JP3546665B2 - 内燃機関用点火コイル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関用点火コイルに関し、特にプラグホールに直接搭載するスティック状の内燃機関用点火コイルに関する。
【0002】
【従来の技術】
ターミナルに巻線の巻端を巻付ける構造を示すコイル装置として実開昭54−20388号公報および特公平5−1607号公報に開示されているものが知られている。また、プラグホールに直接搭載するスティック状の点火コイルにおいて、図7、図8および図9に示すような二次巻線の高電圧側巻端の巻付け構造が知られている。
【0003】
図7に示すように、二次コイル101は二次スプール100に巻回されており、二次スプール100の高電圧側端部にターミナルプレート110が取付けられている。二次コイル101の高電圧側に巻回したダミー巻線部102に続く高電圧側巻端103は二次スプール100の小径部104に巻回されており、高電圧側巻端103が一次コイル等の低電圧側と径方向に所定距離を保つようになっている。さらに高電圧側巻端103は、ターミナルプレート110の巻付部112に巻付けられている。
【0004】
図8に二次スプール100に取付ける前のターミナルプレート110の形状を示す。ターミナルプレート110は、円板状に形成された取付部111と、取付部111と同一平面状に形成され取付部111の直径上で径方向外側に延びる巻付部112とを有する。
図9に示すように、二次スプール100の高電圧側端部に取付けられたターミナルプレート110の巻付部112に巻線ノズル120で二次巻線の高電圧側巻端103が巻付けられる。高電圧側巻端103の巻付けが終了すると、図7に示すように、取付部111との境界部で巻付部112を二次スプール100の低電圧側に向けて折曲げる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ダミー巻線部102と小径部104との間に形成されている鍔部100aに妨げられずに、図9に示すように巻線ノズル120で巻付部112に二次巻線を巻付けるためには小径部104の軸長を延ばして巻線ノズル120が旋回するための空間を確保する必要がある。点火コイル全体の体格に厳しい制限があるスティック状の点火コイルにとって、二次巻線の高電圧側巻端103とターミナルプレート110とを電気的に接続するためだけに軸長が延びることは大きな問題である。
【0006】
本発明の目的は、簡単な構成で二次スプールの軸長を短縮する点火コイルを提供することにある。
本発明の他の目的は、二次巻線の高電圧側巻端のターミナル部材への巻付け作業を自動化可能な点火コイルを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載の点火コイルによると、二次巻線の高電圧側巻端を巻付けるターミナルの巻付部は、二次スプールの高電圧側に向けて延び二次スプールの高電圧側端面に対し所定角度を形成している。したがって、二次スプールと干渉することなく巻付部に二次巻線を巻付け可能な作業空間を巻付部の周囲に確保することができる。これにより二次スプールの高電圧側端部の軸長を短縮することができるので、点火コイル全体の軸長を短縮できる。さらに、ターミナル部材の巻付部に二次巻線を巻付ける際の作業空間を確保できるので、ターミナル部材の巻付部に二次巻線を巻付ける作業を容易に自動化できる。
【0008】
本発明の請求項記載の点火コイルによると互いにほぼ垂直に交わる第1の直線部と第2の直線部とを端部の一部とする第1の面が第1の直線部により二次スプールの高電圧側端面に対して二次スプールの低電圧側に所定角度をなし、第2の直線部を端部の一部とする第2の面が第2の直線部により第1の面に対して二次スプールの高電圧側に向けて所定角度をなしている。したがって、第1の直線部により第1の面を二次スプールの低電圧側に折曲げ、第2の直線部により第1の面に沿って第2の面を折曲げることができる。これにより、巻付部全体を二次スプールの外周側に配置することができるので、折曲げた巻付部を配置するために二次スプールが必要とする軸長を短縮することができる。
【0009】
本発明の請求項記載の点火コイルによると、第1の直線部および第2の直線部で巻付部を二回折曲げることにより、二次スプールの横断面上において二次スプールの外周側に巻付部を配置することができる。これにより、折曲げた巻付部を配置するために二次スプールが必要とする軸長をさらに短縮することができる。
