JP4747987B2 - 点火コイル - Google Patents
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Description
しかしながら、上記従来の外部縦置きタイプの点火コイルにおいては、点火コイルがエンジンから大きく突出し、他部品と干渉するおそれがある。
しかしながら、特許文献1においては、上記外周コアをどのように配置するかについては何らの記載がない。すなわち、外部横置きタイプの点火コイルにおいて、その大型化を防止し、その性能を高く維持するためには、外周コアをどのように配置するかが重要な問題となる。
上記接続端子部は、上記コイル本体部の軸方向に対して垂直な方向に突出して形成してあり、
上記一次コイル及び二次コイルは、内外周に重ねて同一軸線上に配置してあり、
上記一次コイル及び二次コイルの内周側には、磁性体からなる中心コアが配置してあり、
上記コイルケースは、上記一次コイル及び二次コイルを収容する筒状ケース部と、該筒状ケース部の外周から、該筒状ケース部の軸方向に対して垂直な方向に突出して形成した端子用ケース部とを有しており、
上記筒状ケース部の内周又は外周には、該内周又は外周に沿って上記接続端子部の配設部位を除いて、上記筒状ケース部の半周分よりも周方向に長く形成した断面C形状の磁性体からなる外周コアが配置してあることを特徴とする点火コイルにある(請求項1)。
本発明において、上記外周コアは、上記筒状ケース部の外周に沿って配置してあると共に、その軸方向に沿って形成した切欠き部を有しており、上記端子用ケース部は、上記切欠き部内に配置することができる(請求項2)。
この場合には、筒状ケース部の外周に安定して外周コアを配置することができ、コイル本体部の大型化を防止することができる。
この場合には、筒状ケース部の内周に安定して外周コアを配置することができ、コイル本体部の大型化を防止することができる。
この場合には、コネクタ部が点火コイルの外周方向に突出することを防止し、コイル本体部がエンジンから突出する量を小さくすることができる。また、フランジ部により、当該点火コイルを振動に対して強固にエンジンに固定することができる。
この場合には、コネクタ部からエンジンの電子制御ユニット(ECU)等へ配線するワイヤハーネスの取り廻し性を向上させることができる。
(実施例1)
本例の点火コイル1は、図1、図2に示すごとく、一次コイル21及び二次コイル22を熱可塑性樹脂からなるコイルケース3内に収容してなるコイル本体部11と、二次コイル22における高電圧巻線端部222とスパークプラグとを導通させる接続端子部12とを備えている。点火コイル1は、接続端子部12をエンジンのカムカバー8のプラグホール81内に挿入配置すると共に、コイル本体部11をプラグホール81の外部に配置して用いるよう構成してある。
そして、本例の点火コイル1においては、コイルケース3の外周面315には、この外周面315に沿って接続端子部12の配設部位を除いて、磁性体からなる外周コア24を配置している。
図1、図2に示すごとく、本例の点火コイル1は、コイル本体部11をプラグホール81の外部に配置し、接続端子部12をコイル本体部11の軸方向Lに対して垂直な方向に突出して形成してなる外部横置きタイプのものである。
コイル本体部11において、上記一次コイル21は、断面円環状の樹脂からなる一次スプール211の外周に、絶縁被覆した一次巻線を巻回してなる。上記二次コイル22は、断面円環状の樹脂からなる二次スプール221の外周に、絶縁被覆した二次巻線を巻回してなる。また、二次巻線は、一次巻線よりも細径であり、二次スプール221には、一次巻線よりも多い巻回数で二次巻線が巻回してある。
また、図1に示すごとく、中心コア23の軸方向両端には、磁性体からなるサイドコア25がそれぞれ配設してあり、各サイドコア25の径方向の端面は、外周コア24の内周面に対向している。そして、中心コア23、一対のサイドコア25及び外周コア24により、一次コイル21への通電及びその遮断を行ったときに生ずる磁束を通過させるための磁気回路を形成する。
図1、図2に示すごとく、本例のコイルケース3は、一次コイル21及び二次コイル22を収容する筒状ケース部31と、この筒状ケース部31の外周面315から、筒状ケース部31の軸方向Lに対して垂直な方向に突出して形成した端子用ケース部32とを有している。筒状ケース部31は、有底筒形状を有しており、その軸方向一端部に開口部310を形成してなると共に、その軸方向他端部に底部311を形成してなる。また、接続端子部12は、端子用ケース部32に配設してある。
