で管路20に接続されている。管路200は
管路20から伸びて、管路94と98に接続する。管路
200はバルブ200aと200bとを含んでいるが、
バルブ200aは管路20と管路94の間に位置付けら
れており、バルブ200bは管路94と98の間に位置
付けされている。加えて、該システムは管路210を備
えているが、該管路はサージドラム76に接続され、管
路166へ伸びている。管路210はバルブ210aと
210bを含んでいる。
【0030】又このシステムは閉塞バルブの追加的シリ
ースを含んでいる。例えば管路70と72はそれぞれバ
ルブ70aと72aとを含んでいる。管路84と94は
管路94が管路84から分かれた後にそれぞれの管路に
位置付けされたバルブ84aと94aを含んでいる。同
様に管路88と98は管路98が管路88と分かれた後
にそれぞれの管路に位置付けされたバルブ88aと98
aを含んでいる。管路142,144,146及び14
8はそれぞれバルブ142a、144a、146a及び
148aを含んでいる。管路166は管路210と管路
180の間にバルブ166aを含んでいる。管路180
は管路176と166の間にバルブ180aを含んでい
る。
【0031】これらの追加的管路とバルブは増圧器3
0,110及び120の1連の修理が出来るように開い
たり、閉じたり出来る。正常な動作条件中は管路200
上のバルブ200a,200bと管路210上のバルブ
210aと210bは閉じており、一方他の全てのバル
ブは開いている。しかしながら、増圧器110を修理す
る必要がある時は、バルブ94aと98aは閉じられ
て、該液体成分が管路94と98を通り、増圧器110
に流入するのを防止する。加えて、管路142と144
上のバルブ142aと144aは閉じられ、油圧流体が
増圧器130から油圧室116aと116bに流入する
のを防止する。それで該バルブの閉止は該システムがな
お動いている間でも修理されるように増圧器110を自
由にする。
【0032】増圧器120の修理が必要な時、バルブ8
4aと88aは閉じられ、該液体成分が管路84と88
を通り増圧器120に流入するのを防止する。加えて、
管路146と148上でバルブ146aと148aは閉
じられ油圧流体が増圧器130から油圧室126aと1
28bに流入するのを防止する。それで該バルブの閉止
は該システムがなお運転している間でも修理されるよう
に増圧器120を自由にする。
【0033】増圧器30を修理する必要がある時は、流
体が該システムの管路200に流れるようにバルブ20
aは閉じられ、バルブ200aと200bは開かれる。
次いで、該流体は管路94と98に、そして吸引行程で
増圧器110のシリンダー114aと114bに交互に
流入する。該加圧された液体は管路160と162に入
り、次いで管路166に流入する。管路166は管路2
10と接続するが、そこで管路210上のバルブ210
aと210bが開き管路166上のバルブ166aが閉
じる時、該流体はサージドラム76へ流入する。サージ
ドラム76から管路70と72への該液体成分の流入を
防止するためバルブ70aと72aは閉じられる。次い
で該サージドラム76の該流体は増圧器120への加圧
された供給として役立つ。これは、管路94と98上の
バルブ94aと98aが閉じており該流体が増圧器11
0に流入するのを防止しているからである。それでこの
状態は該システムがなお運転中でも修理されるように増
圧器30を自由にする。
【0034】一旦該液体成分が増圧器110と120に
より例えば約414MPa(約60、000psig)
に加圧されると、それは管路166と176を通して管
路180へ送り込まれる。次いで管路180は管状受け
器220に接続する。管状受け器220内では該液体は
高圧力に維持され、そこでは充分な時間の間(例えば、
約100乃至500秒)高圧下で維持されることにより
微生物の1部は殺菌される。この処理過程を連続に保つ
ために、該液体の流れは該管状受け器を通じて連続して
いる。該管状受け器の長さは、他のものの中で、流量、
寸法及び該望ましい殺菌レベルに必要な時間量に左右さ
れる。ここで提供される時間は、他のものの中で最初の
細菌のレベルと望ましい殺菌レベルに依って長くして
も、或いは短くしても良い。
【0035】図5に示す様に、受け器220はオートク
レーブ(autoclave)又は管状の設計に出来て、外側高
圧用管222と耐腐食性ステンレス鋼の薄い壁用内張り
224を有する複合構造である。外側高圧用管222は
約6.4cm(約2.5インチ)の内径面222aと約
16.5cm(約6.5インチ)の外径面222bとを
有するエーエステーエム規格の4340鋼(ASTM stand
ard 4340 steel)を備えているが、しかしながら、該強
度要求を充たす何れの組成の高圧用管でも使用出来る。
【0036】内部内張り224は約5cm(約2.0イ
ンチ)の直径の内径面224aと約6cm(2.375
インチ)の直径の外面224bを有する304型(Type
304)ステンレス鋼管から成る。内部内張り224は外
側高圧用管222の内径222aの内側へ摺動嵌合さ
れ、孔222aの該約6.4cm(2.5インチ)の内
径へ硬く嵌合するようにオートフレッテージ工程(auto
frettage process)を介して油圧で膨張される。ステン
レス鋼の内張りの目的は処理される液体のPHに対して
の腐食耐性を提供し、食品工程の要求に両立するためで
ある。
【0037】該システム内の該管路又は部品の何れでも
破裂や裂けを防止するため該システムには安全機構が備
えられているが、従って本発明の追加的実施例を図6に
示す。図6は管路72がサージドラム76に接続する前
に該管路72に取り付けられた破裂デイスク212を開
示している。破裂デイスク212は約276MPa(約
40、000psig)で破裂するようセットされてい
るが、それにより管路72又はサージタンク76の液体
成分の圧力が約276MPa(約40、000psi
g)を越えたことを該システムの操作者に警報する。加
えて管路166が管路180と接続しながら管路180
にもう1つの破裂デイスク214が接続されている。破
裂デイスク214は約449MPa(約65、000p
sig)で破裂するようセットされており、それにより
管路180の該液体成分の圧力が約449MPa(約6
5、000psig)を越えたことを該システムのいず
れの操作者にも警報する。管路180は次いで管状受け
器220に接続されている。管状受け器220の他の側
では管路228がそれに接続されている。管路228に
は自動停止制御器229が接続されているが、該制御器
は該システム内の圧力がどれか破裂デイスクを破壊した
場合に該システムを停止する。
【0038】図3に示すように、管路228は熱交換器
230と接続している。この熱交換器は該加圧された液
体の温度を摂氏約28.3度(華氏約83度)から摂氏
約1.7度(華氏約35度)へ低下させる。加えて、図
