JPH1140445A - 内燃機関用点火コイル - Google Patents

内燃機関用点火コイル

Info

Publication number
JPH1140445A
JPH1140445A JP9195789A JP19578997A JPH1140445A JP H1140445 A JPH1140445 A JP H1140445A JP 9195789 A JP9195789 A JP 9195789A JP 19578997 A JP19578997 A JP 19578997A JP H1140445 A JPH1140445 A JP H1140445A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
coil
ignition coil
corner
outer peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9195789A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3795639B2 (ja
Inventor
Kazuhide Kawai
川井  一秀
Kazutoyo Osuga
一豊 大須賀
Masaru Okamoto
勝 岡本
Toshio Senda
寿夫 千田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Uchiyama Manufacturing Corp
Denso Corp
Original Assignee
Uchiyama Manufacturing Corp
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Uchiyama Manufacturing Corp, Denso Corp filed Critical Uchiyama Manufacturing Corp
Priority to JP19578997A priority Critical patent/JP3795639B2/ja
Publication of JPH1140445A publication Critical patent/JPH1140445A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3795639B2 publication Critical patent/JP3795639B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 点火コイルの径方向の体格を大型化すること
なく外周コアの軸方向の端部内周角部付近の樹脂絶縁材
にクラックが発生することを抑制し、所望の高電圧を発
生する組付けの容易な点火コイルを提供する。 【解決手段】 二次コイル21の高電圧側に位置する外
周コア25の端部内周角部は角部材50で覆われ、低電
圧側に位置する外周コア25の端部内周角部は角部材
(55)で覆われているので、外周コア25はエポキシ
樹脂26と直接接していない。角部材50(55)は、
ゴムリング51(56)、ならびに金属リング52(5
7)から構成されている。したがって、外周コア25の
両端部内周角部付近のエポキシ樹脂26にクラックが発
生することを防止し、所望の高電圧を発生することがで
きる。さらに、金属リング52(57)の補強により角
部材50(55)が変形しないので、角部材50(5
5)の組付けが容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関用点火コ
イルに関し、特にプラグホールに直接搭載するスティッ
ク状の内燃機関用点火コイルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスティック状の内燃機関用点火コ
イル(以下、「内燃機関用点火コイル」を点火コイルと
いう)として、軸中心に棒状のコアを配設し、その外周
に一次コイルおよび二次コイルを巻回した樹脂製のスプ
ール、さらにその外周に外周コアを配設し、点火コイル
のハウジング内に部材間の絶縁材として樹脂を充填する
ものが知られている。ハウジング内に充填する樹脂は絶
縁材としてだけではなく、コイルの線材間に浸透しコイ
ルの巻線崩れを防ぐ役割を果たしている。
【0003】外周コアはハウジング内で直接樹脂絶縁材
と接しているので、線膨張率の異なる外周コアと樹脂絶
縁材とが温度変化により膨張および収縮を繰り返すと、
外周コアの端部角部と接する樹脂絶縁材に絶縁欠損部で
あるクラック(crack) が発生することがある。低電圧部
である外周コアと接する樹脂絶縁材にクラックが発生す
ると、高電圧部である二次コイルや高圧ターミナルと外
周コアとの間でクラックを通って放電する恐れがある。
高電圧部と低電圧部との間で放電が発生すると、二次コ
イルに発生する電圧が低下するので点火プラグに所望の
高電圧を印加できなくなる。
【0004】スティック状の点火コイルではないが、実
公昭59−30501号公報に開示される点火コイルで
は、コアの表面をエラストマー樹脂でオーバーコートす
ることによりコアの角部を覆っている。これにより、コ
アの角部とエポキシ樹脂とが直接接することを防止し、
コアの角部付近のエポキシ樹脂にクラックが発生するこ
とを抑制している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スティ
ック状の点火コイルはプラグホールの内径に合わせて外
径が規制されるので、実公昭59−30501号公報に
開示される点火コイルのように外周コアにコーティング
するとコーティングの厚み分点火コイルの外径が大きく