また、イグナイタ41における複数の導電ピンは、コネクタ部42内にインサート成形した導電ピンと導通してある。
そして、端子用ケース部32は、切欠き部241内に配置してあり、切欠き部241を介して径方向外方へ突出している。
また、上記補強リブ331により補強を行ったフランジ部33により、点火コイル1を振動に対して強固にエンジンのカムカバー8に固定することができる。
本例は、図3、図4に示すごとく、上記外周コア24を、上記接続端子部12の配設部位を除き、上記コイルケース3の内周面316に沿って配置した例である。外周コア24は、端子用ケース部32に対向する周方向位置に、上記切欠き部241を有している。そして、外周コア24の切欠き部241に対向して、接続端子部12における高電圧端子52が配置してある。
また、本例の筒状端子ケース51は、樹脂の一体成形により、コイルケース3から延長形成してある。
この中間端子55は、高電圧端子52の導通部522を挟持する一対の挟持部551を、コイル本体部11の軸方向Lに向けて形成してなると共に、一対の挟持部551同士の間に、高電圧端子52の導通部522をスライドさせるためのスリット552を形成してなる。
本例においても、その他の構成は上記実施例1と同様であり、上記実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
11 コイル本体部
12 接続端子部
21 一次コイル
22 二次コイル
23 中心コア
24 外周コア
241 切欠き部
3 コイルケース
31 筒状ケース部
310 開口部
311 底部
32 端子用ケース部
33 フランジ部
331 補強リブ
4 イグナイタケース
41 イグナイタ
42 コネクタ部
51 筒状端子ケース
52 高電圧端子
8 エンジンのカムカバー
81 プラグホール
L 軸方向
Claims (5)
- 一次コイル及び二次コイルをコイルケース内に収容してなるコイル本体部と、上記二次コイルにおける高電圧巻線端部とスパークプラグとを導通させる接続端子部とを備え、該接続端子部をエンジンのプラグホール内に挿入配置すると共に、上記コイル本体部を上記プラグホールの外部に配置して用いる点火コイルにおいて、
上記接続端子部は、上記コイル本体部の軸方向に対して垂直な方向に突出して形成してあり、
上記一次コイル及び二次コイルは、内外周に重ねて同一軸線上に配置してあり、
上記一次コイル及び二次コイルの内周側には、磁性体からなる中心コアが配置してあり、
上記コイルケースは、上記一次コイル及び二次コイルを収容する筒状ケース部と、該筒状ケース部の外周から、該筒状ケース部の軸方向に対して垂直な方向に突出して形成した端子用ケース部とを有しており、
上記筒状ケース部の内周又は外周には、該内周又は外周に沿って上記接続端子部の配設部位を除いて、上記筒状ケース部の半周分よりも周方向に長く形成した断面C形状の磁性体からなる外周コアが配置してあることを特徴とする点火コイル。 - 請求項1において、上記外周コアは、上記筒状ケース部の外周に沿って配置してあると共に、その軸方向に沿って形成した切欠き部を有しており、
上記端子用ケース部は、上記切欠き部内に配置してあることを特徴とする点火コイル。 - 請求項1において、上記外周コアは、上記筒状ケース部の内周に配置してあると共に、上記端子用ケース部に対向する周方向位置に、当該外周コアの軸方向に沿って形成した切欠き部を有していることを特徴とする点火コイル。
- 請求項1〜3のいずれか一項において、上記筒状ケース部は、その軸方向一端部に開口部を形成してなると共に、その軸方向他端部に底部を形成してなり、
上記開口部には、当該点火コイルを外部に電気接続するためのコネクタ部が配置してあり、上記底部には、当該点火コイルをエンジンに固定するためのフランジ部が形成してあることを特徴とする点火コイル。 - 請求項4において、上記コネクタ部は、上記開口部から上記コイル本体部の軸方向に向けて配置してあることを特徴とする点火コイル。
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