7に示すように管路228には圧力低減ステーション2
40が接続されている。圧力低減ステーションは実際的
には各々は圧力制御バルブ248へ続く熱交換器244
a,244b、244cとの交互のシリースになってい
る圧力低減制御器242a、242b、242cの交互
のシリースから成っており、それらは該液体成分の温度
を摂氏約29.4度(華氏約85度)かそれより低く保
ちつつシリースの過程で該液体の圧力を大気圧へと減少
させるよう組み合わされる。管路228は該圧力低減制
御器をこのシリースの熱交換器と接続する。
【0039】圧力低減制御器242a、242b及び2
42cは各々圧力制御バルブ260(図8)と流れ制御
オリフイス280(図9)を備えている。図8は圧力制
御バルブ260がバルブボデイ262と該バルブボデイ
262内に収容されたバルブステム264を備えている
ことを示している。バルブステム264はバルブボデイ
262内にパッキン押さえ(gland)266で固定さ
れ、バルブステム264はバルブボデイ262内部にパ
ッキング268により支持されている。
【0040】バルブシート269はバルブボデイ262
内でバルブステムに対して靜置されている。該システム
内の管路は高圧用管222とバルブボデイ262内でバ
ルブシート269に対し靜置されている内張り224か
ら構成される。高圧用管222と内張り224はクラン
プ用ブロック274とボルト276と278によりバル
ブボデイ262内に固定されるが、該ボルトはクランプ
用ブロック274をバルブボデイ262に固定してい
る。
【0041】図9は高圧用管222と最終的に管路22
8を形成する内張り224の2つの断面間で継ぎ合わさ
れた流れ制御オリフイス280の断面を示す。流れ制御
オリフイスは高圧用管222の周りにねじ込まれた2つ
のハブ282と284を備えている。クランプ286と
288はハブ282と284を一緒にクランプし、高圧
用管の管路228の両端をカラー290内へ加圧してい
る。カラー290はサフアイヤオリフイス291とパッ
キン押さえ292を支持しているが、該パッキン押さえ
はサフアイヤオリフイス291の後でカラー290内へ
ねじ込まれる。この流れ制御オリフイス280の最小直
径は約5.1mm(約0.2インチ)であり、それは該
工程機器のクリーンインプレース洗浄(clean-in-place
washing)中にフラッシして出される何れの微粒子をも
通過させるように充分大きい。
【0042】該オリフイス制御器と下流配管の設計は該
オリフイスの放出時に該オリフイオスの下流に渦が形成
され、その渦が該ジェット流れの運動エネルギーの吸収
を助けるようになっている。
【0043】オリフイスの保守や取り替えが時々必要に
なる。従って、該システム内の圧力を減ずることなく該
システムの或部分を周期的に取り替えるために該圧力低
減ステーションの直前の該システム内に2重閉塞バルブ
の設置をしても良い。部品の寿命を短くする該システム
の周期的動作を避けるためにはこのシステム内に一定圧
力を維持することが重要である。
【0044】該液体成分が管状受け器220内で圧縮さ
れる間に該システムの圧力は該液体成分をその元の容積
の87.5%に減少させる。該液体成分が該圧力低減段
階に達すると、それはシリースの過程を通してその元の
容積に膨張される。この場合、該液体の膨張は逆ジュー
ルトムソン効果を経て起こるが、該効果により該液体は
各々の圧力低減過程中に温度上昇する。該装置内の該液
体(例えばオレンジジュース)の品質を維持するために
各圧力リリーフバルブに続く熱交換器は該液体の温度を
摂氏約29.4度(華氏約85度)より低く保つてい
る。各圧力低減制御器通貨時の膨張を熱力学的に図10
に示す。
【0045】例えば、該冷却された液体成分は摂氏約
1.7度(華氏約35度)の温度と約414MPa(約
60、000psig)の圧力を有して圧力低減制御器
に入る。圧力低減制御器は該液体の圧力を約283MP
a(約41、000psig)に下げ、同時に該温度を
摂氏約29.4度(華氏約85度)に上げる。次いで、
該液体は熱交換器244aに入り、そこで摂氏約1.7
度(華氏約35度)の温度に戻るよう冷却される。該液
体は次いで圧力低減制御器242bに入る。圧力低減バ
ルブは該液体の圧力を約145MPa(約21、000
psig)に低下させると同時に該液体の温度を摂氏約
29.4度(華氏約85度)に高める。熱交換器244
bは次いで該液体を摂氏約1.7度(華氏約35度)ま
で戻るよう冷却する。次いで、該液体は圧力低減制御器
242cに入るが、そこで該圧力は更に約10.4MP
a(約1、500psig)まで下げられる一方該液体
は摂氏約29.4度(華氏約85度)まで再び昇温す
る。熱交換器244cは該液体を摂氏約1.7度(華氏
約35度)まで戻るよう冷却する。最初の3つの圧力除
去は逆ジュールトムソン効果の下で作動するが、最後の
減圧はそう作動するのではない。従って、該液体が圧力
制御バルブ248に入る時、該圧力は何ら著しい温度上
昇なしに約0.1MPa(約14.5psig)まで低
減される。圧力低減制御器242a、242b及び24
2c通過時の流量はそれぞれ約610m/sec(約
2、000ft/sec)、約457m/sec(約
1、500ft/sec)及び約305m/sec(約
1、000ft/sec)である。該圧力低減制御器通
過時のこれらの流量は、該液体成分内の残留微生物を破
砕させ、それにより該液体成分の滅菌を可能にするのに
充分である。
【0046】該液体成分は次いで管路228を下降し、
混合用T字部293(図7)に入る。混合用T字部29
3は管路294に接続するが、それはそれぞれバルブ2
95aと296aを有する管路295と296とに分か
れる。加えて混合用T字部293はパルプスラリー(pu
lp slurry)管路297に接続している。パルプスラリ
ー管路297はバルブ297aを有し、パルプスラリー
ポンプ298に接続している。パルプスラリーポンプ2
98はパルプスラリー管路299により供給される。従
って該液体成分は混合用T字部297で該微粒子成分と
混合し、次いで梱包用降下管路294,そして次いで降
下管路296へ流れる。
【0047】工業標準に従い、該高圧力液体処理システ
ムは、何らかの微粒子の形成或いは該液体食品の成分の
塗膜を取り除くために溶剤(例えば温水)で周期的にフ
ラッシするのが良い。該溶剤は酸性の洗剤でも良いが該
設備と化学的に両立するものとすべきある。該システム
内の不必要な周期的作動を避けるために、該システム内
の動作圧力は維持される一方、該システム内の流体供給
は液体食品の液体成分から溶剤に取り替えられる。従っ
て、該システムの微粒子をフラッシするために、管路1
0(図2)の上のバルブ10aは閉じられ、一方管路1
4上のバルブ14aは開かれる。この過程は該液体成分
の該システム内への流れを止め、溶剤、この場合は、温
水が該システムに入るようにする。温水は摂氏約82.