【0010】
本発明の請求項記載の点火コイルによると、第1の直線部および第2の直線部を端部の一部とする第1の面が第1の直線部により二次スプールの高電圧側端面の外周側に折れ曲がり、第2の直線部を端部の一部とする第2の面が第1の面の高電圧側端部反対側を向く部分と対向するように第2の直線部により折れ曲がっている。したがって、二次スプールの外周側に巻付部が配置されているので、折曲げた巻付部を配置するために二次スプールが必要とする軸長を短縮することができる。
【0011】
本発明の請求項記載の点火コイルによると、平板状に形成された第1の面が二次スプールの低電圧側に折れ曲がるので、巻付部が取付部の径方向外側に突出することを極力抑えることができる。したがって、一次コイル等の低電圧側と高電圧側であるターミナル部材との径方向距離を極力長くなるように確保できる。これにより、高電圧側と低電圧側との間で微少放電が発生することを低減し、微少放電による損失を抑えることができるので、所定の高電圧を発生することができる。
【0012】
本発明の請求項記載の点火コイルによると、円板状に形成された取付部の円周の一部が弓状に切欠かれており、第2の面は切欠の弦に沿うように第2の直線部により折り曲げられ、第2の面の第2の直線部からの長さは、切欠の弦長にほぼ等しいか弦長以下である。したがって、巻付部が取付部から二次スプールの径方向外側に突出することを極力抑えることができる。したがって、一次コイル等の低電圧側との径方向距離を極力長くなるように確保できる。これにより、高電圧側と低電圧側との間で微少放電が発生することを低減し、微少放電による損失を抑えることができるので、所定の高電圧を発生することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を示す実施例について図に基づいて説明する。
本発明の一実施例による点火コイルを図3に示す。
点火コイル10は図示しないエンジンブロックの上部に気筒毎に形成されたプラグホール内に収容され、図示しない点火装置としての点火プラグと図3の下側で電気的に接続している。
【0014】
点火コイル10は、樹脂材料からなる円筒状のハウジング11を備えており、このハウジング11内に形成された収容室11aに、コア12、永久磁石13、14、二次スプール21、二次コイル22、一次スプール24、一次コイル25、補助コア26等が収容されている。収容室11aには樹脂絶縁材としてエポキシ樹脂27が充填されている。
【0015】
円柱状に形成されたコア12は、薄い珪素鋼板を横断面がほぼ円形になるように径方向に積層して組立てられている。コア12の軸方向両端に装着された永久磁石13、14は、コイルにより励磁されて発生する磁束の方向と逆方向の極性を有する。
二次スプール21はゴム材50を装着したコア12の外周に配設されており、樹脂材料で成形されている。二次コイル22は二次スプール21の外周に巻回されており、二次コイル22の高電圧側にさらにダミー巻線部23aが一重巻程度に巻回されている。ダミー巻線部23aのさらに高電圧側において、ダミー巻線部23aを巻回する部分よりも小径に形成された二次スプール21の高電圧側端部に二次巻線の高電圧側巻端23bが数回程度巻回されており、さらに高電圧側巻端23bはターミナル部材としてのターミナルプレート40に巻付け、接続されている。二次スプール21の二次コイル22とダミー巻線部23aとの間、ダミー巻線部23aと高電圧側巻端23bとの間にはそれぞれ鍔部21a、21bが形成されており、高電圧側巻端23bを巻回する二次スプール21の高電圧側に鍔部21cが形成されている。二次コイル22とターミナルプレート40との間を単線による引出しではなくダミー巻線部23aで連続して巻回することにより、二次コイル22とターミナルプレート40との電気的接続部の表面積を大きくし、電気的接続部への電界集中を避けている。
【0016】
一次スプール24は二次コイル22の外周に配設されており、樹脂材料で成形されている。一次コイル25はターミナル31を介して図示しないスイッチング回路と電気的に接続されている。
補助コア26は一次コイル25の外周に装着されている。補助コア26は、薄い珪素鋼板を筒状に巻回し巻回開始端と巻回終了端とを接続せずに軸方向に隙間を形成している。補助コア26は永久磁石13の外周位置から永久磁石14の外周位置にわたる軸方向長さを有する。
【0017】