なるという問題がある。
【0006】本発明の目的は、点火コイルの径方向の体
格を大型化することなく外周コアの軸方向の端部内周角
部付近の樹脂絶縁材にクラックが発生することを抑制
し、所望の高電圧を発生する組付けの容易な点火コイル
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
点火コイルによると、一次コイルおよび二次コイルの外
周に配設される外周コアの軸方向両端部のうち少なくと
も一方の端部内周角部を弾性部材を有する角部材が覆う
ことにより、外周コアの端部内周角部に外周コアと線膨
張率の異なる樹脂絶縁材が直接接することを防止する。
さらに、線膨張率の異なる外周コアおよび樹脂絶縁材が
温度変化に伴い膨張および収縮を繰り返しても、外周コ
アと樹脂絶縁材との線膨張率の差を弾性部材が弾性変形
することにより吸収することができる。したがって、角
部材で覆われた外周コアの端部内周角部付近の樹脂絶縁
材に絶縁欠損部としてのクラックが発生することを抑制
できる。これにより、高電圧部としての二次コイルや高
圧ターミナル等と低電圧部としての外周コアとの間で放
電することを抑制できるので、二次コイルに発生する電
圧が低下することを防止し所望の高電圧を点火プラグに
印加できる。
【0008】変形しやすい弾性部材だけで角部材を構成
すると、組付ける際に角部材が変形しやすいので、角部
材の組付けが困難である。そこで、弾性部材とこの弾性
部材の変形を規制する補助部材とから角部材を構成する
ことにより、組付け時における角部材の変形を規制し、
点火コイルの組付けを容易にすることができる。さら
に、外周コアの端部内周角部だけを覆うことにより、点
火コイルの体格を径方向に拡大することなく外周コアの
端部内周角部付近の樹脂絶縁材にクラックが発生するこ
とを抑制できる。
【0009】本発明の請求項2記載の点火コイルによる
と、外周コアと弾性部材との間に補助部材が位置するこ
とにより、弾性部材よりも剛性が高く、かつ通常線膨張
率の小さい補助部材が直接樹脂絶縁材に接することを防
止できる。したがって、角部材に接する樹脂絶縁材にク
ラックが発生しにくい。。本発明の請求項3記載の点火
コイルによると、弾性部材および補助部材により角部材
を一体成形することにより、弾性部材と補助部材とが離
れないので角部材の変形を防止しつつ組付けがさらに容
易になる。
【0010】本発明の請求項4または5記載の点火コイ
ルによると、切欠部により径方向に適度な寸法自由度が
得られるため、外周コアへの組付けが容易になる。さら
に、外周コアと接触する補助部材を金属で形成したと
き、渦電流の発生を防止するとことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
実施例について図面に基づいて説明する。本発明の一実
施例による点火コイルを図1、図2および図3に示す。
図3に示す点火コイル10は、図示しないエンジンブロ
ックの上部に気筒毎に形成されたプラグホール内に収容
され、図示しない点火プラグと図3の下側で電気的に接
続している。
【0012】点火コイル10は樹脂材料からなる円筒状
のハウジング11を備えており、このハウジング11内
に形成された収容室11aに、コアとしての中心コア1
5、磁石16、17、二次スプール20、二次コイル2
1、一次スプール23、一次コイル24、外周コア25
等が収容されている。ハウジング11はトランス部13
に蓋部12が嵌合して構成されている。収容室11aに
充填されたエポキシ樹脂26は点火コイル10内の各部
材間に浸透し、樹脂絶縁材として部材間の電気絶縁を確
実なものとしている。
【0013】円柱状の中心コア15は薄い珪素鋼板を横
断面がほぼ円形となるように径方向に積層して組立てら
れている。磁石16、17は、コイルにより励磁されて
発生する磁束の方向とは逆方向の極性を有し、それぞれ
中心コア15の軸方向両端に装着されている。また、中
心コア15の外周を絶縁材としてゴム材18が覆ってい
る。
【0014】二次スプール20はゴム材18の外周に配
設されており、樹脂材料で成形されている。二次コイル
21は二次スプール20の外周に巻回されており、二次
コイル20の高電圧側にさらにダミーコイル22が一重
巻き程度に巻回されている。ダミーコイル22は二次コ
イル21とターミナルプレート40とを電気的に接続し
ている。単線ではなくダミーコイル22で二次コイル2
1とターミナルプレート40とを電気的に接続すること
により、二次コイル21とターミナルプレート40との
電気的接続部の表面積を大きくし、電気的接続部への電
界集中を避けている。
【0015】一次スプール23は二次コイル21の外周
に配設されており、樹脂材料で成形されている。二次コ
イル21の低電圧側に位置する一次スプール23の端部
に径方向外側に張出した鍔部23aが形成されている。
図2に示すように、鍔部23aは後述する角部材55を
嵌合する断面L字状の取付部23bを形成している。一
次コイル24は一次スプール23の外周に巻回されてお
り、ターミナル31を介して図示しないスイッチング回
路と電気的に接続されている。
【0016】外周コア25は一次コイル24のさらに外
側に装着されている。外周コア25は、薄い珪素鋼板を
筒状に巻回し巻回開始端と巻回終了端とを接続していな
いので軸方向に間隙を形成している。外周コア25は磁
石16の外周位置から磁石17の外周位置にわたる軸方
向長さを有する。外周コア25の軸方向両端部の端部内
周角部は角部材50、55で覆われているので、外周コ
ア25はエポキシ樹脂26と直接接していない。二次コ
イル21の高電圧側に位置する外周コア25の端部内周
角部は角部材50で覆われ、二次コイル21の低電圧側