2度(華氏180度)、約0.14MPa(20psi
g)で温水タンク16から管路14へそして該システム
へ入る。標準の又は標準より高い動作圧力を使用して、
該温水が該システムを通して汲み上げられ、該システム
から微粒子を除去する。未処理の液体食品の液体成分用
の上記説明と同じ工程により該システムを通して水が流
される。液体成分処理システム1は約1.51立方米
(約400ガロン)の容積を有する。該システムを微粒
子を完全にフラッシするためには、通常の作動が再開出
来る前に8倍までの容積の温水を該システムを通してフ
ラッシする必要がある。温水が該梱包システムを汚損す
るのを避けるために、それぞれ管路295と297のバ
ルブ295aと297aが閉じられる一方管路296の
バルブ296aは開かれ、処理温水が該システムを通し
て、そして管路295の代わりに管路296へ流れるよ
うにする。該システムは24時間に1回温水でフラッシ
され、次いで該液体食品の液体成分の処理に戻る。
【0048】微粒子成分の滅菌 図11は図1の過程Dで示した該液体食品の微粒子成分
を滅菌するためのバッチ工程を開示する。このバッチ工
程は該微粒子成分と関連して説明されているが、該液体
成分もこのバッチ工程単独、又は前記説明の連続工程と
組み合わせて取り扱える。過程D1は該微粒子成分を加
圧されたシステムへ導入することを含んでいる。過程D
2では、該システム内での微粒子成分への圧力は約27
6MPa(約40、000psig)乃至約414MP
a(60、000psig)に増加されるが、それによ
り該システム内の該微粒子成分の温度は摂氏約11.1
度(華氏約20度)だけ上昇する。次に、過程D3は該
微粒子成分を予め指定した時間の間(例えば約100乃
至300秒)一定圧力に保持するがそれが該微粒子成分
内の微生物を殺菌することにより該微粒子成分を滅菌す
る。過程D4は該微粒子成分への圧力を大気圧まで急激
に低減することを含んでいる。この急激な圧力低減過程
中に、該液状微粒子成分の部分は摂氏約116度(華氏
約240度)の高さに達し、摂氏約51.7度(華氏約
125度)の平均温度を維持するが、かくして該製品の
望ましい温度範囲を越える。該微粒子成分の他の部分は
摂氏約1.7度(華氏約35度)乃至摂氏約29.4度
(華氏約85度)の望ましい温度範囲内に留まる。従っ
て、過程D5は該高温微粒子成分の低温成分からの分離
を含んでいる。過程D6で高温の該液状微粒子成分はオ
フサイトタンク(off site tank)へ移される。次に、過
程D7は該処理済み低温微粒子成分製品を液体成分と微
粒子成分の混合器へ移すことを含んでいる。
【0049】上記説明の工程での該微粒子成分の充分な
処理のために、該微粒子成分は微粒子処理システム30
0へ送られる。このシステムは図12の単一受け器処理
システム310或いは図13の受け器2個の処理システ
ム400を具備していても良い。これらシステムの何れ
に於いても、該液体の微粒子成分は該微粒子成分内にい
るかも知れない微生物を不活性化するために約414M
Pa(約60、000psig)の高い圧力で規定され
た長さの時間(例えば約100乃至約300秒)保持さ
れる。
【0050】図12は単一受け器システム310を示
す。この高圧微粒子システムは1連の管路312,31
4、316,318、320、322及び324を備え
ているが、これらは供給タンク330,増圧器340,
ブリードタンク350、製品タンク360、及び受け器
370を一緒に接続し、該微粒子成分がこれら間を流れ
るようにしている。
【0051】バルブ312aと温度ゲージ312bを含
む管路312は供給タンク330を受け器370に接続
する。バルブ314aを含む管路314は製品タンク3
60をバルブ312aと受け器370の間で管路312
に接続する。ベント管路316は受け器370から伸び
て、圧力ゲージ316a、バルブ316b及び圧力制御
バルブ316cを含んでいる。窒素管路318は圧力制
御バルブ318aとバルブ318bを含んでおり、バル
ブ316bと受け器370の間でベント管路と接続して
いる。温度ゲージ320a、圧力ゲージ320b及びバ
ルブ320cを含む管路320は増圧器340をバルブ
316bと受け器370の間で管路316に接続してい
る。バルブ322a、温度ゲージ322b及びバルブ3
22cを含む管路322はブリードタンク350をバル
ブ316bと受け器370の間でベント管路316へ接
続している。管路324は増圧器340に接続され加圧
液体が増圧器340に流入出来るようにしている。
【0052】この滅菌システム310にはシール用ガス
システムが含まれているが、それは全てのタンクで使用
され微粒子成分を酸化から防護するためのものである。
又シール用ガスの圧力は1つのタンクからもう1つへの
微粒子成分の重力流れを助けるための動力としても使用
されている。単一受け器構成310(図12)では、各
容器は化学的標準商品の窒素の別々の源と圧力ベントバ
ルブを有している。多数受け器の構成400(図13)
では、各タンクと受け器はシール用とガス支援式の供給
用及び製品移送用に専用窒素システムを有している。
【0053】例えば、バルブ332aを有する供給管路
332と圧力制御バルブ334aを有するベント管路3
34が供給タンク330に接続されている。ベント管路
334は圧力制御バルブ336aを有する窒素管路33
6に接続されている。圧力制御管路337はベント管路
334上の圧力制御バルブ334aを窒素管路336上
の圧力制御バルブ336aへ接続する。又、該供給タン
ク内の微粒子物質の圧力と温度を読むために圧力ゲージ
338と温度ゲージ339が供給タンク330に接続さ
れている。
【0054】バルブ352aを有する製品管路352と
圧力制御バルブ354aを有するベント管路354がブ
リードタンク350に接続されている。ベント管路35
4は圧力制御バルブ356aを有する窒素管路356に
接続している。圧力制御管路357はベント管路354
上の圧力バルブ354aを窒素管路356上の圧力制御
バルブ356aに接続する。又、該ブリードタンク内の
圧力と温度を読むために圧力ゲージ358と温度ゲージ
359がブリードタンク350に接続されている。
【0055】バルブ299aを有する製品管路299
(図2)と圧力制御バルブ364aを有するベント管路
364が製品タンク360に接続されている。ベント管
