JPH11121258A - 内燃機関用点火コイル - Google Patents
内燃機関用点火コイルInfo
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- JPH11121258A JPH11121258A JP9282064A JP28206497A JPH11121258A JP H11121258 A JPH11121258 A JP H11121258A JP 9282064 A JP9282064 A JP 9282064A JP 28206497 A JP28206497 A JP 28206497A JP H11121258 A JPH11121258 A JP H11121258A
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- Japan
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- winding
- voltage side
- high voltage
- bent
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Abstract
点火コイルを提供する。 【解決手段】 ターミナルプレート40の巻付部43は
それぞれ平板状に形成された第1の面44および第2の
面45からなる。二次スプール21にターミナルプレー
ト40を組付けた状態において、第2の面45は第1の
面44から二次スプール21の高電圧側に向けて延び、
高電圧側端面60に対し所定角度θを形成している。し
たがって、第2の面45の周囲に二次巻線を巻付ける作
業空間を確保できるので、二次スプール21の高電圧側
端部の軸長を短縮できる。第1の折曲部44aおよび第
2の折曲部45aで巻付部43を折曲げることにより、
巻付部43は二次スプール21の横断面上において鍔部
21cの切欠21eに接するように配置される。
Description
イルに関し、特にプラグホールに直接搭載するスティッ
ク状の内燃機関用点火コイルに関する。
を示すコイル装置として実開昭54−20388号公報
および特公平5−1607号公報に開示されているもの
が知られている。また、プラグホールに直接搭載するス
ティック状の点火コイルにおいて、図7、図8および図
9に示すような二次巻線の高電圧側巻端の巻付け構造が
知られている。
次スプール100に巻回されており、二次スプール10
0の高電圧側端部にターミナルプレート110が取付け
られている。二次コイル101の高電圧側に巻回したダ
ミー巻線部102に続く高電圧側巻端103は二次スプ
ール100の小径部104に巻回されており、高電圧側
巻端103が一次コイル等の低電圧側と径方向に所定距
離を保つようになっている。さらに高電圧側巻端103
は、ターミナルプレート110の巻付部112に巻付け
られている。
ターミナルプレート110の形状を示す。ターミナルプ
レート110は、円板状に形成された取付部111と、
取付部111と同一平面状に形成され取付部111の直
径上で径方向外側に延びる巻付部112とを有する。図
9に示すように、二次スプール100の高電圧側端部に
取付けられたターミナルプレート110の巻付部112
に巻線ノズル120で二次巻線の高電圧側巻端103が
巻付けられる。高電圧側巻端103の巻付けが終了する
と、図7に示すように、取付部111との境界部で巻付
部112を二次スプール100の低電圧側に向けて折曲
げる。
巻線部102と小径部104との間に形成されている鍔
部100aに妨げられずに、図9に示すように巻線ノズ
ル120で巻付部112に二次巻線を巻付けるためには
小径部104の軸長を延ばして巻線ノズル120が旋回
するための空間を確保する必要がある。点火コイル全体
の体格に厳しい制限があるスティック状の点火コイルに
とって、二次巻線の高電圧側巻端103とターミナルプ
レート110とを電気的に接続するためだけに軸長が延
びることは大きな問題である。
ルの軸長を短縮する点火コイルを提供することにある。
本発明の他の目的は、二次巻線の高電圧側巻端のターミ
ナル部材への巻付け作業を自動化可能な点火コイルを提
供することにある。
点火コイルによると、二次巻線の高電圧側巻端を巻付け
るターミナルの巻付部は、二次スプールの高電圧側に向
けて延び二次スプールの高電圧側端面に対し所定角度を
形成している。したがって、二次スプールと干渉するこ
となく巻付部に二次巻線を巻付け可能な作業空間を巻付
部の周囲に確保することができる。これにより二次スプ
ールの高電圧側端部の軸長を短縮することができるの
で、点火コイル全体の軸長を短縮できる。さらに、ター
ミナル部材の巻付部に二次巻線を巻付ける際の作業空間
を確保できるので、ターミナル部材の巻付部に二次巻線
を巻付ける作業を容易に自動化できる。
と、ターミナル部材が互いにほぼ垂直に交わる第1の折
曲部および第2の折曲部を有し、第1の折曲部と第2の