に位置する外周コア25の端部内周角部は角部材55で
覆われている。
【0017】図1および図2に示すように、角部材5
0、55は、角部において断面L字状に形成された弾性
部材としてのゴムリング51、56、ならびに角部にお
いて断面L字状に形成された補助部材としての金属リン
グ52、57からなる。金属リング52、57はゴムリ
ング51、56の外周側に設けられ、ゴムリング51、
56は金属リング52、57の軸方向端部52a、57
aを包み込んでいるので、組付けた状態で金属リング5
2、57は外周コア25とゴムリング51、56との間
に位置している。したがって、金属リング52、57は
エポキシ樹脂26と直接接していない。
【0018】角部材50、55は、金属リングに接着
剤を塗布して接着剤を乾燥させ、接着剤の塗布面に焼
き付けによりゴムリングを貼付けることにより一体成形
されている。このように、ゴムリング51、56、なら
びに金属リング52、57から角部材50、55を構成
することにより、角部材50、55の変形が規制され
る。
【0019】また図4に示すように、金属リング52
は、円周の一部に切欠部52bが設けられているととも
に、この切欠部52bが外周コア25のスリット25a
とほぼ一致するように組付けられている。ゴムリング5
1にも金属リング52に合わせて切欠部51aが設けら
れている。これにより、金属リング52が外周コア25
と接触していることに起因する金属リング25の渦電流
の発生を防止でき、渦電流損による二次発生電圧の低下
を防止できる。またこの切欠部52bにより、径方向に
適度な寸法自由度が得られ、金属リング52の外周コア
25、あるいはハウジング11への組付け時に寸法公差
のばらつきを吸収でき、適度な嵌合状態が実現できる。
図示しないが、角部材55のゴムリング56、金属リン
グ57にもそれぞれ角部材50のゴムリング51、金属
リング52と同様に切欠部が形成されており、これら切
欠部が外周コア25のスリット25aとほぼ一致するよ
うに角部材55が組付けられている。
【0020】図3に示すように、制御信号入力用のコネ
クタ部30はプラグホールから突出するように蓋部12
に設けられており、このコネクタ30に一次コイル24
に制御信号を供給するターミナル31がインサート成形
されている。ターミナル31を介して一次コイル24へ
制御信号を供給するスイッチング回路は点火コイル10
の外部に設けられている。
【0021】高圧ターミナル41はトランス部13にイ
ンサート成形されている。ターミナルプレート40の中
央部は高圧ターミナル41を挿入する方向に折り曲げら
れた爪部を構成している。この爪部に高圧ターミナル4
1の先端が挿入することにより、高圧ターミナル41は
ターミナルプレート40と電気的に接続している。ダミ
ーコイル22の高電圧端の線材は、フュージングまたは
はんだ付け等でターミナルプレート40に電気的に接続
されている。スプリング42は高圧ターミナル41と電
気的に接続するとともにプラグホールに点火コイル10
を挿入した際に点火プラグと電気的に接続する。ハウジ
ング11の高電圧側開口端にゴムからなるプラグキャッ
プ19が装着されており、このプラグキャップ19に点
火プラグを挿入する。スイッチング回路から一次コイル
24に制御信号を供給すると二次コイル21に高電圧が
発生し、この高電圧がダミーコイル22、ターミナルプ
レート40、高圧ターミナル41、スプリング42を介
して点火プラグに印加される。
【0022】ここで、エポキシ樹脂26の線膨張率は珪
素鋼板から形成された外周コア25の線膨張率よりも大
きいので、外周コア25の両端部内周角部が角部材5
0、55で覆われておらず、エポキシ樹脂26が外周コ
ア25の両端部内周角部と直接接していると、温度変化
により外周コア25およびエポキシ樹脂26が膨張およ
び収縮を繰り返すことにより外周コア25の両端内周角
部と接しているエポキシ樹脂26にクラックが発生し易
い。外周コア25の両端内周角部と接しているエポキシ
樹脂26にクラックが発生すると、高電圧部である二次
コイル21の高電圧側、ダミーコイル22、ターミナル
プレート40または高圧ターミナル41と低電圧部であ
る外周コア25との間でクラックを通って放電すること
がある。高電圧部と低電圧部との間で放電すると、二次
コイルに発生する電圧が低下するので点火プラグに所望
の高電圧を印加できなくなる。
【0023】しかしながら本実施例では、外周コア25
の両端部内周角部を角部材50、55で覆い、外周コア
25の両端部内周角部とエポキシ樹脂26が直接接する
ことを防止している。さらに、外周コア25とエポキシ
樹脂26の線膨張率の差を角部材50、55を構成する
ゴムリング51、56が弾性変形することにより吸収す
ることができる。さらに、ゴムリング51、56が金属
リング52、57を包み込み、金属リング52、57が
直接エポキシ樹脂26と接することを防止しているの
で、角部材50、55と接するエポキシ樹脂26からク
ラックが発生することを防止している。したがって、外
周コア25の両端部内周角部付近のエポキシ樹脂26に
クラックが発生しないので、二次コイル21の高電圧
側、ダミーコイル22、ターミナルプレート40または
高圧ターミナル41と外周コア25との間で放電するこ
とを抑制できる。したがって、点火プラグに所望の高電
圧を印加することができる。
【0024】さらに、ゴムリング51、56、ならびに
金属リング52、57から角部材50、55が一体成形
されているので、角部材50、55を組付ける際に角部
材50、55が変形することを規制できるとともに、ゴ
ムリング51、56と金属リング52、57とが離れて
ばらばらになることを防止できる。したがって、例えば