路364は圧力制御バルブ366aを有する窒素管路3
66に接続している。圧力制御管路367はベント管路
364上の圧力制御バルブ364aを窒素管路366上
の圧力制御バルブ366aに接続する。又、該ブリード
タンク内の圧力と温度を読むために圧力ゲージ368と
温度ゲージ369が製品タンク360に接続されてい
る。
【0056】図12及び図14に示すように受け器37
0は管376内に納められたサーモカップル374と接
続された温度制御ゲージ372を含んでいる。加えて、
受け器370が微粒子成分で満たされたか否かを検出す
るために導電セル378が受け器370内に位置してい
る。図14に示すように、受け器370の断面図は該受
け器自身が外側ケーシング380と内側ケーシング38
2を含むことを示している。内側ケーシング382は内
壁382aと外壁382bを有する。内側ケーシング3
82は実質的に形状が円筒形であるが、それは底部端部
384と頂部端部386で45度の内側への角度を有す
る。底部端部384及び頂部端部386はそれぞれダク
ト388及び390へのテーパーを有する。底部端部3
84は底部プラグ392で外側ケーシング380内に支
持される。頂部端部386は頂部プラグ394により外
側ケーシング380内に支持される。
【0057】該システム310を使用して該微粒子成分
を処理するためには、未処理微粒子成分のばら荷スラリ
ーを高い供給タンク330へ供給する。該スラリーは4
0%乃至60%の範囲内の濃度を有し、好ましくは約5
0%の微粒子物質と残りが未処理液体成分であるのが良
い。約50%のパルプと50%の液体のこの濃度はタン
クからタンクへのスラリーの合理的急速移送を可能にす
る。他のより低い又はより高い濃度の微粒子物質のスラ
リーは使用可能であるが、より高い濃度の微粒子スラリ
ーには積極的な移送動作が必要になる。この混合物は供
給管路332を通して供給タンク330に供給される。
供給タンク330が満たされると、窒素シール用ガスは
供給タンクを去り、管路334を通して放出される。該
未処理混合物が供給タンク330を出ると、次いで窒素
シール用ガスは窒素管路336を経由して供給タンク3
30へ戻り供給される。
【0058】未処理混合物は供給タンク330から、管
路312を通り、受け器370の下端へ重力流れで供給
され、受け器370を底から上へ満たす。微粒子成分の
如何なる劣化も避けるために、受け器370はシール用
ガス(好ましくは窒素)で満たされるが、該ガスは該タ
ンクが微粒子物質で満たされると受け器370から移動
させられる。受け器370から移動させられた窒素ガス
は管路316を通じて流れ放出される。導電セル378
又は他の適当な手段で指示されて、該受け器が完全に満
たされると、管路312のバルブ312aを閉じること
により該微粒子成分の流れは停止される。管路316の
バルブ316bと管路322の322aが今度は閉じら
れる。未処理の液体成分は管路324を経由して該シス
テムに導入される。次に該未処理液体成分は増圧器34
0でポンプ作用を受け、管路320に配置される。該液
体は受け器370に入り、該受け器は該液体成分を該シ
ステムを通じて加圧する増圧器340により加圧され
る。該システムは増圧器340により約276MPa
(約40、000psig)乃至約414MPa(約6
0、000psig)の間に加圧される。該増圧器放出
圧力と該受け器圧力がその目標圧力に達すると、該加圧
は停止され、管路320のバルブ320cは閉じる。加
圧中に、該受け器の該微粒子成分の温度は僅かに上昇す
る{例えば、摂氏11.1度(華氏約20度)だけ}。
該満たされて、加圧された受け器内の該液体は規定され
た停滞時間の間、圧力下で立ち止まるようにされるが、
これが微粒子成分及び液体成分の加圧されたスラリー内
で微生物の不活性化が惹起する。
【0059】規定された停滞時間(例えば約300秒ま
での)が過ぎると、管路322のバルブ322aと32
2cが開き、受け器370の圧力がブリードタンク35
0へ放出出来るようにする。該受け器を加圧するため最
後に使用されたこの液体スラリーが放出されて該受け器
内圧力は本質的に大気圧へ急激に低減される。該圧力低
下は該放出された流体の初期温度を摂氏約116度(華
氏約240度)程の高さの温度に到達させる等エンタル
ピー膨張過程を経ている。該放出液体の温度は該放出さ
れた受け器内の圧力が低下すると徐々に低下して、該圧
力低下の終わりには摂氏約摂氏10度(華氏約50度)
に降下する。しかしながら、該放出された液体流れの平
均温度は摂氏約51.7度(華氏約125度)で、その
許容最高温度を越える。該許容最高温度を越えたブリー
ドタンク350内に蓄積された液体は従ってより値打ち
の低いプレミアム製品として計画され、より値打ち低い
製品での後の使用のためオフサイトタンクに移される。
【0060】該処理済みの微粒子成分スラリーは、管路
314のバルブ314aを開き、窒素管路318からの
新鮮なシール用ガスが受け器370の消失容積を移動さ
せることにより、該受け器370から製品タンク360
へ放出される。該移送割合は該シール用ガスの圧力を増
大することにより加速される。該スラリーが製品タンク
360に流入すると、製品タンク360内の該移動させ
られたシール用ガスはベント管路364を経由して大気
へ放出される。次に、該液体成分(図2)と混合するた
めに該微粒子成分が管路299に流れ下る。該液体成分
がバッチ工程で扱われるのみである場合は、混合器は必
要ない。
【0061】この工程の1例として、約40.6cm×
約45.7cm(16”×18”)の受け器を使用し
て、各が約159kg(約350ポンド)づつの液体食
品と微粒子成分とを含む約317kg(700ポンド)
の微粒子成分(例えばパルプ)のバッチ5個が1時間で
不活性化出来る。バッチ当たり約12分のサイクル時間
には該受け器に積み込み、加圧し、規定停滞時間それを
保持し、該圧力を放出しそして該処理済み製品を製品タ
ンク360に移送することを含んでいる。該移送時間は
該微粒子成分の粘度を変えることや支援用窒素ガスを利
用することにより変えられる。該粘度の変更は該微粒子
成分の液体含有量の増加又は減少で可能である。
【0062】各約317kg(700ポンド)の微粒子
成分スラリーのバッチは約159kg(約350ポン
ド)の微粒子成分(例えばパルプ)を処理するが、該成