折曲部とを端部の一部とする第1の面が第1の折曲部に
より二次スプールの高電圧側端面に対して二次スプール
の低電圧側に所定角度をなし、第2の折曲部を端部の一
部とする第2の面が第2の折曲部により第1の面に対し
て二次スプールの高電圧側に向けて所定角度をなしてい
る。したがって、第1の折曲部により第1の面を二次ス
プールの低電圧側に折曲げ、第2の折曲部により第1の
面に沿って第2の面を折曲げることができる。これによ
り、巻付部全体を二次スプールの外周側に配置すること
ができるので、折曲げた巻付部を配置するために二次ス
プールが必要とする軸長を短縮することができる。
と、第1の折曲部および第2の折曲部で巻付部を二回折
曲げることにより、二次スプールの横断面上において二
次スプールの外周側に巻付部を配置することができる。
これにより、折曲げた巻付部を配置するために二次スプ
ールが必要とする軸長をさらに短縮することができる。
と、第1の折曲部および第2の折曲部を端部の一部とす
る第1の面が第1の折曲部により二次スプールの外周側
に折れ曲がり、第2の折曲部を端部の一部とする第2の
面が第2の折曲部により第1の面の二次スプールに対向
する面と反対の面側に折れ曲がっている。したがって、
二次スプールの外周側に巻付部が配置されているので、
折曲げた巻付部を配置するために二次スプールが必要と
する軸長を短縮することができる。
と、平板状に形成された第1の面が二次スプールの低電
圧側に折れ曲がるので、巻付部が取付部の径方向外側に
突出することを極力抑えることができる。したがって、
一次コイル等の低電圧側と高電圧側であるターミナル部
材との径方向距離を極力長くなるように確保できる。こ
れにより、高電圧側と低電圧側との間で微少放電が発生
することを低減し、微少放電による損失を抑えることが
できるので、所定の高電圧を発生することができる。
と、円板状に形成された取付部の円周の一部が弓状に切
欠かれており、第2の面はほぼ切欠の円周端で第2の折
曲部により折り曲げられ、第2の面の第2の折曲部から
の長さは、切欠の弦長にほぼ等しいか弦長以下である。
したがって、巻付部が取付部から二次スプールの径方向
外側に突出することを極力抑えることができる。したが
って、一次コイル等の低電圧側との径方向距離を極力長
くなるように確保できる。これにより、高電圧側と低電
圧側との間で微少放電が発生することを低減し、微少放
電による損失を抑えることができるので、所定の高電圧
を発生することができる。
実施例について図に基づいて説明する。本発明の一実施
例による点火コイルを図3に示す。点火コイル10は図
示しないエンジンブロックの上部に気筒毎に形成された
プラグホール内に収容され、図示しない点火装置として
の点火プラグと図3の下側で電気的に接続している。
状のハウジング11を備えており、このハウジング11
内に形成された収容室11aに、コア12、永久磁石1
3、14、二次スプール21、二次コイル22、一次ス
プール24、一次コイル25、補助コア26等が収容さ
れている。収容室11aには樹脂絶縁材としてエポキシ
樹脂27が充填されている。
鋼板を横断面がほぼ円形になるように径方向に積層して
組立てられている。コア12の軸方向両端に装着された
永久磁石13、14は、コイルにより励磁されて発生す
る磁束の方向と逆方向の極性を有する。二次スプール2
1はゴム材50を装着したコア12の外周に配設されて
おり、樹脂材料で成形されている。二次コイル22は二
次スプール21の外周に巻回されており、二次コイル2
2の高電圧側にさらにダミー巻線部23aが一重巻程度
に巻回されている。ダミー巻線部23aのさらに高電圧
側において、ダミー巻線部23aを巻回する部分よりも
小径に形成された二次スプール21の高電圧側端部に二
次巻線の高電圧側巻端23bが数回程度巻回されてお
り、さらに高電圧側巻端23bはターミナル部材として
のターミナルプレート40に巻付け、接続されている。
二次スプール21の二次コイル22とダミー巻線部23
aとの間、ダミー巻線部23aと高電圧側巻端23bと
の間にはそれぞれ鍔部21a、21bが形成されてお
り、高電圧側巻端23bを巻回する二次スプール21の
高電圧側に鍔部21cが形成されている。二次コイル2
2とターミナルプレート40との間を単線による引出し
ではなくダミー巻線部23aで連続して巻回することに
より、二次コイル22とターミナルプレート40との電
気的接続部の表面積を大きくし、電気的接続部への電界
集中を避けている。
に配設されており、樹脂材料で成形されている。一次コ
イル25はターミナル31を介して図示しないスイッチ
ング回路と電気的に接続されている。補助コア26は一
次コイル25の外周に装着されている。補助コア26
は、薄い珪素鋼板を筒状に巻回し巻回開始端と巻回終了
端とを接続せずに軸方向に隙間を形成している。補助コ
ア26は永久磁石13の外周位置から永久磁石14の外
周位置にわたる軸方向長さを有する。
されている。エポキシ樹脂27は、点火コイル10内の
各部材間に浸透し、部材間の電気絶縁を確実なものとし
ている。またエポキシ樹脂27は、二次スプール21お
よび一次スプール24を成形する樹脂材料と接触すると
大きな接着力が働く。制御信号入力用のコネクタ30は
プラグホールから突出するようにハウジング11の上端
部に設けられており、このコネクタ30に一次コイル2
5に制御信号を供給するターミナル31がインサート成
形されている。ターミナル31を介して一次コイル25
へ制御信号を供給するスイッチング回路は点火コイル1
0の外部に設けられている。
の下端部11bにインサート成形されている。ターミナ
ルプレート40の中央部は高電圧ターミナル46を挿入
する方向に折曲げられた爪部を構成している。この爪部
に高電圧ターミナル46の先端が挿入することにより、
高電圧ターミナル46はターミナルプレート40と電気
的に接続する。スプリング47は高電圧ターミナル46
と電気的に接続するとともにプラグホールに点火コイル
10を挿入した際に点火プラグと電気的に接続する。ハ
ウジング11の高電圧側開口端にゴムからなるプラグキ
ャップ16が装着されており、このプラグキャップ16
に点火プラグを挿入する。スイッチング回路から一次コ
イル側に制御信号を供給すると二次コイル22に高電圧
が発生し、この高電圧がターミナルプレート40、高電
圧ターミナル46、スプリング47を介して点火プラグ
に印加される。
らびに二次巻線の高電圧側巻端23bの巻き付け方法に
ついて説明する。二次スプール21に組付ける前のター
ミナルプレート40の構造を図2に示す。図2に示すよ
うに、ターミナルプレート40は、円板状に形成された
取付部41と、二次巻線の高電圧側巻端23bを巻付け
る巻付部43とからなる。取付部41の中央には高電圧
ターミナル46を挿入する方向に折曲げられた爪部41
aが設けられている。取付部41の爪部41a周囲に取
付孔41bが形成されており、この取付孔41bが二次
スプール21の高電圧側端面60に設けられた図1に示
す突起21dに挿入される。突起21dに取付孔41b
を挿入後突起21dを熱かしめすることによりターミナ
ルプレート40は二次スプール21に組付けられる。取
付部41の一部は弓状に切欠かれ、切欠41cを形成し
ている。この切欠41cの中央から径方向外側に取出部
42が僅かに延びている。図6の(B)に示すように、
二次スプール21の鍔部21cにも弓状の切欠21eが
形成されており、切欠21eおよび切欠41cの弦が平
行になるように二次スプール21にターミナルプレート
40を組付ける。
形成された第1の面44および第2の面45からなる。
第1の面44は第1の折曲部44aおよび第2の折曲部
45aを端部の一部とし、第2の面45は第2の折曲部
45aを端部の一部としている。第1の折曲部44aは
取出部42と第1の面44とが交わる直線部を表し、第
2の折曲部45aは第1の面44と第2の面45とが交
わる直線部を表す。第1の面44は第1の折曲部44a
により取付部41の面に対して所定角度をなして形成さ
れており、第2の面45は第2の折曲部45aにより第
1の面44に対して所定角度をなして形成されている。
本実施例においては、第1の面44と第2の面45とは
互いにほぼ垂直に交わっている。また、第1の折曲部4
4aと第2の折曲部45aとはほぼ垂直に交わるように
形成されている。
1aの折れ曲がり方向に、つまり二次スプール21へ組
付けた状態で二次スプール21の低電圧側に向かって傾
斜し、切欠41cの弦に沿って延びている。第2の面4
5は、第2の折曲部45aから径方向外側に向けて延び
第1の面44と直交しているので、取付部41に対し爪
部41aの折れ曲がり方向と反対方向に、つまり二次ス
プール21へ組付けた状態で二次スプール21の高電圧
側に向かって延びている。また、第2の面45には根元
部45bおよび先端部45cの二箇所の切込部が形成さ
れており、後述するように根元部45bおよび先端部4
5cのそれぞれに二次巻線が巻付けられる。
スプール21に組付け、二次巻線の高電圧側巻端を巻付
けた状態を図1に示す。図1に示す状態において、第1
の面44は鍔部21cの切欠21eに沿って延びてい
る。つまり、第1の面44は、二次スプール21の一部
である鍔部21cの切欠21eによる横断面上において
鍔部21cの外周に接するように延びているとともに、
第1の折曲部44aにより高電圧側端面60に対し二次
スプール21の低電圧側に向けて傾斜し所定角度を形成
している。第2の面45は第1の面44から二次スプー
ル21の高電圧側に向けて延び、第2の折曲部45aに
より第1の面44に対して所定角度、本実施例ではほぼ
直角に折曲げられており、結果的に高電圧側端面60に
対し所定角度θを形成している。
法を示す。二次コイル22、ダミー巻線部23a、高電
圧側巻端23bの順に二次スプール21に巻回された二
次巻線は、さらに第2の面45に形成された根元部45
b、先端部45cの順で巻付部45に巻付けられる。図
4に示すように、第2の面45は高電圧側端面60に対
して所定角度θを形成しているため、二次スプール21
に妨げられることなく巻線ノズル70で第2の面45に
二次巻線を巻き付ける作業空間を確保できるので、鍔部
21bと高電圧側端面60との間、つまり二次スプール
21の高電圧側端部の軸長を短縮することができる。さ
らに、巻線ノズル70で第2の面45に二次巻線を巻付
ける作業を自動化することができる。
付けた後、図5の斜線部71に示すように先端部45c
に巻付けた二次巻線をはんだ付けする。このとき、点線
部72の二次巻線の線径が細くなる可能性がある。この
ように二次巻線の線径が細くなった状態で点火コイルを
組付けると、エポキシ樹脂27と二次巻線との線膨張係
数の違いにより二次巻線に引張力が加わる。根元部45
bおよび先端部45cの二箇所に二次巻線を巻付けるこ
とにより、点線部72に直接引張力が加わることを防止
し、点線部72の二次巻線が断線することを防止してい
る。
工程を図6に示す。 (1) 図6の(A)に示すように、第1の面44と取出部
42との境界、つまり第1の折曲部44aで取出部42
と直交するまで二次スプール21の低電圧側に第1の面
44を折曲げる。第2の面45は第1の面44と直交し
ているので、図6の(A)に示すように第1の折曲部4
4aで第1の面44を折曲げると、第2の面45は二次
スプール21の軸と直交するように径方向外側に延びた
状態になる。つまり、第2の面45は二次スプール21
の切欠21eによる横断面上に位置する。
に、第1の面44と第2の面45との境界、つまり第2
の折曲部45aで第2の面45が切欠41cの弦に沿う
ように、つまり二次スプール21に形成された切欠21
eの弦に沿うように折曲げる。このとき、第2の面45
は第1の面44の二次スプール21に対向する面と反対
の面に対向するように折曲げられることになる。
は、第2の面45が切欠41cの一方の円周端で折れ曲
がり、第2の面45の長さが切欠41cの弦長にほぼ等
しいので、巻付部43は二次スプール21の鍔部21c
が占有する横断面円形の範囲内に納まる。したがって、
一次コイル等の低電圧側との径方向距離を極力長くなる
ように確保できるので、高電圧側と低電圧側との間で微
少放電が発生することを低減し、微少放電による損失を
抑えることにより、所定の高電圧を発生することができ
る。
付部43を折曲げる前のターミナルプレート40を二次
スプール21に組付けた図1に示す状態で、第2の面4
5は二次スプール21の高電圧側に向けて延び高電圧側
端面60に対し所定角度θを形成している。したがっ
て、巻付部43に二次巻線を巻付ける際に二次スプール
21に妨げられることなく巻付部43の周囲に巻線ノズ
ル70を旋回するための空間を確保できる。これによ
り、ダミー巻線部23aよりも高電圧側に位置する二次
スプール21の高電圧側端部の軸長を極力短縮し、点火
コイル10全体の軸長を短縮できる。さらに、巻線ノズ
ル70でターミナルプレート40に二次巻線を巻き付け
る作業を自動化することができる。
ターミナルプレート40の形状を図1に示すように構成
したが、巻付部を二回折り曲げ二次スプールの横断面上
で二次スプールの外周に接するように巻付部を配置でき
るなら、ターミナルプレートは図1に示す形状に限るも
のではない。本実施例では巻付部43を構成する第1の
面44および第2の面45を平板状に形成したが、例え
ば細い棒状や断面円弧状に形成してもよい。また、二次
スプール21に組付けることができるのであれば、取付
部41の形状は円板状である必要はない。
の折曲部45aの順に巻付部43を折曲げたが、第2の
折曲部45a、第1の折曲部44aの順に巻付部43を
折曲げてもよい。本実施例では、二次スプール21の低
電圧側から高電圧側の巻付部43に向けて順に二次巻線
を巻回したが、巻付部43から二次スプール21の低電
圧側に向けて順に二次巻線を巻回してもよい。
側を示す側面図である。
正面図であり、(B)は(A)のB方向矢視図であり、
(C)は(B)のC方向矢視図である。
面図である。
巻付け状態を示す説明図である。
説明図である。
あり、(A)は第1の折曲部を折曲げたところを示し、
(B)は第2の折曲部を折曲げたところを示し、(C)
は(B)のC方向矢視図を示す。
する側面図である。
る。
け状態を示す説明図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 内燃機関の点火装置に印加する高電圧を
発生する筒状の点火コイルであって、 二次スプールに巻回する二次巻線の高電圧側巻端と電気
的に接続するターミナル部材は、前記二次スプールの高
電圧側端部に取付けられる取付部と、前記二次巻線の高
電圧側巻端を巻付ける巻付部とを有し、前記二次巻線を
巻付ける前の前記二次スプールに前記ターミナル部材を
組付けた状態において、前記巻付部は前記二次スプール
の高電圧側端面に対し前記二次スプールの高電圧側に向
けて延びるとともに所定角度を形成することを特徴とす