エポキシ樹脂27は収容室11a内に充填されている。エポキシ樹脂27は、点火コイル10内の各部材間に浸透し、部材間の電気絶縁を確実なものとしている。またエポキシ樹脂27は、二次スプール21および一次スプール24を成形する樹脂材料と接触すると大きな接着力が働く。
制御信号入力用のコネクタ30はプラグホールから突出するようにハウジング11の上端部に設けられており、このコネクタ30に一次コイル25に制御信号を供給するターミナル31がインサート成形されている。ターミナル31を介して一次コイル25へ制御信号を供給するスイッチング回路は点火コイル10の外部に設けられている。
【0018】
高電圧ターミナル46は、ハウジング11の下端部11bにインサート成形されている。ターミナルプレート40の中央部は高電圧ターミナル46を挿入する方向に折曲げられた爪部を構成している。この爪部に高電圧ターミナル46の先端が挿入することにより、高電圧ターミナル46はターミナルプレート40と電気的に接続する。スプリング47は高電圧ターミナル46と電気的に接続するとともにプラグホールに点火コイル10を挿入した際に点火プラグと電気的に接続する。ハウジング11の高電圧側開口端にゴムからなるプラグキャップ16が装着されており、このプラグキャップ16に点火プラグを挿入する。スイッチング回路から一次コイル側に制御信号を供給すると二次コイル22に高電圧が発生し、この高電圧がターミナルプレート40、高電圧ターミナル46、スプリング47を介して点火プラグに印加される。
【0019】
次に、ターミナルプレート40の構造、ならびに二次巻線の高電圧側巻端23bの巻き付け方法について説明する。二次スプール21に組付ける前のターミナルプレート40の構造を図2に示す。
図2に示すように、ターミナルプレート40は、円板状に形成された取付部41と、二次巻線の高電圧側巻端23bを巻付ける巻付部43とからなる。取付部41の中央には高電圧ターミナル46を挿入する方向に折曲げられた爪部41aが設けられている。取付部41の爪部41a周囲に取付孔41bが形成されており、この取付孔41bが二次スプール21の高電圧側端面60に設けられた図1に示す突起21dに挿入される。突起21dに取付孔41bを挿入後突起21dを熱かしめすることによりターミナルプレート40は二次スプール21に組付けられる。取付部41の一部は弓状に切欠かれ、切欠41cを形成している。この切欠41cの中央から径方向外側に取出部42が僅かに延びている。図6の(B)に示すように、二次スプール21の鍔部21cにも弓状の切欠21eが形成されており、切欠21eおよび切欠41cの弦が平行になるように二次スプール21にターミナルプレート40を組付ける。
【0020】
図2に示すように、巻付部43は平板状に形成された第1の面44および第2の面45からなる。第1の面44は第1の折曲部44aおよび第2の折曲部45aを端部の一部とし、第2の面45は第2の折曲部45aを端部の一部としている。第1の折曲部44aは取出部42と第1の面44とが交わる直線部を表し、第2の折曲部45aは第1の面44と第2の面45とが交わる直線部を表す。第1の面44は第1の折曲部44aにより取付部41の面に対して所定角度をなして形成されており、第2の面45は第2の折曲部45aにより第1の面44に対して所定角度をなして形成されている。本実施例においては、第1の面44と第2の面45とは互いにほぼ垂直に交わっている。また、第1の折曲部44aと第2の折曲部45aとはほぼ垂直に交わるように形成されている。
【0021】
第1の面44は、取出部42に対し爪部41aの折れ曲がり方向に、つまり二次スプール21へ組付けた状態で二次スプール21の低電圧側に向かって傾斜し、切欠41cの弦に沿って延びている。
第2の面45は、第2の折曲部45aから径方向外側に向けて延び第1の面44と直交しているので、取付部41に対し爪部41aの折れ曲がり方向と反対方向に、つまり二次スプール21へ組付けた状態で二次スプール21の高電圧側に向かって延びている。また、第2の面45には根元部45bおよび先端部45cの二箇所の切込部が形成されており、後述するように根元部45bおよび先端部45cのそれぞれに二次巻線が巻付けられる。
【0022】
図2に示すターミナルプレート40を二次スプール21に組付け、二次巻線の高電圧側巻端を巻付けた状態を図1に示す。図1に示す状態において、第1の面44は鍔部21cの切欠21eに沿って延びている。つまり、第1の面44は、二次スプール21の一部である鍔部21cの切欠21eによる横断面上において鍔部21cの外周に接するように延びているとともに、第1の折曲部44aにより高電圧側端面60に対し二次スプール21の低電圧側に向けて傾斜し所定角度を形成している。第2の面45は第1の面44から二次スプール21の高電圧側に向けて延び、第2の折曲部45aにより第1の面44に対して所定角度、本実施例ではほぼ直角に折曲げられており、結果的に高電圧側端面60に対し所定角度θを形成している。
【0023】
図4に巻付部45への二次巻線の巻付け方法を示す。二次コイル22、ダミー巻線部23a、高電圧側巻端23bの順に二次スプール21に巻回された二次巻線は、さらに第2の面45に形成された根元部45b、先端部45cの順で巻付部45に巻付けられる。図4に示すように、第2の面45は高電圧側端面60に対して所定角度θを形成しているため、二次スプール21に妨げられることなく巻線ノズル70で第2の面45に二次巻線を巻き付ける作業空間を確保できるので、鍔部21bと高電圧側端面60との間、つまり二次スプール21の高電圧側端部の軸長を短縮することができる。さらに、巻線ノズル70で第2の面45に二次巻線を巻付ける作業を自動化することができる。
【0024】
巻付部43に二次巻線の高電圧側巻端を巻付けた後、図5の斜線部71に示すように先端部45cに巻付けた二次巻線をはんだ付けする。このとき、点線部72の二次巻線の線径が細くなる可能性がある。このように二次巻線の線径が細くなった状態で点火コイルを組付けると、エポキシ樹脂27と二次巻線との線膨張係数の違いにより二次巻線に引張力が加わる。根元部45bおよび先端部45cの二箇所に二次巻線を巻付けることにより、点線部72に直接引張力が加わることを防止し、点線部72の二次巻線が断線することを防止している。
【0025】
図1に示す状態から巻付部45を折曲げる工程を図6に示す。
(1) 図6の(A)に示すように、第1の面44と取出部42との境界、つまり第1の折曲部44aで取出部42と直交するまで二次スプール21の低電圧側に第1の面44を折曲げる。第2の面45は第1の面44と直交しているので、図6の(A)に示すように第1の折曲部44aで第1の面44を折曲げると、第2の面45は二次スプール21の軸と直交するように径方向外側に延びた状態になる。つまり、第2の面45は二次スプール21の切欠21eによる横断面上に位置する。
【0026】
(2) 図6の(B)および(C)に示すように、第1の面44と第2の面45との境界、つまり第2の折曲部45aで第2の面45が切欠41cの弦に沿うように、つまり二次スプール21に形成された切欠21eの弦に沿うように折曲げる。このとき、第2の面45は第1の面44の二次スプール21に対向する面と反対の面に対向するように折曲げられることになる。
【0027】
このようにして折曲げられた巻付部43は、第2の面45が切欠41cの一方の円周端で折れ曲がり、第2の面45の長さが切欠41cの弦長にほぼ等しいので、巻付部43は二次スプール21の鍔部21cが占有する横断面円形の範囲内に納まる。したがって、一次コイル等の低電圧側との径方向距離を極力長くなるように確保できるので、高電圧側と低電圧側との間で微少放電が発生することを低減し、微少放電による損失を抑えることにより、所定の高電圧を発生することができる。
【0028】
以上説明した本発明の上記実施例では、巻付部43を折曲げる前のターミナルプレート40を二次スプール21に組付けた図1に示す状態で、第2の面45は二次スプール21の高電圧側に向けて延び高電圧側端面60に対し所定角度θを形成している。したがって、巻付部43に二次巻線を巻付ける際に二次スプール21に妨げられることなく巻付部43の周囲に巻線ノズル70を旋回するための空間を確保できる。これにより、ダミー巻線部23aよりも高電圧側に位置する二次スプール21の高電圧側端部の軸長を極力短縮し、点火コイル10全体の軸長を短縮できる。さらに、巻線ノズル70でターミナルプレート40に二次巻線を巻き付ける作業を自動化することができる。
【0029】
本実施例では、巻付部43を折曲げる前のターミナルプレート40の形状を図1に示すように構成したが、巻付部を二回折り曲げ二次スプールの横断面上で二次スプールの外周に接するように巻付部を配置できるなら、ターミナルプレートは図1に示す形状に限るものではない。
本実施例では巻付部43を構成する第1の面44および第2の面45を平板状に形成したが、例えば細い棒状や断面円弧状に形成してもよい。また、二次スプール21に組付けることができるのであれば、取付部41の形状は円板状である必要はない。
【0030】
本実施例では、第1の折曲部44a、第2の折曲部45aの順に巻付部43を折曲げたが、第2の折曲部45a、第1の折曲部44aの順に巻付部43を折曲げてもよい。
本実施例では、二次スプール21の低電圧側から高電圧側の巻付部43に向けて順に二次巻線を巻回したが、巻付部43から二次スプール21の低電圧側に向けて順に二次巻線を巻回してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による二次スプールの高電圧側を示す側面図である。
【図2】(A)は本実施例のターミナルプレートを示す正面図であり、(B)は(A)のB方向矢視図であり、(C)は(B)のC方向矢視図である。
【図3】本発明の一実施例による点火コイルを示す縦断面図である。
【図4】本実施例のターミナルプレートへの二次巻線の巻付け状態を示す説明図である。
【図5】巻付部に二次巻線をはんだ付けした状態を示す説明図である。
【図6】本実施例の巻付部の折曲げ工程を示す説明図であり、(A)は第1の折曲部を折曲げたところを示し、(B)は第2の折曲部を折曲げたところを示し、(C)は(B)のC方向矢視図を示す。
【図7】従来のターミナルプレートの折曲げ方法を説明する側面図である。
【図8】従来のターミナルプレートを示す平面図である。
【図9】従来のターミナルプレートへの二次巻線の巻付け状態を示す説明図である。
【符号の説明】
10 点火コイル
21 二次スプール
22 二次コイル
23a ダミー巻線部
23b 高電圧側巻端
24 一次スプール
25 一次コイル
27 エポキシ樹脂
40 ターミナルプレート(ターミナル部材)
41 取付部
42 取出部
43 巻付部
44 第1の面
44a 第1の折曲部
45 第2の面
45a 第2の折曲部
60 高電圧側端面

Claims (4)

  1. 内燃機関の点火装置に印加する高電圧を発生する筒状の点火コイルであって、
    二次スプールに巻回する二次巻線の高電圧側巻端と電気的に接続するターミナル部材は、前記二次スプールの高電圧側端部に取付けられる取付部と、前記二次巻線の高電圧側巻端を巻付ける巻付部とを有し、
    前記巻付部は、互いにほぼ垂直に交わる第1の直線部と第2の直線部とを端部の一部とする第1の面、並びに前記第2の直線部を端部の一部とする第2の面からなり、
    前記二次巻線を巻付ける前の前記二次スプールに前記ターミナル部材を組付けた状態において、前記巻付部は前記二次スプールの高電圧側端面に対し前記二次スプールの高電圧側に向けて延び、前記第1の面は前記第1の直線部により前記高電圧側端面に対して前記二次スプールの低電圧側に向けて所定角度をなし、前記第2の面は前記第2の直線部により前記第1の面に対して前記二次スプールの高電圧側に向けて所定角度をなし、
    前記巻付部は、前記巻付部に前記二次巻線の高電圧側巻端を巻付けた状態から前記第1の直線部および前記第2の直線部で二回折曲げられ、前記二次スプールの横断面上において前記二次スプールの外周側に配置されることを特徴とする内燃機関用点火コイル。
  2. 内燃機関の点火装置に印加する高電圧を発生する内燃機関用の筒状の点火コイルであって、
    二次スプールに巻回する二次巻線の高電圧側巻端と電気的に接続するターミナル部材は、前記二次スプールの高電圧側端部に取付けられる取付部と、前記二次巻線の高電圧側巻端を巻付ける巻付部とを有し、
    前記巻付部は、第1の直線部と第2の直線部とを端部の一部とする第1の面と、第2の直線部を端部の一部とする第2の面とからなり、
    前記二次巻線を巻付けた後の状態において、前記第1の面は前記第1の直線部により前記二次スプールの高電圧側端部の外周側に折れ曲がり、前記第2の面は前記第1の面の前記高電圧側端部反対側を向く部分と対向するように前記第2の直線部により折れ曲がっていることを特徴とする内燃機関用点火コイル。
  3. 前記第1の面および前記第2の面は平板状に形成され、前記第1の面は前記二次スプールの低電圧側に折れ曲がっていることを特徴とする請求項記載の内燃機関用点火コイル。
  4. 前記取付部は円板状に形成されて円周の一部が弓状に切欠かれており、前記第2の面は前記切欠の弦に沿うように前記第2の直線部により折曲げられ、前記第2の面の前記第2の直線部からの長さは前記切欠の弦長にほぼ等しいか弦長以下であることを特徴とする請求項または記載の内燃機関用点火コイル。
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