一次スプール23の取付部23bに角部材55を嵌合し
た組立体をハウジング11内に挿入しても、角部材55
が捩じれたり取付部23bから脱落しにくい。このよう
に容易に変形するゴムリング51、56を金属リング5
2、57で補強し、ゴムリング51、56の変形を規制
することにより、組付ける際の角部材50、55の変形
を防止できる。したがって、点火コイル10の組付けが
容易になるとともに、ロボット等を用いた点火コイルの
自動組み立てが可能になるので、点火コイルの大量生産
に好適である。
【0025】また、外周コア25の全面ではなく両端部
内周角部だけを角部材50、55で覆っているので、点
火コイルの径が拡大しない。本実施例では、金属リング
52、57にゴムリング51、56を貼り付けて角部材
を一体成形したが、金属リングにゴムリングを嵌合する
構成を採用してもよい。また、角部材を構成する弾性部
材をゴムで形成したが、ゴムに代えてエラストマー樹脂
を用いてもよい。また金属に代えて硬質樹脂を用いて補
助部材を成形してもよい。
【0026】本実施例では、外周コア25の両端部内周
角部を角部材で覆ったが、外周コア25のいずれか一方
の端部内周角部だけを角部材で覆うことも可能である。
また本実施例では、外周コア25の両端部内周角部を覆
ったが、径方向に制限がない場合、例えば本実施例の二
次コイル低電圧側の外周コアの端部を断面コ字状の角部
材で覆うようにしてもよい。
【0027】さらに図5に示す変形例のように、金属リ
ング52のみに切欠部52bを設け、ゴムリング58に
切欠部を設けず連続した環状に構成してもよい。この場
合にも、金属リング52およびゴムリング58の両方に
切欠部を設けた場合と同等の効果を得ることができる。
金属リング57側のゴムリングも切欠部を設けず連続し
た環状に構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の一実施例による点火コイルの
高電圧側示す模式的断面図であり、(B)は(A)のB
線部分の拡大図である。
【図2】(A)は本実施例による点火コイルの低電圧側
を示す断面図であり、(B)は(A)のB線部分の拡大
図である。
【図3】本実施例による点火コイルを示す断面図であ
る。
【図4】本実施例による角部材構造を示す斜視図であ
る。
【図5】本実施例の変形例による角部材構造を示す斜視
図である。
【符号の説明】
10 点火コイル 11 ハウジング 15 中心コア(コア) 16、17 磁石 20 二次スプール 21 二次コイル 23 一次スプール 24 一次コイル 25 外周コア 25a 間隙 26 エポキシ樹脂(樹脂絶縁材) 50、55 角部材 51、56 ゴムリング(弾性部材) 52、57 金属リング(補助部材) 52b 切欠部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 勝 岡山県岡山市江並338番地 内山工業株式 会社内 (72)発明者 千田 寿夫 岡山県岡山市江並338番地 内山工業株式 会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の点火装置に印加する高電圧を
    発生する内燃機関用点火コイルであって、 棒状のコアと、 前記コアの外周に配設された一次スプール、および二次
    スプールと、 前記一次スプールに巻回された一次コイル、および前記
    二次スプールに巻回された二次コイルと、 前記一次コイルおよび前記二次コイルの外周に配設され
    る外周コアと、 前記点火コイル内に充填された樹脂絶縁材と、 前記外周コアの軸方向両端部のうち少なくとも一方の端
    部内周角部を覆い、弾性部材、ならびに前記弾性部材の
    形状変化を規制する補助部材を有する角部材と、 を備えることを特徴とする内燃機関用点火コイル。
  2. 【請求項2】 前記補助部材は前記外周コアと前記弾性
    部材との間に位置することを特徴とする請求項1記載の
    内燃機関用点火コイル。
  3. 【請求項3】 前記角部材は前記弾性部材および前記補
    助部材から一体成形されることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の内燃機関用点火コイル。
  4. 【請求項4】 前記補助部材は、一部に切欠部を備える
    リング状であることを特徴とする請求項1、2または3
    記載の内燃機関用点火コイル。
  5. 【請求項5】 前記外周コアは軸方向に間隙を備え、前
    記補助部材の切欠部は前記外周コアの間隙とほぼ一致し
    て設けられていることを特徴とする請求項4記載の内燃
    機関用点火コイル。
JP19578997A 1997-07-22 1997-07-22 内燃機関用点火コイル Expired - Fee Related JP3795639B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19578997A JP3795639B2 (ja) 1997-07-22 1997-07-22 内燃機関用点火コイル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19578997A JP3795639B2 (ja) 1997-07-22 1997-07-22 内燃機関用点火コイル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1140445A true JPH1140445A (ja) 1999-02-12
JP3795639B2 JP3795639B2 (ja) 2006-07-12