分は最終ブリックス12ブレンド製品(brix 12 blende
d product)を毎時約1,590kg(約3、500l
b/hr)又は毎時約1.52立方米(401gallon/
hr)で生産する。上記寸法の単一反応器構成は、液体成
分(例えばジュース)の毎分379リットル(約100
g/m)を処理するための毎時約2、850kg(6、
282ポンド/時間)の必要性と比較される微粒子成分
約795kg(約1、750ポンド)/時間を生産す
る。従って、より大容量の液体成分処理システムに対応
するためには、該受け器の寸法を拡大するか、又は追加
的受け器を設置せねばならない。
【0063】多数受け器の構成 多数受け器システム400(図13)は、該多数受け器
システムが追加の受け器402を有し、かつ、供給タン
ク330,増圧器340、ブリードタンク350,製品
タンク360を第1受け器370と第2受け器402と
に接続する異なるセットの管路を備えている点で単一受
け器システムと異なっている。該多数受け器システムで
は、管路410は圧力バルブ410aを含み、供給タン
ク330を増圧器340へ接続している。加えて、管路
410を受け器管路416と418とにそれぞれ接続す
る管路412と414が管路410に接続されている。
管路412はバルブ412aを含む一方管路414はバ
ルブ414aを含んでいる。受け器管路416は受け器
370から製品管路420まで伸び、管路412の何れ
かの側で受け器管路416に接続されたバルブ416a
と416bとを含んでいる。加えて、受け器管路418
は受け器402から製品管路422まで伸び、管路41
4の何れかの側で管路418上に配置されたバルブ41
8aと418bとを含んでいる。製品管路420は製品
管路422に入り、そこで製品管路422は次いで製品
タンク360へ入る。
【0064】管路430は増圧器340から伸びて、温
度ゲージ430aを含んでいる。管路430は2つの管
路434,438に分かれる。管路434はバルブ43
4aと圧力ゲージ434bを含み、管路430を受け器
管路440へ接続する。管路438はバルブ438aと
圧力ゲージ434bを含み、管路430を受け器管路4
42へ接続する。受け器管路440と受け器管路442
はそれぞれ受け器370と受け器380とに接続してい
る。受け器管路440は第1圧力バルブ440a、第2
圧力バルブ440b及び圧力制御バルブ440cを備え
ている。受け器管路442は第1圧力バルブ442a、
第2圧力バルブ442b及び圧力制御バルブ442cを
備えている。管路450は受け器管路440と442と
接続し、第1バルブ450a、第1圧力制御バルブ45
0b、第2圧力制御バルブ450c及び第2バルブ45
0dを備えている。加えて窒素入力管路452が圧力制
御バルブ450bと450cの間で管路450に接続さ
れている。
【0065】管路460は受け器管路440と442を
ブリードタンク350に接続している。管路460はバ
ルブ460a、温度ゲージ460b及びバルブ460c
を備えている。受け器管路440と442の間にはバル
ブ460aが配置される一方温度ゲージ460bとバル
ブ460cは受け器管路442とブリードタンク350
の間で管路460上に配置されている。
【0066】2個式受け器の動作は、未処理微粒子成分
が高い供給タンク330を出る時に始まり、重力で管路
410を下へ移動し、管路412を通り、管路416に
入り、そこで第1の受け器370に流入する。バルブ4
10aは閉じて、微粒子成分が増圧器340に入るのを
防止する。微粒子成分が受け器370の底部に入ると、
窒素シール用ガスが受け器370を出て、管路440を
通り放出される。受け器370が頂部まで満たされる
と、バルブ412a,416a及び440aが閉じる。
一旦受け器370が充満状態になると、その圧力は供給
タンク330からの未処理微粒子成分(例えばパルプ)
で増大される。バルブ410aが開き、該未処理微粒子
成分は供給タンク330から、管路410を通り、増圧
器340に流入する。増圧器340は該微粒子成分を管
路430に、そして管路434を通じて、受け器370
にpンプで汲み上げる。不活性化圧力への加圧中に、受
け器370内の微粒子成分の温度は摂氏約10.6度
(華氏約51度)に達するが、それは摂氏約1.7度
(華氏約35度)乃至摂氏約29.4度(華氏約85
度)の好ましい製品温度範囲内に良く入っている。受け
器370がその目標処理圧力に達した後、増圧器340
からの流れは停止され、該微粒子成分を約276MPa
(約40、000psig)と約414MPa(約6
0、000psig)の間の圧力で100乃至300秒
の処理時間の間受け器370内でロックするためにバル
ブ434aは閉じられる。
【0067】第1受け器タンク370がバッチを滅菌す
ると、バルブ410aは閉じるがバルブ414aは開
き、追加のバッチを供給タンク330から管路414,
次いで管路418に重力で入らせ、第2受け器402の
底部に流入させる。第2受け器402が微粒子成分で満
たされると、窒素シール用ガスは受け器402を出て、
管路442を通り放出される。受け器402が頂部まで
充満されるとバルブ414a、418a及び442aは
閉じる。一旦受け器402が充満状態になると、その圧
力は供給タンク330からの未処理微粒子成分(例えば
パルプ)で増大される。今度はバルブ410aは開き、
供給タンク330からの未処理微粒子成分が管路410
を通り増圧器340に流入出来るようにする。増圧器3
40は該微粒子成分を管路430を通り、管路438
へ、次いで受け器402の頂部内へポンプで汲み上げ
る。該不活性化のための加圧中に受け器402内の該微
粒子成分の温度は摂氏約10.6度(華氏約51度)に
達するが、それは摂氏約1.7度(華氏約35度)乃至
摂氏約29.4度(華氏約85度)の製品温度範囲に良
く入っている。受け器402がその目標処理圧力に達し
た後、増圧器340からの流れは停止され、該微粒子成
分を約276MPa(約40、000psig)と約4
14MPa(約60、000psig)の間の圧力で約
100乃至約300秒の処理時間の間受け器402内に
ロックするためにバルブ438aは閉じられる。
【0068】一旦第2受け器402が該不活性化圧力ま
で加圧されると、受け器370から処理済み微粒子成分
を放出する工程が始動する。受け器370の圧力は該受
け器圧力を管路460と462を経由してブリードタン
ク350へ放出することにより約414MPa(約6
0、000psig)から大気圧へ低減される。これは
管路440と460上のそれぞれのバルブ440aと4
60aを開くことにより達成される。該圧力低減段階で
該放出された流れの温度は摂氏約116度(華氏240
度)に達してプレミアムブレンド在庫品としてそれを使
用することは不適当になる。底部に設置したサーモカッ
プルで測定した受け器370内の処理済み微粒子成分の
温度は圧力除去後摂氏約3.3度(華氏約38度)に安
定する。又受け器370内の処理済み微粒子成分は摂氏
約3.3度(華氏約38度)である。次に、管路416
上のバルブ416aと416bが今度は開き該処理され
た微粒子成分を重力とシール用ガス(例えば窒素)の助
力とにより管路416,420及び422を通じて製品
タンク360へ流れさせる。この移送中に受け器370
はシール用ガス(例えば窒素)で再び充填される。受け
器370を空にした後、該システムは未処理微粒子成分
で再び再充填される準備が整う。
【0069】第2のバッチの微粒子成分の受け器370
での加圧処理中に、該サイクルは受け器402のドレイ
ン作業と再充填で再び始動する。受け器370のドレイ
ン作業の中で、管路442と460を経由し受け器圧力
をブリードタンク350へ放出することにより受け器4
02の圧力は約414MPa(約60、000psi
g)から大気圧へ減圧される。これは管路442のバル
ブ442aを開くことにより達成される。放出された蒸
気の温度は摂氏約116度(華氏約240度)に達し得
るためそれはプレミアムブレンド在庫品用には不適当に
なる。しかしながら、受け器402内の処理済み微粒子
成分の温度は圧力除去後摂氏約3.3度(華氏約38
度)に留まっている。次に、管路418のバルブ418
a、418bは開き、重力と起こり得るシール用ガス
(例えば窒素)の助力とでこの処理済み微粒子成分を管
路418と422を通じて製品タンク360へ流入させ
る。
【0070】単一受け器構成と同じ様に、該多数受け器
の構成も又システムシール用ガス(例えば窒素)を利用
するので該容器やパイプは大気汚染や酸化雰囲気に曝さ
れる時間は無い。
【0071】機器又は工程のコストの指示に従って、該
受け器構成の寸法と容量は、受け器の内径又は長さ及び
該鋼材の抗張力等の変化により変更することが出来る。
【0072】本発明のもう1つの実施例では、微粒子成
分は処理用に2つより多い受け器を使用する多数受け器
システムで処理されても良い。もし2つ以上の受け器容
器が使用される場合は、各受け器容器は、1つの受け器
容器が加圧されると、他の受け器容器は圧力を除去され
次のバッチで再充填される仕方で、交互に充填される。
【0073】該システムの該管路は該システム内の該管
路の周期的取り替えが出来るように、高圧用管222の
短い部分を含んでおり、高圧用管222の短い部分は図
15に示すようにグレーロックカップリング(greylock
coupling)500を使用して結合し合わされる。図1
5はグレーロックカップリング500の断面を示すが、
該カップリングはクランプ530上のボルト532,5
34と、クランプ540上のボルト542,544とを
有するクランプ530と540により結合し合わされた
2つのハブ510と520を備えている。ハブ510と
520は継ぎ合わされた高圧用管222の各端部上にね
じ込まれている。高圧用管222と内張り224の2つ
の継ぎ合わされた端部の間にシールリング550が嵌合
している。クランプ530と540をハブ510と52
0の周りに配置することにより該システム内で管路を形
成するように高圧用管222と内張り224の2つの端
部は一緒に結合される。クランプ530をハブ510と
520に固定するためにクランプ530上でボルト53
2と534が締め付けられる。クランプ540をハブ5
10と520に固定するためにクランプ540上でボル
ト542と544が締め付けられる。これらボルトの締
め付けによりシールリング550の周りに密着したシー
ルを形成するよう該2つの高圧用管は合わせられてい
る。もし1つの高圧用管を管路から取り除く必要がある
場合は、クランプ530上のボルト532と534、及
びクランプ540上のボルト542と544が弛めら
れ、そうすると内張り224を囲む高圧用管222を該
管路から除去することが可能になる。
【0074】管路を閉じるために、図16と17は2つ
の異なる設計の加圧端部プラグの断面図を開示してい
る。両設計に於いて、高圧用管222の周りにカップリ
ング610がねじ込まれている。カップリング610は
フランジボルト孔614とフランジ618を備えてい
る。高圧用管222の端部部分は切り離され、カップリ
ング610内に収容されたリング620が内張り224
と接触出来るようにしている。
【0075】第1の設計では、プラグ640(図16)
は止め部642とねじ部648を有している。ねじ部6
48はカップリング610内にねじ込まれとめ部642
は内張り224内に嵌合している。ノッチ650が止め
部642内に切ってあるが、ノッチ650はリング65
2を収容するためにある。プラグ640は内部流路66
0を有し、該流路は圧力リング662へ導いている。圧
力リング662の上には開かれた流路664がある。
【0076】第2の設計では、プラグ670(図17)
は止め部672とねじ部678を有している。ねじ部6
78はカップリング610内にねじ込まれとめ部672
は内張り224内に嵌合している。ノッチ680が止め
部672内に切ってあるが、ノッチ680はリング68
2を収容するためにある。
【0077】この工程の該液体は他のものの中でオレン
ジジュースでも良い。該圧力容器及び増圧器放出管路は
4340、13−8PH、15−5PH、及び17−4
8PH析出硬化鋼のような高圧力金属合金で製作される
べきである。該高圧力容器及び管路は製品の品質を防護
し該液体成分及び微粒子成分のpHによる腐食を排除す
るためにステンレス鋼で内張りされる。低圧タンク、移
送管路及びバルブは製品の品質を防護し該ハードウエア
の腐食を排除するためにステンレス鋼で製作される。
【0078】本発明を詳細に説明したが、この説明に対
し種々の変型、変更及び置き換えが可能であるが、それ
らは付属する請求項で規定される本発明の意図する範囲
から逃れるものでないことは理解されるべきである。
【0079】本発明の好ましい態様は下記のとおりであ
る。
【0080】1.連続的システム内で液体を滅菌する方
法に於いて、 a)加圧されたシステムを通して該液体を実質的に連続
的にポンプで汲む過程と、 b)該液体の圧力を複数の加圧段階で増加する過程と、 c)該液体を予め決められた時間の間高められた圧力に
維持する過程と、そして d)該液体内の微生物を破砕するために該液体の圧力を
除く過程とを具備することを特徴とする方法。
【0081】2.上記1の方法に於いて、該圧力を増加
する過程が該液体を増圧器に導入する過程を備えること
を特徴とする方法。
【0082】3.上記1の方法に於いて、該液体は該高
められた圧力に少なくとも100秒間維持されることを
特徴とする方法。
【0083】4.上記1の方法に於いて、圧力が2段階
で増加されることを特徴とする方法。
【0084】5.上記1の方法に於いて、該液体の圧力
を除く過程が複数の圧力低減を含むことを特徴とする方
法。
【0085】6.上記1の方法に於いて、該液体の圧力
を除く過程が、該液体内の圧力を約414MPa(約6
0、000psig)から約283MPa(約41、0
00psig)まで低減する過程と、該液体内の圧力を
約283MPa(約41、000psig)から約14
5MPa(約21、000psig)まで低減する過程
と、該液体内の圧力を約145MPa(約21、000
psig)から約10.4MPa(約1、500psi
g)まで低減する過程と、そして該液体内の圧力を約1
0.4MPa(約1、500psig)から約0.10
4MPa(約15psig)まで低減する過程とを備え
ることを特徴とする方法。
【0086】7.上記1の方法が更に、該液体の温度を
摂氏約1.7度(華氏約35度)と摂氏約29.4度
(華氏約85度)の間に維持する過程を備えることを特
徴とする方法。
【0087】8.上記1の方法が更に、該液体を微粒子
成分から分離する過程を備えることを特徴とする方法。
【0088】9.上記8の方法が更に、 a)加圧されたシステム内で該微粒子成分を、 I)該微粒子成分への該圧力を増加する過程と、そして II)該微粒子物質を実質的に大気の圧力に戻す過程と、
により処理する過程とそして b)該微粒子成分を該液体成分とブレンドする過程とを
具備することを特徴とする方法。
【0089】10.上記9の方法に於いて、過程I)で
該微粒子成分は複数の受け器用容器内で処理されること
を特徴とする方法。
【0090】11.加圧されたシステム内で液体を連続
的に滅菌するための装置に於いて、該液体を該加圧され
たシステム内へ連続的に導入するためのポンプと、該ポ
ンプと接続され、該システム内で該液体の圧力を増加す
るための第1段の増圧器と、該前段の増圧器と接続さ
れ、該システム内の該加圧された液体の圧力を受けるた
めの、そして該圧力を増加するための第2段の増圧器
と、該第2段の増圧器と接続され、該第2段の増圧器か
ら該加圧された液体を受けるための、そして予め決めら
れた時間の間該加圧された液体を維持するための圧力受
け器(pressure receiver)と、そし
て該圧力受け器と接続されており、該加圧されたシステ
ム内の該液体の圧力を予め決められたレベルまで低減す
る圧力低減器(pressure reducer)と
を具備することを特徴とする装置。
【0091】12.上記11の装置に於いて、該第1の
増圧器は複数のプランジャーと複数のシリンダーを有
し、該プランジャーは該シリンダー内に交互往復運動式
に設置されることを特徴とする装置。
【0092】13.上記11の装置に於いて、該第2の
増圧器は相互に並列に接続された複数の増圧器を備える
ことを特徴とする装置。
【0093】14.上記11の装置が更に、該第1の増
圧器に接続されたサージタンクを有しており、該サージ
タンクは該第1の増圧器から加圧された液体を受けるた
めの、そして保持するためのものであることを特徴とす
る装置。
【0094】15.上記11の装置が更に、該第1段の
増圧器に接続され、該第1段の増圧器に供給する前に該
液体成分の部分をリサイクルするためのサージタンクを
備えることを特徴とする装置。
【0095】16.上記11の装置に於いて、該圧力低
減器は熱交換器と圧力制御器との交互のシリースを備え
ていることを特徴とする装置。
【0096】17.上記11の装置に於いて、該熱交換
器は該液体の温度を摂氏約1.7度(華氏約35度)と
摂氏約29.4度(華氏約85度)の間に維持すること
を特徴とする装置。
【0097】18.上記11の装置が更に、該液体から
微粒子を分離するために該液体ポンプに接続された液体
成分と微粒子成分との分離器を備えることを特徴とする
装置。
【0098】19.上記18の装置が更に、該分離器と
接続された微粒子処理装置を具備しており、該微粒子処
理装置は微粒子物質を滅菌するための圧力処理受け器用
容器と、該受け器用容器に接続され該微粒子成分への圧
力を増加するための増圧器と、該処理された微粒子物質
を集めるための回収器と、そして該処理された微粒子物
質を該処理された液体物質とブレンドするためのブレン
ダーとを備えることを特徴とする装置。
【0099】20.上記19の装置に於いて、該微粒子
成分を滅菌するための少なくとも2つの圧力処理受け器
用容器があり、該容器は該液体成分と微粒子成分との分
離器と接続されていることを特徴とする装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】全不活性化方法のブロック流れ図である。
【図2】超臨界圧力液体処理方法のブロック流れ図であ
る。
【図3】該液体超臨界圧力処理装置の略図である。
【図4】補足的保守制御システムの略図である。
【図5】ステンレス鋼で内張りされた高圧用管の断面略
図である。
【図6】該増圧器のシステム圧力の安全解放システムを
図解している。
【図7】該圧力低減ステーションの略図である。
【図8】制御可能な高圧、高速度の圧力/流れ制御弁の
設計の断面図である。
【図9】オリフイス圧力/流れ制御システムの断面図で
ある。
【図10】該圧力低減ステーションの熱力学を図解して
いる。
【図11】微粒子処理過程のブロック流れ図である。
【図12】該微粒子処理装置の単一受け器構成の略図で
ある。
【図13】該微粒子の超臨界圧力処理装置の多数受け器
構成の略図である。
【図14】パルプ処理用バッチ受け器を図解する断面図
である。
【図15】該内張りされたプロセス高圧用管を接続する
ために使用されたグレーロック(Graylock)カップリン
グの断面図である。
【図16】該処理装置用の第1の加圧端部プラグの断面
図である。
【図17】該処理装置用の第2の加圧端部プラグの断面
図である。
【符号の説明】
10 液体成分供給管路 10a 閉塞バルブ 12 液体成分供給ポンプ 14 温水管路 14a、20a、56,58、70a、72a、84
a、88a、94a、98a、132,134、142
a、144a、146a、148a、166a、180
a、200a、200b、210a、210b、295
a、296a、297a、,299a312a、316
b、318b、322a、320c、332a、352
a,354a,410a、412a,414a、416
a、416b、418a、418b、434a,438
a,440a、442a、460a,460c バルブ 16 温水タンク 20、22、24、26、46、52,54、70、7
2、80,84、88、94,98、142,144、
146,148、160,162、166、170,1
72、176、180、200、210、228、29
5,296、299,312,314,316,31
8,320、322,324、332、334、33
6、337、354、356、357、364、36
6、367、410、412、414、416、41
8、420、422、424,430,434、43
8、440、442、450、452、460、462
管路 30 増圧器 34a 第1シリンダー室 34b 第2シリンダー室 36a、36b 油圧パワー室 38a,38b、118a、118b、128a、12
8b プランジャー 40 サージタンク 42 ガスタンク 50 油圧パワーパッケージ 76 サージドラム 110 第1増圧器 114a、114b、124a,124b シリンダー 116a、116b、126a、126b パワー室
(油圧室) 120 第2増圧器 130 油圧パワーパック(増圧器) 212、214 破裂デイスク 220 管状受け器 222 外側圧力管 222a、224a 内径面 222b、224b 外面 224 内張り 229 自動停止制御器 230、244a、244b、244c 熱交換器 240 圧力低減ステーション 242a、242b、242c 圧力低減制御器 248、260、318c,334a、336a,35
4a,356a,364a、366a、440c、44
2c 圧力制御バルブ 262 バルブボデイ 264 バルブステム 266、292 パッキン押さえ 268 パッキング 269 バルブシート 274 クランプ用ブロック 276、278、532,534、542,544 ボ
ルト 280 圧力制御オリフイス 282,284、510,520 ハブ 286,288、530,540 クランプ 290 カラー 291 サフアイヤオリフイス 293 混合用T字部 297、299 パルプスラリー管路 298 パルプスラリーポンプ 300 微粒子処理システム 310 単一受け器処理システム 312b、320a,322b、339、359、36
9、430a,460b 温度ゲージ 316a、320b、338、358、368、434
b 圧力ゲージ 330 供給タンク 340 増圧器 350 ブリードタンク 360 製品タンク 370 受け器 372 温度制御ゲージ 374 サーモカップル 378 導電セル 380 外側ケーシング 382 内側ケーシング 382a 内壁 382b 外壁 384 底部端部 386 頂部端部 388,390 ダクト 392 底部プラグ 394 頂部プラグ 400 2重受け器処理システム 402 追加の受け器 440a、442a 第1圧力バルブ 440b、442b 第2圧力バルブ 450a 第1バルブ 450d 第2バルブ 450b 第1圧力制御バルブ 450c 第2圧力制御バルブ 500 グレーロックカップリング 550 シールリング 610 カップリング 614 フランジボルト孔 618 フランジ620、652、682 リング 640、670 プラグ 642、672 止め部 648、678 ねじ部 650、680 ノッチ 660 内部流路 662 圧力リング 664 流路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジエラルド・エム・プラツツ アメリカ合衆国テキサス州77304コンロ ー・ハイウオンドライブ108 (72)発明者 ハワード・エル・グリメツト アメリカ合衆国テキサス州77381ザウツド ランズ・スプリツトロツクロード15

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続的システム内で液体を滅菌する方法
    に於いて、 a)加圧されたシステムを通して該液体を実質的に連続
    的にポンプで汲む過程と、 b)該液体の圧力を複数の加圧段階で増加する過程と、 c)該液体を予め決められた時間の間高い圧力に維持す
    る過程と、そして d)該液体内の微生物を破砕するために該液体の圧力を
    除く過程とを具備することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 加圧されたシステム内で液体を連続的に
    滅菌するための装置に於いて、 該液体を該加圧されたシステム内へ連続的に導入するた
    めのポンプと、 該ポンプと接続され、該システム内で該液体の圧力を増
    加するための第1段の増圧器と、 該前段の増圧器と接続され、該システム内の該加圧され
    た液体の圧力を受けるための、そして該圧力を増加する
    ための第2段の増圧器と、 該第2段の増圧器と接続され、該第2段の増圧器から該
    加圧された液体を受けるための、そして予め決められた
    時間の間該加圧された液体を維持するための圧力受け器
    と、そして該圧力受け器と接続されており、該加圧され
    たシステム内の該液体の圧力を予め決められたレベルま
    で低減する圧力低減器とを具備することを特徴とする装
    置。
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