る内燃機関用点火コイル。 - 【請求項2】 前記ターミナル部材は、互いにほぼ垂直
に交わる第1の折曲部および第2の折曲部を有し、前記
巻付部は、前記第1の折曲部と前記第2の折曲部とを端
部の一部とする第1の面と、前記第2の折曲部を端部の
一部とする第2の面とからなり、前記第1の面は前記第
1の折曲部により前記高電圧側端面に対して前記二次ス
プールの低電圧側に向けて所定角度をなし、前記第2の
面は前記第2の折曲部により前記第1の面に対して前記
二次スプールの高電圧側に向けて所定角度をなしている
ことを特徴とする請求項1記載の内燃機関用点火コイ
ル。 - 【請求項3】 前記巻付部は、前記巻付部に前記二次巻
線の高電圧側巻端を巻付けた状態から前記第1の折曲部
および前記第2の折曲部で二回折曲げられ、前記二次ス
プールの横断面上において前記二次スプールの外周側に
配置されることを特徴とする請求項2記載の内燃機関用
点火コイル。 - 【請求項4】 内燃機関の点火装置に印加する高電圧を
発生する内燃機関用の筒状の点火コイルであって、 二次スプールに巻回する二次巻線の高電圧側巻端と電気
的に接続するターミナル部材は、前記二次スプールの高
電圧側端部に取付けられる取付部と、前記二次巻線の高
電圧側巻端を巻付ける巻付部とを有し、 前記巻付部は、第1の折曲部と第2の折曲部とを端部の
一部とする第1の面と、第2の折曲部を端部の一部とす
る第2の面とからなり、前記第1の面は前記第1の折曲
部により前記二次スプールの外周側に折れ曲がり、前記
第2の面は前記第2の折曲部により前記第1の面の前記
二次スプールに対向する面と反対の面側に折れ曲がって
いることを特徴とする内燃機関用点火コイル。 - 【請求項5】 前記第1の面および前記第2の面は平板
状に形成され、前記第1の面は前記二次スプールの低電
圧側に折れ曲がっていることを特徴とする請求項4記載
の内燃機関用点火コイル。 - 【請求項6】 前記取付部は円板状に形成されて円周の
一部が弓状に切欠かれており、前記第2の面はほぼ前記
切欠の円周端で前記第2の折曲部により折曲げられ、前
記第2の面の前記第2の折曲部からの長さは前記切欠の
弦長にほぼ等しいか弦長以下であることを特徴とする請
求項4または5記載の内燃機関用点火コイル。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP28206497A JP3546665B2 (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 内燃機関用点火コイル |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP28206497A JP3546665B2 (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 内燃機関用点火コイル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11121258A true JPH11121258A (ja) | 1999-04-30 |
JP3546665B2 JP3546665B2 (ja) | 2004-07-28 |
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ID=17647686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28206497A Expired - Fee Related JP3546665B2 (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 内燃機関用点火コイル |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3546665B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100839974B1 (ko) | 2007-03-26 | 2008-06-19 | 주식회사 유라테크 | 내연기관용 점화 코일의 2차 스풀과 이에 결합되는연결부재 |
-
1997
- 1997-10-15 JP JP28206497A patent/JP3546665B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100839974B1 (ko) | 2007-03-26 | 2008-06-19 | 주식회사 유라테크 | 내연기관용 점화 코일의 2차 스풀과 이에 결합되는연결부재 |
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---|---|
JP3546665B2 (ja) | 2004-07-28 |
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