Family

ID=16347011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19578997A Expired - Fee Related JP3795639B2 (ja) 1997-07-22 1997-07-22 内燃機関用点火コイル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3795639B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009105373A (ja) * 2007-10-01 2009-05-14 Denso Corp 点火コイル

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009105373A (ja) * 2007-10-01 2009-05-14 Denso Corp 点火コイル

Also Published As

Publication number Publication date
JP3795639B2 (ja) 2006-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1253606B1 (en) Stick-type ignition coil having improved structure against crack or dielectric discharge
JP2009038199A (ja) 点火コイル
US6522232B2 (en) Ignition apparatus having reduced electric field HV terminal arrangement
JP2005159030A (ja) 点火コイル
US7626481B2 (en) Ignition coil
JP3550643B2 (ja) 内燃機関用点火コイル
JP4747987B2 (ja) 点火コイル
US20030070665A1 (en) Pencil ignition coil having retention and tactile feel insertion features
JP4441872B2 (ja) スティック形点火コイル及びその円筒部材
JP2003297654A (ja) 内燃機関用点火装置
JP3484938B2 (ja) 内燃機関用点火コイル
JPH1140445A (ja) 内燃機関用点火コイル
JP2000130303A (ja) 点火コイル
JP3629983B2 (ja) 点火コイル
JP2009135207A (ja) 点火コイル
JP4032692B2 (ja) 点火コイル
JP3587024B2 (ja) 内燃機関用点火コイル
KR20060041686A (ko) 스틱형 점화 코일 및 이의 단자 조립체
JPH11230015A (ja) 内燃機関用点火コイル
JPH10112414A (ja) 点火コイル
JPH09246074A (ja) 内燃機関用点火コイル
JP2008025495A (ja) 内燃機関用点火コイル
JP4020998B2 (ja) 内燃機関用点火コイル
JPH09167711A (ja) 内燃機関用点火コイル
JP3546665B2 (ja) 内燃機関用点火コイル

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060322

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060324

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060413

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees